JP2512724Y2 - バンパ取付け構造 - Google Patents

バンパ取付け構造

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JP2512724Y2
JP2512724Y2 JP8613090U JP8613090U JP2512724Y2 JP 2512724 Y2 JP2512724 Y2 JP 2512724Y2 JP 8613090 U JP8613090 U JP 8613090U JP 8613090 U JP8613090 U JP 8613090U JP 2512724 Y2 JP2512724 Y2 JP 2512724Y2
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hole
mounting hole
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正 鴨下
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フェンダの取付け穴にバンパマウンティン
グのタッピング穴を備えたクリップ部を係入させ、バン
パの取付け穴にタッピングスクリュを通してそのタッピ
ング穴にねじ込むバンパ取付け構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図Aに示すように、フェンダ1の底面及びバンパ
2の端部上面間にバンパマウンティング3を介在させ、
フェンダ1の取付け穴1aにバンパマウンティング3のタ
ッピング穴付きクリップ部3aを係入させ、バンパ2の調
整余裕を持たせた取付け穴2aに、第4図Bに示すよう
に、タッピングスクリュ5を通してクリップ部3aのタッ
ピング穴にねじ込でいた。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがって、バンパ2にタッピングスクリュ5を差し
込み、フェンダ1に取付けたバンパマウンティング3の
タッピング穴に対してバンパ2又はスクリュ5をずらし
ながら位置合せして締付けねばならなかった。このた
め、作業性が悪く、又目視でタッピング穴を確認でき
ず、作業者にもかなりの負担になり、さらに調整余裕を
持たせた範囲で組付け位置にバラツキを生じていた。
よって、本考案は、作業性を向上させるフェンダへの
バンパ取付け構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、バンパマウン
ティングのバンパ側表面に、タッピング穴に連通するタ
ッピング穴を形成されて、バンパの取付け穴に挿入され
るボスを突設し、このボスの先端部に、バンパの取付け
穴の周囲を係止し、かつタッピングスクリュを双方のタ
ッピング穴にねじ込んだ際にタッピングスクリュのヘッ
ドで押されてバンパの取付け穴内に押し込まれる、薄肉
部を備えた爪を形成したことを特徴としている。
〔作用〕
フェンダの取付け穴にタッピング穴付きクリップ部で
係入されたバンパマウンティングのボスに、バンパの取
付け穴の周囲を係止させる。そして、この仮止め状態
で、タッピングスクリュをボスのタッピング穴及びクリ
ップ部のタッピング穴を通してねじ込み、フェンダへバ
ンパを取付ける。
この過程で、タッピングスクリュのヘッドで爪が押さ
れ、その薄肉部が座屈して取付け穴内に圧入される。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案の一実施例によるバンパ取付
け構造を示す。
第1図において、10は、フェンダ1及びバンパ2間に
介在するバンパマウンティングである。バンパマウンテ
ィング10は、従来と同様にタッピング穴11を備えたクリ
ップ部12を備えると共に、本考案によりバンパ側表面に
タッピング穴11に連通するタッピング穴13を備え、かつ
バンパ2の調整余裕のない円形の取付け穴2aに挿入され
るボス15を突設されている。
そして、このボスの高さは取付け穴2aの上端よりも低
く設定されると共に、その先端部には、取付け穴2aの周
囲を仮止めし、かつタッピングスクリュ5をタッピング
穴11、13にねじ込んだ際にそのヘッド5aで押されて取付
け穴2a内に押し込まれる薄肉部16cを備えた爪16を形成
してある。つまり、この爪は、第2図に示すように、隙
間16eで2分割された爪本体16a、16bを備えると共に、
その基部は半リング状の薄肉部16c(第1図)として形
成されており、緊張してバンパ2を挟持し、押されると
座屈するようになっている。さらに、爪本体16a、16bの
内側寄り、即ち薄肉部16cの上方位置には、ヘッド5aに
当るように僅かに突出した被押圧部16dが形成されてい
る。
取付けに際しては、バンパマウンティング10をフェン
ダ1の取付け穴1aにクリップ部12で支持させる。この状
態で、バンパ2の取付け穴2aにボス15を挿入させる。こ
れにより、バンパ2の取付けが、容易、かつ正確に位置
決めされて行われるだけでなく、爪16で仮止めされるた
めに、作業者は両手でタッピングスクリュ5をセットで
きる。その際、ねじ込み過程で被押圧部16dがヘッド5a
に当たって押され、第3図に示すように、薄肉部16cが
屈曲し、また爪本体16a、16bが隙間16eを逃げとするこ
とにより取付け穴2aに陥没する。これにより、ヘッド5a
がバンパ2に直接当たってその締付けを確実にする。
尚、薄肉部を備えた爪の形状としては、前述の実施例
の外に、本考案の範囲内で種々の変形例が考えられる。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、バンパマウンティングのボス
の存在により、バンパ組付け時のフェンダとの位置決め
が容易になり、またボスの爪で仮止めされるために、作
業者の負担が軽減する。バンパの取付け穴に敢えて調整
余裕を持たせる必要もなくなり、組付け精度も向上させ
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるバンパ組付け前の取付
け構造の断面図、第2図は同実施例のボス部分の斜視
図、第3図は同実施例の組付け終了後の断面図、第4図
Aは従来のバンパ取付け構造を説明する分解斜視図及び
第4図Bはその従来の組付け後の断面図である。 1……フェンダ、2……バンパ、10……バンパマウンテ
ィング、11、13……タッピング穴、15……ボス、16……
爪、16c……薄肉部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェンダ及びバンパ間にバンパマウンティ
    ングを介在させ、フェンダの取付け穴にバンパマウンテ
    ィングのタッピング穴付きクリップ部を係入させ、バン
    パの取付け穴にタッピングスクリュを通して前記タッピ
    ング穴にねじ込むようになったバンパ取付け構造におい
    て、 バンパマウンティングのバンパ側表面に、前記タッピン
    グ穴に連通するタッピング穴を形成されて、バンパの取
    付け穴に挿入されるボスを突設し、 このボスの先端部に、前記バンパの前記取付け穴の周囲
    を係止し、かつ前記タッピングスクリュを前記双方のタ
    ッピング穴にねじ込んだ際に前記タッピングスクリュの
    ヘッドで押されて前記バンパの前記取付け穴内に押し込
    まれる、薄肉部を備えた爪を形成した、ことを特徴とす
    るバンパ取付け構造。
JP8613090U 1990-08-17 1990-08-17 バンパ取付け構造 Expired - Lifetime JP2512724Y2 (ja)

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JPH0443542U JPH0443542U (ja) 1992-04-14
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JP4806495B2 (ja) * 2001-06-06 2011-11-02 水菱プラスチック株式会社 車両用外装部材の取付構造
KR100482661B1 (ko) * 2002-10-30 2005-04-14 현대자동차주식회사 범퍼커버 체결구조

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