JP2500177Y2 - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JP2500177Y2
JP2500177Y2 JP1989044185U JP4418589U JP2500177Y2 JP 2500177 Y2 JP2500177 Y2 JP 2500177Y2 JP 1989044185 U JP1989044185 U JP 1989044185U JP 4418589 U JP4418589 U JP 4418589U JP 2500177 Y2 JP2500177 Y2 JP 2500177Y2
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switch
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河野  浩
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は車両のパワーウインドウのモータを正方向及
び逆方向に駆動するパワーウインドウスイッチ等に用い
られるスライドスイッチに関するものである。
〔従来の技術〕
従来シーソースイッチとしては第6図に示すようなシ
ーソースイッチが用いられている。このスイッチはベー
ス101の上面にスイッチノブ102を回動自在に保持し、ス
イッチノブ102の下方にコイルバネ103を介してプランジ
ャ104を弾性的に保持しておき、このプランジャの先端
には図示のように略V字形の可動接点105を取付ける。
そして可動接点105の両端には固定接点と当接する位置
に窪みを設け、スイッチノブ102を回動させたときに可
動接点105を押圧し、これに対応する位置に設けた固定
接点106,107に当接することによって接点を開閉するよ
うに構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるにこのような従来のシーソースイッチでは、可
動接点105が固定接点106,107と接触する際に可動接点10
5が摺動しないため、開閉電流が大きければ接点が溶着
したり異物を挟み込んだときに接触不良が起こり易いと
いう欠点があった。又従来のスライドスイッチでは可動
接点の移動時に磨耗粉を引きずり易く、接点開閉時のワ
ークにより磨耗粉が炭化して絶縁不良が生じ易いという
欠点があった。
本考案はこのような従来のスイッチの問題点に鑑みて
なされたものであって、シーソースイッチとスライドス
イッチを組み合わせることによりシーソースイッチの可
動接点の接触時にワイピング動作を付加してこのような
問題点を解決できるスライドスイッチとすることを技術
的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はスイッチベースと、スイッチベースを被い、
スイッチケースを構成するスイッチカバーと、スイッチ
ケース内に所定方向に摺動自在に保持されたプランジャ
と、プランジャの下面に弾性的に保持され摺動方向と垂
直な向きに一対の接点部を持つ可動接点と、スイッチベ
ースの上面に設けられプランジャの移動方向に平行な相
対向する位置に設けられた第1,第2の固定接点と、第1,
第2の固定接点間にプランジャの摺動方向より傾けて取
付けられた断面円弧状の共通固定接点と、を有し、プラ
ンジャの摺動により可動接点を共通固定接点と第1又は
第2の固定接点に当接させてスイッチ接点を切換えるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本考案によれば、スイッチベ
ース上面に円弧状の突起を持つ第1,第2の固定接点が設
けられ、その間に共通固定接点が傾けて配置されている
ため、スイッチ内のプランジャの下面に保持された可動
接点は共通固定接点と第1又は第2の固定接点のいずれ
かに接触している。そしてプランジャを所定方向に摺動
させれば可動接点と共通固定接点との接触位置が連続し
て変化するため、接触位置が可動接点の中央部を越えた
ときに可動接点の傾き方向が逆転し、可動接点の一端が
第2又は第1の固定接点に接触し共通固定接点との間で
接点が閉成されることとなる。従って可動接点の摺動に
伴うワイピング動作が行われる。
〔考案の効果〕
そのため本考案によれば、プランジャの移動の中間で
は共通固定接点のみと接触する時間帯があり、磨耗粉の
発生を少なくすることができる。又従来のシーソースイ
ッチに不足していたワイピング動作が付加されることと
なり、固定接点及び可動接点間に異物が挟み込まれた場
合にも接点不良の防止を図ることができる。又ワイピン
グ動作が行われるため開閉電流が大きい場合にも耐溶着
性が向上させることができるという効果が得られる。又
本考案では簡単な構造のために小型で安価なスイッチを
構成することができる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案の一実施例によるスライドスイッチの
組立構成図、第2図は一部切欠き立面図、第3図,第4
図は夫々A−A線断面図及びB−B線断面図である。こ
れらの図に示すように本実施例によるスライドスイッチ
は中央が仕切板1aを有するスイッチベース1を有してい
る。スイッチベース1の上面にはスイッチの長手方向に
平行にスイッチベースの側壁に沿って第1,第2の固定接
点である固定接点2a,2b及び3a、3bが例えばインサート
成形等によって形成されている。そして固定接点2a,2b
の間及び固定接点3a,3bの間には図示のように円弧状の
突起4a,4bがスイッチベース1の長手方向から傾けて、
