JP2510203B2 - ガラスゴブの製造装置 - Google Patents

ガラスゴブの製造装置

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JP2510203B2 JP62129415A JP12941587A JP2510203B2 JP 2510203 B2 JP2510203 B2 JP 2510203B2 JP 62129415 A JP62129415 A JP 62129415A JP 12941587 A JP12941587 A JP 12941587A JP 2510203 B2 JP2510203 B2 JP 2510203B2
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/08Feeder spouts, e.g. gob feeders
    • C03B7/088Outlets, e.g. orifice rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、重量の異なるガラスゴブ製造への変更が容
易迅速にできるガラスゴブの製造装置に関する。
従来技術 ガラスゴブは溶融ガラスの滴を滴下する液滴法により
製造される。
液滴法は第1図に示したように、ヒーター(6a)で加
熱溶融されたルツボ(1)内のガラスを、ヒーター(6
b)〜(6e)により加熱保温しながら、ルツボ(1)と
一体となってルツボ(1)の下方に延びるノズル(4)
内を通過させて、ノズル先端部からガラス滴(7)を、
表面が固化するまで落下させることによりガラスゴブを
製造する。
液滴法においては、ガラスゴブの重量はノズル先端部
の直径に大きく依存する。そのため重量の異なるガラス
ゴブを得るためには、装置の加熱を停止しルツボおよび
ノズル内のガラスを総て排出し、ノズルを途中で切断し
て先端径の異なる別のノズルを溶接する必要があった。
溶接後、再び所定の温度まで加熱しガラスを溶融し、溶
融ガラスがノズル先端から流出するまでには通常3〜4
日を必要とする。従って、異なる重量のガラスゴブへの
製造変更は手間と時間がかかり、また生産性の点で非能
率的である。
また、溶接作業は熟練を要する上に、溶接を繰り返し
てノズルに継ぎ接ぎが多くなると、ノズルが劣化し、そ
の劣化、継ぎ接ぎはガラス製品の品質に悪影響を与え
る。継ぎ接ぎが3〜5回行なわれると、そのノズルの改
鋳を必要とする。従って、ガラスゴブの重量の変更を何
度も行い、さらに長期に渡って同一のノズルを使用し続
けることはできない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記したような事情に鑑みなされたものであ
って、その目的とするところは、重量の異なるガラスゴ
ブ製造への変更を容易かつ迅速に行うことのできるガラ
スゴブの製造装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、長期間に渡ってノズルが劣化せ
ず、かつ品質の良好なガラス製品を製造できるガラスゴ
ブの製造装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、ノズル本体とノズルチップを備
え、該ノズル本体とノズルチップが取り替え可能に結合
されたノズルを有するガラスゴブの製造装置に関する。
本発明に用いられるノズルはノズル本体とノズルチッ
プからなり、ノズル本体にはノズルチップを取り替え可
能に結合するためのノズル加工部を有している。
ノズルチップはノズル本体と取り替え可能に結合する
手段を備えており、これをノズル本体に取り付けたとき
ノズル先端を構成する。外径の異なるノズルチップをノ
ズル本体に取り付けると重量の異なるガラスゴブを得る
ことができる。ノズル加工部はネジ山用に加工されてい
てもよいし、止めネジに加工されていてもよい。ネジ山
加工を施す場合は、ノズル本体の外側あるいは内側いず
れに加工されていてもよい。以下、ノズル本体の外側に
ネジ山加工されている場合のノズル加工部を「オネジノ
ズル」、ノズル本体の内側にネジ山加工されている場合
を「メネジノズル」、止めネジ用に加工されている場合
を「止めネジノズル」という。メネジノズルは先端径の
小さいノズルチップを嵌合するのに適しており、オネジ
ノズルは先端径の大きいノズルチップを嵌合するのに適
しているが、特にそのような使用方法に制限されるもの
ではない。
ノズルチップは、ノズル加工部に直接嵌合してもよい
し、袋ナット等により固定嵌合してもよく、その先端部
は2つ以上に分かれていてもよい。
ノズル加工部に直接嵌合する場合は、ノズルチップは
上記した止めネジノズル、オネジノズルあるいがメネジ
ノズル等のノズル加工部に合わせて、加工成形されてい
るものを使用すればよい。オネジノズルに嵌合する場合
は、ノズルチップとしてメス型のものを適用すればよい
し、メネジノズルに嵌合する場合はオス型のものを適用
すればよい。また、止めネジノズルに嵌合する場合は、
止めネジ嵌合部を有するノズルチップを使用すればよ
い。
ノズルチップの材質としては白金、金、ロジウムある
いはそれらの合金からなるものであれば使用可能であ
る。ノズルチップに材質により溶融ガラスの濡れ性が異
なる。材質の選択は、これによりガラス滴重量は若干異
なるが、材質は加工性を考慮して任意に選んでよい。
ノズルチップの先端から滴下するガラス液滴の重量は
ノズルチップの材質とノズルチップの先端径に大きく依
存する。本発明に従うと、ノズルチップの材質とノズル
チップの先端径により決定された所定の重量ガラス液滴
を供給するノズルチップに容易に取り替えることができ
るので、重量の異なるガラスゴブ製造へ迅速に切り替え
ることができる。
ノズルチップの先端径は0.5〜20mm、好ましくは0.5〜
15mmである。20mmより大きくなるとノズルチップ先端か
ら流出する溶融ガラスが層流となり易くガラス液滴を得
ることが難しい。一方、製造し得るガラスゴブの最小値
は、主としてノズルチップの先端径によって決まる。ノ
ズルはガラスの着色を防ぐために白金などの貴金属製の
ものが用いられるが、加工が困難なので、その先端径の
実用上の下限は0.5mm程度であり、従って、ゴブの最小
値は50mg程度である。
ノズル加工部は通常ノズルの先端に設けられ、ルツボ
の下方0.5〜1mに設けられる。但し、この位置は炉の構
成により異なるので、これに限定されない。
第2図〜第6図に本発明のノズル本体とノズルチップ
の結合態様を示す。
第2図は結合部が、ノズル加工部(10)としてオネジ
ノズル、該オネジノズルに嵌合されるメスネジ型ノズル
チップ(9)からなる。
第3図は結合部が、ノズル加工部(10)としてメネジ
ノズル、該メネジノズルに嵌合されるオスネジ型ノズル
チップ(11)からなる。
第4図は結合部が、ノズル加工部(10)としてオネジ
ノズル、該オネジノズルに対してメス型のネジを有する
袋ナット(14)でノズルに嵌合されるフランジ(12)を
有するノズルチップ(13)からなる。
第5図は結合部が、ノズル加工部(10)としての止め
ネジノズル(10)、該止めネジノズルと嵌合される止め
ネジ嵌合部を有するノズルチップ(15)よりなる。
第6図は、第2図において示したオネジノズルに嵌合
され、ノズルチップの先端を2つ有するメスネジ型ノズ
ルチップ(14)を表す。この2つの先端径は同じであっ
ても、異なっていてもとく、例えば異なった先端径とす
ると、同時に2種類のガラスゴブを製造することができ
る。もちろん、3以上の先端を有するノズルチップとし
てもよい。
第1図に示したガラスゴブ製造装置において、ノズル
の先端に本発明の結合部(5)を設けてガラスゴブを製
造する場合、ノズル先端からは、ノズルチップの種類に
より決定される重量を有するガラス液滴が雫状になって
順次落下し、所望する重量を有するガラスゴブを得るこ
とがきる。
本発明は、異なった重量を有するガラスゴブを製造変
更する場合は、所望するガラス液滴を滴下するノズルチ
ップに取り替えるだけでよい。
本発明はノズルチップの取り替えだけで重量変更がで
きるので、ノズル本体は劣化を受けにくく、また長期に
渡って一定した品質のガラス製品を製造することができ
る。
ノズル(4)の下方部と上方部の温度を下方部を高
く、上方部を低く設定することが好ましい。これはノズ
ルの結合部から溶融ガラスが漏れるのを防ぐためであ
り、そのためには、ノズル上部での粘性抵抗を先端部よ
り大きくするするほうが好ましいからである。係る温度
制御は、特にノズル上部より先端径の内径が細い場合重
要である。
以下に本発明を実施例を用いて更に詳しく説明する。
実施例1 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
てM10長さ10mmのオネジノズルからなる白金ノズルを底
部に有する、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラ
ス(SF11)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融
した。ノズル加工部は第2図に示す、上部にM10長さ8mm
のメネジを有し、その先端部の外径がAmmである長さ25m
mの白金製ノズルチップ(NA)を取り付け、ノズル上部
(長さ300mm)を800±2℃に、ノズル中部(長さ300m
m)を850±2℃に、ノズル下部(長さ300mm)を900±2
℃に、ノズル先端部(接続部より下方)を950±2℃に
加熱しながら、溶融ガラスを自然滴下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス製鏡面仕
上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま400
℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金製ノズルチップの先端部の外径Aと得られたレン
ズの重量とは表1に示すように比例関係にあり、白金製
ノズルチップを取り替えることにより容易に所望の重量
のガラス滴を得ることができた。
実施例2 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
てM8長さ10mmのメネジノズルからなる白金ノズルを底部
に有する、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラス
(SF11)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融し
た。ノズル加工部は第3図に示す、上部にM8長さ8mmの
オネジを有し、その先端部の外径がBmmである長さ25mm
の白金製ノズルチップ(NB)を取り付け、ノズル上部
(長さ300mm)を800±2℃に、ノズル中部(長さ300m
m)を850±2℃に、ノズル下部(長さ300mm)を900±2
℃に、ノズル先端部(接続部より下方)を950±2℃に
加熱しながら、溶融ガラスを自然滴下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス鋼製鏡面
仕上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま40
0℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金製ノズルチップの先端部の外径Bと得られたレン
ズの重量とは表1に示すように比例関係にあり、白金製
ノズルチップを取り替えることにより容易に所望の重量
のガラス滴を得ることができた。
実施例3 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
ては内径が8mmで先端部から10mm内部で内径が6.7mmにな
るようなテーパー嵌合部を持ち、外部はM10長さ10mmの
オネジノズルからなる白金ノズルを底部に有する、内容
積2lの白金製ルツボに重フリントガラス(SF11)を1.8l
入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融した。ノズル加工
部は第4図に示す、上部10mmで外部6.7mmから8mmになる
テーパー嵌合部と、袋ナットの内径に適合するフランジ
を持ち、その先端部の外径がCmmである長さ25mmの白金
製ノズルチップ(NC)をはめこみ、これを貴金属製のM1
0袋ナットで固定して、ノズル上部(長さ300mm)を800
±2℃に、ノズル中部(長さ300mm)を850±2℃に、ノ
ズル下部(長さ300mm)を900±2℃に、ノズル先端部
(接続部より下方)を950±2℃に加熱しながら、溶融
ガラスを自然滴下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス鋼製鏡面
仕上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま40
0℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金製ノズルチップの先端部の外径Cと得られたレン
ズの重量とは表1に示すように比例関係にあり、白金製
ノズルチップを取り替えることにより容易に所望の重量
のガラス滴を得ることができた。
実施例4 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
ては内径が8mmで先端部から10mm内部で内径が6.7mmにな
るようなテーパー嵌合部を持ち、外部が直径30mm、厚さ
5mmのフランジを持つ白金止めネジノズルを底部に有す
る、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラス(SF1
1)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融した。
ノズル加工部は第5図に示す、上部10mmで外部6.7mmか
ら8mmになるテーパー嵌合部と、外部は直径30mm、厚さ5
mmのフランジを持ち、その先端部の外径がDmmである長
さ25mmの白金製ノズルチップ(ND)をはめこみ、これを
フランジ部の穴を用い貴金属製のM3ネジで固定して、ノ
ズル上部(長さ300mm)を800±2℃に、ノズル中部(長
さ300mm)を850±2℃に、ノズル下部(長さ300mm)を9
00±2℃に、ノズル先端部(接続部より下方)を950±
2℃に加熱しながら、溶融ガラスを自然滴下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス鋼製鏡面
仕上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま40
0℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金製ノズルチップの先端部の外径Dと得られたレン
ズの重量とは表1に示すように比例関係にあり、白金製
ノズルチップを取り替えることにより容易に所望の重量
のガラス滴を得ることができた。
実施例5 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
てM10長さ10mmのオネジノズルからなる白金ノズルを底
部に有する、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラ
ス(SF11)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融
した。ノズル加工部は第6図に示す、上部にM10長さ8mm
のメネジを有し、逆T字状に分岐し、その先端部の外径
が各々Emmである長さ35mmの白金製ノズルチップ(NE)
を取り付け、ノズル上部(長さ300mm)を800±2℃に、
ノズル中部(長さ300mm)を850±2℃に、ノズル下部
(長さ300mm)を900±2℃に、ノズル先端部(接続部よ
り下方)を950±2℃に加熱しながら、溶融ガラスを自
然滴下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス製鏡面仕
上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま400
℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金製ノズルチップの先端部の外径Eと得られたレン
ズの重量とは表1に示すように比例関係にあり、白金製
ノズルチップを取り替えることにより容易に所望の重量
のガラス滴を得ることができた。
実施例6 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
てM10長さ10mmのオネジノズルからなる白金ノズルを底
部に有する、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラ
ス(SF11)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融
した。ノズル加工部は第2図に示す、上部にM10長さ8mm
のメネジを有し、その先端部の外径がFmmである長さ25m
mの白金90%ロジウム10%合金製ノズルチップ(NF)を
取り付け、ノズル上部(長さ300mm)を800±2℃に、ノ
ズル中部(長さ300mm)を850±2℃に、ノズル下部(長
さ300mm)を900±2℃に、ノズル先端部(接続部より下
方)を950±2℃に加熱しながら、溶融ガラスを自然滴
下させた。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス製鏡面仕
上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま400
℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金90%ロジウム10%合金製ノズルチップの先端部の外
径Fと得られたレンズの重量とは表1に示すように比例
関係にあり、白金90%ロジウム10%合金製ノズルチップ
を取り替えることにより容易に所望の重量のガラス滴を
得ることができた。
実施例7 内径6.7mm、外径10mm、長さ900mm、ノズル加工部とし
てM10長さ10mmのメネジノズルからなる白金ノズルを底
部に有する、内容積2lの白金製ルツボに重フリントガラ
ス(SF11)を1.8l入れ、これを攪拌下1000℃に加熱溶融
した。ノズル加工部は第3図に示す、上部にM8長さ8mm
のオネジを有し、その先端部の外径がGmmである長さ25m
mの白金95%金5%合金製ノズルチップ(NG)を取り付
け、ノズル上部(長さ300mm)を800±2℃に、ノズル中
部(長さ300mm)を850±2℃に、ノズル下部(長さ300m
m)を900±2℃に、ノズル先端部(接続部より下方)を
950±2℃に加熱しながら、溶融ガラスを自然滴下させ
た。
ノズルの2m下方に直径10mm、深さ0.36mm、曲率半径3
4.9mmの凸レンズ用のCrコートしたステンレス製鏡面仕
上げ金型を配置し、滴下ガラス滴を受け、そのまま400
℃でプレス成形してガラスレンズを得た。
白金95%金5%合金製ノズルチップの先端部の外径G
と得られたレンズの重量とは表1に示すように比例関係
にあり、白金95%金5%合金製ノズルチップを取り替え
ることにより容易に所望の重量のガラス滴を得ることが
できた。
発明の効果 本発明に従うと、重量の異なるガラスゴブ製造への変
更を容易かつ迅速に行うことができ、長期間に渡ってノ
ズルが劣化せず、かつ品質の良好なガラス製品を製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するための液滴法を示す概略図
の1例である。 第2図から第6図は、ノズル本体とノズルチップの結合
態様を示す図である。 図中の記号は以下の通りである。 1…ルツボ、2…ガラス、3…攪拌機、4…ノズル、6a
〜6d…ヒーター、7…ガラス液滴、9…ノズルチップ、
10…ノズル加工部、11…ノズルチップ、12…フランジ、
13…ノズルチップ、14…袋ナット、15…ノズルチップ、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル本体とノズルチップを備え、該ノズ
    ル本体とノズルチップが取り替え可能に結合されたノズ
    ルを有するガラスゴブの製造装置。
  2. 【請求項2】結合がネジによって行なわれる特許請求の
    範囲第1項に記載の製造装置。
  3. 【請求項3】ノズルチップが袋ネジにより嵌合されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の製造装
    置。
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