JPH09268431A - 抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法 - Google Patents

抄紙フェルト用ポリアミド繊維及びその製造方法

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JPH09268431A
JPH09268431A JP7343896A JP7343896A JPH09268431A JP H09268431 A JPH09268431 A JP H09268431A JP 7343896 A JP7343896 A JP 7343896A JP 7343896 A JP7343896 A JP 7343896A JP H09268431 A JPH09268431 A JP H09268431A
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heat
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JP7343896A
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Shinji Sano
眞二 佐野
Tetsuhiro Yoshida
哲弘 吉田
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抄紙用フェルトを製造する工程で与えられ
る熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工程に
おける収縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸
法安定性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造する
ことができる。 【解決手段】 ポリアミド系ブロック共重合体からな
る抄紙フェルト用繊維であって、沸騰水収縮率が3.5
%以下であり、かつ伸度が110〜180%である。そ
の抄紙フェルト用繊維は、ポリアミド系ブロック共重合
体を溶融紡糸し延伸した後に、弛緩状態で110℃以上
の湿熱下で熱処理することにより製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙フェルト用ポ
リアミド繊維及びその製造方法に関するものである。詳
しくは、ポリアミド系ブロック共重合体からなる繊維で
あって抄紙フェルトのバット層用として好適な物性を有
するポリアミド繊維及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、抄紙機のウェットパートにおける
プレス部のプレスフェルトとして使用されている抄紙用
フェルトは、湿紙を搬送し、一対のプレスロールのニッ
プ圧下で湿紙の水分を絞り取る機能を有している。この
抄紙用フェルトは、かっての羊毛製の織フェルトから合
成繊維製のニードルフェルトへと移り変わってきてお
り、ナイロン6繊維やナイロン66繊維が構成素材とし
て用いられることが多い。
【0003】しかし、昨今の抄紙技術においては、高い
搾水性及びフェルト表面均一性はもちろん、さらに高い
耐久性をも兼ね備えていることが要求され、ナイロン6
繊維やナイロン66繊維の他に種々の繊維素材が提案さ
れている。
【0004】例えば、WO90/06398号公報で
は、ポリアミド系のポリエーテルブロック共重合体から
なる繊維を使用することが提案されている。このポリア
ミド系のポリエーテルブロック共重合体からなる繊維
は、弾性回復性が良いので圧縮弾性回復性に優れ、ニー
ドリング性も良好である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリア
ミド系のポリエーテルブロック共重合体は、通常の方法
で溶融紡糸し延伸し捲縮加工して短繊維とした原綿で
は、熱に対する収縮率が7%あるいはそれ以上のように
大きく、切断伸度が80〜100%程度であるので、フ
ェルトを製造する工程で基布とニードリングし、洗浄・
化学処理、樹脂加工、さらに乾燥・仕上げ加工する工程
において熱を受けて大幅に収縮してしまい、フェルト品
位を悪化させるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記のような従来技術
の欠点を解消し、抄紙用フェルトを製造する工程で与え
られる熱に対しても安定していて、そのフェルト製造工
程における収縮が防止でき、フェルト品位や耐久性が良
好な抄紙用フェルトを製造できる抄紙フェルト用ポリア
