JP2504595Y2 - シリンダカバ―取付構造 - Google Patents
シリンダカバ―取付構造Info
- Publication number
- JP2504595Y2 JP2504595Y2 JP1990001706U JP170690U JP2504595Y2 JP 2504595 Y2 JP2504595 Y2 JP 2504595Y2 JP 1990001706 U JP1990001706 U JP 1990001706U JP 170690 U JP170690 U JP 170690U JP 2504595 Y2 JP2504595 Y2 JP 2504595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinder cover
- pair
- mounting
- piston rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Actuator (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バックホウ、トラクタ等の作業車に取付け
られた作業装置を駆動する油圧シリンダのシリンダカバ
ーの取付構造に関する。
られた作業装置を駆動する油圧シリンダのシリンダカバ
ーの取付構造に関する。
上記シリンダカバーの取付構造としては、従来、例え
ば実開昭63−95760号公報に示されるように、シリンダ
カバーをシリンダチューブの長手方向にスライド自在な
状態でピストンロッドの先端ボスに取付けたものがあっ
た。そして、ピストンロッドの取付部の構造は第６図に
示すように、ブーム（８）に形成した左右一対の取付ボ
ス（8A）の間に一対のカラー（14）及びピストンロッド
（12）の先端ボス（12A）を同芯状に位置決め挿入し、
連結ピン（15）で連結していた。
ば実開昭63−95760号公報に示されるように、シリンダ
カバーをシリンダチューブの長手方向にスライド自在な
状態でピストンロッドの先端ボスに取付けたものがあっ
た。そして、ピストンロッドの取付部の構造は第６図に
示すように、ブーム（８）に形成した左右一対の取付ボ
ス（8A）の間に一対のカラー（14）及びピストンロッド
（12）の先端ボス（12A）を同芯状に位置決め挿入し、
連結ピン（15）で連結していた。
上記構成によると、ピストンを取付けるために一対の
カラー、先端ボス及び一対の取付ボスを全て同芯状に位
置合わせした状態でないと連結ピンを差込むことができ
ず、シリンダ取付時の作業能率が悪くなる不具合があっ
た。
カラー、先端ボス及び一対の取付ボスを全て同芯状に位
置合わせした状態でないと連結ピンを差込むことができ
ず、シリンダ取付時の作業能率が悪くなる不具合があっ
た。
本考案の目的は、シリンダカバー取付構造に改良を加
えることで油圧シリンダ取付時の作業性を向上させるこ
とにある。
えることで油圧シリンダ取付時の作業性を向上させるこ
とにある。
本考案の特徴構成はシリンダカバーの一端部に、シリ
ンダ取付部の左右一対の取付ボスとピストンロッドの先
端ボスとの間隔に相当する厚み幅の左右一対のカラーを
同芯状に固着するとともに、ピストンロッドの先端ボス
を、左右一対の前記カラーの間に位置決め挿入した状態
でシリンダ取付部に連結ピンで連結し、かつ前記シリン
ダカバーの他端側をシリンダチューブにスライド自在に
取付けてある点にある。
ンダ取付部の左右一対の取付ボスとピストンロッドの先
端ボスとの間隔に相当する厚み幅の左右一対のカラーを
同芯状に固着するとともに、ピストンロッドの先端ボス
を、左右一対の前記カラーの間に位置決め挿入した状態
でシリンダ取付部に連結ピンで連結し、かつ前記シリン
ダカバーの他端側をシリンダチューブにスライド自在に
取付けてある点にある。
上記構成によると、前記シリンダカバーの一端部に左
右一対の前記カラーを既に同芯状に固着してあるため前
記先端ボスの左右一対の前記カラー間への位置決め挿入
を容易に行うことができるとともに、前記連結ピンを用
いて、前記ピストンロッド及び前記シリンダカバーを同
時に取付け固定することができる。
右一対の前記カラーを既に同芯状に固着してあるため前
記先端ボスの左右一対の前記カラー間への位置決め挿入
を容易に行うことができるとともに、前記連結ピンを用
いて、前記ピストンロッド及び前記シリンダカバーを同
時に取付け固定することができる。
従って、本考案によれば、油圧シリンダを容易に取付
けることができるだけでなく、前記カラーをシリンダカ
バーの取付部材と兼用できるため、構造が簡単で、かつ
作業能率の高いシリンダカバーの取付構造を提供するこ
とができた。
けることができるだけでなく、前記カラーをシリンダカ
バーの取付部材と兼用できるため、構造が簡単で、かつ
作業能率の高いシリンダカバーの取付構造を提供するこ
とができた。
以下、本考案をバックホウ装置に適用した実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第５図に示すように、クローラ式走行機台（１）に全
旋回可能な旋回台（２）を設けると共に、エンジン部
（３）及び操縦部（４）を旋回台（２）上に設け、旋回
台（２）にバックホウ装置（５）を、機台（１）にドー
ザ装置（６）を夫々取付けて、掘削作業と排土作業を択
一的に行えるようにした作業車を構成してある。
旋回可能な旋回台（２）を設けると共に、エンジン部
（３）及び操縦部（４）を旋回台（２）上に設け、旋回
台（２）にバックホウ装置（５）を、機台（１）にドー
ザ装置（６）を夫々取付けて、掘削作業と排土作業を択
一的に行えるようにした作業車を構成してある。
前記バックホウ装置（５）は油圧シリンダ（C1）より
縦軸周りで駆動回動自在なスイングブラケット（７）を
旋回台（２）に設け、スイングブラケット（７）に油圧
シリンダ（C2）によって上下揺動自在に取付けられたブ
ーム（８）と、前記ブーム（８）の先端に油圧シリンダ
（C3）によって上下揺動自在に取付けられたアーム
（９）と、このアーム（９）の先端に油圧シリンダ
（C4）によって姿勢変更可能に取付けられたバケット
（10）とから構成されている。
縦軸周りで駆動回動自在なスイングブラケット（７）を
旋回台（２）に設け、スイングブラケット（７）に油圧
シリンダ（C2）によって上下揺動自在に取付けられたブ
ーム（８）と、前記ブーム（８）の先端に油圧シリンダ
（C3）によって上下揺動自在に取付けられたアーム
（９）と、このアーム（９）の先端に油圧シリンダ
（C4）によって姿勢変更可能に取付けられたバケット
（10）とから構成されている。
前記ブーム用の油圧シリンダ（C2）は、そのシリンダ
チューブ（11）の基端がスイングブラケット（７）に枢
支連結されるとともに、ピストンロッド（12）がピスト
ンロッド保護用のシリンダカバー（13）とともにブーム
（８）に形成した取付部（Ｂ）に取付けられている。
チューブ（11）の基端がスイングブラケット（７）に枢
支連結されるとともに、ピストンロッド（12）がピスト
ンロッド保護用のシリンダカバー（13）とともにブーム
（８）に形成した取付部（Ｂ）に取付けられている。
この取付部（Ｂ）は、第１図及び第４図に示すよう
に、ブーム（８）に形成された左右一対の取付ボス（8
A）の間に、ピストンロッド（12）の先端ボス（12A）
と、シリンダカバー（13）の一端側に同芯状に溶接固定
された左右一対のカラー（14）を挿入し、これらを連結
ピン（15）で貫通固定して構成してある。従って、前記
左右一対のカラー（14）は、シリンダ取付部（Ｂ）の左
右一対の取付ボス（8A），（8A）とピストンロッド（1
2）の先端ボス（12A）との間隔に相当する厚み幅を有す
る。そして、前記シリンダカバー（13）の内面に長手方
向に沿わせて一対のレール部材（13A）を固着してレー
ル部（16）を形成するとともに、シリンダチューブ（1
1）上方に固着した支持片（11A）を前記レール部（16）
にスライド自在に係合させてあり、前記シリンダカバー
（13）はピストンロッド（12）とともにシリンダチュー
ブ（11）に対し相対摺動可能なようになっている。
に、ブーム（８）に形成された左右一対の取付ボス（8
A）の間に、ピストンロッド（12）の先端ボス（12A）
と、シリンダカバー（13）の一端側に同芯状に溶接固定
された左右一対のカラー（14）を挿入し、これらを連結
ピン（15）で貫通固定して構成してある。従って、前記
左右一対のカラー（14）は、シリンダ取付部（Ｂ）の左
右一対の取付ボス（8A），（8A）とピストンロッド（1
2）の先端ボス（12A）との間隔に相当する厚み幅を有す
る。そして、前記シリンダカバー（13）の内面に長手方
向に沿わせて一対のレール部材（13A）を固着してレー
ル部（16）を形成するとともに、シリンダチューブ（1
1）上方に固着した支持片（11A）を前記レール部（16）
にスライド自在に係合させてあり、前記シリンダカバー
（13）はピストンロッド（12）とともにシリンダチュー
ブ（11）に対し相対摺動可能なようになっている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
第１図ないし第５図は本考案に係るシリンダカバー取付
構造の実施例を示し、第１図は油圧シリンダ及びシリン
ダカバーの取付部を示す縦断後面図、第２図は油圧シリ
ンダの側面図、第３図は第２図におけるＡ−Ａ線断面
図、第４図はシリンダカバーの斜視図、第５図は作業車
の全体側面図である。又、第６図は従来の油圧シリンダ
及びシリンダカバーの取付部を示す縦断後面図である。 （8A）……取付ボス、（11）……シリンダチューブ、
（12）……ピストンロッド、（12A）……先端ボス、（1
3）……シリンダカバー、（14）……カラー、（15）…
…連結ピン、（Ｂ）……シリンダ取付部。
構造の実施例を示し、第１図は油圧シリンダ及びシリン
ダカバーの取付部を示す縦断後面図、第２図は油圧シリ
ンダの側面図、第３図は第２図におけるＡ−Ａ線断面
図、第４図はシリンダカバーの斜視図、第５図は作業車
の全体側面図である。又、第６図は従来の油圧シリンダ
及びシリンダカバーの取付部を示す縦断後面図である。 （8A）……取付ボス、（11）……シリンダチューブ、
（12）……ピストンロッド、（12A）……先端ボス、（1
3）……シリンダカバー、（14）……カラー、（15）…
…連結ピン、（Ｂ）……シリンダ取付部。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダカバー（13）の一端部に、シリン
ダ取付部（Ｂ）の左右一対の取付ボス（8A），（8A）と
ピストンロッド（12）の先端ボス（12A）との間隔に相
当する厚み幅の左右一対のカラー（14）を同芯状に固着
するとともに、ピストンロッド（12）の先端ボス（12
A）を、左右一対の前記カラー（14）の間に位置決め挿
入した状態でシリンダ取付部（Ｂ）の左右一対の取付ボ
ス（8A），（8A）に連結ピン（15）で連結し、かつ前記
シリンダカバー（13）の他端側をシリンダチューブ（1
1）にスライド自在に取付けてあるシリンダカバー取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001706U JP2504595Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | シリンダカバ―取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001706U JP2504595Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | シリンダカバ―取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393849U JPH0393849U (ja) | 1991-09-25 |
| JP2504595Y2 true JP2504595Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31505600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990001706U Expired - Lifetime JP2504595Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | シリンダカバ―取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504595Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4542019B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2010-09-08 | 日立建機株式会社 | シリンダ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0434245Y2 (ja) * | 1986-03-12 | 1992-08-14 |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP1990001706U patent/JP2504595Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0393849U (ja) | 1991-09-25 |
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