JP2507399Y2 - 光デイスク用ピツクアツプ対物レンズユニツト - Google Patents

光デイスク用ピツクアツプ対物レンズユニツト

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JP2507399Y2
JP2507399Y2 JP1984128750U JP12875084U JP2507399Y2 JP 2507399 Y2 JP2507399 Y2 JP 2507399Y2 JP 1984128750 U JP1984128750 U JP 1984128750U JP 12875084 U JP12875084 U JP 12875084U JP 2507399 Y2 JP2507399 Y2 JP 2507399Y2
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JP
Japan
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optical disk
lens
mounting
lens unit
objective lens
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JP1984128750U
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JPS6145730U (ja
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悦三 栗原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Optical Head (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プラスチックレンズやガラス型押しレン
ズの性能を高めるに当って、搭載装置との組合せにおい
て高精度にして且つ軽量化及び小型化するための改良に
関する。
〔従来技術〕
プラスチックレンズでは有効レンズ面の外側に突出部
をもうけて、レンズ面保護や取付面を形成し、簡略化と
高精度化を目的に種々の提案がなされて来た。例えば実
用新案公開昭55-167207特許公開昭56-153301に記述して
あるようなものである。又、本考案者は昭和59年6月29
日の特許出願プラスチックレンズにおいて、レンズの表
面コーティングを有効ならしむる手段として、レンズ有
効面外の突出部の形状について改良を行なった。しか
し、最近コンパクト・ディスクやビデオディスク等の光
ディスク用のピックアップ対物レンズとしての性能は超
解像力と共に更に超精密軽量コンパクト化が要求されて
いる。
〔考案の目的〕
本考案は前記特許出願の技術を更に発展改良して超精
密軽量コンパクトな光ディスク用ピックアップ対物レン
ズユニットを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
この目的は、光源側の凸レンズ面の外側に,光軸に同
心の円筒面より構成される取付嵌合面および該嵌合面に
連結しかつ該嵌合面に対して直角な突当面が、光ディス
ク側の凸レンズ面の外側に,該光ディスク側の凸レンズ
面よりも光ディスク側に突出した突出面が、それぞれレ
ンズ面と一体的に形成されている両凸単レンズを、前記
単レンズの突出面と光ディスク面が対向するように前記
取付嵌合面と突出面とを取付け面として搭載装置に取付
けたことを特徴とする光ディスク用ピックアップ対物レ
ンズユニットによって達成される。
〔実施例及び作用〕
第1図に本考案の中のレンズ1の断面図を示す。それ
は、有効レンズ面の径d,d′の外側にH,E,A,F,B,G,I,J,K
の各面に囲まれた突出部を設うけ、搭載装置2への取付
面として光軸と同心のAの嵌合面とそれに直角なFのフ
ランジ面をもうけたことを特徴として他の面には例えば
プラスチックレンズであればB面の1ケ所に注入ゲート
をもうけることが出来るようにし、H面,K面は既に特許
出願しているように有効面の表面コーティングを完全に
するために外開き形状にしてある面であり、有効面は非
球面であり、全体が同一材料で一体化した高性能単体レ
ンズを形成している。そしてこのレンズ1は第1図及び
第2図に示すレンズ搭載装置2に取付けられており、第
9図及び第10図に示すような光ディスク装置のピックア
ップユニット8の中の対物レンズユニット3を形成して
いる。ピックアップユニット8は、光ディスク5上に螺
旋状に並べられた情報ピット6をディジタル量として該
対物レンズユニット3で正確に拾い上げる装置である。
このピックアップユニット8を簡単に説明すると半導
体レーザー10から出たビームは回折格子11とコリメータ
ーレンズ9を通って3つの平行ビームとなって、半透明
鏡14及び1/4波長板13を通り対物レンズユニット3でデ
ィスク情報信号をとらえ、その反射光をピント位置検出
用のシリンドリカルレンズ12を通し受光素子15に受けピ
ントの自動調整と情報ピットのトラック追随ミスの防止
を対物レンズユニット3に行なわせながら音声と映像、
又は音声のみの再生を行なうのである。
一方、ディスクの表面は歪もあり、このままではピッ
トをとらえる結像面は常に変動している。又ピットの大
