JPH069404Y2 - スライドスイツチ - Google Patents

スライドスイツチ

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Publication number
JPH069404Y2
JPH069404Y2 JP14478287U JP14478287U JPH069404Y2 JP H069404 Y2 JPH069404 Y2 JP H069404Y2 JP 14478287 U JP14478287 U JP 14478287U JP 14478287 U JP14478287 U JP 14478287U JP H069404 Y2 JPH069404 Y2 JP H069404Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
slider
terminal piece
common terminal
switch case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14478287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6448833U (ja
Inventor
正博 古田
雄一 竺原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6448833U publication Critical patent/JPS6448833U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案はレバー操作式のスライドスイツチに関するも
のである。
〈従来技術とその問題点〉 従来のこの種スイツチとして、スイツチケース内に水平
移動可能に配設されたスライダの操作用レバーを上記ス
イツチに回動可能に枢着し、上記スイツチケース内に上
記スライダの移動方向で所定間隔存して常閉および常開
固定端子片を配置し、これら両固定端子片間に位置して
上記スイツチケース内に共通端子片を配置して、上記ス
ライダの下部側に、上記常閉固定端子片と共通端子片と
をまたがる位置から上記レバーの操作で共通端子片と常
開固定端子片との間をまたがる位置に変位して切換動作
する可動片を連結し、上記スライダと可動片との間に接
圧ばねを介在したものがある。
すなわち、これは、常閉固定端子片と共通端子片との間
が可動片で導通されている状態で、レバーを操作すれ
ば、スライダを介して可動片が駆動され、上記常閉固定
端子片と共通端子片との間が非導通となり、共通端子片
と常開固定端子片との間が導通状態に切り換えられる。
しかるに、このものは、第3図のように1対の固定端子
片101,102間に配置された共通端子片103には、可動片10
4に接触されるリブ105が1個だけ形成されているので、
同図(A),(B)に示す2つのスイツチ動作状態しか得られ
ないうえ、可動片104の摺動力が上記リブ105に集中し、
双方の摩耗が早く、耐久性に劣るものであった。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの不具合を解消するためにな
されたもので、可動片等の耐久性の向上を図り、動作態
様を増すことが可能なスライドスイツチを提供すること
を目的としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係るスライドスイツチは、スイツチケース内
に復帰ばねのばね力を受けたスライダを水平移動可能に
設定し、このスライダの操作用レバーを上記スイツチケ
ースに回動可能に枢支し、上記スイツチケース内にスラ
イダの移動方向で所定間隔存して1対の固定端子片を固
定し、両固定端子片間に共通端子片を配置して、上記一
方の固定端子片と共通端子片との間にまたがる位置から
上記レバーの操作で共通端子片と他方の固定端子片とに
またがる位置まで変位して切換動作する可動片を上記ス
ライダの下部側に連結し、上記スライダと可動片との間
に接圧ばねを配設したスライドスイツチにおいて、上記
可動片の切換動作中に該可動片を中立状態に支持可能な
1対のリブを共通端子片に形成したものである。
この考案によれば、共通端子片に1対のリブを設けたか
ら、可動片による摺接力が両リブに分散されて摩耗が抑
制され、しかも切換動作時の可動片を両リブに支持可能
なため、3点切換動作が可能となり、汎用生が広げられ
る。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係るスライド
スイツチの一例を示す分解斜視図および正面断面図であ
る。
同図において、1はスイツチケースであり、合成樹脂製
の端子ベース2とこの端子ベース2に嵌着される合成樹
脂製の箱形カバー3とからなる。4は上記ベース2の前
後両壁外面に形成された係合突部、5は上記カバー3の
前後両壁に形成されて上記係合突部4に係脱可能に係合
する係合孔部である。
上記端子ベース2上には、横断面コ字形の電気絶縁性ス
ライダ6が左右方向(矢印a,b方向)へ水平移動可能
に設定され、さらに上記カバー3の内壁とスライダ6の
立壁6aとの間には、ステンレス等からなる復帰用のコ
イルばね7が介設されている。8はスライダ操作用のレ
バーであり、前後両面に突設された支軸9を、上記カバ
ー3に形成されたレバー突出用開口10の内壁の軸孔部
11に嵌合して保持させることにより、上記カバー3に
回動可能に枢支されており、基端部8aで上記スライダ
6を駆動するようになっている。
12,13は黄銅等からなり、上記スライダ6の移動方
向で所定間隔存して上記端子ベース2に固定された常閉
および常開固定端子片、14は黄銅等からなり、上記両
固定端子片12,13との間に位置して上記端子ベース
2に固定された共通端子片である。15は黄銅等からな
る可動片であり、左右方向の中央に位置して前後両側面
に形成された突部16が上記スライダ6の前後両壁に形
