JP2507182Y2 - スキマ調整型ラジアル軸受 - Google Patents
スキマ調整型ラジアル軸受Info
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- JP2507182Y2 JP2507182Y2 JP1990125822U JP12582290U JP2507182Y2 JP 2507182 Y2 JP2507182 Y2 JP 2507182Y2 JP 1990125822 U JP1990125822 U JP 1990125822U JP 12582290 U JP12582290 U JP 12582290U JP 2507182 Y2 JP2507182 Y2 JP 2507182Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- outer ring
- adjusting member
- raceway surface
- bearing
- Prior art date
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/06—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
- F16C27/066—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
- F16C33/586—Details of specific parts of races outside the space between the races, e.g. end faces or bore of inner ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/44—Needle bearings
- F16C19/46—Needle bearings with one row or needles
- F16C19/466—Needle bearings with one row or needles comprising needle rollers and an outer ring, i.e. subunit without inner ring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、カークーラー等に使用されるラジアル軸受
の改良に関する。
の改良に関する。
［従来の技術］ カークーラー等に使用されるラジアル軸受は、第３図
に示すように、ハウジング１に締め代をもって嵌合され
た外輪２、外輪２の軌道面に配された針状コロ３で構成
される。そして、針状コロ３の内径部に軸６が挿通さ
れ、軸６の外周面が直接内側の軌道面をなす。両軌道面
と針状コロ３の転動面との間にはラジアルスキマ７が設
けられる。このスキマ７は、軸受の寿命、発熱、振動、
あるいは音響等の軸受性能に大きく影響を及ぼすため、
軸受の使用条件に適した量に設定される。理論的には、
軸受の定常運転状態での運転スキマがわずかにマイナス
であるとき軸受の寿命は最大となる。しかし、使用条件
等を考慮し、一般的には、運転スキマがゼロよりもわず
かに大きくなるように初期スキマが設定される。
に示すように、ハウジング１に締め代をもって嵌合され
た外輪２、外輪２の軌道面に配された針状コロ３で構成
される。そして、針状コロ３の内径部に軸６が挿通さ
れ、軸６の外周面が直接内側の軌道面をなす。両軌道面
と針状コロ３の転動面との間にはラジアルスキマ７が設
けられる。このスキマ７は、軸受の寿命、発熱、振動、
あるいは音響等の軸受性能に大きく影響を及ぼすため、
軸受の使用条件に適した量に設定される。理論的には、
軸受の定常運転状態での運転スキマがわずかにマイナス
であるとき軸受の寿命は最大となる。しかし、使用条件
等を考慮し、一般的には、運転スキマがゼロよりもわず
かに大きくなるように初期スキマが設定される。
［考案が解決しようとする課題］ 以上説明したように、ラジアルスキマはその軸受の使
用条件に適した量に設定されるが、温度上昇時にハウジ
ングの熱膨張量が外輪の熱膨張量よりも大きくなる場合
（例えば、アルミ製のハウジングを使用した場合）に
は、温度上昇に伴って、ハウジングと外輪との締め代が
減少し、外輪が僅かに拡径するため、ラジアルスキマが
適性スキマ量を超えて大きくなる。ラジアルスキマの増
大は、負荷率の減少による軸受寿命の低下、軸受の振動
値および音響レベル値等の増大といった問題点を発生さ
せる。
用条件に適した量に設定されるが、温度上昇時にハウジ
ングの熱膨張量が外輪の熱膨張量よりも大きくなる場合
（例えば、アルミ製のハウジングを使用した場合）に
