JP2512048B2 - プラシレスモ―タの駆動装置 - Google Patents
プラシレスモ―タの駆動装置Info
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- JP2512048B2 JP2512048B2 JP62318135A JP31813587A JP2512048B2 JP 2512048 B2 JP2512048 B2 JP 2512048B2 JP 62318135 A JP62318135 A JP 62318135A JP 31813587 A JP31813587 A JP 31813587A JP 2512048 B2 JP2512048 B2 JP 2512048B2
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- clock signal
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
- H02P6/18—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、細やかな角度でステップ運動が可能なブラ
シレスモータの駆動装置に関するものである。
シレスモータの駆動装置に関するものである。
従来の技術 従来ブラシレスモータの駆動装置は、ホール素子に代
表される位置検出素子を用いて、ロータの位置を検出
し、コイルに流す電流を制御している。これにより、モ
ータはなめらかに回転する。また、モータのコイルに流
す電流を制御することにより、モータのトルクも制御す
ることが可能である。
表される位置検出素子を用いて、ロータの位置を検出
し、コイルに流す電流を制御している。これにより、モ
ータはなめらかに回転する。また、モータのコイルに流
す電流を制御することにより、モータのトルクも制御す
ることが可能である。
ところで、ステッピングモータは、外部からのステッ
プパルスに同期してステップ動作が可能であるが、ステ
ップパルスの周期を短くすると極端にトルクが小さくな
るという欠点を有している。
プパルスに同期してステップ動作が可能であるが、ステ
ップパルスの周期を短くすると極端にトルクが小さくな
るという欠点を有している。
そこで、例えば、コンパクトカセットテープレコーダ
装置において、記録、再生及び消去ヘッドをテープに圧
接するためのヘッド移動にモータを利用することがあ
る。この場合、モータの回転を指定した角度で停止しか
つ、ヘッド移動を高速に行い、かつヘッド移動に伴う負
荷トルクに耐える高トルクが必要である。
装置において、記録、再生及び消去ヘッドをテープに圧
接するためのヘッド移動にモータを利用することがあ
る。この場合、モータの回転を指定した角度で停止しか
つ、ヘッド移動を高速に行い、かつヘッド移動に伴う負
荷トルクに耐える高トルクが必要である。
そこで、従来より特開昭54−57111号公報に公開され
ているようなブラシレス直流モータを用いたものがあっ
た。
ているようなブラシレス直流モータを用いたものがあっ
た。
以下に従来のブラシレス直流モータについて説明す
る。
る。
第６図は従来のブラシレス直流モータを示すものであ
る。第６図において、W1,W2,W3及びW4は４個の部分巻線
であり、これらの端は星形接続点に一括され、これは電
源な正極に導かれ、各部分巻線の自由端はスイッチS1〜
S4を介して電源の負極に導かれる。Ｒはロータである。
その磁極Ｎ−Ｓの方向は矢印61で示され、H1,H2,は２つ
のロータ位置検出器を示す。転流は、ロータＲが時計の
回転と反対方向に回転するように行われ、転流角は45
゜,135゜,225゜,315゜である。巻線W3に通電するとロー
タＲは角度45゜〜135゜の範囲を、巻線W4,W1,W2にそれ
ぞれ順に通電するとロータＲは角度135゜〜225゜,225゜
〜315゜,315゜〜45゜の範囲に動かされる。巻線W2に通
電すると、ロータＲは角度315゜〜45゜の範囲に動かさ
れる。転流信号のこの瞬間の状態が維持されると、ロー
タＲは通電された巻線W2方向を向いた状態に保持され
る。しかしこの時点に既に新しい信号列が到来し、これ
は巻線W3を閉路しようとする。これを避けるため、中間
記憶装置62が設けられ、これは巻線W3への転流信号を次
のステップパルスによって既に存在する転流信号が解除
されるまで記憶する。
る。第６図において、W1,W2,W3及びW4は４個の部分巻線
であり、これらの端は星形接続点に一括され、これは電
源な正極に導かれ、各部分巻線の自由端はスイッチS1〜
