JP2509408B2 - 中空の自己支持型モルタルまたはコンクリ―ト構造物の製造方法 - Google Patents

中空の自己支持型モルタルまたはコンクリ―ト構造物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基礎もしくは基部にしっかりと取り付けら
れている縁を有し且つトンネル壁部および末端壁を含む
気密柔軟シートによって作り出される気密空間を膨張さ
せ、このシートがその適当に膨張した形状になった後、
その上にモルタルまたはコンクリートからなる群より選
ばれる硬化性材料を噴霧することによってシートを補剛
し、この際に、膨張加圧下におけるトンネル形状は、ト
ンネルの軸線に対して実質的に横方向に延びている平面
内に間隔をおいて離れているシート支持用リブもしくは
トラスで安定化されるものであり、硬化性材料の噴霧を
最初にリブもしくはトラスの位置で行った後に、リブも
しくはトラスの間の残存しているシート部分の上に硬化
性材料を噴霧してリブもしくはトラスの間の領域を充填
することによる、実質的にトンネル形状の三次元の中空
自己支持型モルタルまたはコンクリート構造物の製造方
法に関する。
従来、気密柔軟シートを膨張させ、その表面にモルタ
ル等を塗布して製造されるモルタルまたはコンクリート
構造物のほとんどは、ドーム形状を採用している。この
理由は、ドーム形状では膨張圧力が均等に分布されるた
め、湿った状態におけるモルタル等の荷重による形状の
変形、歪みが比較的問題とならないからである。
一方、従来、トンネル形状の構造物の製造において
は、シート自体の荷重以外に、湿った状態におけるモル
タルの荷重(下側ほどより大きな重力がかかる)による
影響や、外側に向かう膨張圧力の影響により、横へのは
み出し、波形にうねる等の変形が生じ、連続した平滑な
トンネル形状の構造物を得ることが困難であった。
トンネル形状の構造物の製造方法は、例えば、米国特
許第3 139 464号明細書(US−A−3 139 464)により知
られている。この公知の方法に従えば、最初に、前もっ
て作ったアーチ形状の複数の金属トラスを基部の上に間
隔をおいて設置することにより、トンネル形状の構造物
を製造することができる。これらの金属トラスは、その
後に膨張させたシートを外側から支持するものであり、
シートは、シート内側の超過圧力によりトラスの内側に
対して圧迫され、複数のトラスの間の領域で外側にはみ
出て、波形になる(Fig.2参照)。この公知の方法に従
えば、トラスをシートの内側に設置することも可能であ
るが、この場合には、シートをトラスに接続するための
追加的な手段およびトラスの間で湾曲形状を確保するた
めの追加的な手段が必要になる。この公知の方法では、
トラスを設置した後、シートを膨張させ、次いで最初に
トラスの裏側または回りにモルタルを注ぐかもしくは噴
霧し、トラスをモルタル内に埋め込み、モルタルを硬化
させた後に、シート(この時点で、トラスの間の外側に
はみ出しているか或いは波形になっている)の上にモル
タルを塗布する。
十分な安定性を得るために上記トラスは必須である。
何故ならば、膨張したシートの上に従来のモルタルを局
所的に塗布する場合には、モルタルの湿った状態が長い
間続き、その間に荷重による影響により変形が生じ、こ
の変形によって適当なトンネル形状が得られなくなるか
らである。外側へのはみ出し部分は曲げモーメント性を
与えるものであるが、幾つかの場合において上記外側へ
のはみ出し部分が生じるのは、シート内側からの膨張圧
力によるだけではなく、長さ方向に延びているケーブル
64(fig.5、Fig.6参照)の制御にもよるためである。
上記公知の方法によれば、優れた強い構造物を得るこ
とができるかもしれないが、上記方法は非常に複雑であ
り、従ってコストが高くなる。加えて、平滑なトンネル
形状を得るには、変形分だけあらかじめシート寸法、形
状を補正する等の複雑な手段が必要となる。
本発明の目的は、トンネル形状のモルタルまたはコン
クリート構造物の製造を簡潔にし、コストを低減するこ
とである。本発明においては、硬化性材料が、新しく噴
