JP2512674Y2 - 分岐回路構成体 - Google Patents
分岐回路構成体Info
- Publication number
- JP2512674Y2 JP2512674Y2 JP1990067256U JP6725690U JP2512674Y2 JP 2512674 Y2 JP2512674 Y2 JP 2512674Y2 JP 1990067256 U JP1990067256 U JP 1990067256U JP 6725690 U JP6725690 U JP 6725690U JP 2512674 Y2 JP2512674 Y2 JP 2512674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- fitting
- accommodating chamber
- stopper
- terminal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として自動車のワイヤハーネスにおいて
分岐回路を形成するのに用いる分岐回路構成体に関する
ものである。
分岐回路を形成するのに用いる分岐回路構成体に関する
ものである。
第6図において、雌コネクタハウジングa内には、複
数のタブ状接触部b1を連設したジョイント端子b,b′が
固定されており、雄コネクタハウジングcにおいてタブ
状接触部b1に対向して設けられた端子収容室c1には予め
電線wと接続された雌端子金具dが装着されていて、
雌,雄コネクタハウジングa,cの結合時にジョイント端
子bと雌端子金具dを介して特定の電線から他方の電線
にかけて分岐回路を形成する。
数のタブ状接触部b1を連設したジョイント端子b,b′が
固定されており、雄コネクタハウジングcにおいてタブ
状接触部b1に対向して設けられた端子収容室c1には予め
電線wと接続された雌端子金具dが装着されていて、
雌,雄コネクタハウジングa,cの結合時にジョイント端
子bと雌端子金具dを介して特定の電線から他方の電線
にかけて分岐回路を形成する。
上記従来技術にあっては、ワイヤハーネスの製造ライ
ンにおいてジョイント端子と雌端子金具が完全に接続さ
れたか否かを確認するのが困難であり、また防水タイプ
にする場合には雄コネクタハウジングに防水パッキンを
装着しなければならない等の問題があった。
ンにおいてジョイント端子と雌端子金具が完全に接続さ
れたか否かを確認するのが困難であり、また防水タイプ
にする場合には雄コネクタハウジングに防水パッキンを
装着しなければならない等の問題があった。
本考案はかかる点に着目し、端子金具の挿入状態を容
易に検知でき、且つ防水タイプに適用し得る構造の分岐
回路構成体を提供するものである。
易に検知でき、且つ防水タイプに適用し得る構造の分岐
回路構成体を提供するものである。
上記の目的を達成するため、本考案おいては、共通の
栓体収容室に連続して複数の端子収容室を並設したハウ
ジングと、該端子収容室に該栓体収容室と反対側より挿
入して係止される複数の端子金具と、該栓体収容室に嵌
合される栓体と、該栓体に設けられて該端子金具と接続
される複数の接触部を有する短絡金具とより成り、該端
子収容室はその壁面より突出して完全挿入状態の該端子
金具に当接した状態で該壁面との間に検知用間隙を形成
する片持ちの可撓支持片を有し、該栓体は該検知用間隙
内に進入する端子金具の挿入検知バーを有する構成を採
用した。
栓体収容室に連続して複数の端子収容室を並設したハウ
ジングと、該端子収容室に該栓体収容室と反対側より挿
入して係止される複数の端子金具と、該栓体収容室に嵌
合される栓体と、該栓体に設けられて該端子金具と接続
される複数の接触部を有する短絡金具とより成り、該端
子収容室はその壁面より突出して完全挿入状態の該端子
金具に当接した状態で該壁面との間に検知用間隙を形成
する片持ちの可撓支持片を有し、該栓体は該検知用間隙
内に進入する端子金具の挿入検知バーを有する構成を採
用した。
第1図乃至第5図において、Aは合成樹脂製のハウジ
ング、Bは雌端子金具、Cは短絡金具である。
ング、Bは雌端子金具、Cは短絡金具である。
ハウジングAには複数の端子収容室1が並設され、端
子収容室1の一側端に短絡金具Cのゴム栓体C′に対す
る収容室2が各端子収容室1に連続して形成されてい
る。
子収容室1の一側端に短絡金具Cのゴム栓体C′に対す
る収容室2が各端子収容室1に連続して形成されてい
る。
各端子収容室1において、上壁1aの後部には雌端子金
具Bに対する係合段部1bが形成され、対向する下壁1cに
は片持ちの可撓支持片1dが上方へ付勢して設けられ、可
撓支持片1dと下壁1cとの間に後記する端子金具の挿入検
知バーの進入する検知用間隙1eが形成されている(第5
図参照)。
具Bに対する係合段部1bが形成され、対向する下壁1cに
は片持ちの可撓支持片1dが上方へ付勢して設けられ、可
撓支持片1dと下壁1cとの間に後記する端子金具の挿入検
知バーの進入する検知用間隙1eが形成されている(第5
図参照)。
短絡金具Cには、上段において雄タブ状接触部3が各
端子収容室1に対応して連設されると共に下段には雄タ
ブ状接触部3と対となって端子金具の挿入検知バー4が
連設されている。短絡金具Cの基部5にはゴム栓体C′
が設けられている。なお、防水を必要しない場合には合
成樹脂材で栓体を形成し、又は栓体を省く場合もある。
端子収容室1に対応して連設されると共に下段には雄タ
ブ状接触部3と対となって端子金具の挿入検知バー4が
連設されている。短絡金具Cの基部5にはゴム栓体C′
が設けられている。なお、防水を必要しない場合には合
成樹脂材で栓体を形成し、又は栓体を省く場合もある。
雌端子金具Bは雌型電気接触部B1と電線接続部B2を有
し、雌型電気接触部B1は後方に係合肩部6を有し、内部
に弾性接触片7を有する。電線接続部B2には公知の如く
に電線wの導体加締片8と絶縁被覆加締片9が設けら
れ、絶縁被覆加締片9により電線wの周囲に嵌着された
ゴム栓体Dが固定されている。
し、雌型電気接触部B1は後方に係合肩部6を有し、内部
に弾性接触片7を有する。電線接続部B2には公知の如く
に電線wの導体加締片8と絶縁被覆加締片9が設けら
れ、絶縁被覆加締片9により電線wの周囲に嵌着された
ゴム栓体Dが固定されている。
上記構成において、まず雌端子金具BをハウジングA
の端子収容室1に後方よりそれぞれ挿入する。挿入時に
おいて、雌端子金具Bはその挿入軌跡に位置している可
撓支持片1dを下方へ押し下げつつ進入し、雌型電気接触
部B1が係合段部1bを越えたところで可撓支持片1dが端子
金具Bを上方へ押し上げて係合肩部6を係合段部1bに係
合させ、これによって可撓支持片1dと下壁1cとの間に検
知用間隙1eが前方へ向けて開放される。
の端子収容室1に後方よりそれぞれ挿入する。挿入時に
おいて、雌端子金具Bはその挿入軌跡に位置している可
撓支持片1dを下方へ押し下げつつ進入し、雌型電気接触
部B1が係合段部1bを越えたところで可撓支持片1dが端子
金具Bを上方へ押し上げて係合肩部6を係合段部1bに係
合させ、これによって可撓支持片1dと下壁1cとの間に検
知用間隙1eが前方へ向けて開放される。
この状態で、ハウジングAの前方よりゴム栓体C′を
収容室2に嵌合しつつ短絡金具Cの雄タブ状接触部3を
雌型電気接触部B1内に挿入して端子金具B相互を接続す
るもので、この際に挿入検知バー4が検知用間隙1e内に
進入する。
収容室2に嵌合しつつ短絡金具Cの雄タブ状接触部3を
雌型電気接触部B1内に挿入して端子金具B相互を接続す
るもので、この際に挿入検知バー4が検知用間隙1e内に
進入する。
いずれかの端子金具Bが完全に挿入されていない場合
には、対応する挿入検知バー4が検知用間隙1e内に進入
することができないので、短絡金具Cの全体が装着不能
となり、端子金具Bの不完全挿入状態を検知できる。
には、対応する挿入検知バー4が検知用間隙1e内に進入
することができないので、短絡金具Cの全体が装着不能
となり、端子金具Bの不完全挿入状態を検知できる。
第6図の実施例においては、可撓支持片1dに形成した
係止突起1fが雌端子金具Bの係止孔6′に係合して雌端
子金具Bの後抜けを阻止し、短絡金具における雄タブ状
接触部3はその基部3′が合成樹脂製栓体C″に埋設さ
れて支持され、合成樹脂製栓体C″には各雄タブ状接触
部3に対応して挿入検知バー4′が連設されている。
係止突起1fが雌端子金具Bの係止孔6′に係合して雌端
子金具Bの後抜けを阻止し、短絡金具における雄タブ状
接触部3はその基部3′が合成樹脂製栓体C″に埋設さ
れて支持され、合成樹脂製栓体C″には各雄タブ状接触
部3に対応して挿入検知バー4′が連設されている。
上各実施例では、短絡金具Cを雄型とし、端子金具B
を雌型としたが、雌雄を逆にしてもよい。
を雌型としたが、雌雄を逆にしてもよい。
本考案は上記した如くに、共通の栓体収容室に連続し
て複数の端子収容室を並設したハウジングと、該端子収
容室に該栓体収容室と反対側より挿入して係止される複
数の端子金具と、該栓体収容室に嵌合される栓体と、該
栓体に設けられて該端子金具と接続される複数の接触部
を有する短絡金具とより成り、該端子収容室はその壁面
より突出して完全挿入状態の該端子金具に当接した状態
で該壁面との間に検知用間隙を形成する片持ちの可撓支
持片を有し、該栓体は該検知用間隙内に進入する端子金
具の挿入検知バーを有するものであるから、ハウジング
に対する栓体の嵌合によって端子金具と該栓体に設けら
れた短絡金具とを該端子金具の不完全挿入を検知しつ
つ、容易に接続することが可能であり、更には防水タイ
プとしての使用に好適である。
て複数の端子収容室を並設したハウジングと、該端子収
容室に該栓体収容室と反対側より挿入して係止される複
数の端子金具と、該栓体収容室に嵌合される栓体と、該
栓体に設けられて該端子金具と接続される複数の接触部
を有する短絡金具とより成り、該端子収容室はその壁面
より突出して完全挿入状態の該端子金具に当接した状態
で該壁面との間に検知用間隙を形成する片持ちの可撓支
持片を有し、該栓体は該検知用間隙内に進入する端子金
具の挿入検知バーを有するものであるから、ハウジング
に対する栓体の嵌合によって端子金具と該栓体に設けら
れた短絡金具とを該端子金具の不完全挿入を検知しつ
つ、容易に接続することが可能であり、更には防水タイ
プとしての使用に好適である。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、 第2図は同上の分解斜視図、 第3図は短絡金具の斜視図、 第4図はハウジングの断面図、 第5図は第1図のV−V線断面図、 第6図は他の実施例の断面図、 第7図は従来例の一部破断平面図、 第8図は同上のVIII−VIII線断面図である。 A…ハウジング、B…端子金具、C…短絡金具、C′,D
…ゴム栓体、1…端子収容室、2…栓体の収容室、1d…
可撓支持片、1e…検知用間隙、3…接触部、4…挿入検
知バー。
…ゴム栓体、1…端子収容室、2…栓体の収容室、1d…
可撓支持片、1e…検知用間隙、3…接触部、4…挿入検
知バー。
Claims (3)
- 【請求項1】共通の栓体収容室に連続して複数の端子収
容室を並設したハウジングと、該端子収容室に該栓体収
容室と反対側より挿入して係止される複数の端子金具
と、該栓体収容室に嵌合される栓体と、該栓体に設けら
れて該端子金具と接続される複数の接触部を有する短絡
金具とより成り、該端子収容室はその壁面より突出して
完全挿入状態の該端子金具に当接した状態で該壁面との
間に検知用間隙を形成する片持ちの可撓支持片を有し、
