JP2506347B2 - E▲上2▼prom内蔵カメラ - Google Patents

E▲上2▼prom内蔵カメラ

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JP2506347B2
JP2506347B2 JP61242806A JP24280686A JP2506347B2 JP 2506347 B2 JP2506347 B2 JP 2506347B2 JP 61242806 A JP61242806 A JP 61242806A JP 24280686 A JP24280686 A JP 24280686A JP 2506347 B2 JP2506347 B2 JP 2506347B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、マイクロコンピュータによって制御を行う
ようにしたカメラ、特にE2PROMを内蔵し、カメラに関す
るデータをE2PROMに書込むようにしたE2PROM内蔵カメラ
に関するものである。
[従来技術] 近年、マイクロコンピュータを搭載し、このマイクロ
コンピュータによって焦点調節や露光量の制御を行うよ
うにしたカメラが種々市販されている。
その場合、通常の撮影情報は、マイクロコンピュータ
のRAMにメモリされるが、RAMのメモリは、電源のオフに
よって消去されるため、例えば、通算レリーズ回数とい
った撮影情報はメモリできない。
勿論、RAMに対してバックアップ用電源を設け、記憶
を保持するようにすればよいが、その場合には、バック
アップ電池を装備する必要があり、そのためのスペース
を設ける必要があるうえ、コストアップとなる。この
点、電気的に消込み、書込み可能なE2PROMはバックアッ
プ電源が不要であるので有利であるが、現在市場に提供
されているE2PROMは、書換え回数に制限があり、E2PROM
の採用及びその制御には、解決すべき問題がある。
特開昭60−61731号公報には、E2PROMを内蔵し、フイ
ルム枚数等の撮影情報及び巻上げスイッチ状態を示すデ
ータを、電源電池の取外しや電圧低下時にRAMからE2PRO
Mに書込むようにし、電池が装着されたときに書込んだ
データを読出すようにしたカメラが提案されている。し
かしながら、上記のカメラでは、全てのデータを一様に
書込むようにしており、個々のデータの内容に応じた書
込みは行なわれていない。
[発明の目的] 本発明の基本的な目的は、書込むべきデータの内容に
応じた書換えを可能としたE2PROM内蔵カメラを提供する
ことである。より具体的には、撮影上重要な情報であり
ながら、しばしばその設定を忘れてしまうフイルム感度
を捉え、フイルム感度の書換えが必要なときにのみ、フ
イルム感度をE2PROMに書込むようにしたE2PROM内蔵カメ
ラを提供することを目的としている。
[発明の構成] 上記目的を達成するため、本発明に係るE2PROM内蔵カ
メラは、制御用マイクロコンピュータを内蔵するととも
に、制御用マイクロコンピュータによって書き込み・消
去が電気的に制御されるE2PROMを内蔵しており、該E2PR
OMには、少なくともフィルム感度を記憶するメモリ領域
が設けられている。一方、フィルム感度変更モードを設
定するモード設定手段と、フィルム感度変更モードが設
定されたときに、所定の外部操作により変更すべきフィ
ルム感度を設定するフィルム感度設定手段と、設定され
たフィルム感度に基づいてE2PROMのフィルム感度用メモ
リの書換えが必要か否かを判定する書換え判定手段と、
書換え判定手段により書換えが必要であると判定された
場合に、フィルム感度変更モードの解除に応答して上記
フィルム感度設定手段によって設定されたフィルム感度
をE2PROMのフィルム感度メモリ領域に書込む書込み手段
とを備え、フィルム感度のE2PROMへの書込みを制御す
る。
本発明では、フイルム感度変更モードでフイルム感度
が設定されると、設定されたフイルム感度をE2PROMに書
込みに行くか否かが判定され書込むべきであると判定さ
れると、フイルム感度変更モードが解除されたときに、
E2PROMに設定されたフイルム感度を書込む。
[実施例] 以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を具体的
に説明する。
第1図は本発明を達成する為の一実施例の回路ブロッ
ク図である。
(E)は各回路に電源を供給する電池、(μC)は、
カメラ全体を制御するマイクロコンピュータ(以下マイ
コンと言う)である。カメラ全体を制御するマイコン
(μC)のフローチャートに関しては後述する。(E2PR
OM)は、電気的に書き込み、消去可能なROMであり、内
部には、昇圧回路が内蔵され、書込み信号が入力される
と、自動的に消去が行なわれると同時に書込みに必要な
電圧に昇圧され、ROMへの書込みが行なえるようにな
る。(LMC)は、被写体の輝度を測光する測光回路で、
マイコン(μC)へは、輝度情報として、アペックス系
で示されたデジタル信号を出力する。(LEC)は、不図
示の交換レンズ固有の開放絞り値をアペックス系で示さ
れたデジタル信号でマイコン(μC)へ出力するレンズ
回路、(AEC)は、マイコン(μC)からの露出情報に
もとづいて、絞り及びフォーカルプレーンシャッタを制
御する露出制御回路、(MOD)は、フイルムの一駒巻上
げを行なうべく、モータを制御する一駒巻上げ回路、
(ISO)はフイルム容器にフイルム感度、フイルム枚数
等のフイルム情報がコード化されて印刷されているフイ
ルム(以下DXフイルムと言う)が使用されたときに、フ
イルム感度を自動的に読みとり、アペックス系で示され
たデジタル信号をマイコン(μC)へ出力すると共に、
そのフイルムのフイルム枚数をも自動的に読みとりマイ
コン(μC)へ出力するフイルム感度読取回路である。
(DISP)は、マイコン(μC)から出力された信号にも
とづき、各種の表示を行なう表示装置、(BC)は電池電
圧を検出し、所定電圧以下になったときに、カメラ誤動
作を防止すべくカメラの制御を停止するバッテリーチェ
ック回路で、このバッテリーチェック信号がマイコン
(μC)に入力されると、マイコン(μC)は後述の割
込ルーチンBATINTのフローを実行する。(DC−DC)は、
電池電圧が低下したときに、マイコン(μC)及びE2PR
OMに安定した5Vの電源を供給するコンバータ回路であ
る。
次に、マイコン(μC)とE2PROMとの信号ラインを説
明すると、マイコン(μC)とE2PROMとは、E2PROMのRO
Mのアドレスを指定するアドレスバス(AD07)データ
の授受を行なう為のデータバス(O07)、読取り、書
込みの信号を伝達するW/R制御線(/R)、読取り、書
込みの制御を開始する信号を伝達するチップイネーブル
線(CE)、書込み中を示すWrite Busy信号を伝達するWr
ite Busy線(W・Bu)で結合され、夫々の装置には、そ
れに必要とされる端子が設けられている。(Trl)は、
マイコン(μC)E2PROM、表示装置(DISP)以外の装置
に電源を供給する給電トランジスタ、(RR),(CR
は、マイコン(μC)をリセットする為の抵抗及びコン
デンサー、(D1),(D2)は逆充電防止用のダイオー
ド、(CyL)はマイコン(μC)へクロックを供給する
水晶発振子である。
次にスイッチ類を説明すると、(S1)は、不図示のレ
リーズ釦の第1の押下によりONする撮影準備スイッチ、
(SISO)はフイルム感度を変更する為のフイルム感度変
更スイッチで、このスイッチ(SISO)と後述のアップ,
ダウンスイッチ(Su),(Sd)とが押下(ON)されるこ
とで、フイルム感度設定値が変更される。又、撮影準備
スイッチ(S1)、フイルム感度変更スイッチ(SISO)の
どちらか一方がONすることによってアンド回路(AN1)
の出力がHighレベル(以下「H」レベル)からLowレベ
ル(以下「L」レベル)に変わり、これにより、マイコ
ン(μC)は所定の動作を行なう。(S2)はレリーズ釦
の第2の押下(第1の押下より深い)によりONするレリ
ーズスイッチで、マイコン(μC)は、このスイッチの
ONによる「H」レベルから「L」レベルへの変化信号が
入力されると、レリーズルーチンを実行し、露出制御、
このあとに続くフイルム巻上げ等の制御を行なう。(S
3)は、露出完了時にONする露出完了スイッチで、フイ
ルムの巻き上げ中に、不図示のチャージ機構によりOFF
される。(S4)は、1駒巻上げ完了時にONし、レリーズ
されることにより、不図示の機構でOFFされる。(S5)
は、裏蓋閉じ検出スイッチで、カメラの裏蓋が閉じられ
たときにONし、このONによる「H」レベルから「L」レ
ベルへと変化する信号がマイコン(μC)に入力される
と、マイコン(μC)は、後述の裏蓋ONの割込ルーチン
を実行し、所定の制御を行なう。(S6)は、フイルムの
有無を検出するフイルム検出スイッチであり、このスイ
ッチは、アースに接している導電性のゴムからなるフイ
ルム巻取室のスプールと、抵抗を介して電源にプルアッ
プされているフイルム押圧片とからなりフイルムがスプ
ールに巻きついているときにOFFとなる。(Su),(S
d)はアップ,ダウンスイッチであり、変更したい情報
のアップ(繰上げ)又はダウン(繰下げ)を行なうとき
に、変更したい情報のスイッチと共にONすることによっ
て、情報のアップ又はダウンを行なうことができる。
次に、カメラの動作を第2図以降に示したマイコン
(μC)のフローチャートを参照して説明する。
〈電池交換〉 電池が交換され、新たに電池がカメラに装填されると
リセット用の抵抗(RR):コンデンサー(CR)を通し
て、マイコン(μC)のリセット端子(RE)に「L」レ
ベルから「H」レベルへと変化する信号が入力される
と、マイコン(μC)は、第2図に示すフローチャート
を実行する。
まずマイコン(μC)は、内部のレジスタ及びフラグ
のすべてをリセットし、出力端子(O)及びポート(O
P)を「L」レベルにする(#5,#10)。次にE2PROMに
メモリーされたデータを、内部のレジスタに取込む(#
15)。このデータ取込みは第3図に示すサブルーチンを
実行することにより行なう。このサブルーチンを説明す
る前に、E2PROMのアドレスと、このアドレスに入力され
ているデータについて第1表にもとづいて説明する。
尚、使用しているマイコン(μC)、及びE2PROMは8ビ
ット構成である。
まず、E2PROMのアドレス「00」番地には、レリーズ動
作された通算レリーズ回数が1万単位で入力されてお
り、(b0,b1,b2)=(0,0,0),(1,0,0),(0,1,0)
(1,1,0)(☆,☆,1)で、通算レリーズ回数をNとす
ると、夫々N≦1万,1万<N≦2万,2万<N≦3万,3万
<N≦4万,N>4万となっている。これは、E2PROMの書
換え回数の制限による通算レリーズ回数の書換え或い
は、撮影済フイルム枚数の書換えのメモリーの制限を緩
和するために用いられ、具体的には、書換え回数が保証
されている1万回の単位を上記ビットによって検出し、
これによって1万回の書換えが行なわれたことが検出さ
れれば、書換えのバイト(アドレス)を変更するように
している。番地(01),(11),(21),(31)には、
通算レリーズ回数の下位の8ビットの内容がメモリーさ
れることになっており、レリーズ1万回以下では、番地
(01)のメモリー、1万を越えて2万以下では番地(1
1)のメモリー、2万を越えて3万以下では番地(21)
のメモリー、3万を越えて4万以下では番地(31)のメ
モリーが使用される。番地(02),(12),(22),
(32)には、通算レリーズ回数の上位8ビットの内容が
メモリーされ、上述の番地(01),(11),(21),
(31)と夫々対になって、16ビット構成として使用さ
れ、そのときの通算レリーズ回数に対するメモリーの使
用番地は、(01),(11),(21),(31)に対応して
いる。番地(03),(13),(23),(33)は撮影フイ
ルム枚数をメモリーしており、上述と同様に、通算レリ
ーズ回数によって、使い分けられる。番地(04)は、フ
イルム感度をメモリーしている。フイルム感度は、変更
される(書換えを行なう)回数が少ないので、予備のバ
イトを設けていない。
フローチャートにもどり、第3図(I),(II)に示
したE2PROMからのデータ読込みサブルーチンのフローを
説明する。
まず、マイコン(μC)はデータ読込み中にそのデー
タが誤ったデータにならないようにこのフローへの全て
の割込を禁止する(#100)。次に、読込むべきデータ
のアドレス「0」をセットしてE2PROMからデータを読込
むサブルーチンを実行する(#105,#110)。このサブ
ルーチンを第3図(II)に示し説明すると、まずセット
したアドレス(現在は0番地がセットされている。)の
データをアドレスバスに出力し、/Rの信号を「H」レ
ベルにして読込みのモード(マイコンから見て)とし
(#255)、チップイネーブルの端子(CE)を「H」レ
ベルにして(#260)、E2PROMが上記アドレスのデータ
の読込みのモードであることをラッチさせる。E2PROMは
ラッチしたアドレスを内部でデコードし、そのアドレス
のデータ(DA)をデータバスに出力し、マイコン(μ
C)は、このデータ(DA)を入力する(#265)。この
フローチャートでは、チップイネーブル信号(CE)をマ
イコン(μC)が出力し、すぐにデータ(DA)を入力す
るようにしているが、マイコン(μC)の処理スピード
が速い場合には、チップイネーブル信号(CE)を出力し
た後に、時間待ちのステップを設ければ良い。データ
(DA)を入力した後、マイコン(μC)はチップイネー
ブル信号(CE)を「L」レベルにして、1バイトのデー
タの読込みを終了し(#270)、リターンする(第3図
(I)のステップ#115に進む)。ステップ#115ではこ
のデータ(DA)をレジスタ(0)に出力し、そのデータ
のb1,b0を判定し、通算レリーズ回数,撮影済フイルム
枚数のデータがメモリーされているE2PROMのアドレスを
検出する。まず、ステップ#120で(b1,b0)=「00」と
判定された場合、第1表で説明したように書換え回数
(N)が1万回以下であるので、ステップ#125でアド
レス指定変数R1を1とする。(b1,b0)=「01」のとき
(#130)、1万回<N≦2万回であるので,R1を11(#
135),(b1,b0)=「10」のとき(#135)、2万回<
N≦3万回であるのでR1を21(#145)、(b1,b0)=
「11」のとき、3万回<N≦4万回であるのでR1を31と
する(#150)。このアドレス指定変数R1は通算レリー
ズ回数の下位8ビットのデータをメモリーしているアド
レスを示す。次に、レジスタ指定変数R2を“1"として
(#155)、アドレスを上記R1にセットして(#160)、
まず通算レリーズ回数の下位8ビットのデータをE2PROM
から読込み(#165)、このデータDAをマイコン(μ
C)内のレジスタ(1)にメモリーする(#170)。そ
して、アドレス指定変数R1に“1"を加えたものを新たに
R1とし(#175)、レジスタ指定変数R2に“1"を加えた
ものを新たにR2として(#180)、R2が“4"となるまで
繰り返すことにより(#185)、通算レリーズ回数の上
位8ビットのデータをE2PROMから読込んでレジスタ
(2)に、又撮影済フイルム枚数のデータをE2PROMから
読込んで、レジスタ(3)に夫々メモリーする(#160
〜#185)。次いで、残りのフイルムの感度のデータをE
2PROMから読込むべくマイコン(μC)のアドレスR1を
“4"にセットし(#190)、データを読込み(#195)、
内部のレジスタ(4)にこのデータ(DA)をメモリーし
た後(#200)、割込みを許可してリターンする(#20
5)。以上でE2PROMデータのレジスタへの読込みを終了
する。
この読込みが終了すると、マイコン(μC)は、第2
図のステップ#20に進んで撮影準備スイッチ(S1)或い
は、フイルム感度変更スイッチ(SISO)のどちらか一方
(SA)がONされているか否かを判定する。いずれのスイ
ッチもOFFのときには、終了フラグ(ENDF)がセットさ
れているかを判定して(#25)、セットされていればス
テップ#20にもどり、セットされていなければ給電トラ
ンジスタ(Tr1)及び、DC−DCコンバータをOFFすべく端
子(01),(03)を「L」レベルにする(#30,35)。
そして終了フラグ(EMDF)をセットし、全ての表示を消
灯してステップ#20にもどる(#40,#42)。
ステップ#20において、撮影準備スイッチ(S1)或い
はフイルム感度変更スイッチ(SISO)どちらか一方がON
されているときは、ステップ#45に進み、終了フラグ
(ENDF)をリセットし、次いでタイマーをリセットスタ
ートさせる(#50)。このタイマーは、マイコン(μ
C)に内蔵されたハードタイマーであり、電源保持用に
用いられるものである。タイマーをリセットスタートさ
せ、給電トランジスタ(Tr1)をONすべく端子(01)を
「H」レベルにする(#55)。次に、端子(03)を
「H」レベルにしてDC−DCコンバータをONさせ(#6
0)、電源電圧が低下しても、一定の電圧がマイコン
(μC)及びE2PROMに給電されるようにする。そしてフ
イルム感度変更スイッチ(SISO)がONされているか否か
を判定し(#65)、ONされていれば、フイルム感度変更
(ISO変更)のサブルーチン(#70)に進む。
〈ISO変更〉 このISO変更サブルーチンを第4図(I)に示し説明
すると、まず、SVレジスタ(SvR)にメモリーしていた
内容を読出して、これをSvとし(#300)、この値を表
示装置に出力する。表示装置(DISP)は、第4図(II)
に示す表示の内 のみを使用してフイルム感度を表示させる(#305)。
尚、このSvはアペックス値として表示される。次に、マ
イコン(μC)は、フイルム感度変更スイッチ(SISO)
がONされているかを判定し(#310)、ONされていれ
ば、アップスイッチ(Su)、ダウンスイッチ(Sd)のい
ずれかがONされているかを判定して(#315,#325)、
アップスイッチ(Su)がONされているときには、上記フ
イルム感度(Sv)に0.5を加え(#320)、ダウンスイッ
チ(Sd)がONされているときには、フイルム感度(Sv)
から0.5を引いて新たにフイルム感度(Sv)とする(#3
30)。そしてステップ#335に進み、連続的な変更を回
避すべく一定時間待ってステップ#305にもどる。
アップスイッチ(Su)、ダウンスイッチ(Sd)共にON
されていないときは、ステップ#325からステップ#305
にもどり、このフローを繰り返し、フイルム感度の表示
が行なわれる。ステップ#310において、マイコン(μ
C)はフイルム感度変更スイッチ(SISO)がOFFされた
ことを検知すると、SVレジスタ(SvR)にメモリーされ
ているフイルム感度(SvR)と変更されたフイルム感度
(Sv)が等しいか否かを判定し(#340)、等しければ
もとのフローにリターンし、等しくなければ、変更され
たフイルム感度(Sv)をE2PROMに書き込むべく、ISO書
込みのサブルーチン(#345)に進んで、書込みを終え
た後、リターンする。このように、変更されたフイルム
感度(Sv)と、E2PROMにメモリーされているフイルム感
度(SvR)が等しいときに、E2PROMへの書込みを行なわ
ず、書込み回数を減らすことにより、E2PROMについての
書込み回数の制限に有効に対処することができる。
次に、第5図に示したISO書込みのサブルーチンの説
明をすると、まず変更したフイルム感度(Sv)をSVレジ
スタ(SvR)にメモリーし、書込むべきE2PROMのアドレ
スを「4」にセットし、データ出力用のレジスタにSVレ
ジスタ(SvR)の内容(SvR)をセットして書込みのサブ
ルーチン(#365)に進み、書込みを終えたのち、リタ
ーンする。
第6図に上述の書込みのサブルーチンを示し説明する
と、マイコン(μC)は、まず、書込み途中におこる割
込みを禁止することによってデータの破壊を禁止する
(#400)。そしてライト/リード端子(/R)「L」
レベルにして(#405)、書込みモードとし、上記設定
したアドレス「4」のデータを出力する(#410,#41
5)。次いで、チップイネーブル(CE)を「H」レベル
にして、書込みをE2PROMに開始させる(#420,#42
5)。E2PROMは書込み中には、Write Busy端子(W・B
u)から「H」レベルを出力し、書込みを終了すると
「L」レベルを出力する。マイコン(μC)は、この終
了信号が「L」レベルになるまで待ち(#430)、この
信号を検出すると、チップイネーブルを「L」レベルと
し(#435)、書込みモード終了をE2PROMに出力して、
割込みを許可してリターンする(#435)。尚、上記Wri
te Busy端子(W・Bu)を持たないものでは、書込みに
要する時間を計測して、この時間だけ待つようにしても
良い。
以上でISO変更のサブルーチンを終える。
〈撮影準備〉 第2図のステップ#65において、フイルム感度変更ス
イッチ(SISO)がONされていないときは、撮影準備(S1
ON)のサブルーチンに進む。
このサブルーチンを第7図に示し説明すると、マイコ
ン(μC)は、給電トランジスタ(Tr1)のONにより駆
動している測光回路(LMC)、レンズ回路(LEC)から開
放測光値(Bvo)レンズ固有の開放絞り値(Avo)を夫々
入力する(#450,#455)。
次にフイルムが装填されているか否かを判定し(#46
0)、装填されていればフイルム有のフラグ(FILF)を
セットし(#465)、装填されていなければ上記フラグ
(FILF)をリセットする(#470)。
そのうえでSVレジスタ(SvR)にメモリーしたフイル
ム感度(SvR)を読出して(#475)、上記開放測光値
(Bvo)、レンズの開放絞り値(Avo)、フイルム感度
(Sv)から所定の露出演算を行ない(#480)、この演
算により求められたシャッタースピード、制御絞り値及
び撮影済フイルム枚数の撮影のデータを表示装置(DIS
P)に送って、表示内容のうち に表示を行なわせ、リターンする(#490)。
第2図にもどって、マイコン(μC)は、ISO変更或
いはS1ONのサブルーチン(#70,#75)を終えると、撮
影準備スイッチ(S1)或いはフイルム感度変更スイッチ
(SISO)のどちらか一方がONされているか否かを判定し
(#80)、どちらか一方がONされていればステップ#45
にもどりルーチンを繰り返す。いずれのスイッチ(S
1),(SISO)もOFFである場合、ステップ#50でスター
トさせたタイマーが10秒経過したか否かを判定して(#
85)、経過していればステップ#30に進み撮影終了の処
理をし、10秒経過していなければステップ#55にもど
り、ルーチンを繰り返して、シャッターレリーズを待
つ。
〈シャッターレリーズ〉 次に、レリーズスイッチ(S2)がONされると、マイコ
ン(μC)は、第8図に示す撮影の為の制御の処理を行
なう。
まず、マイコン(μC)は、電池交換割込みBATINT以
外の割込みを禁止し(#500)、レリーズ動作の制御及
び露出の制御を行なう(#505)。露出制御は、フォー
カルプレーンシャッターの先幕(1幕)及び後幕(2
幕)の走行開始信号を露出制御回路に送ることによって
行なわれる。露出が終了すると(#510→#512)、これ
を示す露出完了スイッチ(S3)がONし、マイコン(μ
C)は、このスイッチ(S3)のON信号が入力されるとマ
イコン(μC)内のアドレス「0」のレジスタのビット
b2が1、即ち書換え回数(N)が4万回を越えたか否か
の判定を行ない(#512)、セットされていれば、E2PRO
Mの内容を書換えてもこれ以後のデータが信頼されない
として、書換えせずにステップ#570のフイルムの巻上
げサブルーチンに進む。このサブルーチンについては後
述する。上記ビットb2が“1"でないときには、マイコン
(μC)は、内部通算レリーズ回数の下位のカウンタ
(CNTR1)に“1"を加え(#515)、この値が“0"、即ち
下位8ビットからの桁上げがあったか否かを判定し(#
520)、桁上げがあった場合には、上位のカウンタ(CNT
R2)に“1"を加える(#525)。そして、書込み回数の
度合によって変更されるアドレスを指定するアドレス変
更のサブルーチン(#530)に進む。下位のカウンタ(C
NTR1)が“0"でないときもアドレス変更のサブルーチン
に進む。
第9図にこのアドレス変更サブルーチンを示し、説明
すると、マイコン(μC)は、上記上位,下位のカウン
タ(CNTR2,CNTR1)の内容が1万以下であるか否かを判
定し、1万以下であれば、通算レリーズ回数書込みのた
めのアドレスを示すアドレス指定変数R1を“1"にセット
してリターンする(#600〜#605)。
マイコン(μC)は上記カウンタの内容(これをNと
する)が1万<N≦2万であればステップ#615以下の
ステップを実行する。ステップ#615で、通算レリーズ
回数の万単位を示すビット(b0,b1)が(0,0)であるか
否かを判定する。(0,0)である場合、1万回を越えた
最初の通算レリーズ回数、即ち10,001回であるとして、
ビット(b0,b1)を(0,1)にセットし、データ転送用レ
ジスタを“1"、即ち(b0,b1)=(0,1)のデータをセッ
トし、E2PROMのアドレスを“0"にセットして、書込みの
サブルーチンに進みこれを書込む(#620〜#635)。
次に、通算レリーズ回数書込み用のアドレス指定数R1
を11にセットしてリターンする(#640)。上記ビット
(b0,b1)=(0,0)でないときもステップ#640に進
み、同様の処理を行なう。マイコン(μC)はカウンタ
(CNTR1)(CNTR2)の内容が2万<N≦3万,3万<N≦
4万であれば上述の1万<N≦2万と同様の処理を行な
う。カウンタの内容が2万<N≦3万であれば、ビット
の内容(b0,b1)=(0,1)であるか否かを判定し、(0,
1)であれば2万を越えたとしてこれを(1,0)として、
アドレスを“0"にセットして書込みサブルーチンに進
み、E2PROMへの書込みを行って、アドレス指定変数R1を
“21"にセットしてリターンする(#650〜675)。ビッ
ト(b0,b1)=(0,1)でなければ、アドレス指定変数R1
を“21"にセットしてリターンする。同様にカウンタ(C
NTR1)(CNTR2)の内容が3万<N≦4万であれば、ビ
ット(b0,b1)の内容が(1,0)であるかを判定し、(1,
0)であれば3万を越えたとして、上記ビット(b0,b1)
を(1,1)にセットし、アドレスを“0"にセットして、
書込みサブルーチンに進みE2PROMに書込む(#685〜#7
05)。そしてアドレス指定変数R1を“31"にセットして
リターンする(#710)。ビット(b0,b1)=(1.0)で
なければ、アドレス指定変数R1を“31"にセットしてリ
ターンする。カウンタ(CNTR1),(CNTR2)の内容が4
万を越えれば、マイコン(μC)のアドレス0のビット
(b0,b1,b2)を(0,0,1)にセットして警告表示のデー
タを表示装置に出力し、データを“4"にセットする(#
715〜#725)。そしてアドレスを“0"にセットして、E2
PROMへ、ビット(b0,b1,b2)のデータを書込み、アドレ
ス指定変数R1を“31"にセットしてリターンする。この
警告は、4万回のレリーズ動作が行なわれたとして、カ
メラのサービスステーションへ点検してもらう為に表示
するものである。尚この回数は4万回に限らず、何万回
でも良く、5万以上である場合には、それに応じて、E2
PROMのレリーズ書換え用のメモリーを増やせば良い。
第8図にもどり、マイコン(μC)は、アドレス指定
変数R1をアドレス用のレジスタにセットし、まず下位の
カウンタ(CNTR1)の内容をデータセットして書込みの
サブルーチンに進み、データを書込む(#535〜545)。
次に上記アドレス指定変数R1に“1"を加えて、上位ビッ
ト用のE2PROMのアドレスとし、これをアドレス用レジス
タにセットして、上位のカウンタ(CNTR2)の内容をデ
ータセットして、書込みのサブルーチンに進み、データ
を書込む(#550〜#565)。
データの書換えを終えると、マイコン(μC)はフイ
ルムの巻上げの処理を行なう(#570)。
〈フイルム巻上げ〉 巻上げサブルーチンを第10図に示す。まずマイコン
(μC)は裏蓋、電池交換割込み(BATINT)の割込み以
外の割込みを禁止して巻上げモータ(M)をONする信号
を端子(02)から巻上げ回路(MOD)に出力する(#75
0,#755)。そして巻上げが完了するを待ち(#760)、
巻上げ完了スイッチ(S4)がONすると、これを検出し
て、モータを停止する信号を出力する(#765)。次
に、フイルムが有るか否かをこれを示すフラグ(FILF)
がセットされているか否かで判定し(#770)、セット
されていればマイコン内のアドレス(0)のビットb2が
“1"であるかを判定する(#773)。フイルムが無いと
き、或いは、E2PROMの書換え回数(N)が4万回を越え
ている場合(b2=1)は、以下に示すフイルム撮影済フ
イルム枚数の書換えを行なわず、割りみを許可してリタ
ーンする(#772)。フイルムが有り、かつ4万回を越
えていない場合、ステップ#775で撮影済フイルム枚数
を示す変数NRに1を加え、アドレス指定変数R1に“2"を
加えて撮影済フイルム枚数書込みのアドレスを求める
(#780)。そしてアドレス指定変数R1をセットしてデ
ータNRをセットして書込みサブルーチン(#795)に進
み、撮影済フイルム枚数をE2PROMに書込んでリターンす
る(#790〜#795)。
〈裏蓋閉じ〉 次に裏蓋が開放状態から閉成状態になったときのカメ
ラの動作を第11図〜第12図に示したマイコン(μC)の
フローチャートを参照して説明する。
裏蓋が閉じられると、裏蓋閉検出スイッチ(S5)がON
し、「H」レベルから「L」レベルと変化する信号がマ
イコン(μC)に入力されると、マイコン(μC)は、
