JP2509342Y2 - ワイパ―装置 - Google Patents

ワイパ―装置

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JP2509342Y2
JP2509342Y2 JP1989049649U JP4964989U JP2509342Y2 JP 2509342 Y2 JP2509342 Y2 JP 2509342Y2 JP 1989049649 U JP1989049649 U JP 1989049649U JP 4964989 U JP4964989 U JP 4964989U JP 2509342 Y2 JP2509342 Y2 JP 2509342Y2
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wiper
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pedestal
base
groove
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JP1989049649U
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Inventor
正美 藤井
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株式会社ユーエスシー
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨天の際、自動車のフロントガラス等を摺
擦して雨水等を除去するワイパー装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のワイパー装置は、ワイパー本体とワイ
パーブレードを一体化して製造しており、ワイパーブレ
ードの交換ができなかった。しかし、ガラス面を摺擦す
るワイパーブレードの部分のみが早期に消耗されるのに
対し、ワイパー本体は比較的長期間の使用が可能なもの
である。そのために、第4図に示すようなワイパーブレ
ードの交換が可能なワイパー装置も知られている。
同図において、A1は柔軟性を有するゴムで形成された
ワイパーブレード、A2′はプラスチックで形成された台
座であり、この台座A2′にワイパーブレードA1が係合し
てワイパーリフィールA′を形成する。このワイパーリ
フィールA′をワイパー本体B′に係合してワイパーが
形成される。
そしてワイパーブレードA1の上方の両側には、溝部1,
1が形成され、この溝部1の下方にガラス面との摺擦部
2が形成されている。この摺擦部2の取付側には、両側
から溝3,3が形成されていて、ワイパーの往復摺擦する
動作に追従して摺擦部2が傾き易くなっている。台座
A2′の基部4′には、ワイパーブレードA1の溝部1に挿
入される一対の突条5,5が対向して設けられ、この突条
5,5の両側に略同高さにて溝8,8が形成されている。ワイ
パー本体B′には、複数の取付部9′があり、この取付
部9′には、台座A2′の溝8に挿入される取付爪10′が
対向して設けられている。
そしてワイパーブレードA1の溝部1,1に突条5,5が係合
して台座A2′にワイパーブレードA1が止着され、ワイパ
ーリフィールA′が形成される。次にワイパー本体B′
の取付爪10′,10′が、ワイパーリフィールA′の台座A
2′の基部4′の両側に前記突条5,5と略同一高さに形成
された溝8,8に挿入されてワイパー本体B′と台座A2
とが係合し、ワイパーが完成する。
即ち上記の従来例は、ワイパー本体B′と柔軟なゴム
により形成されたワイパーブレードA1との間にプラスチ
ック製の台座A2′を介在させ、この台座A2′によって、
ある程度の硬さ及び強度を確保し、極めて柔軟なワイパ
ーブレードA1をワイパー本体B′に止着可能としたもの
である。そして、以上の構成であるから、ワイパーブレ
ードA1が消耗したら、ワイパーリフィールA′の部分を
交換すればよく、ワイパー装置全体を交換する必要がな
くなり経済的になる。
また、従来のワイパーリフィールの台座A2′は、第4
図のように突条5の両側に溝8を突条5と略同高さをも
って形成した構成であるから、ワイパー本体B′の取付
部9′の幅W′より若干狭い程度で、ワイパーブレード
A1の幅W′よりはかなり広くなっていた。そのため、雨
天時に自動車の運転をしていると、幅の広いワイパー装
置がフロントガラスを往復し、邪魔な感じを与えてい
た。そこで、最近ワイパー本体B′の取付部9′の幅
W′を従来より狭くしたものが製造されるようになって
きた。しかもこのワイパー本体B′の取付部9′の断面
形状は製造メーカーによって略矩形の門型形状に形成さ
れたもの、または略台形の門型形状に形成されたもの等
の形状も種々であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような幅の狭い取付部9′を有するワイ
パー本体B′に、従来と同じ形状のワイパーリフィール
A′を取付けるとすれば、幅Wを小さくした台座A2′を
新たに形成すると同時に、ワイパーブレードA1の幅wを
狭くすると、強度上及び雨水を拭き取る性能上も問題と
なる。さらに、従来の幅の広い取付部9′を有するワイ
パー本体B′も引き続き存在するので、広狭異なる幅の
ワイパーブレードA1を複数種類揃えておく必要があっ
た。すなわち従来においては幅が広狭異なったり、形状
が異なるワイパーブレードに対しては専用の幅を有する
ワイパー本体のみしか適合することはできなかった。従
って管理が煩雑となる。これらの理由から結果的にワイ
パーのコストアップの原因となる。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、ワイパ
ー本体の断面が矩形または台形の異なる門型形状をなし
たり、しかもその幅が広狭異なり、狭い場合にも従来と
同一のワイパーブレードを使用できるほか、ワイパー本
体の往復摺擦する動作に良好に追従するようにワイパー
ブレードを支持、固定し、雨水を容易且つ確実に拭き取
るワイパーリフィールを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、断面形状が矩
形または台形等の門型形状の取付部を少なくとも前後端
に設けるとともに該取付部に一対の取付爪を対向して設
けたワイパー本体と、基部に一対の突条と前記取付爪が
挿入される挿入溝とを設けたプラスチック製の台座およ
び該台座の前記突条が挿入する溝部を上方の左右両側に
設け、下方には窓ガラスの摺擦部を設けた柔軟性を有す
るゴム製のワイパーブレードよりなり、前記ワイパー本
体の前記取付爪が係脱自在に止着されるワイパーリフィ
ールとを備えたワイパー装置において、前記台座は前記
基部の腹面側の側面の先端に前記突条を対向して設け、
前記基部の背面側には略中央に立設した立ち上がり壁の
先端に前記取付部内に係入される拡幅部を設けるととも
に該拡幅部と基部との間の左右両側に前記挿入溝を設け
る構成としている。
〔作用〕
本考案のワイパー装置は、台座の基部の腹面側に設け
られた突条をワイパーブレードの溝部に挿入してワイパ
ーリフィールを形成し、この基部の背面側に形成された
溝に、ワイパー本体の取付部に対向して設けた取付爪を
挿入してワイパーを形成するものがある。即ち台座の一
面でワイパーブレードと止着し、他面でワイパー本体と
止着する構造であり、ワイパー本体が広狭異なる幅に形
成されたり、または矩形や台形の門型形状をなした異な
る断面形状のワイパーに適合し、ワイパー本体が細くな
っても、台座を変えるだけで従来通りの形状のワイパー
ブレードを使用できる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を説明する。第1図は本考案のワ
イパー装置の組み立て前の状態を示している。
A1はワイパーブレードで、A2はプラスチック製の台座
で、これらが係合してワイパーリフィールAを構成す
る。Bはワイパー本体であり、ワイパーリフィールAと
係合してワイパーとなる。
ワイパーブレードA1は、従来例で説明したものと同じ
形状で幅も従来と同様wである。台座A2は、従来のワイ
パーブレードA1の幅wより狭い幅woに形成されている。
この台座A2における基部4の腹面側には、側壁4a,4aが
立設され、この先端には、相対向する一対の突条5,5が
設けられている。これらの突条5,5は、ワイパーブレー
ドA1の溝部1,1に挿入されるものである。
また、基部4の背面側の略中央には、立ち上がり壁6
が立設され、この立ち上がり壁6の先端には、拡幅部7
が連接されている。そして、拡幅部7と基部4との間に
おいて前記突条5,5の高位個所にワイパー本体Bの少な
くとも前後端に設けた複数の取付部9に対向して設けた
取付爪10,10が係入する溝8,8を形成している。ワイパー
本体Bも従来例で示したのとほぼ同じで、取付部9の幅
Wo′が、台座A2の幅Woより取付部9の板厚分だけ広い
Wo′と狭くなっているところが相違点である。取付部9
の先端には従来例と同様に前記台座A2の溝8に挿入され
る前記取付爪10が形成されている。
次に、ワイパーの組み立てについて説明する。
先ず、ワイパーブレードA1の溝部1,1に台座A2の突条
5,5を挿入固定してワイパーリフィールAを形成する。
次に、ワイパー本体Bの取付爪10を台座A2の溝8,8に挿
入し止着固定すればワイパーができあがる。上記の構成
であるから、ワイパー本体Bの取付部9の幅Wo′をワイ
パーブレードA1の幅wと同一になるまで狭くしても、従
来と同じワイパーブレードA1をそのまま使用できること
になる。
ワイパー本体Bは、製造メーカー等が異なれば、取付
部9の形状も第2図(a)から(d)に示す取付部9a〜
9dのように横断面形状が略矩形であったり、または略台
形に形成されたり、または対向する取付爪10a〜10dも第
2図(a)〜(d)のように相違する。これに対し、本
考案のワイパーリフィールAの台座A2′は、拡幅部7の
幅Woおよび、溝8の幅を適当に設定している。そのた
め、第3図(a)から(d)に示すように、これら各種
形状の取付部9a〜9dおよび取付爪10a〜10dを有する全て
のワイパー本体Bと係合可能となっている。従って、一
種類のワイパールフィールAで多種類のワイパー本体B
に対応でき、汎用性の高いものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のワイパーリフィールに対
し、ワイパー本体の幅が広狭異なったり、またはワイパ
ー本体の断面形状が矩形または台形に異なる形状であ
り、狭くなっても広狭異なる幅の何種類ものワイパーブ
レードを用意することなく、従来と同一のワイパーブレ
ードを使用することができる。
また本考案は、台座の背面側に立上がり壁を略中央に
立設して該立上がり壁の先端には拡幅部を設けるととも
に該拡幅部と基部との間の左右両側にワイパー本体の取
付部に対向した取付爪を係入する挿入溝を設け、しかも
ワイパーブレードの左右両側には基部に対向した突条が
係合する溝部を形成したので、ワイパー本体の往復摺擦
する動作に追従するようにワイパーブレードを支持、固
定し、雨水を容易且つ確実に拭き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のワイパー装置の分解斜視図、 第2図(a)から(d)はワイパー本体における取付部
の各種形状で、第1図C視の図、 第3図(a)から(d)は第2図の各種形状の取付部と
本考案のワイパーリフィールとの係合状態を示す縦断面
図、 第4図は従来のワイパーリフィールを使用するワイパー
装置の分解斜視図である。 A……ワイパーリフィール、A1……ワイパーブレード、
A2……台座、B……ワイパー本体、1……溝部、4……
基部、5……突条、6……立ち上がり壁、7……拡幅
部、8……取付爪用溝、10……取付爪。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面形状が矩形または台形等の門型形状の
    取付部を少なくとも前後端に設けるとともに該取付部に
    一対の取付爪を対向して設けたワイパー本体と、基部に
    一対の突条と前記取付爪が挿入される挿入溝とを設けた
    プラスチック製の台座および該台座の前記突条が挿入す
    る溝部を上方の左右の両側に設け、下方には窓ガラスの
    摺擦部を設けた柔軟性を有するゴム製のワイパーブレー
    ドよりなり、前記ワイパー本体の前記取付爪が係脱自在
    に止着されるワイパーリフィールとを備えたワイパー装
    置において、前記台座は前記基部の腹面側の側面の先端
    に前記突条を対向して設け、前記基部の背面側には略中
    央に立設した立ち上がり壁の先端に前記取付部内に係入
    される拡幅部を設けるとともに該拡幅部と基部との間の
    左右両側に前記挿入溝を設けたことを特徴とするワイパ
    ー装置。
JP1989049649U 1989-04-28 1989-04-28 ワイパ―装置 Expired - Lifetime JP2509342Y2 (ja)

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JPH02142363U JPH02142363U (ja) 1990-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62163167U (ja) * 1986-04-03 1987-10-16
JPS6426567U (ja) * 1987-08-10 1989-02-15

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JPH02142363U (ja) 1990-12-03

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