JP2500894Y2 - 部材取付機構 - Google Patents

部材取付機構

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JP2500894Y2 JP1989108737U JP10873789U JP2500894Y2 JP 2500894 Y2 JP2500894 Y2 JP 2500894Y2 JP 1989108737 U JP1989108737 U JP 1989108737U JP 10873789 U JP10873789 U JP 10873789U JP 2500894 Y2 JP2500894 Y2 JP 2500894Y2
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政雄 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、操作釦装置、詳しくは、弾性変形を利用し
て操作釦を有する取付部材を被取付部材に固定すること
のできる操作釦装置に関するものである。
[従来の技術] 2つの部材を締結するには部材が金属である場合、ビ
ス等による結合、カシメによる結合等の方法があり、ま
た部材が合成樹脂である場合、ビス等による結合の外に
熱変形カシメ(以下、熱カシメと称する)によるもの、
あるいは弾性変形を利用した結合等の方法がある。
次に、それらの具体例について第7〜9図によって説
明する。第7図は、合成樹脂製の被取付部材である外装
部材14と取付部材である操作釦部材15の結合を熱カシメ
によって行うものである。即ち、操作釦部材15の操作釦
部15aを外装部材14の釦孔14aに挿入すると同時に、ピン
14bをピン孔15bに挿入する。そして、ピン14bの先端部
を熱変形させて取付状態とする(第8図参照)。なお、
その他、第9図に示すように操作釦部材15′はビス16に
よって結合する場合、更に接着剤によって結合する場合
もある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述の従来の取付方法であるネジ止めや熱
カシメ等によるものは、締結用の部材、例えば、ビス等
を要するか、あるいは締結のための用具、例えばドライ
バやヒータ等を準備する必要がある。そして、取付けの
ための多くの工数を必要とした。
本考案の目的は、上述の不具合を解決するため、操作
釦を有する取付部材の取付作業が極めて簡単になる操作
釦装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本考案の操作釦装置は、弾性変形可能な取付部材の所
定の中空部が設けられることによって成形された枠状の
辺からなる基部に弾性支持されるように一体的に形成さ
れた操作釦と、上記取付部材の基部の対向する両辺を相
対的に接近させるように弾性変形させた後、この弾性変
形を解放させることによって、この基部の各該当する辺
に設定された被係止部との所定の係止状態が確立され得
るようになされた係止部が設けられた被取付部材とを具
備したことを特徴とする。
[実施例] 以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
第1図,第2図は、本考案の一実施例を示す操作釦装
置の係止状態に於ける平面図と第1図中のA−A線に沿
う断面図である。この操作釦装置は被取付部材である外
装部材1と取付部材である操作釦部材2とで構成され
る。
上記操作釦部材2は、平面的広がりを持ち弾性変形可
能な枠状(基部)の辺によって形成される被係止部2c,2
dと、この被係止部のうちの、例えば一方の被係止部2d
に一体的に延設されていて、スイッチ3の操作部2bを有
し弾性支持された操作釦2aとで形成されており、上記被
係止部2c,2dの連結部には上記弾性変形のための押圧用
突起2eが設けられている。
また、外装部材1には、上記操作釦2aが挿入可能な釦
孔1aと、上記被係止部2c,2dがそれぞれ係止可能である
対向する鍵状の係止部1bとが配設されている。
次に、このように構成された本実施例の操作釦装置の
取付動作について説明する。まず、操作釦部材2の操作
釦2aを対応する釦孔1aに挿入する。そして、押圧用突起
2eを被係止部2c,2dの形成面方向に押圧し、被係止部2c,
2d(基部の対向する両辺)の間隔が狭くなるように弾性
変形させる(第1図の被係止部2c′の位置参照)。この
変形は被係止部2c,2dの形成面上に沿って、即ち、面内
方向に添って行われる。この状態で外装部材1の互いに
対向する係止部1b内に被係止部2c,2dを挿入し、その
後、突起2eへの押圧を解除すると被係止部2c,2dが係止
部1bに係止され、操作釦部材2が外装部材1に取付けら
れる。操作釦2aはスイッチ3を操作するため、既述のと
おり弾性支持されており、この操作釦2aが一体的に形成
された取付部材の基部も弾性変形可能になされている。
本実施例の操作釦装置によれば、上述の弾性変形を取
付部材の取付けにも利用する構成を採ったため、特段に
