JP2500974Y2 - 中間物内蔵型合わせガラス - Google Patents
中間物内蔵型合わせガラスInfo
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- JP2500974Y2 JP2500974Y2 JP1990001338U JP133890U JP2500974Y2 JP 2500974 Y2 JP2500974 Y2 JP 2500974Y2 JP 1990001338 U JP1990001338 U JP 1990001338U JP 133890 U JP133890 U JP 133890U JP 2500974 Y2 JP2500974 Y2 JP 2500974Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated glass
- panel
- sheet
- built
- solar cell
- Prior art date
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は板ガラス間に太陽電池等のパネル状中間物を
接着シートを介して挟持した中間物内蔵型合わせガラス
に関する。
接着シートを介して挟持した中間物内蔵型合わせガラス
に関する。
(従来の技術) 自動車のサンルーフ(ルーフパネルの一部として使用
される透明板)等の積層体として、実開昭63−126151号
に開示されるものが知られている。
される透明板)等の積層体として、実開昭63−126151号
に開示されるものが知られている。
この積層体は第5図(A)に示すように、プラスチッ
ク保護フィルム100と受光板101の夫々の対向面に接着シ
ート102,102を貼着し、これら接着シート102,102間に太
陽電池103を挟持した構造となっている。
ク保護フィルム100と受光板101の夫々の対向面に接着シ
ート102,102を貼着し、これら接着シート102,102間に太
陽電池103を挟持した構造となっている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した積層体にあっては、太陽電池103の基板が露
出しており、傷が付きやすい。そこで、第5図(B)に
示すように上下の接着シート102,102で太陽電池103を包
み込むようにすることが考えられる。
出しており、傷が付きやすい。そこで、第5図(B)に
示すように上下の接着シート102,102で太陽電池103を包
み込むようにすることが考えられる。
しかしながらこのようにすると、太陽電池103の外側
で上下の接着シート102,102に囲まれた部分に隙間104が
生じる。
で上下の接着シート102,102に囲まれた部分に隙間104が
生じる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、2枚の接着シート間
に太陽電池等のパネル状中間物を挟持するとともにこれ
ら接着シートを介して2枚の板ガラスを接合した合わせ
ガラスにおいて、前記板ガラスの厚みを2.1mm〜4.0mmと
し、前記パネル状中間物の外側で接着シート間に形成さ
れる隙間にパネル状中間物と略等しい厚さのシート片を
挟み込むようにした。
に太陽電池等のパネル状中間物を挟持するとともにこれ
ら接着シートを介して2枚の板ガラスを接合した合わせ
ガラスにおいて、前記板ガラスの厚みを2.1mm〜4.0mmと
し、前記パネル状中間物の外側で接着シート間に形成さ
れる隙間にパネル状中間物と略等しい厚さのシート片を
挟み込むようにした。
(作用) 例えば接着シートを小さく切断したシート片をパネル
状中間物の外側で接着シート間に形成される隙間に挟み
込むことで、パネル状中間物の外側部分から剥離しにく
くなる。
状中間物の外側で接着シート間に形成される隙間に挟み
込むことで、パネル状中間物の外側部分から剥離しにく
くなる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係る中間物内蔵型合わせガラスの断
面図、第2図は同中間物内蔵型合わせガラスの平面図、
第3図は同中間物内蔵型合わせガラスの要部拡大断面
図、第4図は同中間物内蔵型合わせガラスの状態を示す
図である。
面図、第2図は同中間物内蔵型合わせガラスの平面図、
第3図は同中間物内蔵型合わせガラスの要部拡大断面
図、第4図は同中間物内蔵型合わせガラスの状態を示す
図である。
合わせガラス1は2枚の板ガラス2,2の対向面を接着
シート3,3にて貼り合せてなり、これら接着シート3,3間
には太陽電池4を挟持している。この太陽電池4は複数
の素子4a…を電気的に接続し、最も外側の素子4aよりも
外側で接着シート3,3間には太陽電池4と略厚さが等し
いシート片5を介在せしめている。
シート3,3にて貼り合せてなり、これら接着シート3,3間
には太陽電池4を挟持している。この太陽電池4は複数
の素子4a…を電気的に接続し、最も外側の素子4aよりも
外側で接着シート3,3間には太陽電池4と略厚さが等し
いシート片5を介在せしめている。
ここで、前記した板ガラス2は、貼り合せ面の形状が
等しい形状となるように曲げ形成され、いずれか一方の
板ガラス2の内側面には太陽電池4が入る部分を残して
他の部分に不図示のセラミックカラーをプリントして焼
成している。また、板ガラスの代りにポリカーボネイト
等のプラスチックパネルやプラスチックフィルムを用い
てもよい。
等しい形状となるように曲げ形成され、いずれか一方の
板ガラス2の内側面には太陽電池4が入る部分を残して
他の部分に不図示のセラミックカラーをプリントして焼
成している。また、板ガラスの代りにポリカーボネイト
等のプラスチックパネルやプラスチックフィルムを用い
てもよい。
しかしながら、両面とも板ガラスとすれば他の組合せ
