JP2024509324A - クッションパッド及び包装袋 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのダイカット領域(12、320)を含む少なくとも1つのパッドユニット(10、30)を含むクッションパッド(100、300)であって、ダイカット領域(12、320)は展開したときに長さが増加し、前記ダイカット領域(12、320)は、展開すると厚さ方向において前記第2面(32)を膨張させて、緩衝層となり、緩衝保護の役割を果たし、前記ダイカット領域(12、320)は、展開すると3次元グリッド構造となる。本発明はまた、パッドユニットを備えた包装袋(200、400)を提供し、製造された包装袋(200、400)が平面構造であり、輸送後に使用するときに包装袋に物体を入れたり押し力を与えたりすることで前記パッドユニット(100、300)を膨張させて緩衝層(14、321)にすることにより、包装袋に入れた物体を保護し、輸送コストを節約できることができる。使用するときに包装袋に物体を入れたり引いたりすることで、クッションパッド(100、300)を膨張させることができ、クッションパッド(100、300)は緩衝材料として物品に充填されたり物品を包んだりすることができ、包装袋は物品を収納することができる。

Description

本発明は、速達包装の分野に関し、具体的には、クッションパッド及び該クッションパッドを用いて製造された包装袋に関する。
包装分野において、クッションパッドは主に包装物品を保護する役割を果たし、緩衝機能を必要とする。例えば、既存のエアクッション袋などの構造が挙げられる。クッションパッドがクッションとして機能するのは、クッションパッドが厚み方向に緩衝効果を有するためであるが、このようなクッションパッドは厚みが比較的大きい。輸送コストはクッションパッドのコストを厳しく制約する主要な原因であり、クッションパッド又はクッションパッドを用いて製造された包装袋を他の国や地域に輸送する場合、クッションパッドの厚さが比較的大きいため、クッションパッドの体積が増加し、大体積のクッションパッドと包装袋により輸送コストが増えることになる。
ダイカット紙又は紙上のダイカット領域は、主に紙素材にダイカットによりさまざまな構造の切断スリットを形成し、その後、切断スリットに外力を加えることにより、切断スリットを引き伸ばして立体網状構造にすることができ、立体網状構造は緩衝保護の役割を果たすことができる。
現在、物体の外面を包んで緩衝の役割を直接果たす素材には、主に、気泡緩衝材構造、プラスチック発泡体などが含まれているが、これらの素材は環境に優しいとは言えない。もちろん、ダイカット紙を引き伸ばした立体網状構造も物体の外面を直接包んで緩衝の役割を果たすことができる。しかし、ダイカット紙を引き伸ばす必要があり、引き伸ばす工程のほとんどは手で引き伸ばし、手で引き伸ばす過程において引き伸し点が手にあるので、付加力が不均一で、ダイカット紙を引き伸ばす際に一部分だけが引き伸ばされ、他の部分が引き伸ばされていないことになりやすかったり、ダイカット紙を引き伸ばす際に引き伸し力が強すぎて破損してしまう場合がある。
もちろん、ダイカット紙を利用して包装袋を作ることもできる。現在、ダイカット紙を利用して製造された包装袋は、主に、紙質の外側袋体内にダイカット紙を引き伸ばした立体網状構造を設置し、外側袋体の内壁に立体網状構造を貼り付けるものである。これにより、包装袋全体を紙製のものとすることができ、環境汚染を低減することができる一方、包装袋の緩衝効果を確保することができる。しかし、製造された包装袋は厚さが大きく、輸送コストの削減が困難である。また、ダイカット紙は引き伸ばされた立体網状構造として外側袋体の内壁に固定する必要があり、製造するときにダイカット紙を引き伸ばし処理する一方、立体網状構造を保持する特定構造を外側袋体内に固定する必要があるので、製造プロセスが複雑になる。
本発明の目的は、背景技術に記載の技術的課題を解決するために、クッションパッドを提供することである。
本発明は、紙素材で製造され、
少なくとも1つのパッドユニットを含み、
前記パッドユニットは、それぞれ少なくとも1層の第3面を含み、前記第3面はダイカット領域と伝達領域を含み、前記伝達領域は前記第3面の中心にあり、前記第3面の短手方向に沿って設けられた長尺状領域であり、前記ダイカット領域は前記伝達領域の一方の側に位置し、前記伝達領域は、前記ダイカット領域へ引き伸ばし力を伝達して、前記ダイカット領域を展開させることに用いられ、展開した前記ダイカット領域は緩衝層となり、前記緩衝層は前記第3面を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす、クッションパッドを開示する。
本発明はまた、
紙素材で製造され、
少なくとも1つのパッドユニットを含み、
前記パッドユニットは、それぞれ、
少なくとも1つの延展領域が設けられた第1面であって、前記延展領域が前記第1面の長手方向に沿って展開可能で、前記延展領域が展開すると前記第1面の長さが増加する第1面と、
長手方向の両端部がそれぞれ前記第1面の両端に固定され、長さが前記延展領域の展開に伴い増加するダイカット領域が設けられた少なくとも1層の第2面であって、前記ダイカット領域が展開して緩衝層となり、前記緩衝層により前記第2面を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす第2面と、を含み、
前記ダイカット領域は、展開すると3次元グリッド構造となる、別のクッションパッドを開示する。
本発明のパッドユニットが外力で引き伸ばされて展開すると、第3面は厚さ方向において膨張して、緩衝材料として機能し、物品の表面を包むことができる。しかも、クッションパッドは紙素材を利用したものであるため、使用済みのものが分解可能であり、環境にやさしい。製造されたクッションパッドが平面形状であり、輸送後に使用されるときにのみ立体網状構造に展開し、平面形状の製品は大体積の立体製品よりも輸送コストが節約される。
本発明はまた、
外側袋体と、
長手方向に沿って前記外側袋体内に設けられ、短手方向の両側辺が前記外側袋体に接続されないように構成された前記パッドユニットと、を含み、
物体を前記包装袋に入れる際に、収納方向が前記パッドユニットの長手方向と一致し、前記パッドユニットは収納方向に沿って展開し、前記パッドユニットの厚さ方向に膨張して、緩衝保護の役割を果たす、パッドユニットを用いて製造された包装袋を開示する。
本発明で開示された包装袋はパッドユニットを用いて製造されたものであり、製造された包装袋は平面構造であるので、輸送コストを節約することができる。使用する際には、包装袋内に物品を直接収納することができ、物品の重力や物品を入れるときの押し力により内部のパッドユニットが展開して、立体網状構造の緩衝層となり、緩衝層により包装袋が緩衝効果を有するようになる。該包装袋は、包装袋の内部で緩衝層を立体網状構造の形状で製造する必要がないため、製造プロセスが簡単であり、また、物品を入れるだけで袋体に緩衝層を形成できるので、包装袋が使用されやすい。
パッドユニットの構造概略図である。 本発明のパッドユニットの展開後の構造概略図である。 クッションパッドの構造概略図である。 包装袋の構造概略図である。 図1のパッドユニットを用いて製造された包装袋の側断面図である。 図1のパッドユニットを用いて製造された包装袋の上面断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図7の展開したパッドユニットの概略図である。 図7のパッドユニットを用いて製造されたクッションパッドの構造概略図である。 図7のパッドユニットを用いて製造された包装袋の側断面図である。 図7のパッドユニットを用いて製造された包装袋の上面断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図12のパッドユニットを用いて製造されたクッションパッドの構造概略図である。 図12のパッドユニットを用いて製造された包装袋の側断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図16のパッドユニットを用いて製造されたクッションパッドの構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 パッドユニットの第1面の構造概略図である。 パッドユニットの別の第1面の構造概略図である。 図16のパッドユニットの構造概略図である。 図21のパッドユニットの展開の構造概略図である。 図21のパッドユニットを展開していない包装袋の側断面図である。 図21のパッドユニットを展開した包装袋の側断面図である。 図21において展開した包装袋の上面断面図である。 図21のパッドユニットを用いて製造された包装袋の構造概略図である。 別のパッドユニットを用いて製造された、展開していない包装袋の構造概略図である。 図27のパッドユニットを展開した包装袋の構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図29のパッドユニットを用いて製造された、展開していない包装袋の側断面図である。 図31のパッドユニットを用いて製造された、展開した包装袋の側断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図33のパッドユニットを用いて製造された、展開していない包装袋の側断面図である。 図35のパッドユニットを用いて製造された、展開した包装袋の側断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図36のパッドユニットを用いて製造された、展開していない包装袋の側断面図である。 図37のパッドユニットを用いて製造された、展開した包装袋の側断面図である。 別のパッドユニットの構造概略図である。 図41のパッドユニットを用いて製造された、展開していない包装袋の側断面図である。 図42のパッドユニットを用いて製造された、展開した包装袋の側断面図である。
以下、特定実施例及び明細書の図面を参照して本発明についてさらに解釈して説明する。
図1及び図2に示すように、本発明は、クッションパッド100を開示し、該クッションパッド100は、紙素材で製造されるもので、緩衝充填材又は外装材として使用済みのものは、分解又は回收可能である。
クッションパッド100は、少なくとも1つのパッドユニット10を含み、前記パッドユニット10は、それぞれ、少なくとも1層の第3面11を含み、前記第3面11はダイカット領域12と伝達領域13を含み、前記伝達領域13は前記第3面11の中心にあり、前記第3面11の短手方向に沿って設けられた長尺状領域であり、前記ダイカット領域12は前記伝達領域13の一方の側に位置し、前記伝達領域13は、前記ダイカット領域12へ引き伸ばし力を伝達して、前記ダイカット領域12を完全に展開させることに用いられ、展開した前記ダイカット領域12は緩衝層14となり、前記緩衝層14は前記第3面11を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす。
本発明では、ダイカットにより得られたダイカット領域12とは、ダイカットにより紙素材で複数列の切断スリット122を切断したものであり、隣接する2列の切断スリット122は互いに千鳥状に設けられ、ダイカット領域12に外力が加えられると、切断スリット122は引き伸ばされて立体形状になり、3次元グリッド構造となる。切断スリット122を引き伸ばすと、一般的には、立体的な六角形や立体的な正方形が形成される。このとき、ダイカット領域12は、長さが増加し、また、厚さ方向において膨張して、緩衝層14となり、このように、緩衝保護の役割が果たされる。
ダイカット領域12の1つの特定構造としては、列状に配列された複数本のカットライン121を含み、各カットライン121は間隔を空けて分布している複数の切断スリット122を含み、隣接する2つのカットライン121の切断スリット122は互いに千鳥状に設けられ、各前記カットライン121の切断スリット122の長さ及び切断間隔がいずれも同じである。このようなダイカット領域12が引き伸ばされると、切断スリット122は立体的な六角形構造となる。
本実施形態では、クッションパッド100は、展開していないときに、厚さが紙の厚さに等しく、このとき、貨物輸送手段を通じて海外市場に輸送することができ、輸送コストを節約することができる。使用者が使用する際には、手動又は引き伸ばしデバイスにより前記クッションパッド100を引き伸ばし、ダイカット領域12を展開させて、厚さ方向において膨張させると、膨張したクッションパッド100は緩衝材料として機能する。
図3に示すように、前記パッドユニット10は、エンドツーエンドで接続された複数である。この場合、前記パッドユニット10を接続したクッションパッド100は帯状構造となり、このようにして、帯状に引き伸ばして緩衝層14を形成するのに有利である一方、物品の外側を包むときに、物品の外側に複数層巻き付けることで、緩衝効果がさらに向上し得る。
図4~図6に示すように、本発明は、また、クッションパッド100を用いて包装袋200を製造し、製造した包装袋200は、使用前の厚さが薄いので、輸送コストを大幅に節約することができる。輸送後に使用するときに外力で展開させたときにのみ、厚さが増加して緩衝効果がある包装構造が得られる。展開方式としては、最も好ましくは、物品を包装袋200内に入れるときに、物品の重力や物品を入れるときの押し力で前記パッドユニット10を包装袋200の内部で展開させて緩衝層14にし、緩衝効果を果たす。
具体的には、前記包装袋200は、外側袋体と、1つのパッドユニット10と、を含む。前記パッドユニット10は長手方向に沿って前記外側袋体内に設けられ、前記パッドユニット10の短手方向の両側辺は前記外側袋体に接続されないように構成され、これにより、前記ダイカット領域12を展開させやすくする。前記包装袋200に物体を入れる際に、収納方向が前記パッドユニット10の長手方向と一致し、前記パッドユニット10は収納方向に沿って展開して、その厚さ方向に膨張し、これにより、緩衝保護の役割が果たされる。
本実施形態では、前記パッドユニット10の長手方向の両端はそれぞれ前記外側袋体20の開口の内壁付近に設けられ、前記パッドユニット10の中心が前記外側袋体20内の中空部にある。前記パッドユニット10は、収納方向に沿って展開すると、その中心が前記内側袋体の底部に移動し、これにより、前記緩衝層14は前記外側袋体20の側面の実質的な全体を覆い、保護袋の緩衝効果が確保される。
図7及び図8に示すように、本発明の別の実施形態では、パッドユニット10はそれぞれ2つのダイカット領域12を含み、2つのダイカット領域12はそれぞれ前記伝達領域13の両側に位置する。パッドユニット10を展開させる必要がある場合、1つのダイカット領域12を外力で引き伸ばす。1つのダイカット領域12は伝達領域13を介して引き伸ばし力を別のダイカット領域12に均一に伝達し、これにより、別のダイカット領域12を展開させる。伝達領域13が設けられることにより、別のダイカット領域12を展開させるときに引き伸ばし力のムラにより捩じりが生じる、例えば、一部の領域が展開して立体網状構造となるが、残りの部分が展開できないことを回避する。また、2つのダイカット領域12が展開する場合は、1つのダイカット領域12の構造よりも緩衝利用率が高まり、包材又は充填材として使用される場合は緩衝層14の包む範囲が大きくなり、緩衝効果がより向上する。