第11図に示した裏蓋ONの書込みのルーチンを実行する。
まず、マイコン(μC)は、ステップ#800でフイルム
か装填(スプールに巻きついている。)されているか否
かを検出し、フイルムが装填されている場合には、誤っ
て裏蓋が開けられたとしてイニシャルロードを行なわず
ステップ#815に進む。フイルムが装填されていない場
合にはイニシャルロード(初期巻上)のサブルーチンに
進む(#805)。
このイニシャルロードサブルーチンを第12図に示し、
説明すると、まずマイコン(μC)は撮影済フイルム枚
数NRを示す変数を“0"にして、巻上げモータ(M)をON
にする信号を出力して巻上げを開始させる(#900,#90
5)。ステップ#910で巻上げが完了するまで待って、巻
上げが完了すると、上記変数NRに“1"を加えてこの変数
NRが3になるまで、上記巻上げの動作を繰り返す(#91
5,#920)。そして変数NRが3、即ち初期巻上げが終了
すると、巻上げ用モータ(M)を停止させ、変数NRを
“0"にリセットしてリターンする(#925,#930)。
第11図にもどり、マイコン(μC)は、イニシャルロ
ードの処理(#805)を終えるとフイルムが装填されて
いるかを判定し(#810)、装填されている場合にはフ
ラグ(FILF)をセットし(#815)、そしてそのフイル
ムが、容器上にフイルム感度が電気的パターンによって
形成されているDXフイルムであるかを検出する(#82
5)。この検出は、周知の方式、具体的には、例えばフ
イルム感度を示す下位2ビットの内、少なくとも一方が
フイルム容器上の共通端子と導通状態であるか否かを判
定することによって行なえる。使用されているフイルム
がDXフイルムであるときには、フイルム感度Svを自動的
に読みとって、この値を示すデータを表示装置に出力す
る(#830,#840)。なお、フイルムが装填されていな
いとき、フイルムフラグ(FILF)をリセットする(#82
0)。また、フイルムが装填されていないか、装填され
ていてもDXフイルムでないときには、レジスタにメモリ
ーされているフイルム感度(SvR)をSvとし(#835)、
この値を表示装置に出力して、これを表示させる(#83
5,#840)。次に、メモリーされたフイルム感度(SvR)
と上記フイルム感度(Sv)とを比較し、同一でなければ
ISO書込みのサブルーチン(#850)に進み、フイルム感
度(Sv)をE2PROMに書込む(#845,#850)。同一であ
るときは、ステップ#850をスキップしてE2PROMへの書
込みを行なわずステップ#855に進み、終了フラグ(END
F)がセットされているかを判定して、セットされてい
ればSAのルーチンへ、セットされていなければ割込み前
のステップへリターンする。
次に電池電圧が下がって、マイコン(μC)、E2PROM
及びその他の回路が誤動作を起こす電圧よりわずかに高
い電圧になると、バッテリチェック回路(BC)から、こ
れを示す信号がマイコン(μC)に入力されると、マイ
コン(μC)は、第13図に示すBATINTのルーチンを実行
する。マイコン(μC)は、すべての出力端子を「L」
レベルにし、停止する(#950)。ここでの停止は、ク
ロックをも停止する制御のことを言う。
〈第2実施例〉 次に第2の実施例を示す。前記実施例では通算レリー
ズ回数の書込みを、常に上位8ビット、下位8ビットを
共に行なっていたが、上位8ビットは、256回に1回し
か変更されないにもかかわらず毎回書換えるのは、処理
時間が長くなるうえ消費電流(電力)が多くなり、さら
には、書換え回数の制限により、E2PROM内に複数の予備
用のメモリーを必要とする。これらの欠点を解消するの
がこの変形例の目的で、上位8ビットは、この8ビット
の内容が変わったときのみ書換えるようにした。
この実施例では、その変更に伴いE2PROMのメモリーの
内容を変更したのでこれを第2表に示し、変更点のみを
説明する。
まず、E2PROMのアドレス「00」には、通算レリーズ回
数を示す上位8ビットのデータがメモリーされる。この
場合上述したように書換えは256回に1回であるため、
たとえば4万回まで数えるとしても、4万/256=156.25
(156回)しか書換えが行なわれず、書換え回数制限
(1万回)の為の予備のバイトを必要としない。その他
の変更点は、これに伴いE2PROMのアドレス(02,12,22,3
2)をなくした点と、第1表に示したアドレス(00)を
なくした点にあり、これは、通算レリーズ回数の上位8
ビットから、通算レリーズ回数を判断しようとしたため
である。これらを実行するための、マイコン(μC)の
フローチャートの変更点を第14図〜第16図に示す。
第14図は、第2図に示したステップ#15の変形であ
る。まず、ステップ#1000で割込みをすべて禁止し、E2
PROM用のアドレスを「00」にセットする(#1005)。そ
してこのアドレスに応じた内容DAを、E2PROMから読み込
み、これをマイコン(μC)内のレジスタのアドレス
「0」にセットする(#1010,#1015)。このカウンタ
(CNTR2)の内容をデコードして、この値が39以下(998
4回)のときアドレス指定変数R1を“1"(#1020,#102
5)、同様にカウンタ(CNTR2)の内容が78以下(19968
回)ならアドレス指定変数R1を“11"(#1030,#103
5)、カウンタ(CNTR2)の内容が117以下(29952回)な
らアドレス指定変数R1を“21"(#1040,#1045)、カウ
ンタ(CNTR2)の内容が156以下(39936回)ならアドレ
ス指定変数R1を“31"にして(#1047,#1050)、ステッ
プ#1055に進む。カウンタ(CNTR2)の内容が156を越え
る場合、E2PROMの書換え制限回数を越えた旨の警告表示
を行なうデータを表示装置(DISP)に出力して、E2PROM
の書換えを行わずに、ステップ#1090に進む。以下は、
第3図(I)とほぼ同じであるが、E2PROMのメモリーの
内容の変更にともない、ステップ#175に対応するステ
ップ#1075では、R1←R1+2と変更され,さらに、ステ
ップ#180に対応するステップ#1090では、アドレスが
“4"に変わっている。
第15図は、第8図に示したレリーズのルーチンの変形
例である。まず、マイコン(μC)はBATINT以外の割込
みを禁止して、露出制御を行なう(#1150,#1155)。
露出制御が完了すると(#1160)、上位8ビットのカウ
ンタ(CNTR2)が156を越えている場合は、E2PROMの書換
え制限回数を越えた旨の警告表示を行なうデータを出力
してフイルム巻上げのサブルーチンに進む(#1170→#
1240)。上記カウンター(CNTR2)が156以下なら、下位
8ビットのカウンター(CNTR1)に“1"を加えて、この
値が“0"、即ち上位への桁上げが行なわれたかを判定す
る(#1175,#1180)。この値が“0"のとき、桁上げが
行なわれたとして、上位8ビットのカウンタ(CNTR2)
に“1"を加えて、これを、E2PROM出力用のレジスタにセ
ットし、アドレス「0」をアドレス用レジスタにセット
して書込みのサブルーチンに進み、E2PROMへの書込みを
行なって、ステップ#1205に進む(#1185〜#1200)。
上記カウンタ(CNTR1)が“0"でない場合、桁上げが
行なわれていないので、上位8ビットの変更及びE2PROM
への書換えを行なわずステップ#1205に進む。
次にマイコンは上位8ビットのカウンタ(CNTR2)の
