JP2024086828A - 投写型画像表示装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シーンによって動きの速さや空間周波数が変化する場合であっても、不自然な画像を表示することを防止できる投写型画像表示装置を提供する。【解決手段】投写型画像表示装置は、入力画像信号に従って、光源からの照明光を変調して画像光を生成する画像表示素子と、互いに直交する2軸のうちの1軸又は2軸で揺動駆動制御されかつ画像光の光路を変更して1軸又は2軸の画素シフトを行う透明平行平板と、それを透過した画像光を拡大投写する投写光学系と、入力画像信号に対してリサンプリング処理を行うリサンプリング処理部と、入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、リサンプリング処理をせず画素シフトをしないことと、1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を実行させ1軸の画素シフトを行うことと、2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を実行させ2軸の画素シフトを行うことと、のうちの1つを選択的に実行する制御部とを備える。【選択図】図13

Description

本開示は、例えばプロジェクタなどの投写型画像表示装置とその制御方法に関する。
従来技術に係る投写型画像表示装置においては、画像信号が動きの早い動画であるか、画像全体の空間周波数が一様かあるいは一部だけ空間周波数が高いかを判定し、動きの早い動画や空間周波数が一様である場合は画素シフトをオフにし、動きの遅い動画や空間周波数が高い場合は画素シフトをオンにする(例えば、特許文献1参照)。これにより、各種画像信号に対して最適に高解像度化された表示を得るとともに、消費電力を抑えることができる。
特開2006-345550号公報
しかし、従来技術に係る投写型画像表示装置では、画像信号の種類により画素シフトのオン・オフが繰り返されることがあり、シーンによって解像度が変化することで、不自然な画像と感じてしまうという課題があった。なお、画素シフトは、「ウォブリング」又は「画素ずらし」とも呼ばれる。
本開示は、シーンによって動きの速さや空間周波数が変化する場合であっても、不自然な画像を表示することを防止できる投写型画像表示装置とその制御方法を提供する。
本開示に係る投写型画像表示装置は、
入力画像信号に従って、光源からの照明光を変調して画像光を生成する画像表示素子と、
互いに直交する2軸のうちの1軸又は2軸で揺動駆動制御される透明平行平板であって、前記画像表示素子からの画像光の光路を変更することで、前記画像光に対して1軸又は2軸の画素シフトを行う透明平行平板と、
前記透明平行平板を透過した画像光を拡大投写する投写光学系と、
前記入力画像信号に対してリサンプリング処理を行うリサンプリング処理部と、
前記入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、
(1)前記入力画像信号に対してリサンプリング処理をしないように前記リサンプリング処理部を制御し、かつ前記画像光に対して画素シフトをしないように前記透明平行平板を制御することと、
(2)前記入力画像信号に対して1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して1軸の画素シフトを行うように前記透明平行平板を制御することと、
(3)前記入力画像信号に対して2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して2軸の画素シフトを行うように前記透明平行平板を制御することと、
のうちの1つを選択的に実行するように制御する制御部と、
を備える。
従って、本開示によれば、入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、画像光に対して、画素シフトしない、1軸の画素シフト又は2軸の画素シフトを行うように、前記透明平行平板を選択的に制御する。これにより、シーンによって動きの速さや空間周波数が変化する場合であっても、不自然な画像を表示することを防止できる。
実施形態に係るプロジェクタ100の投写光学系の構成例を示す概略図 図1のプロジェクタ100の画像処理回路420の構成例を示すブロック図 図1のプロジェクタ100の光学素子駆動装置430の構成例を示す概略図 図3の光学素子駆動装置430のアクチュエータ401の構成例を示す概略図 図1の平行平板ガラス400による光路変更の原理を説明するための概略図 図1の平行平板ガラス400の平面図 図1の平行平板ガラス400の動作を説明するための概略図 図2の画像処理回路420に入力される入力画像信号の構成例を示す模式図 図8の入力画像信号から生成される2倍密画像用サブフレーム画像を示す正面図 図9のサブフレーム画像を2倍密画像になるように画素シフトさせた状態の画像を示す正面図 図8の入力画像信号から生成される4倍密画像用サブフレーム画像を示す正面図 図9のサブフレーム画像を4倍密画像になるように画素シフトさせた状態の画像を示す正面図 図2の画素シフト制御部405及び制御回路440により実行される画素シフト制御処理を示すフローチャート 図13の画素シフト制御処理の実行例を示す表形式の模式図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(発明者の知見)