ミド繊維、及びその製造方法の提供を、主たる目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の抄紙フェルト用ポリアミド繊維は、ポリア
ミド系ブロック共重合体からなる繊維であって、沸騰水
収縮率が3.5%以下かつ伸度が110〜180%であ
ることを特徴とする。さらに、その製造方法は、ポリア
ミド系ブロック共重合体を溶融紡糸し延伸した後に、弛
緩状態で110℃以上の湿熱下で熱処理することを特徴
とする。そのポリアミド系ブロック共重合体は、ナイロ
ン12系のポリエーテルブロック共重合体であることが
好ましい。また、延伸の後、かつ、湿熱下での熱処理の
前に、捲縮付与を行うことが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いるポリアミド系ブロ
ック共重合体としては、ポリエーテルポリアミドブロッ
ク共重合体が好ましい。かかるポリエーテルポリアミド
ブロック共重合体は、ナイロン6,ナイロン66,ナイ
ロン11,ナイロン12などのポリアミド成分からなる
ハードセグメントと、ポリエーテル成分からなるソフト
セグメントとを持つブロック共重合体であって、一般的
な化学構造単位は次のとおりである。
【0009】
【化1】 ここで、PAはポリアミド成分であるハードセグメント
を、PEはポリエーテル成分であるソフトセグメントを
示す。
【0010】しかし、このハードセグメントをなすポリ
アミド成分は、上記に限定されるものではなく、例えば
テレフタル酸,イソフタル酸,シュウ酸,アジピン酸,
セパシン酸,1,4−シクエオヘキシルジカルボン酸の
ごときジカルボン酸などとエチレンジアミン,ペンタメ
チレンジアミンのごときジアミンとの重縮合体、ラウロ
ラクタムのごとき環状ラクタムの重合体、アミノエナン
ト酸,アミノノナン酸,アミノデカン酸のごときアミノ
カルボン酸の重縮合体、あるいはこれらの重合体の共重
合体などであってもよいが、特にナイロン12が好まし
い。
【0011】ソフトセグメントをなすポリエーテル成分
は、その出発原料として、ビス(3−アミノプロピル)
−ポリテトラヒドロフランの混合物,ビス(3−アミノ
プロピル)−ポリプロピレンオキサイドや、ポリオキシ
プロピレングリコール,ポリオキシテトラメチレングリ
コールなどのポリエチレングリコールが挙げられる。
【0012】そのポリエーテルポリアミドブロック共重
合体は、上述のポリアミド成分出発原料とポリエーテル
含有ジアミンおよびジカルボン酸との縮重合反応により
製造されるものであり、そのポリエーテル成分の共重合
量は8〜60重量%とすることが好ましい。その共重合
量が8重量%未満では、繊維の弾性回復性が小さくなる
ので、これを使用したフェルトの圧縮弾性回復性やその
耐久性が不十分となる。逆に60重量%を超えるとフェ
ルトの剛性が失われ、また弾性変形量が大きくなりすぎ
フェルトとしての形態保持が困難となり易く、好ましく
ない。
【0013】本発明のポリアミド繊維は沸騰水収縮率が
3.5%以下であることを要する。沸騰水収縮率が3.
5%を超える場合は、熱に対する繊維の収縮が大きいた
め該繊維を用いて製造したフェルトは仕上げ工程などで
加えられる熱によりフェルトの表面品位が悪化するし、
さらにフェルト全体の形態が不安定なものとなる。特に
2.0%以下が好ましい。
【0014】さらに、本発明のポリアミド繊維は伸度が
110〜180%であることを要する。伸度が110%
未満の場合、フェルトで長期使用した場合にフィブリル
化し易くフェルトとしての寿命が十分でない。180%
を超えるとフェルトを製造する際のカード通過性が悪化
し、またニードルパンチ工程でゴム弾性状に伸び交絡性
悪化をもたらし易いので、フェルト品位が不満足なもの
となる。特に120〜170%が好ましい。
【0015】本発明のポリアミド繊維の単糸繊度は、特
に限定するものではないが、フェルトの圧力分布の均一
性や弾性回復性,耐久性を良好とし印刷時の紙へのマー
ク障害を回避しするためには、4〜50dの範囲内であ
ることが好ましい。
【0016】本発明のポリアミド繊維の断面形状は、通
常の丸断面,偏平断面,三角断面,十字断面,中空断面
など、特に限定するものではないが、紡糸時のポリマに
与えられる結晶化歪みが少ない点から丸断面が好まし
い。
【0017】本発明のポリアミド繊維は、弛緩状態での
110℃以上の湿熱下での熱処理によって沸騰水収縮率
及び伸度を所望の水準にすることができるならば、他の
ポリマと複合紡糸された繊維であってもよい。例えば、
芯鞘型複合形態、並列型複合携帯、海島型複合形態、分
割型複合形態、層状の複合形態などであってもよい。
【0018】本発明のポリアミド繊維は、抄紙フェルト
のバッド層用として供される時に短繊維とされるが、そ
の繊維長は特に限定するものではないが、カード工程の