カウンタの内容を調べ、この内容が39以下ならアドレス
指定変数R1を“1"(ステップ#1205,#1210)、この内
容が78以下ならアドレス指定変数R1を“11"(ステップ
#1215,#1220)、この内容が117以下ならアドレス指定
変数R1を“21"(ステップ#1225,#1230)、この内容が
117を越える場合アドレス指定変数R1を“31"(ステップ
#1235)として、下位8ビットのデータ及びアドレスR1
をE2PROM出力用のレジスタにセットして、書込みを行な
って、巻上げへと進む(#1245〜#1260)。
第16図はこの巻上げの処理を行なうサブルーチンであ
るが、これは第10図に図示のステップ#773の代わり
に、上位8ビットのカウンタ(CNTR2)の内容を調べる
ステップにし、この値が156以下のときに、ステップ#1
130に進み、撮影済フイルム枚数のE2PROMへの書換えを
行ない、156を越える場合にステップ#1355へと進ん
で、E2PROMの書換えを行なわないようにしている。それ
以外は、第10図と同様である。
〈第3実施例〉 次に示す第3の実施例は、通算レリーズ回数、撮影済
フイルム枚数のE2PROMへの書込みのタイミングを、シャ
ッターの2幕のOFF(2幕走行開始)のタイミングの時
点で行なうようにしている。この理由は2幕の走行開始
時点から露出完了(2幕走行完了)の時点まで、カメラ
の制御は何も行なう必要がなく、あき時間となっている
ので、この時間を利用して、E2PROMへの書込みを行なう
ことにより、より効率良くシーケンス制御を行なうため
である。特にこれは連写時に有効である。その場合のフ
ローチャートを第17図,第18図に示す。
第17図は第15図の変形例であり、レリーズ動作に入る
と、マイコンはまず、BATINT以外のこのフローへの割込
を禁止した後(#1150)、露出制御回路(AEC)を制御
してレリーズ動作(ミラーアップ等の露出開始までの動
作)(#1151′)を行い(これはタイマ制御或いは、ミ
ラーアップ完了を検出するスイッチを設け、これによっ
て、レリーズ動作を制御しても良い)、次いでフォーカ
ルプレーンシャッターの1幕をOFFし(1幕走行開始)
(#1152′)、露出時間経過後(#1153′)、2幕をOF
Fする(2幕走行開始(#1154′)。
次に通算レリーズ回数のE2PROMへの書込み(#1170〜
#1255)(説明略)を行なった後、ステップ#1400で、
撮影済フイルム枚数のE2PROMへの書込みを行なう。そし
て、露出完了(2幕走行完)を待って、露出が完了する
と巻上げの制御を行なってSAのルーチンに進む(#140
3,#1406,#1410,#1413,#1420)。
第18図に撮影済フイルム枚数書換えのサブルーチンを
示す。これは、第16図に示したフイルム枚数更新のフロ
ーチャートのフイルム巻上げルーチン部分(#1300〜#
1315)を除いたフローであり、対応するステップ番号を
付して重複した説明を省略する。
〈第4実施例〉 次に示す第4の実施例は、通算レリーズ回数をレリー
ズの毎に毎回毎回書込みに行くのをやめ、ある程度まと
まった回数を1単位とし、この単位での回数を書込みに
行くようにした。こうすることによって、予備のバイト
をなくし、又、消費電流をできるだけ少なくし、これに
要する(E2PROMの書込み)時間を短縮するようにしたも
のである。
但し、この場合、電池が外されたときに、マイコン
(μC)内のレジスタにメモリーされた通算レリーズ回
数は消去されるので、上記1単位に達しない回数は、キ
ャンセルされて“0"となり、この消去されたレリーズ回
数は、正確な通算レリーズ回数に対する誤差となるが、
1万回撮影される内に変換される電池の回数はしれてい
るので大きな誤差とはならない。例えば、1単位のレリ
ーズ回数を“5"、新品の電池を入れた時、この電池で撮
影可能な枚数を500枚(24枚撮りのフイルムで20本強)
とすると、1万回の撮影の内、電池交換は20回、電池交
換時にキャンセルされるレリーズ回数の平均を2.5枚と
すると20×2.5=50が1万回の内の誤差量となり、0.5%
の誤差にしかならない。
この第4の実施例において、上記1単位の導入に伴う
E2PROMのアドレス及びその内容の変更は、第2表と比
べ、通算レリーズ回数の下位の8ビットの予備のバイト
のアドレス(11),(21),(31)及びそれに要するメ
モリーを削除する点にあるが、これ以外は同じである。
第19図〜第21図にこれを実施する為のマイコン(μ
C)のフローチャートを示す。第19図〜第21図は、第3
の実施例を示す第14図〜第16図に夫々対応する。
まず、第19図を参照して、マイコン(μC)は全ての
割込みを禁止して(#2000)、ステップ#2005〜ステッ
プ#2030において、E2PROMにメモリーされているアドレ
ス「0」,「1」の上位8ビット,下位8ビットのデー
タを読出し、所定のレジスタ「0」,「1」にメモリー
する(以下これらのレジスタをカウンタ(CNTR2)(CNT
R1)と言う)。
いま、上述の1単位のレリーズ回数を“5"とすれば、
レリーズ回数が1万回となるのは、レジスタ(カウンタ
(CNTR1),(CNTR2))の地が2000となるときである。
マイコン(μC)は、上記カウンタの内容をデコード
して、その地が“24"以下であるときには、上記カウン
タの値が2千以下(1万回以下)であるので、アドレス
指定変数R1を“3"に(#2035→#2040)、上記カウンタ
のデコード値が“44"以下であるときには、カウンタの
値内容が4千以下(2万回以下)であるので、アドレス
指定変数R1を“13"に(#2045→#2050)、上記カウン
タのデコード値が“64"以下であるときには、カウンタ
の値が6千以下(3万回以下)であるので、アドレス指
定変数R1を“23"に(#2055→#2060)、上記カウンタ
のデコード値が“84"以下であるときには、カウンタの
値が8千以下(4万回以下)であるので、アドレス指定
変数R1を“33"に、各々セットして(#2085)、E2PROM
のデータDA(フイルム枚数)を読み出し(#2090)、こ
れを所定のレジスタ(R2)にメモリーして(#2095)、
ステップ#2100に進む。上記カウンタの内容が8千(4
万回)を越えるときは警告表示のデータを表示装置に出
力してステップ#2100に進む(#2097)。次にマイコン
(μC)はアドレスを「4」にして、E2PROMのデータを
読みに行き、所定のレジスタにこれをメモリーする(#
2100〜#2110)。そして1単位を計数する為の変数Kを
0にセットし、割込みを許可してリターンする(#211
5,#2220)。
次に、第20図に示すフローチャートは、第15図に示し
たフローチャートに対応するものであって、変更点は、
第15図のステップ#1170をステップ#2300にし、このス
テップ以下に、レリーズ回数が1単位に達したか否かを
判定するための3つのステップを増加した点、ステップ
#1205〜#1235をステップ#2320〜#2350にした点、ス
テップ#1250をステップ#2355にした点である。上から
順に説明すると、この第4実施例では、レリーズが5回
行なわれた時点で1回書込みに行くので、カウンタの内
容が8千以下(4万回)であるか否かを判定し、8千を
越えれば、警告表示を行なう(#2358)。8千を越えな
ければ、1単位を判定するための変数Kに1を加えて新
たにKとし(#2305)、これが“5"になったか否かを判
定する(#2310)。この変数Kが5未満であれば、E2PR
OMの書込みは行なわず巻上げ処理を行なうべく巻上げサ
ブルーチンに進む(#2360)。変数Kが“5"になればこ
れを“0"にセットし(#2351)、E2PROMへの書込みの処
理を行なう(#2311〜#2316)。
上述した様に、通算レリーズ回数が5回で一度書込み
に行くようにしているので、これまでの1万回単位のカ
ウンタの内容がかわり、このカウンタ(CNTR1,CNTR2)
のデコード値が“24"以下のとき、アドレス指定変数R1
を“3"に(#2320→#2325)、このカウンタ(CNTR1,CN
TR2)のデコード値が“44"以下のときアドレス指定変数
R1を“13"に(#2330→#2335)、このカウンタ(CNTR
1,CNTR2)のデコード値が“64"以下のときアドレス指定
変数R1を“23"に(#2340→#2345)、このカウンタ(C
NTR1,CNTR2)のデコード値が“64"を越えればアドレス
指定変数R1を“33"とする(#2350)。尚、このアドレ
ス指定変数R1は、フイルムの撮影済フイルム枚数のE2PR
OMのアドレスである。アドレス指定変数R1をセットとし
た後、下位8ビットカウンタ(CNTR1)のデータをセッ
トし(#2352)、アドレスを“1"にセットして(#235
5)、書込みルーチン迄進み、セットしたデータをE2PRO
Mに書込み(#2357)、書込み後巻上げサブルーチン
(#2360)を実行する。
第21図のフローチャートは、第16図に示したフローチ
ャートに対応するもので、アドレスの値設定の為のステ
ップ#1335を削除し、ステップ#1325をステップ#2360
に変更した以外は、第16図のフローチャートと同じであ
る。この変更は、通算レリーズ回数が5回で一度書込み
に行くようにしたことに伴う変更であり、他のステップ
については、第16図の対応するステップ番号を付して説
明を省略する。
〈第5実施例〉 次に示す第5の実施例は、使用されているフイルム枚
数を用いて、通算レリーズ回数を計数しようとするもの
で、具体的には、フイルムが装填されたときに、そのフ
イルムのフイルム枚数を、これを電気的に示したパター
ンから読みとり、この枚数で通算レリーズ回数を規格化
する。この規格化する為のフイルム枚数し12枚とし通算
レリーズ回数12を1単位として、カウンタに“1"を加算
する。つまり、この実施例では実際のレリーズ回数をカ
ウントせずにフイルム枚数で代用し、さらに、第4実施
例では、レリーズ回数5回を1単位としたのに対し、12
回を1単位としている。
従って、レリーズ回数1万回はカウント値としては83
3(実際の通算レリーズ回数は9996回)となり、同様に
2万回はカウント値としては1666(19992)、3万回は
カウント値としては2499(29988)、4万回はカウント
値としては3332(39984)となる。尚、3万回ではカウ
ント値としては2500となるが、2500とすると、2万回と
の間が1万8となり1万を越えるので採用しないことに
する。
これを実施する為のフローチャートを、第22図〜第25
図に示す。
第22図のフローチャートは第19図のフローチャートに
対応するもので、書換え回数の規格化の単位が異なる為
に、第19図のステップ#2035,ステップ#2045,ステップ
#2055,ステップ#2065における数値をステップ#2400,
ステップ#2410,ステップ#2420,ステップ#2430におい
て、上述の様なカウント値に各々変更したもので、他は
第19図と同じステップ番号を付して説明を省略する。な
お、第19図のステップ#2115における変数Kのリセット
は、本実施例では不要なので省略してある。
この場合のフイルム枚数の読取りは、新しいフイルム
が装填されて裏蓋が閉じられたときに実行される裏蓋閉
用のサブルーチン(第11図参照)において行えばよい。
第23図に示すフローチャートは、第11図に示したフロー
チャートにフイルム枚数読取りのサブルーチン(#244
0)を付加したもので、他は第11図と同じであるので、
同じステップ番号を付して説明を省略する。このサブル
ーチンを第24図に示し説明すると、まずマイコン(μ
C)は、カウント値が3332以下(通算レリーズ回数が約
4万回以下)であるかを判定し、これを越える場合に
は、カウンタ(CNTR1),(CNTR2)の内容の書換えを行
なわず、警告表示のデータを表示装置に出力してリター
ンする(#2450,#2452)。
カウンタの値が3332以下の場合は、ステップ#2453で
DXフイルムか否かを判定して、DXフイルムでないとき
は、よく使われるフイルム枚数をセットすべく、ステッ
プ#2480に進む。現在、最もよく使われているフイルム
は36枚撮りのものであるので、フイルム枚数を36枚とし
て、カウンタ(CNTR1)に“3"を加算する。しかし、フ
イルム枚数を24枚としてステップ#2470に進んでカウン
タに“2"を加算する、又は、両方の平均をとって、カウ
ント値のを2.5としても良い。(但し、このときには、
小数点を含んだカウントができるようにしておく必要が
ある)。
DXフイルムであるときは、12枚撮りのフイルム、20又
は24枚撮りのフイルム、36枚撮りのフイルム、72枚撮り
のフイルムであるか否かを夫々ステップ#2455,ステッ
プ#2465,ステップ#2475において判定し、12枚、20,24
枚、36枚,72枚であれば、夫々、ステップ#2460,#247
0,#2480,#2485において、下位8ビットのカウンタ(C
NTR1)の内容に“1",“2",“3",“6"を加えてこれを別
のカウンタ(CNTR3)にセットし、ステップ#2490に進
む。
ステップ#2490では、上記2つのカウンタ(CNTR3)
と(CNTR1)のカウント値の大小を比較する。カウンタ
(CNTR3)の方が小さいときは桁上げが行なわれたとし
て、上位8ビットのカウンタ(CNTR2)に1を加えたデ
ータと、そのアドレス「0」を出力用のレジスタに夫々
セットして、書込みのサブルーチンに進み、E2PROMへの
書込みを行なってステップ#2515に進む(#2495〜#25
10)。カウンタ(CNTR3)の方が大きいときには、上位
8ビットの書込みを行なわずステップ#2515に進み、こ
のカウンタ(CNTR3)の内容をカウンタ(CNTR1)に移
す。
マイコン(μC)はカウンタ(CNTR1)(CNTR2)のカ
ウント値を以下の通りに判定し処理する。即ち、883以
下のとき、アドレス指定変数R1を“3"に(#2520→#25
25)、1666以下のとき、アドレス指定変数R1を“13"に
(#2530→#2535)、2499以下のとき、アドレス指定変
数R1を“23"に(#2540→#2545)、2499を越えると
き、アドレス指定変数R1を“33"に(#2540→#255
0)、各々セットし、下位8ビットのデータ及びアドレ
ス指定変数R1をE2PROM出力用のレジスタに夫々セットし
て(#2555,#2560)、書込みのサブルーチンに進んで
このデータE2PROMに書込んでリターンする(#2565)。
さらに、第4の実施例と比べて変更を要した点は、露
出完了時に通算レリーズ回数の書込みが不要となった点
と、通算レリーズ回数をフイルム枚数で規格化した点に
あり、前者による変更は、第25図に示すように、第20図
におけるステップ#2300〜#2358を削除した。後者によ
る変更は第26図に示すように、第21図のステップ#2360
に対応するステップ#2600において(CNTR2),(CNTR
1)≦3332とすることで対応することができる。
