JP2504697Y2 - ヘ ラ - Google Patents

ヘ ラ

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JP2504697Y2
JP2504697Y2 JP10971090U JP10971090U JP2504697Y2 JP 2504697 Y2 JP2504697 Y2 JP 2504697Y2 JP 10971090 U JP10971090 U JP 10971090U JP 10971090 U JP10971090 U JP 10971090U JP 2504697 Y2 JP2504697 Y2 JP 2504697Y2
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JP
Japan
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handle
spatula
edge
view
handle portion
Prior art date
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Application number
JP10971090U
Other languages
English (en)
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JPH0470166U (ja
Inventor
源蔵 佐野
偉三雄 山崎
完志 宮木
重則 野村
Original Assignee
ヤヨイ化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築工事等に使用するのに好適なヘラに関
する。
[従来の技術] 第3図aは、建築工事等に使用されている従来のヘラ
の平面図である。従来のヘラは、パテ、ジョイントセメ
ントあるいは接着剤等を塗布するブレード部分と、この
ブレード部分に連続、または連結したハンドル部からな
る。図からわかるように、ヘラのハンドル部は、作業時
の操作性等の面から考えて左右非対称に成形されてい
る。このようなハンドル部は、木材、プラスチック、金
属等の素材を使用し、これを板状に成形加工したものが
広く使用されている。
第3図b,cは従来のヘラのハンドル部の断面図であ
る。従来の板状ハンドルでは、第3図bで示すような上
面1に対して側面2を垂直に切削加工したもの、側面を
曲面切削加工したものがあった。これらは上面1と側面
の境界の尖った部分5(以下、エッジ部分という)が残
った状態となっている。一方、第3図cで示すように、
エッジ部分を研磨加工等により取り去ったものもあっ
た。また、従来のヘラでは、ハンドルの基部(付け根)
から先端にわたって、すべてのエッジ部分が残されてい
るか、あるいはすべてのエッジ部分が除去されているか
のどちらかしかなかった。
[考案が解決しょうとする課題] 第3図bに示したようなエッジ部分を残したハンドル
は、パテ、ジョイントセメント、接着剤等を塗布する際
に指(特に指先)に対するハンドルの固定感は良好であ
るという利点がある。その逆に、長時間塗布作業を行っ
た場合にエッジ部分が手に負担をかけやすく、疲れやす
いという欠点があった。
第3図cで示したようなエッジ部分を取り去ったハン
ドルでは、長時間の塗布作業においても手に対するハン
ドルの負担は少ないという利点はあるものの、指に対す
るハンドルの固定感が悪く、細かい作業の際に不利にな
るという欠点があった。
本考案は上述の事情を背景にしてなされたものであ
り、その目的とするところは、塗布作業時の指に対する
ハンドルの固定感を良好にし、さらに長時間の作業にお
いても手に対する負担の少ないハンドルを提供する事に
ある。
[課題を解決するための手段] 従来のものがもつ、以上のような問題点を解決するた
めに、この考案に係るヘラは、次のような構成とした。
すなわち、ブレード部分と、該ブレード部分と連続また
は連結したハンドル部とからなるヘラであって、前記ハ
ンドル部の基部において少なくとも一部分のエッジ部を
残し、前記ハンドル部の先端部においては全てのエッジ
部を研削除去した。
[作用] 本考案に係るヘラにおいては、ハンドル部のエッジ部
分の研削除去加工を行うに当って、ハンドル部の先端
は、すべてエッジ部分をなくし、基部においては、一部
エッジ部分を残すようにした。
したがって、手の平と接触する部分のエッジは研削加
工されているので、長時間にわたる作業を行っても、手
に対する負担が少ない。また、指(特に指先)と接触す
る部分のエッジはそのまま残っているので、パテ等を塗
布する際の微妙な操作を行う時に、指に対するハンドル
の固定感が損なわれることがない。
本考案に係るヘラのハンドル部は、上記のような加工
に支障のない素材で、例えば木材、プラスチック、金属
等からなるものである。