従来技術では、上述のように、入力画像信号の種類により画素シフト処理のオン/オフが繰り返されることがあり、シーンによって解像度が変化することで、不自然な画像と感じてしまうという課題があった。
これを解決するために、本開示に係る実施形態では、入力画像信号のフレームレート及び画素数(又は解像度)に応じて、画素シフト処理をオフすることと、1軸の画素シフト処理を行うことと、2軸の画素シフト処理を行うことの3パターンのうちの1つのパターンを選択するように切り替えることを特徴としている。
を切り替える。
以下、図1~図14を用いて、実施形態を説明する。
(プロジェクタの投写光学系の構成)
図1は実施形態に係る投写型画像表示装置の一例であるプロジェクタ100の投写光学系の構成例を示す概略図である。図1を参照して、プロジェクタ100の投写光学系の構成について以下に説明する。
図1において、プロジェクタ100は、発光管110と発光管110で発光した白色光を反射するリフレクタ120とから構成される光源130を備える。発光管110は、互いに波長域が異なる赤色の光、緑色の光及び青色の光を含む白色の光束を射出する。発光管110は、例えば、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプで構成される。リフレクタ120は、一の焦点位置に配置された発光管110から射出された光束を反射させ、前方に平行光として出射する。
光源130からの白色光は、照明光学系に入力される。照明光学系は、レンズ160、ロッド170、レンズ180及びミラー190を有する。照明光学系は、光源130から射出された光束をデジタルミラーデバイス(以下、DMDという)240、250、260に導く。ロッド170は、内部で光を全反射させる柱状ガラス部材である。光源130から射出された光束は、ロッド170内で複数回反射する。これにより、ロッド170の出射面での光強度分布は実質的に均一になる。
レンズ180は、ロッド170の出射面の光束をDMD240、250、260に結像するリレーレンズである。ミラー190は、レンズ180を介した光束を反射する。反射した光束は、フィールドレンズ200に入射する。フィールドレンズ200は、入射した光を略平行な光束に変換するレンズである。フィールドレンズ200を介した光束は、全反射プリズムに入射する。
全反射プリズムは、プリズム270とプリズム280とで構成される。プリズム270とプリズム280との近接面には空気層210が存在する。空気層210は薄い空気層である。空気層210は、臨界角以上の角度で入射する光束を全反射する。全反射した光束は、カラープリズムに入射する。
カラープリズムは、プリズム221、プリズム231及びプリズム290で構成される。プリズム221とプリズム231との近接面には青色の光を反射するダイクロイック膜220が設けられている。また、プリズム231とプリズム290との近接面には赤色の光を反射するダイクロイック膜230が設けられている。カラープリズムにはDMD240、250、260が配備される。
DMD240、DMD250及びDMD260は、1920×1080個のマイクロミラーを有する。DMD240、DMD250及びDMD260は、画像信号に応じて、各マイクロミラーを偏向させる。これにより、DMD240、DMD250及びDMD260は、投写光学系300に入射させる光と、投写光学系300の有効範囲外へ反射する光とに画像信号に応じて分けることによって、DMDに入射される光を変調する。なお、DMD240には、緑色の光が入射する。DMD250には、赤色の光が入射する。DMD260には、青色の光が入射する。
DMD240、DMD250及びDMD260で反射された光束のうち投写光学系300に入射する光束は、カラープリズムにて合成される。合成された光束は、全反射プリズムに入射する。全反射プリズムに入射した光束は、空気層210に臨界角以下で入射する。従って、この光束は空気層210を透過して投写光学系300に入射する。
投写光学系300は、入射した光束を拡大するための光学系である。投写光学系300は、フォーカス機能やズーム機能を有し、DMDからの画像光を投写面上に投写することにより、投写面上に画像を映出する。
プロジェクタ100は、投写光学系の光軸に垂直な面内に配置され、後述するような動作が可能な光学素子として、透明平行平板の一例である平行平板ガラス400を備える。プロジェクタ100は、この平行平板ガラス400を動作させることでDMDにより生成される画像を構成する画素の投写面であるスクリーン上での表示位置を画素ピッチ以下の間隔でずらす。これにより、プロジェクタ100は高解像度の画像を投写できる。
(プリズムと投写レンズとの間の構成)
次に、全反射プリズム及びカラープリズムからなるプリズムブロックと、投写光学系300との間に配置される平行平板ガラス400を駆動するための画像処理回路420及び光学素子駆動装置430について説明する。
図2は図1のプロジェクタ100の画像処理回路420の構成例を示すブロック図である。また、図3は図1のプロジェクタ100の光学素子駆動装置430の構成例を示す概略図である。なお、図2で示す画像処理回路420は、それに接続されるパーソナルコンピュータ(PC)などの外部装置を除きプロジェクタ100内に配備されるものである。
本実施形態では、光学素子として平面円形状の平行平板ガラス400を使用している。図2及び図3において、平行平板ガラス400の端部は連結部材406a、406b、406c、406dによって4個のアクチュエータ401a、アクチュエータ401b、アクチュエータ401c、アクチュエータ401d(これらのアクチュエータ401a~401dを総称して、アクチュエータ401という)の可動部407a、407b、407c、407d(これらの可動部を総称して、407という)とそれぞれ連結されている。
図4は図3の光学素子駆動装置430のアクチュエータ401の構成例を示す概略図である。本実施形態ではアクチュエータ401の一例として、ボイスコイルモータ(VCM)を使用している。図4において、ロ字型をしたヨーク4011の内部に異なる磁極の永久磁石(N極の永久磁石4012とS極の永久磁石4013)が一定の距離を隔てて対向するよう配置され、その対向配置された永久磁石4012、4013の間に可動部407が配置される。
可動部407にはガイド窓4070が開設されており、このガイド窓4070にヨーク4011が挿通され、可動部407に設けられたコイル4014が、対向配置された永久磁石4012、4013の間に配備される。コイル4014に駆動信号電流を流すと、可動部407は矢印407Dの方向の一軸方向に移動する。この可動部407の移動量はコイル4014に流れる信号電流の大きさに応じて、基準位置から正方向又は負方向に移動する。可動部407の移動量は、可動部407に取り付けられた位置センサ402を、図2に示す位置検出回路403が検出することによって検出される。コイル4014が取り付けられた可動部407と永久磁石4012、4013との間には僅かながら隙間が生じている。従って、可動部407は駆動信号電流により駆動される一軸方向に対して垂直方向の力が加わっても、その僅かな隙間分で許容される距離だけ変位が可能で、可動部407は傾くことができる。
アクチュエータ401の可動部407が結合される連結部材406は、図6に示すように平行平板ガラス400の面中心Oで互いに直交するA-C軸とB-D軸上において、各辺の中央の端部EA、EB、EC、EDで連結されている。
図2において、4つのアクチュエータ401a~401dは、画素シフト制御部405の制御信号によって制御される駆動回路404a、404b、404c、404dによって駆動される。駆動回路404a~404dからの駆動信号電流によってアクチュエータ401a~401dは、一軸方向にその可動部407a~407dが進退するように駆動される。可動部407a~407dの位置は、それに設けられた位置センサ402a~402dが位置検出回路403a~403dによって検出される。そして、位置検出回路403a~403dの検出出力は画素シフト制御部405に入力され、画素シフト制御部405はこの検出信号に基づいて、アクチュエータ401a~401dの可動部407a~407dの位置を常時監視し、アクチュエータ401a~401dをサーボ制御する。
また、図2において、入力画像信号は画像信号入力部414に入力される。画像信号入力部414は内蔵するバッファメモリで一時的に格納した後、画像信号処理部415に出力する。画像信号処理部415は入力される入力画像信号を、例えばスケーリング処理、色補正処理、フレーム間補間(FRC)処理などの所定の画像信号処理を実行して、処理後の画像信号を画像信号判別部410及びリサンプリング処理部413に出力する。なお、画像信号判別部410及びリサンプリング処理部413は例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの制御回路440内に実装される。
画素シフト制御部405及び制御回路440は、入力されるサブフレーム画像信号の画素数(解像度)及びフレームレートに基づいて、後述する図13の画素シフト制御処理を実行する。ここで、画像信号判別部410は、入力されるサブフレーム画像信号の画素数(解像度)及びフレームレートに基づいて、1軸又は2軸の画素シフト処理を実行するか否かを、例えば以下の表1の判断基準により判別し、判別結果を示す判定結果信号を画素シフト制御部405及びリサンプリング処理部413に出力する。なお、RESsignalは入力画像信号の解像度又は画素数(水平画素数×垂直画素数であり以下同様である)であり、RESdmdはDMD240、250、260の解像度又は画素数である。
Figure 2024086828000002
具体的には、画素シフト制御部405は、入力されるサブフレーム画像信号の画素数(解像度)及びフレームレートに応じて、DMD駆動部411で生成される同期信号に基づいて、駆動回路404a~404dに供給する同期信号を生成する。
さらに、各アクチュエータ401a~401dの可動部407a~407dの移動量は、シフト量操作部412を操作することにより調整量を示す信号が画素シフト制御部405に入力され、画素シフト制御部405が駆動回路404a~404dを制御することにより調整される。シフト量操作部412は、例えばプロジェクタ100本体に設けられる操作キーであってもよく、プロジェクタ100を操作するリモートコントローラに割り当てられたキーであってもよい。
図5は図1の平行平板ガラス400による光路変更の原理を説明するための概略図である。
図5に示すように、平行平板ガラス400の面が、入力光線Liに対して直交しているとき、入力光線Liは、平行平板ガラス400と空気の界面において屈折せずに直進する。入力光線が屈折せずに平行平板ガラス400を通過し、また空気に出る界面においても、平行平板ガラス400が平行平面であるために、光線と界面が直交しているため、屈折せずに直進する。このため入力光線が画像光である場合、画像の移動(シフト)は発生しない。
一方、平行平板ガラス400が、図5の破線で示すように入力光線に対して直交していないとき、入力光線は、平行平板ガラス400と空気の界面において屈折する。入力光線Liが屈折して平行平板ガラス400に入射後、平行平板ガラス400を通過し、空気に出る界面においても、平行平板ガラス400が平行平面であるために、光線と界面が直交していないため屈折する。
平行平板ガラス400に入射するときに屈折する角度と、平行平板ガラス400から出射するときに屈折する角度は等しいため、入力光線Liが画像光であると、出力光線Loの画像光は平行平板ガラスの傾き方向に平行移動する。この結果、平行平板ガラス400から出力され投写される画像の表示位置が移動(シフト)することになる。
図6は図1の平行平板ガラス400の平面図であり、図7は図1の平行平板ガラス400の動作を説明するための概略図である。
上述の原理を利用して、図6に示すように、平行平板ガラス400の中心Oを通る互いに直交するA-C軸とB-D軸上にあるガラス端部EAとEC、及びEBとEDを各アクチュエータ401a~401dの連結部材でそれぞれ可動部407a~407dと搖動自在に連結する。そして、アクチュエータ401a~401dを駆動することによって、中心Oの位置を一定に保持しつつ、例えば、図7に示すA-C軸を、B-D軸を回転軸中心として端部EAを所定量上方に移動させ、端部ECを所定量下方に移動させるとともに、B-D軸を、A-C軸を回転軸中心として端部EBを所定量下方に移動させて、端部EDを所定量上方に移動させる。これによって、平行平板ガラス400に入射する画像光の光路が変更され所定の位置に画素が表示される。この状態から、同様にして各端部を上下方向に制御することによって、画素の表示位置を移動させる、画素シフトを行うことができる。
リサンプリング処理部413は、入力される判定結果信号に基づいて、入力される画像信号の1フレーム毎に、光学素子駆動装置による投写位置の移動に対応した2枚、もしくは4枚のサブフレーム画像信号を生成してDMD駆動部411に出力する。なお、サブフレーム画像信号の画素数は、DMD240、250、260の対応画素数と同じである。
(2倍密画像の出力動作)
画素シフト制御部405は、リサンプリング処理部413で生成した2枚のサブフレーム信号から、DMD駆動部411で生成される同期信号に基づいて、駆動回路404a~404dに供給する同期信号を生成する。DMD駆動部411は、リサンプリング処理部413で生成した2枚のサブフレーム信号を、出力フレームレートの2倍の速度で出力するようにDMD駆動信号を生成する。アクチュエータ401a~401dの駆動回路404a~404dは、DMD駆動部411に同期してアクチュエータ401a~401dを駆動し、画素の投写位置を移動させるよう、アクチュエータ駆動信号を生成する。
図8は図2の画像処理回路420に入力される入力画像信号の構成例を示す模式図であり、図9は図8の入力画像信号から生成される2倍密画像用サブフレーム画像を示す正面図である。以下、図2の画像処理回路420の具体的な動作例について図8及び図9を用いて説明する。
ここで、プロジェクタ100において、DMD240、250、260は水平方向1920画素×垂直方向1080画素の画像を出力可能である。また、平行平板ガラス400をアクチュエータ401a~401dで駆動することにより、水平方向1/2画素分、垂直1/2画素分だけ投写位置をずらす(シフトする)ように設定されている。ここで、1/2画素分(又は、半画素分)ずらすとは、画素を画素間のピッチの半分の位置まで移動させることを意味する。
図8は、プロジェクタ100の画像出力システム4000においてサブフレーム画像を作成するためのベースとなる入力画像信号であり、水平方向3840画素×垂直方向2160画素の、いわゆる4K2K画像である。この入力画像信号の画素数は、DMD240、
250、260の画素数の4倍である。この入力画像信号は、外部機器から直接入力された画像信号であっても良いし、より低解像度の入力画像をシステム内部においてアップコンバートした信号であってもよい。
次いで、画像信号処理部415におけるサブフレーム画像信号の生成方法について説明する。
図9は、図8で示す1フレームの入力画像信号から互いに異なるサンプル位置でリサンプリングすることにより2枚のサブフレーム信号(リサンプリング画像信号)を生成する方法を示したものである。図8の入力画像信号において、水平方向に画素の列番号が0、1、2、3、4、5、…と付され、垂直方向に画素の行番号が0、1、2、3、…と付されている。
ここで、
(1)水平方向に列番号0から数えて何番目の列番号であるかを示す数値を2で除した余りが0であり、かつ、垂直方向に行番号0から数えて何番目の行番号であるかを示す数値を2で除した余りが0である画素をサンプリングした信号を、第1のサブフレーム信号とする。
(2)水平方向に列番号0から数えて何番目の列番号であるかを示す数値を2で除した余りが1であり、かつ、垂直方向に行番号0から数え何番目の行番号であるかを示す数値を2で除した余りが1である画素をサンプリングした信号を、第2のサブフレーム信号とする。
図10は図9のサブフレーム画像を2倍密画像になるように画素シフトさせた状態の画像を示す正面図である。
DMD240、250、260は、出力フレームレートの2倍の速度で2枚のサブフレームを出力する。具体的には、出力フレームレートを60Hzとすると、サブフレームは120Hzで出力され、アクチュエータ401a~401dは60Hzで駆動される。図10はこのときのアクチュエータ401a~401dに指示する変位(VCM変位量)とサブフレーム画像の移動の様子を模式的に示している。この場合、図10に示すように、アクチュエータ401aに対しては変位Aを指示し、アクチュエータ401cに対しては変位Aを反転した変位Cを指示する。アクチュエータ401bとアクチュエータ401dに対しては、変位を変化させない。これによって、平行平板ガラス400はB-D軸を回転軸として搖動することになるので、これにより、入力画像光の光路が変更され、互いに半画素ずれた第1のサブフレーム画像と第2のサブフレーム画像が投写されることになる。
(4倍密画像の出力動作)
リサンプリング処理部413では、入力された画像信号の1フレーム毎に、平行平板ガラス400及びアクチュエータ401a~401dによる投写位置の移動に対応した4枚のサブフレーム画像信号を生成する。
リサンプリング処理部413で生成した4枚のサブフレーム画像信号を、DMD駆動部411に送り、出力フレームレートの4倍の速度で出力するようDMD駆動信号を生成する。DMD駆動部411に同期して平行平板ガラス400を駆動し画素の投写位置を移動させるように、画素シフト制御部405でアクチュエータ駆動信号を生成し、駆動回路404a~404dに出力する。
図11は図8の入力画像信号から生成される4倍密画像用サブフレーム画像を示す正面図であり、図12は図9のサブフレーム画像を4倍密画像になるように画素シフトさせた状態の画像を示す正面図である。図11及び図12を参照して、2方向に投写位置を移動可能な場合の画像出力システム動作について説明する。なお、表示素子の対応解像度及び入力画像信号の解像度は2倍密度画像の出力動作で説明した場合と同様である。
まず、画像信号処理部415におけるサブフレーム信号の生成方法について説明する。図11は図8で示す1フレームの入力画像信号から、互いに異なるサンプル位置でリサンプリングすることにより4枚のサブフレーム信号(リサンプリング画像信号)を作成する方法を示したものである。
図8に示す入力画像信号において、
(1)水平方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが0であり、かつ、垂直方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが0である画素をサンプリングした信号を、第1のサブフレームとする。
(2)水平方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが1であり、かつ、垂直方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが0である画素をサンプリングした信号を、第2のサブフレームとする。
(3)水平方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが1であり、かつ、垂直方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが1である画素をサンプリングした信号を、第3のサブフレームとする。
(4)水平方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが0であり、かつ、垂直方向に0から数え何番目であるかを示す数値を2で除した余りが1である画素をサンプリングした信号を、第4のサブフレームとする。
DMD240、250、260は、出力フレームレートの4倍の速度で4枚のサブフレームを出力する。具体的には、出力フレームレートを60Hzとすると、サブフレームは240Hzで出力され、アクチュエータ401a~401dは60Hzで駆動される。
図12は、このときのアクチュエータ401a~401dに指示する変位(VCM変位)とサブフレーム画像の移動の様子を模式的に示している。この場合、アクチュエータ401aに対しては変位Aを指示し、アクチュエータ401cに対しては変位Aを反転した変位Cを指示する。アクチュエータ401bに対しては変位Bを指示し、アクチュエータ401dに対しては変位Bを反転した変位Dを指示する。そして、アクチュエータ401aとアクチュエータ401cに指示する変位波形に対してアクチュエータ401bとアクチュエータ401dに指示する変位波形は、位相が90°移相されている。これによって、平行平板ガラス400は、B-D軸及びA-C軸を回転軸として搖動することになるので、入力画像光の光路が水平、垂直方向に変位され、互いに半画素ずれた第1のサブフレーム画像、第2のサブフレーム画像、第3のサブフレーム画像、及び第4のサブフレーム画像が順次投写される。
(画素シフト制御処理)
図13は図2の画素シフト制御部405及び制御回路440により実行される画素シフト制御処理を示すフローチャートである。
図13のステップS1において、入力画像信号のフレームレートFRがFR≧192fpsであるか否かが判断され、YESのときはステップS2に進む一方、NOのときはステップS3に進む。ステップS2では、リサンプリング処理部413にリサンプリング処理を実行させず、光学素子駆動装置430の平行平板ガラス400に対して画素シフト処理を実行させず、当該画素シフト制御処理を終了する。
ステップS3では、フレームレートFRがFR≧60fpsであるか否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS7に進む。ステップS4では、入力画像信号の解像度(画素数)RESsignalがDMD240、250、260の解像度(画素数)RESdmdよりも大きいか否かが判断され、YESのときはステップS5に進む一方、NOのときはステップS6に進む。ステップS5では、リサンプリング処理部413に2軸リサンプリング処理を実行させ、かつ光学素子駆動装置430の平行平板ガラス400に対して2軸画素シフト処理を実行させ、当該画素シフト制御処理を終了する。一方、ステップS6では、リサンプリング処理部413にリサンプリング処理を実行させず、光学素子駆動装置430の平行平板ガラス400に対して画素シフト処理を実行させず、当該画素シフト制御処理を終了する。
ステップS7では、入力画像信号の解像度(画素数)RESsignalがDMD240、250、260の解像度(画素数)RESdmdよりも大きいか否かが判断され、YESのときはステップS8に進む一方、NOのときはステップS9に進む。ステップS8では、リサンプリング処理部413に1軸リサンプリング処理を実行させ、かつ光学素子駆動装置430の平行平板ガラス400に対して1軸画素シフト処理を実行させ、当該画素シフト制御処理を終了する。一方、ステップS9では、リサンプリング処理部413にリサンプリング処理を実行させず、光学素子駆動装置430の平行平板ガラス400に対して画素シフト処理を実行させず、当該画素シフト制御処理を終了する。
ここで、60fpsがフレームレートの第1のしきい値に対応し、192fpsがフレームレートの第2のしきい値に対応するが、本開示はこれに限らず、しきい値の大小関係を保持した上で、他のフレームレートであってもよい。
(実施形態の作用効果)
図14は図13の画素シフト制御処理の実行例を示す表形式の模式図である。
図13のステップS5では、入力画像信号の画素数がDMD240、250、260の画素数より大きく、かつフレームレートFRが60Hz以下の入力画像信号の場合は、2軸画素シフト制御することで高精細な画像を投写することができる。
また、図13のステップS8では、入力画像信号の画素数がDMD240、250、260の画素数より大きく、かつフレームレートFRが96Hz~120Hzの入力画像信号の場合は、1軸画素シフト制御することで、高精細かつ滑らかな画像を投写することができる。
さらに、図13のステップS2では、入力画像信号のフレームレートFRが192Hz以上の入力画像信号の場合及び上記以外の場合は、画素シフト処理をオフすることで、滑らかな画像を投写することができる。
これにより、各種画像信号に対して最適な画像を投写することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、画像光に対して、画素シフトしない、1軸の画素シフト又は2軸の画素シフトを行うように、前記透明平行平板を選択的に制御する。これにより、シーンによって動きの速さや空間周波数が変化する場合であっても、不自然な画像を表示することを防止できる。
(変形例)
以上の実施形態では、DMD240、250、260を使用しているが、本開示はこれに限らず、DMDに代えて、他の種類の画像表示素子であってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
従って、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、画素の表示位置をシフトして高精細な投写画像を映出することができる投写型画像表示装置に適用可能である。
100 プロジェクタ
130 光源
240、250、260 DMD
400 平行平板ガラス
401a、401b、401c、401d アクチュエータ
402a、402b、402c、402d 位置センサ
403a、403b、403c、403d 位置検出回路
404a、404b、404c、404d 駆動回路
405 画素シフト制御部
410 画像信号判別部
411 DMD駆動部
412 シフト量操作部
413 リサンプリング処理部
414 画像信号入力部
415 画像信号処理部
420 画像処理回路430 光学素子駆動装置
440 制御回路

Claims (8)

  1. 入力画像信号に従って、光源からの照明光を変調して画像光を生成する画像表示素子と、
    互いに直交する2軸のうちの1軸又は2軸で揺動駆動制御される透明板であって、前記画像表示素子からの画像光の光路を変更することで、前記画像光に対して1軸又は2軸の画素シフトを行う透明板と、
    前記透明板を透過した画像光を拡大投写する投写光学系と、
    前記入力画像信号に対してリサンプリング処理を行うリサンプリング処理部と、
    前記入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、
    (1)前記入力画像信号に対してリサンプリング処理をしないように前記リサンプリング処理部を制御し、かつ前記画像光に対して画素シフトをしないように前記透明板を制御することと、
    (2)前記入力画像信号に対して1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して1軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御することと、
    (3)前記入力画像信号に対して2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して2軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御することと、
    のうちの1つを選択的に実行するように制御する制御部と、
    を備え、
    前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが所定の第1のしきい値以上である第1のケースのとき、前記制御部は、表示不可を示す信号を出力する、
    る投写型画像表示装置。
  2. 前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値以上であるとき、前記制御部は、前記入力画像信号に対して画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させず、かつ前記画像光に対して画素シフトを行なわないように前記透明板を制御する、
    請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  3. 前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値以下である第2のケースのとき、前記制御部は、前記入力画像信号に対して2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して2軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御し、
    前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値未満であり、かつ、前記第2のしきい値を超える第3のケースのとき、前記制御部は、前記入力画像信号に対して1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して1軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御し、
    前記第1~第3のケース以外のときに、前記制御部は、前記入力画像信号に対してリサンプリング処理をしないように前記リサンプリング処理部を制御し、かつ前記画像光に対して画素シフトをしないように前記透明板を制御する、
    請求項1又は2に記載の投写型画像表示装置。
  4. 前記第1のしきい値は192fpsであり、前記第2のしきい値は60fpsである、
    請求項3に記載の投写型画像表示装置。
  5. 入力画像信号に従って、光源からの照明光を変調して画像光を生成する画像表示素子と、
    互いに直交する2軸のうちの1軸又は2軸で揺動駆動制御される透明板であって、前記画像表示素子からの画像光の光路を変更することで、前記画像光に対して1軸又は2軸の画素シフトを行う透明板と、
    前記透明板を透過した画像光を拡大投写する投写光学系と、
    前記入力画像信号に対してリサンプリング処理を行うリサンプリング処理部と、
    前記透明板及び前記リサンプリング処理部を制御する制御部とを備える投写型画像表示装置の制御方法であって、
    前記制御部が、前記入力画像信号の画素数及びフレームレートに応じて、
    (1)前記入力画像信号に対してリサンプリング処理をしないように前記リサンプリング処理部を制御し、かつ前記画像光に対して画素シフトをしないように前記透明板を制御することと、
    (2)前記入力画像信号に対して1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して1軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御することと、
    (3)前記入力画像信号に対して2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して2軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御することと、
    のうちの1つを選択的に実行するように制御するステップと、
    前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが所定の第1のしきい値以上である第1のケースのとき、前記制御部は、表示不可を示す信号を出力するステップと、
    を含む、投写型画像表示装置の制御方法。
  6. 前記制御部が、前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値以上であるとき、前記入力画像信号に対して画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させず、かつ前記画像光に対して画素シフトを行なわないように前記透明板を制御するステップをさらに含む、
    請求項5に記載の投写型画像表示装置の制御方法。
  7. 前記制御するステップは、前記制御部が、
    前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値以下である第2のケースのとき、前記制御部は、前記入力画像信号に対して2軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して2軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御し、
    前記入力画像信号の画素数が前記画像表示素子の画素数よりも大きくかつ前記入力画像信号のフレームレートが前記第1のしきい値未満であり、かつ、前記第2のしきい値を超える第3のケースのとき、前記制御部は、前記入力画像信号に対して1軸の画素シフトに係るリサンプリング処理を前記リサンプリング処理部に実行させ、かつ前記画像光に対して1軸の画素シフトを行うように前記透明板を制御し、
    前記第1~第3のケース以外のときに、前記制御部は、前記入力画像信号に対してリサンプリング処理をしないように前記リサンプリング処理部を制御し、かつ前記画像光に対して画素シフトをしないように前記透明板を制御することを、
    含む請求項5又は6に記載の投写型画像表示装置の制御方法。
  8. 前記第1のしきい値は192fpsであり、前記第2のしきい値は60fpsである、
    請求項7に記載の投写型画像表示装置の制御方法。
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