JP2503924B2 - 道路地図表示装置 - Google Patents

道路地図表示装置

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JP2503924B2
JP2503924B2 JP5295445A JP29544593A JP2503924B2 JP 2503924 B2 JP2503924 B2 JP 2503924B2 JP 5295445 A JP5295445 A JP 5295445A JP 29544593 A JP29544593 A JP 29544593A JP 2503924 B2 JP2503924 B2 JP 2503924B2
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一史 阿久津
和生 村本
隆史 小野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は道路地図を表示する道路
地図表示装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の装置として、特開昭52
−141662号の「運行装置」があり、マイクロフィ
ルム等の記憶媒体に記録された地図をビジコンカメラ等
を用いた光学読取装置で読取り、CRTに特定地区の道
路地図を表示させるようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものにおいては、マイクロフィルムを用い、表示領域の
地図選定にあたってはマイクロフィルムの送り操作等を
する必要があり、さらにその表示領域の選定にあたって
は表示地図を見ながら行う必要があった。従って、所望
の領域の道路地図を選定するのに操作が煩わしく、かつ
時間がかかる等の難点があった。 【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、いわゆ
る電子地図を用い、その地図表示における表示領域の選
定を容易に行えるようにすることを目的とする。 【0005】 【課題を達成するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、道路地図を表示させるための地図データを
記憶した地図データ記憶媒体と、この地図データ記憶媒
体からの地図データに基づき所定領域の道路地図を表示
する表示手段とを備えた道路地図表装置であって、前記
表示手段は、前記道路地図表示と、表示すべき道路地図
の領域を指定するための領域指定表示とを選択的に表示
するものであって、前記表示手段の領域指定表示を用い
て表示すべき領域を入力指定する表示領域指定手段と、
この表示領域指定手段にて指定した領域に対応する地図
探索データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
した地図探索データにより前記地図データ記憶媒体から
対応する地図データの記憶領域を探索し、その記憶領域
に記憶されている地図データを読み出す地図データ読出
手段と、この地図データ読出手段から読み出された地図
データに基づき前記指定された領域の道路地図を前記表
示手段に表示させる地図表示制御手段とを備えたことを
特徴としている。 【0006】 【作用効果】上記構成において、表示手段に領域指定表
示がされている時に、表示すべき道路地図の領域が表示
領域指定手段により指定されると、それに対応する地図
探索データが記憶され、その記憶された地図探索データ
により地図データ記憶媒体における対応する地図データ
の記憶領域が探索され、その記憶領域に記憶されている
地図データが読み出され、その地図データに基づき指定
された領域の道路地図が表示手段に表示される。 【0007】このように、表示手段に道路地図表示の他
に領域指定表示を行わせ、その領域指定表示を用いた領
域指定入力により、地図データの自動探索を行って所望
の領域の道路地図を表示させることができる。従って、
操作者は、道路地図表示を見ることなく、単に領域指定
入力を行うだけで所望の領域の地図を容易に選択するこ
とができる。 【0008】 【実施例】以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。図1はその一実施例を示す全体構成図である。図1
