JPH0718667U

JPH0718667U - 色紙用額縁

Info

Publication number: JPH0718667U
Application number: JP5762193U
Authority: JP
Inventors: 一憲秋枝
Original assignee: 一憲秋枝
Priority date: 1993-09-20
Filing date: 1993-09-20
Publication date: 1995-04-04

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】色紙を挟持する時、色紙の美感を一層増大し、
かつ、その耐久力を一段と助長する色紙用額縁を得るに
ある。【構成】上方側、及び、下方側囲壁板１，２を対称的に
配設して両者を併合し、その併合に際し両者を糊等を以
て接着し、ないし、両者を単に接着して離脱自在に併合
し、それ等併合、ないし、接着の際、透視可能な塩化ビ
ニール板（セロハン）５、あるいは、セルロイド板を色
紙に接して上方側囲壁板１の裏側に配設定着し、囲壁板
両者に亘り、色紙の抜き挿し自在な挿込孔を設定し、下
方側囲壁板２の下側に裏台紙４を定着し、挿込孔に挿入
した色紙上部から上記挿込孔へ止め板を着脱自在に挿着
係止した色紙用額縁。

Description

【考案の詳細な説明】【考案の目的】

【０００１】本考案は色紙を挟持する時、色紙の美感を一層増大し、かつ、その耐久力を助長する色紙用額縁を得ることを目的とする。

【産業上の利用分野】

【０００２】本考案は前項説述の通り色紙を挟持する時、色紙の美感を一層増大し、かつ、色紙の耐久力を一段と助長させるものである。

【従来の技術】

【０００３】本考案は請求項１に表示した考案であって、従来全くない。

【０００４】色紙は日本間にも洋間にも装飾品として使用するに適し、かつ、色紙にする程の対象であるから、殆んどが優秀、傑作のものであることはいうまでもなく、殊に各種の記念等再現不可能な対象が多く、また、その美感を増大することは額縁の模様等に当を得れば一段と増大し、したがって色紙耐久力を助長することも一段と要求されること多く語るを要さない。

【考案の構成】

【０００５】本考案は上方側、及び、下方側囲壁板を対称的凹凸状態に型押して両者を併合し、ないし、囲壁板両者を併合し、囲壁板両者の末端部を接着布等の資料を以て強靭に接着し、かつ、上記囲壁板を１８０゜状態に開閉可能に構成し、更に、囲壁板間に透視可能な塩化ビニール板（セロハン）、ないし、セルロイド板を色紙に接して上方側囲壁板の裏側に配設定着し、下方側囲壁板の下側に裏台紙を定着した色紙用額縁。

【課題を解決するための手段】

【０００６】請求項１、及び、実施例に示す通り。

【実施例】

【０００７】（１）は上方側（色紙展示側）の囲壁板で、色紙の表面全体を展示し得るよう通常上方側囲壁板の内縁を四角形になし、また、上下方向を若干長目にした長方形状にする。（２）は下方側の囲壁板で、囲壁板（１）と併合し得る形状になし、囲壁板（１）、（２）は中身を型押しにより凹凸状に形成して両者を嵌合し、囲壁板（１）の表面には装飾紙（３）を貼着する。装飾紙（３）の表面には色紙に美感上適合する下地と模様と艶とを求める。例えば、重厚性の美感を発現する対象の如し。装飾紙（３）は囲壁板（２）には関係なし。囲壁板（１）、同（２）は必ずしも凹凸状態により嵌合することなく両者を糊を以て併着し、ないし、単に併合してもよい。囲壁板（２）の下側（裏側）には裏台紙（４）を貼着する。（５）は塩化ビニール板（セロハン）、または、これに準ずるセルロイド板であって、囲壁板（１）の裏面に貼着し、色紙の展示される面を覆う。（６）は囲壁板（１）、同（２）の末端部を接着した接着布等の資料で、強靭布を以て接着し、かつ、上記囲壁板（１）、同（２）を１８０゜状態に開閉可能に構成する。資料（６）は必ずしも接着布、ないし、強靭布に限定されることなく、それ等接着布等と同様効果を生ずる止め具を使用してもよい。（７）は囲壁板（１）、同（２）間に挟入した色紙、（８）は囲壁板（１）、同（２）の上端部に共通状態に挿通した紐を示す。（９）は補助板で、囲壁板（１）、同（２）を紐（８）を以て壁等に吊下することなく、応接用テーブル、または、机上等に載置する際使用するものであって、その正面壁の両側壁各底縁を適宜の角度に於て切断し（通常１５°位がよし。）、実施例に示す如く構成された本考案色紙用額縁を両面テープ（１０）を使用して正面壁に貼着し、上記両側壁には屈曲用線（１０ａ）、同（１０ｂ）を入れ、上記正面壁に対し、直角、ないし、適度の角度に屈折して使用するのがよい。本考案は製作材料の如何を問わず、材料適性があれば足る。また、プラスチックを使用し得ること勿論である。

【作用】

【０００８】本考案に於ては前項実施例に詳述した如く展示可能にした色紙用額縁を構成し、紐（８）を壁等に吊下し、あるいは、補助板（９）の正面壁を使用して応接用テーブル、あるいは、机上に載置することがよい。

【考案の効果】

【０００９】本考案は上記実施例に詳述した如く展示可能にした色紙用額縁を構成し、紐（８）を以て壁等に吊下し、あるいは、補助板（９）を使用して応接用テーブル、あるいは、机上に載置して使用する時は、本考案色紙用額縁の表面に施した色彩、艶、模様等の如何により、色紙観賞上美感増大が可能であり、かつ、色紙の保存に適すると共に、色紙の耐久力を助長する効果がある。

【図面の簡単な説明】図は本考案実施の複数例を示すものであって、

【図１】は本考案の平面図、

【図２】は図１のＡ−Ａ線断面拡大部分図、

【図３】は同別例を示すＡ−Ａ線断面拡大部分図、

【図４】は図１の展開状態を示す部分図、

【図５】は補助板の正面図、

【図６】は同使用状態を示す平面図、

【図７】は同側面図である。図中主要部は実用新案登録請求の範囲請求項１に於ける
記載事項の相互補足関係に存する。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本考案は囲壁板を対称的凹凸状態に型押し
て両者を併合し、ないし、囲壁板両者を併合し、囲壁板
の末端部を接着布等の資料を以て強靭に接着し、かつ、
上記囲壁板を１８０゜状態に開閉可能に構成し、更に、
囲壁板間に透視可能な塩化ビニール板（セロハン）、な
いし、セルロイド板を色紙に接して上方側囲壁板の裏側
に配設定着し、下方側囲壁板の下側に裏台紙を定着した
色紙用額縁。