JP2503792Y2 - スイッチのつまみ - Google Patents

スイッチのつまみ

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JP2503792Y2
JP2503792Y2 JP1990044879U JP4487990U JP2503792Y2 JP 2503792 Y2 JP2503792 Y2 JP 2503792Y2 JP 1990044879 U JP1990044879 U JP 1990044879U JP 4487990 U JP4487990 U JP 4487990U JP 2503792 Y2 JP2503792 Y2 JP 2503792Y2
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JP
Japan
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knob
switch
edge
state
projection
Prior art date
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Application number
JP1990044879U
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English (en)
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JPH046145U (ja
Inventor
成一 中久木
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電気機器に用いられるスイッチのつまみに
係わり、特に、スイッチ操作の誤りを防止する機能を有
するつまみに関する。
[従来の技術] 従来の電気機器に用いられているプッシュスイッチや
スライドスイッチのつまみはそれぞれが付けられたスイ
ッチの作動のみを目的としており、スイッチの誤った操
作を防止する機能を有していなかった。
そこで、例えば、タイマー録音やタイマー再生をセッ
トする場合にタイマースイッチのみを再生または録音に
セットし、電源スイッチをオフとするような誤った操作
をする場合があった。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上記した点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、スイッチの誤った操作を
防止することが可能なスイッチのつまみの構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] この考案のスイッチのつまみは、近接して配置された
プッシュスイッチとスライドスイッチの夫々に取付けた
つまみの一方に穴を設け、他方に前記穴に突入する突起
を設け、前記穴は他方のつまみの作動方向に直交する縁
と、前記縁に連なり他方のつまみの作動方向に対して傾
斜する縁と、前記作動方向と直交する縁から前記傾斜す
る縁と反対の側に延び前記他方のつまみの作動方向と平
行であり前記突起より僅かに大きい幅を有する溝を有
し、一方のつまみの位置関係によって他方のつまみの作
動を可能または不可能に切換えると共に、一方のつまみ
を作動させたときに前記突起が前記傾斜する縁と当接す
る場合は一方のつまみの動作により他方のつまみを動作
させるように構成したものである。
[作用] この考案のスイッチのつまみによれば、一方のつまみ
に設けた溝とそれに突入した他方のつまみの突起との相
互干渉により、つまみの移動が自由である状態と規制さ
れる状態とを設定し、誤ったスイッチ操作を禁止する。
さらに、一方のつまみの穴の傾斜する縁と他方のつま
みの突起とが係合する場合には、一方のつまみを動作さ
せることにより傾斜する縁が突起を押して他方のつまみ
を動作させることができ、ワンタッチで2つのスイッチ
を作動させることができる。
[実施例] この考案の実施例であるスイッチのつまみを図面に基
づいて説明する。
第1図(a)は参考例を示す分解斜視図であり、第1図
(b)は同参考例を示す断面図である。
図において1はプッシュスイッチ3に付けられるつま
みであり、その凹部1bにプッシュスイッチ3の凸部3aが
嵌合している。
2はスライドスイッチ4に付けられるつまみであり、
その凹部2bにスライドスイッチ4の凸部4aが嵌合してい
る。
つまみ1に設けられた溝1aにはつまみ2の突起2aが突
入し、夫々のつまみの頭部はパネル5の穴5aおよび5bか
ら突出している。
次に、第2図(a)乃至(b)を参照して参考例の作
用を説明する。
第2図(a)はプッシュスイッチがオンの状態を示
し、この状態では突起2aは矢印で示す方向に移動可能で
あり、スライドスイッチは切り替え可能となる。
第2図(b)はプッシュスイッチを切替えのために押
込んだ状態を示し、この状態では突起2aは溝1aに規制さ
れて左右方向に移動できず、スライドスイッチは切り替
え不能となる。
第2図(c)はプッシュスイッチがオフの状態を示
し、この状態では突起2aは溝1aに規制されて左右方向に
移動できず、スライドスイッチは切り替え不能となる。
第2図(d)はプッシュスイッチがオンの状態をでス
ライドスイッチが切替えられて突起2aが溝1aの凹部に入
った状態を示し、この状態ではつまみ1は移動できず、
プッシュスイッチは切替え不能となる。
第3図(a)乃至(d)はこの考案の実施例のつまみ
の底面図を示す。実施例のつまみ1の溝の形状以外は第
1図に示すものと同様である。
第3図(a)はプッシュスイッチがオンの状態を示
し、この状態では突起2aは左右方向に移動可能であり、
スライドスイッチは切り替え可能となる。
第3図(b)はプッシュスイッチを切替えのために押
込んだ状態を示し、この状態では突起2aは溝1aに規制さ
れて左右方向に移動できず、スライドスイッチは切り替
え不能となる。
第3図(c)はプッシュスイッチがオフの状態を示
し、この状態では突起2aは溝1aに規制されて左右方向に
移動できず、スライドスイッチは切り替え不能となる。
第3図(d)はプッシュスイッチがオンの状態でスラ
イドスイッチが切替えられて突起2aが溝1aの凹部に入っ
た状態を示し、この状態でプッシュスイッチのつまみ1
を押すと、突起2aは溝1aに押され中央に移動しスライド
スイッチが中央位置に切替えられる。
この実施例において、例えば、スライドスイッチをタ
イマー設定用のスイッチとし、プッシュスイッチを電源
スイッチとした場合には、セットされたタイマーを途中
で解除したくなったときに、参考例のものはスライドス
イッチを中間位置に戻し、プッシュスイッチをオフとす
るという2回の動作が必要であるのに対し、実施例のも
のはプッシュスイッチを押すという1回の動作で解除で
きる利点がある。
[考案の効果] この考案のスイッチのつまみを使用すれば、プッシュ
スイッチとスライドスイッチの切替え状態により相互に
相手のスイッチの作動を規制し、例えば、タイマー録画
を行うとき、電源スイッチを入れ忘れるようなことがな
くなる。
さらに、一方のつまみを動作させることにより他方の
つまみを動作させることも可能となる。
つまみの形状を変更するだけで上記効果が得られコス
トを殆ど必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの考案の参考例を示す分解斜視図、第
1図(b)は同参考例を示す断面図、第2図(a)乃至
(d)は同参考例のつまみを示す底面図、第3図(a)
乃至(d)はこの考案の実施例におけるつまみを示す底
面図である。 1,…つまみ、1a…溝、1b凹部、2…つまみ、2a…突起、
2b…凹部、3…プッシュスイッチ、3a…凸部、4…スラ
イドスイッチ、4a…凸部、5…パネル、5a,5b…穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】近接して配置されたプッシュスイッチとス
    ライドスイッチの夫々に取付けたつまみの一方に穴を設
    け、他方に前記穴に突入する突起を設け、前記穴は他方
    のつまみの作動方向に直交する縁と、前記縁に連なり他
    方のつまみの作動方向に対して傾斜する縁と、前記作動
    方向と直交する縁から前記傾斜する縁と反対の側に延び
    前記他方のつまみの作動方向と平行であり前記突起より
    僅かに大きい幅を有する溝を有し、一方のつまみの位置
    関係によって他方のつまみの作動を可能または不可能に
    切換えると共に、一方のつまみを作動させたときに前記
    突起が前記傾斜する縁と当接する場合は一方のつまみの
    動作により他方のつまみを動作させるように構成したス
    イッチのつまみ。
JP1990044879U 1990-04-26 1990-04-26 スイッチのつまみ Expired - Lifetime JP2503792Y2 (ja)

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JPH046145U JPH046145U (ja) 1992-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58187911U (ja) * 1982-06-08 1983-12-14 パイオニア株式会社 スイツチ構造
JPS62127613U (ja) * 1986-02-05 1987-08-13

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