JP2502638Y2 - 界磁コイルの接続構造 - Google Patents

界磁コイルの接続構造

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JP2502638Y2
JP2502638Y2 JP7688290U JP7688290U JP2502638Y2 JP 2502638 Y2 JP2502638 Y2 JP 2502638Y2 JP 7688290 U JP7688290 U JP 7688290U JP 7688290 U JP7688290 U JP 7688290U JP 2502638 Y2 JP2502638 Y2 JP 2502638Y2
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雅水 小川
泰造 金子
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日興電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用交流発電機における界磁コイルの口出
線と外部端子との接続構造に関する。
(従来の技術) 従来、車両用交流発電機における界磁コイルの口出線
と外部端子、例えば交流発電機のレギュレータアッセン
ブリとを互いに接続するには、界磁コイルの口出線、つ
まり巻始め端と巻終り端にそれぞれターミナルを接続
し、該ターミナルとこれに対応するレギュレータアッセ
ンブリの端子とを互いにネジ止めしたり、あるいは界磁
コイルの口出線を延長してこれを直接レギュレータアッ
センブリの端子に半田づけするなどの方法が行われてい
た しかしながら、上記ネジ止めによる方法は、発電機の
最終組立工程をリヤブラケットの狭い開口部を介して工
具を差し込んで、各ターミナルとレギュレータアッセン
ブリの各端子のネジ穴を整合させた後該ネジ穴にボルト
を差し込み、該ボルト上にワッシャを嵌挿してさらにナ
ットで締め付けねばならず、組立てが面倒であるため自
動組付ができないという欠点があった。また、半田付け
による方法もリヤブラケットの狭い開口部を介して手作
業で半田付けを行わねばならず、組立ラインにおける自
動化は困難であった。
また、上記従来のものはいずれも口出線または口出線
とターミナルとの間の半田づけ部が露出しているため外
部からの侵入水によりこれら露出部が腐食し断線しやす
いという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされたもので
あって、このため本考案は、車両用交流発電機における
界磁コイルの口出線と外部端子とを接続するに、該口出
線の巻始め端と巻終り端とをそれぞれターミナルプレー
トに接続し、各ターミナルプレートをコイル巻枠より軸
方向の突出形成したケース内に支持し、該口出線とター
ミナルプレートとの接続部をケース内に封入し、一方の
ターミナルプレートを該ケースより軸方向に突出した外
部接続用ボルトに接続し、他方のターミナルプレートを
該ボルト上に絶縁ブッシュを介して嵌挿させ、外部端子
は該ボルト上に嵌挿可能な絶縁体の両側に配置された端
子を含み、前記ボルトを外部端子に嵌挿させ該外部端子
の外側よりナットで締め付けることにより各ターミナル
プレートと外部端子とを接続させることを特徴とする。
(作用) 界磁コイル側より突出した一本のボルトを外部端子の
ボルト穴に差し込み、外部端子の外側からナットで締め
付けることにより、界磁コイルの巻始め端と巻終り端と
を同時に外部端子に接続することができ、組立作業が著
しく単純化される。これにより、組立ラインにおける自
動組付が可能となり、組立時間を大幅に短縮することが
できる。また、口出線または口出線とターミナルプレー
トとの接続部が外部に露出されない構造となっているの
で侵入水による断線のおそれもなく信頼性ある接続構造
を提供できる。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に沿って説明
する。
第1図乃至第3図は本考案の好適な一実施例を示すも
ので、同図において1は車両用交流発電機のリヤブラケ
ット、3および5は該リヤブラケット1内画に組み込ま
れたレギュレータアッセンブリおよびレクチフアイヤア
ッセンブリ、7はフロントブラケツト、9はこれらリヤ
ブラケット1およびフロントブラケツト7に固定された
ステータコイル、11はロータ軸、13はロータコア、15は
界磁コイル、17は界磁コイルを巻装せるコイルボビン、
19は該コイルボビンを保持せるコイルボルダ、21はコイ
ルホルダ19をリヤブラケット1に固定する取り付けボル
ト、23はレギュレータアッセンブリ3およびレクチフア
イヤアッセンブリ5をリヤブラケット1に固定する取り
付けボルトである。
上記コイルホルダ19は周方向の一部に軸方向の切欠き
部25を有し、該切欠き部を介してコイルボビン17と一体
に形成されたケース27が軸方向に延びている。該ケース
27は界磁コイル15の口出線すなわち巻始め端15aおよび
巻終り端15bとそれぞれ対応するターミナルプレート29
a,29bとの接続部が収容される空所31と、各ターミナル
プレート29a,29bが遊嵌される軸方向の溝33と、外部接
続用のボルト35の頭部35aが収容される凹所37とを含
み、コイルボビン17と一体にモールド成型されている。
口出線15a,15bとターミナルプレート29a,29bとの接続
部は空所31内にて弾性の樹脂またはゴム39により封入さ
れており、これにより外部からの水の侵入を防止してい
る。弾性の樹脂またはゴム39はまたターミナルプレート
29a,29bの若干の動きを可能とし、これはボルト35を後
述する外部端子にナットにて締め付ける際にその締め付
け代を与え、これによりモールド樹脂よりなる外部端子
の破損を防止する。
上記ターミナルプレートの一方29bの先端部30bは凹所
37内でボルト頭部35aを抱持するように頭部内側に沿っ
てボルト上に嵌合され、他方のターミナルプレート29a
の先端部30aは絶縁ブッシュ41を介してボルト35上に嵌
合されている。これらターミナルプレート29a,29bをボ
ルト35に嵌合させるためターミナルプレートの先端部30
a,30bに穴を設けるか切掻きを設ける。ボルト35はこれ
らターミナルプレート29a,29bとの嵌合によりケース27
に対し位置保持されるが、上記したようにターミナルプ
レートの動きに伴って若干移動しうる。
これらターミナルプレート29a,29bとブッシュ41とボ
ルト5とは組立に先立ちあらかじめケース27に組み込ま
れている。
一方、上記ターミナルプレート29a,29bと接続される
外部端子43はレギュレータアッセンブリ3と一体に形成
されてリヤブラケット1内側に固定されており、ボルト
穴をもつ絶縁体45と、該絶縁体の両側に配置固定された
リング状の端子47a,47bとを含む。
組み込みに際しては、リヤブラケット1に組み込まれ
た外部端子43のボルト穴に、第2図のごとく界磁コイル
15に組み込んだボルト35を差し込み、しかる後リヤブラ
ケット1の開口部1aを介してボルト35上にナット49をね
じ込むだけでよい。これにより各ターミナルプレート29
a,29bと外部端子43の対応する各端子47a,47bが同時に接
続される。このように、組み込みが極めて簡単であるた
め組立ラインにおける自動組付が可能である。
なお、上記実施例では外部端子にボルト穴を設け、こ
れをボルト上に嵌合させているが、穴の代わりに切掻き
を設けてもよい。
(効果) 以上のように、本考案によれば次のような作用効果が
得られる。
1)組み込みが極めて簡単であるため組立ラインにおけ
る自動組付が可能となり組立時間が大幅に短縮される。
2)口出線およびターミナルプレートが外部に露出して
いないため水による腐食断線を完全に防止することがで
きない。
3)自動組付が可能となったことおよび断線を防止した
ことにより品質の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す縦断面図、第2図
は同要部拡大図、第3図は第1図の部分拡大図で界磁コ
イルとボルトとの組立を示す。

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用交流発電機における界磁コイルの口
    出線と外部端子とを接続するに、該口出線の巻始め端と
    巻終り端とをそれぞれターミナルプレートに接続し、各
    ターミナルプレートをコイル巻枠より軸方向に突出形成
    したケース内に支持し、該口出線とターミナルプレート
    との接続部をケース内に封入し、一方のターミナルプレ
    ートを該ケースより軸方向に突出した外部接続用ボルト
    に接続し、他方のターミナルプレートを該ボルト上に絶
    縁ブッシュを介して嵌挿させ、外部端子は該ボルト上に
    嵌挿可能な絶縁体の両側に配置された端子を含み、前記
    ボルトを外部端子に嵌挿させ該外部端子の外側よりナッ
    トで締め付けることにより各ターミナルプレートと外部
    端子とを接続させることを特徴とする界磁コイルの接続
    構造。
  2. 【請求項2】前記各ターミナルプレートはケース内に遊
    嵌され、該ターミナルプレートと口出線の接続部はケー
    ス内に弾性の樹脂またはゴムにて封入されている第1項
    記載の接続構造。
  3. 【請求項3】前記ケースはコイル巻枠と一体に形成され
    ている第1項記載の接続構成。
  4. 【請求項4】前記ボルトは前記ターミナルプレートとの
    嵌挿により前記ケースに支持されている第1項記載の接
    続構造。
  5. 【請求項5】前記各ターミナルプレートは前記ボルト上
    に開口または切欠きを介して嵌挿されている第1項記載
    の接続構造。
  6. 【請求項6】前記外部端子は前記交流発電機のレギュレ
    ータアッセンブリとの接続端子である第1項記載の接続
    構造。
  7. 【請求項7】前記弾性の樹脂またはゴムはターミナルプ
    レートの若干の動きを可能とし、これにより前記ボルト
    を外部端子に締付ける際の締付け代を与える第2項記載
    の接続構造。
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