JP2511533Y2 - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
- Publication number
- JP2511533Y2 JP2511533Y2 JP1991005224U JP522491U JP2511533Y2 JP 2511533 Y2 JP2511533 Y2 JP 2511533Y2 JP 1991005224 U JP1991005224 U JP 1991005224U JP 522491 U JP522491 U JP 522491U JP 2511533 Y2 JP2511533 Y2 JP 2511533Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise filter
- exterior
- intake port
- electric
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電気調理器等で発生す
る雑音端子電圧を低減する、ノイズフイルタを備えた電
気機器に関する。
る雑音端子電圧を低減する、ノイズフイルタを備えた電
気機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子機器のハイテク化に伴い、電
気機器の発する雑音が、他の電子機器に悪影響を及ぼす
ため、雑音端子レベルに関する規制が厳しくなってき
た。電気機器が発生する雑音端子電圧レベルを小さくす
るために、一般的には電気機器と商用電源の間に、実公
昭５５−４４４１２号に開示のノイズフイルタを設けて
いる。ノイズフイルタを構成するチョークコイルには、
電気機器と同等の電流が流れて電流による自己発熱が生
じ、ノイズフイルタの温度を上昇させる。この自己発熱
を小さくするために、チョークコイルを形成する電線の
直径を太くすると、ノイズフイルタの形状が大きくな
り、コストが上昇する。
気機器の発する雑音が、他の電子機器に悪影響を及ぼす
ため、雑音端子レベルに関する規制が厳しくなってき
た。電気機器が発生する雑音端子電圧レベルを小さくす
るために、一般的には電気機器と商用電源の間に、実公
昭５５−４４４１２号に開示のノイズフイルタを設けて
いる。ノイズフイルタを構成するチョークコイルには、
電気機器と同等の電流が流れて電流による自己発熱が生
じ、ノイズフイルタの温度を上昇させる。この自己発熱
を小さくするために、チョークコイルを形成する電線の
直径を太くすると、ノイズフイルタの形状が大きくな
り、コストが上昇する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】機器の雑音端子電圧を
小さくするノイズフイルタの、自己発熱による温度上昇
を小さくし、ノイズフイルタの小型化、及び信頼性の向
上を図る。
小さくするノイズフイルタの、自己発熱による温度上昇
を小さくし、ノイズフイルタの小型化、及び信頼性の向
上を図る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】電気部品を収納配置する
と共に吸気口を有する外装と、該外装内の上記吸気口に
近接配置され、上記吸気口から冷却風を吸気し上記電気
部品を冷却する冷却ファンと、商用電源に連なるチョ−
クコイル及びコンデンサからなるノイズフイルタと、ノ
イズフイルタ取り付け基板と、該ノイズフィルタを取り
付けるノイズフイルタを覆い通風口を有するケースとか
らなるノイズフイルタユニットと、を備え、上記ノイズ
フィルタは上記外装の外面のうち上記吸気口に近接位置
に配置する構成である。
と共に吸気口を有する外装と、該外装内の上記吸気口に
近接配置され、上記吸気口から冷却風を吸気し上記電気
部品を冷却する冷却ファンと、商用電源に連なるチョ−
クコイル及びコンデンサからなるノイズフイルタと、ノ
イズフイルタ取り付け基板と、該ノイズフィルタを取り
付けるノイズフイルタを覆い通風口を有するケースとか
らなるノイズフイルタユニットと、を備え、上記ノイズ
フィルタは上記外装の外面のうち上記吸気口に近接位置
に配置する構成である。
【０００５】
【作用】電気機器から輻射される不要輻射波及び、熱等
の影響が小さい電気機器の外面に、ノイズフイルタユニ
ットを取り付け、ノイズフイルタの通電電流による自己
発熱で発生した熱を、ノイズフイルタ取り付け基板を介
して、電気機器の外装に伝達して放熱効果を良くする。
更に、ノイズフイルタユニットのケ−スに通風口を設け
るとともに、外装の外面のうち吸気口に近接して取り付
けたから、ノイズフイルタの放熱効果がより向上する。
の影響が小さい電気機器の外面に、ノイズフイルタユニ
ットを取り付け、ノイズフイルタの通電電流による自己
発熱で発生した熱を、ノイズフイルタ取り付け基板を介
して、電気機器の外装に伝達して放熱効果を良くする。
更に、ノイズフイルタユニットのケ−スに通風口を設け
るとともに、外装の外面のうち吸気口に近接して取り付
けたから、ノイズフイルタの放熱効果がより向上する。
【０００６】
【実施例】図１及び図２は、本考案のノイズフイルタユ
ニットの取り付け構成を示し、１は調理器本体、２は調
理器本体１内に設けられ、電装部品を収納配置する電装
室、３は電装室２内に設けられ加熱室にマイクロ波を供
給するマグネトロン、４はマグネトロン３に高電圧を供
給する高圧トランス、５は上記マグネトロン３、高圧ト
ランス４等の電気部品を冷却する冷却ファン、６は冷却
ファン５の吸気側と排気側を仕切る仕切り板、７は冷却
ファン５への冷却風を吸気するため、調理器本体１の外
装（後壁）に設けられた開口、８は開口７の調理器外面
に設けられたノイズフイルタユニット、９はノイズフイ
ルタユニットと連なる電源コードである。
ニットの取り付け構成を示し、１は調理器本体、２は調
理器本体１内に設けられ、電装部品を収納配置する電装
室、３は電装室２内に設けられ加熱室にマイクロ波を供
給するマグネトロン、４はマグネトロン３に高電圧を供
給する高圧トランス、５は上記マグネトロン３、高圧ト
ランス４等の電気部品を冷却する冷却ファン、６は冷却
ファン５の吸気側と排気側を仕切る仕切り板、７は冷却
ファン５への冷却風を吸気するため、調理器本体１の外
装（後壁）に設けられた開口、８は開口７の調理器外面
に設けられたノイズフイルタユニット、９はノイズフイ
ルタユニットと連なる電源コードである。
【０００７】図３及び図４は、本考案のノイズフイルタ
ユニット８の構造、及び、ノイズフイルタを接続した調
理器の電気回路を示し、１０は電源コード９に連なるコ
モンモ−ドチョークコイル１１及び、コンデンサ１２、
１３からなるノイズフイルタ、１４は金属製のノイズフ
イルタ取り付け基板で、この取り付け基板１４にはノイ
ズフイルタ１０を上記高圧トランス４に接続する端子１
５を有する絶縁端子台１６が配設されている。１７は上
記取り付け基板１４上に設けられた絶縁部材で、この絶
縁部材１７はエポキシ樹脂等の合成樹脂、または、マイ
カシ−ト等で形成され、ノイズフイルタ１０を構成する
部品（コモンモ−ドチョークコイル１１及び、コンデン
サ１２、１３）を支持するとともに、ノイズフイルタ１
０内で発生した熱を、取り付け基板１４に伝達する。１
８は上記ノイズフイルタ１０を覆う合成樹脂製ケース
で、このケース１８には冷却風の通風口１９、２０が設
けられている。
ユニット８の構造、及び、ノイズフイルタを接続した調
理器の電気回路を示し、１０は電源コード９に連なるコ
モンモ−ドチョークコイル１１及び、コンデンサ１２、
１３からなるノイズフイルタ、１４は金属製のノイズフ
イルタ取り付け基板で、この取り付け基板１４にはノイ
ズフイルタ１０を上記高圧トランス４に接続する端子１
５を有する絶縁端子台１６が配設されている。１７は上
記取り付け基板１４上に設けられた絶縁部材で、この絶
縁部材１７はエポキシ樹脂等の合成樹脂、または、マイ
カシ−ト等で形成され、ノイズフイルタ１０を構成する
部品（コモンモ−ドチョークコイル１１及び、コンデン
サ１２、１３）を支持するとともに、ノイズフイルタ１
０内で発生した熱を、取り付け基板１４に伝達する。１
８は上記ノイズフイルタ１０を覆う合成樹脂製ケース
で、このケース１８には冷却風の通風口１９、２０が設
けられている。
【０００８】上記構成の如く、調理器から輻射される不
要輻射波及び、調理器内で発生する熱の影響を受けにく
い調理器１の外装の外面に、ノイズフイルタユニット８
を取着するとともに、ノイズフイルタ１０の自己発熱に
よる熱を、取り付け基板１４を介して調理器外装へ熱伝
導させて放熱する。更に、ノイズフイルタユニット８は
電気部品の冷却風路に近接して設置したから、ノイズフ
イルタユニット８内部に発生した熱を効率よく放出でき
る。
要輻射波及び、調理器内で発生する熱の影響を受けにく
い調理器１の外装の外面に、ノイズフイルタユニット８
を取着するとともに、ノイズフイルタ１０の自己発熱に
よる熱を、取り付け基板１４を介して調理器外装へ熱伝
導させて放熱する。更に、ノイズフイルタユニット８は
電気部品の冷却風路に近接して設置したから、ノイズフ
イルタユニット８内部に発生した熱を効率よく放出でき
る。
【０００９】尚、本考案は実施例の如き電気調理器に限
定されるものではなく、ノイズフィルタを備えた様々の
電気機器に適用できる。
定されるものではなく、ノイズフィルタを備えた様々の
電気機器に適用できる。
【００１０】
【考案の効果】電気機器の温度上昇の影響が小さい電気
機器外面に、ノイズフイルタユニットを取り付けるとと
もに、ノイズフイルタの自己発熱で発生した熱を、ノイ
ズフイルタ取り付け金具を介して、電気機器外装に熱伝
導させて放熱する。また、ノイズフイルタを覆うケース
に通風口を設けたノイズフイルタユニットを、外装外面
のうち吸気口に近接して設置することにより、ノイズフ
イルタユニット内で発生した熱を効率よく放熱できる。
従って、ノイズフイルタの信頼性が向上するとともに、
小型化が図れ安価に提供できる。
機器外面に、ノイズフイルタユニットを取り付けるとと
もに、ノイズフイルタの自己発熱で発生した熱を、ノイ
ズフイルタ取り付け金具を介して、電気機器外装に熱伝
導させて放熱する。また、ノイズフイルタを覆うケース
に通風口を設けたノイズフイルタユニットを、外装外面
のうち吸気口に近接して設置することにより、ノイズフ
イルタユニット内で発生した熱を効率よく放熱できる。
従って、ノイズフイルタの信頼性が向上するとともに、
小型化が図れ安価に提供できる。
【図１】本考案を実施した電気調理器の側断面図であ
る。
る。
【図２】本考案ノイズフイルタユニット取り付け部の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図３】本考案ノイズフイルタユニットの部分切欠斜視
図である。
図である。
【図４】本考案を実施した調理器の電気回路図である。
８ ノイズフイルタユニット ９ 電源コード １０ ノイズフイルタ １１ チョークコイル １４ 取り付け基板 １７ 絶縁部材 １８ ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小西 千鶴子 守口市京阪本通２丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−61187（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−97855（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−53718（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 電気部品を収納配置すると共に吸気口を
有する外装と、該外装内の上記吸気口に近接配置され、
上記吸気口から冷却風を吸気し上記電気部品を冷却する
冷却ファンと、商用電源に連なるチョ−クコイル及びコ
ンデンサからなるノイズフイルタと、該ノイズフィルタ
を取り付けるノイズフイルタ取り付け基板と、上記ノイ
ズフイルタを覆い通風口を有するケースとからなるノイ
ズフイルタユニットと、を備え、上記ノイズフィルタは
上記外装の外面のうち上記吸気口に近接位置に配置した
ことを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991005224U JP2511533Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991005224U JP2511533Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103696U JPH04103696U (ja) | 1992-09-07 |
| JP2511533Y2 true JP2511533Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31735585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991005224U Expired - Lifetime JP2511533Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511533Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145908A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-08-01 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 六塩化硅素の製造方法 |
| JPS61156486A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-16 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1991005224U patent/JP2511533Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04103696U (ja) | 1992-09-07 |
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