[実施例] この考案の実施例を、図面を参照しながら説明する。
第1実施例 第1図は、この考案の第1実施例を示す平面図、及び
断面図である。このヘラを手にもつ場合向かって左側の
点線で示した部分は、親指の付け根部分又は親指の指先
の当る部分である。また、向かって右側がその他の指が
かかる部分である。前述したように、ヘラは左右対称で
はなく、第1図aは右利きの者が使用することを考えて
製造されたものである。
第1図aのA・・A線の拡大断面図、及びB・・B線
の拡大断面図を第1図b,第1図c,第1図dにそれぞれ示
す。
本実施例では、ハンドル部の片方の側面のみエッジ部
分を残し、もう片面のエッジ部分は研削加工を行ってい
る。第1図aの点線部分が、エッジ部分を残した部分
で、実線部分はエッジ部分を研削加工した部分である。
第1図bにおいて、A・・A線断面の左端は上面、下
面ともエッジ部分が残されている。第1図cにおいて
は、断面Aの左側は上面のみエッジ部分が残されてい
る。第1図dにおいては、断面Aの左端は、下面のみエ
ッジ部分が残されている。B・・B線断面においては、
第1図b,第1図c,第1図dともエッジ部分はすべて研削
除去されている。
ここで、エッジの残し方が種々に分かれているのは、
ヘラの持ち方が人によって異なっているためである。第
4図a,bにその例を示した。ハンドル部の握り方によっ
て、親指及びその他の指はそれぞれハンドル部の異なっ
た部分に接触するようになる。そのため、使用感の面か
ら、エッジ部分を第1図bのように上下とも残す必要が
ある場合と、ない場合ができてくる。さらに、右利きの
者と、左利きの者とでは、表裏が逆の持ち方となるの
で、片面側のみにエッジ部分を残す場合でも、第1図c
と第1図dのように二通りのものが必要となる。
第2実施例 第2図は、この考案の第2実施例を示す平面図及び断
面図である。
第2図aのC・・C線の拡大断面図を第2図bの上段
に、D・・D線の拡大断面図を第2図bの下段にそれぞ
れ示す。
本実施例においては、第2図aの点線部分で示したハ
ンドル部のブレード側,すなわち指の当る側において、
両方の側面共エッジ部分を残してある。つまりヘラを手
に持つ際、両方の側面に指先が当るような持ち方をする
場合に好適なものである。ハンドル部の先端側(実線部
分)、すなわち手の平の当る側においては、第1実施例
と同様に左右の両側面共エッジ部分を研削加工してあ
る。
第2図bにおいて、C・・C線の部分で、四個所のエ
ッジ部分がすべて残されており、逆にD・・D線の部分
で四個所のエッジ部分がすべて研削加工されている。
また、第2実施例の変形例について、第2図aのC・
・C線の拡大断面図を第2図c,第2図d,第2図e,第2図
fにそれぞれ示した。
第2図cにおいて、左端は上面のみ、右側は下面のみ
エッジ部分が残されている。第2図dにおいて、左端、
右端とも上面のみエッジ部分が残されている。第2図e
において、左端は下面、右端は上面のみエッジ部分が残
されている。第2図fにおいて、左端、右端とも下面の
みエッジ部分が残されている。
なお、この考案は上記の実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。
[考案の効果] 上述の説明から明らかなように本考案に係るヘラにお
いては、塗布作業時の指に対するハンドルの固定感が良
好であり、さらに長時間作業を行っても、手に対する負
担が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す平面図及び断面
図、第2図はこの考案の第2実施例を示す平面図及び断
面図、第3図は従来例を示す平面図及び断面図、第4図
はヘラのもち方を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 野村 重則 富山県西砺波郡福岡町本領70 ヤヨイ化 学工業株式会社内 (56)参考文献 意匠登録416389(JP,S) 意匠登録445087(JP,S)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレード部分と、該ブレード部分と連続ま
    たは連結したハンドル部とからなるヘラであって、 前記ハンドル部の基部において少なくとも一部分のエッ
    ジ部を残し、 前記ハンドル部の先端部においては全てのエッジ部を研
    削除去したことを特徴とするヘラ。
JP10971090U 1990-10-22 1990-10-22 ヘ ラ Expired - Lifetime JP2504697Y2 (ja)

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JPH0470166U JPH0470166U (ja) 1992-06-22
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