通過性の点から、一般に38〜152mm程度とすること
が好ましい。その短繊維状の場合、その繊維に捲縮が付
与されていることが好ましく、カード工程の通過性の点
から、捲縮数は一般に7〜15山/25mm程度が好まし
く、捲縮率は一般に8〜20%が好ましい。
【0019】次に、本発明のポリアミド繊維の製造方法
について説明する。前述したポリアミド系ブロック共重
合体のポリマを用いて溶融紡糸し、延伸する方法により
製糸する。
【0020】その溶融紡糸方法は、通常の熱可塑性ポリ
マの紡糸方法と同様の方法で行えばよい。例えば、チッ
プ状のポリマをエクストルーダやプレッシャメルタ方式
の紡糸機で溶融させ、紡糸口金を介して複数本吐出さ
せ、冷却固化させて繊維状物とする。そして、一旦、未
延伸糸としボビンやドラムなどで巻取り、あるいは缶な
どに収納させた後、単独であるいは複数本引き揃えて延
伸する。また、溶融吐出の後に、高速紡糸装置や直接紡
糸延伸装置を用いた1工程法によって配向された繊維と
してもよい。その後に、押込み捲縮等の手段によって捲
縮が付与される。
【0021】その後に、弛緩状態で110℃以上の湿熱
下で熱処理をする必要がある。ここで、弛緩状態とは、
熱処理時に繊維がほぼ自由な形態あるいは物性が変化し
得る状態にあることであり、例えば、繊維がループ状あ
るいは捲縮がかかったトウの状態でベルト上に無緊張状
態に積載されて熱処理されることや、切断された短繊維
状で長さ方向の束縛を受けない状態で積載されて熱処理
されることが挙げられる。
【0022】その湿熱処理の温度が110℃未満の場合
は、沸騰水収縮率を所望水準まで下げ、伸度を所望水準
まで高めることが難しく、本発明の所期の目的が達成困
難となる。その温度の上限は特に限定されるものではな
いが、本発明で用いるポリアミド系のブロック共重合体
が比較的低い融点を有することから、高くても180℃
以下とすることが好ましい。特に、120〜150℃が
好ましい。また、その熱処理は、比較的低目の温度でも
十分な熱処理効果が得られ易いことから湿熱下で行うこ
とが必要である。即ち、湿熱処理法は繊維への熱処理効
果が高く、DSCによって実質熱履歴温度を測定する
と、同一温度での乾熱処理法に比較して、20℃程度高
い温度で処理したと同等の効果が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、各特性値については次の方法により測定し
た。
【0024】(1) 繊度: JIS L1015の7−5
−1Aの方法で測定する。 (2) 繊維の強度、伸度: JIS L1015の7−7
−1の方法で測定する。 (3) 捲縮数、捲縮率: JIS L1015の7−6−
15の方法で測定する。その際の定荷重は150mg/
d、初荷重は2mg/dとする。
【0025】(4) 短繊維の繊維長: JIS L101
5の7−4−1の方法で測定する。 (5) 沸騰水収縮率: JIS L1015の7−15
(1) の方法に準じて測定する。処理条件は98±2℃の
沸騰水、20分間とする。
【0026】(6) 示差走査熱量分析(DSC)による実
質熱履歴温度: Perkin Elmer社製の示差走査熱量分析
装置DSC−2C型で、昇温温度40℃/min、細かく刻
んだ試料10mgの条件でDSC測定する。DSC昇温過
程での微結晶の融解ピーク(微小吸熱ピーク)を実質熱
処理温度とする。
【0027】[実施例1]ポリアミド系のブロック共重
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”6333を用
い、270℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/min で引き取った。この未延伸トウを複数
本引き揃えて、3.7倍に延伸し、捲縮付与した後、1
30℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2)下で20分間、
湿熱処理した後に、切断して短繊維とした。
【0028】得られた短繊維は単糸繊度が15d、繊維
長が64mmであって、沸騰水収縮率は0.9%,伸度は
160%、捲縮数は12山/25mm、捲縮率は13%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
【0029】この短繊維をカード工程において均一なウ
ェブ(バット層)とし、ナイロン66のフィラメントヤ
ーンで作成された基布にニードリングさせて絡合させ
た。この絡合させた状態のフェルトを150℃でヒート
セットさせたところ寸法変化はみられなかった。
【0030】そこで、その絡合させて得られたフェルト
を通常の方法で洗浄、化学処理し、樹脂加工し、乾燥、
