JP2501192B2 - 局間同期方式 - Google Patents

局間同期方式

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JP2501192B2
JP2501192B2 JP61009932A JP993286A JP2501192B2 JP 2501192 B2 JP2501192 B2 JP 2501192B2 JP 61009932 A JP61009932 A JP 61009932A JP 993286 A JP993286 A JP 993286A JP 2501192 B2 JP2501192 B2 JP 2501192B2
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隆則 九鬼
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポケツトベルサービスのように、広い地域
を移動する移動局に対し、地理的に分散配置した複数の
固定された送信局より呼出信号などの情報を伝送する無
線通信方式に係り、とくにその送信局間の同期方式に関
する。
〔従来の技術〕
移動無線機の小型・軽量化に伴なつて、人間が無線機
を携帯して使用することが行なわれるようになり、個人
を対象とするサービスが急速に進展している。また、呼
出サービスを行なうポケツトベルサービスや自動車電話
による情報の伝達など、広い地域をカバーしなければな
らないので、送信局は地理的に分散配置して多数設けて
いる。このように複数の固定された送信局によりカバー
されている広いサービス領域を移動局が移動するとき
に、その隣接する送信局のサービス領域の境界付近に移
動局が位置していると、その移動局は近くにある2箇所
以上の送信局から送信された電波を同時に受信すること
になる。そうすると、呼出符号列やデータ信号のような
デジタル信号を受信する場合、その複数の送信局から送
信された信号が同期していないと、移動局では正しく信
号を復調することができなくなる。そこで、これら複数
の送信局間において同期をとることが行なわれている。
従来、この種の同期方式としては、特公昭54−31925
号公報に示されているようなものがあつた。すなわち、
複数の送信局のうち1局を中央局として選定し、この中
央局の電波が届く範囲にある送信局つまり周辺局に受信
装置を設置し、その中央局が同期信号を送出中は全周辺
局が一時的に送信を中断し、その中央局から電波に乗つ
て到来する同期信号と、これとは別の経路たとえば有線
伝送路などにより送られてくる同期信号との時間差を検
出し、伝送路に挿入した遅延回路の遅延量を補正すると
いうことが行なわれていた。
また、中央局から送信された電波が届かない周辺局が
ある場合、前述の補正を行なつた後、中間の周辺局で中
継動作、すなわち前述の補正を複数回繰り返すことによ
り、さらに広い範囲の送信局間について補正を行なうこ
とも知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
地理的に分散配置した複数の送信局により、広い範囲
を移動する移動局に無線通信方式にて情報を伝達しよう
とすると、送信された信号の同期をとらなければならな
くなるが、従来の局間同期方式では、中央局を除いた送
信局の局数だけ受信装置が必要となり、精密な多数の受
信装置を必要とすることになる。
また、遅延量測定や補正量決定を行なう回路および可
変遅延回路など複雑な構成の各回路を中央局以外の送信
局にすべて配設しなければならないことにもなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、中央局が送出する同期信号を複数の送信局
に伝送する複数の下り伝送回線と、複数の送信局が同期
信号の受信に応答して無線回線にて送信する同期信号を
受信する複数の受信局と、複数の受信局が同期信号の受
信に応答して送出する同期信号を中央局に伝送する複数
の上り伝送回線とを備える局間同期方式において、複数
の受信局は、複数の送信局とは地理的に独立した位置に
配置された第1および第2の受信局を少なくとも含み、
複数の送信局は、第1および第2の受信局が同期信号を
共有して受信することができる位置に配置された少なく
とも1つの共有送信局を含み、第1の受信局と無線接続
することができない位置に配置された送信局と、第2の
受信局と無線接続することができる位置に配置された送
信局との局間同期を、前記第2の受信局が、第1の受信