図9に示すように、2つのダイカット領域12を有する複数のパッドユニット10はエンドツーエンドで接続され、クッションパッド100となる。このようなクッションパッド100を引き伸ばして物品の表面を包む場合、1つのみのダイカット領域12を有するクッションパッド100と比べて、緩衝効果がさらに向上する。
図10及び図11において、本実施形態のパッドユニット10を用いて包装袋200が製造され、具体的には、前記包装袋200は、外側袋体20と、2つのダイカット領域12を有する1つのパッドユニット10と、を含む。前記包装袋200に物体を入れる際に、収納方向が前記パッドユニット10の長手方向と一致し、前記パッドユニット10の2つのダイカット領域12は収納方向に沿って展開し、前記包装袋200の両側面に2つの緩衝層14が形成され、2つの緩衝層14は前記パッドユニット10の厚さ方向において膨張し、これにより、緩衝保護の役割が果たされる。このような構造は、前記包装袋200の両側面の任意の方向からの破壊力に抗することができる。
同様に、前記パッドユニット10の長手方向の両端はそれぞれ前記外側袋体20の開口の内壁付近に設けられ、前記パッドユニット10の中心が前記外側袋体20内の中空部にある。前記パッドユニット10が収納方向に沿って展開すると、前記パッドユニット10の中心が前記内側袋体の底部に移動し、これにより、前記緩衝層14は前記外側袋体20の側面の実質的な全体を覆い、しかも、2つの側面全体が全て覆われ、保護袋の緩衝効果が確保される。
図12に示すように、本発明の別の実施形態では、パッドユニット10は複数の第3面11を含んでもよく、複数層の第3面11の両端は互いに接続され、この場合、複数の第3面11は1つのみのダイカット領域12を有してもよく、2つのダイカット領域12を有してもよく、1つのダイカット領域12を有するパッドユニット10と2つのダイカット領域12を有するパッドユニット10を組み合わせたものであってもよい。本実施形態では、複数の第3面11のすべては、ダイカット領域12が引き伸ばされると立体網状構造の緩衝層14となり、つまり、複数の緩衝層14が得られ、複数の緩衝層14を積層すると緩衝効果がより高くなる。
図13及び図14に示すように、複数の第3面11を有するパッドユニット10を用いて包装袋200が製造され、このような包装袋200は、1層のみの第3面11を有するパッドユニット10で製造された包装袋200と比べて、緩衝効果がより良好である。
本発明の好ましい実施形態としては、前記パッドユニット10は複数の第3面11を有し、隣接する2層の前記第3面11の伝達領域13は千鳥状に設けられるか、又は完全に重なっていない。この場合、2層のダイカット領域12が展開すると、少なくとも1層の緩衝層14が別の層の前記伝達領域13に対向し、前記伝達領域13はダイカットを受けていない紙素材であり、別の層の前記緩衝層14の支持面として機能することができ、緩衝層14は力を受けると支持面に作用し、支持面が反作用すると緩衝層14の回復性が向上し、さらに優れた緩衝効果が示される。
本発明の以上の実施形態では、パッドユニット10を製造するときに、ダイカット領域12を引き伸ばして立体網状構造にする必要がないため、輸送コストを節約することができる。また、パッドユニット10を用いて包装袋200を製造したときにも、立体網状構造としてそれを包装袋200の内部に固定する必要もなく、平面紙素材を直接接続又は貼着すればよく、このように、輸送コストを節約できることができ、製造プロセスを簡単にする。
図15に示すように、本発明はまた、別のクッションパッド300を開示し、前記クッションパッド300は、紙素材で製造され、1つのパッドユニット30を含む。パッドユニット30は、第1面31と第2面32を含み、前記第1面31は、延展領域311が設けられており、前記延展領域311が前記第1面31の長手方向に沿って展開可能で、前記延展領域311が展開すると、前記第1面31の長さが増加する。前記第2面32は、長手方向の両端部がそれぞれ前記第1面31の両端に固定され、長さが前記延展領域311の展開に伴い増加するダイカット領域320が設けられており、前記ダイカット領域320が展開して緩衝層となり、前記緩衝層により前記第2面32を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす。前記ダイカット領域320は展開すると3次元グリッド構造となる。
前記ダイカット領域320は列状に配列された複数本のカットライン322を含み、各カットライン322は、間隔を空けて分布している複数の切断スリット323を含み、隣接する2つのカットライン322の切断スリット323は互いに千鳥状に配置されており、各前記カットライン322の切断スリット323の長さ及び切断間隔がいずれも同じである。ダイカット領域320が引き伸ばされたときに、このようなカットライン322及びカット開口部は立体的な六角形開口となり、これにより、前記ダイカット領域320が緩衝層となり、緩衝保護の役割が果たされる。