は、温度上昇に伴って、ハウジングと外輪との締め代が
減少し、外輪が僅かに拡径するため、ラジアルスキマが
適性スキマ量を超えて大きくなる。ラジアルスキマの増
大は、負荷率の減少による軸受寿命の低下、軸受の振動
値および音響レベル値等の増大といった問題点を発生さ
せる。
そこで、本考案の目的は、軸受のラジアルスキマを常
に適正量に維持し、軸受性能の低下を防止することにあ
る。
に適正量に維持し、軸受性能の低下を防止することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案のスキマ調整型ラジアル軸受は、内周に外側軌
道面をもち外径面にてハウジングに嵌合した外輪と、外
輪の外側軌道面とこれに対向する内側軌道面との間に介
在する転動体と、外輪の外径面とハウジングの嵌合面と
の間に介在させたスキマ調整部材とで構成され、外輪、
ハウジング及びスキマ調整部材を形成する材料の線膨張
係数をスキマ調整部材＞ハウジング＞外輪の関係に設定
し、ハウジングが熱膨張したときスキマ調整部材の熱膨
張によって外輪を内径側に撓ませて内側軌道面と転動体
との間のラジアルスキマの増大を防止するようにしたも
のである。
道面をもち外径面にてハウジングに嵌合した外輪と、外
輪の外側軌道面とこれに対向する内側軌道面との間に介
在する転動体と、外輪の外径面とハウジングの嵌合面と
の間に介在させたスキマ調整部材とで構成され、外輪、
ハウジング及びスキマ調整部材を形成する材料の線膨張
係数をスキマ調整部材＞ハウジング＞外輪の関係に設定
し、ハウジングが熱膨張したときスキマ調整部材の熱膨
張によって外輪を内径側に撓ませて内側軌道面と転動体
との間のラジアルスキマの増大を防止するようにしたも
のである。
［作用］ 温度上昇時、ハウジングおよびスキマ調整部材はいず
れも熱膨張するが、スキマ調整部材はハウジングよりも
大きな線膨張係数をもつため、スキマ調整部材の熱膨張
量はハウジングの熱膨張量よりも大きくなる。したがっ
て、ハウジングの熱膨張によりハウジングと外輪との間
の締め代が減少したとしても、熱膨張したスキマ調整部
材によって外輪が押圧されて内径側に僅かに撓むため、
ラジアルスキマの増大は回避される。
れも熱膨張するが、スキマ調整部材はハウジングよりも
大きな線膨張係数をもつため、スキマ調整部材の熱膨張
量はハウジングの熱膨張量よりも大きくなる。したがっ
て、ハウジングの熱膨張によりハウジングと外輪との間
の締め代が減少したとしても、熱膨張したスキマ調整部
材によって外輪が押圧されて内径側に僅かに撓むため、
ラジアルスキマの増大は回避される。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第１図は、本考案のスキマ調整型ラジアル軸受の一実
施例を示す。この軸受は、アルミ製のハウジング１の嵌
合面1aに嵌合固定された外輪２、外輪２の軌道面に配さ
れた針状コロ３、およびハウジング１の嵌合面1aと外輪
２の外径面2aとの間に介在するスキマ調整部材５で構成
される。針状コロ３の内径側には軸６が挿通されてお
り、針状コロ３は、内側軌道面となる軸６の外周面と外
輪２の軌道面との間に所定のラジアルスキマ７をもって
位置する。スキマ調整部材５は、ハウジング１の形成材
料であるアルミよりも大きな線膨張係数をもつ材料、例
えば樹脂材料等で形成された環状のもので、外輪２の外
径面2aに設けられた環状溝2bに嵌着される。
施例を示す。この軸受は、アルミ製のハウジング１の嵌
合面1aに嵌合固定された外輪２、外輪２の軌道面に配さ
れた針状コロ３、およびハウジング１の嵌合面1aと外輪
２の外径面2aとの間に介在するスキマ調整部材５で構成
される。針状コロ３の内径側には軸６が挿通されてお
り、針状コロ３は、内側軌道面となる軸６の外周面と外
輪２の軌道面との間に所定のラジアルスキマ７をもって
位置する。スキマ調整部材５は、ハウジング１の形成材
料であるアルミよりも大きな線膨張係数をもつ材料、例
えば樹脂材料等で形成された環状のもので、外輪２の外
径面2aに設けられた環状溝2bに嵌着される。
回転時の温度上昇により、ハウジング１、外輪２、お
よびスキマ調整部材５はそれぞれ熱膨張する。アルミは
一般の軸受構成材料よりも線膨張係数が大きいから、ハ
ウジング１は外輪２よりも大きく熱膨張して、外輪２と
の締め代を減少させる。この締め代の減少に伴って、外
輪２はハウジング１側に拡径してラジアルスキマ７を増
大させようとする。一方、樹脂材料はアルミよりも線膨
張係数が大きいから、第２図に示すように、ハウジング
１と外輪２との間に介在するスキマ調整部材５はハウジ
ング１よりも大きく膨張し、外輪２の外径面2aを内径側
に押圧する。このため、外輪２は内径側に僅かに撓み、