きさは深さが0.1μm、長さ数μm以下、巾0.5μmのオ
ーダーであるのでこのレンズは超微細解像力を持たねば
ならない。更に前記変動に対応するためには、前記受光
素子からのピント調整用フィードバック信号によりフォ
ーカシングコイルを駆動させ該レンズユニット3をスラ
イドガイド4を通じて忠実にディスクに直角な方向(Z
方向)に高速で追随させる必要がある。
この光軸方向の焦点追随の他にもう一つ重要なこと
は、光ディスクそのものの偏心にもとずくトラック追随
ミスを防ぐための正確な自動補正をせねばならないこと
である。これもフォーカシング同様前記受光素子からの
トラック調整用のフィードバック信号により、トラッキ
ングコイルを駆動させ該レンズユニット3をスライドガ
イド4′を通じてディスクのラジアル方向(X方向)に
微修正をしながら追随させて行くことが必要である。そ
のため該レンズユニットはその慣性能率が小さくなけれ
ばいけないし、外周部の大きさが出来るだけ小さく重量
が軽くなければならない。
同様にトラック上の目的の情報項目を選択し、迅速に
そのピックアップをするランダムアクセスのためにトラ
バース操作を行なわせるが、これはピックアップユニッ
ト8全体の移動を、ディスクのラジアル方向(X方向)
にあらかじめ記憶されているトラック数を正確に計数し
てジャンプして行なうが、この場合は前記焦点調整のよ
うな超高速追随性は必要としない。又、対物レンズユニ
ット3の外径方向の寸法が小さいことは、第9図でわか
るようにディスク装填台7への干渉の心配がなくなり、
ディスクの中心部の情報信号も確実にキャッチ出来るよ
うになるので重要な要件となっている。
次に該レンズ1のA面とF面を搭載装置2への取付面
とすることがなぜ高精度軽量小型になるかについてその
作用を記述する。このレンズ1の搭載装置2との結合精
度は加工精度を同じとすれば、嵌合面の長さa及び突当
面の巾bによって決る。そして本レンズの有効面径dと
外径D及び厚さを変えずに、F面とB面,E面とA面及び
B面とG面をそれぞれ取付面とするとそれは、それぞれ
第3図と第4図,第5図と第6図及び第7図と第8図に
示すようになり、これ等を前記第1図と第2図に示す本
実施案と比較すると、搭載装置の大きさは、A面,F面を
取付面とした本実施案が最も小型で同一の結合精度を出
していることがわかる。即ち本実施案は搭載装置2の巾
寸法W=D,厚さ寸法T=aで単純な円筒状であるのに対
し、他の3つの場合はW=D+2b,T=a+bで、しかも
段付円筒状となっている。従って本実施案は、高精度、
軽量、小型化というピックアップレンズの条件を具備す
る作用を生ずる。
〔効果〕
本考案は、レンズに一体的に形成した取付嵌合面と突
当面とを取付け面として搭載装置に取付けたので、高精
度な取り付けができ、しかもレンズの光ディスク側の凸
レンズ面の外側には光ディスク側の凸レンズ面よりも光
ディスク側に突出した突出面がレンズと一体的に形成さ
れているので、光ディスク回転中に、光ディスク基板の
反り等によって、レンズと光ディスクがぶつかっても、
レンズ面には当たらず突出面とぶつかることになるの
で、レンズ面が傷つくことがなく、従って、耐久性に優
れた光ディスク用ピックアップ対物レンズユニットを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は搭載装置へ取付けた場合の本考案対物レンズユ
ニットの一部断面図、 第2図はその上面図、 第3図、第5図、第7図はレンズの別の面を搭載装置へ
の取付面とした場合の対物レンズユニットの一部断面
図、 第4図、第6図、第8図はそれ等の上面図、第9図は本
考案の対物レンズユニットが組込まれたピックアップユ
ニットとディスクの概略関係図、 第10図はその平面図である。 1…レンズ、2…搭載装置 A…取付嵌合面、F…取付突当面(フランジ面) D…レンズ外径、d,d′…レンズ有効面外径 a…嵌合面長さ、b…突当て面の巾 W…搭載装置の巾寸法 T…搭載装置の厚さ寸法 C…光軸 3…対物レンズユニット 4…スライドガイド(Z方向) 4′…スライドガイド(X方向) 5…光ディスク、6…情報ピット 7…ディスク装填台、8…ピックアップユニット m…プログラムエリヤ、n…目録時間記録エリヤ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源側の凸レンズ面の外側に,光軸に同心
    の円筒面より構成される取付嵌合面および該嵌合面に連
    結しかつ該嵌合面に対して直角な突当面が、光ディスク
    側の凸レンズ面の外側に,該光ディスク側の凸レンズ面
    よりも光ディスク側に突出した突出面が、それぞれレン
    ズ面と一体的に形成されている両凸単レンズを、前記単
    レンズの突出面と光ディスク面が対向するように前記取
    付嵌合面と突当面とを取付け面として搭載装置に取付け
    たことを特徴とする光ディスク用ピックアップ対物レン
    ズユニット。
JP1984128750U 1984-08-24 1984-08-24 光デイスク用ピツクアツプ対物レンズユニツト Expired - Lifetime JP2507399Y2 (ja)

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