該栓体は該検知用間隙内に進入する端子金具の挿入検知
バーを有することを特徴とする分岐回路構成体。 - 【請求項2】挿入検知バーを栓体と同一材料で形成して
成ることを特徴とする請求項1に記載の分岐回路構成
体。 - 【請求項3】栓体をゴム材で形成して成ることを特徴と
する請求項1に記載の分岐回路構成体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990067256U JP2512674Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
US07/720,127 US5201667A (en) | 1990-06-27 | 1991-06-24 | Branch circuit structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990067256U JP2512674Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427588U JPH0427588U (ja) | 1992-03-04 |
JP2512674Y2 true JP2512674Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31600674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990067256U Expired - Lifetime JP2512674Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 分岐回路構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512674Y2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3681881B2 (ja) * | 1998-01-29 | 2005-08-10 | 菱星電装株式会社 | ジョイントコネクタ |
JP5140407B2 (ja) * | 2007-12-18 | 2013-02-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ |
JP5267162B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2013-08-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 防水ジョイントコネクタ |
JP2010212136A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Yazaki Corp | ジョイントコネクタ |
JP5251769B2 (ja) * | 2009-07-22 | 2013-07-31 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
BR112012023656A2 (pt) * | 2010-03-25 | 2017-10-10 | Yazaki Corp | conector e método para identificação de padrão de barramento em conector |
JP5508927B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-06-04 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ及び防水コネクタ |
JP5557035B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2014-07-23 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
JP5985797B2 (ja) * | 2011-05-13 | 2016-09-06 | 日本航空電子工業株式会社 | 電気コネクタ及びハーネス |
JP5704025B2 (ja) * | 2011-09-08 | 2015-04-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ |
JP2013101856A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Yazaki Corp | ジョイントコネクタ |
JP5934584B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-06-15 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59178886U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-29 | 住友電装株式会社 | ジヨイントコネクタ |
JPH0256380U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-24 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP1990067256U patent/JP2512674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427588U (ja) | 1992-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |