JP2509032Y2 - 車両のアクスルハブのディスクホィ―ル取付装置 - Google Patents
車両のアクスルハブのディスクホィ―ル取付装置Info
- Publication number
- JP2509032Y2 JP2509032Y2 JP2366990U JP2366990U JP2509032Y2 JP 2509032 Y2 JP2509032 Y2 JP 2509032Y2 JP 2366990 U JP2366990 U JP 2366990U JP 2366990 U JP2366990 U JP 2366990U JP 2509032 Y2 JP2509032 Y2 JP 2509032Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- disc wheel
- axle hub
- bolt
- axle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両のアクスルハブのディスクホィール取付
装置に関する。
装置に関する。
〈従来の技術〉 車両のアクスルハブとディスクホィールとの取付構造
の従来例として第６図に示すようなものがある。
の従来例として第６図に示すようなものがある。
すなわち、アクスルハブ１にはハブフランジ２が略同
軸状に取付けられ、ハブフランジ２の外周部にはハブボ
ルト３が複数立設されている。また、ハブフランジ２の
側部には円筒状の段部４が形成されている。
軸状に取付けられ、ハブフランジ２の外周部にはハブボ
ルト３が複数立設されている。また、ハブフランジ２の
側部には円筒状の段部４が形成されている。
そして、ディスクホィール5,6のボルト孔７にハブボ
ルト３を挿通させてディスクホィール5,6を段部４に嵌
合し、ハブボルト３にホィールナット８を螺合するよう
にしている。
ルト３を挿通させてディスクホィール5,6を段部４に嵌
合し、ハブボルト３にホィールナット８を螺合するよう
にしている。
ところで、大型トラック等においてはディスクホィー
ル5,6の重量が重い（例えば100kg）ので、アクスルハブ
１にディスクホィール5,6を取付けるときに、以下の順
序で行うようにしていた。
ル5,6の重量が重い（例えば100kg）ので、アクスルハブ
１にディスクホィール5,6を取付けるときに、以下の順
序で行うようにしていた。
すなわち、ディスクホィール５を第７図に示すように
アクスルハブ１に一旦載置した後、ディスクホィール５
を第８図に示すようにハブボルト３に挿通し、その後デ
ィスクホィール５を第９図に示すようにハブボルト３上
を移動させてディスクホィール５を段部４に載置するよ
うにしている。
アクスルハブ１に一旦載置した後、ディスクホィール５
を第８図に示すようにハブボルト３に挿通し、その後デ
ィスクホィール５を第９図に示すようにハブボルト３上
を移動させてディスクホィール５を段部４に載置するよ
うにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来の取付方法では、ディスクホ
ィール５のボルト孔７がハブボルト３に直接接触するの
で、ハブボルト３のねじ山がつぶれるという不具合があ
る。
ィール５のボルト孔７がハブボルト３に直接接触するの
で、ハブボルト３のねじ山がつぶれるという不具合があ
る。
また、実開昭57-42104号公報に示すように、カムシャ
フトをエンジンに取付ける治具として、全体が円柱又は
円筒状を呈する筒状体からなり、その径は取付けられる
カムシャフトのジャーナルの径と略等しく、その長さが
カムシャフトのジャーナル間より長く形成されていると
共にカムシャフトの先端に固定手段により取付自由に構
成されたものが開示されている。
フトをエンジンに取付ける治具として、全体が円柱又は
円筒状を呈する筒状体からなり、その径は取付けられる
カムシャフトのジャーナルの径と略等しく、その長さが
カムシャフトのジャーナル間より長く形成されていると
共にカムシャフトの先端に固定手段により取付自由に構
成されたものが開示されている。
さらに、実公昭47-7543号公報に示すように、シール
リップを有するオイルシールを取付けるときに断面Ｌ字
状の剛性の環状体で形成された治具によりオイルシール
をシール部に取付けるものが開示されている。
リップを有するオイルシールを取付けるときに断面Ｌ字
状の剛性の環状体で形成された治具によりオイルシール
をシール部に取付けるものが開示されている。
しかし、これらの先行技術のものでは、アクスルハブ
とディスクホィールとの取付には適用できないという不
具合がある。
とディスクホィールとの取付には適用できないという不
具合がある。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたもので、
