JPH0416749Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0416749Y2 JPH0416749Y2 JP12995986U JP12995986U JPH0416749Y2 JP H0416749 Y2 JPH0416749 Y2 JP H0416749Y2 JP 12995986 U JP12995986 U JP 12995986U JP 12995986 U JP12995986 U JP 12995986U JP H0416749 Y2 JPH0416749 Y2 JP H0416749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- interior trim
- hole
- insertion piece
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 31
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 31
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は内装トリムにより覆われた自動車内壁
に取つ手類５を取付けううえで便利な車輌におけ
る取つ手類の取付構造に関するものである。
に取つ手類５を取付けううえで便利な車輌におけ
る取つ手類の取付構造に関するものである。
（従来の技術）
内装トリムにより覆われた車体の内壁に取つ手
類を取付けるには、内装トリムの所要個所に取つ
手類の取付け座部を当接してねじにより車体内板
に締付け固定するのを普通とする。
類を取付けるには、内装トリムの所要個所に取つ
手類の取付け座部を当接してねじにより車体内板
に締付け固定するのを普通とする。
（考案が解決しようとする問題点）
ところが、最近のように内装トリムに膨出部を
形成して装飾効果を高めたものが主流となつてく
ると、この膨出部に取つ手類の取付座部を当接し
てねじ止めしても、ねじが車体内板に達し難いの
で充分な強度が得られず、取つ手類の取付箇所が
限定されたり、複雑な取付構造を要したり、所望
の膨出部を内装トリムに形成できなくなつて装飾
効果が乏しくなる等の問題がある。
形成して装飾効果を高めたものが主流となつてく
ると、この膨出部に取つ手類の取付座部を当接し
てねじ止めしても、ねじが車体内板に達し難いの
で充分な強度が得られず、取つ手類の取付箇所が
限定されたり、複雑な取付構造を要したり、所望
の膨出部を内装トリムに形成できなくなつて装飾
効果が乏しくなる等の問題がある。
（問題点を解決するための手段）
本考案は前記のような問題点を解決した車輌に
おける取つ手類の取付構造に関するもので、膨出
部を有する内装トリムにより車体内板を覆つて該
膨出部に取つ手類を装着した車輌において、前記
膨出部の裏側にブラケツトをそのねじ挿通孔付の
頂部を車体内板に近接させて固着し、該ブラケツ
トには前記内装トリムに設けた挿込孔を通じ挿し
込まれる取つ手類の挿込片の外面を添わせるねじ
孔付のガイド板部と、該挿込片の先方を挿通させ
るガイド孔と、該挿込片の先端内面に当接される
ストツパ部とをそれぞれ設けて該ガイド板部のね
じ孔に挿込片をねじ止めしたことを特徴とするも
のである。
おける取つ手類の取付構造に関するもので、膨出
部を有する内装トリムにより車体内板を覆つて該
膨出部に取つ手類を装着した車輌において、前記
膨出部の裏側にブラケツトをそのねじ挿通孔付の
頂部を車体内板に近接させて固着し、該ブラケツ
トには前記内装トリムに設けた挿込孔を通じ挿し
込まれる取つ手類の挿込片の外面を添わせるねじ
孔付のガイド板部と、該挿込片の先方を挿通させ
るガイド孔と、該挿込片の先端内面に当接される
ストツパ部とをそれぞれ設けて該ガイド板部のね
じ孔に挿込片をねじ止めしたことを特徴とするも
のである。
（作用）
このような車輌における取つ手類の取付構造で
は、取つ手類の取付基部である挿込片は内装トリ
ムの膨出部に設けた挿込孔に挿し込まれて外部に
露呈されることがないので体裁のよい仕上がりと
なり、また、取つ手類に外力が加えられた場合、
挿込片が車体内板と内装トリムの両者に固定され
たブラケツトにねじ止めされるばかりでなく、該
挿込片の内外面をブラケツトのストツパ部とガイ
ド板部に当接させているので強度的にも優れてい
る。
は、取つ手類の取付基部である挿込片は内装トリ
ムの膨出部に設けた挿込孔に挿し込まれて外部に
露呈されることがないので体裁のよい仕上がりと
なり、また、取つ手類に外力が加えられた場合、
挿込片が車体内板と内装トリムの両者に固定され
たブラケツトにねじ止めされるばかりでなく、該
挿込片の内外面をブラケツトのストツパ部とガイ
ド板部に当接させているので強度的にも優れてい
る。
（実施例）
次に、本考案を図示の自動車用のドアを実施例
として詳細に説明すれば、１は車体内面に設けら
れた車体内板であて、該車体内板１はアームレス
トを象つた膨出部２が形成されている内装トリム
３により覆われている。４は膨出部２の裏側の成
形基材３ａに脚端がビス止めされたブラケツトで
あつて、該ブラケツト４には車体内板１に近接す
る頂部４ａと、取つ手類の挿込片６の外面を添わ
せるガイド板部４ｂと、該挿込片６の先方を挿通
させるガイド孔４ｃと、挿込片６の先端内面を当
接させるストツパ部４ｄが設けられていてガイド
板部４ｂにはねじ孔７が、また、頂部４ａにはね
じ挿通孔８が設けてある。そして、一端を任意の
手段で固定された合成樹脂製の取つ手類５はその
他端の挿込片６が内装トリム３の膨出部２に設け
た挿込孔９を通じて膨出部２の裏側の空間１０に
挿し込まれ、この外面をブラケツト４のガイド板
部４ｂに添わせるとともに先方はガイド孔４ｃを
通じてストツパ部４ｄとガイド板部４ｄに内面を
当接させ、この状態でねじ孔７に対し止めねじ１
２でねじ止めするとともに頂部４ａを車体内板１
にねじ挿込孔８から挿通させるねじ１１で固定し
てある。
として詳細に説明すれば、１は車体内面に設けら
れた車体内板であて、該車体内板１はアームレス
トを象つた膨出部２が形成されている内装トリム
３により覆われている。４は膨出部２の裏側の成
形基材３ａに脚端がビス止めされたブラケツトで
あつて、該ブラケツト４には車体内板１に近接す
る頂部４ａと、取つ手類の挿込片６の外面を添わ
せるガイド板部４ｂと、該挿込片６の先方を挿通
させるガイド孔４ｃと、挿込片６の先端内面を当
接させるストツパ部４ｄが設けられていてガイド
板部４ｂにはねじ孔７が、また、頂部４ａにはね
じ挿通孔８が設けてある。そして、一端を任意の
手段で固定された合成樹脂製の取つ手類５はその
他端の挿込片６が内装トリム３の膨出部２に設け
た挿込孔９を通じて膨出部２の裏側の空間１０に
挿し込まれ、この外面をブラケツト４のガイド板
部４ｂに添わせるとともに先方はガイド孔４ｃを
通じてストツパ部４ｄとガイド板部４ｄに内面を
当接させ、この状態でねじ孔７に対し止めねじ１
２でねじ止めするとともに頂部４ａを車体内板１
にねじ挿込孔８から挿通させるねじ１１で固定し
てある。
このように構成されたものは、車体内板１との
間に空間１０のある内装トリム３の膨出部２に取
つ手類５が装着されているにもかかわらず、取つ
手類５の取付基部に相当する挿込片６は膨出部２
の裏側と車体内板１に固定されたブラケツト４に
対しねじ止めされているので、充分な締付け強度
を確保できるうえに、この挿込片６は内外面をブ
ラケツト４のストツパ部４ｄとガイド板部４ｂに
当接させるとともに先方をガイド孔４ｃに挿通さ
せているのでねじれ剛性も優れたものとなり、取
つ手類５の取付強度は極めて大きく、また、挿込
片６を内装トリム３の膨出部２に設けた挿込孔９
を通じ空間１０に挿し込んでブラケツト４のガイ
ド板部４ｂにねじ止めすることにより取つ手類５
の取付基部が外部に露呈されないので体裁のよい
仕上がりが得られ、膨出部２の形状を問わずに取
付可能となつて内装トリム３のデザインが制限さ
れない点と相まち意匠的効果も優れたものとな
る。さらに、挿込片６を挿込孔９に挿し込めばガ
イド孔４ｃやガイド板４ｂ或いはストツパ部４ｄ
により内装トリム３の所定の位置にガイドされる
ので、車体内板１への固定時に再度位置決めする
必要もなく、取付作業は簡略化できる。
間に空間１０のある内装トリム３の膨出部２に取
つ手類５が装着されているにもかかわらず、取つ
手類５の取付基部に相当する挿込片６は膨出部２
の裏側と車体内板１に固定されたブラケツト４に
対しねじ止めされているので、充分な締付け強度
を確保できるうえに、この挿込片６は内外面をブ
ラケツト４のストツパ部４ｄとガイド板部４ｂに
当接させるとともに先方をガイド孔４ｃに挿通さ
せているのでねじれ剛性も優れたものとなり、取
つ手類５の取付強度は極めて大きく、また、挿込
片６を内装トリム３の膨出部２に設けた挿込孔９
を通じ空間１０に挿し込んでブラケツト４のガイ
ド板部４ｂにねじ止めすることにより取つ手類５
の取付基部が外部に露呈されないので体裁のよい
仕上がりが得られ、膨出部２の形状を問わずに取
付可能となつて内装トリム３のデザインが制限さ
れない点と相まち意匠的効果も優れたものとな
る。さらに、挿込片６を挿込孔９に挿し込めばガ
イド孔４ｃやガイド板４ｂ或いはストツパ部４ｄ
により内装トリム３の所定の位置にガイドされる
ので、車体内板１への固定時に再度位置決めする
必要もなく、取付作業は簡略化できる。
（考案の効果）
本考案は前記説明から明らかなように、膨出部
を有する内装トリムの任意の位置に取つ手類を強
度的にも意匠的にも優れた状態で簡単に取付けで
きる利点であり、従来のこの種車輌における取つ
手類の取付構造のもつ問題を解決したものとして
実用的価値極めて大なものである。
を有する内装トリムの任意の位置に取つ手類を強
度的にも意匠的にも優れた状態で簡単に取付けで
きる利点であり、従来のこの種車輌における取つ
手類の取付構造のもつ問題を解決したものとして
実用的価値極めて大なものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第２図は同じく要部の一部切欠側面図であ
る。 １……車体内板、２……膨出部、３……内装ト
リム、４……ブラケツト、４ａ……頂部、４ｂ…
…ガイド板部、４ｃ……ガイド孔、４ｄ……スト
ツパ部、５……取つ手類、６……挿込片、７……
ねじ孔、８……ねじ挿通孔、９……挿込孔、１１
……ねじ。
図、第２図は同じく要部の一部切欠側面図であ
る。 １……車体内板、２……膨出部、３……内装ト
リム、４……ブラケツト、４ａ……頂部、４ｂ…
…ガイド板部、４ｃ……ガイド孔、４ｄ……スト
ツパ部、５……取つ手類、６……挿込片、７……
ねじ孔、８……ねじ挿通孔、９……挿込孔、１１
……ねじ。
Claims (1)
- 膨出部２を有する内装トリム３により車体内板
１を覆つて該膨出部２に取つ手類５を装着した車
輌において、前記膨出部２の裏側にブラケツト４
をそのねじ挿通孔８付の頂部４ａを車体内板１に
近接させて固着し、該ブラケツト４には前記内装
トリム３に設けた挿込孔９を通じ挿し込まれる取
つ手類５の挿込片６の外面を添わせるねじ孔７付
のガイド板部４ｂと、該挿込片６の先方を挿通さ
せるガイド孔４ｃと、該挿込片６の先端内面に当
接されるストツパ部４ｂとをそれぞれ設けて該ガ
イド板部４ｂのねじ孔７に挿込片６をねじ止めし
たことを特徴とする車輌における取つ手類の取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12995986U JPH0416749Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12995986U JPH0416749Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335635U JPS6335635U (ja) | 1988-03-08 |
| JPH0416749Y2 true JPH0416749Y2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=31027006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12995986U Expired JPH0416749Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416749Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP12995986U patent/JPH0416749Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335635U (ja) | 1988-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0416749Y2 (ja) | ||
| JP2621515B2 (ja) | 自動車用内装装置 | |
| JPS61196154U (ja) | ||
| JPH052334Y2 (ja) | ||
| JPS6015231A (ja) | アシストグリツプ | |
| JPH0230365Y2 (ja) | ||
| JPS6328678Y2 (ja) | ||
| JPH037220Y2 (ja) | ||
| JPH0343447Y2 (ja) | ||
| JPH02117945U (ja) | ||
| JPS62177542U (ja) | ||
| JPS63173848U (ja) | ||
| JPH02129114U (ja) | ||
| JPS6342840Y2 (ja) | ||
| JPH02105047U (ja) | ||
| JPH0127959Y2 (ja) | ||
| JPH0345862Y2 (ja) | ||
| JPH0619371Y2 (ja) | ドアトリムにおけるユニットパネルの取付構造 | |
| JPS615243U (ja) | 自動車の内装部品 | |
| JPH0540032U (ja) | アシストグリツプの取付構造 | |
| JPS6282814U (ja) | ||
| JPH0411750U (ja) | ||
| JPH0328051U (ja) | ||
| JPH0277144U (ja) | ||
| JPH038945U (ja) |