JP2513279Y2 - パワ―シ―トスイッチ等の車両部品の取付構造 - Google Patents

パワ―シ―トスイッチ等の車両部品の取付構造

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JP2513279Y2
JP2513279Y2 JP1990052658U JP5265890U JP2513279Y2 JP 2513279 Y2 JP2513279 Y2 JP 2513279Y2 JP 1990052658 U JP1990052658 U JP 1990052658U JP 5265890 U JP5265890 U JP 5265890U JP 2513279 Y2 JP2513279 Y2 JP 2513279Y2
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board
opening
fixing bracket
power seat
seat switch
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茂邦 平松
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車両部品の固定用ブラケットに関するもの
である。
《従来の技術》 従来の車両部品の固定用ブラケット構造は、例えばパ
ワーシートスイッチをドアトリムのボードに固定する場
合は、第4図及び第5図に示すように、ボードbの開口
部cにパワーシートスイッチaを挿入し、このパワーシ
ートスイッチaの裏面を固定用ブラケットdにスクリュ
ーeで固定し、この固定用ブラケットdをボードbにリ
ベットfなどで取付けていた。このとき、パワーシート
スイッチaのフィニッシャhがボードbの開口部cを塞
ぐ構成となっていた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような固定用ブラケット構造で
は、ボードbの開口部cが大きいので、部分的にボード
bの剛性が低下し、第6図に示すように、ボードbの傾
斜部gがg′のようにたわんで、パワーシートスイッチ
aのフィニシャhとの間に隙間iが生じ、見栄えが悪く
なるなどの問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目してなされたものであ
って、その目的とするところは、車両部品を保持してボ
ードへ装着した時にボードのたわみ発生部分を押さえる
アームを設けた車両用部品の固定用ブラケット構造を提
供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、パワーシート
スイッチ等の車両部品を、ドアトリムを構成するボード
に固定すべく、該ボードに開口部を形成し、該開口部よ
り前記車両部品を挿入して、該車両部品を、前記ボード
に前記開口部より離間して固着された固定用ブラケット
に取付けられて保持するようになしたパワーシートスイ
ッチ等の車両部品の取付構造において、前記固定用ブラ
ケットの前記開口部との対向側壁より前記ボードの開口
部付近まで延在するアームの両端を、該アームが固定用
ブラケットのボードへの装着時に該ボードの開口部のた
わみ発生部分を押さえるように、前記固定用ブラケット
およびボードに装着した構成にしてある。
《作用》 車両部品をボードに固定する場合に、固定用ブラケッ
トに車両部品を保持して、この固定用ブラケットをボー
ドに装着すると、固定用ブラケットに設けられたアーム
がボードのたわみ発生部分を押さえることによって、ボ
ードの剛性を補うことになり、ボードのたわみを防止す
ることができる。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
第1図は自動車用ドアトリムの正面図であり、第2図
は本考案に係る車両部品の固定用ブラケット構造の断面
図、第3図は同分解斜視図である。
図中1は、固定用ブラケット、11はパワーシートスイ
ッチ、14はボードである。パワーシートスイッチ11は自
動車ドアトリムAに固定用ブラケット1によって固定さ
れている。固定用ブラケット1はパワーシートスイッチ
11のねじ孔に対応する取付孔3を備え、且つボード14の
開口部17に対して離間する取付面2と、ボード14の弯曲
部15に固定されるブラケット弯曲部4及び取付孔5と、
ボード14の垂直部16に固定されるブラケット垂直部6及
び取付孔7よりなり、更にボード14の開口部17の下部に
ある傾斜部18を押さえるアーム8によって構成されてい
る。また、前記アーム8の一端は、垂直部分9より一体
成形にて延在していると共に、垂直部分9との接合部分
にはアーム8を補強するための筋押し10が設けられてい
る。
一方、パワーシートスイッチ11の車室側にはボード14
の開口部17を覆うためのフィニッシャ13を備え、これと
反対側にはねじ孔12が設けられている。
ボード14のパワーシートスイッチ11が取付けられる箇
所には、パワーシートスイッチ11のフィニッシャ13とほ
ぼ同形の開口部17が開口している。
次に作用を説明する。
パワーシートスイッチ11はボード14の開口部17に挿入
されて、反車室側で固定用ブラケット1の取付面2にス
クリュー19で固定され、車室側はフィニッシャ13がボー
ド14の開口部17を覆う状態で固定される。
更に、固定用ブラケット1の上部にあるブラケット弯
曲部4はボード14の弯曲部15に相対しており、取付孔5
を通るリベット20によって弯曲部15に固定される。また
ブラケット1の下部にあるブラケット垂直部6はボード
14の垂直部16に相対しており、取付孔7を通るリベット
20によって垂直部16に固定される。
このとき、固定用ブラケット1のアーム8の他端先端
部8aはボードの開口部17の下部にあるたわみ発生部分で
ある傾斜部18を下方向に押さえるように作用し、傾斜部
18のたわみを防止する。
従って、ボード14の開口部17とパワーシートスイッチ
11のフィニッシャ13との間に隙間が生じることがなく見
栄えがよくなる。
また、他の実施例として上記パワーシートスイッチと
同様な構成の他の車両部品をボードに固定する場合で
も、本考案に係る固定用ブラケット構造を装着すること
によって見栄えがよくなる。
《考案の効果》 本考案は、パワーシートスイッチ等の車両部品を、ド
アトリムを構成するボードに固定すべく、該ボードに開
口部を形成し、該開口部より前記車両部品を挿入して、
該車両部品を、前記ボードに前記開口部より離間して固
着された固定用ブラケットに取付けられて保持するよう
になしたパワーシートスイッチ等の車両部品の取付構造
において、前記固定用ブラケットの前記開口部との対向
側壁より前記ボードの開口部付近まで延在するアームの
両端を、該アームが固定用ブラケットのボードへの装着
時に該ボードの開口部のたわみ発生部分を押さえるよう
に、前記固定用ブラケットおよびボードに装着した構成
にしたから車両部品とボードの開口部の間に隙間が生じ
ることがなく、見栄えがよくなる。
また固定用ブラケットとボードのたわみ発生部分を押
さえるアームが一体化しているので、ボードの組込みが
一回でだけでよく、作業工数も減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用ドアトリムの正面図、第2図は本考案
に係る車両部品の固定用ブラケット構造の断面図、第3
図は同分解斜視図、第4図は従来の車両部品の固定用ブ
ラケット構造の断面図、第5図は同分解斜視図、第6図
は第4図の部分説明図である。 1……固定用ブラケット、8……アーム、11……パワー
シートスイッチ、14……ボード、17……開口部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーシートスイッチ等の車両部品を、ド
    アトリムを構成するボードに固定すべく、該ボードに開
    口部を形成し、該開口部より前記車両部品を挿入して、
    該車両部品を、前記ボードに前記開口部より離間して固
    着された固定用ブラケットに取付けられて保持するよう
    になしたパワーシートスイッチ等の車両部品の取付構造
    において、前記固定用ブラケットの前記開口部との対向
    側壁より前記ボードの開口部付近まで延在するアームの
    両端を、該アームが固定用ブラケットのボードへの装着
    時に該ボードの開口部のたわみ発生部分を押さえるよう
    に、前記固定用ブラケットおよびボードに装着したこと
    を特徴とするパワーシートスイッチ等の車両部品の取付
    構造。
JP1990052658U 1990-05-22 1990-05-22 パワ―シ―トスイッチ等の車両部品の取付構造 Expired - Lifetime JP2513279Y2 (ja)

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