JP2024078808A - 画像形成装置、取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーにおける離型剤の含有量を取得可能な画像形成装置、及び取得方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置100は、シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材と、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる転写処理部62と、前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する検出処理部63と、検出処理部63による検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得処理部64と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、及び取得方法に関する。
電子写真方式でシートに画像を形成する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。前記画像形成装置は、前記シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着部材を備える。また、前記画像形成装置では、前記定着部材からの離型性を高めるための離型剤を含有するトナーが用いられて画像が形成される。
特開2011-8120号公報
ところで、前記トナーにおける前記離型剤の含有量が少ない場合には、前記シートの先端がシートの先端側に転写された前記トナーとともに前記定着部材に張り付いて、紙詰まりが発生することがある。これに対し、前記トナーにおける前記離型剤の含有量が所定量以下である場合に、前記シートの先端における余白領域を伸長させることが考えられる。しかしながら、従来の前記画像形成装置は、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する機能を備えていないため、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得することができない。
本発明の目的は、トナーにおける離型剤の含有量を取得可能な画像形成装置、及び取得方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、定着部材と、転写処理部と、検出処理部と、取得処理部とを備える。前記定着部材は、シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる。前記転写処理部は、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる。前記検出処理部は、前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する。前記取得処理部は、前記検出処理部による検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
本発明の他の局面に係る判定方法は、シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材を備える画像形成装置で実行され、転写ステップと、検出ステップと、取得ステップとを含む。前記転写ステップでは、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像が転写される。前記検出ステップでは、前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量が検出される。前記取得ステップでは、前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量が取得される。
本発明によれば、トナーにおける離型剤の含有量を取得可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニットの構成を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のメディアセンサーの構成を示す側面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置でシートに形成される検出用トナー像を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置でシートに形成される検出用トナー像を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される含有量取得処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。
なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置100の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置100は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能を有する画像処理装置である。具体的に、画像形成装置100は、前記プリント機能を含む複数の機能を有する複合機である。なお、本発明の画像形成装置は、前記プリント機能を有するプリンター、ファクス装置、又はコピー機であってもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置100は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、シート搬送部4、操作表示部5、記憶部6、及び制御部7を備える。
ADF1は、画像読取部2によって画像が読み取られる原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、原稿の画像を読み取るスキャン機能を実現する。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。具体的に、画像形成部3は、電子写真方式に従って、シート搬送部4から供給されるシートにカラー又はモノクロの画像を形成する。つまり、画像形成部3は、トナーを用いてシートに画像を形成する。
シート搬送部4は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを搬送する。
操作表示部5は、画像形成装置100のユーザーインターフェイスである。操作表示部5は、表示部及び操作部を備える。前記表示部は、制御部7からの制御指示に応じて各種の情報を表示する。例えば、前記表示部は、液晶ディスプレーである。前記操作部は、ユーザーの操作に応じて制御部7に各種の情報を入力する。例えば、前記操作部は、タッチパネルである。
記憶部6は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部6は、フラッシュメモリーである。なお、記憶部6は、SSD(Solid State Drive)、又はHDD(Hard Disk Drive)であってもよい。
制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御する。なお、制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
図2に示されるように、制御部7は、CPU11、ROM12、及びRAM13を備える。CPU11は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM12は、CPU11に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め格納される不揮発性の記憶装置である。RAM13は、CPU11が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶装置である。CPU11は、ROM12に予め格納された各種の制御プログラムを実行することにより、画像形成装置100を統括的に制御する。なお、制御部7は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
[画像形成部3の構成]
次に、図1~図3を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。ここで、図3は画像形成ユニット24の構成を示す断面図である。
図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット21~24、光走査装置25、中間転写ベルト26、二次転写ローラー27、定着装置28、及び排紙トレイ29を備える。
画像形成ユニット21は、Y(イエロー)の前記トナーを用いて中間転写ベルト26にトナー像を形成する。画像形成ユニット22は、C(シアン)の前記トナーを用いて中間転写ベルト26にトナー像を形成する。画像形成ユニット23は、M(マゼンタ)の前記トナーを用いて中間転写ベルト26にトナー像を形成する。画像形成ユニット24は、K(ブラック)の前記トナーを用いて中間転写ベルト26にトナー像を形成する。図1に示されるように、画像形成ユニット21~24は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って、画像形成装置100の前方側からイエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの順に併設される。
図3に示されるように、画像形成ユニット24は、感光体ドラム31、帯電ローラー32、現像装置33、一次転写ローラー34、及びドラム清掃部35を備える。また、画像形成ユニット21~23各々は、画像形成ユニット24と同様の構成を備える。また、画像形成ユニット21~24各々は、図1に示されるトナーコンテナ36を備える。
感光体ドラム31には、静電潜像が形成される。感光体ドラム31は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて、図3に示されるドラム回転方向D4に回転する。これにより、感光体ドラム31は、表面に形成される静電潜像を搬送する。
帯電ローラー32は、予め設定された帯電電圧の印加を受けて、感光体ドラム31の表面を帯電させる。帯電ローラー32によって帯電された感光体ドラム31の表面には、光走査装置25から射出される画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。
現像装置33は、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像を現像する。現像装置33は、一対の撹拌部材、及び現像ローラーを備える。前記一対の撹拌部材は、現像装置33の内部に収容された前記トナー及びキャリアを撹拌する。この撹拌により、前記トナーと前記キャリアとが摩擦帯電する。前記現像ローラーは、前記一対の撹拌部材によって撹拌された前記トナーを汲み上げて、汲み上げた前記トナーを感光体ドラム31との間の対向領域に搬送する。また、前記現像ローラーは、予め設定された現像バイアス電圧の印加を受けて、前記対向領域に搬送された前記トナーを感光体ドラム31へ供給する。これにより、感光体ドラム31における光走査装置25から射出された光が照射された露光領域に対して選択的に前記トナーが供給されて、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像が現像される。なお、現像装置33には、トナーコンテナ36から前記トナーが供給される。
