JP2512281B2 - 壁掛け - Google Patents

壁掛け

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JP2512281B2
JP2512281B2 JP30444993A JP30444993A JP2512281B2 JP 2512281 B2 JP2512281 B2 JP 2512281B2 JP 30444993 A JP30444993 A JP 30444993A JP 30444993 A JP30444993 A JP 30444993A JP 2512281 B2 JP2512281 B2 JP 2512281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絵画等の平面状の美術
品を収容するための壁掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】絵画、版画、あるいはこれらの複製品、
または写真、ポスターなどの美術品を室内の壁などに飾
ろうとする場合、これを額へ入れることが一般に行われ
ている。このような額を利用する場合、フレームに張ら
れたキャンバス等に描かれた絵画などであれば、これを
そのまま額へ嵌め込めばよいが、例えば複製画やポスタ
ーなどのような単なる紙に描かれあるいは印刷されたも
のの場合、これらを板や厚紙に張り付けたり、あるい
は、ガラス板と板との間に挟むことよって補強しなけれ
ば額に飾ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、美術品
を板に張り付け、あるいはガラス板と板との間に挟む
と、額装された美術品が全体として大袈裟なものとなっ
たり、あるいは、コストが高くなることが避けられな
い。したがって従来の額は、複製絵画やポスターなどの
安価な美術品を手軽に壁掛けとして楽しむには不向きで
あった。
【0004】また美術品を所定の形状の額に入れてしま
うと、その印象が固定されてしまう傾向があり、長期に
わたって飾っている間に飽きられやすいという欠点もあ
った。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、複製画、ポスター、写真などの美術品を手軽に室内
に飾ることができ、しかも、長期にわたって飾っても飽
きの来ない変化に富んだ装飾をすることのできる壁掛け
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明は、平板状の額装対象物と、この額装対象物の
輪郭より僅かに大きな収容空間が内側に設けられた額本
体と、この額本体に着脱可能に取り付けられた吊具とか
らなる壁掛けにおいて、前記額装対象物は、対象物本体
を挟むための、少なくとも一方が透明な一対の補強板か
ら構成され、前記額本体は、前記額装対象物の輪郭より
小さい平面形状を有する開口部がそれぞれ形成されかつ
互いに重ね合わせられた表板および裏板と、これら表板
および裏板の間に設けられ、前記額装対象物より大きな
厚さを有するスペーサとから構成され、前記吊具は、前
記表板および裏板のいずれかを前記開口部の側から挟む
一対の挟持部と、これらの挟持部の一端を一体に連結す
るU字状の連結部と、前記挟持部の一方に設けられた貫
通孔とから構成され、前記スペーサは、前記額装対象物
が抜き差しされる通路を除く範囲で前記開口部を囲み、
前記スペーサの内側面と前記開口部の内周との間には、
前記挟持部の他方の長さより大きな距離が設けられたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の対象物本体は、透明補強板に挟まれるこ
とによって剛性が与えられる。また、前記吊具の他方の
挟持部は、開口部の内周からスペーサの内側面までの距
離より短いので、前記裏板または表板を開口部の側から
挟むことができる。また一方の挟持部には貫通孔が設け
られているので、これに吊紐を通したり、あるいは、壁
の突起を通したりすることができる。
【0008】
【実施例】符号2は表板、符号4は裏板である。これら
表板2および裏板4は、周囲の輪郭が一致した平面形状
を有し、例えば、木材板、板紙、プラスチック板、ある
いは金属板のような材料により構成されている。また、
これらにはそれぞれ開口部6が設けられており、実施例
の場合、表板2の開口部6は裏板4の開口部より大きく
されている。
【0009】前記表板2と裏板4との間には、スペーサ
8および10・10が挟まれていて、表板2と裏板4と
の間に額装対象物12を収容する空間を形成し、全体と
して額本体を構成している。また実施例の場合、表板
2、裏板4、開口部6、額装対象物12はいずれも長方
形状に形成されており、これに対応して、前記スペーサ
8・10・10は、長方形の4つの辺の内三つに沿うよ
うに、全体としてコ字状に配置されている。 前記左右
のスペーサ10・10の間隔は、前記額装対象物12の
幅よりわずかに大きく、また、前記スペーサ8は、前記
額装対象物12が開口部6のほぼ中央に位置決めされる
ような位置に配置されている。この結果、残る一つの辺
の部分を通じて額装対象物12を抜き差しすることがで
きるようになっている。
【0010】前記額装対象物12は、図4に示すよう
に、互いに重ねられた二枚の長方形状の透明プラスチッ
ク板14の周縁部を、前記長方形の三つの辺に相当する
範囲に設けられた接着部16によって接着した構造とな
っていて、前記接着部16が設けられていない辺(図4
における上の辺)から前記プラスチック板14の間に図
示しない対象物本体(具体的には複製絵画、写真、ポス
ターなど)を抜き差しすることができるようになってい
る。
【0011】前記裏板4には、これを開口部6の内周側
から挟むようにして吊具18が設けられている。この吊
具18は挟持部20、22の一端をU字状の連結部24
によって一体に連結したもので、例えば、金属板、プラ
スチック板を曲げることによって形成されている。なお
実施例の場合、表板2、裏板4はいずれも同一の厚さの
板により形成されているので、前記吊具18はその挟持
部20、22の間に表板2、裏板4のいずれをも挟持す
ることができるようになっている。
【0012】前記挟持部20は、その中央部近傍から、
もう一方の挟持部22から離れるように屈曲し、屈曲部
より先端寄りの範囲には貫通孔26が形成されている。
この貫通孔26は、例えば壁に打ち込まれた釘の頭を通
すことによって額本体を壁に固定せしめるものである。
【0013】また、前記挟持部22の長さhは、前記開
口部6の内周からスペーサ10の内側面までの距離w1
あるいはw2より小さく設定されている。すなわち、前
記額本体を図1のような横長の姿勢ではなく、90度転
回して縦長の姿勢とした場合にも、前記スペーサ10と
干渉することなく、開口部6の短辺28において表板
2,または裏板4を挟持することができるよう配慮され
ている。
【0014】以上のように構成された壁掛けにおいて
は、額装の対象である美術品を補強板14の間に図4の
上方から挿入して額装対象物12を構成し、この額装対
象物12を図1の上方から額本体内に挿入すればよい。
額本体に挿入された額装対象物12は、スペーサ8・1
0・10によって開口部6のほぼ中央に位置決めされ
る。また前記吊具18を図1のように裏板4の上辺部を
内側(開口部側)から挟むように取り付けることによ
り、壁などに吊下げることができる。ここに吊具18の
挟持部20が屈曲しているので、挟持部20と裏板4と
の間に釘等の頭を収容するに足る間隔が確保される。
【0015】額本体を縦長姿勢で飾りたい場合には、裏
板4の短辺28に前記吊具18を取り付ければよい。ま
た、表板2と裏板4の表面を異なる色彩で着色し、ある
いは、異なる模様を付しておけば、前記吊具18を表板
2に取り付けることによって、裏板4の側を表面(人に
見える面)として使用することができ、したがって表側
と裏側とで異なる雰囲気とすることができる。
【0016】また図示の場合、表板と裏板とで開口部6
の大きさが異なっているので、表側を使用する場合と裏
側を使用する場合とによって、額装状態に変化を持たせ
ることができる。すなわち、本発明の額本体は、表裏、
縦長、横長の4通りに使用することができる。さらに、
前記補強板14内に2枚の絵画を背中合わせに挿入する
こと、あるいは、表裏両面に絵画が印刷されたものを挿
入しておけば、単に吊具18の取り付け位置を変更する
ことによって、表裏面のいずれの絵画をも楽しむことが
できる。また、額装対象となる絵画等は、透明プラスチ
ック製の補強板に挿入されて補強され、その形状が維持
されているから、額本体から取り外して補強板のみで保
護された状態においても鑑賞することができる。
【0017】なお、本発明の構成は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々に変更してもよい。具体的には、表板、裏板、開口部
を長方形以外の形状とすること、表板、裏板の開口部を
同一形状とすること、さらには、補強板を透明プラスチ
ック以外の材料によって形成すること、あるいはいずれ
か一方のみを透明にすることが許容されるのはもちろん
である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絵画等の美術品が透明な補強板によって補強されている
から、これをそのままの状態で鑑賞することができるの
はもちろんのこと、開口部を有する板状をなす簡単な構
造の額本体に容易に挿入して、額装状態で壁に飾ること
ができる。また、額本体の表板あるいは裏板のいずれか
を開口部側から挟持する吊具を有しているので、この吊
具の位置を変えることによって、額本体を表裏、縦長、
横長などの種々の態様で使用することができ、変化に富
んだ装飾を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の上面図である。
【図3】図1のIII-III線に沿う矢視断面図である。
【図4】額装対象物の平面図である。
【図5】(a)は吊具の平面図、(b)は吊具の側面図
である。
【符号の説明】
2 表板 4 裏板 6 開口部 8 スペーサ 10 スペーサ 12 額装対象物 14 補強板 16 接着部 18 吊具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の額装対象物と、この額装対象物
    の輪郭より僅かに大きな収容空間が内側に設けられた額
    本体と、この額本体に着脱可能に取り付けられた吊具と
    からなる壁掛けにおいて、 前記額装対象物は、対象物本体を挟むための、少なくと
    も一方が透明な一対の補強板から構成され、 前記額本体は、前記額装対象物の輪郭より小さい平面形
    状を有する開口部がそれぞれ形成されかつ互いに重ね合
    わせられた表板および裏板と、これら表板および裏板の
    間に設けられ、前記額装対象物より大きな厚さを有する
    スペーサとから構成され、 前記吊具は、前記表板および裏板のいずれかを前記開口
    部の側から挟む一対の挟持部と、これらの挟持部の一端
    を一体に連結するU字状の連結部と、前記挟持部の一方
    に設けられた貫通孔とから構成され、 前記スペーサは、前記額装対象物が抜き差しされる通路
    を除く範囲で前記開口部を囲み、前記スペーサの内側面
    と前記開口部の内周との間には、前記挟持部の他方の長
    さより大きな距離が設けられた、ことを特徴とする壁掛
    け。
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