JP2514246Y2 - 電子機器用キャビネット - Google Patents

電子機器用キャビネット

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JP2514246Y2
JP2514246Y2 JP8721590U JP8721590U JP2514246Y2 JP 2514246 Y2 JP2514246 Y2 JP 2514246Y2 JP 8721590 U JP8721590 U JP 8721590U JP 8721590 U JP8721590 U JP 8721590U JP 2514246 Y2 JP2514246 Y2 JP 2514246Y2
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JP
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cabinet
nut
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lower longitudinal
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JP8721590U
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JPH0444180U (ja
Inventor
正明 大野
Original Assignee
株式会社メレック
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器用収納ボックスの取付が自由な電
子機器用キャビネットに関する。
(従来の技術とその回路問題点) コンピュータを始め各種精密電子制御機器の取り付け
方は各種あり、その取付金具も種々雑多である。
従来の電子機器用キャビネットは、支柱に、その上下
の長手方向に形成した複数の長孔を利用して各種精密電
子機器を装着する方法しかなかったので、種類によって
は特殊金具を別に用意して取り付けなければならないと
言うことが多かった。
(考案の目的) 本考案はかかる従来例の欠点に鑑みて為されたもの
で、その目的とする処は、どのような取り付け方法の機
器に対しても特殊金具を必要とせず簡単に装着出来る電
子機器用キャビネットを提供する事にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる従来技術の問題点を解決するために
電子機器用キャビネット(A)は; 矩形状の床材(2)と、床材(2)の隅部から立設さ
れた少なくとも4本の支柱(3)と、前記支柱(3)上
に架設された矩形状の天井材(4)とで構成されたキャ
ビネット骨格体(1)において、 支柱(3)の内側面側に開口部が狭く、奥部が広くな
っているナット収納溝(6)を上下の長手方向に凹設
し、 且つ、前部支柱(3a)の対向背面と、後部支柱(3b)
の対向前面とに開口部が狭く、奥部が広くなっているナ
ット収納溝(9)を上下の長手方向に凹設し、 支柱(3)の側面延出片(10)に所定間隔で長孔(1
1)を上下の長手方向に多数穿設する。
と言う技術的手段を採用している。
(作用) まず、第2図のようにL型レール(12)を、長孔(1
1)を利用してナット止めする場合と、第3図のように
内面側のナット収納溝(6)を利用してL型レール(1
2)を止め付ける場合と、第4図に示すようにスライド
レール(13)を使用するためにL型ブラケット(14)を
前後両支柱(3a)(3a)(3b)(3b)の対向面に締め付
け固定するという3通りの装着方法が1つのキャビネッ
ト(1)で達成する事が出来るものである。
(実施例) 以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。キャビ
ネット骨格体(1)は、矩形状の床材(2)と、床材
(2)の隅部から立設された少なくとも4本の支柱
(3)と、前記支柱(3)上に架設された矩形状の天井
材(4)とで構成されており、矩形の床材(2)並びに
天井材(4)は板金を折り曲げにより形成されており、
床材(2)の通風口(図示せず)には細かいパンチング
メタルやエキスパンドメタルなどメッシュ状物が溶接一
体化されている。天井材(4)の通風口(4a)にはラス
金網(15)が張設されてている。支柱(3)は、アルミ
ニウム押出成形品で、支柱(3)の側面側に開口部が狭
く、奥部が広くなっているナット収納溝(6)が上下の
長手方向に凹設されており、この側面に対して直角な面
にも開口部が狭く、奥部が広くなっているナット収納溝
(9)が上下の長手方向に凹設されている。更に、支柱
(3)の側面延出片(10)に所定間隔で長孔(11)が上
下の長手方向に多数穿設されている。このように形成し
た支柱(3)を床材(2)の四隅に立設し、天井材
(4)を架設してキャビネット骨格体(1)を形成して
いる。前部支柱(3a)は第1図から分かるように側面延
出片(10)がキャビネット(1)の前面側に位置し、側
面延出片(10)と面一になるナット収納溝(6)が内方
を向き、この面と直角で、もう一つのナット収納溝
(9)が形成してある面が背方を向くように配置され
る。逆に後部支柱(3b)は、側面延出片(10)がキャビ
ネット(1)の背面側に位置し、側面延出片(10)と面
一になるナット収納溝が(6)内方を向き、この面と直
角で、もう一つのナット収納溝(9)が形成してある面
が前方を向くように配置される。(21)は床材の四隅に
取着されたキャスタである。
側面板(5)は、板金を折曲して形成され、内面に補
強部材が溶接され、ねじにて前後両支柱(3a)(3b)の
側面に固定されるようになっている。
背面板(図示せず)は、板金を折曲して形成され、後
部支柱(3b)に蝶着されている。
前扉(図示せず)は、板金を折曲して形成したもの
で、内面外周近縁に補強金具が溶接接続してあり、前扉
の一端はキャビネット骨格体(1)に蝶着されており、
他端にロック装置(図示せず)が装着されている。ロッ
ク装置はキーにより掛け金を回動させてキャビネット骨
格体(1)から延出しているロック金具に掛け止めされ
るようになっている。
しかして、第2図のようにL型レール(12)を利用し
て電子機器を電子機器収納用キャビネット(A)内に収
納する場合には、キャビネット(1)の内面側からボル
ト(16)をL型レールの通孔に挿入し、長孔を利用して
ナット止めする。
又、第3図のように内面側のナット収納溝(6)を利
用してL型レール(12)を止め付ける場合にはナット収
納溝(6)内に矩形ナット(17)を収納し、内面側に配
設したL型レール(12)の通孔にボルト(16)を挿入
し、前記ナット(17)に止め付け、L型レール(12)と
ナット(17)でナット収納溝(6)の開口縁を締め付け
固定する。
又、第4図に示すようにスライドレール(13)を使用
するためにL型ブラケット(14)を使用する場合には前
後両支柱(3)の対向面に形成されたナット収納溝
(9)に矩形ナット(17)を挿入し、ブラケット(14)
の通孔に挿入したボルト(16)を前記ナット(17)に螺
入してナット収納溝(9)の開口縁を締め付け固定す
る。
尚、スライドレール(13)に対してL型ブラケット
(14)を使用する理由は、高さ方向の調節のみならず左
右のスライドレール(13)の取付幅を収納ボックス(図
示せず)の幅に合わせてブラケット(14)を支柱(3)
に取り付けるためである。
このようにして前記レール(13)に電子機器収納ボッ
クスをスライド自在に載置又は装着する。これにより、
3通りの装着方法が1つのキャビネット(1)で達成す
る事が出来るものである。
(効果) 本考案は叙上のように、矩形状の床材と、床材の隅部
から立設された少なくとも4本の支柱と、前記支柱上に
架設された矩形状の天井材とで構成されたキャビネット
骨格体において、支柱の内側面側に開口部が狭く、奥部
が広くなっているナット収納溝を上下の長手方向に凹設
し、且つ、前部支柱の対向背面と、後部支柱の対向前面
とに開口部が狭く、奥部が広くなっているナット収納溝
を上下の長手方向に凹設し、支柱の側面延出片に所定間
隔で長孔を上下の長手方向に多数穿設してあるので、第
2図のようにL型レールを長孔を利用してナット止めす
る場合と、第3図のように内面側のナット収納溝を利用
してL型レールを止め付ける場合と、第4図に示すよう
にスライドレールを使用するためにL型ブラケットを前
後両支柱の対向面に締め付け固定するという3通りの装
着方法が1つのキャビネットで達成する事が出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の電子機器用キャビネットの前扉を外し
た場合の前方から見た斜視図 第2図…本考案の電子機器用キャビネットの長孔を利用
した場合の装着方法の部分斜視図 第3図…本考案の電子機器用キャビネットの内側面側の
ナット収納溝を利用した場合の装着方法の部分斜視図 第4図…本考案の電子機器用キャビネットの前後対向面
面側のナット収納溝を利用した場合の装着方法の部分斜
視図 (A)……電子機器用キャビネット (1)……キャビネット骨格体 (2)……床材、(3)……支柱 (4)……天井材、(5)……側面板 (6)……ナット収納溝、(7)……背面板 (8)……前扉、(9)……ナット収納溝 (10)……側面延出片、(11)……長孔 (12)……L型レール、(13)……スライドレール (14)……L型ブラケット、(15)……ラス金網 (16)……ボルト、(17)……矩形ナット (21)……キャスタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状の床材と、床材の隅部から立設され
    た少なくとも4本の支柱と、前記支柱上に架設された矩
    形状の天井材とで構成されたキャビネット骨格体におい
    て、支柱の内側面側に開口部が狭く、奥部が広くなって
    いるナット収納溝を上下の長手方向に凹設し、且つ、前
    部支柱の対向背面と、後部支柱の対向前面とに開口部が
    狭く、奥部が広くなっているナット収納溝を上下の長手
    方向に凹設し、支柱の側面延出片に所定間隔で長孔を上
    下の長手方向に多数穿設して成る事を特徴とする電子機
    器用キャビネット。
JP8721590U 1990-08-20 1990-08-20 電子機器用キャビネット Expired - Lifetime JP2514246Y2 (ja)

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JPH0444180U JPH0444180U (ja) 1992-04-15
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