JP2503439B2 - 測光装置 - Google Patents

測光装置

Info

Publication number
JP2503439B2
JP2503439B2 JP61216121A JP21612186A JP2503439B2 JP 2503439 B2 JP2503439 B2 JP 2503439B2 JP 61216121 A JP61216121 A JP 61216121A JP 21612186 A JP21612186 A JP 21612186A JP 2503439 B2 JP2503439 B2 JP 2503439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
focus detection
area
photometry
splitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61216121A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6370835A (ja
Inventor
勝 村松
糾夫 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP61216121A priority Critical patent/JP2503439B2/ja
Publication of JPS6370835A publication Critical patent/JPS6370835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503439B2 publication Critical patent/JP2503439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明は、一眼レフレックスカメラ等において、焦
点検出と露出制御のための測光を行なう測光装置に関す
るものである。
B.従来の技術 撮影レンズ等を通過した被写体光の一部を用いて、自
動焦点調節のための焦点検出と自動露出制御のための測
光とを共に行なうように構成された一眼レフレックスカ
メラが知られている。
この種のカメラの測光装置としては種々のものが開発
されているが、例えば、焦点検出用光学系を用いて測光
を併せ行なう測光装置として、特開昭57-169734号公報
に記載されたものがある。
この測光装置は、焦点検出用光学系の一部に、ランダ
ム・ドット・ミラーあるいはストライプ・ミラーを用い
たビームスプリッターを設け、このビームスプリッター
により焦点検出のための光の一部を測光用受光素子に送
り、測光も行なえるように構成されている。
C.発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述のような従来の測光装置では、焦
点検出のための光をランダム・ドット・ミラー等で分割
してしまうために、焦点検出用の光量が滅少するという
問題点があり、また測光用にも光を充分取り込めないと
いう問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決すべく提案され
たもので、その目的は、比較的簡単な構成で焦点検出用
にも測光用にも充分な光量を供給することが可能な測光
装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 実施例を説明する第1図および第2図により本発明を
説明すると、本発明は、対物レンズ1を透過した被写体
光の一部を焦点検出用と露出制御用とに分割して各分割
光を焦点検出用受光手段10と測光用受光手段12に導く波
面分割素子14を有し、その波面分割素子14の中央部を焦
点検出用光束を導く第1領域14A、その周りを露出制御
用光束を導く第2領域14Bとして2分割しそれら両領域1
4A,14Bを相補的に全透過領域または全反射領域に形成す
るとともに、波面分割素子14を対物レンズ1の予定焦点
面近傍に配置して構成される。
E.作用 波面分割素子14に導かれた被写体光は、第1領域14A
で全透過又は全反射されて焦点検出用受光手段10に導か
れ、その周りの第2領域14Bで相補的に全反射又は全透
過されて測光用受光手段12に導かれる。
F.実施例 以下、この発明を図示する実施例に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図は、本発明の第1実施例である。
一眼レフレックスカメラは、第1図に示すように、撮
影レンズ1とシャッタ2との間に、一部あるいは全面を
ハーフミラーとしたクイックリターンミラー3が配設さ
れ、撮影レンズ1を通過した被写体光の大部分がクイッ
クリターンミラー3で反射され、フォーカシングスクリ
ーン4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6を経てファイ
ンダ像として観察されるよう構成されている。一方、撮
影レンズ1を通過した被写体光の一部は、クイックリタ
ーンミラー3を透過し、サブミラー7により反射され、
カメラボディ底部に配置された本発明に係る測光装置8
に導かれる。
第2図も参照するに、この測光装置8は、前面に有害
な赤外光を除去するための赤外カットフィルター9を有
し、レンズや焦点検出用受光手段としてのCCD等からな
る焦点検出ユニット10と、前面に集光レンズ11を有する
測光用受光素子12と、被写体光13を焦点検出用光束13A
と露出制御用光束13Bとに分割する波面分割素子14とか
らなる。波面分割素子14は、焦点検出用光束13Aを透過
し、露出制御用光束13Bを反射するように構成されてい
るため、透過方向に焦点検出ユニット10を、反射方向に
測光用受光素子12を配設する。
ここで、第2図において、被写体光13は予定焦点面20
付近に結像するが、通常、焦点整合状態を表す情報は、
第4図の撮影画面15の中央部におけるごく細長い領域15
Aから得ているので、焦点検出用光束13Aがこの領域15A
に対応する光束となるようにする。
したがって、波面分割素子14には、第3図に示すよう
に、その分割面の中央に焦点検出用光束13Aを全て透過
し得るスリット(第1領域)14Aを設ける。このスリッ
ト14Aは、スリット14A以外の分割面(第2領域)14Bに
反射膜を設けることにより得られる。そして露出制御用
光束13Bは全て分割面14Bによりほぼ100%反射され測光
用受光素子12に入射する。以上から、波面分割素子を設
けたことによる焦点検出用光束の損失はほとんどない。
第4図において、15A+15Bで示す領域が測光装置に取
り込まれる領域であり、中央部の領域15Aが焦点検出用
に、その周りの残りの領域15Bが測光用に使われる領域
となる。
ここで、測光領域15Bは中央の細長い領域15Aが抜けた
領域となるが、全体の面積からすればわずかなものであ
り(例えば領域15Aの占有率20%)、領域15Bの光は、ほ
とんど損失なく測光に使われるので測光用としては充分
な光量を得ることが可能となる。
また、中央の細長い領域15Aにのみ、測光の対象とな
る被写体が存在することも通常ないので、中央の細長い
領域が抜けた測光領域でも実用上は支障がない。
次に、第5図,第6図に示すのは、本発明の第2の実
施例であり、この測光装置28は、透過方向に測光用受光
素子12を、反射方向に焦点検出ユニット10を配設したも
のであり、カメラボディ底部のスペースに応じて第1実
施例と使い分けるようにされている。
波面分割素子以外は、第1実施例と同じであり、波面
分割素子24は、焦点検出用光束13Aを全て反射して焦点
検出ユニット10に入射し、露出制御用光束13Bを全て透
過して測光用受光素子12に入射するように構成されてい
る。
したがって、第1実施例と同様に第1領域25Aに対応
した分割面の中央に反射膜を設けて焦点検出用光束13A
をほぼ100%反射する反射面24Aとし、他の面24Bには反
射膜を設けずに光を透過させるようにする。
このような波面分割素子24においても、第1実施例と
同様に波面分割素子を設けたことによる焦点検出用光束
の損失はほとんどなく、測光用の光量も充分である。
なお、第4図に示した領域15A,15Bは画面中央でなく
ともよく、領域15Aも領域15Bの中心を占有する必要はな
く、例えば焦点検出用の第1領域15Aの上下のいずれか
一方のみに測光用の第2領域15Bを設けてもよい。
以上のように実施例によれば、測距のために使用され
る光束は被写体光束13の中央部のみで充分であるため
に、その中央部の光束をスリット14Aによリ100%透過し
て焦点検出ユニット10に導き、また、その他の部分の光
束を分割面14Bによリ100%反射して測光用受光素子12に
導いており、それに対して従来技術では被写体光束を半
透過ミラー等によリ50%の光束を測距用の受光素子に、
また他の50%の光束を測光用の受光素子に導くようにし
ている。従って、実施例では焦点検出ユニット10および
測光用受光素子12に有効に被写体光13が振り分けられ、
光量の損失がなく充分な検出ができる。
G.発明の効果 前述のとおり、この発明によれば、被写体光の一部を
波面分割素子により焦点検出用と測光用とに分割するよ
うに構成するとともに、波面分割素子を対物レンズの予
定焦点面近傍に配置したため、比較的簡単な構成により
焦点検出用にも測光用にも充分な光量を供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明に係る測光装置の第1実施例が配設
された1眼レフレックスカメラを示す概略図、第2図
は、第1図の測光装置の拡大図、第3図は第2図の波面
分割素子を示す斜視図、第4図は撮影画面における焦点
検出用の第1領域と測光用の第2領域を示す概略図、第
5図は、この発明に係る測光装置の第2実施例が配設さ
れた一眼レフレックスカメラを示す概略図、第6図は、
第5図の測光装置の拡大図である。 8,28:測光装置 10:焦点検出ユニット 12:測光用受光素子 13A:焦点検出用光束 13B:露出制御用光束 14,24:波面分割素子 14A:第1領域 14B:第2領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを透過した被写体光の一部を波
    面分割素子により焦点検出用と露出制御用とに分割して
    各分割光を焦点検出用受光手段と測光用受光手段とに導
    いて測光を行なう測光装置において、 前記波面分割素子の中央部を焦点検出用光束を導く第1
    領域とし、その周りを露出制御用光束を導く第2領域と
    し、前記両領域を相補的に全透過領域または全反射領域
    として形成するとともに、前記波面分割素子を前記対物
    レンズの予定焦点面近傍に配置したことを特徴とする測
    光装置。
JP61216121A 1986-09-13 1986-09-13 測光装置 Expired - Fee Related JP2503439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61216121A JP2503439B2 (ja) 1986-09-13 1986-09-13 測光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61216121A JP2503439B2 (ja) 1986-09-13 1986-09-13 測光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6370835A JPS6370835A (ja) 1988-03-31
JP2503439B2 true JP2503439B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=16683579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61216121A Expired - Fee Related JP2503439B2 (ja) 1986-09-13 1986-09-13 測光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2503439B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH095818A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Olympus Optical Co Ltd カメラ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057802A (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 Minolta Camera Co Ltd 一眼レフレツクスカメラ用ハ−フミラ−
JPS61137913U (ja) * 1986-01-16 1986-08-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6370835A (ja) 1988-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2643326B2 (ja) 焦点検出装置を有した一眼レフカメラ
US5526083A (en) Finder system of a camera
JP2503439B2 (ja) 測光装置
US5668919A (en) Camera
US4456352A (en) Light receiving apparatus for use in single-lens reflex camera
JP3586365B2 (ja) 測光装置
JPS63259521A (ja) 複合型合焦検出装置
US4635125A (en) Real-time light-measuring system for single-lens reflex cameras
JPS59121011A (ja) 合焦位置検出装置
JPH01147438A (ja) カメラの受光装置
JPS6139398Y2 (ja)
JPS61129609A (ja) 自動焦点検出用の光学系
JPS6167012A (ja) 焦点検出装置
JPS609773Y2 (ja) 一眼レフレツクスカメラの測光装置
JPS6285229A (ja) 一眼レフレツクスカメラのttl測光装置
JPS6190113A (ja) 自動焦点機構を有する一眼レフカメラ
JPS587131A (ja) カメラの撮影拒離測定装置
JPS5984225A (ja) 一眼レフレツクスカメラの測光装置
JP2008257254A (ja) 一眼レフカメラの測光レンズ
JPS58156910A (ja) 合焦状態検出装置
JPH0213915A (ja) 拡散反射面を有したカメラシステム
JPH05188278A (ja) カメラの視線検出装置
JPS6228706A (ja) 自動焦点検出用の光学系
JPS61133913A (ja) 光学装置
JPS60120308A (ja) 自動焦点検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees