JP2024514002A - 味改変剤 - Google Patents

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陽介 小沼
シ,フェン
クラネン,バーナード
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ジボダン エス エー
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Abstract

2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを包含する組成物、少なくとも1の甘味料ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを包含する味改変剤組成物を包含する甘み付けられた組成物、および甘み付けられた組成物に、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを包含する味改変剤組成物を添加することによる、甘み付けられた組成物の味を改変する方法。

Description

技術分野
本開示は、味改変成分および組成物、味改変成分および組成物を作製するための方法、味改変成分を含むフレーバー組成物、味改変成分を含むフレーバー組成物を作製する方法、味改変成分を含む消費物、味改変成分を含む消費物を作製する方法、味改変成分または味改変成分を含むフレーバー組成物で消費物の味を改変する方法、および消費物の甘さおよび/または口当たりを改善するための、消費物における味改変成分または組成物の使用に関する。
背景
消費可能な製品、すなわち、摂取または吐き出すために経口摂取される製品、たとえば食材、飲料、菓子、オーラルケア製品、の味を改変するための化合物は、幅広く使用される。これらの化合物は、それ自体で消費物にフレーバーを付与するものではないが、極めて低濃度で使用される場合、いくつかの所望の方法でフレーバーを改変し、および、甘さの増強、口当たりの向上などの他の所望の補助的な利益を提供し、または消費物に存在する他の成分の望ましくない特徴をマスクする。
消費可能な製品における甘さは、しばしば所望の特徴である。伝統的に、甘さは、1以上の甘味料、大抵、低効能、栄養甘味料たとえばスクロース、フルクトース、グルコース、キシロース、アラビノース、ラムノース、糖アルコールたとえばエリスリトール、キシリトール、マンニトール、ソルビトールおよびイノシトール、ならびに糖シロップたとえば高果糖コーンシロップおよびデンプンシロップ、の添加によって与えられてきた。これらの甘さは、一般に、あらゆる望ましくない後味を伴わずに、相当な甘さを与える。
スクロースは、あらゆる顕著なオフノートまたは後味を伴わずに、時間的に短く、減少する強烈な先行する甘さを付与する。栄養甘味料、たとえばスクロースは、所望される甘さを消費物に付与するが、消費可能な製品の全体的なカロリー値を低減するために、低減した量のこれらの甘味料を使用することが所望される。同じまたは同様の甘さプロファイル(例えば、甘さ強度、芳香および口当たり)を維持しながら、消費可能な製品のカロリー値を低減することができる代替の添加剤または成分を提供することが所望される。
当該技術分野において、全糖製品の甘味プロファイルを呈する減糖消費物を提供するための努力が続けられている。ヒト甘味受容体のポジティブアロステリックモジュレーター(当該技術分野において「PAM」とも知られている)は、甘み受容体活性および甘さの味知覚を増強する、および減糖/減カロリー消費可能な用途のために用いられている化合物である。減糖消費物におけるPAMの使用は明確な不利な点があり、つまり、PAMは、糖と比較して異なる時間的な品質を有し、それらは所望される糖様口当たりを欠く。
したがって、全糖製品の甘味プロファイルに近似した甘味プロファイルを有する減糖製品を提供するために、甘み付けられた組成物および甘み付けられた消費物に添加するための替のおよび/または改善された味改変添加剤、成分、および組成物を提供することが、当該技術分野において依然として所望されている。
概要
第1の例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む、味改変成分が開示される。
第2の例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む、味改変組成物が開示される。
第3の例示的態様に従って、(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含む、フレーバー組成物が開示される。
第4の例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含む、消費物が開示される。
第5の例示的態様に従って、消費物ベース、および(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含む、甘み付けられた消費物が開示される。
第6の例示的態様に従って、飲料ベースおよび(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含む、飲料製品が開示される。
第7の例示的態様に従って、食品ベースおよび(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含む、食品製品が開示される。
第8の例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを組み合わせることを含む、味改変組成物を作製するための方法が開示される。
第9の例示的態様に従って、少なくとも1の甘味料と、(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物とを組み合わせることを含む、フレーバー組成物を作製するための方法が開示される。
第10の例示的態様に従って、消費物ベースに、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を添加することを含む、消費物を作製するための方法が開示される。
第11の例示的態様に従って、消費物ベースに、少なくとも1の甘味料、ならびに(i)少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーター、または(ii)少なくとも1の甘味料、ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を添加することを含む甘み付けられた消費物を作製するための方法が開示される。
第12の例示的態様に従って、消費物の甘味を改変するおよび/または口当たりを改善する方法であって、方法が、消費物の口当たりを改変および/または改善するために、該消費物に、有効量の2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を添加することを含む、前記方法が開示される。
第13の例示的態様に従って、消費物の甘味を改変するおよび/または口当たりを改善する方法であって、方法が、消費物の口当たりを改変および/または改善するために、少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む有効量のフレーバー組成物を添加することを含む、前記方法が開示される。
第14の態様、味改変成分または味改変組成物が添加される消費物の甘味を改変および/または口当たりを改善するための、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または味改変組成物の使用が開示される。
第15の態様に従って、味改変成分または味改変組成物が添加される消費物の甘味を改変および/または口当たりを改善するための、少なくとも1の甘味料、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含むフレーバー組成物を含むフレーバー組成物の使用が開示される。
詳細な説明
以下の文章は、本開示の無数の例示的態様の広い説明を示す。当該説明は、例示としてのみ解釈され、全て実行可能な態様を説明することは、実施不可能ではないとしても、非実際的であるため、全て実行可能な態様を説明するものではない。本明細書に記載のあらゆる特色、特徴、構成要素、組成物、成分、製品、ステップまたは方法論は、削除され、全体的にまたは部分的に、本明細書に記載のいずれの他の特色、特徴、構成要素、組成物、成分、製品、ステップまたは方法論と組み合わせ、または置換してもよいことが理解されるであろう。現在の技術または技術、本特許の出願日の後に開発された技術のいずれかを使用して、無数の代替の態様を実施することが可能であり、これは、は依然として特許請求の範囲に含まれる。
2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびヒト甘味受容体ポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物が開示される。ある態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびヒト甘味受容体のポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物は、甘味改変成分または組成物である。本発明者らは、驚くべきことにおよび予想外に、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびPAMの間に相乗的な関係性が存在し、これが、甘み付けられた組成物および甘み付けられた消費物における甘さ強度の増強および甘い品質の改変をもたらすことを見出した。
本明細書の目的のために、用語「味改変成分または組成物」は、これが添加される減糖の甘み付けられた組成物または甘み付けられた消費物の甘味プロファイルを改善する1以上の構成要素を指す。ある例示的態様に従って、限定せずに、味改変成分または組成物は、これが添加される減糖の甘み付けられた組成物または甘み付けられた消費物の甘さ強度を増強および/または口当たりを改善するための有効量(単数または複数)において1以上の構成要素を包含してもよい。
ある態様に従って、用語「味改変成分または組成物」は、当該化合物の甘味料認識閾値、すなわち、追加の甘味料(単数または複数)の不在下では、いかなる目立つ甘味に当該化合物が関与しない濃度、においてまたはそれ未満で存在するときに、消費物の甘さの知覚を改変、増強、増幅または強化する化合物を指す。本明細書の目的のために、用語「甘さ認識閾値濃度」は、ヒトの味覚によって甘いと認識される化合物の最も低い既知の濃度である。
口当たり(または「食感」)は、食品および飲料、または食品または飲料に添加される組成物によって作られる、口の中で経験されるまたは感じられる物理的な感覚を指す。口当たりは、舌、口蓋、歯、歯肉、または咽喉と接触する触感を指し得る。口当たりは、味/フレーバーからは区別されると考えらえるが、ある食品を他よりもヒトが楽しむまたは好むかに、等しいまたはより大きな影響を有すると考えられる。知覚される感覚を表現するために使用される典型的な口当たり記述子は、以下を包含する:酸味(金属的、柑橘的、明るい)、密度(ぎっちりとした、空気のような)、乾燥感(空気で乾燥した、焦げた)、粒状感(微粒子状、粉状、ほこり状、穀物状、チョーク状)、歯ごたえ(チューイー、かたい)、硬度(クランチー、ソフト)、重さ(こく、重量感)、刺激性(チクチク、ヒリヒリ)、マウスコーティング(オイリー、バター様)、粗さ(研磨剤様、テクスチャーのある)、滑りやすさ(スライム状、ねばねば)、滑らかさ(サテン状、ベルベット状)、均一性(均一、不均一)および粘度(フルボディ、ライトボディ)。
限定せずに、および例証としてのみ、味改変成分または組成物のポジティブアロステリックモジュレーター構成要素は、WO2008/154,221、米国特許出願公開番号US2014/0235624A1、米国特許出願公開番号US2018/0086751A1、および米国特許出願公開番号US2017/0354175において開示されたあらゆる1以上の化合物から選択されてよく、これらの各々は、それらの夫々の全体が参照によって組み込まれる。
ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物のポジティブアロステリックモジュレーター構成要素は、以下の化合物1以上から選択される:
2,4-ジヒドロキシル安息香酸 (CAS:89-86-1)、
プロパンアミド、3-[(4-アミノ-2,2-ジオキシド-1H-2,1,3-ベンゾチアジアジン-5-イル)オキシ]-2,2-ジメチル-N-プロピル- (CAS:1093200-92-0)、
3-キノリンカルボン酸、4-アミノ-5-[2,2-ジメチル-3-[(1-メチルエチル)アミノ]-3-オキソプロポキシ]-2-メチル- (CAS:1359963-68-0)、
3-ピペリジンカルボキサミド、3-[[(4-アミノ-2,2-ジオキシド-1H-2,1,3-ベンゾチアジアジン-5-イル)オキシ]メチル]-N-シクロペンチル-2-オキソ- (CAS:1446687-20-2)、
1-ブタノン、1-[(3S)-3-[[(4-アミノ-2,2-ジオキシド-1H-2,1,3-ベンゾチアジアジン-5-イル)オキシ]メチル]-1-ピペリジニル]-3-メチル- (CAS:1469426-64-9)、
4-ピリジンカルボキサミド、N-[2-[(4-アミノ-2,2-ジオキシド-1H-2,1,3-ベンゾチアジアジン-5-イル)オキシ]-1,1-ジメチルエチル]-2,6-ジメチル-スルファマート塩 (CAS:2079034-28-7)、
3-ピリジンカルボン酸、4-アミノ-5-[[3-[[(2S)-2-アミノ-2-シクロヘキシルアセチル]アミノ]-3-メチル-1-オキソブチル]アミノ]- (CAS:2242529-79-7)、
3-ピリジンカルボン酸、4-アミノ-5-[[3-[(2-シクロヘキシルアセチル)アミノ]-3-メチル-1-オキソブチル]アミノ]- (CAS:2242529-82-2)、
およびそれらの組み合わせ。
ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物のポジティブアロステリックモジュレーター構成要素は、以下の化合物である:
ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物のポジティブアロステリックモジュレーター構成要素は、以下の化合物である:
ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物のポジティブアロステリックモジュレーター構成要素は、以下の化合物である:
ある態様に従って、当該2,4-ジヒドロキシ安息香酸は、味改変成分または組成物において、約0.1~約1000ppmの量で存在してよい。ある態様に従って、当該2,4-ジヒドロキシ安息香酸は、味改変成分または組成物において、約0.1~約900ppmの量、または約0.1~約9800ppmの量、または約0.1~約700ppmの量、または約0.1~約600ppmの量、または約0.1~約500ppmの量、または約0.1~約400ppmの量、または約0.1~約300ppmの量、または約0.1~約200ppmの量、または約0.1~約100ppmの量、または約0.1~約90ppmの量、または約0.1~約80ppmの量、または約0.1~約70ppmの量、または約0.1~約60ppmの量、または約0.1~約50ppmの量、または約0.1~約40ppmの量、または約0.1~約30ppmの量、または約0.1~約20ppmの量、または約0.1~約15ppmの量、または約0.1~約10ppmの量、または約0.1~約9ppmの量、または約0.1~約8ppmの量、または約0.1~約7ppmの量、または約0.1~約6ppmの量、または約0.1~約5ppmの量、または約0.1~約5ppmの量、または約0.1~約4ppmの量、または約0.1~約3ppmの量、または約0.1~約2ppmの量、または約0.1~約1ppmの量、または約0.1~約0.75ppmの量、または約0.1~約0.4ppmの量、または約0.1~約0.3ppmの量、または約0.1~約0.25ppmの量、または約0.1~約0.2ppmの量で存在してよい。
ある態様に従って、ポジティブアロステリックモジュレーターは、味改変成分または組成物において、約0.015~約100ppmの量で存在してよい。他の態様に従って、ポジティブアロステリックモジュレーターは、約0.015~約90ppmの量、または約0.015~約80ppmの量、または約0.015~約70ppmの量、または約0.015~約60ppmの量、または約0.015~約50ppmの量、または約0.015~約40ppmの量、または約0.015~約30ppmの量、または約0.015~約20ppmの量、または約0.015~約15ppmの量、または約0.015~約10ppmの量、または約0.015~約5ppmの量、または約0.015~約4ppmの量、または約0.015~約3ppmの量、または約0.015~約2ppmの量、または約0.015~約1.5ppmの量、または約0.015~約1ppmの量、または約0.015~約0.75ppmの量、または約0.015~約0.5ppmの量、または約0.015~約0.25ppmの量、または約0.015~約0.125ppmの量、または約0.015~約0.06ppmの量、または約0.015~約0.03ppmの量、または約0.015~約0.025ppmの量で存在してよい。
ある例示的態様に従って、組成物は、2,4-ジヒドロキシ安息香酸を約0.1~約1000ppmの量で、およびポジティブアロステリックモジュレーターを約0.01~約100ppmの量で含む。
ある例示的態様に従って、組成物は、2,4-ジヒドロキシ安息香酸を約0.5~約100ppmの量でおよびポジティブアロステリックモジュレーターを約0.05~約75ppmの量で含む。
ある例示的態様に従って、組成物は、2,4-ジヒドロキシ安息香酸を約0.5~約10ppmの量で、およびポジティブアロステリックモジュレーターを約0.1~約50ppmの量で含む。
ある例示的態様に従って、組成物は、2,4-ジヒドロキシ安息香酸を約1~約5ppmの量で、およびポジティブアロステリックモジュレーターを約0.1~約25ppmの量で含む。
味改変成分または組成物は、少なくとも1の甘味料化合物を含有する組成物または消費物の甘味知覚またはプロファイルを改変することができる。ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物は、少なくとも1のカロリーのある/栄養甘味料化合物を含有する組成物または消費物の甘味知覚またはプロファイルを改変することができる。好適な炭水化物甘味料は、これらに限定されないが、以下からなる群から選択される:スクロース、グリセルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン、エリトロース、トレオース、エリトルロース、アラビノース、リキソース、リボース、キシロース、リブロース、キシルロース、アロース、アルトロース、ガラクトース、グルコース、グロース、イドース、マンノース、タロース、フルクトース、プシコース、ソルボース、タガトース、マンノヘプツロース、セドヘルツロース、オクトロース、フコース、ラムノース、ツラノース、セロビオース、シアロースおよびそれらの組み合わせ。他の例示的態様に従って甘み付けられた組成物または甘み付けられた消費物は、ソルボース、リキソース、リブロース、キシロース、キシルロース、D-アロース、L-リボース、D-タガトース、L-グルコース、L-フコース、L-アラビノース、ツラノースおよびそれらの組み合わせから選択される希少糖から選択される追加の甘味料を包含してもよい。一態様において、甘味料は、カロリーのある甘味料またはカロリーのある甘味料の混合物である。別の態様において、カロリーのある甘味料は、スクロース、フルクトース、グルコース、高フルクトースコーン/デンプンシロップ、甜菜糖、サトウキビ糖およびそれらの組み合わせから選択される。
ある例示的態様に従って、味改変成分または組成物は、少なくとも1の高強度甘味料化合物を含有する組成物または消費物の甘味知覚またはプロファイルを改変することができる。味改変成分または組成物は、例えば、および限定せずに、アドバンテーム、アリテーム、アスパルテーム、ヘスペレチンジヒドロカルコン4’-O-グルコシド、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、ネオテーム、スクラロースを含有する組成物または消費物の甘味知覚またはプロファイルを改変することができる。
2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物は、フレーバー組成物を提供するために、1以上の他の構成要素と組み合わせてもよい。ある例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物は、フレーバー組成物を提供するために、1以上の甘味料と組み合わせてもよい。さらなる例示的態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物は、フレーバー組成物を提供するために、1以上の甘味料および1以上の他の構成要素と組み合わせてもよい。
フレーバー組成物は、1以上の食品グレード賦形剤(単数または複数)を含有してもよい。フレーバー組成物のための好適な賦形剤は、当該技術分野において周知であり、例えば、限定せずに、以下を包含する:溶媒(水、アルコール、エタノール、油、脂肪、植物油、およびミグリオールを包含する)、バインダー、希釈剤、崩壊剤、潤滑剤、フレーバー剤、着色剤、保存料、抗酸化剤、乳化剤、安定剤、フレーバー-エンハンサー、甘さ付与剤、抗ケーキング剤等。フレーバーのためのかかる担体または希釈の例は、例として"Perfume and Flavour Materials of Natural Origin", S. Arctander, Ed., Elizabeth, N.J., 1960において;"Perfume and Flavor Chemicals", S. Arctander, Ed., Vol. I & II, Allured Publishing Corporation, Carol Stream, USA, 1994において;"Flavourings", E. Ziegler and H. Ziegler (ed.), Wiley-VCH Weinheim, 1998および"CTFA Cosmetic Ingredient Handbook", J.M. Nikitakis (ed.), 1st ed., The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association, Inc., Washington, 1988において、見出すことができる。フレーバー組成物は、例えば液体または固体、湿式または乾燥式、担体/粒子に結合またはコーティングされたカプセル化、粉末としてなど、あらゆる好適な形態を有してよい。
2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物、またはフレーバー構成要素ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含むフレーバー組成物は、消費物に含まれてもよい。ある態様に従って、2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物、または少なくとも1の甘味料ならびに2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変成分または組成物を含むフレーバー組成物は、消費物に含まれてもよい。
消費物は、ベースを包含してもよい。本明細書に使用されるとき、用語「ベース」は、味改変成分または組成物、またはフレーバー構成要素(少なくとも1の甘味料など)および味改変成分または組成物を含むフレーバー組成物は別として、消費物のために必要なすべての成分を指す。ベースは、消費物の性質および使用に依存して、性質および割合の両方において当然ながら異なるが、それらは、当業者にすべて周知であり、当該技術分野で認識された割合において使用してよい。したがって、考えられる全ての目的のためにかかるベースの処方は、当業者の通常の技術の範囲内である。
限定せずに、および例証としてのみ、好適なベースは以下を包含する:抗ケーキング剤、抗発泡剤、抗酸化剤、バインダー、着色料、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、カプセル化剤または処方物、酵素、脂肪、フレーバーエンハンサー、フレーバー剤、ガム、多糖類、保存料、タンパク質、可溶化剤、溶媒、安定剤、糖-誘導体、界面活性剤、甘さ付与剤、ビタミン、ワックス等。使用され得る溶媒は、当業者に周知であり、例として以下を包含する:水、エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンおよびトリアセチン。カプセル化物質およびガムは、以下を包含する:マルトデキストリン、アラビアゴム、アルギナート、ゼラチン、加工デンプン、他の多糖類、およびタンパク質。フレーバー化合物のための担体、希釈剤または溶媒の例として“Perfume and Flavour Materials of Natural Origin”, S. Arctander, Ed., Elizabeth, N.J., 1960において; “Perfume and Flavour Chemicals”, S. Arctander, Ed., Vol. I & II, Allured Publishing Corporation, Carol Stream, USA, 1994において;“Flavourings”, E. Ziegler and H. Ziegler (ed.), Wiley-VCH Weinheim, 1998,および“CTFA Cosmetic Ingredient Handbook”, J. M. Nikitakis (ed.), 1st ed., The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association, Inc., Washington, 1988において見出してもよい。
補助成分は、増強された安定性、消費物への組み込みの容易さ、および増強された栄養価などの他の利益を提供するために存在してもよい。かかる補助成分の非限定的な典型例は、以下を包含する:安定剤、乳化剤、保存料、ガム、デンプン、デキストリン、ビタミンおよびミネラル、機能的成分、塩、抗酸化剤、およびポリ不飽和の脂肪酸。具体的な例は、スプレー乾燥プロセスにおいて有用な乳化剤および担体である。これらの非限定例は、CapsulTMなどの加工デンプン、およびマルトデキストリン加工デンプンである。
本開示に従って、用語「消費物」は、典型的には口腔を介して(ただし、消費は、吸入などの非口腔手段を介して行われてもよい)、楽しみ、栄養分、または健康およびウェルネス利益の少なくとも1つのために、対象によって消費される製品を指す。消費物は、これらに限定されないが、液体、固体、半固体、錠剤、カプセル、ロゼンジ、ストリップ、粉末、ゲル、ガム、ペースト、スラリー、溶液、懸濁液、シロップ、エアロゾルおよびスプレーを包含するあらゆる形態で存在してよい。当該用語は、また、例えば、栄養補助、および健康およびウェルネスサプリメントにも言及する。消費物は、また、廃棄される前に一定期間口腔内に置かれるが飲み込まれない組成物も包含する。これは消費される前に口腔内に入れられてもよく、またはこれは、廃棄される前に一定期間口腔内に保持されてもよい。
消費物は、これらに限定されないが、すべての種類の食べられる物、菓子製品、焼成製品、甘い製品、セイボリー製品、発酵した製品、乳製品、非乳製品、飲料、ニュートラシューティカルおよび医薬を包含する。
ある態様に従って、飲料は、炭酸飲料を包含する。炭酸飲料は、水などの液体に溶解した二酸化炭素を包含するすべての飲料およびドリンクを包含する。限定せずに、炭酸飲料は、以下を包含する:炭酸水、発泡性水、シャンパン、炭酸ソーダ、炭酸ソフトドリンク(たとえば、コカコーラ、ペプシ、ドクターペッパー、マウンテンデュー、スプライト、セブンアップなど...)、炭酸果実ドリンク、炭酸ジュース、炭酸コーヒー、炭酸エネルギードリンク、フレーバードスパークリングウォーター、フレーバドセルツア水、炭酸ミネラルウォーター、スパークリングティ、スパークリングトニック、およびスパークリングワイン。
例示の乳製品は、これらに限定されないが、以下を包含する:チーズ、チーズソース、チーズ-ベースの製品、アイスクリーム、インパルスアイスクリーム、シングルポーション乳アイスクリーム、シングルポーション氷菓、マルチパック乳アイスクリーム、マルチパック氷菓、持ち帰り用アイスクリーム、持ち帰り用乳アイスクリーム、アイスクリームデザート、バルクアイスクリーム、持ち帰り用氷菓、フローズンヨーグルト、職人のアイスクリーム、乳、新鮮な/低温殺菌乳、全脂新鮮な/低温殺菌乳、半脱脂新鮮な/低温殺菌乳、ロングライフ/uht乳、全脂ロングライフ/uht乳、半脱脂ロングライフ/uht乳、無脂肪ロングライフ/uht乳、ヤギ乳、コンデンス/エバミルク、プレーンコンデンス/エバミルク、フレーバー付与された、機能的および他のコンデンス乳、フレーバー付与された乳ドリンク、乳のみのフレーバー付与された乳ドリンク、フレーバー付与された乳ドリンク果汁入り、豆乳、サワーミルクドリンク、発酵乳ドリンク、コーヒーホワイトナー、粉末乳、フレーバー付与された粉末乳ドリンク、クリーム、ヨーグルト、プレーン/天然ヨーグルト、フレーバー付与されたヨーグルト、果実入りヨーグルト、プロバイオティクヨーグルト、飲用ヨーグルト、通常の飲用ヨーグルト、プロバイオティク飲用ヨーグルト、冷蔵のおよび常温保存可能なデザート、乳ベースのデザート、およびソイベースのデザート。
ある態様に従って、味改変成分または組成物、またはこれを含有するフレーバー組成物は、植物タンパク質などの非動物由来のタンパク質を含む消費物に組み込まれてもよい。例示の植物タンパク質は、大豆タンパク質およびピータンパク質を包含する。本明細書に使用されるとき、大豆は、あらゆる形態の大豆を含有するすべての消費物を包含し、これは単独で、または組み合わせて、例えばニュートラシューティカルとして、または医薬として、使用される大豆油、豆腐、豆乳、ソイバターまたはソイペーストを包含する。植物タンパク質は、以下を含み得る:藻類(スピルリナなど)、ビーン(黒豆、カネリ豆、キドニービーン、レンズ豆、ライ豆、ピント豆、大豆、白豆など)、ブロッコリー、エダマメ、マイコプロテイン、木の実(アーモンド、ブラジルナッツ、カシュー、ピーナッツ、ピーカン、ヘーゼルナッツ、松の実、クルミなど)、ピー(黒目豆、ひよこ豆、緑豆など)、ジャガイモ、オートミール、種子(チア、亜麻、麻、カボチャ、ゴマ、ひまわりなど)、セイタン(すなわち、小麦グルテンをベースとした)、テンペ、豆腐、およびそれらの混合物。ある態様に従って、植物タンパク質は、ジャガイモ-由来のタンパク質である。別の態様において、非動物タンパク質は、穀物、マメ科植物、種子、木の実、藻類、マイコプロテイン、真菌タンパク質、昆虫-由来のタンパク質および葉タンパク質から選択される1以上である。
味改変成分または組成物、またはこれを含有するフレーバー組成物は、多種多様のベーカリー生地に組み込んでよい。例示的なベーカリー生地は、これらに限定されないが、マフィン(例として、イングリッシュマフィン)、クラッカー(例として、塩クラッカー、ベイクドクラッカー、グラハムクラッカー等々)、ロール(例として、ソフトロール、ディナーロール、クレセントロール)、ビスケット(例として、バターミルクビスケット、コブラービスケット)、パイクラスト、パン(例として、フォカッチャ、ブルスケッタ、サワードウブレッド、ソーダブレッド、ブレッドスティック、コーンブレッド等々)、ピザ生地、ベーグル等を包含する。
味改変成分または組成物、またはこれを含有するフレーバー組成物は、甘いベーカリー生地に組み込んでよい。例示的な甘いベーカリー生地は、これらに限定されないが、ブラウニー、クッキー、マフィン、ターンオーバー、ドーナツ、ケーキ、ペストリー、パイ、スコーン等を調製するために使用される甘いベーカリー生地を包含する。
味改変剤組成物はまた、消費物甘い食品製品を調製するために用いてもよい。限定せずに、および例証としてのみ、甘い製品は、朝食用シリアル、すぐに食べられる(「rte」)シリアル、ファミリー朝食用シリアル、フレーク、ミューズリー、その他のrteシリアル、子供用朝食用シリアル、およびホットシリアルを包含する。
味改変成分または組成物、またはこれを含有するフレーバー組成物は、オーラルケアおよび口腔衛生製品において使用してもよい。「オーラルケア」または「口腔衛生」製品は、口腔またはその一部を洗浄、爽快化、治癒、脱臭する目的で口腔に適用されるあらゆる製品を包含してよい。限定せずに、および例証としてのみ、かかるオーラルケアおよび口腔衛生組成物は、歯磨き粉、歯用ゲル、歯用粉末、歯用製品、口内洗浄剤、マウスウォッシュ、うがい組成物、ロゼンジ、デンタルフロス、歯用ピック、抗プラークおよび抗歯肉炎組成物、のど用ロゼンジ、のど用ドロップ、鼻症状、風邪症状の治療用、および風邪緩和用組成物組成物を包含する。

以下の例は、もっぱら説明の目的で与えられ、本発明の限定として解釈されるものではなく、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の多くの変形が可能であるからである。
以下の例および表の目的のため、ポジティブアロステリックモジュレーターは、以下の化合物によって表される:
PAM 1は、以下の化合物によって表される:
PAM 2は、以下の化合物によって表される:
PAM 3は、以下の化合物によって表される:
PAM 4は、以下の化合物によって表される:
PAM 5は、以下の化合物によって表される:
比較例1-1~1-7
1%、3%、5%、7%、または9%スクロースおよび0.05%クエン酸を水中に含むスクロース溶液を調製した。5ppmまたは10ppmの2,4-ジヒドロキシ安息香酸を各溶液に添加した。各溶液を、甘さ増強についての2,4-ジヒドロキシ安息香酸の効果に関して評価した。結果を、表1に報告する。
例2-1~2-22
5%スクロースおよび0.05%クエン酸を水中に含むスクロース溶液を調製した。5ppmの2,4-ジヒドロキシ安息香酸および0.015625~12ppmの範囲から選択される量の市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価し、およびポジティブアロステリックモジュレーターのみを含有するスクロース溶液と比較した。結果を表2に報告する。
表2は、発明の例2-10、2-12、2-14、2-16、2-18、2-20、および2-22が、比較例C2-9、C2-11、C2-13、C2-15、C2-17、C-19、およびC-21と比較して、より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例3-1~3-10
5%スクロースおよび0.05%クエン酸を水中に含むスクロース溶液を調製した。0.005、0.01、0.05、0.5、5、10、25、50、500または1000ppmの2,4-ジヒドロキシ安息香酸および3ppmの市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価し、およびポジティブアロステリックモジュレーターのみを含有するスクロース溶液と比較した。結果を表3に報告する。
表3は、発明の例3-3、3-4、3-5、3-6、3-7、3-8、および3-9が、比較例C2-17(表2)と比較して、より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例4-1~4-8
5%スクロースおよび0.05%クエン酸を水中に含むスクロース溶液を調製した。5ppmの2,4-ジヒドロキシ安息香酸および5、6、10、20、または30ppmのポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価し、およびポジティブアロステリックモジュレーターのみを含有するスクロース溶液と比較した。結果を表4に報告する。
表4は、発明の例4-2、4-4、4-6、および4-8が、比較例C4-1、C4-3、C4-5、およびC4-7より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例5-1~5-7
5%スクロースおよび0.05%クエン酸を水中に含むスクロース溶液を調製した。5ppmの2,4-ジヒドロキシ安息香酸および2ppmまたは3ppmの市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価し、およびポジティブアロステリックモジュレーターのみを含有するスクロース溶液と比較した。結果を表5に報告する。
表5は、発明の例5-5および5-7が、比較例C5-4およびC5-6より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例6-1~6-11
5%フルクトースおよび0.05%クエン酸を水中に含むフルクトース溶液を調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表6に報告する。
表6は、発明の例6-3、6-5、6-7、6-9、および6-11が、比較例C6-2、C6-4、C6-6、C6-8、およびC6-10より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例7-1~7-7
5%グルコースおよび0.05%クエン酸を水中に含むグルコース溶液を調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表7に報告する。
例8-1~8-7
6.5%転化糖(76Brix)および0.05%クエン酸を水に含む溶液を調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表8に報告する。
表8は、発明の例8-3、8-5、および8-7が、比較例C8-2、C8-4、およびC8-6と比較して、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例9-1~9-5
5%スクロース、0.1%レモン-ライムフレーバーおよび0.1%クエン酸を炭酸水に含む炭酸ドリンクを調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表9に報告する。
表9は、発明の例9-3および9-5が、比較例C9-2およびC9-4と比較して、より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例10-1~10-5
60%乳(1%脂肪)、4%スクロース、0.7%ココア粉末、0.1%チョコレートフレーバーおよび0.03%カラギーナンを水に含むチョコレートミルクドリンクを調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表10に報告する。
表10は、発明の例3および5が、比較例C2およびC4と比較して、より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、およびより少ないリコリスらしさを示したこと示す。
例11-5~11-5
5%スクロースおよび0.04%イチゴフレーバーを全脂ヨーグルトベースに含むイチゴヨーグルトを調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表11に報告する。
表11は、発明の例11-3および11-5が、比較例C11-2およびC11-4と比較して、より前もった甘さ、より砂糖らしい口当たり、より少ないリコリスらしさ、およびより短く長引く甘さを示したことを示す。
例12-1~12-5
3%ピータンパク質、3%スクロース、0.3%天然のバニラフレーバーおよび0.05ゲランガムを水に含むピータンパク質ドリンクを調製した。2,4-ジヒドロキシ安息香酸および市販のポジティブアロステリックモジュレーターを各溶液に添加した。各溶液を、溶液の甘さについての2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターの効果に関して評価した。結果を表12に報告する。
表12は、発明の例12-3および12-5、比較例C12-2およびC12-4と比較して、より滑らかな口当たりおよびより短く長引く甘さを示したことを示す。
本明細書において使用される、句「一態様」または「態様」への言及は、当該態様に関連して説明された具体的な要素、特色、構造、プロセスステップ、または特徴が、少なくとも一つの態様に含まれることを意味する。当該具体的な要素、特色、構造、プロセスステップ、または特徴は、事実上、本明細書に開示の一より多い態様に含まれてもよい。さらにまた、本明細書中の様々な場所における句「一態様において」の使用は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指すわけではない。
本明細書において使用される場合、用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含有する(contains)」、「含有する(containing)」、「包含する(includes)」、「包含する(including)」、「有する(have)」、または「有する(having)」は、オープンエンドな表現であり、記載されたリストの構成要素、要素、および特色、およびはっきりと記載されていないありとあらゆる追加の構成要素、要素および特色を含む方法、プロセス、ステップ、製品、装置、またはシステムをカバーすることを意図する。
本明細書において使用される場合、用語「または」は、包括的な「または」の使用を指し、排他的な「または」を指さない。例えば、句「AまたはB」は、以下のいずれか1つによって満たされる:Aが存在し(要素または方法ステップ)、Bが存在しない(要素または方法ステップ)、Aが存在せず(要素または方法ステップ)、Bが存在する(要素または方法ステップ)、およびAとBの両方が存在する(要素またはプロセスステップ)。
本明細書において使用される場合、「a」または「an」は、本明細書に開示の様々な例示的態様に従う構成要素、要素、特色および方法/プロセスステップを説明するために用いられる。「a」または「an」の使用は、1または1以上を包含すると解釈されるべきである。
本明細書において使用される場合、用語「好ましくは」、「一般的に」、および「典型的には」のいずれも、開示された方法、プロセスまたは技法の範囲を限定することを意図するものでも、限定するものでもない。むしろ、これらの用語は、ただ単に、態様の具体的な側面を特定すること、または具体的な態様において用いられても、用いられなくてもよい代替のまたは追加の特色を強調することを意図する。
本開示において、値に関連して使用される用語「約」は、規定された値を包含し、文脈によって規定される意味を有する。例えば、具体的な値の測定に関連する誤差の程度を少なくとも包含する。当業者は、本明細書におい、記載された値の「約」の量が、本開示の組成物および/または方法において所望の程度の有効性をもたらすことを意味するために使用されると理解するであろう。
当業者であればさらに、態様における任意の構成要素のパーセンテージ、量、または分量値に関する「約」の境界は、値を変化させ、各値についての組成物または方法の有効性を決定し、本開示に従って所望の程度の有効性を有する組成物または方法を生じる値の範囲を決定することによって決定され得ることを理解するであろう。
本開示において値の範囲が記載される場合、端点を含む範囲内のあらゆる値が開示されたとみなされることが意図されていることを理解すべきである。例えば、構成要素の「50~100の範囲」は、50と100との間の連続体に沿った可能な各数値を示すものとして読まれるべきである。本発明者らは、範囲内のあらゆる値が特定されたとみなされること、および本発明者らが範囲全体および範囲内のすべての値を所有していることを認め、理解しすると、理解するものとする。
味改変成分、組成物、フレーバー組成物、甘み付けられた組成物、消費物、および甘み付けられた組成物および消費物における甘味知覚の改変の方法が、ある例示的態様に関連して説明されたが、本態様から逸脱することなく、本態様と同じ機能を果たすために、他の態様を使用したり、記載された態様に修飾および追加を加えたりすることができることを理解されたい。