ラジアルスキマ７を適正な量に維持する。
よびスキマ調整部材５はそれぞれ熱膨張する。アルミは
一般の軸受構成材料よりも線膨張係数が大きいから、ハ
ウジング１は外輪２よりも大きく熱膨張して、外輪２と
の締め代を減少させる。この締め代の減少に伴って、外
輪２はハウジング１側に拡径してラジアルスキマ７を増
大させようとする。一方、樹脂材料はアルミよりも線膨
張係数が大きいから、第２図に示すように、ハウジング
１と外輪２との間に介在するスキマ調整部材５はハウジ
ング１よりも大きく膨張し、外輪２の外径面2aを内径側
に押圧する。このため、外輪２は内径側に僅かに撓み、
ラジアルスキマ７を適正な量に維持する。
尚、本実施例では、針状コロ軸受に本考案を適用した
ものを例示したが、本考案はこれに限定されず、円筒コ
ロ軸受、深溝玉軸受等のラジアル軸受一般に適用するこ
とができる。また、スキマ調整部材として、外輪の外径
面あるいはハウジングの嵌合面に樹脂材料をコーティン
グしたものを用いてもよい。
ものを例示したが、本考案はこれに限定されず、円筒コ
ロ軸受、深溝玉軸受等のラジアル軸受一般に適用するこ
とができる。また、スキマ調整部材として、外輪の外径
面あるいはハウジングの嵌合面に樹脂材料をコーティン
グしたものを用いてもよい。
［考案の効果］ 本考案によれば、スキマ調整部材により軸受のラジア
ルスキマが常に適正量に維持されるため、軸受の寿命、
音響特性、振動特性等の軸受性能の低下が防止される。
ルスキマが常に適正量に維持されるため、軸受の寿命、
音響特性、振動特性等の軸受性能の低下が防止される。
第１図および第２図は本考案の実施例を示す断面図、 第３図は従来のラジアル軸受を示す断面図である。 1:ハウジング、2:軸受外輪 1a:嵌合面、2a:外径面 5:スキマ調整部材、7:ラジアルスキマ
Claims (1)
- 【請求項１】内周に外側軌道面をもち外径面にてハウジ
ングに嵌合した外輪と、外輪の外側軌道面とこれに対向
する内側軌道面との間に介在する転動体と、外輪の外径
面とハウジングの嵌合面との間に介在させたスキマ調整
部材とで構成され、外輪、ハウジング及びスキマ調整部
材を形成する材料の線膨張係数をスキマ調整部材＞ハウ
ジング＞外輪の関係に設定し、ハウジングが熱膨張した
ときスキマ調整部材の熱膨張によって外輪を内径側に撓
ませて内側軌道面と転動体との間のラジアルスキマの増
大を防止するようにしたことを特徴とするスキマ調整型
ラジアル軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125822U JP2507182Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スキマ調整型ラジアル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125822U JP2507182Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スキマ調整型ラジアル軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482427U JPH0482427U (ja) | 1992-07-17 |
| JP2507182Y2 true JP2507182Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31873403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990125822U Expired - Fee Related JP2507182Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スキマ調整型ラジアル軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507182Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62124322A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-06-05 | Hitachi Ltd | セラミツク軸受の締結構造 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP1990125822U patent/JP2507182Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482427U (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |