JP2506010B2 - 屋根材の継手並びに該継手を用いた屋根構造 - Google Patents

屋根材の継手並びに該継手を用いた屋根構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば天然スレートあ
るいはタイル等の平板状の屋根材の屋根葺きに用いられ
る継手並びに該継手を用いた屋根構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の屋根構造においては、例
えば実開昭64−57318号公報あるいは実開昭64
−57320号公報等に開示されているような天然スレ
ートの屋根材を用いてなる構成を有するものがある。
【0003】このような従来の屋根構造にあっては、下
地部材上に葺かれた屋根材の棟側端部を釘打ちにより固
定したり、あるいは屋根材の軒側端部をフック掛けによ
り支持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のものでは、釘打ちにより屋根材を下地部材
上に屋根葺きする場合、釘打ち時の衝撃で屋根材が割れ
易く、しかも、水下側が固定されていないために、暴風
雨時などの強風により屋根材に負圧が作用すると、浮き
上がり易い。
【0005】また、フック掛けによる支持構造の場合も
また、フックが片持ちで長さが長いために、曲げモーメ
ントが大きく、上述した釘打ち工法と同様に、屋根材に
負圧が作用すると、浮き上がり易いばかりでなく、屋根
材の支持が一枚につき一点のために、屋根材が割れると
容易に落下し易い。
【0006】さらに、縦目地からの水の浸入を防止する
ために、屋根材の縦方向の重ね代を多くして、少ない部
分で2枚重ねに、多い部分で3枚重ねにする必要があ
り、屋根表面として利用される部分が少ない反面、これ
によって、材料費が高騰するといった問題があった。
【0007】本発明の目的は、暴風雨時などの強風によ
って働く負圧の作用による屋根材の浮き上がりを確実に
防止し、かつ、屋根材の重ね代を少なくして材料費の節
約を図ることができるようにした屋根材の継手並びに該
継手を用いた屋根構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本願の第1発明は、天然スレートあるいはタイ
ルなどの平板状の屋根材を母屋などの下地部材上に敷設
支持する継手であって、この継手は、棟側端部が前記下
地部材上に固定可能に形成され、かつ、その上面に互い
に横方向に隣接する各々の屋根材の突合せ端部が載置さ
れる支持基板と、この支持基板の軒側端部に形成された
前記各々の屋根材の軒側端部が係合支持される係合部
と、この係合部の下部に形成され、かつ、前記支持基板
上に載置される屋根材の軒側端部に対して互いに縦方向
に重なり合う軒側屋根材の棟側端部が当接支持される当
接部と、前記支持基板の側部に当接部から張出し形成さ
れた前記下地部材上に固定可能な固定片とを具備したこ
とを特徴とする屋根材の継手である。
【0009】また、本願の第2発明は、天然スレートあ
るいはタイルなどの平板状の屋根材を母屋などの下地部
材上に継手を介して敷設し屋根葺きするにあたり、この
継手は、棟側端部継前記下地部材上に固定可能に形成さ
れ、かつ、その上面に互いに横方向に隣接する各々の屋
根材の突合せ端部が載置される支持基板と、この支持基
板の軒側端部に形成された前記各々の屋根材の軒側端部
が係合支持される係合部と、この係合部の下部に形成さ
、かつ、前記支持基板上に載置される屋根材の軒側端
部に対して互いに縦方向に重なり合う軒側屋根材の棟側
端部が当接支持される当接部と、前記支持基板の側部に
当接部から張出し形成された前記下地部材上に固定可能
な固定片とを具備し、前記下地部材上に固定された継手
の支持基板上に、互いに横方向に隣接する各々の屋根材
の突合せ端部を載置し、これら各々の屋根材の軒側端部
を、前記支持基板の係合部に係合支持させるとともに、