成された上下方向の切込部17に嵌合されており、上記
常閉固定端子片12と共通端子片14との間にまたがる
位置からレバー8の操作で共通端子片14と常開固定端
子片13との間をまたがる位置まで移動するように設定
されている。
18はステンレス等からなる板ばねを略への字形に折曲
してなる接圧ばねであり、上記スライダ6に形成された
ばね受部19のへの字状の凹入面からなるばね受面に嵌
入され、両端部18a,18bで上記可動片15を弾性
的に押圧している。
上記可動片15に対向して上記共通端子片14には、上
記スライダ6の移動方向で所定間隔存して導電性の1対
のリブ20,21が形成されており、切換動作時の上記
可動片15を中立状態に支持するように設定されてい
る。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
操作用レバー8が第2図の状態では、スライダ6が復帰
用コイルばね7のばね力を受けて右方へ変位している。
このため、可動片15は第3図(A)のように常閉固定端
子12と共通端子片14との間にまたがる位置に設定さ
れており、これら両端子片12,14間が導通状態とな
っている。
操作用レバー8を支軸9を中心にして時計方向へ回動操
作すれば、スライダ6が復帰用コイルばね7のばね力に
抗して左方へ移動される。このスライダ6の左方への移
動過程において、可動片15は第3図(B)のように1対
のリブ20,21上に支持され、中立状態となる。
操作用レバー8をさらに時計方向へ回動させれば、可動
片15は上記リブ20,21による支持位置を経て、第
3図(C)のように共通端子片14と常開固定端子片13
との間にまたがる位置に設定され、これら両端子片1
4,13間が導通状態となる。
上記操作用レバー8の操作を解除すると、スライダ6は
復帰用コイルばね7のばね力を受けて右方へ移動するた
め、上記可動片15も上記とは逆の動作を経て元状に復
帰する。
このように、共通端子片14に可動片15を支持可能な
リブ20,21を設けたことにより、中立状態である第
3の切換状態を容易に得ることができ、スイツチの汎用
性が広がることになる。しかも、上記リブ20,21の
双方に可動片15が摺接するため、摺接力が両リブ2
0,21に分散され、これらリブ20,21および可動
片15の摩耗が抑制され、長寿命化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はそれぞれこの考案に係るスライド
スイツチの一例を示す分解斜視図および正面断面図、第
3図(A),(B)および(C)は同スライドスイツチの異なる動
作状態の説明図、第4図(A),(B)はそれぞれ従来のスラ
イドスイツチの構成を異なる動作状態で示す要部の構成
図である。 1…スイツチケース、6…スライダ、7…復帰用ばね、
8…操作用レバー、12,13…固定端子片、14…共
通端子片、15…可動片、18…接圧ばね、20,21
…リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイツチケース内に水平移動可能に設定さ
    れたスライダと、上記スイツチケース内に配置されて上
    記スライダにばね力を付与する復帰用ばねと、上記スイ
    ツチケースに回動可能に軸支されたスライダ操作用のレ
    バーと、上記スイツチケース内にスライダの移動方向で
    所定間隔存して配置された1対の固定端子片と、両固定
    端子片間に位置して上記スイツチケース内に配置された
    共通端子片と、上記スライドの下部側に連結されて一方
    の固定端子片と共通端子片との間にまたがる位置から上
    記レバーの操作で共通端子片と他方の固定端子片との間
    をまたがる位置まで変位して切換動作する可動片と、上
    記スライダと可動片との間に配置された接圧ばねとを備
    え、上記共通端子片に、切換動作中の上記可動片を中立
    状態に支持可能な1対のリブを形成したことを特徴とす
    るスライドスイツチ。
JP14478287U 1987-09-21 1987-09-21 スライドスイツチ Expired - Lifetime JPH069404Y2 (ja)

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JP14478287U JPH069404Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スライドスイツチ

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JP14478287U JPH069404Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スライドスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS6448833U JPS6448833U (ja) 1989-03-27
JPH069404Y2 true JPH069404Y2 (ja) 1994-03-09

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JP14478287U Expired - Lifetime JPH069404Y2 (ja) 1987-09-21 1987-09-21 スライドスイツチ

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JP6414483B2 (ja) * 2015-02-23 2018-10-31 オムロン株式会社 スイッチ

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JPS6448833U (ja) 1989-03-27

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