ビス等の締結部品あるいはカシメ等の加工を必要とせ
ず、取付作業が極めて容易となる。また、係止のための
変形は被係止部2c,2dを形成する平面内で被係止部2c,2d
を変形させるだけであるから、上記平面と直角な方向の
部材の高さを高くとる必要はなく極力薄くすることがで
きる。更に、上記被係止部2c,2dは枠状に形成されるの
で、その枠部の内側の面積は、例えば、LCD(液晶表示
装置)の窓用等に利用することもできる。
第3図,第4図は、本考案に関連した操作釦装置を示
したものであって、第3図は操作釦装置の平面図、第4
図は第3図中のB−B線に沿う断面図である。この操作
釦装置は、被係止部が弾性変形可能な比較的狭幅の平板
形状を有するものである。
外装部材4には千鳥状に対向して設けられる鍵状の係
止部4bと釦孔4aとが設けられ、操作釦部材5には操作釦
5aと被係止部5b(基部)とが一体的に設けられている。
上記被係止部5bは千鳥状に対向する係止部4bに合わせて
弾性変形させることが可能なものである(第3図の被係
止部5b′の位置参照)。
このように構成された変形例においては、被係止部5b
を変形させながら対向する係止部4bの間に挿入し、その
変形状態を解放すると、両者は係止状態となり取付が完
了する。
次に、本考案に関連した操作釦装置を、その分解斜視
図である第5図と、係止状態における要部縦断面図であ
る第6図によって説明する。
被取付部材である外装部材6には、釦挿入孔6aと、係
止部であって2本のピン7bがそれぞれ嵌入する2つの係
止孔6bおよびこの2つの係止孔6b間と対向して位置する
ように形成された押え部6cとが配設される。一方、取付
部材である操作釦部材7には、上記挿入孔6aに挿入され
る弾性支持の操作釦7aと、先端部が傾斜面を有する上記
ピン7b(第6図参照)と、被係止部であって平面的広が
りを有する上記ピン7bの支持部7c(基部)とが一体的に
形成されている。
上記押え部材6cと係止孔6bの底面との隙間部6dの幅
は、その部分に挿入される支持部7cの厚さに等しい(第
6図参照)。また、上記係止部7cは厚さ方向に弾性変形
が可能となっている。
このように構成された操作釦装置の取付動作について
説明すると、まず、第5図に示されるように操作釦部材
7の支持部7cを隙間部6dに挿入する。即ち、支持部7cを
同支持部7cの面内方向に移動させる。この場合、支持部
7cはピン7bの高さの分だけ弾性変形しつつ(第5図の支
持部7c′の位置参照)挿入される。そして、所定位置に
到達すると、ピン7bが係止孔6bに嵌入し、上記の変形が
解放されて、操作釦部材7は外装部材6に係止され、取
付け状態になる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の操作釦装置によれば、操作
釦が弾性支持されるように一体的に形成された取付部材
の基部は弾性変形可能になされており、この基部の弾性
変形を利用して上記取付部材を被取付部材に係止し取り
付けることができるので、特段にビス等の締結部品ある
いはカシメ等の加工を必要とせず、取付作業が極めて簡
単となる。また、上記基部が枠状になされているので、
容易に弾性変形させることができると共に、基部に中空
部が設けられているので、この中空部を、例えば液晶表
示装置の窓用等に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す操作釦装置の要部平
面図、 第2図は、第1図中のA−A線に沿う断面図、 第3図は、本考案に関連した操作釦装置の要部平面図、 第4図は、第3図中のB−B線に沿う断面図、 第5図は、本考案に関連した操作釦装置の分解斜視図、 第6図は、上記第5図の操作釦装置の要部縦断面図、 第7図は、従来例を示す操作釦装置の要部分解斜視図、 第8図は、上記第7図の操作釦装置の要部縦断面図、 第9図は、別の従来例を示す操作釦装置の要部縦断面図
である。 1,4,6……外装部材(被取付部材) 2,5,7……操作釦装置(取付部材) 1b,4b……係止部 6b……係止孔(係止部) 2c,2d……被係止部 7b……ピン(被係止部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性変形可能な取付部材の所定の中空部が
    設けられることによって成形された枠状の辺からなる基
    部に弾性支持されるように一体的に形成された操作釦
    と、 上記取付部材の基部の対向する両辺を相対的に接近させ
    るように弾性変形させた後、この弾性変形を解放させる
    ことによって、この基部の各該当する辺に設定された被
    係止部との所定の係止状態が確立され得るようになされ
    た係止部が設けられた被取付部材と、 を具備したことを特徴とする操作釦装置。
JP1989108737U 1989-09-18 1989-09-18 部材取付機構 Expired - Lifetime JP2500894Y2 (ja)

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