仕上げ加工して抄紙用フェルトを製造したところ、その
工程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法の安定したフェルトが得られた。
【0031】[比較例1]実施例1と同じポリマから同
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱処理を行わずに切断して短繊維を製造した。得られた
短繊維の単糸繊度は12.7dであって、沸騰水収縮率
は7.5%と高く、伸度は66%と低かった。DSCに
よる微結晶の融解ピークは現れなかった。
【0032】この短繊維を実施例1と同様にしてウェブ
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が大幅に収縮し捲縮数が減少した。
【0033】また、絡合させた状態のフェルトを用いて
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、表面品位が悪化し弾力性のないフェルトとなり、し
かも、フェルトが反ってしまった。
【0034】[比較例2]実施例1と同じポリマから同
じ条件で溶融紡糸し延伸、捲縮付与したが、その後の湿
熱熱処理の代わりに150℃での定長乾熱処理を行な
い、その後、切断して短繊維とした。
【0035】得られた短繊維の単糸繊度は13.0dで
あって、沸騰水収縮率は4.0%と高く、伸度は80%
と低かった。その実質熱履歴温度は160℃であったが
捲縮が伸びきった状態となっていた。その後に再度、捲
縮付与を試みたが、結晶化が進んだ状態であるために良
好な捲縮は得られず、カード通過性が不良であった。
【0036】この短繊維を実施例1と同様にしてウェブ
にして基布にニードリングして絡合させ、その絡合させ
た状態のフェルトを150℃でヒートセットさせたとこ
ろ、繊維が収縮し捲縮数が減少した。
【0037】また、絡合させた状態のフェルトを用いて
実施例1と同様にして抄紙用フェルトを製造したとこ
ろ、比較例1と同様に表面品位が悪化し弾力性のないフ
ェルトとなってしまった。
【0038】[実施例2]ポリアミド系のブロック共重
合体として、ナイロン12・ポリエーテルブロック共重
合体である東レ(株)製“ペバックス”4033を用
い、250℃に加熱した100孔の紡糸口金から、繊維
状に溶融吐出させ、冷却固化させた後、未延伸トウとし
て600m/分で引き取った。この未延伸トウを複数本
引き揃えて、4.0倍で延伸し捲縮付与した後、130
℃の飽和水蒸気(2.7kg/cm2 )下で20分間、湿熱
処理した後、切断して短繊維とした。
【0039】得られた短繊維の単糸繊度は15d、繊維
長は64mmであって、沸騰水収縮率は2.0%,伸度は
170%、捲縮数は15山/25mm、捲縮率は12%であ
った。DSCによる実質熱履歴温度は160℃であっ
た。
【0040】この短繊維を実施例1と同様にして抄紙用
フェルトを製造したところ、実施例1と同様に、その工
程途中においてフェルトの収縮や捲縮の低下はみられ
ず、品位が良好で寸法が安定したフェルトが得られた。
【0041】
【発明の効果】本発明の抄紙フェルト用ポリアミド繊維
は、抄紙用フェルトを製造する工程で与えられる熱に対
しても安定していて、そのフェルト製造工程における収
縮や捲縮の低下が防止でき、フェルト品位、寸法安定
性、耐久性等が良好な抄紙用フェルトを製造することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド系ブロック共重合体からな
    る繊維であって、沸騰水収縮率が3.5%以下かつ伸度
    が110〜180%であることを特徴とする抄紙フェル
    ト用ポリアミド繊維。
  2. 【請求項2】 ポリアミド系ブロック共重合体がナイ
    ロン12系のポリエーテルブロック共重合体であること
    を特徴とする請求項1記載の抄紙フェルト用ポリアミド
    繊維。
  3. 【請求項3】 ポリアミド系ブロック共重合体を溶融
    紡糸し延伸した後に、弛緩状態で110℃以上の湿熱下
    で熱処理することを特徴とする抄紙フェルト用ポリアミ
    ド繊維の製造方法。
  4. 【請求項4】 湿熱下での熱処理を、繊維の沸騰水収
    縮率が3.5%以下かつ伸度が110〜180%となる
    まで行うことを特徴とする請求項3記載の抄紙フェルト
    用ポリアミド繊維の製造方法。
  5. 【請求項5】 延伸の後、かつ、湿熱下での熱処理の
    前に、捲縮付与を行うことを特徴とする請求項3又は4
    記載の抄紙フェルト用ポリアミド繊維の製造方法。
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