さらに、第5の実施例の一部を変更することにより、
別の変形例を示す。この変形例では、フイルムが装填
(スプールに巻きついている状態)されている状態で裏
蓋が開放され、フイルムが抜かれた場合に、撮影済フイ
ルム枚数を“0"に表示すると共に、“0"をE2PROMに書換
えに行くようにする。
その場合のフローチャートを第27図,第28図に示す。
第27図は、第7図に示したS1ONの割込みルーチンの変形
であって、フイルムが装填されていないときに、第7図
のステップ#470に代えて「0」書込みを行なうか否か
の判定を行なうためのサブルーチン(#2700)を設けた
ものである。
このサブルーチンを第28図に示す。
マイコン(μC)は、フイルム有無を示すフラグ(FI
LF)がセットされているかを判定し(#2705)、セット
されていれば、前回このフローを実行したときにフイル
ムがあって、今回フイルムがなくなった、換言すれば途
中でフイルムが抜かれたとして、以下「0」書込みのフ
ローを行なう。まずフラグをリセットする(#2710)。
次に通算レリーズ回数のカウンタ(CNTR2,CNTR1)のカ
ウント値が3332以下(約4万回)であるかを判定する
(#2715)。3332以下であれば撮影済フイルム枚数の変
数NRを“0"とし(#2720)、このデータ(NR)及びアド
レス指定変数R1をE2PROM出力用のデータ及びアドレスレ
ジスタに夫々セットして(#2725,#2730)、書込みサ
ブルーチンに進み、このデータ「0」を書込む(#273
5)。これにより、フイルムが抜かれたときにも、それ
以降のステップですぐに表示されると共にE2PROMへすぐ
に書込みに行くので、このときに電池が外され、新たに
電池が装着されても正しい撮影済フイルム枚数が表示さ
れる。
第28において、ステップ#2705でフラグがセットされ
ていないとき、或いはステップ#2715で所定の書換え回
数を越えているときは書換えを行なわずリターンする。
以上に実施例及び変形例を示し、その中でE2PROMの書
換え可能回数は1万回としたが、これは現存するE2PROM
の限界であって、技術向上によりこの回数が変われば、
それに応じて実施例や変形例中の書換え可能回数を変え
れば良い。
又、通算レリーズ回数は4万回まで計数したが、これ
よりも大きくても、小さくても良いことは言うまでもな
い。
また、イニシャルロード時に、巻上げと同時にレリー
ズが行なわれるものであれば、この回数もレリーズ回数
として、計数すれば良い。
また、実施例及び変形例では、撮影済フイルム枚数の
書換え回数をカウントしても良いことはいうまでもな
く、これの方が正確に撮影済フイルム枚数の書換え回数
を検出することができる。これには、マイコン(μC)
でこの回数をカウントすることと、E2PROM内にこのカウ
ント値を書換えの度にメモリーする2バイト(1万回計
数)のメモリーと、予備のメモリーとを設けるようにす
ればよい。
[発明の効果] 本発明によれば、フイルム感度の書換えが必要である
と判定したときのみ書込みが行われ、しかも単に感度設
定のための外部操作を行っただけではE2PROMの書き込み
動作は行われず、フイルム感度変更モードの解除に応答
して書込動作が行われる。これによりE2PROMの書換回数
を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかるカメラのシステム構成
図、第2図は電池交換時の割込みルーチンを示すフロー
チャート、第3図(I),第3図(II)はE2PROMからRA
Mへのデータの読出しを夫々示すフローチャート、第4
図(I)はISO変更サブルーチンを示すフローチャー
ト、第4図(II)は表示装置の平面図、第5図はISO書
込みのサブルーチンの全体を示すフローチャート、第6
図は同じくISO書込みのサブルーチンを示すフローチャ
ート、第7図は撮影準備のサブルーチンを示すフローチ
ャート、第8図はシャッタレリーズ時の制御を示すフロ
ーチャート、第9図はアドレス変更サブルーチンを示す
フローチャート、第10図はフイルム巻上げサブルーチン
を示すフローチャート、第11図は裏蓋閉時の制御を示す
フローチャート、第12図はイニシャルロードサブルーチ
ンのフローチャート、第13図はバッテリ割込みを示すフ
ローチャート、第14図は第1の変形例を示す第2図に対
応したフローチャート、第15図は第8図に対応したシャ
ッタレリーズルーチンを示すフローチャート、第16図は
巻き上げサブルーチンを記す第10図に対応したフローチ
ャート、第17図は第15図に対応したシャッタレリーズル
ーチンを示すフローチャート、第18図は撮影済みフイル
ム枚数書換えサブルーチンのフローチャート、第19図,
第20図,第21図は、夫々第14図,第15図,第16図に対応
したフローチャート、第22図,第23図は、夫々第19図,
第11図に対応したフローチャート、第24図はフイルム枚
数読取りのサブルーチンを示すフローチャート、第25図
はシャッタレリーズ時のルーチンを示すフローチャー
ト、第26図はフイルム巻上げのサブルーチンを示すフロ
ーチャート、第27図はS1ONのサブルーチンを示すフロー
チャート、第28図は「0」書込み判定ルーチンを示すフ
ローチャートである。 μC…マイコン、E2PROM…書込み・消去可能なROM、S1
…撮影準備スイッチ、S2…レリーズスイッチ、SISO…IS
O変更スイッチ、Su,Sd…アップ・ダウンスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石村 俊彦 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 藤野 明彦 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−70428(JP,A) 特開 昭58−36077(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用マイクロコンピュータを内蔵すると
    ともに、制御用マイクロコンピュータによって書き込み
    ・消去が電気的に制御されるE2PROMを内蔵しており、該
    E2PROMには、少なくともフィルム感度を記憶するメモリ
    領域が設けられている一方、 フィルム感度変更モードを設定するモード設定手段と、 フィルム感度変更モードが設定されたときに、所定の外
    部操作により変更すべきフィルム感度を設定するフィル
    ム感度設定手段と、 設定されたフィルム感度に基づいてE2PROMのフィルム感
    度用メモリの書換えが必要か否かを判定する書換え判定
    手段と、 書換え判定手段により書換えが必要であると判定された
    場合に、フィルム感度変更モードの解除に応答して上記
    フィルム感度設定手段によって設定されたフィルム感度
    をE2PROMのフィルム感度メモリ領域に書込む書込み手段
    とを備えて、 フィルム感度のE2PROMへの書込みを制御するようにした
    ことを特徴とするE2PROM内蔵カメラ。
  2. 【請求項2】上記の書換え判定手段は、フィルム感度設
    定手段により設定されたフィルム感度が、現在E2PROMに
    記憶されているフィルム感度と等しくない場合にのみ書
    換えを行うと判定する、特許請求の範囲第1項記載のE2
    PROM内蔵カメラ。
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