JP2799370B2 - パワーショベルの旋回バケットハンド - Google Patents
パワーショベルの旋回バケットハンドInfo
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- JP2799370B2 JP2799370B2 JP30391689A JP30391689A JP2799370B2 JP 2799370 B2 JP2799370 B2 JP 2799370B2 JP 30391689 A JP30391689 A JP 30391689A JP 30391689 A JP30391689 A JP 30391689A JP 2799370 B2 JP2799370 B2 JP 2799370B2
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- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- hand
- arm
- turning
- power shovel
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Description
本発明は、パワーショベルのブーム端アームの先端へ
装着して首振りと旋回を可能とする短寸のバケットハン
ドの関するものである。
装着して首振りと旋回を可能とする短寸のバケットハン
ドの関するものである。
パワーショベルにより掘削範囲を車体を移動させない
で広範囲なものとするため、汎用パワーショベルのアー
ム先端へ旋回しなくて短いアーム、いわゆるエキステン
ションアームをつけたり、ブーム先端のアーム自体を旋
回形にすることがなされている。後者のアーム旋回形の
試みは、既に多くの機構として提案されている（例えば
実開昭61−106554号、同63−50949号、同64−28453号、
同64−31149号、同64−57145号）、これらの機構に共通
していえることは、首振り旋回可能とするためのアーム
先端にバケットが取付けられていることである。この場
合、アームが長いし、首振りのためのバケットシリンダ
長も大かつ露出している。
で広範囲なものとするため、汎用パワーショベルのアー
ム先端へ旋回しなくて短いアーム、いわゆるエキステン
ションアームをつけたり、ブーム先端のアーム自体を旋
回形にすることがなされている。後者のアーム旋回形の
試みは、既に多くの機構として提案されている（例えば
実開昭61−106554号、同63−50949号、同64−28453号、
同64−31149号、同64−57145号）、これらの機構に共通
していえることは、首振り旋回可能とするためのアーム
先端にバケットが取付けられていることである。この場
合、アームが長いし、首振りのためのバケットシリンダ
長も大かつ露出している。
汎用のパワーショベルを使用して、バケットを旋回形
にしようとする場合、従来の旋回アームを短くしても限
度があり、長いアームの先端へ更に長いアームを取付け
たのでは堀削力が低下するうえ、パワーショベル本体の
安定性が極めて悪くなり実用的でない。そのため、機種
を問わずパワーショベルアームへバケットを取り外して
その代わりに装着して使用することのできる、汎用性に
富む旋回首振り機構を備えたものが市販されていないの
が現状である。そこで、市販のパワーショベルのアーム
先端へ自由に取付けて堀削力の低下なしに使用できるコ
ンパクトで、しかも、使用時に故障の少ないものの提供
が課題となっていた。
にしようとする場合、従来の旋回アームを短くしても限
度があり、長いアームの先端へ更に長いアームを取付け
たのでは堀削力が低下するうえ、パワーショベル本体の
安定性が極めて悪くなり実用的でない。そのため、機種
を問わずパワーショベルアームへバケットを取り外して
その代わりに装着して使用することのできる、汎用性に
富む旋回首振り機構を備えたものが市販されていないの
が現状である。そこで、市販のパワーショベルのアーム
先端へ自由に取付けて堀削力の低下なしに使用できるコ
ンパクトで、しかも、使用時に故障の少ないものの提供
が課題となっていた。
本発明は、種々検討の結果、パワーショベルアーム
（１）の先端へ旋回ボールレース（２）を介して装着す
る比較的短寸のバケットハンドであって、バケット
（３）をハンド本体（４）先端ボス（５）とバケットリ
ンク（6a）（6b）により首振り可能に取付け、バケット
首振りシリンダ（７）の基部側をハンド本体（４）内へ
軸支するとともにシリンダロッド（８）先端をバケット
リンク（6b）のハンド本体（４）内軸支ピン（９）寄り
へ連結し、バケット首振りシリンダ（７）の所要ストロ
ークを短くし、それによりハンド長さを短くしたことを
特徴とする旋回バケットハンドを開発して、前記課題を
解決したのである。
（１）の先端へ旋回ボールレース（２）を介して装着す
る比較的短寸のバケットハンドであって、バケット
（３）をハンド本体（４）先端ボス（５）とバケットリ
ンク（6a）（6b）により首振り可能に取付け、バケット
首振りシリンダ（７）の基部側をハンド本体（４）内へ
軸支するとともにシリンダロッド（８）先端をバケット
リンク（6b）のハンド本体（４）内軸支ピン（９）寄り
へ連結し、バケット首振りシリンダ（７）の所要ストロ
ークを短くし、それによりハンド長さを短くしたことを
特徴とする旋回バケットハンドを開発して、前記課題を
解決したのである。
このような構造であると、シリンダロッド（８）先端
をバケットリンク（6b）の軸支ピン（９）寄りへ連結し
たことにより、従来の２本のバケットリンク（6a）（6
b）の中間連結部付近に連結したものに比べて所要スト
ロークが短く、シリンダの長さが短くなり、結局ハンド
の長さが短くなる。
をバケットリンク（6b）の軸支ピン（９）寄りへ連結し
たことにより、従来の２本のバケットリンク（6a）（6
b）の中間連結部付近に連結したものに比べて所要スト
ロークが短く、シリンダの長さが短くなり、結局ハンド
の長さが短くなる。
以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第１図は本発明の旋回バケットハンドを装着したパワ
ーショベルの側面図である。第２図は本発明の旋回バケ
ットハンドの側面図である。第３図は第２図中Ａ−Ａ断
面拡大図であり、第４図は同Ｂ−Ｂ断面拡大図である。 第１図にみられるように、本発明の旋回バケットハン
ド（10）は、既存のパワーショベルに取付け可能であっ
て、パワーショベルアーム（１）先端にバケット取付ボ
ス（12）と首振シリンダ（13）を取付けた首振リンク
（14）の取付ボス（11）が設けられてさえいれば、機種
を問わず使用できる。 このバケット取付ボス（12）と首振リンク（14）の取
付ボス（11）を利用して、これらに先ず旋回ブラケット
（15）を取付けている。この旋回ブラケット（15）は旋
回ボールレース（２）を有している。旋回ボールレース
（２）は第３図に示したように、油圧モータ（16）によ
り回転可能となっており、その中心にはスイベルジョイ
ント（17）がある。スイベルジョイント（17）は当然の
ことながら、後述するバケット首振りシリンダ（７）の
ための油圧系の回転可能な継手である。旋回ボールレー
ス（２）はこれにハンド本体（４）を取付けている。そ
して、バケット（３）をハンド本体（４）先端ボス
（５）とバケットリンク（6a）（6b）により首振り可能
に取付け、太くしてストローク長の短いバケット首振り
シリンダ（７）の基部側をハンド本体（４）内へ軸支す
るとともに、第４図にみられるように、シリンダロッド
（８）の先端をバケットリンク（6b）のハンド本体
（４）内軸支ピン（９）寄りへ連結している。 その結果、従来のシリンダ外付方式で240mm長必要で
あると、本実施例では1800mm長となる。また、ハンドフ
レーム内にシリンダが格納されて、使用時に接触による
事故等が生じない。 この旋回バケットハンド（10）は第１図のようにアー
ム（１）から屈曲させれば、穴の側面の堀削に利用で
き、掘削角度も任意で横掘りもできる。また、第２図の
ようにアーム（１）から真直に伸ばせば、従来のパワー
ショベルより深く掘り下げることができる。
ーショベルの側面図である。第２図は本発明の旋回バケ
ットハンドの側面図である。第３図は第２図中Ａ−Ａ断
面拡大図であり、第４図は同Ｂ−Ｂ断面拡大図である。 第１図にみられるように、本発明の旋回バケットハン
ド（10）は、既存のパワーショベルに取付け可能であっ
て、パワーショベルアーム（１）先端にバケット取付ボ
ス（12）と首振シリンダ（13）を取付けた首振リンク
（14）の取付ボス（11）が設けられてさえいれば、機種
を問わず使用できる。 このバケット取付ボス（12）と首振リンク（14）の取
付ボス（11）を利用して、これらに先ず旋回ブラケット
（15）を取付けている。この旋回ブラケット（15）は旋
回ボールレース（２）を有している。旋回ボールレース
（２）は第３図に示したように、油圧モータ（16）によ
り回転可能となっており、その中心にはスイベルジョイ
ント（17）がある。スイベルジョイント（17）は当然の
ことながら、後述するバケット首振りシリンダ（７）の
ための油圧系の回転可能な継手である。旋回ボールレー
ス（２）はこれにハンド本体（４）を取付けている。そ
して、バケット（３）をハンド本体（４）先端ボス
（５）とバケットリンク（6a）（6b）により首振り可能
に取付け、太くしてストローク長の短いバケット首振り
シリンダ（７）の基部側をハンド本体（４）内へ軸支す
るとともに、第４図にみられるように、シリンダロッド
（８）の先端をバケットリンク（6b）のハンド本体
（４）内軸支ピン（９）寄りへ連結している。 その結果、従来のシリンダ外付方式で240mm長必要で
あると、本実施例では1800mm長となる。また、ハンドフ
レーム内にシリンダが格納されて、使用時に接触による
事故等が生じない。 この旋回バケットハンド（10）は第１図のようにアー
ム（１）から屈曲させれば、穴の側面の堀削に利用で
き、掘削角度も任意で横掘りもできる。また、第２図の
ようにアーム（１）から真直に伸ばせば、従来のパワー
ショベルより深く掘り下げることができる。
本発明のパワーショベルの旋回バケットハンドは以上
のような構造であるから、ハンド長が短いので作業や輸
送に便利である。また、汎用機に取付可能である。更に
バケット首振りシリンダの損傷がない等の特徴を備えて
いる。 したがって、操作も従来のパワーショベルの操作と大
差なく、ブームの先端に旋回ボールレースを取付けて長
いアームを旋回させる特殊なパワーショベルに比べて安
価かつ簡易な操作で安全性も高いものとなっている。
のような構造であるから、ハンド長が短いので作業や輸
送に便利である。また、汎用機に取付可能である。更に
バケット首振りシリンダの損傷がない等の特徴を備えて
いる。 したがって、操作も従来のパワーショベルの操作と大
差なく、ブームの先端に旋回ボールレースを取付けて長
いアームを旋回させる特殊なパワーショベルに比べて安
価かつ簡易な操作で安全性も高いものとなっている。
第１図は本発明の旋回バケットハンドを装着したパワー
ショベルの側面図である。第２図は本発明の旋回バケッ
トハンドの側面図である。第３図は第２図中Ａ−Ａ断面
拡大図であり、第４図は同Ｂ−Ｂ断面拡大図である。 （１）パワーショベルアーム （２）旋回ボールレース、（３）バケット （４）ハンド本体、（５）ハンド本体先端ボス （6a）（6b）バケットリンク （７）バケット首振りシリンダ （８）シリンダロッド、（９）軸支ピン （10）旋回バケットハンド
ショベルの側面図である。第２図は本発明の旋回バケッ
トハンドの側面図である。第３図は第２図中Ａ−Ａ断面
拡大図であり、第４図は同Ｂ−Ｂ断面拡大図である。 （１）パワーショベルアーム （２）旋回ボールレース、（３）バケット （４）ハンド本体、（５）ハンド本体先端ボス （6a）（6b）バケットリンク （７）バケット首振りシリンダ （８）シリンダロッド、（９）軸支ピン （10）旋回バケットハンド
Claims (1)
- 【請求項１】パワーショベルアーム（１）の先端へ旋回
ボールレース（２）を介して装着するバケットハンドで
あって、バケット（３）をハンド本体（４）先端ボス
（５）とバケットリンク（6a）（6b）により首振り可能
に取付け、バケット首振りシリンダ（７）の基部側をハ
ンド本体（４）内へ軸支するとともにシリンダロッド
（８）先端をバケットリンク（6b）のハンド本体（４）
内軸支ピン（９）寄りへ連結したことを特徴とするパワ
ーショベルの旋回バケットハンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30391689A JP2799370B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | パワーショベルの旋回バケットハンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30391689A JP2799370B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | パワーショベルの旋回バケットハンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03166424A JPH03166424A (ja) | 1991-07-18 |
| JP2799370B2 true JP2799370B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17926817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30391689A Expired - Fee Related JP2799370B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | パワーショベルの旋回バケットハンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2799370B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30391689A patent/JP2799370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03166424A (ja) | 1991-07-18 |
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Legal Events
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