JP2505717Y2 - 自動車のライセンスプレ―ト取付構造 - Google Patents

自動車のライセンスプレ―ト取付構造

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JP2505717Y2
JP2505717Y2 JP1989103109U JP10310989U JP2505717Y2 JP 2505717 Y2 JP2505717 Y2 JP 2505717Y2 JP 1989103109 U JP1989103109 U JP 1989103109U JP 10310989 U JP10310989 U JP 10310989U JP 2505717 Y2 JP2505717 Y2 JP 2505717Y2
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mounting plate
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広 川崎
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のライセンスプレート取付構造に関す
る。
(従来の技術) 自動車のライセンスプレート、特に車体前面に取付け
られるライセンスプレートは、実開昭61−600755号公報
に示されるようにバンパにボルトにより取付けられてい
る。ところでバス等の大型自動車にあっては、車体本体
に取付けられた牽引フックやスペアタイヤ捲上げ装置等
の操作装置が車体外方から見え、美観の面からも好まし
いものではなかった。この対策として第6図に示すよう
にライセンスプレート取付板2によって開閉される開口
部3を設けたバンパ1を車体に設けられた操作装置を隠
蔽するように取付けて、車体美観の向上を図り、操作装
置を使用する時には、ライセンスプレート取付板2を上
方へ回動して開口部3より操作するようにしたものが既
に開発されている。更に詳細に第7図及び第8図により
説明する。
第7図は、第6図のI−I線に沿う断面拡大図であ
り、第8図は、第7図のA方向からの矢視図である。
車体本体を構成する車体フレーム5の前端に設けられ
た牽引フック4bやスペアタイヤ捲上げ装置4a等の操作装
置4を隠蔽するようにバンパ1が設けてある。バンパ1
の操作装置4と対向する部位には開口部3が形成されて
いる。開口部3は、開口部3の上縁に沿ってバンパ1に
設けられたヒンジ2aを介してライセンスプレートを取付
けるライセンスプレート取付板2によって開閉するよう
に構成されている。通常は一点鎖線2′で示すようにラ
イセンスプレート取付板2によって開口部3を閉鎖し、
操作装置4を被装し、美観の向上を図っている。
牽引フック4b及びスペアタイヤ捲上げ装置4a等の操作
装置4の使用にあたっては、ライセンスプレート取付板
2を実線で示すように、ヒンジ2aを回動中心として前方
上方へ持ち上げ、開口部3より牽引ワイヤを牽引フック
4bに掛けたりスペアタイヤ捲上げ装置4aの操作差込み口
4a′へ操作ハンドル4a″を挿入してスペアタイヤ捲上げ
装置4aを操作する。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来例によると、車体本体に設けられた牽引フッ
クやスペアタイヤ捲上げ装置等の操作位置をバンパによ
り隠蔽し、車体の美観向上が得られ、操作装置使用にあ
たっては、バンパに操作装置の操作口となる開口部を閉
鎖しているライセンスプレート取付板を前方上方へ回動
することにより開放して、操作するようになっている。
しかしながら、ライセンスプレート取付板を前方上方へ
回動して開口部を開放するので、ライセンスプレート取
付板が開口部上縁に沿って突出し、牽引フックに牽引ワ
イヤを掛ける際、またスペアタイヤ捲上げ装置の操作差
込み口へ操作ハンドルを挿入する際、腰を屈めた不自然
な姿勢をとらなければならず、牽引ワイヤ掛け作業、操
作ハンドルの挿入操作の作業上好ましい姿勢ではなく、
更にライセンスプレート取付板の大きさを考慮して操作
ハンドルを大型化しなければならず、更に被牽引時にあ
っては、ライセンスプレート取付板がヒンジを中心に回
動し、ライセンスプレートが上向きとなり、ライセンス
プレートの文字が見にくくなる等の不具合がある。
従って本考案の目的は、牽引ワイヤ掛け作業、スペア
タイヤ捲上装置などの操作装置の操作が容易に行え、ラ
イセンスプレートの文字が常に容易に確認できる自動車
のライセンスプレート取付構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本考案における自動車のライセン
スプレート取付構造は、車体本体に取付けられた操作装
置を被装するとともに、この操作装置の操作口となる開
口部を有するバンパ及び開口部を開閉するライセンスプ
レート取付板を具備するライセンスプレート取付構造に
おいて、上記開口部に沿って互に平行にバンパに取付け
られた一対のガイド棒及び各ガイド棒に沿って摺動可能
に各ガイド棒に嵌合する摺動体並びにライセンスプレー
ト取付板の上端を支持しかつ摺動体に回動可能に枢軸支
する取付部材によって構成されたガイド棒に沿う摺動体
の摺動に伴ってライセンスプレート取付板を上記開口部
を閉鎖する閉鎖位置と開口部を開放する開口位置とに略
平行に摺動案内するガイド部と、上記ライセンスプレー
ト取付板に取付けられた頂部が大なる突起部及びバンパ
に設けられ突起部の頂部を受容し係着する受容部から構
成され上記開口部を閉鎖する閉鎖位置に上記ライセンス
プレート取付板を保持する係止装置と、有することを特
徴とするものである。
(作用) 通常時は、ライセンスプレート取付板を係止装置によ
り開口部閉鎖位置に保持し、操作装置使用時には、係止
装置を解除して、ライセンスプレート取付板をガイド部
により略平行に開口部開放位置へ移動することにより、
ライセンスプレートの文字確認の容易さを確保しつつ、
開口部より操作装置の使用を可能にする。
(実施例) 以下本考案の自動車のライセンスプレート取付構造の
一実施例を第1図乃至第5図によって説明する。なお、
第1図乃至第5図において第6図乃至第8図と同一部分
には説明の便宜上同一符号を付する。
第1図は第6図のI−I線に沿う断面図である第7図
に対応する本考案の断面図、第2図は第1図のA方向か
らの矢視図である。
車体本体であるフレーム5の前端に設けられた牽引フ
ック4b及びスペアタイヤ捲上げ装置4a等の操作装置4を
隠蔽するようにバンパ1が設けられ、美観の向上を図っ
ている。バンパ1の操作装置4と対応する部位には、操
作装置4の操作口となる開口部3が形成してある。開口
部3は矩形状であって、その両側縁3aに沿って各々上下
方向に伸びる一対のガイド棒6aがバンパ1に取付けてあ
る。ガイド棒6aには第1図のII−II線に沿う断面図であ
る第3図に示すように、各ガイド棒6aに沿って摺動案内
されて上下動可能な摺動体6bが嵌装してある。摺動体6b
にライセンスプレート取付板2を取付ける取付部材6cが
軸6dにより回動可能に枢軸支してあって、これらガイド
棒6a、摺動体6b、取付部材6c及び軸6dによりガイド部6
を構成している。
ライセンスプレート取付板2の下部には、ガイド棒6a
に沿って移動するライセンスプレート取付板2が開口部
3を閉鎖する位置に保持する係止装置7が取付けてあ
る。係止装置7を第1図のA部拡大図である第4図及び
第4図のII−II線に沿う断面図である第5図によって説
明する。
係止装置7はライセンスプレート取付板2に取付けた
頂部が大なる突起部7aとバンパ1に設けられ、突起部7a
の頭部を受容して係着する受容部7bから構成され、かつ
受容部7bの下方には受容部7b内に収容された突起部7aの
下方移動を規制する係止片7cがバンパ1に設けられてい
る。
次にこのように構成されたライセンスプレート取付構
造の使用状態について説明する。
通常状態にあっては、第1図に実線で示す状態、即ち
ライセンスプレート取付板2の上端が取付部材6c、摺動
体6bを介してガイド棒6aの上部に支持され、かつ、下端
が係止装置7を介してバンパ1に係止して、ライセンス
プレート取付板2によって操作装置4の操作口となる開
口部3を被覆して美観向上を図っている。
スペアタイヤ捲上げ装置4aや牽引フック4bの操作装置
4の使用にあたっては、ライセンスプレート取付板2の
下方をバンパ1を離間する方向へ引き、軸6dを中心とし
てライセンスプレート取付板2が揺動し、係止装置7の
突起部7aと受容部7bとの係合を解除し、かつ、下方へ引
くことにより、ライセンスプレート取付板2の上端を支
持する摺動体6bが、従ってライセンスプレート取付板2
がガイド棒6aに案内され、第1図に二点鎖線で示すよう
に下降し、摺動体6bがガイド棒6aの下端位置に係止され
開口部3を開放する。
開放された開口部3を介してスペアタイヤ捲上げ装置
4aの操作差し込み口4a′に操作ハンドル(図示せず)を
挿入してスペアタイヤ捲上げ装置4aの操作、及び牽引フ
ック4bへの索引ワイヤ(図示せず)の着脱作業が行え
る。これらの操作、作業の際、従来のようにライセンス
プレート取付板2がバンパ1より庇状に突出することが
ないので、操作ハンドルの小型化が図れ操作ハンドルの
操作差込み口への挿入及び操作が容易に行え、また牽引
フック4bへの牽引ワイヤ着脱が好ましい作業姿勢で行え
る。
ライセンスプレート取付板2を開口部3の閉鎖位置へ
復帰せしめるには、ライセンスプレート取付板2の上端
に結合された摺動体6bを介してガイド棒6aに沿ってライ
センスプレート取付板2を上昇させ、係止装置7の突起
部7aを受容部7bに押し込み係合することにより容易に行
える。
以上説明では、ライセンスプレート取付板をガイド部
により上下方向へ摺動案内して、バンパに形成した開口
部を開放及び閉鎖位置に移動するようにしたが、ガイド
棒を車体幅方向に伸びるようバンパに設けることによっ
てガイド部により車体幅方向に移動して、開口部を開閉
するようにすることも可能である。
(効果) 本考案の自動車のライセンスプレート取付構造によれ
ば、スペアタイヤ捲上げ装置や牽引フックを使用する
際、ライセンスプレート取付板を開口部閉鎖位置に保持
する係止装置を解除して、ライセンスプレート取付板を
ガイド部に従って開口部閉鎖状態と略平行に移動して開
口部を開放することにより、従来のように開口部の上方
に庇状に突出することを排除し、スペアタイヤ捲上げ装
置、牽引フック等の操作装置の使用が作業上好ましい姿
勢で容易に行え、更に、牽引フックを使用し、牽引作業
を行う際、ライセンスプレートが上方を向くことなく、
ライセンスプレートの文字が見えにくくなる等の不具合
を排除できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の自動車のライセンスプレート取付構
造の一実施例を説明する要部断面図、第2図は、第1図
のA方向からの矢視図、第3図は第1図のII−II線に沿
う拡大断面図、第4図は第1図のA部拡大図、第5図は
第4図のIII−III線に沿う断面図、第6図は従来のライ
センスプレート取付構造を説明する自動車の前方斜視
図、第7図は、第6図のI−I線に沿う拡大断面図、第
8図は第7図のA方向からの矢視図である。 1…バンパ、2…ライセンスプレート取付板、3…開口
部、4…操作装置、4a…スペアタイヤ捲上げ装置、4b…
牽引フック、6…ガイド部、6a…ガイド棒、6b…摺動
体、6c…取付部材、7…係止装置。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体本体に取付けられた操作装置を被装す
    るとともに、この操作装置の操作口となる開口部を有す
    るバンパ及び開口部を開閉するライセンスプレート取付
    板を具備するライセンスプレート取付構造において、 上記開口部に沿って互に平行にバンパに取付けられた一
    対のガイド棒及び各ガイド棒に沿って摺動可能に各ガイ
    ド棒に嵌合する摺動体並びに上記ライセンスプレート取
    付板の上端を支持しかつ摺動体に回動可能に枢軸支する
    取付部材によって構成されガイド棒に沿う摺動体の摺動
    に伴ってライセンスプレート取付板を上記開口部を閉鎖
    する閉鎖位置と開口部を開放する開放位置とに略平行に
    摺動案内するガイド部と、 上記ライセンスプレート取付板に取付けられた頂部が大
    なる突起部及びバンパに設けられ突起部の頂部を受容し
    係着する受容部から構成され上記開口部を閉鎖する閉鎖
    位置に上記ライセンスプレート取付板を保持する係止装
    置と、 を有することを特徴とする自動車のライセンスプレート
    取付構造。
  2. 【請求項2】操作位置が牽引フック及びスペアタイヤ捲
    き上げ装置である請求項1に記載の自動車のライセンス
    プレート取付構造。
JP1989103109U 1989-09-04 1989-09-04 自動車のライセンスプレ―ト取付構造 Expired - Lifetime JP2505717Y2 (ja)

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JPH0342458U JPH0342458U (ja) 1991-04-22
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JPS5640453U (ja) * 1979-09-03 1981-04-15

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