本実施形態では、延展領域311は引き伸ばし得る区域であり、延展領域311の展開長さが第2面32においてダイカット領域320が引き伸ばされる長さと同じであり、展開したダイカット領域320は同様に立体網状構造の緩衝層となり、緩衝の役割を果たす。このようなパッドユニット30も物品の外側を包んで保護の役割を果たすことができる。
図16に示すように、本発明の別の実施形態では、前記延展領域311は2つであり、2つの前記延展領域311はそれぞれ前記第1面31の両端に近い。第1面31が外力で引き伸ばされると、2つの延展領域311は第2面32に同期して展開し、1つのみの延展領域311を有する実施形態と比べて、より引き伸ばしやすく、また、延展領域311の引き伸ばし長さが大きく、前記第2面32により高い引き伸ばし率を付与することができる。
図17に示すように、本実施形態では、前記クッションパッド300は、エンドツーエンドで接続された複数のパッドユニット30を有してもよく、前記第1面31及び前記第2面32は、前記パッドユニット30の端部で互いに固定される。この場合、複数の前記パッドユニット30を接続したクッションパッド300は帯状構造となり、このようにして、帯状に引き伸ばして緩衝層を形成するのに有利である一方、物品の外側を包むときに、物品の外側に複数層巻き付けることで、緩衝効果がさらに向上し得る。
図18に示すように、本実施形態では、前記パッドユニット30は複数の第2面32を含んでもよく、複数の第2面32は第1面31の両端で互いに接続され、複数の第2面32が引き伸ばされると、複数層の緩衝層構造が形成され、緩衝効果がより良好になる。好ましくは、複数の第2面32の複数本のカットライン322は千鳥状に設けられ、このようにして、複数の第2面32が引き伸ばされると、形成された立体網状構造も千鳥状になり、この場合、複数の緩衝層は互いに作用したり噛み合ったりして、より大きな支持力が得られ、これにより、緩衝効果がよりよく確保される。
図19及び図20に示すように、前記延展領域311は、前記第1面31を短手方向において皺加工して又は折り畳んで形成され、前記延展領域311が展開したときに増加した長さと、前記第1面31及び第2面32の増加した長さとが、同じである。
皺加工や折り畳みのような製造方式は、簡単で、第1面31の製造プロセスへの要件を低減させ、パッドユニット30の生産効率を確保しつつ、コストを削減させることができる。図21~図24に示すように、本発明はまた、本実施形態におけるパッドユニット30を用いて製造された包装袋400を開示する。具体的には、前記包装袋400は、外側袋体40と、1つのパッドユニット30と、を含む。前記パッドユニット30は、長手方向に沿って前記外側袋体40の内部に設けられ、前記パッドユニット30の短手方向の両側辺が前記外側袋体40に接続されないように構成される。前記包装袋400に物体を入れる際に、収納方向が前記パッドユニット30の長手方向と一致し、前記パッドユニット30は、収納方向に沿って展開して、前記パッドユニット30の厚さ方向に膨張し、これにより、緩衝保護の役割が果たされる。
前記パッドユニット30の幅が前記包装袋400の幅未満であり、前記パッドユニット30を展開させた後、前記パッドユニット30の短手方向の両側辺が前記外側袋体40の2つの内側辺に当接し、前記外側袋体40と前記パッドユニット30との間で比較的密閉空間を形成する。
前記パッドユニット30の長手方向の両端はそれぞれ前記外側袋体40の開口の内壁付近に設けられ、前記パッドユニット30の中心が前記外側袋体40の中空部にあり、前記パッドユニット30は、収納方向に沿って展開すると、その中心が前記内側袋体の底部に移動する。
前記包装袋400に物体を入れる際に、収納方向が前記パッドユニット30の長手方向と一致し、前記第2面32のダイカット領域320は収納方向に沿って展開し、前記包装袋400の両側面に2つの緩衝層321が形成され、2つの緩衝層321は前記パッドユニット30の厚さ方向において膨張し、これにより、緩衝保護の役割が果たされる。このような構造は、前記包装袋400の両側面の任意の方向からの破壊力に抗することができる。
包装袋400内のパッドユニット30が展開していないときの包装袋400の形状が図21に示され、包装袋400内のパッドユニット30が展開した包装袋400の構造が図22に示される。図から分かるように、第2面32が展開すると、前記第1面31の延展領域311も同期して展開し、平滑な内壁構造が形成され、物体を入れることが容易になる。
図23及び図24に示すように、好ましくは、前記第1面31の一端からの一方の前記延展領域311の距離と、前記第1面31の他端からの他方の前記延展領域311の距離とが、異なる。この場合、第1面31が展開したときに、2つの延展領域311は互いに位置をずらしており、これにより、包装袋400の内部のような狭い空間において展開時の互いの干渉がなくなり、延展領域311の展開時の抵抗力が低下し、物体を入れることがより容易化し、さらに展開の有効性が確保される。
2つの延展領域311の展開長さが同じであり、物品を入れるときに、展開長さを同じにすることにより、物体と第1面31との接触位置の変位が回避され、物品を入れることがより順調になり、物体と第1面31との摩擦力により物体を入れにくくなることや、第2面32を展開させるのに力がかかることが解決され、ここでは、押し力が大きい場合、第1面31の破損を引き起こす可能性があるのである。
さらに好ましくは、前記延展領域311は、前記第1面31を短手方向において折り畳んで形成され、2つの前記延展領域311の折り畳み幅が小さく、これにより、前記延展領域311は狭い空間内でも展開しやすくなる。
折り畳み幅を小さくすることにより、狭い空間内での展開をより順調にし、必要な押し力をより小さくする。
図25及び図26に示すように、好ましい実施形態では、前記第2面32の幅は前記第1面31の幅よりも僅かに小さく、図から分かるように、この場合、第2面32が完全に展開したときに、第2面32は外側袋体40及び第1面31に作用し、外側袋体40と第1面31を、物体の収納方向の側辺付近で接触させ、つまり、第1面31の長手方向2つの側辺が、外側袋体40の内壁に当接し、一方、第2面32の長手方向の両端は前記外側袋体40の開口付近に接続され、これにより、第2面32は第1面31と外側袋体40により密閉された空間内にある。第2面32自体が緩衝層321を有し、緩衝の役割を果たす一方、第2面32内には空気を含むキャビティが形成され、外側袋体40が外力による作用を受けた場合、キャビティ内の空気も緩衝の役割を果たすことができ、これにより、緩衝作用がさらに向上する。
図27及び図28に示すように、本発明の一実施形態としては、前記パッドユニット30は2層の第2面32を含み、2層の第2面32は互いにパッドユニット30の端部で接続され、パッドユニット30を用いて包装袋400を製造した場合、包装袋400の内部のそれぞれの側面に2層の緩衝層321が形成され、これにより、包装袋400の緩衝効果が向上し得る。
図29及び図30に示すように、本発明のパッドユニット30はまた、別の実施形態を有する。
前記第2面32は第1副面33と第2副面34を含み、前記第1副面33及び第2副面34はダイカット領域320であり、前記第1副面33及び前記第2副面34は共同で前記第2面32を構成する。前記第1副面33の一端は前記第1面31の一端に接続され、前記第1副面33の他端は前記第1面31の長手方向の中心線に接続される。前記第2副面34は前記第1面31の他端に接続され、前記第2副面34の他端は第1面31の長手方向の中心線に接続される。
図31及び図32に示すように、本実施形態では、パッドユニット30を用いて包装袋400が製造され、パッドユニット30を2つ折りにすることにより、前記第1面31の中心線の位置が外側袋体40の底部に合わせることが確保される。本パッドユニット30を用いて包装袋400を製造する場合、包装袋400自体が薄いので、輸送コストを削減させることができる。包装袋400に物体を入れたり前記第2面32の第1副面33及び第2副面34を外力で押して展開させたりすると、第1副面33及び第2副面34は厚さ方向において膨張して緩衝層321となる。第1副面33及び第2副面34が膨張するときに、第1副面33は、自体の両端からの引張力、つまり、それぞれ第1面31の一端及び第2面31の中心線における引張力による影響を受けるので、前記第1副面33を引いて展開させることが容易にされ、また、第2副面34の展開もより容易になる。
図33及び図34に示すように、本発明のパッドユニット30はまた、別の実施形態を有する。
前記第1面31は前記第1面31の中心にある伝達領域312を有し、前記第1面31の短手方向に沿って設けられた長尺状領域である。前記第2面32は第1副面33と第2副面34を含み、前記第1副面33及び第2副面34はダイカット領域320であり、前記第1副面33及び前記第2副面34は共同で前記第2面32を構成する。前記第1副面33の一端は前記第1面31の一端に接続され、前記第1副面33の他端は前記伝達領域312の一端に接続される。前記第2副面34は前記第1面31の他端に接続され、前記第2副面34の他端は前記伝達領域312の他端に接続される。
図35及び図36に示すように、本発明はまた、本パッドユニット30を用いて包装袋400を製造し、製造された包装袋400では、自体が薄いので、輸送コストを削減させることができ、また、包装袋400に物体を入れると、物体は伝達領域312に直接当接し、伝達領域312は第1面31を押して展開させ、第1面31は第1副面33及び第2副面34を展開させる。特に、展開すると、前記伝達領域312に対応する位置にダイカット領域320がないため、伝達領域312は前記包装袋400の底部に簡単に直接当接することができ、これにより、外側袋体40の2つの側面にわたって第1副面33及び第2副面34を展開させて形成した緩衝領域が覆われており、収納深さをさらに増大する。また、第1面31を展開させるのに必要な押し力が小さく、その展開が容易になり、さらに、入れられた物品の重力だけで第1副面33及び第2副面34を展開させることが可能とされる。第2面32が全体として第1面31を覆う場合と比べて、展開するときに前記伝達領域312が前記第2面32と摩擦しなしため、展開がさらに順調に確保される。
図37及び図38に示すように、本発明のパッドユニット30はまた、別の実施形態を有する。
前記第1面31は前記第1面31の中心にある伝達領域312を有し、前記第2面32は前記伝達領域312に対向する余白領域324を有し、前記伝達領域312は前記第1面31の短手方向に沿って設けられた長尺状領域であり、前記第2面32は第1副面33と第2副面34を含み、前記第1副面33及び前記第2副面34は、それぞれ前記余白領域324の両側に位置し、前記第1副面33、前記第2副面34及び前記余白領域324は共同で前記第2面32を構成し、前記第1副面33の前記余白領域324から離れた側は前記第1面31の一端に接続され、前記第2副面34の前記余白領域324から離れた反対側は前記第1面31の他端に接続される。
本実施形態では、前記第2面32は完全なものであり、第1副面33及び第2副面34は第2面32の一部であり、第2面32については、同様に、第2面32の両端をそれぞれ前記第1面31の両端に接続するだけでよく、第1副面33及び第2副面34に対してそれぞれ切断して貼り付けて固定する必要がない。
前記第1副面33及び第2副面34を展開させるときに、伝達領域312又は余白領域324を押したり引いたりするだけでよく、第2面32の余白領域324も第1面31と摩擦しないため、第1副面33及び第2副面34の展開もさらに順調になる。
図39及び図40に示すように、本発明では、本実施形態のパッドユニット30を用いて包装袋400が製造され、ここでは、パッドユニット30が前記包装袋400に固定されると、外側袋体40の2つの側面に完全な緩衝層321が形成され、さらに、余白領域324及び伝達領域312は前記包装袋400の底部に当接することができ、このため、収納深さが増大する。
図41及び図42に示すように、本発明のパッドユニット30はまた、別の実施形態を有する。
前記第1面31の延展領域311は前記ダイカット領域320であってもよく、前記第1面31は伝達領域312を有し、延展領域311は2つである。2つの前記延展領域311の両端はそれぞれ前記第1面31の長手方向の端部及び前記余白領域324に接続され、前記伝達領域312は前記第1面31の中心にあり、前記伝達領域312は前記第1面31の短手方向に沿って設けられた長尺状領域である。
このとき、前記伝達領域312を外力で押したり引いたりして、延展領域311を展開させて緩衝層321にするとともに、第2面32も展開させて緩衝層321にすることができ、この場合、パッドユニット30は2層の緩衝層321を有するようになる。
図43に示すように、本実施形態のパッドユニット30を用いて包装袋400が製造され、ここでは、包装袋400に物体を入れると、第1面31の延展領域311は展開するとともに、第2面32のダイカット領域320は展開し、2層構造が構成される。本パッドユニット30を製造するときに、ダイカットの1つのステップにおいて、前記第1面31と第2面32の両方を切断することができ、追加の貼り付けや皺加工、折り畳みの操作を必要としないため、製造プロセスが簡単で、低コスト化が図られる。
なお、以上の実施例は本発明の技術案を説明するために過ぎず、本発明の特許範囲を限定するものではなく、本発明は好適な実施例を参照して詳細に説明されたが、当業者が理解できるように、本発明の技術案について、本発明の技術案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正や同等置換を加えることができる。
30 パッドユニット
31 第1面
32 第2面
311 延展領域
320 ダイカット領域
322 カットライン
323 切断スリット

Claims (15)

  1. クッションパッドであって、
    紙素材で製造され、
    少なくとも1つのパッドユニットを含み、
    前記パッドユニットは、それぞれ、
    少なくとも1つの延展領域が設けられた第1面であって、前記延展領域が前記第1面の長手方向に沿って展開可能で、前記延展領域が展開すると前記第1面の長さが増加する第1面と、
    長手方向の両端部がそれぞれ前記第1面の両端に固定され、長さが前記延展領域の展開に伴い増加するダイカット領域が設けられた少なくとも1層の第2面であって、前記ダイカット領域が展開して緩衝層となり、前記緩衝層により前記第2面を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす第2面と、
    前記ダイカット領域が展開してなる3次元グリッド構造と、を含む、ことを特徴とするクッションパッド。
  2. 前記パッドユニットは、エンドツーエンドで接続される複数あり、前記第1面と前記第2面は前記パッドユニットの端部で互いに固定されている、ことを特徴とする請求項1に記載のクッションパッド。
  3. 前記延展領域は前記ダイカット領域であり、前記延展領域の両端はそれぞれ前記第1面に接続される、ことを特徴とする請求項2に記載のクッションパッド。
  4. 前記ダイカット領域は列状に配列された複数本のカットラインを含み、各カットラインは、間隔を空けて分布している複数の切断スリットを含み、隣接する2つのカットラインの切断スリットは互いに千鳥状に配置されており、各前記カットラインの切断スリットの長さ及び切断間隔がいずれも同じである、ことを特徴とする請求項3に記載のクッションパッド。
  5. 前記ダイカット領域は列状に配列された複数本のカットラインを含み、各カットラインは、間隔を空けて分布している複数の切断スリットを含み、隣接する2つのカットラインの切断スリットは互いに千鳥状に配置されており、各前記カットラインの切断スリットの長さ及び切断間隔がいずれも同じである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクッションパッド。
  6. 前記延展領域は前記第1面を短手方向において皺加工して又は折り畳んで形成され、前記延展領域が展開したときに増加した長さと、前記第1面及び第2面の増加した長さとが、同じである、ことを特徴とする請求項5に記載のクッションパッド。
  7. 前記延展領域は2つであり、2つの前記延展領域はそれぞれ前記第1面の両端に近く、前記第1面の一端からの一方の前記延展領域の距離と、前記第1面の他端からの他方の前記延展領域の距離とが、異なる、ことを特徴とする請求項6に記載のクッションパッド。
  8. 前記延展領域は前記第1面を短手方向において折り畳んで形成され、前記延展領域が狭い空間内で容易に展開できるように、2つの前記延展領域の折り畳み幅が小さく、
    前記第2面は2層あり、2層の前記第2面の両端がそれぞれ前記第1面の両端に接続される、ことを特徴とする請求項7に記載のクッションパッド。
  9. 前記第2面は第1副面と第2副面を含み、前記第1副面及び前記第2副面はダイカット領域であり、前記第1副面及び前記第2副面は共同で前記第2面を構成し、前記第1副面の一端は前記第1面の一端に接続され、前記第1副面の他端は前記第1面の長手方向の中心線に接続され、前記第2副面は前記第1面の他端に接続され、前記第2副面の他端は前記第1面の長手方向の中心線に接続される、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  10. 前記第1面は、前記第1面の中心にあり、前記第1面の短手方向に沿って設けられる長尺状領域である伝達領域を有し、
    前記第1副面の他端は前記伝達領域の一端に接続され、前記第2副面は前記第1面の他端に接続され、前記第2副面の他端は前記伝達領域の他端に接続される、ことを特徴とする請求項9に記載のクッションパッド。
  11. 前記第1面は前記第1面の中心にある伝達領域を有し、前記第2面は前記伝達領域に対向する余白領域を有し、前記伝達領域は前記第1面の短手方向に沿って設けられた長尺状領域であり、
    前記第2面は第1副面と第2副面を含み、前記第1副面及び前記第2副面は、それぞれ前記余白領域の両側に位置し、前記第1副面、前記第2副面及び前記余白領域は共同で前記第2面を構成し、前記第1副面の前記余白領域から離れた側は前記第1面の一端に接続され、前記第2副面の前記余白領域から離れた反対側は前記第1面の他端に接続される、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  12. クッションパッドであって、
    紙素材で製造され、
    少なくとも1つのパッドユニットを含み、
    前記パッドユニットは、それぞれ少なくとも1層の第3面を含み、前記第3面はダイカット領域と伝達領域を含み、前記伝達領域は前記第3面の中心にあり、前記第3面の短手方向に沿って設けられた長尺状領域であり、前記ダイカット領域は前記伝達領域の一方の側に位置し、前記伝達領域は、前記ダイカット領域へ引き伸ばし力を伝達して、前記ダイカット領域を展開させることに用いられ、展開した前記ダイカット領域は緩衝層となり、前記緩衝層は前記第3面を厚さ方向において膨張させて、緩衝保護の役割を果たす、ことを特徴とするクッションパッド。
  13. 包装袋であって、
    外側袋体と、
    長手方向に沿って前記外側袋体内に設けられ、短手方向の両側辺が前記外側袋体に接続されないように構成された請求項1又は請求項12に記載のパッドユニットと、を含み、
    物体を前記包装袋に収納する際に、収納方向が前記パッドユニットの長手方向と一致し、前記パッドユニットは収納方向に沿って展開し、前記パッドユニットの厚さ方向に膨張して、緩衝保護の役割を果たす、ことを特徴とする包装袋。
  14. 前記パッドユニットの幅は前記包装袋の幅未満であり、前記パッドユニットを展開させた後、前記パッドユニットの短手方向の両側辺が前記外側袋体の2つの内側辺に当接し、前記外側袋体と前記パッドユニットとの間で比較的密閉空間を形成する、ことを特徴とする請求項13に記載の包装袋。
  15. 前記パッドユニットの長手方向の両端はそれぞれ前記外側袋体の開口の内壁付近に設けられ、前記パッドユニットの中心が前記外側袋体内の中空部にあり、
    前記パッドユニットは、収納方向に沿って展開すると、その中心が前記内側袋体の底部に移動する、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の包装袋。
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