JP2508272Y2 - 雪止め金具付屋根パネル - Google Patents

雪止め金具付屋根パネル

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JP2508272Y2
JP2508272Y2 JP868891U JP868891U JP2508272Y2 JP 2508272 Y2 JP2508272 Y2 JP 2508272Y2 JP 868891 U JP868891 U JP 868891U JP 868891 U JP868891 U JP 868891U JP 2508272 Y2 JP2508272 Y2 JP 2508272Y2
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JP
Japan
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roof
piece
roof panel
upright
snow
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JP868891U
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JPH04105337U (ja
Inventor
章洋 藤原
充宏 山田
健也 近藤
利昭 住友
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、予め瓦板を張って形成
され、現場で建物躯体に取り付けるだけで屋根が施工さ
れるようにした屋根パネルに関し、詳しくはこれにおい
て雪止め機能を持たせるため雪止め金具を取り付けたも
のに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、屋根パネル本体の上面に複数枚の
瓦板を葺いた屋根パネルを工場で予め形成し、この屋根
パネルを現場に輸送し、建物躯体に屋根パネルを取り付
けることにより瓦板を葺いた状態まで施工されるものが
提供されている。ところで、雪国で屋根を施工する場
合、瓦板の上面に雪止め金具を取り付けなければならな
い。ところが従来の雪止め金具は瓦板の上面からある程
度の高さ上方に突出するように固定的に設けれるもので
ある。このため雪止め金具を工場で予め屋根パネルに取
り付けると、屋根パネルを積み重ねて在庫したり輸送し
たりしようとするとき雪止め金具が邪魔になって積み重
ねることができないという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記問題点に
鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ
ろは予め工場で雪止め金具を取り付けてあって現場での
施工が容易になるのは勿論、施工するまでは雪止め金具
が邪魔にならないように展開できて屋根パネルを積み重
ねることができる雪止め金具付屋根パネルを提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案雪止め金具付屋根パネル(以下屋根パネルと称す
る)は、枠体1の上面に面板2を張った屋根パネル本体
3の上面に複数枚の瓦板4を張り、屋根固定片5と第1
起立片6と第2起立片7とを並べると共に屋根固定片5
と第1起立片6との間及び第1起立片6と第2起立片7
との間をヒンジ8にて回動自在に連結した雪止め金具B
を瓦板4の上面に配置し、上記屋根固定片5を瓦板4の
上に載せて屋根固定片5を屋根パネル本体3に固定し、
屋根固定片5に上方に突出する係止爪9を設けると共に
第1起立片6及び第2起立片7を起立した状態で係止爪
9に係止する係止孔10を第2起立片7に設けた。
【0005】
【作用】工場で屋根パネルAを組み立てた状態では雪止
め金具Bの屋根固定片5、第1起立片6及び第2起立片
7を平板状に展開しておく。この状態では雪止め金具B
が殆ど上面側に突出せず、屋根パネルAを積み重ねるこ
とができる。現場で屋根パネルAを取り付けた状態では
雪止め金具Bの第1起立片6及び第2起立片7を起立さ
せて係止孔10を係止爪9に係止して上方に突出するよ
うに組み立てる。これにより雪を止めることができる構
造になる。
【0006】
【実施例】図1、図5に示すように屋根パネル本体3は
枠体1の上面に面板2を張って形成されている。この屋
根パネル本体3は本実施例の場合、棟から軒に亘る長さ
に形成されている。この屋根パネル本体3の面板2上に
はルーフィング12を略全面に亘って敷いてあり、この
上に軒側から棟側に向けて順次階段状に複数枚の瓦板4
が葺かれている。このとき屋根パネル本体3の上面の一
側では屋根パネル本体3の上面が露出するように瓦板4
の側部を控えて凹段部13を設けてあり、他側では屋根
パネル本体3より瓦板4の側部を突出させた突出部14
を設けてある。屋根パネル本体3の棟側端では屋根パネ
ル本体3の上面が露出するように控えて凹段部13を設
けてあり、軒側端では屋根パネル本体3の軒側端より瓦
板4が突出するように突出部14を設けてある。屋根パ
ネル本体3の一側の凹段部13のある部分では凹段部1
3と瓦板4の裏面とに亘るように水切りシート15を設
けてある。雪止め金具Bは屋根固定片5と、第1起立片
6と、第2起立片7とで構成され、屋根固定片5と第1
起立片6との間及び第1起立片6と第2起立片8との間
をヒンジ8にて回動自在に連結してある。屋根固定片5
のヒンジ8と反対の端部には略L字状の固定部5aを設
けてあり、固定部5aに固定孔5bを穿孔してある。屋
根固定片5には略逆L字状の係止爪9を設けてあり、第
2起立片7には係止孔10を設けてある。この雪止め金
具Bは平板状に展開した状態で適宜の瓦板4上に配置さ
れ、瓦板4間に固定部5aを通し、面板2に固定部5a
を固定して取り付けられる。このようにして屋根パネル
Aが組み立てられるが、この状態まで工場で予め組み立
てられて施工現場まで輸送される。屋根パネルAを輸送
したり保管したりするときは図3に示すように屋根固定
片5、第1起立片6及び第2起立片7を平面状に展開し
た状態で屋根パネルAを重ねる。このため雪止め金具B
があっても邪魔にならないように積み重ねることができ
る。
【0007】建物躯体16の屋根には図6に示すように
棟木17、軒桁18、母屋19が設けられており、屋根
パネルAをクレーンで吊り上げ、屋根パネルAを棟から
軒に亘るように載置して建物躯体16に取り付ける。屋
根パネルAを建物躯体16に載せた状態で、左右に隣合
う屋根パネルA間では一方の突出部14を他方の凹段部
13に水切りシート15を介して重ねて接続する。この
ように屋根パネルAを取り付けるだけで瓦板4が葺かれ
た状態まで施工される。そして棟部には棟包み21が取
り付けられ、軒先には鼻板22が取り付けられる。屋根
パネルAを取り付けた状態で図2や図4に示すように雪
止め金具Bの第1起立片6及び第2起立片7が逆V字状
になるように起立させられ、係止孔10が係止爪9に係
止される。これにより雪止め金具Bが上方に突出して雪
が積もったとき雪止めされる。
【0008】
【考案の効果】本考案は叙述のように構成されているの
で、予め雪止め金具を取り付けておくことができて現場
での施工が容易なるのは勿論、屋根パネルを組み立てた
状態で雪止め金具の屋根固定片、第1起立片及び第2起
立片を平板状に展開しておくことができて雪止め金具が
上方に殆ど突出しない状態で積み重ねることができ、工
場で予め雪止め金具を取り付けてあっても輸送や在庫に
弊害を生じないものであり、しかも現場で屋根パネルを
取り付けた状態では雪止め金具の第1起立片及び第2起
立片を起立させて係止孔を係止爪に係止して上方に突出
するように組み立てることができるものであって、現場
で雪止めできるように簡単に組み立てることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の瓦板と雪止め金具とを示す斜視図であ
る。
【図3】同上の雪止め金具を展開した状態の斜視図であ
る。
【図4】同上の雪止め金具を組み立てた状態を示すであ
る。
【図5】同上の屋根パネルの断面図である。
【図6】同上の屋根の施工状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 屋根パネル B 雪止め金具 1 枠体 2 面板 3 屋根パネル本体 4 瓦板 5 屋根固定片 6 第1起立片 7 第2起立片 9 係止爪 10 係止孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の上面に面板を張った屋根パネル本
    体の上面に複数枚の瓦板を張り、屋根固定片と第1起立
    片と第2起立片とを並べると共に屋根固定片と第1起立
    片との間及び第1起立片と第2起立片との間をヒンジに
    て回動自在に連結した雪止め金具を瓦板の上面に配置
    し、上記屋根固定片を瓦板の上に載せて屋根固定片を屋
    根パネル本体に固定し、屋根固定片に上方に突出する係
    止爪を設けると共に第1起立片及び第2起立片を起立し
    た状態で係止爪に係止する係止孔を第2起立片に設けて
    成る雪止め金具付屋根パネル。
JP868891U 1991-02-25 1991-02-25 雪止め金具付屋根パネル Expired - Lifetime JP2508272Y2 (ja)

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JPH04105337U JPH04105337U (ja) 1992-09-10
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