ねじ山がつぶれるのを防止しつつアクスルハブにディス
クホィールを取付けらることができる取付装置を提供す
ることを目的とする。
ねじ山がつぶれるのを防止しつつアクスルハブにディス
クホィールを取付けらることができる取付装置を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、車両のアクスルハブに略同軸状
に取付けられたハブフランジのハブボルトに、ディスク
ホィールのボルト孔を挿通すると共にアクスルハブにデ
ィスクホィールの貫通孔を挿通して、ディスクホィール
をアクスルハブに取付るようにしたものにおいて、前記
アクスルハブの外径に略等しい内径を備えると共に前記
ディスクホィールの貫通孔に略等しい外径を備えかつ前
記ハブボルト先端部位置から少なくとも前記ディスクホ
ィールの厚さ分だけ前記ハブフランジから離間する方向
に延設された案内部を、前記アクスルハブの外壁に設け
るようにした。
に取付けられたハブフランジのハブボルトに、ディスク
ホィールのボルト孔を挿通すると共にアクスルハブにデ
ィスクホィールの貫通孔を挿通して、ディスクホィール
をアクスルハブに取付るようにしたものにおいて、前記
アクスルハブの外径に略等しい内径を備えると共に前記
ディスクホィールの貫通孔に略等しい外径を備えかつ前
記ハブボルト先端部位置から少なくとも前記ディスクホ
ィールの厚さ分だけ前記ハブフランジから離間する方向
に延設された案内部を、前記アクスルハブの外壁に設け
るようにした。
〈作用〉 このようにして、ディスクホィールをアクスルハブに
取付けるときに、ディスクホィールを案内部にて案内し
つつディスクホィールのボルト孔をハブフランジのハブ
ボルトに挿通するようにした。
取付けるときに、ディスクホィールを案内部にて案内し
つつディスクホィールのボルト孔をハブフランジのハブ
ボルトに挿通するようにした。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第１図〜第５図に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素には第６図と同一符
号を付して説明を省略する。
て説明する。尚、従来例と同一要素には第６図と同一符
号を付して説明を省略する。
第１図において、アクスルハブ１の外壁には板状の案
内部11がアクスルハブ１の周方向に一定間隔で少なくて
も二箇所以上に一体鋳造により形成されている。ここ
で、これらの案内部11でなす内径はアクスルハブ１の外
径と略等しく形成され、また、３つの案内部11でなす外
径はディスクホィール5,6の貫通孔12の内径と略等しく
形成されている。また、案内部11はハブボルト３の先端
部位置から前記ディスクホィール5,6の少なくとも一方
の厚さ分だけハブフランジ２から離間する方向に延設さ
れている（第１図中Ｌ）。
内部11がアクスルハブ１の周方向に一定間隔で少なくて
も二箇所以上に一体鋳造により形成されている。ここ
で、これらの案内部11でなす内径はアクスルハブ１の外
径と略等しく形成され、また、３つの案内部11でなす外
径はディスクホィール5,6の貫通孔12の内径と略等しく
形成されている。また、案内部11はハブボルト３の先端
部位置から前記ディスクホィール5,6の少なくとも一方
の厚さ分だけハブフランジ２から離間する方向に延設さ
れている（第１図中Ｌ）。
かかる構成によれば、ディスクホィール5,6をアクス
ルハブ２に取付けるときには、例えばディスクホィール
５の貫通孔12を第２図に示すようにアクスルハブ２外壁
に挿通させた後、ディスクホィール５を第３図に示すよ
うに案内部11に載置する。このとき、案内部11の外径と
ディスクホィール５の内径とが略等しいので、ディスク
ホィール５とハブフランジ２とがセンタリングされてデ
ィスクホィール５のボルト孔７とハブフランジ２のハブ
ボルト３との位置が合致する。したがって、ボルト孔７
とハブボルト３とを接触させることなくボルト孔７を第
４図及び第５図に示すようにハブボルト３に挿通させて
ディスクホィール５をハブフランジ２に取付けることが
できるため、ハブボルト３のねじ山の損傷を防止でき、
またそれらの取付作業も簡単に行える。
ルハブ２に取付けるときには、例えばディスクホィール
５の貫通孔12を第２図に示すようにアクスルハブ２外壁
に挿通させた後、ディスクホィール５を第３図に示すよ
うに案内部11に載置する。このとき、案内部11の外径と
ディスクホィール５の内径とが略等しいので、ディスク
ホィール５とハブフランジ２とがセンタリングされてデ
ィスクホィール５のボルト孔７とハブフランジ２のハブ
ボルト３との位置が合致する。したがって、ボルト孔７
とハブボルト３とを接触させることなくボルト孔７を第
４図及び第５図に示すようにハブボルト３に挿通させて
ディスクホィール５をハブフランジ２に取付けることが
できるため、ハブボルト３のねじ山の損傷を防止でき、
またそれらの取付作業も簡単に行える。
尚、本実施例では案内部を一体的にアクスルハブに取
付けたが、案内部をアクスルハブに着脱自由に取付ける
ようにしてもよい。また、案内部は円筒状のものであっ
てもよい。
付けたが、案内部をアクスルハブに着脱自由に取付ける
ようにしてもよい。また、案内部は円筒状のものであっ
てもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、ディスクホィールを
案内部により案内しつつハブフランジのハブボルトにボ
ルト孔を挿通してディスクホィールをアクスルハブに取
付けるようにしたので、ハブボルトのねじ山の損傷を防
止できると共に取付け作業性を向上できる。
案内部により案内しつつハブフランジのハブボルトにボ
ルト孔を挿通してディスクホィールをアクスルハブに取
付けるようにしたので、ハブボルトのねじ山の損傷を防
止できると共に取付け作業性を向上できる。
第１図は本考案の一実施例を示す構成図、第２図〜第５
図は同上の作用を説明するための図、第６図は従来例を
示す構成図、第７図〜第10図は同上の作用を説明するた
めの図である。 １……アクスルハブ、２……ハブフランジ、３……ハブ
ボルト、5,6……ディスクホィール、７……ボルト孔、1
1……案内部、12……貫通孔
図は同上の作用を説明するための図、第６図は従来例を
示す構成図、第７図〜第10図は同上の作用を説明するた
めの図である。 １……アクスルハブ、２……ハブフランジ、３……ハブ
ボルト、5,6……ディスクホィール、７……ボルト孔、1
1……案内部、12……貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】車両のアクスルハブに略同軸状に取付けら
れたハブフランジのハブボルトに、ディスクホィールの
ボルト孔を、挿通すると共にアクスルハブにディスクホ
ィールの貫通孔を挿通して、ディスクホィールをアクス
ルハブに取付けるようにした車両のアクスルハブのディ
スクホィール取付装置において、前記アクスルハブの外
径に略等しい内径を備えると共に前記ディスクホィール
の貫通孔に略等しい外径を備えかつ前記ハブボルト先端
部から少なくとも前記ディスクホィールの厚さ分だけ前
記ハブフランジから離間する方向に延設された案内部
を、前記アクスルハブの外壁に、設けたことを特徴とす
る車両のアクスルハブのディスクホィール取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2366990U JP2509032Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 車両のアクスルハブのディスクホィ―ル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2366990U JP2509032Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 車両のアクスルハブのディスクホィ―ル取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03114401U JPH03114401U (ja) | 1991-11-25 |
| JP2509032Y2 true JP2509032Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31526649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2366990U Expired - Lifetime JP2509032Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 車両のアクスルハブのディスクホィ―ル取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509032Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008237822A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Olympia:Kk | パチンコ機 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP2366990U patent/JP2509032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03114401U (ja) | 1991-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |