JPH091997A - 折り紙立体額 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 やゝ厚手でこしのある大きめの紙を利用し
て、折り紙の要領で、厚みを持たせた立体額を作成す
る。新聞や雑誌、カレンダー等から取った色彩豊かな絵
をその合わせて作った額に入れ、下げ紐を通して、どこ
にでも飾って楽しむことができる。中の絵は差し替え可
能で、又全体が非常に軽く出来ているので、掛け具はも
ちろん、ピンも刺せない壁にセロファンテープで止める
ことができる。紙製とは見紛う工夫された額入りの絵
は、格段の見栄えがすること請け合いである。 【構成】 ハガキ大の絵に対してＢ４〜Ａ３サイズ、Ｂ
５〜Ｂ４の絵に対してＡ３〜最大Ａ２サイズの額用用紙
が必要である。Ａ３以上の絵についてはパネル型が良
く、この場合絵にマッチした大きさということで特に条
件はない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、簡便な材料の紙を使っ
て、立体額を作り、新聞や雑誌の切り抜きやカレンダー
の絵を入れてどこにでも飾って楽しめる生活の知恵。

【０００２】

【従来の技術】従来、額に入った絵は、軽々しく扱え
ず、傷をつけてはいけない壁やネジ釘のさゝらない壁に
囲まれた部屋では飾りようがなく、単にカレンダー等を
粘着テープで貼る程度で済まされている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】絵に良くマッチした額
入りの絵は、額なしに比べて格段の見栄えがする。これ
が紙製？と驚かすような細工の額に、素晴らしい色合い
で気に入り取っておいた切り抜き等を入れセロファンテ
ープか画鋲１つで部屋のどこにでも飾ることができる。

【０００４】

【発明が解決するための手段】本発明は、厚みを持たせ
た立体額を折り紙の要領で、ほとんど切り貼りしないで
作成するものである。入れる絵の大きさに基本設計図の
絵の入る部分が合うように定型であれば型紙、合わなけ
れば型紙の設計図を拡大又は縮小コピーして使用する。
新たに設計図面を引いてもよい。

【０００５】

【作用】本発明は、額縁の縁を形作る４面の切り込み角
度とその止め方に特に工夫した。又、絵を支える裏面の
線引きの簡素化にも努めた。

【０００６】

【実施例】中に入れる絵は裏打ち等をして平板を保つよ
うにしておき、額の上部から出し入れする。額の縁幅は
自由であり、絵の雰囲気に合わせ、小さいものなら幅広
く重厚さを持たせたり、幅を狭くして軽快さを狙っても
よい。色付けも自由である。但し、用紙の大きさに制限
もあり、撓み防止上、また設計には額の裏部分まで含ま
れている関係から、図１・図２タイプのものは、絵の大
きさはせいぜいＢ４までで、その場合の用紙も最大でＡ
２サイズは必要である。絵がそれよりも大きい場合のた
めに、図３・図４のパネル型を創作した。

【０００７】

【発明の効果】切り抜きやカレンダーの絵や誇らしい子
供達の花マルのついた作品等を額付きで好きな場所に自
由に飾って部屋の雰囲気作りや話題提供に貢献できる。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。中に入
れる絵はＢ４サイズ以下としたい。

【図２】本発明の基本設計図である。中に入れる絵が、
絵ハガキ大（１０．５×１４．８の例）の場合、額縁の
厚みを１．０（単位はセンチメートル）としており、こ
の図は３／５の縮尺である。

【線の説明】

───── ：切断または切り込みを入れるところ。 ───── ：外側に折り曲げるところ。上から軽く隠
しナイフを入れ、曲げやすくする。 ………………：内側に折り曲げるところ。裏から軽く隠
しナイフを入れ、曲げやすくする。

【図３】本発明の一実施例を示す斜視図である。これは
絵がＡ３以上の場合に利用価値が高い。

【図４】本発明のパネル型の基本設計図である。この場
合、磁石付紙挟み２個で上部を挟み、鉄製壁面に飾る一
例である。

【線の説明】

───── ：切断または切り込みを入れるところ。 ───── ：外側に折り曲げるところ。上から軽く隠
しナイフを入れ、曲げやすくする。 ………………：内側に折り曲げるところ。裏から軽く隠
しナイフを入れ、曲げやすくする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 やゝ厚手でこしのある大きめの紙を利用
   して、折り紙の要領で、厚みを持たせた創作立体額。