S4を介して電源の負極に導かれる。Ｒはロータである。
その磁極Ｎ−Ｓの方向は矢印61で示され、H1,H2,は２つ
のロータ位置検出器を示す。転流は、ロータＲが時計の
回転と反対方向に回転するように行われ、転流角は45
゜,135゜,225゜,315゜である。巻線W3に通電するとロー
タＲは角度45゜〜135゜の範囲を、巻線W4,W1,W2にそれ
ぞれ順に通電するとロータＲは角度135゜〜225゜,225゜
〜315゜,315゜〜45゜の範囲に動かされる。巻線W2に通
電すると、ロータＲは角度315゜〜45゜の範囲に動かさ
れる。転流信号のこの瞬間の状態が維持されると、ロー
タＲは通電された巻線W2方向を向いた状態に保持され
る。しかしこの時点に既に新しい信号列が到来し、これ
は巻線W3を閉路しようとする。これを避けるため、中間
記憶装置62が設けられ、これは巻線W3への転流信号を次
のステップパルスによって既に存在する転流信号が解除
されるまで記憶する。
この回路を第６図（ｂ）に示す。63は２つのホール素
子H1,H2からなるロータ位置検出器、64はホール素子の
出力を増幅する増幅器、65は増幅器64の出力よりスイッ
チS1〜S4のロータ位置に関する制御をする選択回路、66
はロータ、67は転流回路、68はOR回路、69はプリセット
計数器、610はAND回路、611はOR回路である。選択回路6
5の出力端子は中間記憶装置62の入力端子に接続され、
中間記憶装置62の入力信号は制御信号に基いて出力端子
に接続された転流回路67に送られる。この状態は中間記
憶装置62の入力端子に、次の制御信号が到来するまで維
持される。この様に選択回路65により巻線W2は通電さ
れ、従ってロータ66はこの巻線の方向に保持され、この
状態は中間記憶装置62が新しく制御信号が得るまで維持
される。このとき選択回路65はロータ位置に対応して既
に巻線W2の通電を選択している。この転流信号は中間記
憶装置62が制御信号を得ると直ちに接続される。中間記
憶装置62を反復制御することにより、連続するロータ運
動が得られる。さらに転流信号S1〜S4変化の都度ステッ
プパルスを選択回路５に誘導し、OR回路を介して外部の
プリセット計数器69に導く。一方で、ステップパルスは
直接中間記憶装置の入力端子に導かれ、これによりロー
タのステップ運動が発生する。このようなモータを位置
設定に用いるため、外部プリセット計数器69が設けら
れ、これは実施されるべき角度ステップの数を決定す
る。これにより、ステップパルスはAND回路610及びOR回
路611を通って中間記憶装置62の制御入力端子に供給さ
れる。予定の位置が得られるまでプリセット計数器69か
ら１つの信号がAND回路610に送られる。この様に予定の
ステップ数が得られるまで各ステップパルスが短時間的
に中間記憶装置62に導入される。このため新しい転流シ
ーケンスが中間記憶装置62の出力側、従って転流回路67
に連続的に発生する。モータは各ステップパルスに従っ
て夫々１角ステップだけ回転する。
子H1,H2からなるロータ位置検出器、64はホール素子の
出力を増幅する増幅器、65は増幅器64の出力よりスイッ
チS1〜S4のロータ位置に関する制御をする選択回路、66
はロータ、67は転流回路、68はOR回路、69はプリセット
計数器、610はAND回路、611はOR回路である。選択回路6
5の出力端子は中間記憶装置62の入力端子に接続され、
中間記憶装置62の入力信号は制御信号に基いて出力端子
に接続された転流回路67に送られる。この状態は中間記
憶装置62の入力端子に、次の制御信号が到来するまで維
持される。この様に選択回路65により巻線W2は通電さ
れ、従ってロータ66はこの巻線の方向に保持され、この
状態は中間記憶装置62が新しく制御信号が得るまで維持
される。このとき選択回路65はロータ位置に対応して既
に巻線W2の通電を選択している。この転流信号は中間記
憶装置62が制御信号を得ると直ちに接続される。中間記
憶装置62を反復制御することにより、連続するロータ運
動が得られる。さらに転流信号S1〜S4変化の都度ステッ
プパルスを選択回路５に誘導し、OR回路を介して外部の
プリセット計数器69に導く。一方で、ステップパルスは
直接中間記憶装置の入力端子に導かれ、これによりロー
タのステップ運動が発生する。このようなモータを位置
設定に用いるため、外部プリセット計数器69が設けら
れ、これは実施されるべき角度ステップの数を決定す
る。これにより、ステップパルスはAND回路610及びOR回
路611を通って中間記憶装置62の制御入力端子に供給さ