前記支持基板の当接部に棟側屋根材の軒側端部に対して
互いに縦方向に重なり合う軒側屋根材の棟側端部を嵌入
支持させてなることを特徴とする屋根構造である。
【0010】
【作用】すなわち、本発明は、天然スレートあるいはタ
イルなどの平板状の屋根材を母屋などの下地部材上に敷
設支持する継手を支持基板で形成し、この支持基板の棟
側端部を前記下地部材上にビス、釘等によって固定し、
かつ、その上面に互いに横方向に隣接する各々の屋根材
の突合せ端部を載置するとともに、これら各々の屋根材
の軒側端部を前記支持基板の軒側端部に形成された係合
部に係合支持させる一方、この係合部の下部に形成され
た当接部に、前記支持基板上に載置される屋根材の軒側
端部に対して互いに縦方向に重なり合う軒側屋根材の棟
側端部を当接支持させるように構成してなるために、互
いに横方向に隣接する上段の屋根材の縦目地から浸入す
る水が継手上で受けられて下段の屋根材上から排出さ
れ、これによって、縦目地の全長に亘って、上段の屋根
材の下に重ね合わされる下段の屋根材を棟側に延長させ
る必要がなく、屋根材の重ね代を少なくすることが可能
になる。
【0011】また、下地部材上にビス、釘等によって固
定される継手を介して屋根材を支持するようになってい
るために、屋根材には直接ビス、釘等による固定が行な
われず、これによって、従前のような釘打ち時の衝撃に
よって屋根材が割れることがない。
【0012】さらに、1個の継手に係合部と嵌入部とを
左右一対形成した時は、一枚当たりの屋根材の軒側端部
と棟側端部とが係合部と当接部とで4点支持されるため
に、従前のような屋根材の割れによる落下、及び暴風雨
時などの強風によって働く負圧の作用による浮き上がり
の防止が図れる。
【0013】さらにまた、継手を形成する支持基板上の
中央棟側寄りに、互いに横方向に隣接する各々の屋根材
の突合せ端部間から上方に突出する係止具を設け、この
係止具で棟側屋根材の軒側端部を係止可能にしてなるた
めに、1個の継手に係合部と嵌入部とを左右一対形成し
た時は、係合部と当接部とによる4点支持に加えて、一
枚当たりの屋根材の軒側端部と棟側端部との支持が5点
となり、暴風雨時などの強風によって働く負圧の作用に
よる屋根材の浮き上がりの防止がより確実になる。
【0014】また、継手を形成する支持基板上の棟側端
部側に、互いに横方向に隣接する各々の屋根材の棟側端
部が当接される止水片を設けてなるために、屋根材の縦
目地から浸入する水の棟側への止水効果を高めるととも
に、屋根材のズレ上がりが防止可能になる。
【0015】さらに、下地部材上に防水シートを敷設し
てなるために、暴風雨等の異常気象時に、屋根材の縦目
地から浸入する水が継手上で受けられなくとも、防水シ
ート上で受けられて軒側に確実に排出することが可能に
なるとともに、デサイン上の理由などで雨仕舞いが十分
でない場合でも水密性を高め、これによって、デザイン
上の自由度が大きくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明すると、図1から図3は本発明に係る屋根材
の継手並びに該継手を用いた屋根構造の第1実施例を示
すものである。
【0017】すなわち、本願の第1発明は、図1,図2
及び図3に示すように屋根材の継手の構造に関するもの
あって、図中、1は下地部材である母屋を示す。
【0018】この母屋1上には、内層材2が敷設され、
この内層材2の上面には、シート状の防水シート3が敷
設されている。
【0019】そして、前記母屋1上には、内層材2及び
防水シート3を介して天然スレートあるいはタイルなど
の平板状の屋根材4が屋根葺きされていて、これら各々
の屋根材4は、ビス、釘等の固定具5により前記母屋1
上の防水シート3を通して内層材2に固定された継手1
0を介して支持されている。
【0020】この継手10は、図3に示すように、少な
くとも屋根材4の縦長さよりも長い縦長矩形の薄板金属
からなる支持基板11で形成され、この支持基板11
は、棟側端部11a側の中央部にビス、釘等の固定具5
か挿入される貫通孔12を有する。
【0021】また、前記支持基板11の軒側端部11b
には、左右一対の係合部13、13と当接部14、14
がそれぞれ形成され、これら各々の係合部13は、軒側
に水平に延びる支持片13aと、この支持片13aから
上方に屋根材4のほぼ厚さa分だけ立ち上がる立上片1
3bと、この立上片13bから棟側に延びる保持片13
cとで逆コ字状に折曲して、屋根材4の軒側端部4aが
係合支持可能になっている。
【0022】一方、前記当接部14は、屋根材4の重ね
代W分だけ前記係合部13から棟側に離れた位置から屋
根材4のほぼ厚さa分だけ下方に垂下する垂下片14a
と、この垂下片14aの下端部に相当する位置から外側
横方向に張出させてなる固定片14bとで折曲形成さ
れ、前記垂下片14aの軒側端面に屋根材4の棟側端部
4bが当接支持可能になっているとともに、前記固定片
14bには、ビス、釘等の固定具6が挿入される貫通孔
14cが設けられている。
【0023】願の第2の発明は、上記した継手10を
用いた屋根構造に関するもので、この屋根葺き施工につ
いて、以下に説明する。
【0024】まず、母屋1上に内層材2を敷設し、その
上に防水シート3を敷設した後、軒側から継手10を屋
根材4の横幅に応じた所定の間隔でもって横方向にビ
ス、釘等の固定具5及び6にて固定する。
【0025】次に、これら下段の各々の継手10の支持
基板11の上面に、互いに横方向に隣接する各々の屋根
材4、4の突合せ端部を縦目地b分の間隔を存して載置
するとともに、これら各々の屋根材4、4の突合せ端部
の軒側端部4a、4aを左右の係合部13、13に棟側
から軒側に向け差し込むことにより、それぞれ係合支持
させる。
【0026】このようにして、軒側に対応する下段の屋
根葺きを行なった後、これら下段の屋根材4の横方向中
央部の棟側端部4bに、前記継手10の軒側に形成した
左右一対の当接部14、14をそれぞれ当接し位置決め
しながら、これら各々の継手10の棟側端部11a及び
固定片14bを貫通孔12、14cを通してビス、釘等
の固定具5、6により固定する。
【0027】そして、上記と同様に、これら上段の各々
の継手10の支持基板11の上面に、互いに横方向に隣
接する各々の屋根材4、4の突合せ端部を縦目地b分の
間隔を存して載置し、これら各々の屋根材4、4の突合
せ端部の軒側端部4a、4aを左右の係合部13、13
に棟側から軒側に向け差し込んで、それぞれ係合支持さ
せることにより、下段の屋根材4の棟側端部4bの上に
上段の屋根材4の軒側端部4aを所定の重ね代Wでもっ
て互いに縦方向に重ね合せ、このような施工を段階的に
繰返し行なうようになっているものである。
【0028】また、図4は本願の第1発明である継手1
0の第2実施例を示すものであり、前記支持基板11上
の中央に細棒状の係止具15が葺足長さH分だけ棟側寄
りに設けられ、この係止具15は、屋根材4の2倍の長
さを有して立ち上がる柱部15aと、この柱部15aか
ら棟側に延びる保持部15bとで形成されているととも
に、図5に示すように、屋根葺き時に、互いに横方向に
隣接する各々の屋根材4、4の突合せ端部間である縦目
地bから上方に屋根材4の厚さa分だけ突出させること
により、棟側屋根材4の軒側端部4aを係止可能にして
なる構成を有するものである。
【0029】さらに、図6は本願の第1発明である継手
10の第3実施例を示すものであり、上記第2実施例に
おける係止具15の位置から重ね代W分だけ棟側寄りの
支持基板11上の横方向全幅に止水片16を立設し、こ
の止水片16を、屋根材4の厚さa分だけ立ち上がる立
上片16aと、この立上片16aから軒側に延びる保持
部16bとで形成して、互いに横方向に隣接する各々の
屋根材4、4の棟側端部4b、4bを当接保持可能にし
てなる構成を有するものである。
【0030】なお、上記の実施例において、本願の第1
発明である継手10を、互いに横方向に隣接させて突合
される一方の屋根材4と予め一体に接合しておくことも
可能である。
【0031】さらに、継手10に止水片16を設ける場
合、止水片16を支持基板11とは別体に形成して、溶
接等により一体化し、また、必ずしも、図6のような支
持基板11の全幅に配置する必要はない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願の
第1発明である継手は、天然スレートあるいはタイルな
どの平板状の屋根材を母屋などの下地部材上に敷設支持
する支持基板で形成し、この支持基板の棟側端部を前記
下地部材上にビス、釘等により固定し、かつ、その上面
に互いに横方向に隣接する各々の屋根材の突合せ端部を
載置するとともに、これら各々の屋根材の軒側端部を前
記支持基板の軒側端部に形成された係合部に係合支持さ
せる一方、この係合部の下部に形成された当接部に、前
記支持基板上に載置される屋根材の軒側端部に対して互
いに縦方向に重なり合う軒側屋根材の棟側端部を当接支
持させるように構成し、これによって、下地部材上に釘
打ちされる継手を介して屋根材を支持するようになって
いることから、屋根材には直接ビス、釘等による固定が
行なわれないために、従前のような釘打ち時の衝撃によ
って屋根材が割れることがない。
【0033】また、このような継手を用いた第2発明の
屋根構造では、互いに横方向に隣接する上段の屋根材の
縦目地から浸入する水が継手上で受けられて下段の屋根
材上から排出されるために、縦目地の全長に亘って、上
段の屋根材の下に重ね合わされる下段の屋根材を棟側に
延長させる必要がなく、屋根材の重ね代を少なくするこ
とができ、これによって、材料費を節約することができ
る。
【0034】さらに、一枚当たりの屋根材の軒側端部と
棟側端部とが係合部と当接部とで4点支持されることか
ら、従前のような屋根材の割れによる落下、及び暴風雨
時などの強風によって働く負圧の作用による浮き上がり
の防止を図ることができる。
【0035】さらにまた、請求項2または5において、
継手を形成する支持基板上の中央棟側寄りに、互いに横
方向に隣接する各々の屋根材の突合せ端部間から上方に
突出する係止具を設け、この係止具で棟側屋根材の軒側
端部を係止可能にしてなることから、1個の継手に係合
部と嵌入部とを左右一対形成した時は、係合部と当接部
とによる4点支持に加えて、一枚当たりの屋根材の軒側
端部と棟側端部との支持が5点となり、暴風雨時などの
強風によって働く負圧の作用による浮き上がりの防止を
より確実に行なうことができる。
【0036】また、請求項3または6において、継手を
形成する支持基板上の棟側端部側に、互いに横方向に隣
接する各々の屋根材の棟側端部が当接される止水片を設
けてなることから、屋根材の縦目地から浸入する水の棟
側への止水効果を高めることができるとともに、屋根材
のズレ上がりを防止することができる。
【0037】さらに、請求項7において、下地部材上に
防水シートを敷設してなることから、暴風雨等の異常気
象時に屋根材の縦目地から浸入する水が継手上で受けら
れなくとも、防水シート上で受けられて軒側に確実に排
出することができるとともに、デザイン上の理由などで
雨仕舞いが十分でない場合でも水密性を高めることがで
き、これによって、デザイン上の自由度を大きくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明である屋根材の継手の第1実施
例を用いた屋根構造を示す要部概略的斜視図。
【図2】図1のII−II線における要部拡大断面図。
【図3】本願の第1発明である屋根材の継手の第1実施
例を示す斜視図。
【図4】本願の第1発明である屋根材の継手の第2実施
例を示す斜視図。
【図5】屋根材の継手の第2実施例を用いた屋根構造を
示す要部概略的斜視図。
【図6】本願の第1発明である屋根材の継手の第3実施
例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・下地部材(母屋)、 2・・・内層材、 3・・・防水シート、 4・・・屋根材、 4a・・・軒側端部、 4b・・・棟側端部、 5、6・・・固定具(ビス、釘等)、 10・・・継手、 11・・・支持基板、 11a・・・棟側端部、 11b・・・軒側端部、 12・・・貫通孔、 13、13・・・係合部、 14、14・・・当接部、 14b、14b・・・固定片、 14c、14c・・・貫通孔、 15・・・係止具、 16・・・止水片、 a・・・屋根材の厚さ、 b・・・縦目地、 W・・・重ね代、 H・・・葺足長さ。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然スレートあるいはタイルなどの平板状
    の屋根材を母屋などの下地部材上に敷設支持する継手で
    あって、 この継手は、棟側端部が前記下地部材上に固定可能に形
    成され、かつ、その上面に互いに横方向に隣接する各々
    の屋根材の突合せ端部が載置される支持基板と、 この支持基板の軒側端部に形成された前記各々の屋根材
    の軒側端部が係合支持される係合部と、 この係合部の下部に形成され、かつ、前記支持基板上に
    載置される屋根材の軒側端部に対して互いに縦方向に重
    なり合う軒側屋根材の棟側端部が当接支持される当接部
    と、前記支持基板の側部に当接部から 張出し形成された前記
    下地部材上に固定可能な固定片とを具備したことを特徴
    とする屋根材の継手。
  2. 【請求項2】支持基板上の中央棟側寄りに、互いに横方
    向に隣接する各々の屋根材の突合せ端部間から上方に突
    出する係止具を設け、この係止具で棟側屋根材の軒側端
    部を係止可能にしたことを特徴とする請求項1記載の屋
    根材の継手。
  3. 【請求項3】支持基板上の棟側端部側に止水片を立設し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の屋根材の継
    手。
  4. 【請求項4】天然スレートあるいはタイルなどの平板状
    の屋根材を母屋などの下地部材上に継手を介して敷設し
    屋根葺きするにあたり、 この継手は、棟側端部が前記下地部材上に固定可能に形
    成され、かつ、その上面に互いに横方向に隣接する各々
    の屋根材の突合せ端部が載置される支持基板と、 この支持基板の軒側端部に形成された前記各々の屋根材
    の軒側端部が係合支持される係合部と、 この係合部の下部に形成され、かつ、前記支持基板上に
    載置される屋根材の軒側端部に対して互いに縦方向に重
    なり合う軒側屋根材の棟側端部が当接支持される当接部
    と、前記支持基板の側部に当接部から 張出し形成された前記
    下地部材上に固定可能な固定片とを具備し、 前記下地部材上に固定された継手の支持基板上に、互い
    に横方向に隣接する各々の屋根材の突合せ端部を載置
    し、これら各々の屋根材の軒側端部を、前記支持基板の
    係合部に係合支持させるとともに、前記支持基板の当接
    部に棟側屋根材の軒側端部に対して互いに縦方向に重な
    り合う軒側屋根材の棟側端部を嵌入支持させてなること
    を特徴とする屋根構造。
  5. 【請求項5】支持基板上の中央棟側寄りに、互いに横方
    向に隣接する各々の屋根材の隣接側部間から上方に突出
    する係止具を設け、この係止具に棟側屋根材の軒側端部
    を係止させてなることを特徴とする請求項4記載の屋根
    構造。
  6. 【請求項6】支持基板上の棟側端部側に止水片を立設し
    たことを特徴とする請求項4または5記載の屋根構造。
  7. 【請求項7】下地部材上に防水シートを敷設してなるこ
    とを特徴とする請求項4、5または6記載の屋根構造。
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