に比べ、以下の点で有利である。即ち、合せガラスとな
るので、1枚の板ガラスの厚みを4.0mmから2.1mmとする
ことができ、光の透過率がよくなるので太陽電池の発電
量が多くなり、一面側をプラスチックの保護シートとし
た場合に比べ、傷が付きにくくなるとともに耐光性及び
耐薬品性において優れ、見栄えも良くなる。
に比べ、以下の点で有利である。即ち、合せガラスとな
るので、1枚の板ガラスの厚みを4.0mmから2.1mmとする
ことができ、光の透過率がよくなるので太陽電池の発電
量が多くなり、一面側をプラスチックの保護シートとし
た場合に比べ、傷が付きにくくなるとともに耐光性及び
耐薬品性において優れ、見栄えも良くなる。
また、接着シート3としてはポリビニルブチラール
(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)等を用い、
更にシート片5についても同様の材質のものを用いるの
が好ましい。
(PVB)、エチレンビニルアセテート(EVA)等を用い、
更にシート片5についても同様の材質のものを用いるの
が好ましい。
以上の図示例にあっては、中間物として太陽電池パネ
ルを示したが、液晶やルーバを組込んだライトコントロ
ールパネル等を挟み込んでもよい。
ルを示したが、液晶やルーバを組込んだライトコントロ
ールパネル等を挟み込んでもよい。
また、本考案に係る合わせガラスの用途は、自動車の
サンルーフに限らず、建築物の屋根等に設置してもよ
い。
サンルーフに限らず、建築物の屋根等に設置してもよ
い。
(効果) 以上に説明したように本考案によれば、2枚の接着シ
ート間に太陽電池やライトコントロールパネル等のパネ
ル状中間物を挟持するようにこれら接着シートを介して
2枚の板ガラスを接合するにあたり、前記板ガラスの厚
みを2.1mm〜4.0mmとし、前記パネル状中間物の外側で接
着シート間に形成される隙間にパネル状中間物と略等し
い厚さのシート片を挟み込むようにしたので、合わせガ
ラスの周縁部の厚みを中央部の厚みと同じにすることが
でき、また前記隙間に外部から水分などが侵入しにくい
ので剥離を防止することができ、更に合わせガラスが曲
面形状であると収縮率の相違によりシワが発生しやすい
が、シート片を介在させることで収縮率の差をシート片
が吸収してシワの発生を防ぐことができる。また、光の
透過率がよくなるので太陽電池の発電量が多くなり、一
面側をプラスチックの保護シートとした場合に比べ、傷
が付きにくくなるとともに耐光性(紫外線による劣化の
低減)及び耐薬品性において優れ、見栄えも良くなる。
ート間に太陽電池やライトコントロールパネル等のパネ
ル状中間物を挟持するようにこれら接着シートを介して
2枚の板ガラスを接合するにあたり、前記板ガラスの厚
みを2.1mm〜4.0mmとし、前記パネル状中間物の外側で接
着シート間に形成される隙間にパネル状中間物と略等し
い厚さのシート片を挟み込むようにしたので、合わせガ
ラスの周縁部の厚みを中央部の厚みと同じにすることが
でき、また前記隙間に外部から水分などが侵入しにくい
ので剥離を防止することができ、更に合わせガラスが曲
面形状であると収縮率の相違によりシワが発生しやすい
が、シート片を介在させることで収縮率の差をシート片
が吸収してシワの発生を防ぐことができる。また、光の
透過率がよくなるので太陽電池の発電量が多くなり、一
面側をプラスチックの保護シートとした場合に比べ、傷
が付きにくくなるとともに耐光性(紫外線による劣化の
低減)及び耐薬品性において優れ、見栄えも良くなる。
第1図は本考案に係る中間物内蔵型合わせガラスの断面
図、第2図は同中間物内蔵型合わせガラスの平面図、第
3図は同中間物内蔵型合わせガラスの要部拡大断面図、
第4図は同中間物内蔵型合わせガラスの状態を示す図、
第5図(A),(B)は従来例を示す図である。 尚、図面中1は合わせガラス、2は板ガラス、3は接着
シート、4は太陽電池、5はシート片。
図、第2図は同中間物内蔵型合わせガラスの平面図、第
3図は同中間物内蔵型合わせガラスの要部拡大断面図、
第4図は同中間物内蔵型合わせガラスの状態を示す図、
第5図(A),(B)は従来例を示す図である。 尚、図面中1は合わせガラス、2は板ガラス、3は接着
シート、4は太陽電池、5はシート片。
Claims (1)
- 【請求項1】2枚の接着シート間に太陽電池やライトコ
ントロールパネル等のパネル状中間物を挟持するように
これら接着シートを介して2枚の板ガラスを接合してな
る合わせガラスにおいて、前記板ガラスの厚みを2.1mm
〜4.0mmとし、前記パネル状中間物の外側で接着シート
間に形成される隙間にパネル状中間物と略等しい厚さの
シート片を挟み込むようにしたことを特徴とする中間物
内蔵型合わせガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001338U JP2500974Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 中間物内蔵型合わせガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990001338U JP2500974Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 中間物内蔵型合わせガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393124U JPH0393124U (ja) | 1991-09-24 |
