JP2514333Y2 - 固定具 - Google Patents

固定具

Info

Publication number
JP2514333Y2
JP2514333Y2 JP1988026837U JP2683788U JP2514333Y2 JP 2514333 Y2 JP2514333 Y2 JP 2514333Y2 JP 1988026837 U JP1988026837 U JP 1988026837U JP 2683788 U JP2683788 U JP 2683788U JP 2514333 Y2 JP2514333 Y2 JP 2514333Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
connector
wire harness
panel
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988026837U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01131222U (ja
Inventor
政彦 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1988026837U priority Critical patent/JP2514333Y2/ja
Publication of JPH01131222U publication Critical patent/JPH01131222U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2514333Y2 publication Critical patent/JP2514333Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、コネクタやワイヤハーネスをパネル等に
固定する場合に使用される固定具に係り、詳しくはコネ
クタとワイヤハーネスをパネル等に固定することが出来
る二機能を有し、それぞれの機能を別々に、あるいは同
時に使用することが可能な固定具に関するものである。
(従来の技術) 相互に接続したコネクタとワイヤハーネスとをパネル
に固定する場合には、通常、第3図に示すように、コネ
クタ固定具60にコネクタ30底面側の係合部31を係合して
取付け、固定具60の底面に設けた固定部としてのクリッ
プ61をパネル40の固定孔41に挿入する一方、ワイヤハー
ネス固定具70にワイヤハーネス20を沿わせると共に、テ
ープ50を巻き付けて固定収束し、同じくワイヤハーネス
固定具70の底面に設けた固定部としてのクリップ71をパ
ネル40の他の固定孔42に挿入して固定する。
ここで、コネクタ30の近傍に設けられたワイヤハーネ
ス固定具70はコネクタ端子に無理な張力が作用するのを
防止するものであり、またコネクタ30から離れたワイヤ
ハーネス固定具70はワイヤハーネス20の揺動やこの揺動
によって発生する異音を防止するものである。
(考案が解決しようとする課題) 上述のようにコネクタ30とワイヤハーネス20を固定す
る場合には、コネクタ固定具60とワイヤハーネス固定具
70とをそれぞれ用意しなければならず、部品管理に手間
がかかる上に、パネル40のコネクタ30固定位置付近で
は、コネクタ固定具60の固定孔41とワイヤハーネス固定
具70の固定孔42をそれぞれ形成しなければならず、取付
けにも手間がかかる問題があった。
この考案は上記従来技術の問題点を解消するもので、
その目的とするところは、コネクタとワイヤハーネスを
パネル等に固定するのに、部品管理や取付けに手間のか
からない固定具を提供することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案の固定具は、
相互に接続したコネクタとワイヤハーネスとをパネル等
に対し同時に固定する固定具であって、ワイヤハーネス
が結束固定される基台と、この基台の長手方向の一端に
連設され、コネクタが着脱自在に取付けられる取付部と
からなる長尺の固定具本体の底面側に、パネル等への固
定部を設けてなり、前記取付部は、その幅方向両端に長
手方向へ延びる係合部、その中央部長手方向へ延びる係
合溝およびこの係合溝内に設けたコネクタ抜出し防止用
の係合爪からなることを特徴としている。
(作用) コネクタを取付部に取付ける一方、基台にワイヤハー
ネスを例えばテープを使用して固定結束し、固定具本体
を固定部を介してパネル等に固定すれば、コネクタの固
定具とワイヤハーネスの固定具として使用することが出
来る。また、基台にワイヤハーネスを例えばテープを使
用して固定収束し、固定具本体を固定部を介してパネル
等に固定すれば、ワイヤハーネス固定具として使用する
ことが出来る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図(a)、(b)及び第2図はこの考案の固定具
の一実施例を示すもので、第1図(a)は一部切欠して
示した側面図、同図(b)は取付部の平面図、第2図は
使用状態を示す側面図である。
図中符号10は硬質合成樹脂からなる長尺の固定具本体
で、平板状の基台11と、その長手方向一端(第1図a左
側)に段部13を介して連設した同じく平板状の取付部12
とから構成されている。基台11は、ワイヤハーネス20が
固定収束されるもので、その長手方向両端位置に、ワイ
ヤハーネス20が固定収束される側の面と反対側の面に突
出するリブ11aがそれぞれ設けられている。また、取付
部12は、コネクタ30が固定されるもので、その幅方向両
端に長手方向に延びる係合部12aが設けられていると共
に、中央部に同じく長手方向に延びる係合溝12bが設け
られ、かつこの係合溝12b内にコネクタ30が取付部12か
ら抜け出るのを防止する係合爪12cが設けられている。
このように構成された固定具本体10の底面中央部(基
台11のリブ11aが設けられた側の面で、基台11の長手方
向一端寄り位置)には、パネル40の固定孔41に嵌合固定
される固定部14が一体に設けられている。この固定部14
は、固定孔41の平板形状に合致するように形成されてい
ると共に、内部が中空状になっており、側壁面に切り込
み線14a、14aを介して係止片14bが撓み可能に設けられ
ている。この係止片14bは、固定部14を固定孔41に挿入
する際、一旦固定部14に撓み、固定部14が固定穴41に完
全に挿入されると、復元弾撥力て復帰してパネル40の裏
面側において固定孔41の周縁部に係止し、固定部14が抜
け出ないように固定するものである。また、固定具本体
10の固定部14近傍の底面には、この底面から若干突出す
るようにして片持梁状の圧接片15が一体に設けられてい
て、固定具本体10をパネル40に固定したとき、パネル40
の表面側において固定孔41の周縁部に圧接して固定具本
体10がガタツクのを防止する。
上記固定具でコネクタ30をパネル40に固定するには、
まずコネクタ30の底面に設けた係合溝部31内に取付部12
の係合部12aを係合すると共に、係合突起(図示せず)
を係合爪12cに係合して、取付部12にコネクタ20を取付
ける一方、このコネクタ30近傍のワイヤハーネス20を基
台11を沿わせると共に、基台11の長手方向他端側(第2
図右側)にテープ50を巻き付けて、基台11にワイヤハー
ネス20を固定収束する。そして、固定部14を固定孔41に
挿入すると、係止片14bがパネル40の裏面側において固
定孔41の周縁に係止して抜け止めを行う一方、圧接片15
がパネル40の表面側において固定孔41の周縁に圧接して
固定具本体10のガタツキを防止する。これによりコネク
タ30がパネル40に確実に固定され、またコネクタ端子
(図示せず)に無理な張力が作用するのが防止される。
このようにすると、コネクタ固定具とワイヤハーネス固
定具の両方の使い方が出来る。なお、ワイヤハーネス20
を基台11に固定収束しない場合には、コネクタ固定具と
して使用することが出来る。
また、コネクタ30から離れた側においてワイヤハーネ
ス20をパネル40に固定するには、基台11の長手方向一端
側と他端側にそれぞれテープ50でワイヤハーネス20を固
定収束させ、固定部14を固定孔41に挿入固定する。この
ようにすると、ワイヤハーネス固定具として使用するこ
とが出来る。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、ワイヤハーネ
スが結束固定される基台と、この基台の長手方向一端に
連設され、コネクタが取付けられる取付部とからなる長
尺の固定具本体に、パネル等への固定部を設けたので、
コネクタとワイヤハーネスをパネル等に固定するのに、
部品管理や取付けに手間が係らないで済む。また、コネ
クタ固定具とワイヤハーネス固定具との二機能を具備し
ていることから、それぞれの機能を別々に、あるいは同
時に使用することが可能で、使用に便利である。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、(b)及び第2図はこの考案の固定具の
一実施例を示すもので、第1図(a)は一部切欠して示
した側面図、同図(b)は取付部の平面図、第2図は使
用状態を示す側面図であり、また第3図は従来技術を示
す側面図である。 10…固定具本体、11…基台 12…取付部、14…固定部 40…パネル、41…固定孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に接続したコネクタとワイヤハーネス
    とをパネル等に対し同時に固定する固定具であって、ワ
    イヤハーネスが結束固定される基台と、この基台の長手
    方向の一端に連設され、コネクタが着脱自在に取付けら
    れる取付部とからなる長尺の固定具本体の底面側に、パ
    ネル等への固定部を設けてなり、前記取付部は、その幅
    方向両端に長手方向へ延びる係合部、その中央部長手方
    向へ延びる係合溝およびこの係合溝内に設けたコネクタ
    抜出し防止用の係合爪からなることを特徴とする固定
    具。
JP1988026837U 1988-03-02 1988-03-02 固定具 Expired - Lifetime JP2514333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026837U JP2514333Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026837U JP2514333Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01131222U JPH01131222U (ja) 1989-09-06
JP2514333Y2 true JP2514333Y2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=31248821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988026837U Expired - Lifetime JP2514333Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2514333Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111326U (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 古河電気工業株式会社 ワイヤ−ハ−ネス用プロテクタ
JPS617212U (ja) * 1984-06-19 1986-01-17 マツダ株式会社 ワイヤ−ハ−ネス用箱体付き添接部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01131222U (ja) 1989-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5865500A (en) Front grille mounting construction
GB2271143A (en) Fixing device for sheet member
US5716228A (en) Computer plug connector fastening mechanism
US5724703A (en) Positioning device for positioning a mat in a car
JP2514333Y2 (ja) 固定具
JP2562606Y2 (ja) クリップ連結構造
JPH0519987Y2 (ja)
JP3816127B2 (ja) モービルブラケットのロック機構
JPH06165342A (ja) 部材の取付構造
JPH08180934A (ja) オプション用コネクタのワイヤハーネスへの取付構造および留め具
JPS5836185Y2 (ja) ケ−ブルホルダ−
JP2568821Y2 (ja) ワイヤプレスクランプ
KR100186701B1 (ko) 클립
JPS5927099Y2 (ja) プリント基板取付装置
JPH0740311Y2 (ja) 防水コネクタの防水栓押さえ
JPH0519986Y2 (ja)
JPH0722030Y2 (ja) 機器のレール取付装置
JPH0438546Y2 (ja)
JPH0539010Y2 (ja)
JPH058211Y2 (ja)
JP2520491Y2 (ja) ハーネスクランプ
JPS5936937Y2 (ja) 部品取付構造
JPS6231300Y2 (ja)
KR0140623Y1 (ko) 자동차 페달커버의 체결장치
JPH0621193Y2 (ja) コネクタの取付部