れる。予定の位置が得られるまでプリセット計数器69か
ら１つの信号がAND回路610に送られる。この様に予定の
ステップ数が得られるまで各ステップパルスが短時間的
に中間記憶装置62に導入される。このため新しい転流シ
ーケンスが中間記憶装置62の出力側、従って転流回路67
に連続的に発生する。モータは各ステップパルスに従っ
て夫々１角ステップだけ回転する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記従来の構成では、ロータの位置検出
器および次のステップパルスを記憶する中間記憶装置が
必要であるとともにモータのステップ角数がロータ検出
器の数及びモータの極数に依存しているので、モータ製
造時のコストアップ、細かな角度でステップ運動をさせ
ることができない。また、指定した角度で確実に停止で
きないという欠点を有していた。
器および次のステップパルスを記憶する中間記憶装置が
必要であるとともにモータのステップ角数がロータ検出
器の数及びモータの極数に依存しているので、モータ製
造時のコストアップ、細かな角度でステップ運動をさせ
ることができない。また、指定した角度で確実に停止で
きないという欠点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、ロータ
の位置検出器および次のステップパルスを記憶する中間
記憶装置を必要とせず、製造時のコストダウンが図れ、
また細かな角度でステップ運動させることができ、指定
した角度で回転を確実に停止することができるブラシレ
スモータの駆動装置を提供するものである。
の位置検出器および次のステップパルスを記憶する中間
記憶装置を必要とせず、製造時のコストダウンが図れ、
また細かな角度でステップ運動させることができ、指定
した角度で回転を確実に停止することができるブラシレ
スモータの駆動装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のブラシレスモータ
の駆動装置は、ステータの各コイルに電流を流す電流駆
動手段と、電流駆動手段を用いてコイルに電流を流すタ
イミングと流す期間を制御するタイミング制御手段と、
タイミング制御手段の動作を所定のタイミングで同期さ
せるための同期クロック信号を発生させる同期クロック
信号発生手段と、同期クロック信号をカウントするクロ
ックカウント手段と、クロックカウント手段の出力が所
定カウント数であることを検出する検出手段と、検出手
段の出力に基いて、クロックカウント手段の出力が所定
カウント数になったことを検出手段が検出した時点の同
期クロック信号に基づくタイミング制御手段の出力を所
定時間保持させ、所定時間後タイミング制御手段の出力
をリセットし、かつ検出手段の信号がない時は、タイミ
ング制御手段の信号を出力させる信号をタイミング制御
手段に与えるホールド・リセット手段とを備えた構成と
なっている。
の駆動装置は、ステータの各コイルに電流を流す電流駆
動手段と、電流駆動手段を用いてコイルに電流を流すタ
イミングと流す期間を制御するタイミング制御手段と、
タイミング制御手段の動作を所定のタイミングで同期さ
せるための同期クロック信号を発生させる同期クロック
信号発生手段と、同期クロック信号をカウントするクロ
ックカウント手段と、クロックカウント手段の出力が所
定カウント数であることを検出する検出手段と、検出手
段の出力に基いて、クロックカウント手段の出力が所定
カウント数になったことを検出手段が検出した時点の同
期クロック信号に基づくタイミング制御手段の出力を所
定時間保持させ、所定時間後タイミング制御手段の出力
をリセットし、かつ検出手段の信号がない時は、タイミ
ング制御手段の信号を出力させる信号をタイミング制御
手段に与えるホールド・リセット手段とを備えた構成と
なっている。
作 用 この構成によって、ブラシレスモータを同期クロック
信号に同期させてステッピングモータのように動作をさ
せることができ、クロックカウント手段と検出手段及び
ホールド・リセット手段により、指定した角度で確実に
停止させることができる。
信号に同期させてステッピングモータのように動作をさ
せることができ、クロックカウント手段と検出手段及び
ホールド・リセット手段により、指定した角度で確実に
停止させることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第１図は本発明の一実施例におけるブラシレ
スモータの駆動装置のブロック図を示すものである。第
１図において、１は同期クロック信号を発生させる同期