即ち相対向する固定接点2a,2b,3a,3bと平行又は垂直と
ならないように、傾けて形成される。これらの突起4a,4
b上には断面が円弧状の共通固定接点5a,5bが夫々取付け
られる。さてスイッチベース1の上部には長手方向に長
方形の開口6a,6bを有するカバー7が取付けられ、スイ
ッチベース1とカバー7とによってスイッチケースが形
成される。スイッチケースの内部にはプランジャ8及び
9が仕切り板1aの左右に摺動自在に保持される。プラン
ジャ8,9はスイッチベース1の長手方向(第3の矢印C,E
方向)に沿ってスイッチケース内を摺動自在に保持され
るものであって、その上部にはカバー7の開口6a,6bよ
り突出するノブ8a,9aを有している。プランジャ8,9の下
面には第2,3図に示すように下方より垂直に円筒状の溝
が形成され、その内部には押さえバネ10a,10b及び11a,1
1bが挿入されている。そしてプランジャ8,9の下面には
可動接点12,13が夫々ベース1上の固定接点2a〜3bに垂
直に弾性的に保持される。可動接点12,13は図示のよう
に平板状の部材であって、下方に湾曲する接点部12a,12
b及び13a,13bを有している。可動接点12,13は常に固定
接点5a,5bに当接し接点部12a,12b又は13a、13bに一方が
固定接点2a又は2b,3a又は3bに当接することにより接点
を閉成するものである。
さてプランジャ8及び9が仕切り板1aに当接している
状態では、第2,3図に示すようにスイッチノブ8a,9aは開
口6a,6bの端部より突出している。このときには可動接
点12及び可動接点13は第3図に示すように共通固定接点
5a,5bの仕切り板1a側に位置し、可動接点12は第4図に
示すように傾いてその接点部12bが固定接点2bに、可動
接点13も同様に傾いてその接点部13bが固定接点3bに当
接する。従って共通固定接点5aと固定接点2b,固定接点5
bと3bとが閉成されている。さてこの状態でプランジャ
8のノブ8aを矢印C方向に移動すると、第5図にD−D
線断面図を示すように可動接点12の底面が固定接点5aの
上面を摺動し、固定接点5aの中央部を通過するとその傾
き方向が変わり、可動接点12の接点部12bと固定接点2b
とが離れ接点部12aと固定接点2aとが当接する。従って
固定接点2aと5aとの回路が閉成することとなる。同様に
してプランジャ9のノブ9aを矢印E方向に移動させた場
合にも、可動接点13の底面が共通固定接点5b上を摺動し
中央部を通過するとその傾きが変わり、接点部13aと固
定接点3aとが当接することとなる。従って固定接点5bと
3aとの回路が閉成されることとなる。
このように本考案ではプランジャを摺動させることに
より可動接点を固定接点上で摺動させ、ワイピング動作
を行いつつ接点を切換えることができる。従ってプラン
ジャの移動の中間帯では可動接点は共通の固定接点にし
か接していないため、磨耗粉を生じることが少なくなり
絶縁劣化が起こり難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるスライドスイッチの組
立構成図、第2図は本実施例によるスライドスイッチの
一部切欠き上面図、第3図はそのA−A線断面図、第4
図はそのB−B線断面図、第5図はプランジャ8を矢印
C方向に移動させたときのD−D線断面図、第6図は従
来のシーソースイッチの一例を示す断面図である。 1……スイッチベース、2a,2b,3a,3b……固定接点、4a,
4b……突起、5a,5b……共通固定接点、7……カバー、
8,9……プランジャ、12,13……可動接点、12a,12b,13a,
13b……接点部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチベースと、 前記スイッチベースを被い、スイッチケースを構成する
    スイッチカバーと、 前記スイッチケース内に所定方向に摺動自在に保持され
    たプランジャと、 前記プランジャの下面に弾性的に保持され摺動方向と垂
    直な向きに一対の接点部を持つ可動接点と、 前記スイッチベースの上面に設けられ前記プランジャの
    移動方向に平行な相対向する位置に設けられた第1,第2
    の固定接点と、 前記第1,第2の固定接点間に前記プランジャの摺動方向
    より傾けて取付けられた断面円弧状の共通固定接点と、
    を有し、前記プランジャの摺動により前記可動接点を前
    記共通固定接点と第1又は第2の固定接点に当接させて
    スイッチ接点を切換えるように構成したことを特徴とす
    るスライドスイッチ。
JP1989044185U 1989-04-14 1989-04-14 スライドスイッチ Expired - Lifetime JP2500177Y2 (ja)

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JPH02134625U JPH02134625U (ja) 1990-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5769128U (ja) * 1980-10-14 1982-04-26
JPS5887214U (ja) * 1981-12-08 1983-06-13 松下電器産業株式会社 スイツチ

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JPH02134625U (ja) 1990-11-08

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