において、1は方位検出装置で、車両の進行方位に応じ
た地磁気のx、y成分を検出する方位センサと、この方
位センサよりの信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器を備え、車両の進行方位に応じたX、Y成分のデ
ィジタル信号を発生するものである。2は距離センサ
で、車両の単位走行距離(例えば約39.2cm)毎に
距離パルスを発生するものである。3は読取装置で、複
数の地図データ(それぞれの地図の右上点の絶対座標デ
ータを含む)を記憶しているカセットテープ3aのセッ
トによりそのうちの特定の地区の地図データを探索して
読取るものである。 【0009】4は予め定めた制御プログラムに従ってソ
フトウェアのディジタル演算処理を実行するマイクロコ
ンピュータで、CPU4a、ROM4b、RAM4c、
I/O回路部4dを備え、車載バッテリより電源供給を
受けて5Vの安定化電圧を発生する安定化電源回路(図
示せず)よりの安定化電圧の供給を受けて作動状態にな
り、方位検出装置1よりのX、Y成分のディジタル信
号、距離センサ2よりの距離パルス、読取装置3よりの
読取信号などを受けて演算処理を実行し、第1の表示内
容としての特定地区の地図および第2の表示内容として
の走行経路情報などを表示させるための表示信号を発生
するものである。なお、RAM4Cには車載バッテリか
ら常時電源がバックアップされている。 【0010】5はブラウン管(以下CRT)コントロー
ラで、マイクロコンピュータ4よりの表示信号を受けて
特定地区の地図データ、走行経路情報およびキャラクタ
データを個別に記憶するとともに、その記憶している地
図データと走行経路情報、あるいはキャラクタデータを
CRT表示させるための映像信号と同期信号を発生する
ものである。6はCRT表示装置で、CRTコントロー
ラ5よりの映像信号と同期信号によって特定地区の地図
と走行経路をCRT表示するものである。7はパネルス
イッチとしてのタッチパネル部で、CRT表示装置6の
表示面上に取り付けられ、このタッチパネル上に設けら
れた12分割のタッチエリアのうち特定のタッチエリア
がタッチ操作された時にそれに応じたシリアル信号を発
生するものである。 【0011】次に、図2に示す前記CRTコントローラ
5の詳細電気結線図について説明する。11は12.0
96MHzの発振信号を発生する発振回路、12は発振
回路11よりの発振信号を分周し、6.048MHzの
ドットタイミングクロックと756KHzのキャラクタ
タイミングクロックを発生するドットカウンタ、13は
マイクロコンピュータ4からの命令(コマンド)とドッ
トカウンタ12からのキャラクタタイミングクロックに
より、水平垂直同期信号、表示タイミング信号、リフレ
ッシュメモリアドレス信号、ラスターアドレス信号を発
生する表示コントローラ、14は表示コントローラ13
からの水平、垂直同期信号をもとに表示期間中にマイク
ロコンピュータ4をホールドさせるホールド信号をマイ
クロコンピュータ4のホールド(HOLD)端子に発生
するホールド信号発生回路である。15はマイクロコン
ピュータ4からのアドレス信号と表示コントローラ13
からのリフレッシュメモリアドレス信号、ラスターアド
レス信号をマイクロコンピュータ4からのホールドアク
ノレッジ(HOLDA)信号によって切換えるマチプレ
クサ、16,17,18はマイクロコンピュータ4と表
示メモリ間のデータの向きを切換えるトライステートを
有したバスドライバ、19はマイクロコンピュータ4か
らのアスキーコード等の表示用データを格納するととも
に表示コントローラ13からのリフレッシュメモリアド
レス信号を受けてその内容をアドレスとして出力するキ
ャラクタメモリ、20はキャラクタメモリ19からの表
示用アドレスと表示コントローラ13からのラスターア
ドレス信号により表示パターンを出力するキャラクタジ
ェネレータである。21はマイクロコンピュータ4から
の地図データを記憶する第1のグラフィックメモリ、2
2はマイクロコンピュータ4からの走行経路情報(走行
軌跡データ、現在位置データ)を記憶する第2のグラフ
ィックメモリ、23,24,25はキャラクタジェネレ
ータ20、第1、第2のグラフィックメモリ21,22
からのパラレル信号をドットカウンタ12からのドット
タイミングクロックでシリアルデータに変換するパラレ
ル→シリアル(P→S)変換器、26はマイクロコンピ
ュータ4からの画面切換信号によりグラフィックとキャ
ラクタ画面を選択するためにP→S変換器23とP→S
変換器24,25からの信号の受付を切換え表示コント
ローラ13からの表示タイミング信号により映像信号を
作り出すビデオコントローラ、27は表示コントローラ
13からの水平、垂直同期信号により同期信号を作り出
すエクスクルーシブオア回路である。なお、キャラクタ
メモリ19、第1、第2のグラフィックメモリ21,2
2には車載バッテリから常時電源がバックアップされて
いる。 【0012】すなわち、このCRTコントローラ5で
は、マイクロコンピュータ4から送出されるデータによ
り、キャラクタデータをキャラクタメモリ19に、地図
データを第1のグラフィックメモリ21に、走行軌跡と
現在位置の表示データを第2のグラフィックメモリ22
に常時記憶し、マイクロコンピュータ4からの画面切換
信号によりグラフィック画面(地図上に走行軌跡と現在
位置を表示するもの)とキャラクタ画面(地区を指定す
るため指定文字等を表示するもの)を選択し、その選択
に応じた画面をCRT表示させるための映像信号と同期
信号をCRT表示装置6に発生している。 【0013】また、前記タッチパネル部7は、図3に示
すように31〜42までの12分割されたタッチエリア
を有しており、2枚のガラスとそれぞれのガラスに行列
状に形成された透明導電膜で構成され、特定のタッチエ
リアが押された時にガラスのたわみによる行列の透明導
電膜の接触によってそのタッチエリアを検出するように
し、図示しないタッチ信号発生回路によって検出したタ
ッチエリアに対応するシリアル信号(スタート信号とタ
ッチ情報信号より成る)を発生している。なお、このタ
ッチ信号発生回路は40msec毎にその時のタッチ情
報をシリアル信号にて発生している。 【0014】さらに、図4はカセットテープ3aにおけ
る1つの地区に対応したデータ領域部分を示すもので、
Aはその地域の地図の右上点の絶対座標(北極点に対す
る座標)データを記憶しているヘッダ部、Bはその地域
の地図データを記憶している地図データ記憶部、Xはブ
ランク部である。従って、このA、B部を読取装置3が
読取ることによって、マイクロコンピュータ4に特定地
区の地図データおよび絶対座標データを与えることがで
きる。 【0015】上記構成においてその作動を図5の表示説
明図および図6乃至図9に示す演算流れ図とともに説明
する。この図6はマイクロコンピュータ4のメインルー
チンの全体の演算処理を示す演算流れ図、図7は距離セ
ンサ2からの距離パルスに基づく割込演算ルーチンの演
算処理を示す演算流れ図、図8は図6中のモード演算ル
ーチンの詳細な演算処理を示す演算流れ図、図9は図6
中の現在位置演算ルーチンの詳細な演算処理を示す演算
流れ図である。 【0016】今、図1中に示す構成要素1〜7を備えた
車両において、その運転開始時にキースイッチを投入す
ると、車載バッテリからの電源供給を受けて各部電気系
が作動状態になる。そして、マイクロコンピュータ4に
おいては、安定化電源回路よりの5Vの安定化電圧の供
給を受けて作動状態になり、図6のスタートステップ1
00よりの演算処理を開始し、初期設定ルーチン200
に進んでマイクロコンピュータ4内のレジスタ、カウン
タ、ラッチなどを演算処理の開始に必要な初期状態にセ
ットする。そして、この初期設定後にモード演算ルーチ
ン300と現在位置演算ルーチン400の演算処理を数
十msec程度の周期にて繰り返し実行する。 【0017】すなわち、このモード演算ルーチン300
では、地図モードとキャラクタモードのいずれか一方を
選定するとともにそのモードに応じた内容をCRT表示
させ、地図モードの時には現在位置を示すカーソルの移
動を可能とし、キャラクタモードの時には特定地区の地
図指定を可能とする演算処理を実行し、現在位置演算ル
ーチン400に進む。この現在位置演算ルーチン400
ではCRTコントローラ5における第2のグラフィック
メモリ22中の現在位置データおよび走行軌跡データを
X、Y成分毎に±50mの走行変化にてその内容を変更
させる演算処理を実行し、モード演算ルーチン300に
もどる。以後、このモード演算ルーチン300から現在
位置演算ルーチン400へのメインルーチンの演算処理
を数十msec程度の周期にて繰り返し実行する。 【0018】そして、このメインルーチンの繰返演算に
対し、距離センサ2からの距離パルスがマイクロコンピ
ュータ4の割込(INT)端子に印加されると、マイク
ロコンピュータ4はメインルーチンの演算処理を一時中
断して図7に示す割込演算処理を実行する。すなわち、
割込スタートステップ501よりその演算処理を開始
し、積算ステップ502に進んでRAM4Cに記憶して
いる距離データDに単位距離データ(約39.2cmに
相当)を積算して更新し、距離判定ステップ503に進
んで距離データDが6.25mに達したか否かを判定す
る。このとき、距離データDが6.25mに達していな
いとその判定がNOになってリターンステップ510に
進むが、距離データDが6.25mに達するとその判定
がYESになり、方位信号入力ステップ504に進む。
そして、この方位信号入力ステップ504にて方位検出
装置1からのディジタルのX、Y成分信号Xa、Ya
(東、北を正方向、西、南を負方向)を入力し、平均方
位算出ステップ505に進んで前回の方位データXo、
Yo(6.25m走行する前の方位データ)と今回の方
位データXa,Yaにより平均方位データX,Yを求
め、距離成分計算ステップ506に進んでX方向の距離
成分Dx、Y方向の距離成分Dyを求める。 【0019】ここで、 【0020】 【数1】 【0021】 【数2】Dx=6.25X/A 【0022】 【数3】Dy=6.25Y/A なお、X/Aは東方向を基準として左回りの角度θに対
するcosθ、Y/Aはsinθに相当する。次に、記
憶ステップ507に進んで今回の方位データXa,Ya
を次回のためにXo、Yoとして記憶し、距離データリ
セットステップ508に進んで距離データDを0にリセ
ットし、距離フラグセットステップ509に進んで距離
フラグをセットし、リターンステップ510に進んで先
に一時中断したメインルーチンに復帰する。すなわち、
この割込演算ルーチンでは、単位距離走行する毎に距離
データDを積算更新し、距離データDが6.25mに達
するとこの6.25mに対するX、Y方向の距離成分D
x、Dyを算出し、距離フラグをセットする演算処理を
実行する。 【0023】次に、メインルーチンにおけるモード演算
ルーチン300の詳細演算処理について説明する。この
モード演算ルーチン300では、図8のタッチデータ入
力ステップ301よりその演算処理を開始し、タッチパ
ネル部7からのタッチデータを入力してRAM4Cに記
憶する。そして、地図モード判定ステップ302に進ん
でRAM4Cにおけるモードエリアの内容が地図モード
であるか否かを判定し、地図モードである時にその判定
がYESになり、モード変更判定ステップ303に進ん
でRAM4Cに記憶しているタッチデータがモード変更
を示すデータ(図3における34のタッチエリアが押さ
れた時のデータ)であるか否かを判定する。このとき、
タッチデータがモード変更を示すデータであるとその判
定がYESになり、キャラクタモード設定ステップ30
4に進んで前記モードエリアの内容をキャラクタモード
に設定し、キャラクタ切換信号出力ステップ305に進
んでCRT表示装置6にキャラクタ画面を映像させるた
めのキャラクタ切換信号をCRTコントローラ5におけ
るビデオコントローラ26に発生し、このモード演算ル
ーチン300の1回の演算処理を終える。 【0024】他方、前記タッチデータがモード変更を示
すデータでない時、すなわち図3における34以外のタ
ッチエリアが押された時のデータ、あるいはいずれのタ
ッチエリアも押されていない時のデータ(例えばFFと
いうデータ)の時には前記モード変更判定ステップ30
3の判定がNOになり、カーソル移動判定ステップ30
6に進む。このカーソル移動判定ステップ306では、
前記タッチデータが32,33,35,38,40,4
1のいずれかのタッチエリアが押された時のデータ(カ
ーソル移動のデータ)であるか否かを判定し、タッチデ
ータがカーソル移動のデータでないとその判定がNOに
なってこのモード演算ルーチン300の1回の演算処理
を終えるが、タッチデータがカーソル移動のデータであ
るとその判定がYESになってカーソル移動演算ステッ
プ307に進む。このカーソル移動演算ステップ307
では、前記タッチデータに応じ、このタッチデータが3
2あるいは33のタッチエリアの押下に対するデータで
あるとCRT表示装置6にて表示している現在位置のカ
ーソルを北方向に所定距離だけ移動させるようにCRT
コントローラ5における第2のグラフィックメモリ22
の内容を変更させ、同様にタッチデータが35のタッチ
エリアの押下に対するデータであるとカーソルを西方向
に、タッチデータが40あるいは41のタッチエリアの
押下に対するデータであるとカーソルを南方向に、タッ
チデータが38のタッチエリアの押下に対するデータで
あるとカーソルを東方向にそれぞれ所定距離だけ移動さ
せるように第2のグラフィックメモリ22の内容を変更
させる演算処理を実行し、このモード演算ルーチン30
0の1回の演算処理を終える。 【0025】他方、前記地図モード判定ステップ302
の判定がNOの時はモード変更判定ステップ308に進
み、前記モード変更判定ステップ303と同様の演算処
理にてモード変更か否かを判定する。このとき、モード
変更時でその判定がYESになると、地図モード設定ス
テップ309に進んでRAM4C内のモードエリアの内
容を地図モードに設定し、データ変換ステップ310に
進んでCRTコントローラ5における第2のグラフィッ
クメモリ22の走行経路データを変換する。この場合、
まずRAM4Cに記憶されている地図探索データ(これ
については後述する)により、読取装置3を制御して指
定された地域を探索させ、この探索した地図における絶
対座標(図4に示すヘッダ部Aに記憶)と前回の地図に
おける絶対座標データにより座標変換値を計算し、この
計算値に従って第2のグラフィックメモリ22内の走行
軌跡、現在位置のデータをスライドさせるように変換す
る。そして、地図データ読取出力ステップ311に進
み、カセットテープ3aの地図データを読取装置3を介
して入力するとともにその地図データを第1のグラフィ
ックメモリ21に出力し、地図切換信号出力ステップ3
12に進んでCRT表示装置6に地図のグラフィック画
面を映像させるための地図切換信号をビデオコントロー
ラ26に発生し、このモード演算ルーチン300の1回
の演算処理を終える。すなわち、キャラクタ画面から前
回とは別の地図のグラフィック画面に切換える時には上
記演算処理を実行し、今回の地図データを第1のグラフ
ィックメモリ21に記憶させるとともに、この地図に対
応した現在地に走行軌跡および現在地点を示すカーソル
を修正するよう第2のグラフィックメモリ22内の内容
を変換する。このことにより、CRT表示装置6に表示
する地図が切換わっても走行軌跡および現在地をその地
図に対応した部分に表示することができる。 【0026】他方、前記モード変更判定ステップ308
の判定がNOの時はキャラクタ演算ステップ313に進
む。このキャラクタ演算ステップ313に到来する場合
は、キャラクタモードが設定されており、ビデオコント
ローラ26にキャラクタ切換信号が発せられている状態
であるため、CRT表示装置6は図5に示すようなキャ
ラクタ画面を映像している。このキャラクタ画面の中央
に示す数字0−2−4−68がそれぞれ、地方、地域、
地区を指定する数字であり、それぞれの数はインクリメ
ントスイッチ51にて1ずつ加算更新され、デクリメン
トスイッチ52にて1ずつ減算更新され、セットスイッ
チ53にてセットされ、リセットスイッチ54にてリセ
ットされるようにキャラクタ演算ステップ313にて演
算処理される。なお、この地方、地域、地区の数字のデ
ータ、すなわちカセットテープ3a内の所定領域に記憶
された地図データを探索する地図探索データはRAM4
Cに記憶されている。また、前述したスイッチ51,5
2,53,54はそれぞれ図3のタッチエリア39,4
0,41,42に対応している。 【0027】すなわち、この図8に示すモード演算ルー
チン300では、タッチパネル部7からのタッチデータ
とRAM4Cにおけるモードエリアの内容に従って以下
に示す〜の作動を行う。 地図モードであってモード変更でない時にカーソル
移動指示があればカーソル移動のための演算処理を実行
し、カーソル移動の指示がなければ地図表示をそのまま
継続させる。 【0028】 地図モードである時にモード変更の指
示があると、地図モードをキャラクタモードに変更する
とともにCRT表示装置6にキャラクタ画面を映像させ
る。 キャラクタモードであってモード変更でない時は図
5のようなキャラクタ画面に対して地図の変更を受付可
能とする。 キャラクタモードである時にモード変更の指示があ
ると、キャラクタモードを地図モードに変更するととも
にCRT表示装置6に地図のグラフィック画面を映像さ
せ、同時に走行軌跡および現在位置も修正して表示させ
る。 【0029】なお、上記いずれのモード変更において
も、その表示内容の変更に際しては、上述した説明等か
ら明らかなように、CRT表示装置6にそれまでに表示
している表示を消去させて、指定されたモードに対応す
る新たな表示を行うようにしている。次に、メインルー
チンにおける現在位置演算ルーチン400の詳細演算処
理について説明する。この現在位置演算ルーチン400
では図9の距離フラグ判定ステップ401よりその演算
処理を開始し、図7の割込演算処理にて距離フラグがセ
ットされているか否かを判定する。このとき、距離フラ
グがセットされていないとその判定がNOになってこの
現在位置演算ルーチン400の1回の演算処理を終える
が、距離フラグがセットされているとその判定がYES
になり、X距離補正ステップ402に進む。そして、こ
のX距離補正ステップ402にてX距離データDXを割
込演算処理にて求めたX距離成分Dxによって補正計算
(DX=DX+Dx)し、Y距離補正ステップ403に
てY距離データDYを同様に補正計算(DY=DY+D
y)し、第1のX距離判定ステップ404に進んでX距
離データDXが50m以上の値になったか否かを判定す
る。このとき、X距離データDXが50m以上の値であ
るとその判定がYESになり、X距離減算ステップ40
5に進んでX距離データDXから50mの値を減算し、
表示移動ステップ406に進んで第2のグラフィックメ
モリ22内の現在位置データを50m分だけ正方向(東
方向)に移動させるとともに走行軌跡データもこれに伴
って追従させる。 【0030】また、前記第1のX距離判定ステップ40
4の判定がNOの時は第2のX距離判定ステップ407
に進み、X距離データXが−50m以下の値になったか
否かを判定する。このとき、X距離データDXが−50
m以下の値であるとその判定がYESになり、X距離加
算ステップ408に進んでX距離データDXに50mの
値を加算し、表示移動ステップ409に進んで第2のグ
ラフィックメモリ22内の現在位置データを50m分だ
け負方向(西方向)に移動させるとともに走行軌跡デー
タもこれに伴って追従させる。 【0031】そして、前記第2のX距離判定ステップ4
07の判定がNOの時、あるいは表示移動ステップ40
6、409の後にY成分表示移動処理ルーチン410に
進み、Y距離補正ステップ403にて計算したY距離デ
ータDYに対し、上記ステップ404〜409と同様の
判定、演算処理を実行する。(Y距離データDYが正負
いずれかの方向の50m以上の値になると第2のグラフ
ィックメモリ22内の現在位置データおよび走行軌跡デ
ータを50m分だけ対応する方向に移動させる。)そし
て、次の距離フラグリセットステップ411に進んで距
離フラグをリセットする。 【0032】すなわち、この図9に示す現在位置演算ル
ーチン400では、CRT表示装置6にて表示している
画面に関係なく第2のグラフィックメモリ22内の現在
位置データおよび走行軌跡データの変換を行う。従っ
て、モード演算ルーチン300と位置演算ルーチン40
0によるメインルーチンの繰返演算と図7の割込演算と
によって、第2のグラフィックメモリ22内の現在位置
データおよび走行軌跡データを順次変更していくととも
に、指定されたモードに従ってCRT表示装置6の画面
を選択し、地図モードであれば地図のグラフィック画面
(現在位置および走行軌跡の表示も含む)を映像させ、
キャラクタモードであれば図5に示す地図指定のための
キャラクタ画面を映像させる。 【0033】なお、上記実施例では表示手段としてCR
T表示装置6を示したが、液晶表示装置、EL表示装置
等を用いてもよい。上記した実施例と特許請求の範囲に
記載した構成との対応関係について説明すると、カセッ
トテープ3aが地図データ記憶媒体に相当し、CRT表
示装置6が表示手段に相当し、CRT表示装置6にキャ
ラクタ画面を表示させている時に領域指定するためのタ
ッチパネル部7およびそれに対する入力処理が表示領域
指定手段に相当する。また、その表示領域の指定により
入力された地方、地域、地区の数字のデータである地図
探索データを記憶するRAM4Cが記憶手段に相当し、
そのデータに基づきカセットテープ3aに記憶されてい
る地図データの対応記憶領域を探索し、その記憶領域に
記憶されている地図データを読み出す読取装置3および
それに対するマイクロコンピュータ4の処理部分が地図
データ読出手段に相当し、その読み出された地図データ
に基づき道路地図を表示させるマイクロコンピュータの
処理およびCRTコントローラ5が地図表示制御手段に
相当する。また、図5の02−4−68の表示地区を指
定する数字表示部分が表示する領域を規定する情報表示
に対応し、その数字表示部分を除く地方、地域、地区等
の表示部分が、領域指定表示を行っていることを示唆す
る情報表示に対応する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。 【図2】図1中のCRTコントローラの詳細電気結線図
である。 【図3】タッチパネル部のタッチエリアを示す説明図で
ある。 【図4】カセットテープのデータ領域を示す説明図であ
る。 【図5】CRT表示装置の表示状態を示す表示説明図で
ある。 【図6】マイクロコンピュータのメインルーチンの全体
の演算処理を示す演算流れ図である。 【図7】距離センサからの距離パルスに基づく割込演算
ルーチンの演算処理を示す演算流れ図である。 【図8】図6中のモード演算ルーチンの詳細な演算処理
を示す演算流れ図である。 【図9】図6中の現在位置演算ルーチンの詳細な演算処
理を示す演算流れ図である。 【符号の説明】 3 読取装置 3a カセットテープ 4 マイクロコンピュータ 5 CRTコントローラ 6 CRT表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 隆史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 三国 肇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−89768(JP,A) 特開 昭54−79729(JP,A) 特開 昭55−20528(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 (1)道路地図を表示させるための地図データを記憶し
    た地図データ記憶媒体と、この地図データ記憶媒体から
    の地図データに基づき所定領域の道路地図を表示する表
    示手段とを備えた道路地図表示装置であって、 前記表示手段は、前記道路地図表示と、表示すべき道路
    地図の領域を指定するための領域指定表示とを選択的に
    表示するものであって、操作者の操作により、 前記表示手段の領域指定表示を用
    いて表示すべき領域を入力指定する表示領域指定手段
    と、 この表示領域指定手段にて指定した領域に対応する地図
    探索データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶した地図探索データにより前記地図
    データ記憶媒体から対応する地図データの記憶領域を探
    索し、その記憶領域に記憶されている地図データを読み
    出す地図データ読出手段と、 この地図データ読出手段から読み出された地図データに
    基づき前記指定された領域の道路地図を前記表示手段に
    表示させる地図表示制御手段とを備えた道路地図表示装
    置。 (2)前記地図表示制御手段は、前記表示手段にそれま
    でに表示されている前記領域指定表示を消去させて、前
    記表示手段に前記指定された領域の道路地図を表示させ
    るものである特許請求の範囲第1項に記載の道路地図表
    示装置。 (3)前記領域指定表示は、表示する領域を規定する情
    報表示と、領域指定表示を行っていることを示唆する情
    報表示とからなる特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載の道路地図表示装置。
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