霧したモルタルがそのまだ可塑性を示す段階で形状安定
性を示す量で、ミクロ−シリカを含有するモルタルまた
はコンクリートであり、且つ、気密空間を膨張させた後
にモルタルまたはコンクリートを該シート(2)の内側
に対してリブ形状もしくはトラス形状となるように噴霧
して、リブもしくはトラス(18、19、20)を形成し、こ
の形成したリブもしくはトラス(18、19、20)が該シー
ト(2)を支持することにより、上記目的を達成するこ
とができる。
従って、本発明においては、基礎もしくは基部に取付
けるのに先立って、シートもしくはトンネル形状部用の
シートとして、好ましくは重なり末端がともに溶接され
た平坦なストリップからなる平坦なシートを用いる。シ
ートを基部に取付けて最外縁を閉じた後に、作り出され
た気密空間を膨張させると、シートは連続した平滑なチ
ューブを形成するが、しかしこのままでは形状安定性に
欠けることになる。形状安定性は、上記気密空間を膨張
した後に、間隔をおいて離れているリブもしくはトラス
を製造することにより、そして特定の量でミクロ−シリ
カを含有するモルタルまたはコンクリートの助けによ
り、得られるのである。モルタルまたはコンクリートが
特定の量でミクロ−シリカを含有するために、直ちに十
分な安定性が得られ、上記シートの上にさしたる荷重が
かかることなく、膨張したシートに対して上記リブが直
ちに形成される。上記リブを形成した後、上記モルタル
またはコンクリートを残存領域に噴霧してそこを覆う
が、この時点でリブが膨張シートを支持している。ミク
ロ−シリカを含有するモルタル混合物は多数の刊行物に
より知られている。しかしながら、このような混合物で
はその強力な接着力によって噴霧ノズルに向けての輸送
が妨害されるので、この組成物は、通常、噴霧用に適当
ではない。この組成物を噴霧する方法及びその装置はド
イツ国特許出願39 41 152(DE−A−39 41 152)から知
られている。しかし、この方法にれば、最初に調製した
モルタル混合物のバッチを、輸送される供給空気ととも
にインジェクターに向けて空気圧で送り込むことによっ
て、噴霧が可能になるのである。強力な接着力により導
管内で混合物が接着する危険が回避できるように、この
インジェクターはモルタル等の混合物のバッチが入って
いるタンクの近くに位置している。インジェクターの下
流には空気が流れおり、この空気が最終的に分割された
モルタル等と混合される。この公知の方法と装置を用い
ることによってモルタル等を噴霧することが可能にな
り、直ちに得られる形状安定性によって、上述のような
リブもしくはトラスを含む如何なる望みの形状の物体を
も作製することが可能になるのである。
本発明においては、噴霧は、内側に対して行われ、好
ましくは合成発泡層の施工後に行われる。何故ならば、
例えばポリウレタンからなる発泡層はシート材料に対し
て接着力があるので、発泡層を設けることなくモルタル
を直接施工した場合に比べて、モルタルまたはコンクリ
ートに良好な接着力を与えるからである。最初に施工し
た合成発泡層に対してその内面に噴霧することは、例え
ばEP−A−0 357 151により知られている。EP−A−0 3
57 151はドーム形状の構造物、すなわち対称な垂直軸を
有する構造物、の製造方法に関するものであり、トンネ
ル形状のものは記載していない。
これに対して、本発明に従えば、膨張可能なシート用
の単純なストリップを用い、噴霧できる特定のモルタル
またはコンクリートを用い、且つ、上記気密空間が膨張
した後にリブもしくはトラスを製造することにより、極
めて簡潔にトンネル形状のモルタルまたはコンクリート
構造物を得ることができる。
上記リブの製造に先立って、下方壁を、基部の上に膨
張シートの下方側壁に対して形成することが好ましい。
これにより、特に、その後のリブの製造中の初期安定性
が改善される。
補強ロッドそれ自体の使用は、例えばUS−A−3 139
464およびEP−A−0 357 151により知られている。しか
しながら、本発明においては、リブもしくはトラスを最
初に製造する際に、リブもしくはトラスが製造されるべ
き位置にリブもしくはトラス補強用の補強ロッドを取り
付けることが有利であり、一時的に置いた側ケーシング
プレートの間に補強ロッドを取り付けることも有利であ
る。これらの側ケーシングプレートは、噴霧の際に、リ
ブもしくはトラスの側面を適当な形状に維持することを
可能にするものであり、最終層あるいはリブもしくはト
ラスの層の噴霧に先立っておよびその後にコーティング
されるべきリブもしくはトラスの間の領域の噴霧に先立
って、取り外される。
上記ミクロ−シリカを含有するモルタルまたはコンク
リートは、優れた様式で、補強ロッドの裏側およびその
回りを覆って、それらに接着する。
上記モルタルまたはコンクリートは、該ミクロ−シリ
カ以外に、セメントに添加される如何なる種類の追加的
材料、例えば硬化促進剤、フライアッシュ、合成磁器、
石英、砂、ケイ石、トレス、ボーキサイト、および許容
される合成材料、並びに樹脂、ガラス、鋼、炭素または
アラミドから作られる全ての種類の繊維補強材を含んで
いてもよい。
シートの外側を噴霧する場合と同様に、補強ロッドを
用いないで噴霧を行う場合か、或いは比較的小さいサイ
ズの構造物を製造する場合、上記繊維補強材が特に有用
である。
本発明に従う方法を用い、膨張させそして噴霧するこ
とで多様な構造物を製造することが可能である。
該リブの間の領域を完全に充填することも可能である
が、しかしながら勿論、多少ともこのシートを通して光
が入るのを可能にする開口部、或は該シートを取り外し
た所の排気用開口部を残すように、上記リブの間の領域
の一部を覆わないままで残すことも可能である。好適な
用途は、ハイウエーまたは鉄道部分をつないでいるトン
ネル型構造物の製造である。これは、いわゆる「防音
壁」を用いたのでは人々の生活地域から交通の音を遠ざ
けるに不充分な、人工密度が高い地域で重要性を示し得
る。
上記構造物に後で土をかけてもよい。
しかしながら、本発明はこのような用途の形態に限定
されるものではない。本発明に従って製造されるトンネ
ル型構造物はまた、岩と通して掘削したトンネルの内部
コーティング物としても用いられ得る。
図を参照して本発明をここに更に明らかにする。
図1は、本発明に従う方法で用いる膨張シートの側面
図である。
図2は、図1の線II-IIに従う断面である。
図3は、図1の線III-IIIに従う断面である。
図4は、透視図で表す、本発明に従って製造する構造
物の一部を示す。
図5aから5fは、含めて、図4または8に示す如き構造
物の製造に関する数多くの連続作業を開示している。
図6は、基部に隣接したレベル、例えば図5dの矢印VI
のレベルにおける、リブを貫く断面である。
図7は、例えば図5eの矢印VIIのレベルにおける、リ
ブを貫く断面である。
図8は、製造工程中の材料の供給および搬出を図式的
に開示している。
図9は、本発明に従う方法を適用することによって得
られる構造物の1つの具体例の上面図である。
図10は、本発明に従う方法で得られる構造物に関する
もう1つの上面図である。
図11は、最終構造物を貫く断面である。
図12は、もう1つの具体例の最終構造物を貫く断面で
ある。
図1および4は、前製造したか或は現場で製造した、
モルタルまたはコンクリート製基本構造1を示してい
る。
一般参照符2で示すプラスチック製シートを、気密様
式で上記基部にしっかりと取り付ける。
上記プラスチック製シート2には、図3に示すように
互いに重なっており、そして互いの上にそれらの重なり
末端を高周波で溶接することにより溶接継目4が作られ
ている、多数の平行ウエブ3で構成されている。上記重
なり末端における連結は、永久的な連結である。
末端壁(末端シート)6および7は、これらのウエブ
の表面に平行な平面の中で伸びているそれぞれストリッ
プ10と11の間でそれらの最外縁を締め付けることによっ
て内部連結させたウエブ3を有する最外縁8および9
に、取り外し可能様式で、それぞれそれらの外側末端で
連結している。必要な長さのトンネル型構造物を仕上
げ、そして/または1つまたは他方の方向に伸ばすこと
が望まれている場合、このような取り外しが必要であ
る。
末端シート6および7はまた、それぞれ取り外し可能
なように基部1に連結している基部部分14および15に連
結している。好適には、上記部分6および7は、膨張状
態で、球の1/4から成る形状を有している。
よく知られている様式で膨張させた後、モルタルまた
はコンクリートのコーティング物を施工することができ
る。
多くの場合、最初に発泡層を施工する。
図5aは、膨張させたシートを断面で示している。
図5bは、発泡層15を施工した後の状態を示している。
図5cは、図4と同様、発泡コーティング物および一時
的ケーシング(示されていない)の有り無しに拘らず、
このシートの内側の間にモルタルまたはコンクリートを
噴霧するか或は注ぎ込むことによって、主要な下方壁部
分16と17がそれぞれ作られている、ことを示している。
上記壁部分16および17を製造した後、リブもしくはト
ラス18、19、20などを図5dに示すように製造する。
次の段階として、図5eに示すように、これらのリブの
間に補強ロッド29を配置した後、最終的に、これらのリ
ブの間に残存している領域にモルタルまたはコンクリー
トを噴霧し、その結果、モルタルまたはコンクリート21
によって自己支持体が本質的に生じている図5fに示す最
終形状が得られる。
図4には、下方壁部分16および17、リブもしくはトラ
ス18から20など、並びに上記リブもしくはトラスの間に
存在している補強ネットワーク22が、透視図で開示され
ている。
これらのリブもしくはトラスの間に存在している該補
強ネットワークは、本質的に、上に引用した従来技術に
従って用いられる補強ネットワークと同じものである。
この構造物に初期強度を与え、幅広い間隔を可能して
いるリブもしくはトラス18-20の製造でも、補強材を用
いるのが同様に望ましいかもしれない。
このモルタルは如何なる種類の補強繊維を含んでいて
もよいが、荷重、特にこの全体構造物が受けておりそし
てこれから受ける曲げ荷重、を吸収する伝統的な補強ロ
ッドが好適である。
図6には、それぞれ一時的ケーシングプレート24と25
で限定されている空間の中で、補強ロッド23を、製造す
べきリブもしくはトラスの等高線に対して平行に、すな
わちアーチ状に位置させる、ことが開示されている。上
記ロッド23とケーシングプレート24および25を取り付け
た後、該補強ロッドが覆われるまで、上記プレート24と
25によって横方向が限定されている空間の中にモルタル
を噴霧する。その後、これらのプレート24および25を取
り除いた後、個別にか或は該リブもしくはトラス間の27
の如き領域の噴霧と一緒に、最終層26を施工する。
図7には、同じ状態であるが、外側シート2の上に発
泡層15を施工した後の状態が開示されている。
この最終層26を施工するに先立って、28の如き追加的
補強ロッドを取り付けることも可能である。
図8には、トラック31をその中に入れることが可能な
ような大きさをそれぞれが有するエアーロック30および
30′が備わっている膨張性シート2を用いた、前の図に
示すトンネル型構造物の製造に関する1つの方法が開示
されている。上記トラックは1つの末端から入り、その
材料を膨張部分の内側に運び、そしてもう1つのエアー
ロック30を通ってそこから出ることが可能である。
断続線31で示すように、図1に示す構造物の延長部を
容易に作成することが可能なため、非常に長いものを製
造することができる。
図9には、図11または12に示されている断面を有して
いてもよく、そしてトンネル型構造の上部に、コートさ
れていない領域32がリブもしくはトラス18、19などの間
に存在しており、そして該シート2が取り外されている
ところの、具体例が開示されている。
図11に示すように、このように回りから保護されてい
るハイウエーには、上記コートされていない領域32によ
って与えられる光用および排気用開口部が備わっていて
もよく、そしてこれは、追加的に土壌33を取り付けるこ
とによって景色の中に組み込まれていてもいなくてもよ
い。
互いに平行でありそして縦軸に対して垂直なリブもし
くはトラスを置く代わりに、上記リブもしくはトラス
は、対になっているリブもしくはトラス34、35各々が鋭
角にその上部で交差しているところの、図10に示す角度
で位置していてもよい。ここでもまた、開口空間36およ
び37がそれぞれ作られていてもよい。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎もしくは基部(1)にしっかりと取り
    付けられている縁を有し且つトンネル壁部および末端壁
    (6、7)を含む気密柔軟シート(2)によって作り出
    される気密空間を膨張させ、該シート(2)がその適当
    に膨張した形状になった後、その上にモルタルおよびコ
    ンクリートからなる群より選ばれる硬化性材料を噴霧す
    ることによって該シート(2)を補剛し、この際に、膨
    張圧力下におけるトンネル形状は、トンネルの軸線に対
    して実質的に横方向に延びている平面内に間隔をおいて
    離れている該シート支持用リブもしくはトラス(18、1
    9、20)により安定化されるものであり、該硬化性材料
    の噴霧を最初に該リブもしくはトラス(18、19、20)の
    位置で行った後に、該リブもしくはトラス(18、19、2
    0)の間の残存しているシート部分(22)の上に該硬化
    性材料を噴霧して該リブもしくはトラス(18、19、20)
    の間の領域を充填することによる、実質的にトンネル形
    状の三次元の中空自己支持型モルタルまたはコンクリー
    ト構造物の製造方法であって、 該硬化性材料は、新しく噴霧したモルタルまたはコンク
    リートがそれのまだ可塑性を示す段階で形状安定性を示
    すような量で、ミクロ−シリカを含有するモルタルまた
    はコンクリートであり、且つ 上記気密空間を膨張させた後に該モルタルまたはコンク
    リートを該シート(2)の内側に対してリブ形状もしく
    はトラス形状となるように噴霧して、該リブもしくはト
    ラス(18、19、20)を形成し、この形成したリブもしく
    はトラス(18、19、20)が該シート(2)を支持するこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】上記リブもしくはトラス(18、19、20)を
    作製するに先立って、該基部(1)の上および該膨張シ
    ート(2)の下方側壁に対して最初に下方壁(16、17)
    を作製することを特徴とする、請求の範囲1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】該リブもしくはトラス(18、19、20)がト
    ンネルの軸に対して垂直に延びている平行な垂直平面内
    に作製されている、請求の範囲1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】該リブもしくはトラス(34、35)が少なく
    とも2つの平面が相互に鋭角で交差している垂直な平面
    内に作製されている、請求の範囲1または2記載の方
    法。
  5. 【請求項5】モルタルまたはコンクリートの噴霧を行う
    に先立って、該リブもしくはトラス(18、19、20)の側
    面を適当に限定するための一時的に置いた側ケーシング
    プレート(24、25)の間に該リブもしくはトラス用補強
    ロッド(23)を取り付け、該モルタルまたはコンクリー
    トを該リブもしくはトラス(18、19、20)の最終層(2
    6)の位置に噴霧する前におよび該リブもしくはトラス
    (18、19、20)の間の領域の位置に噴霧する前に、該側
    ケーシングプレート(24、25)を取り外すことを特徴と
    する、モルタルまたはコンクリートの噴霧を行うに先立
    って補強ロッドを取り付ける、前請求の範囲1乃至4の
    いずれかに記載の方法。
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