局と無線接続することができない位置に配置された送信
局と共有送信局との局間同期をとることにより確立する
ことを特徴とする局間同期方式にある。
〔作用〕
複数の受信装置のうち少くとも2台ごとの受信装置
は、複数の送信局のうち少くとも1局ずつ同一の送信局
の電波を受信可能な地点に設けられているので、送信機
制御信号により順次1局の送信局のみから同期用信号を
送出し、この信号が戻るまでの時間を計測し、第1の伝
送回線により生ずる遅延時間の差を検出して各送信局へ
の遅延時間が一定となるように各可変遅延回路の遅延時
間を調整する。
〔実施例〕
本発明につき図面を参照して説明する。図は本発明の
無線通信方式における局間同期方式の一実施例を示す構
成図である。この一実施例においては、中央局Cが、4
局の送信局T1〜T4と2台の受信装置R1〜R2に、それぞれ
第1と第2の伝送回線FL1〜FL4とSL1〜SL2を介して結ば
れている。中央局Cは、一般伝送用(データ)信号・同
期用信号・送信機制御信号を切替えるスイツチSW1と、
このスイツチSW1に接続された各第1の伝送回線FL1〜FL
4に挿入された可変遅延回路DL1〜DL4と、さらにこのス
イツチSW1に接続され各第2の伝送回線SL1〜SL2を切替
えて接続するスイツチS2に接続される時間差検出器DT
と、この時間差検出器DTに接続されて補正量を計算し各
可変遅延回路DL1〜DL4に設定された所定値の遅延量を補
正する補正量計算回路CCとから構成される。なお、受信
装置R1は送信局T1〜T3の3局から送信された電波の届く
地点に配置され、受信装置R2は送信局T3〜T4の2局から
送信された電波の届く地点に配置されているものとす
る。
したがつて、中央局Cは、一般伝送用信号・同期用信
号・送信機制御信号のいずれか1種の信号を、可変遅延
回路DL1〜DL4および第1の伝送回線FL1〜FL4を介して4
局の送信局T1〜T4に伝送する。なお、送信機制御信号は
1種類の信号ではなく、実際には少なくとも全送信局に
送信開始を指示する信号1種および個別の送信局に送信
開始を指示する信号4種を含む信号により構成される。
そこで、全送信局の局間同期がすでに採れているなら
ば、中央局は、一般伝送用データが発生するたびに、全
送信局に送信開始を指示する送信機制御信号を前置して
一般伝送用信号を伝送することにより、全送信局の電波
が届く範囲内を移動している移動局にデータを送る。
さて、図を参照して、局間同期確立の作用について説
明する。そこで、局間同期をとるに先立ち、補正量計算
回路CCは可変遅延回路DL1に対して基準となる遅延量を
設定しておく。この遅延量は、もし第1の送信局T1への
伝送回線FL1で生ずる遅延が他の送信局に比べて最小と
予測されるなら最大の遅延量、最大と予測されるなら最
小の遅延量、中間的と予測されるなら中間的な遅延量を
選ぶ。
局間の同期はまず第1の送信局T1と第2の送信局T2の
同期を採ることから始める。
中央局Cは一般伝送用データの無い時間帯に送信機制
御信号に引き続いて同期用信号を伝送する。この際、送
信機制御信号としては第1の送信局T1にのみ送信開始を
指示する信号を使用する。このため、送信局T1のみから
電波が送信され、第1の受信装置R1で受信された同期用
信号が中央局Cにもどされてくる。中央局Cでは送出す
る同期信号ともどされてくる同期信号の遅延時間を時間
差検出器DTを使用して測定し、補正量計算回路CCに記憶
しておく。このとき測定された遅延量は下記4要素の総
和である。
i 中央局内の第1の送信局への可変遅延回路の遅延時
間 ii 中央局から第1の送信局への伝送路で生ずる遅延時
間 iii 第1の伝送局から第1の受信装置への電波伝播遅
延時間 iv 第1の受信装置から中央局への伝送路で生ずる遅延
時間 続いて中央局Cは再び送信機制御信号に引き続いて同
期用信号を伝送する。この際には送信機制御信号として
は第2の送信局T2にのみ送信開始を指示する信号を使用
する。このため第1の送信局T1は電波を停止し第2の送
信局T2のみから電波が送信され、再び第1の受信装置R1
で受信された同期用信号が中央局Cへもどされてくる。
中央局Cでは再び送出する同期用信号ともどつて来る同
期用信号の遅延時間を測定するが、ここで測定される遅
延時間は下記4要素の総和である。
中央局内の第2の送信局への可変遅延回路の遅延時
間 ii 中央局から第2の送信局への伝送路で生ずる遅延時
間 iii 第2の伝送局から第1の受信装置への電波伝播遅
延時間 iv 第1の受信装置から中央局への伝送路で生ずる遅延
時間 さて、局間同期を採るということは、上記4要素のう
ちiとiiの和がどの送信局についても等しくなるように
することである。
第1の送信局T1について測定した4要素と第2の送信
局T2について測定した4要素を比較してみると、第iv項
は共通である。また第iii項は送信局と受信装置の間の
距離で決まる値なので既知である。更に、第i項は設定
する値なので当然既知である。従つて、両者を比較する
ことによつて第ii項の中央局から送信局への伝送路で生
ずる遅延時間の(それぞれの絶対値はわからないが)差
を計算することができる。
この結果、第2の送信局T2への可変遅延回路DL2へ設
定すべき遅延量は容易に決定できる。図中の補正量計算
回路CCは、上述の演算を行なつて、第2の送信局T2への
可変遅延回路DL2に遅延量を設定するものである。
以上の方法で第1の送信局T1と第2の送信局T2の間の
同期が確立された。
次に、第1の送信局T1と第3の送信局T3間の同期であ
るが、これは上記と全く同じ方法で同期を採ることがで
きる。
次に、第4の送信局T4であるが、第1の送信局T1と第
4の送信局T4の両方の電波を受信できるような受信装置
が無いため、第3の送信局T3と第4の送信局T4の間の同
期をとることになる。この場合、前述の第1の受信装置
R1のかわりに第2の受信装置R2を使用する点が異なるだ
けで、前述と同じ方法で同期をとることになる。
以上、図の実施例について詳細に説明したが、送信局
が4局以上となる場合も必要に応じて受信装置を追加す
ることにより容易に本発明を摘要することができる。
さらに、受信装置は送信局内に配設することも可能で
あり、たとえば第1の送信局T1内に受信装置R1を置き、
第4の送信局T4内に受信装置R2を置いてもよい。
なお、以上の説明では詳しく触れなかつたが、可変遅
延回路については、デイジタル信号ならシフトレジス
タ、アナログ信号ならBBD,CCD等を使用して従来技術で
容易に構成できる。また、補正量計算回路はマイクロプ
ロセツサを使つて容易に実現できる。
〔発明の効果〕
本発明は、従来送信局ごとに設置されていた時間差検
出器を中央局にだけ設け、また従来全送信局に設置され
ていた受信装置を送信局の群ごとに割当てた無線通信方
式としたので、少ない時間差検出器、少ない受信装置に
より、精度よく安定して局間同期をとることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の無線通信における局間同期方式の一実施例
を示す構成図である。 C……中央局、SW1,SW2……スイツチ、DL1〜DL4……可
変遅延回路、CC……補正量計算回路、DT……時間差検出
回路、FL1〜FL4……第1の伝送回線、、SL1〜SL2……第
2の伝送回線、T1〜T4……送信局、R1〜R2……受信装
置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央局が送出する同期信号を複数の送信局
    に伝送する複数の下り伝送回線と、前記複数の送信局が
    前記同期信号の受信に応答して無線回線にて送信する前
    記同期信号を受信する複数の受信局と、前記複数の受信
    局が前記同期信号の受信に応答して送出する前記同期信
    号を前記中央局に伝送する複数の上り伝送回線とを備え
    る局間同期方式において、 前記複数の受信局は、前記複数の送信局とは地理的に独
    立した位置に配置された第1および第2の受信局を少な
    くとも含み、 前記複数の送信局は、前記第1および第2の受信局が前
    記同期信号を共有して受信することができる位置に配置
    された少なくとも1つの共有送信局を含み、 前記第1の受信局と無線接続することができない位置に
    配置された送信局と、前記第1の受信局と無線接続する
    ことができる位置に配置された送信局との局間同期を、
    前記第2の受信局が、前記第1の受信局と無線接続する
    ことができない位置に配置された送信局と前記共有送信
    局との局間同期をとることにより確立することを特徴と
    する局間同期方式。
JP61009932A 1986-01-22 1986-01-22 局間同期方式 Expired - Lifetime JP2501192B2 (ja)

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