クロック信号発生回路、２は同期クロック信号をカウン
トするクロックカウンタ、３はクロックカウンタ２のカ
ウント出力が所定のカウント数であることを検出する検
出回路、４はブラシレスモータ７のステータの各コイル
に電流を流すタイミング及び流す期間を制御するタイミ
ング制御回路、５は検出回路３の出力に基づき、クロッ
クカウンタ２のカウント出力が所定のカウント数になっ
たことを検出した時点の同期クロック信号に基づくタイ
ミング制御回路４の出力を所定時間保持するホールド・
リセット回路、６はステータの各コイルに電流を流す電
流駆動回路、７はブラシレスモータである。
説明する。第１図は本発明の一実施例におけるブラシレ
スモータの駆動装置のブロック図を示すものである。第
１図において、１は同期クロック信号を発生させる同期
クロック信号発生回路、２は同期クロック信号をカウン
トするクロックカウンタ、３はクロックカウンタ２のカ
ウント出力が所定のカウント数であることを検出する検
出回路、４はブラシレスモータ７のステータの各コイル
に電流を流すタイミング及び流す期間を制御するタイミ
ング制御回路、５は検出回路３の出力に基づき、クロッ
クカウンタ２のカウント出力が所定のカウント数になっ
たことを検出した時点の同期クロック信号に基づくタイ
ミング制御回路４の出力を所定時間保持するホールド・
リセット回路、６はステータの各コイルに電流を流す電
流駆動回路、７はブラシレスモータである。
本実施例では、ブラシレスモータとして各コイルがＹ
結線された３相ブラシスモータを用い、同期クロック信
号１周期で15゜回転させ、かつブラシレスモータを90゜
回転で回転停止保持させるものを例にとって説明する。
結線された３相ブラシスモータを用い、同期クロック信
号１周期で15゜回転させ、かつブラシレスモータを90゜
回転で回転停止保持させるものを例にとって説明する。
第２図（Ａ），（Ｂ）は、電流駆動回路およびブラシ
レスモータのコイル結線を示すものであり、以下第３図
はタイミング制御回路を、第４図はクロックカウンタ，
検出回路，ホールド・リセット回路を、第５図は同期ク
ロック信号波形，タイミング制御回路の出力波形及びホ
ールド・リセット回路の出力波形を示している。
レスモータのコイル結線を示すものであり、以下第３図
はタイミング制御回路を、第４図はクロックカウンタ，
検出回路，ホールド・リセット回路を、第５図は同期ク
ロック信号波形，タイミング制御回路の出力波形及びホ
ールド・リセット回路の出力波形を示している。
次に、本実施例の駆動装置による動作について述べ
る。
る。
第１図の同期クロック信号発生回路１で、第５図に示
す同期クロック信号を発生させ、これを基にして、タイ
ミング制御回路４で第２図に示す電流駆動回路６の各６
個のトランジスタQ1〜Q6をオンにするタイミングとオン
にする期間を決定する。ブラシレスモータ７のコイルは
第２図（Ｂ）に示す様にＹ結線されている。タイミング
制御回路４は第３図に示す様に、Ｊ−Ｋフリップフロッ
プ11〜14、Ｄフリップフロップ15〜20、ANDゲート21〜2
3及びインバータ24からなり、同期クロック信号発生回
路１から出力される同期クロック信号に基いて、同期ク
ロック信号６周期分で１周期となり、互いに重なり合わ
ない３相クロックを３個のＪ−Ｋフリップフロップで生
成する。このようにして生成された各３相クロックを６
個のＤフリップフロップ15〜20で、同期クロック信号に
基づいて遅延させた出力がφ1,φ2,φ3,φ4,φ5,φ6,で
ある。その遅延された出力波形を第５図に示す。このφ
１〜φ６で電流駆動回路６をドライブするとブラシレス
モータ７は同期クロック信号１周期で15゜回転する。
又、タイミング制御回路４は、外部からのホールド信号
よりホールド信号が入力される直前の同期クロック信号
の立下り時の出力をホールドし、外部リセット信号によ
り同期クロック信号に関係なく出力をリセットする。と
ころで、クロックカウンタ２は、外部からのカウント開
始信号に基いて、同期クロック信号のカウントを開始す
る。次に検出回路３はクロックカウンタ２の出力に基い
て、同期クロック信号をカウントしていき、このカウン
ト数が所定数になることを検出する。この検出と同時
に、ホールド・リセット回路５はホールド信号をタイミ
ング制御回路４に出力し、所定時間後にリセット信号を
タイミング制御回路４に出力する。本実施例におけるク
ロックカウンタ2,検出回路３及びホールド・リセット回
路５の回路図を第４図に示す。クロックカウンタ２はＪ
−Ｋフリップフロップ41〜43からなり、カウント開始信
号によりリセットされカウントを開始し、NANDゲート4
4,45よりなる検出回路３で同期クロック信号を６クロッ
ク分カウントしたことを検出する。この信号に基いて、
Ｓ−Ｒフリップフロップ46及びＤフリップフロップ47か
らなるホールドリセット回路５でまずホールド信号を出
力し、同期信号１周期後にリセット信号を出力する。以
上の説明を図で示したのが、第５図である。第５図で
は、同期クロック１周期で、ブラシレスモータ７を15゜
回転させるための電流駆動回路６の各トランジスタの駆
動タイミングと駆動時間を決定するタイミング制御回路
４の出力φ１〜φ６が示してある。さらに第５図では、
ブラシレスモータ７を60゜回転させさらに90゜回転させ
た後にホールド停止させた時の波形を示している。すな
わち、ブラシレスモータ７が60゜回転した後に、クロッ
クカウンタ２にカウント開始信号に与える。検出回路３
で、クロックカウンタ２のカウント数つまり、ブラシレ
スモータ７がさらに90゜回転するのに要する同期クロッ
ク信号のクロック数を検出する。この検出と同時に、ホ
ールド・リセット回路５は、ホールド信号をタイミング
制御回路４に出力する。これにより、タイミング制御回
路４は、ホールド信号が入力される直前の同期クロック
信号の立下り時の出力をホールドする。ホールド・リセ
ット回路５は、ホールド信号を出力後、同期クロック信
号１周期後リセット信号をタイミング制御回路４に出力
する。これにより、タイミング制御回路４の出力は全て
をリセットされる。以上の様にブラシレスモータ７は60
゜回転した位置から90゜回転し150゜の位置でホールド
信号に基いて、ホールドしその後リセット信号によりブ
ラシレスモータ７のコイルに流れる電流が遮断される。
す同期クロック信号を発生させ、これを基にして、タイ
ミング制御回路４で第２図に示す電流駆動回路６の各６
個のトランジスタQ1〜Q6をオンにするタイミングとオン
にする期間を決定する。ブラシレスモータ７のコイルは
第２図（Ｂ）に示す様にＹ結線されている。タイミング
制御回路４は第３図に示す様に、Ｊ−Ｋフリップフロッ
プ11〜14、Ｄフリップフロップ15〜20、ANDゲート21〜2
3及びインバータ24からなり、同期クロック信号発生回
路１から出力される同期クロック信号に基いて、同期ク
ロック信号６周期分で１周期となり、互いに重なり合わ
ない３相クロックを３個のＪ−Ｋフリップフロップで生
成する。このようにして生成された各３相クロックを６
個のＤフリップフロップ15〜20で、同期クロック信号に
基づいて遅延させた出力がφ1,φ2,φ3,φ4,φ5,φ6,で
ある。その遅延された出力波形を第５図に示す。このφ
１〜φ６で電流駆動回路６をドライブするとブラシレス
モータ７は同期クロック信号１周期で15゜回転する。
又、タイミング制御回路４は、外部からのホールド信号
よりホールド信号が入力される直前の同期クロック信号
の立下り時の出力をホールドし、外部リセット信号によ
り同期クロック信号に関係なく出力をリセットする。と
ころで、クロックカウンタ２は、外部からのカウント開
始信号に基いて、同期クロック信号のカウントを開始す
る。次に検出回路３はクロックカウンタ２の出力に基い
て、同期クロック信号をカウントしていき、このカウン
ト数が所定数になることを検出する。この検出と同時
に、ホールド・リセット回路５はホールド信号をタイミ
ング制御回路４に出力し、所定時間後にリセット信号を
タイミング制御回路４に出力する。本実施例におけるク
ロックカウンタ2,検出回路３及びホールド・リセット回
路５の回路図を第４図に示す。クロックカウンタ２はＪ
−Ｋフリップフロップ41〜43からなり、カウント開始信
号によりリセットされカウントを開始し、NANDゲート4
4,45よりなる検出回路３で同期クロック信号を６クロッ
ク分カウントしたことを検出する。この信号に基いて、
Ｓ−Ｒフリップフロップ46及びＤフリップフロップ47か
らなるホールドリセット回路５でまずホールド信号を出
力し、同期信号１周期後にリセット信号を出力する。以
上の説明を図で示したのが、第５図である。第５図で
は、同期クロック１周期で、ブラシレスモータ７を15゜
回転させるための電流駆動回路６の各トランジスタの駆
動タイミングと駆動時間を決定するタイミング制御回路
４の出力φ１〜φ６が示してある。さらに第５図では、
ブラシレスモータ７を60゜回転させさらに90゜回転させ
た後にホールド停止させた時の波形を示している。すな
わち、ブラシレスモータ７が60゜回転した後に、クロッ
クカウンタ２にカウント開始信号に与える。検出回路３
で、クロックカウンタ２のカウント数つまり、ブラシレ
スモータ７がさらに90゜回転するのに要する同期クロッ
ク信号のクロック数を検出する。この検出と同時に、ホ
ールド・リセット回路５は、ホールド信号をタイミング
制御回路４に出力する。これにより、タイミング制御回
路４は、ホールド信号が入力される直前の同期クロック
信号の立下り時の出力をホールドする。ホールド・リセ
ット回路５は、ホールド信号を出力後、同期クロック信
号１周期後リセット信号をタイミング制御回路４に出力
する。これにより、タイミング制御回路４の出力は全て
をリセットされる。以上の様にブラシレスモータ７は60
゜回転した位置から90゜回転し150゜の位置でホールド
信号に基いて、ホールドしその後リセット信号によりブ
ラシレスモータ７のコイルに流れる電流が遮断される。
なお、本実施例では、各信号の同期を同期クロック信
号の立下りでとったが、同期クロック信号１周期内のど
こで同期をとっても良いことは言うまでもない。
号の立下りでとったが、同期クロック信号１周期内のど
こで同期をとっても良いことは言うまでもない。
発明の効果 以上の様に本発明は、同期クロック信号に同期して、
ブラシレスモータの各コイルに流す電流のタイミングと
流す期間を制御するタイミング制御手段と、同期クロッ
ク信号のクロック数をカウントするクロックカウント手
段と、そのカウント数が所定のカウント数であることを
検出する検出手段と、その検出手段の出力に基いて、タ
イミング制御手段の出力を検手手段が検出した時点の出
力をホールドし、所定時間後、タイミング制御手段の出
力をリセットさせる信号を出力するホールド・リセット
手段を設けることにより、ブラシレスモータをロータの
位置を検出することなく同期クロック信号に同期させて
ステッピングモータの様にステップ作動をさせることが
でき、指定した角度で回転を確実に停止させることがで
き、次のステップパルスを記憶する中間記憶装置も必要
としないため製造時のコストダウンが図れ、細かな角度
でステップ運動させることができる優れたブラシレスモ
ータの駆動装置である。
ブラシレスモータの各コイルに流す電流のタイミングと
流す期間を制御するタイミング制御手段と、同期クロッ
ク信号のクロック数をカウントするクロックカウント手
段と、そのカウント数が所定のカウント数であることを
検出する検出手段と、その検出手段の出力に基いて、タ
イミング制御手段の出力を検手手段が検出した時点の出
力をホールドし、所定時間後、タイミング制御手段の出
力をリセットさせる信号を出力するホールド・リセット
手段を設けることにより、ブラシレスモータをロータの
位置を検出することなく同期クロック信号に同期させて
ステッピングモータの様にステップ作動をさせることが
でき、指定した角度で回転を確実に停止させることがで
き、次のステップパルスを記憶する中間記憶装置も必要
としないため製造時のコストダウンが図れ、細かな角度
でステップ運動させることができる優れたブラシレスモ
ータの駆動装置である。
第１図は本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
駆動装置のブロック図、第２図は同電流駆動回路および
ブラシレスモータのコイル結線を示す回路図、第３図は
同タイミング制御回路のブロック図、第４図はクロック
カウンタ，検出回路，ホールドリセット回路を示すブロ
ック図、第５図は本発明の実施例における同期クロック
信号波形，タイミング制御回路の出力波形及びホールド
・リセット回路の出力波形を示す波形図、第６図は従来
のブラシレス直流モータの構成図である。 １……同期クロック信号発生回路、２……クロックカウ
ンタ、３……検出回路、４……タイミング制御回路、５
……ホールド・リセット回路、６……電流駆動回路、７
……ブラシレスモータ。
駆動装置のブロック図、第２図は同電流駆動回路および
ブラシレスモータのコイル結線を示す回路図、第３図は
同タイミング制御回路のブロック図、第４図はクロック
カウンタ，検出回路，ホールドリセット回路を示すブロ
ック図、第５図は本発明の実施例における同期クロック
信号波形，タイミング制御回路の出力波形及びホールド
・リセット回路の出力波形を示す波形図、第６図は従来
のブラシレス直流モータの構成図である。 １……同期クロック信号発生回路、２……クロックカウ
ンタ、３……検出回路、４……タイミング制御回路、５
……ホールド・リセット回路、６……電流駆動回路、７
……ブラシレスモータ。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 戸崎 善博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 永田 裕二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 青井 孝久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−63427（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−106087（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−281791（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−64586（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】ステータの各コイルに電流を流す電流駆動
手段と、前記電流駆動手段を用いて前記各コイルに電流
を流すタイミング及び流す期間を制御するタイミング制
御手段と、前記タイミング制御手段の動作を所定のタイ
ミングで同期させるための同期クロック信号を発生させ
る同期クロック信号発生手段と、前記同期クロック信号
を外部指令により任意の時点からカウントするクロック
カウント手段と、前記クロックカウント手段のカウント
出力が所定カウント数であることを検出する検出手段
と、前記検出手段の出力に基づいて、前記クロックカウ
ント手段の出力が前記所定カウント数になったことを前
記検出手段が検出した時点の前記同期クロック信号に基
づく前記タイミング制御手段の出力を所定時間保持さ
せ、前記所定時間後前記タイミング制御手段の出力をリ
セットし、かつ前記検出手段の信号がない時は、前記タ
イミング制御手段の出力を通過させる信号を前記タイミ
ング制御手段に与えるホールド・リセット手段との具備
したことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。 - 【請求項２】タイミング制御手段は、同期クロック信号
発生手段の出力である同期クロック信号に基づいて、前
記同期クロック１周期でロータが所定角度回転させるた
めにステータの各コイルに流す電流のタイミングと期間
を決定することと、外部信号により前記タイミング制御
手段の信号を出力、ホールド及びリセットすることを特
徴とする特許請求と範囲第１項記載のブラシレスモータ
の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62318135A JP2512048B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | プラシレスモ―タの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62318135A JP2512048B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | プラシレスモ―タの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01160389A JPH01160389A (ja) | 1989-06-23 |
| JP2512048B2 true JP2512048B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=18095893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62318135A Expired - Lifetime JP2512048B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | プラシレスモ―タの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512048B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP62318135A patent/JP2512048B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01160389A (ja) | 1989-06-23 |
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