JP2507670B2 - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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JP2507670B2
JP2507670B2 JP2138232A JP13823290A JP2507670B2 JP 2507670 B2 JP2507670 B2 JP 2507670B2 JP 2138232 A JP2138232 A JP 2138232A JP 13823290 A JP13823290 A JP 13823290A JP 2507670 B2 JP2507670 B2 JP 2507670B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエスカレーターや電動道路などの乗客コンベ
アに係り、特にインバータ装置を介して駆動される乗客
コンベアに関する。
〔従来の技術〕
インバータ装置を介して誘導電動機を駆動して運転す
る乗客コンベアは例えば特開昭62−269882号公報に記載
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、インバータ装置の実装及びそれを含
めて種々の制御を行う制御装置の大形化について配慮が
なされておらず、インバータ装置を実装することができ
る乗客コンベアが大形になる問題があった。
本発明の目的の一つは大形化せずにインバータ装置と
実装することができる乗客コンベアを提供することにあ
る。
本発明の別の目的は局部的な温度の上昇を抑えること
ができる乗客コンベアを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は局部的な騒音の発生を抑え
ることができる乗客コンベアを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、電力変換装置と
原動機とを乗客コンベアの離れた位置に分散して設置し
たのである。
〔作用〕
電力変換装置と原動機とを乗客コンベアの離れた位置
に設置することにより、上記二つの装置を一緒に収納す
る大きな機械室は不要になり、乗客コンベアの大形化を
防止することができ、また電力変換装置及び原動機の音
源及び熱源も当然分散するので、騒音及び温度上昇が一
個所に集中することはなくなり、音源,熱源の分散によ
り局部的な騒音及び温度上昇を低く抑えることができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1〜5図に示すエスカレー
ターについて説明する。エスカレーターは上階FUと下階
FLとの間に跨がつて設置された枠体1をベースに構成さ
れている。この枠体1の上辺部には欄干を構成するため
に複数の支柱2が枠体の長手方向に間隔において立設さ
れ、これら支柱2の先端に枠体の長手方向に延在する手
摺りフレーム3が固定されている。そして、この手摺り
フレーム3には無端状に作られた移動手摺り4の往路側
が移動できるように案内されている。前記移動手摺り4
の帰路側は、図示を省略するが、前記支柱2の下方を通
過するように案内されている。また、前記支柱2よりも
エスカレーターの内側となる位置に、上端が前記手摺り
フレーム3の下部に至り、下端が前記支柱2の下部近傍
まで延在する内パネル5が立設され、この内パネル5の
下部に内デツキ6が連なつて固定されている。さらに、
前記支柱2よりもエスカレーター外側となる位置に、上
端が前記手摺りフレーム3の下部に至り、下端が前記支
柱2の下部に至る外パネル7が立設されている。尚、前
記内パネル5及び外パネル7は、不透明アクリルに板や
ステンレス鋼板さらには石質材,木板などの不透明板材
で形成されている。
以上のように構成された欄干の内側下方には、無端状
に連結された複数の踏段8の往路側が配設され、この往
路側の踏段8と前記内デツキ6との間にスカートガード
9が位置している。
一方、前記枠体1は、上部水平枠10A,中間傾斜枠10B,
下部水平枠10Cからなり、そのうちの上部水平枠10Aと下
部水平枠10Cの上部に夫々上部乗降床11と下部乗降床12
が配置されている。これら上部乗降床11と下部乗降床12
は夫々分割床板11A,11B及び12A,12Bからなり、前記枠体
1に対して着脱可能に取付けられている。このような上
部乗降床11及び下部乗降床12の前記踏段8側に対向する
端部には、夫々前記枠体1に固定され前記踏段8と微少
隙間をもつて対向する櫛歯部材13A,13Bが位置してい
る。そして、前記上部水平枠10Aの内部には上部機械室1
4が、前記下部水平枠10Cの内部には下部機械室15が形成
されている。これら上部機械室14と下部機械室15は仕切
板16,17により夫々内側機械室14A,15A及び外側機械室14
B,15Bを形成している。また、前記上部機械室14の内側
機械室14A内には駆動スプロケツト18が軸支されてお
り、前記下部機械室15の内側機械室15A内には従動スプ
ロケツト19が軸支されている。これら駆動スプロケツト
18と従動スプロケツト19との間には、図示はしないが、
前記複数の踏段8を連結した無端状の踏段駆動チエーン
が巻掛けられている。そして、前記駆動スプロケツト18
は、同軸上に固設されたスプロケツトSに巻掛けた動力
チエーン20を介して駆動装置21の動力を得て回転する。
尚、図示は省略するが、前記移動手摺り4もその帰路側
において、前記駆動スプロケツト18と同軸の別のスプロ
ケツトから動力を得て駆動される。前記駆動装置21は前
記上部機械室14の外側機械室14B内に配置され、原動機
である三相誘導電動機22と、この三相誘導電動機22を入
力軸に連結した例えば平行軸歯車からなる減速機23と、
この減速機23の出力軸に取付けられた前記動力チエーン
20を巻掛けたスプロケツト24を有する。
以上のように構成されたエスカレーターの前記三相誘
導電動機22を駆動すると、前記踏段8と前記移動手摺り
4とは同期して移動し、乗客の運搬を可能にする。
そこで、次に、前記三相誘導電動機22の駆動系につい
て説明する。三相誘導電動機22は電力変換装置であるイ
ンバータ装置25を介して三相交流電源R,S,Tに接続され
ている。インバータ装置25は、電力線L2を介して前記三
相交流電源R,S,Tに接続されたコンバータ26、このコン
バータ26に接続された電力線L1を介して前記三相誘導電
動機22に接続したインバータ27、前記コンバータ26とイ
ンバータ27の間に接続された回生抵抗器28及び前記イン
バータ27を制御するインバータ制御装置29よりなる。こ
のうち、前記回生抵抗器28は、インバータ装置25を介し
て下降運転における三相誘導電動機22からの回生電力を
熱消費させるもので、冷却フアン(図示せず)によつて
冷却されている。また、前記コンバータ26,インバータ2
7も1つの枠内に収納されており、枠内に内蔵した冷却
フアン(図示せず)により冷却されている。尚、前記回
生電力を熱消費させずに、前記三相交流電源R,S,Tに戻
す方式の場合には前記回生抵抗器28は不要となり、前記
コンバータ26を回生コンバータとすればよいが、本実施
例では回生抵抗器28を用いた例を説明する。
このほか、前記三相交流電源R,S,Tにはエスカレータ
ーの運転を内蔵したマイクロコンピユーターによつて制
御する運転制御装置30がトランス31を介して接続されて
いる。この運転制御装置30は前記三相誘導電動機20の電
源を前記三相交流電源R,S,Tをそのまま給電するか前記
インバータ装置25を介して給電するかの切換えと、エス
カレーターの運転速度の切換えを行う切換スイツチ32を
備えている。33は前記切換スイツチ32の切換えにより作
動する電源切換用電磁接触器である。また、前記三相交
流電源R,S,Tには駆動装置21例えば三相誘導電動機22の
軸に制動力を与える電磁ブレーキ34が接続されている。
さらに、前記三相誘導電動機22には回転速度を検出する
ロータリーエンコーダ35が連結され、この検出信号を前
記運転制御装置30にフイードバツクして運転速度を制御
するようにしている。さらにまた、必要に応じて例えば
三相誘導電動機22の電流や電圧の変化を検出する負荷検
出装置36を設け、きめ細かな運転制御をすることができ
る。尚、10V,10VXはインバータ装置25での運転時にオン
する接触器であり、また、101は三相交流電源により直
接運転されるとき動作する上昇運転用接触器で、102は
下降運転用接触器である。
ところで、前記三相誘導電動機22の駆動系は、前記駆
動装置21が設置されている上部機械室14の長さを多少延
長させて設置すると簡単である。しかし、上記三相誘導
電動機22,コンバータ26,インバータ27,回生抵抗器28は
それ自身及び冷却フアンなどの付属機器から振動,騒音
を発生し、また、これら機器に加え前記トランス31は熱
を発生するので、上部機械室14内に上記機器を収納した
場合、振動,騒音及び温度の上昇が1個所に集中してし
まい、例えば上部機械室14の内部温度が前記運転制御装
置30に用いられているマイクロコンピユーター用素子の
耐熱使用温度(50℃)を越えると、前記マイクロコンピ
ユーター用素子が正常に作動しなくなつて運転制御装置
30を誤動作させることになり、乗客に不快感を与えるこ
とになる。
そこで、本発明の実施例では、インバータ装置25を下
部機械室15の外側機械室15Bに設置し、前記トランス31
を欄干を構成する内側パネル5と外側パネル7との間の
支柱2に取付け、それ以外の機器を上部機械室14内に設
置して上部機械室14内の温度上昇を運転制御装置30の使
