JP2503826Y2 - 電子機器のシ―ルドケ―ス - Google Patents

電子機器のシ―ルドケ―ス

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JP2503826Y2
JP2503826Y2 JP119691U JP119691U JP2503826Y2 JP 2503826 Y2 JP2503826 Y2 JP 2503826Y2 JP 119691 U JP119691 U JP 119691U JP 119691 U JP119691 U JP 119691U JP 2503826 Y2 JP2503826 Y2 JP 2503826Y2
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JP
Japan
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shield plate
shield
shield case
plate
raised
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP119691U
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English (en)
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JPH04107895U (ja
Inventor
正明 立石
伸一 稲山
義雄 斎藤
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばVTR(ビデ
オテープレコーダ)に組み込まれるRFモジュレータ等
に適用される電子機器のシールドケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のように、RFモジュレータは、V
TRなどに組み込まれ、再生されたビデオ信号およびオ
ーディオ信号をNTSC方式等のRF信号に変調するも
のである。図5〜図7は、従来のRFモジュレータの外
観構成を示す図である。これらの図において、1は電子
部品が接続された基板、2は周囲が枠体となって基板1
を覆う金属製のシールドケースであり、このシールドケ
ース2の上面の橋絡部2aにはアンテナ入力端子3とテ
レビ出力端子4が取り付けられ、シールドケース2の側
面2bにはVTRのチューナへRF信号を出力するため
のフォノジャック5が取り付けられている。また、橋絡
部2aの、アンテナ入力端子3とテレビ出力端子4の間
には、RFモジュレータを機器に組み込み、取り付ける
ための、例えばネジ穴6が形成されている。さらに、基
板1には、フォノジャック5の基端部背面側を覆うよう
にシールド板7が取り付けられている。このシールド板
7は、内部の局部発振器または搬送波発振器の発振出力
がフォノジャック5を介して外部に漏れ出して、妨害を
起こすのを防止するために設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のRFモジュレータのシールドケース2の構造である
と、シールドケース2に基板1を取り付ける前の工程
で、基板1にシールド板7を手作業で差し込み、その後
の工程で、シールド板7を半田付けしなければならず、
組み立て作業が極めて煩雑であるという問題があった。
また、シールド板7がシールドケース2に接続されない
ので、シールド効果が不十分であった。そこで、シール
ド板7をシールドケース2と一体に形成することが考え
られるが、シールド板7が位置する橋絡部2aには、取
り付け用のネジ穴6を形成する必要があるため、実現が
不可能であった。
【0004】この考案は上述した事情に鑑みてなされた
もので、枠体を形成する1枚の金属板からシールド板と
取付片を一体に形成することができ、これにより部品点
数の削減と組み立て作業工程数の低減を図った電子機器
のシールドケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、1枚の金属
板の周囲が下方に折り曲げられて枠体とされ、上面に橋
絡部を備えたシールドケースにおいて、前記橋絡部から
直角に切り起こされてシールド板が形成されると共に、
該シールド板の切り起こし方向とは反対方向から切り起
こされて取付片が形成され、該取付片は前記シールド板
の基部において前記シールド板と接続され、前記シール
ド板に対して直角に曲げられることによって前記橋絡部
に対して裏返しの状態で前記シールド板が切り起こされ
る前の位置に配置されており、該取付片には取り付け用
の穴が形成されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、周囲が枠体とされたシー
ルドケースの橋絡部に、取り付け用の穴が形成された取
付片とシールド板とが連設され、シールド板が切り起こ
されて孔になった位置に取付片が配設される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照し、この考案の実施例を説
明する。図1および図2はこの考案の一実施例の構成を
示す図であり、これらの図に示すように、1枚の金属板
の周囲が下方に折り曲げられて枠体とされ、その上面に
橋絡部12aを備えたシールドケース12の橋絡部12a
には、橋絡部12aから直角に切り起こされたシールド
板12bが形成され、また、このシールド板12bの切り
起こし方向とは反対方向から切り起こされた取付片12
cが形成されている。そして、この取付片12cはシール
ド板12bの基部において、シールド板12bに接続さ
れ、シールド板12bに対して直角に曲げられることに
よって橋絡部12aに対して裏返しの状態で、シールド
板12bが切り起こされて孔になった位置に配設されて
いる。さらに、この取付片12cには、取り付け用のネ
ジ穴16が形成されている。
【0008】上述した構造のシールドケースを作製する
場合、まず、図3に示す形状に、金属板を打ち抜き、次
に、金型内で、図4に矢印で示す方向に各部を曲げ加工
するだけでよい。ここで、シールド板12bは、図3に
示す展開した状態から、図4に矢印で示す方向へ90度
曲げられ、取付片12cは展開した状態から180度曲
げられる。このようにして、シールドケース12の橋絡
部12aに、ネジ穴16が形成された取付片12cとシー
ルド板12bとが連設され、これによりシールド板12b
が切り起こされて孔になった位置に取付片12cが配置
されている。なお、取付片12cに設けられたネジ穴1
6に代えて、取付位置決め用のバカ穴を形成しても構わ
ない。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、周囲が枠体とされた金属板の橋絡部に、ネジ穴が形
成された取付片とシールド板とが連設されるようにした
ので、シールド板と取付片を枠体と一体に形成すること
ができ、従来のように、シールド板が別部品であった場
合に比較して、部品点数の削減と組み立て作業工程数の
低減を図ることができ、これに加えて、シールド板がシ
ールドケースと一体化されたので、従来のように、シー
ルド板を基板上で接地していたものと比較してシールド
効果が向上し、このシールド板の近傍の入出力端子から
の不要な高周波等の漏れが低く抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の外観構成を示す斜視図で
ある。
【図2】この考案の一実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】この考案の一実施例の作製工程を示す展開図で
ある。
【図4】この考案の一実施例の作製工程を示す斜視図で
ある。
【図5】従来のRFコンバータの外観構成を示す斜視図
である。
【図6】従来のRFコンバータの構成を示す断面図であ
る。
【図7】従来のRFコンバータの構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】 12 シールドケース 12a 橋絡部 12b シールド板 12c 取付片 16 ネジ穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の金属板の周囲が下方に折り曲げら
    れて枠体とされ、上面に橋絡部を備えたシールドケース
    において、前記橋絡部から直角に切り起こされてシール
    ド板が形成されると共に、該シールド板の切り起こし方
    向とは反対方向から切り起こされて取付片が形成され、
    該取付片は前記シールド板の基部において前記シールド
    板と接続され、前記シールド板に対して直角に曲げられ
    ることによって前記橋絡部に対して裏返しの状態で前記
    シールド板が切り起こされる前の位置に配置されてお
    り、該取付片には取り付け用の穴が形成されていること
    を特徴とする電子機器のシールドケース。
JP119691U 1991-01-18 1991-01-18 電子機器のシ―ルドケ―ス Expired - Lifetime JP2503826Y2 (ja)

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JPH04107895U JPH04107895U (ja) 1992-09-17
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