さらに、開示されたすべての態様は、本発明の様々な態様と組み合わせて所望される特徴を提供することができるため、必ずしも代替である必要はない。当該技術分野において通常の技能を有する者であれば、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、変形が可能である。したがって、本開示は、単一の態様に限定されるべきではなく、むしろ添付の請求項.の記載に従って広範に解釈されるべきである。

Claims (27)

  1. 2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む組成物。
  2. 2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.1~1000ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.01~100ppmの量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  3. 2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.5~100ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.05~75ppmの量で存在する、請求項2に記載の組成物。
  4. 2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.5~10ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.1~50ppmの量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  5. 2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、1~5ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.1~25ppmの量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  6. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  7. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    である、請求項6に記載の組成物。
  8. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    である、請求項6に記載の組成物。
  9. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    である、請求項6に記載の組成物。
  10. 担体をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  11. 少なくとも1の甘味料、ならびに
    2,4-ジヒドロキシ安息香酸およびポジティブアロステリックモジュレーターを含む味改変剤組成物、
    を含む、甘み付けられた組成物。
  12. 甘味料が、天然甘味料である、請求項11に記載の甘み付けられた組成物。
  13. 天然甘味料が、フルクトースおよびスクロースから選択される、請求項12に記載の甘み付けられた組成物。
  14. 天然甘味料が、スクロースである、請求項13に記載の甘み付けられた組成物。
  15. スクロースが、1%~11%の量で存在し、2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.1~1000ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.01~100ppmの量で存在する、請求項14に記載の甘み付けられた組成物。
  16. スクロースが1.5%~10%の量で存在し、2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.5~100ppmの量で存在し、ポジティブアロステリックモジュレーターが、0.05~75ppmの量で存在する、請求項15に記載の甘み付けられた組成物。
  17. スクロースが、2%~9%の量で存在し、2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.5~10ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.1~50ppmの量で存在する、請求項16に記載の甘み付けられた組成物。
  18. スクロースが、2.5%~8%の量で存在し、2,4-ジヒドロキシ安息香酸が、0.05~5ppmの量で存在し、およびポジティブアロステリックモジュレーターが、0.5~25ppm請求項14に記載の甘み付けられた組成物。
  19. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項11に記載の甘み付けられた組成物。
  20. ポジティブアロステリックモジュレーターが
    である、請求項19に記載の甘み付けられた組成物。
  21. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    である、請求項19に記載の甘み付けられた組成物。
  22. ポジティブアロステリックモジュレーターが、
    である、請求項19に記載の甘み付けられた組成物。
  23. 飲料ベースおよび請求項1~10のいずれか一項に記載の味改変剤組成物を含む飲料製品。
  24. 該飲料がソフトドリンクである、請求項23に記載の飲料。
  25. 該ソフトドリンクが、炭酸ソフトドリンクである、請求項24に記載の飲料。
  26. 食品ベースおよび請求項1~10のいずれか一項に記載の味改変剤組成物を含む、食品製品。
  27. 甘み付けられた組成物の味を改変する方法であって、該甘み付けられた組成物に、請求項1~10のいずれか一項に記載の味改変剤組成物を添加することを含む、前記方法。
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