JP2500974Y2 true JP2500974Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31505249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990001338U Expired - Lifetime JP2500974Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 中間物内蔵型合わせガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500974Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005104242A1 (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-03 | Nakajima Glass Co., Inc. | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2010192909A (ja) * | 2004-04-28 | 2010-09-02 | Nakajima Glass Co Inc | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2015110515A (ja) * | 2006-04-20 | 2015-06-18 | ピルキントン グループ リミテッド | 窓ガラス |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100392869C (zh) * | 2002-10-25 | 2008-06-04 | 中岛硝子工业株式会社 | 太阳能电池模块的制造方法 |
EP2251911B1 (en) * | 2002-10-25 | 2017-11-29 | Nakajima Glass Co., Inc. | Solar battery module manufacturing method |
GB0607743D0 (en) † | 2006-04-20 | 2006-05-31 | Pilkington Plc | Laminated glazing |
JP2008258269A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Sharp Corp | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
JP2012212948A (ja) * | 2012-08-09 | 2012-11-01 | Sharp Corp | 太陽電池モジュール |
JP6253240B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2017-12-27 | 株式会社クラレ | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE876681A (fr) * | 1978-06-14 | 1979-11-30 | Bfg Glassgroup | Procede de fabrication d'un panneau comprenant au moins une cellule photovoltaique et panneau comprenant au moins une telle cellule |
JPH0789634B2 (ja) * | 1985-07-01 | 1995-09-27 | 富士通株式会社 | 会議電話端末装置 |
JPS625671A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力装置の製造方法 |
JPH047160Y2 (ja) * | 1987-09-25 | 1992-02-26 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP1990001338U patent/JP2500974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005104242A1 (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-03 | Nakajima Glass Co., Inc. | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2008294486A (ja) * | 2004-04-27 | 2008-12-04 | Nakajima Glass Co Inc | 太陽電池モジュールの製造方法 |
CN100511722C (zh) * | 2004-04-27 | 2009-07-08 | 中岛硝子工业株式会社 | 太阳能电池模块的制造方法 |
JP2010192909A (ja) * | 2004-04-28 | 2010-09-02 | Nakajima Glass Co Inc | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2012069986A (ja) * | 2004-04-28 | 2012-04-05 | Nakajima Glass Co Inc | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP2015110515A (ja) * | 2006-04-20 | 2015-06-18 | ピルキントン グループ リミテッド | 窓ガラス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393124U (ja) | 1991-09-24 |
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