JP2502514B2 - カセツトホルダ−装置 - Google Patents

カセツトホルダ−装置

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JP2502514B2
JP2502514B2 JP61080402A JP8040286A JP2502514B2 JP 2502514 B2 JP2502514 B2 JP 2502514B2 JP 61080402 A JP61080402 A JP 61080402A JP 8040286 A JP8040286 A JP 8040286A JP 2502514 B2 JP2502514 B2 JP 2502514B2
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JP
Japan
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cassette
tape cassette
tape
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修 財津
敏 菊谷
英明 吉尾
章雄 小西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダーの如きテープカセ
ットを用いるものの中で特にテープカセットの前面に架
張されたテープを覆うべく回動蓋を備えたテープカセッ
トを用いるカセットホルダー装置に関するものである。
従来の技術 家庭用VTRが世に出て10年以上の月日が流れたが、最
近では8ミリビデオに代表される様にますます小型軽量
化と同時に薄型化の要求がきびしくなってきている。そ
の中でメカニズムや回路は小型化,薄型化への取り組み
により革新的な進歩をとげてきたためVTR装置本体の容
積でテープカセットが占める割合が非常に大きくなって
きている。
テープカセット1には、前面に架張されたテープが直
接手に触れない様にそのテープを覆う回動蓋2が設けら
れている。この回動蓋2が回動した時のテープカセット
1の厚さは、8ミリビデオでは22ミリにもなり、テープ
カセット1の厚さ15ミリに比べて非常に大きくなってい
る。そこで第11図にある様にテープカセット1を収納す
るカセットホルダー3のトップパネル4の形状をテープ
カセット1に合わせて、回動蓋2の部分だけ突出してい
る様にして薄型化を進めたものがある。例えばVHS(登
録商標)方式のカメラ一体型ビデオにそうなっているも
のがある。
発明が解決しようとする問題点 この様な方法を用いても、装置最大厚さは変わらない
わけで、特にテープカセットを装置に装着していない時
でもこの突起が存在する事は、ユーザーにとって不満の
残るものである。8ミリビデオは小型軽量薄型化が可能
という事で登場したわけで将来的には、オーディオテー
プレコーダにおけるヘッドフォンステレオ並みのハンデ
ィーさが期待されるが、その期待にこたえ真のポケット
ビデオの名にふさわしい薄型化を達成するには、この無
用な突起を排除しなければならない。そこで本発明は、
このテープカセットの回動蓋を覆う突起をなくし装置全
体の薄型化を強力に押し進める事を目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、テープカセットの記録再生装置への装着の
際に、テープカセットの回動蓋を記録再生装置の外方向
に移動した位置において覆うように移動可能な可動筺体
部を備えてなるものである。
作用 可動筺体部は、テープカセットが未装着の場合は記録
再生装置の内方向に位置し、テープカセット占有空間内
にあり、無用な突起とならず、テープカセットを装着す
ると、その装着動作に連動して可動筺体部は記録再生装
置の外方向に変位し、テープカセットの回動蓋を覆う様
になる様構成したものである。
実施例 以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。本実施
例ではテープカセットとして8ミリビデオテープカセッ
トを用いているが以下単にテープカセットと称する。第
1図において、テープカセット10は、前面に架張された
テープを、不用意に触れない様に保護する回動蓋A11と
回動蓋B12が設けられている。また後面10a、トップ部10
b、ボトム部10cらから構成されているカセット筺体部は
回動蓋A11を回動自在に支持し、テープを巻回したリー
ル(図示せず)を内蔵している。
第1図〜第4図において、このテープカセット10を収
納するカセットホルダー13は、基板14を固定したメイン
フレーム15に対してホルダー主軸16を中心として回動自
在に支持され、テープカセット10の上面部を覆う固定筺
体部(以下、ホルダーフレームと称する)17と、ホルダ
ーフレーム17に対して回動自在に支持されたカセットハ
ウス18と、ホルダーフレーム17に同様に回動自在に支持
されている可動筺体部(以下、可動天板と称する)19,
天板カバー20とより構成されている。
ホルダーフレーム17は、ホルダーバネ21により、時計
方向に付勢され、ホルダーフレーム17に設けられたガイ
ド板22とメインフレーム15に植設されたストッパーピン
23で決まる第4図の位置に停止している。またカセット
ハウス18は第7図にある様に略コ字状の形状をなし、ホ
ルダーフレーム17に固着された板バネ24により反時計方
向に付勢され、ホルダーフレーム17の係止ピン25にその
一端が当接している。可動天板19は時計方向に、天板カ
バー20は反時計方向にそれぞれ弾性的に付勢しており
(弾性部材は図示せず)、テープカセット10未装着で
は、ホルダーフレーム17のピン42に係止して、第4図の
様な位置関係にある。天板カバー20は常に可動天板19の
一端に当接している。
一方、メインフレーム15には、ロック爪26が時計方向
にネジリコイルバネ27によって付勢された状態で保持さ
れている。基板14には、テープカセット10の位置決めを
行うべく位置決めピン28,29が設けられている。
次に動作を説明する。第4図の状態で、テープカセッ
ト10をカセットハウス18のボトムガイド部18aに沿って
A方向より挿入していくと、テープカセット10の後面10
aが可動天板19のトップパネル部19aに当接するが、さら
に押し込んでいくと、可動天板19がその時計方向に働く
付勢力に抗して反時計方向に回動する。この時天板カバ
ー20も、可動天板19の回動に対応して時計方向に回動し
ていくため、テープカセット10をカセットハウス18に完
全に押し込んだ時、第4図の様にテープカセット10の回
動蓋A11の上方に空間が形成される。この状態からカセ
ットホルダー13をホルダーバネ21に抗して反時計方向に
回動させていくと、図示していないが、テープカセット
10の回動蓋A11の一端がメインフレーム15に設けられた
回動ピン(図示せず)に当接して回動蓋A11は時計方向
に回動していく。この回動蓋A11が回動してテープカセ
ット10のトップ部10bより突出する部分は、前述の可動
天板19と天板カバー20とで形成された空間部におさま
る。さらにカセットホルダー13を押し下げていくと、テ
ープカセット10のボトム部10cが基板14の位置決めピン2
8,29に当接して位置決めされる。カセットハウス18に
は、テープカセット10のトップ部10bに当接するカセッ
ト押え部18aが設けられているため、テープカセット10
が位置決めされた後、カセットホルダー13を押し下げて
いくと、板バネ24によって、反時計方向に付勢力が増強
され、結果テープカセット10を位置決めピン28,29に対
して強固に付勢することになる。この状態でカセットホ
ルダー13は、ホルダーフレーム17に設けられたロックピ
ン30がロック爪26に係合して第2図の位置で保持され
る。その時の外観は第5図の様になる。この状態からテ
ープカセット10内のテープを引き出して行うテープロー
ディングが可能となる。この時可動天板19の先端部19b
は、テープカセット10のトップ部10bに当接しているた
め、たとえユーザーが無理にこの可動天板19を押し下げ
る方向に(B方向)力を加えたとしても、その力はテー
プカセット10、位置決めピン28,29、基板14を介してメ
インフレーム15が受ける事になる。
カセット取り出し信号の入力によって、ロック爪26が
ネジリコイルバネ27に抗して反時計方向に回動させら
れ、結果、ホルダーバネ21によってカセットホルダー13
は所定の位置まで回動して第4図の想像線で示す関係と
なりこれは従来のカセットホルダー13と同様の機構であ
る。この状態からテープカセット10をカセットホルダー
13から取り出すと可動天板19および天板カバー20は復帰
バネ(図示せず)により第4図実線の位置関係となる。
一方、テープカセット10がカセットホルダー13に装着
されていないと、第4図実線の様に可動天板19と天板カ
バー20は、テープカセット10の移動空間内に進入した形
で保持され、ホルダーフレーム17のトップパネル部17a
と同一高さ面にまで押えられ無用な突起が生じない。こ
の状態でカセットホルダー13をロック爪26にロックされ
るまで押し下げても、ホルダーフレーム17と、可動天板
19,天板カバー20の位置関係は変化しないため、外観は
第6図の様になる。
なお天板カバー20、第3図の様にテープカセット未装
着の時に、ホルダーフレーム17のトップパネル部17aと
可動天板19間で生じるスキマを防ぎ、異物挿入を防止す
るためのものである。
第8図〜第10図によって他の実施例を説明する。この
実施例は基本的には先の第1の実施例と同一のものであ
る。先の第1の実施例が可動天板19の先端部19bがテー
プカセット10のトップ部10bに当接していたのに対し
て、この第2の実施例では、ホルダーフレーム17に係合
して構成しているものである。
35,36はホルダーフレーム17に回動自在に支持されて
いる可動筺体支持部材(以下、天板支持アームと称す
る)であり、テープカセット10の両側にそれぞれ設けら
れ、アームバネ37により反時計方向に付勢されている。
この天板支持アーム35,36は略L字形状を成し一端に設
けられたアームピン38,39が可動天板19の両側面に設け
られた長孔部19bにそれぞれ係合し、他端には、この天
板支持アーム35,36を連結する連結ピン40と検出ローラ4
1が構成されている。この検出ローラ41および連結ピン4
0は、アームバネ37によりテープカセット10の未装着状
態ではテープカセット10の移動空間内に位置しているた
め、テープカセット10のカセットホルダー13への挿入に
より、天板支持アーム35,36がアームバネ37に抗して時
計方向に回動する。このことにより、可動天板19もまた
ホルダーフレーム17に回動自在に支持されているため反
時計方向に回動する。天板カバー20は第1の実施例と同
様ホルダーフレーム17に回動自在に支持され反時計方向
に弾性的に付勢されているため、可動天板19に連動して
時計方向に回動することになる。
結果、テープカセット10の回動蓋A11,B12が回動する
に必要な空間が確保される事になる。
テープカセット10を取り出せばアームバネ37により天
板支持アーム35,36、天板カバー20は、反時計方向へ、
可動天板19は時計方向へ回動し、第1の実施例と同様可
動天板19がピン42に当接、可動天板19や天板カバー20
が、ホルダーフレーム17のトップパネル部17aと同一高
さになる位置にて保持されることになる。よって外観上
は、第1の実施例の第6図と同様になる。
発明の効果 以上、説明してきた本発明によれば次の様な効果が得
られる。
(1)テープカセットを未装着状態、つまりユーザーに
とっては、VTRのキャリング状態で装置が非常に薄いた
め、手軽に持ち運びができる。特に将来的には、オーデ
ィオヘッドフォンステレオのビデオ判とも呼べる極限メ
カが登場した時その小型化と共に装置の薄型化に大きく
貢献してポケッタブルビデオの夢を開くものとなる。
(2)テープカセットを使用する状態でも回動蓋が占め
る最小スペースが突出するだけのため、大部分はやはり
非常に薄い装置となる。
(3)テープカセット使用状態で、天板カバーや可動天
板に無理な力が加わっても本文で説明した様にテープカ
セットを通してメインフレームでその力を受ける構成と
なっているためテープ走行系に影響を与えない。
(4)第2の実施例によれば、この無理な力は、ホルダ
ーフレームに受ける構成となっているため、テープカセ
ットにすらその力は働かないため、その対策は万全であ
る。
(5)可動天板や天板カバーはテープカセットの挿入動
作に連動して自動的に開閉するため、ユーザーに対して
何らわずらわしい操作を要求する事もなく、また構成も
極めてシンプルであり低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例のテープカセットホル
ダーの側面図、第2図はテープカセット装着時のカセッ
トホルダー断面図、第3図はテープカセット未装着状態
での断面図、第4図はテープカセット取出し可能状態の
側面図、第5図はテープカセット装着時の外観斜視図、
第6図はテープカセット未装着時の外観斜視図、第7図
は主要部品の分解斜視図、第8図は他実施例の主要部の
斜視図、第9図は他実施例のテープカセット装着時の断
面図、第10図は他実施例のテープカセット未装着時の断
面図、第11図は従来例のカセットホルダーの側面図であ
る。 10……テープカセット、19……可動天板、20……天板カ
バー、35,36……天板支持アーム、41……検出ローラ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に架張されたテープを覆うべく構成し
    た回動蓋とテープを内蔵するカセット筺体部から成るテ
    ープカセットを装着して使用する装置であって、前記カ
    セット筺体部の上面部を覆う固定筺体部と、前記固定筺
    体部に一端を回動自在に支持され他端は前記カセット筺
    体部の一部に当接して前記開放した前記回動蓋を覆う第
    1の位置と、前記テープカセットの収納空間内にある第
    2の位置をとり得る可動筺体部とから成ることを特徴と
    するカセットホルダー装置。
  2. 【請求項2】前面に架張されたテープを覆うべく構成し
    た回動蓋とテープを内蔵するカセット筺体部から成るテ
    ープカセットを装着して使用する装置であって、前記カ
    セット筺体部の上面部を覆う固定筺体部と、前記固定筺
    体部に一端を回動自在に支持され他端には前記カセット
    収納空間内及び空間外に移動可能なカセット検出部材を
    備えた可動筺体支持部材と、前記可動筺体支持部材に係
    合し前記可動筺体支持部材の回動に連動して前記開放し
    た前記回動蓋を覆う第1の位置と、前記テープカセット
    の収納空間内にある第2の位置をとり得る可動筺体部と
    から成ることを特徴とするカセットホルダー装置。
JP61080402A 1986-04-08 1986-04-08 カセツトホルダ−装置 Expired - Lifetime JP2502514B2 (ja)

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