JP2507130Y2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP2507130Y2
JP2507130Y2 JP12511790U JP12511790U JP2507130Y2 JP 2507130 Y2 JP2507130 Y2 JP 2507130Y2 JP 12511790 U JP12511790 U JP 12511790U JP 12511790 U JP12511790 U JP 12511790U JP 2507130 Y2 JP2507130 Y2 JP 2507130Y2
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JP
Japan
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steering shaft
locking rod
steering
groove
lock device
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JP12511790U
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利一 小林
憲功 山岡
英秋 佐久野
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Alpha Corp
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はロック装置は、特にロック時にロッキング
ロッドのステアリングシャフトへの噛み込みを防止でき
る車両用ステアリングロック装置に関連する。
従来の技術 例えば、従来のステアリングロック装置10は第4図に
示すように、フレーム11と、フレーム11内に収容された
キーシリンダ12と、キーシリンダ12がキー13によりロッ
ク位置からアンロック位置に回転されたときスプリング
14の弾力に抗してステアリングシャフト17から離間する
方向に移動されるハンガ15と、フレーム11の溝19内で滑
動可能に配置されかつハンガ15と一体に移動されるロッ
キングロッド16とを有する。キー13がロック位置にある
キーシリンダ12から引き抜かれたとき、ロッキングロッ
ド16はステアリングシャフト17の溝18内に係合するか
ら、ステアリングシャフト17の回転が阻止される。キー
13をキーシリンダ12内に挿入してアンロック位置に回転
すると、ロッキングロッド16がハンガ15と共にステアリ
ングシャフト17から離間する方向に移動して、ロッキン
グロッド16はステアリングシャフト17の溝18から離脱す
る位置に移動される。
考案が解決しようとする課題 ところで、ロッキングロッドがステアリングシャフトの
溝に固着され、ステアリングロック装置をキーにより解
錠できないことがある。これは例えば、下記の場合があ
る。
ステアリングロック装置がロックされた状態でステ
アリングホイールを強制的に回転してロッキングロッド
がステアリングシャフトの溝に係合したとき ステアリングホイールを手で固定した状態で、ロッ
ク状態にあるステアリングロック装置からキーを抜き、
その後ステアリングホイールから手を離して、タイヤ等
の弾力によりステアリングシャフトが回転され、ロッキ
ングロッドがステアリングシャフトの溝に係合したとき ブレーキを踏んだ状態で、ステアリングロック装置
をロック状態に切替え後、ブレーキを解除すると、車両
が移動してステアリングシャフトが回転され、ロッキン
グロッドがステアリングシャフトの溝に係合したとき このようにロッキングロッドが固着された場合、キー
をキーシリンダに挿入してロック位置からアンロック位
置に回転するには大きな操作力を必要としたり、場合に
よっては、ロッキングロッドがステアリングシャフトに
固着されて、キーをアンロック位置に回転できないこと
がある。
そこで、この考案はロッキングロッドとステアリング
シャフとの噛み込みを防止できるステアリングロック装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案によるステアリングロック装置は、フレーム
と、ステアリングシャフトの溝に係合するロック位置及
びステアリングシャフトの溝から離間したアンロック位
置間で移動可能にフレームの溝内に設けたロッキングロ
ッドとを有する。ステアリングシャフトの回転面にほぼ
平行な面上でロッキングロッドが揺動できる拡大部をフ
レームの溝に設ける。拡大部はフレームの溝にテーパ状
に形成される。
作用 ステアリングロック装置がロック状態になった後に、
タイヤ等の弾力によりステアリングシャフトが回転され
たとき、ロッキングロッドはステアリングシャフトの回
転面にほぼ平行な面上でロッキングロッドが揺動する。
ロッキングロッドの揺動角度が十分に大きいと、ロッキ
ングロッドとステアリングシャフトとの噛み込みを完全
に回避することができる。仮に、ロッキングロッドがス
テアリングシャフトとフレームとの間に挟持されても、
ロッキングロッドに対するステアリングシャフトの押圧
力は小さいから、キーをロック位置からアンロック位置
に回転させるときに大きな抵抗力は発生しない。更に、
ロッキングロッドがステアリングシャフトとフレームと
の間に挾まれるから、ステアリングシャフトの回転が阻
止され、ステアリングシャフトの不正回転を確実に防止
することができる。
実施例 以下、第1図〜第3図についてこの考案の実施例を説
明する。これらの図面では、第4図に示す箇所と同一の
部分には同一の符号を付し、説明を省略する 第1図に示すように、この考案によるステアリングロ
ック装置20ではロッキングロッド21がピン22によりハン
ガ15に軸着される。また、ステアリングシャフト17の回
転面にほぼ平行な面上でロッキングロッド21が揺動でき
るテーパ状の拡大部11aがフレーム11の溝19に設けられ
る。
ステアリングロック装置20が第1図に示すアンロック
状態から第2図に示すロック状態になった後に、タイヤ
等の弾力によりステアリングシャフト17が回転されたと
き、ロッキングロッド21はステアリングシャフト17の回
転面にほぼ平行な面上で揺動する。従って、ロッキング
ロッド21の揺動角度を十分な大きさで確保すれば、ロッ
キングロッド21とステアリングシャフト17との噛み込み
を完全に回避することができる。仮に、第3図に示すよ
うに、ロッキングロッド21がステアリングシャフト17と
フレーム11との間に挟持されても、ロッキングロッド21
に対するステアリングシャフト17の押圧力は小さいか
ら、キー13をロック装置からアンロック位置に回転させ
るときに大きな抵抗力は発生しない。
更に、ロッキングロッド21がステアリングシャフト17
とフレーム11との間に挾まれるから、ステアリングシャ
フト17の回転が阻止され、ステアリングシャフト17の不
正回転を防止することができる。
この考案の上記実施例は変更が可能である。例えば、
ロッキングロッド21がピン22によりハンガ15に軸着され
る例を示したが、ロッキングロッド21をハンガ15に取り
付けた上部ロッキングロッドにピン22で軸着してもよ
い。拡大部11aはテーパ状に限定されず、他の形状でも
よい。
考案の効果 上記のように、この考案では、ロッキングロッドとス
テアリングシャフトとの噛み込みが防止されるので、ス
テアリングロック装置の操作を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンロック状態にあるこの考案によるステアリ
ングロック装置の部分断面図、第2図はロック状態の部
分断面図、第3図はロック状態でステアリングシャフト
が回転した状態を示す断面図、第4図は従来のステアリ
ングロック装置の断面図である。 11……フレーム、17……ステアリングシャフト、18……
溝、19……溝、21……ロッキングロッド、11a……拡大
部、

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、ステアリングシャフトの溝に
    係合するロック位置及びステアリングシャフトの溝から
    離間したアンロック位置間で移動可能にフレームの溝内
    に設けたロッキングロッドとを有するステアリングロッ
    ク装置において、 ステアリングシャフトの回転面にほぼ平行な面上でロッ
    キングロッドが揺動できる拡大部をフレームの溝に設け
    たことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】拡大部はフレームの溝にテーパ状に形成さ
    れる請求項(1)に記載のステアリングロック装置。
JP12511790U 1990-11-29 1990-11-29 ステアリングロック装置 Expired - Lifetime JP2507130Y2 (ja)

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JP12511790U JP2507130Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 ステアリングロック装置

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JP12511790U JP2507130Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 ステアリングロック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0481857U JPH0481857U (ja) 1992-07-16
JP2507130Y2 true JP2507130Y2 (ja) 1996-08-14

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JP5175698B2 (ja) * 2008-11-27 2013-04-03 株式会社アルファ ステアリングロック装置

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JPH0481857U (ja) 1992-07-16

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