用許容温度以下としたものである。
以上のように構成したエスカレーターを運転するに際
し、まず、駆動装置21を電源として商用の三相交流電源
R,S,Tをそのまま用いるか、インバータ装置25を介在さ
せるか、さらには運転速度の設定を切換スイツチ32で選
定し、起動スイツチを投入する。この実施例の場合はイ
ンバータ装置25を介して運転される例を説明する。前記
起動スイツチが投入されると接触器10V,10VXがオンして
三相誘導電動機22の軸を制動していた電磁ブレーキ34が
その制動力を開放し、三相誘導電動機22は設定された速
度で回転する。この三相誘導電動機22の回転により減速
機23を介してスプロケツト24が回転し、このスプロケツ
ト24に巻掛けた動力チエーン20が駆動スプロケツト18の
固定された軸を回転させ、この駆動スプロケツト18及び
移動手摺り4の駆動装置を回動させる。これにより前記
踏段8及び移動手摺り4は同期して移動する。
そして、エスカレーター運転中に、三相誘導電動機22
の回転数の変化あるいは負荷の変化を前記ロータリーエ
ンコーダ35や負荷検出装置36で検出し、異常時には運転
を停止させたり、負荷に応じた電動機トルクを発生させ
るように制御している。
一方、機器の保守点検については、次のように行うこ
とができる。まず、主要機器が設置されている上部機械
室14及び下部機械室15上の上部乗降床11及び下部乗降床
12は夫々分割床板11A,11B,12A,12Bで構成されているの
で、夫々の分割床板を必要に応じて取外して配置機器の
保守点検作業を行うことができる。
また、欄干の内側パネル5と外側パネル7との間に設
置したトランス31の場合には、内デツキ6及び内側パネ
ル5を二点鎖線で示すように取外すことにより、踏段8
側から保守点検作業を行うことができる。
以上のように各機器を配置したエスカレーターの騒音
を測定した。測定位置は、上部乗降床11及び下部乗降床
12の中央で高さ1mであり、その測定結果は表1のように
なつた。
尚、上記測定値は、仕切板16,17及び枠体1を被う外
装板がない状態でのものであり、騒音がエスカレーター
の両端側に分散されて、従来と同等又はそれ以下の騒音
レベルを実現することができた。
他方、上部機械室14と下部機械室15内の温度上昇につ
いて測定したところ、表2のようになつた。
表2からわかるように、上部機械室14内の温度上昇度
を18degに抑えることができるので、前記運転制御装置3
0内のマイクロコンピユーターに熱的な悪影響を与える
ことはない。また、前記トランス31は、内部空間の大き
い欄干内に収納されているので、温度上昇が他の機器に
悪影響を与えることはない。
このように、上記測定値は、仮に、上部機械室14内に
各機器を一括収納した場合の相剩的な大騒音や温度上昇
を本発明の構成によって抑制できることを示すものであ
る。
さらに、上記インバータ装置25を下部機械室15内に設
置することで、上部機械室14の拡張の必要はなくなり、
従来のエスカレーターの設置面積を越えることはない。
尚、前記インバータ装置25を下部機械室15内に設置す
ることで、前記インバータ27と三相誘導電動機22との間
の電力線L1は第1図に示すように枠体1のほぼ全長に亘
つて配線される。この電力線L1には前記インバータ27が
発生するノイズが伝送され、このノイズが周辺の機器例
えば運転制御装置30あるいはエスカレーターの近傍に設
置される電子機器に悪影響を及ぼすので、前記電力線L1
はシールドされている。
また、上記実施例は上部機械室14及び下部機械室15内
を夫々内側機械室14A,15Aと外側機械室14B,15Bとに分
け、その間に仕切板16,17を設けているので、下部の外
側機械室15B内の熱が枠体1の中間傾斜枠10Bを通つて上
部機械室14内に入ることを防止する効果がある。
ところで、上記実施例の上部乗降床11及び下部乗降床
12は夫々2枚の分割床板11A,11B及び12A,12Bで形成され
ているが、これら分割床板の大きさを、前記上部機械室
14の内側機械室14A,外側機械室14及び前記下部機械室15
の内側機械室15A,外側機械室15Bの開口寸法とほぼ同じ
くすることにより、各機器の保守時に必要な機器に対応
する床板のみを外せばよくなり、作業は容易になる。
また、上記実施例は下部機械室15にインバータ装置25
を設置したものであるが、下部機械室15に設置スペース
がない場合には、不透明の欄干の内側空間を利用して設
置すればよい。即ち、第4図に示すトランス31の設置と
同じように、内側パネル5と外側パネル7とで囲まれた
空間内の支柱2を利用し、あるいは取付ブラケツト等を
増設して二点鎖線で示すようにインバータ装置25を設置
するのである。この内側パネル5と外側パネル7で囲ま
れた空間は、欄干の全長に亘つて存在するので、インバ
ータ装置25は前記トランス31の設置位置を避けた位置に
自由に設置できる。しかし、騒音発生源及び熱発生源を
含むインバータ装置25は、上部機械室14から離れた位置
の欄干内に設置して騒音及び熱の集中がないようにする
ことが望ましい。
また、上記実施例は欄干が不透明であるり、内側パネ
ル5と外側パネル7との間に空間が存在するものである
が、第6図に示すような透明な欄干も実用されている。
第6図は、一般に枠体1の上部に設けた固定具(図示せ
ず)によつてガラスパネル37の下端を支持し、このガラ
スパネル37の上端に手摺りフレームを固定して移動手摺
り4を案内するようにしたものであり、前記手摺りフレ
ーム3を支持する支柱2を必要とするものと、しないも
のがある。そして、ガラスパネル37の下部内側には内デ
ツキ6とスカートガード9が位置し、ガラスパネル37の
下部外側には外デツキ38と外装板37が位置している。こ
のような欄干構成の場合、前記実施例と同じように支柱
2などを利用してトランス31やインバータ装置25を欄干
部に設置しようとしても、設置したトランス31やインバ
ータ装置25が乗客から見えるので好ましくなく、また騒
音を発生するインバータ装置25が開放された空間に設置
されるので、騒音が直接乗客の耳に入る問題がある。そ
こで、透明欄干の場合には前記インバータ装置25やトラ
ンス31を、前記上部機械室14及び前記下部機械室15を除
く枠体1の縦部材1Vなどを利用して枠体の長手方向に亘
つて分散して設置する。あるいは、枠体1の上方で、内
デツキ6、外デツキ38、外装板39で囲まれた空間40も枠
体1の長手方向に亘つて存在するので、この空間40を利
用して前記インバータ装置25及びトランス31を設置して
もよい。このように設置することにより、設置機器は乗
客から隔離され、また騒音も直接乗客の耳に入ることは
ない。
尚、上記各実施例はエスカレーターを一例として説明
したが、本発明は乗客が乗る踏板の踏面が同じレベルで
隣接する電動道路にも適用できる。
さらに、前記実施例は原動機としての三相誘導電動機
が、枠体の長手方向の一端側に設置されたものである
が、第7図に示すように、三相誘導電動機44と減速機45
とよりなる駆動装置43が枠体1の長手方向の中間部に位
置するエスカレーター及び電動道路についても本発明は
適用することができる。この種、乗客コンベアは、複数
の踏段8を連結したチエーン41を、枠体1の長手方向両
端部に軸支した従動スプロケツト19A,19Bに巻掛け、前
記チエーン41の長手方向中間部を駆動スプロケツト42に
係合させ、この駆動スプロケツト42を前記駆動装置43で
駆動している。そして、前記駆動装置43の三相誘導電動
機44を電力変換装置であるインバータ装置25を介して駆
動する場合、そのインバータ装置25を、前記枠体1の長
手方向の両端に設けた機械室14,15のうち一方の機械室1
5(又は14)に設置することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、大形化せずに電力変換装置の実装が
できると共に、機械室内の温度上昇及び騒音を低く抑え
ることができる乗客コンベアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による乗客コンベアの一実施例を示す一
部破断側面図、第2図は第1図の乗客コンベアの上部機
械室の一部を示す斜視図、第3図は第1図の乗客コンベ
アの下部機械室の一部を示す斜視図、第4図は第1図の
IV−IV線に沿う拡大断面図、第5図は第1図に示す乗客
コンベアの制御回路を示すブロツク図、第6図は本発明
の他の実施例を示す第4図相当図、第7図は本発明の別
の実施例を示す第1図相当図である。 1……枠体、14……上部機械室、15……下部機械室、21
……駆動装置、22……三相誘導電動機、25……インバー
タ装置、26……コンバータ、27……インバータ、28……
回生抵抗器、29……インバータ制御装置、30……運転制
御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 和平 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 小船 一美 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 千葉 久生 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力変換装置を介して駆動される駆動装置
    を備えた乗客コンベアにおいて、前記電力変換装置と前
    記駆動装置とを乗客コンベアの長手方向の離れた位置に
    分散して設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 【請求項2】電力変換装置を介して駆動される駆動装置
    を備えた乗客コンベアにおいて、前記電力変換装置及び
    前記駆動装置の構成機器のうち熱発生機器を少なくとも
    2群に分け、夫々を乗客コンベアの長手方向の異なる位
    置に分散して設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 【請求項3】電力変換装置を介して駆動される駆動装置
    を備えた乗客コンベアにおいて、前記電力変換装置及び
    前記駆動装置の構成機器のうち音発生機器を少なくとも
    2群に分け、夫々を乗客コンベアの離れた位置に分散し
    て設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 【請求項4】電力変換装置を介して駆動される駆動装置
    を備えた乗客コンベアにおいて、前記電力変換装置と前
    記駆動装置の構成機器のうち振動発生機器を少なくとも
    2群に分け、夫々を乗客コンベアの長手方向に離れた位
    置に分散して設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 【請求項5】一方の乗降口から他方の乗降口へ移動する
    複数の踏板と、これら踏板を駆動する駆動装置と、これ
    らを支持して設置される枠体とを備え、前記駆動装置を
    電力変換装置を介して駆動するように構成した乗客コン
    ベアにおいて、前記枠体を、前記両乗降口に夫々対向す
    る2つの区分と、その間に位置する区分とで構成し、前
    記電力変換装置と前記駆動装置とを前記枠体の異なる区
    分内に設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  6. 【請求項6】電力変換装置を介して駆動され駆動装置
    と、これらを支持して設置される枠体とを備えた乗客コ
    ンベアにおいて、前記枠体の長手方向両側に夫々に機械
    室を形成し、この機械室の一方に前記駆動装置を設置す
    ると共に、前記機械室の他方に前記電力変換装置を設置
    し、かつ、少なくとも前記電力変換装置を設置した前記
    機械室内に前記電力変換装置を前記枠体の他の部分と仕
    切る仕切体を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  7. 【請求項7】電力変換装置を介して駆動される原動機
    と、この原動機を支持し建屋の上下階に跨がつて装架さ
    れた枠体を備え、前記枠体の上下端部に上部機械室と下
    部機械室とを設けた乗客コンベアにおいて、前記上部機
    械室に前記原動機を設置し、前記下部機械室に前記電力
    変換装置を設置したことを特徴とする乗客コンベア。
  8. 【請求項8】無端状に連結されて回動する複数の踏段
    と、この踏段と同期的に移動する無端状の移動手摺り
    と、これら踏段及び移動手摺りを駆動する駆動装置と、
    コンバータとインバータと回生抵抗器とインバータ制御
    装置とを有し前記駆動装置に電力を変換して供給するイ
    ンバータ装置と、前記インバータ装置に運転指令を与え
    る運転制御装置と、これら各機器を支持し上下階に跨が
    つて装架された枠体とを備えたエスカレータにおいて、
    前記枠体は上下端部に、上部機械室と、下部機械室とを
    有し、前記上部機械室内に前記駆動装置と前記運転制御
    装置とを設置すると共に、前記下部機械室内に前記イン
    バータ装置を設置し、かつ前記駆動装置と前記インバー
    タ装置とをシールドされた電力線により電気的に接続し
    たことを特徴とするエスカレータ。
  9. 【請求項9】コンバータとインバータとを有するインバ
    ータ装置を介して駆動される駆動装置と、この駆動装置
    及び前記インバータ装置に運転指令を与える制御装置を
    備えた乗客コンベアにおいて、前記制御装置を、前記イ
    ンバータ装置を制御するインバータ制御装置と、前記駆
    動装置及び前記インバータ制御装置に運転指令を与える
    運転制御装置とで構成し、かつ前記駆動装置と前記運転
    制御装置との設置場所と、前記インバータ装置と前記イ
    ンバータ制御装置との設置場所を乗客コンベアの長手方
    向に離して分散させたことを特徴とする乗客コンベア。
  10. 【請求項10】駆動装置に供給する電力を変換する電力
    変換装置を備えた乗客コンベア用枠体において、他の設
    置機器と仕切つて前記電力変換装置の設置場所を形成し
    たことを特徴とする乗客コンベア用枠体。
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