一次転写ローラー34は、予め設定された一次転写電流の供給を受けて、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト26に転写する。
ドラム清掃部35は、一次転写ローラー34によるトナー像転写後の感光体ドラム31の表面に残存する前記トナーを除去する。
光走査装置25は、画像形成ユニット21~24各々の感光体ドラム31の表面へ向けて、画像データに基づく光を射出する。
中間転写ベルト26には、画像形成ユニット21~24各々の感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像が転写される。中間転写ベルト26は、駆動ローラー、張架ローラー、及び4つの一次転写ローラー34によって所定のテンションで張架される。中間転写ベルト26は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて前記駆動ローラーが回転することで、図1及び図3に示されるベルト回転方向D5に回転する。これにより、中間転写ベルト26は、転写されたトナー像を搬送する。
二次転写ローラー27は、予め設定された二次転写電流の供給を受けて、中間転写ベルト26の表面に転写されたトナー像をシート搬送部4によって搬送されるシートに転写する。二次転写ローラー27は、中間転写ベルト26を挟んで、前記駆動ローラーと対向して設けられる。二次転写ローラー27は、不図示の付勢部材によって前記駆動ローラーへ向けて付勢されている。これにより、中間転写ベルト26と二次転写ローラー27との間にシートをつまむ転写ニップ部が形成される。
定着装置28は、二次転写ローラー27によってシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる。図1に示されるように、定着装置28は、定着部材28A、及び加圧部材28Bを備える。定着部材28Aは、シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写されたトナー像を当該被転写面に定着させる。具体的に、定着部材28Aは、シートに転写されたトナー像を加熱するローラー状又はベルト状の部材である。定着部材28Aの温度は、不図示のヒーターによって予め定められた定着制御温度に維持される。加圧部材28Bは、シートを加圧するローラー状の部材である。加圧部材28Bは、不図示の付勢部材によって定着部材28Aへ向けて付勢されている。これにより、定着部材28Aと加圧部材28Bとの間にシートをつまむ定着ニップ部が形成される。
ここで、前記トナーには、定着部材28Aからの離型性を高めるための離型剤が含まれている。例えば、前記離型剤は、カルナバワックスなどの天然エステルワックス、又は合成エステルワックスである。
排紙トレイ29には、定着装置28によってトナー像が定着されたシートが排出される。
[シート搬送部4の構成]
次に、図1、図2、及び図4を参照しつつ、シート搬送部4の構成について説明する。ここで、図4はメディアセンサー48の構成、及び反転搬送路47を経由する前の反転前シートSH1を示す図である。
図1に示されるように、シート搬送部4は、給紙カセット41、ピックアップローラー42、給紙ローラー43、分離ローラー44、給紙路45、排紙路46、反転搬送路47、及びメディアセンサー48を備える。
給紙カセット41は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを収容する。例えば、給紙カセット41には、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシートが収容される。給紙カセット41の底部には、リフト板41A(図1参照)が設けられている。リフト板41Aは、給紙カセット41に収容されたシート束をピックアップローラー42との接触位置まで持ち上げる。
ピックアップローラー42は、給紙カセット41の上側に設けられる。ピックアップローラー42は、リフト板41Aによって持ち上げられたシート束における最上層のシートと接触して、当該シートを給紙ローラー43へ搬送する。
給紙ローラー43は、給紙路45に設けられ、ピックアップローラー42によって搬送されるシートの上面と接触して、当該シートを第1搬送方向D6(図1参照)へ搬送する。
分離ローラー44は、給紙ローラー43の下側に設けられる。分離ローラー44は、不図示の付勢部材によって給紙ローラー43へ向けて付勢されている。これにより、給紙ローラー43と分離ローラー44との間に、シートをつまむ給紙ニップ部が形成される。分離ローラー44は、前記ニップ部に複数枚のシートが搬送される場合に、その複数枚のシートのうちの給紙ローラー43と接触するシートから他のシートを分離する。
給紙路45は、給紙カセット41から二次転写ローラー27によってトナー像が転写される前記転写ニップ部へ至るシートの移動通路である。給紙路45では、シートが図1及び図4に示される第1搬送方向D6へ搬送される。
排紙路46は、前記転写ニップ部から前記定着ニップ部を経由して排紙トレイ29へ至るシートの移動通路である。排紙路46では、シートが図1に示される第2搬送方向D7へ搬送される。排紙路46における第2搬送方向D7の下流側の端部には、排紙ローラー46A(図1参照)が設けられている。排紙ローラー46Aは、シートを排紙トレイ29へ排出する。
反転搬送路47は、二次転写ローラー27及び加圧部材28Bを通過したシートの反転、並びに二次転写ローラー27及び加圧部材28Bへの再搬送に用いられる。反転搬送路47は、排紙路46における加圧部材28Bよりも第2搬送方向D7の下流側の分岐位置P1(図1参照)で排紙路46から分岐する。また、反転搬送路47は、給紙路45における二次転写ローラー27よりも第1搬送方向D6の上流側の合流位置P2(図1参照)で給紙路45に合流する。反転搬送路47では、シートが図1に示される第3搬送方向D8へ搬送される。
図1に示されるように、排紙路46における分岐位置P1には、可動ガイド部材46Bが設けられている。可動ガイド部材46Bは、第2搬送方向D7へ搬送されるシートを排紙ローラー46Aへ案内する第1姿勢(図1参照)と、排紙ローラー46Aによって第2搬送方向D7とは逆方向へ搬送されるシートを反転搬送路47へ案内する第2姿勢との間で姿勢変化可能に設けられる。
画像形成装置100では、シートの両面に画像が形成される場合に、排紙ローラー46A、及び可動ガイド部材46Bが用いられて、片面に画像が形成されたシートが反転搬送路47へ送られる。具体的に、制御部7は、第2搬送方向D7へ搬送されるシートの後端が分岐位置P1を通過した後であって当該シートが排紙トレイ29へ排出される前に、排紙ローラー46Aを逆回転させる。これにより、シートが第2搬送方向D7とは逆方向へ搬送される。また、制御部7は、可動ガイド部材46Bを前記第1姿勢から前記第2姿勢へ姿勢変化させる。これにより、第2搬送方向D7とは逆方向へ搬送されるシートが反転搬送路47へ案内される。
メディアセンサー48は、シートの種類の判定に用いられる。図1に示されるように、メディアセンサー48は、給紙路45における二次転写ローラー27よりも第1搬送方向D6の上流側であって、反転搬送路47との合流位置P2よりも第1搬送方向D6の下流側に設けられる。
メディアセンサー48は、図2に示される光センサー51、及び厚さセンサー52を備える。
光センサー51は、図4に示される光射出部51Aを含む。
光射出部51Aは、給紙路45における二次転写ローラー27よりも第1搬送方向D6の上流側であって反転搬送路47との合流位置P2よりも第1搬送方向D6の下流側で、反転搬送路47を経由する前の反転前シートSH1(図4参照)におけるトナー像が転写される側の面とは逆側の面へ向けて射出光L1(図4参照)を射出する。また、光射出部51Aは、定着部材28Aを通過し反転搬送路47を経由した後の反転後シートにおける前記被転写面へ向けて射出光L1を射出する。なお、図4では、射出光L1が矢印付きの太線によって示されている。
例えば、光射出部51Aは、予め定められた波長の光を発光する発光ダイオードなどの発光素子である。なお、光射出部51Aは、前記発光素子から射出される光を導く導光部材を備えていてもよい。
光センサー51は、光射出部51Aから射出された射出光L1のうち反転前シートSH1又は前記反転後シートで反射された正反射光である反射光L2(図4参照)の光量を検出する。なお、図4では、反射光L2が矢印付きの実線によって示されている。
具体的に、光センサー51は、図4に示される受光部51Bを含む。
例えば、受光部51Bは、反射光L2の受光に応じて反射光L2の光量に対応する信号値の第1電気信号を出力するフォトトランジスタなどの受光素子である。受光部51Bから出力される前記第1電気信号は、制御部7に入力される。
厚さセンサー52は、給紙路45における二次転写ローラー27よりも第1搬送方向D6の上流側であって合流位置P2よりも第1搬送方向D6の下流側で、反転前シートSH1の厚さを検出する。
厚さセンサー52は、図4に示されるレバー部材52Aを備える。また、厚さセンサー52は、不図示の変位量検出部を備える。
レバー部材52Aは、反転前シートSH1との接触により予め定められた基準位置から変位可能に設けられる。なお、図4では、前記基準位置に設置されたレバー部材52Aが一点鎖線によって示されている。例えば、レバー部材52Aは、図4に示される揺動軸52Bを中心に揺動可能に設けられる。揺動軸52Bは、第1搬送方向D6(図4参照)と直交する反転前シートSH1の幅方向(左右方向D3)に延在する軸である。レバー部材52Aは、反転前シートSH1との接触により、前記基準位置から揺動軸52Bを中心とする揺動方向へ、反転前シートSH1の厚さに応じた量だけ変位する。
前記変位量検出部は、レバー部材52Aの前記基準位置からの変位量を検出する。例えば、前記変位量検出部は、揺動軸52Bの回動に応じて電気抵抗が変化する可変抵抗器を含み、前記可変抵抗器の電気抵抗に応じた信号値の第2電気信号を出力する電気回路である。前記変位量検出部から出力される前記第2電気信号は、制御部7に入力される。
ところで、前記トナーにおける前記離型剤の含有量が少ない場合には、シートの先端がシートの先端側に転写された前記トナーとともに定着部材28Aに張り付いて、紙詰まりが発生することがある。これに対し、前記トナーにおける前記離型剤の含有量が所定量以下である場合に、シートの先端における余白領域を伸長させることが考えられる。しかしながら、従来の画像形成装置は、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する機能を備えていないため、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得することができない。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置100では、以下に説明するように、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得可能である。
[制御部7の構成]
次に、図2を参照しつつ、制御部7の構成について説明する。
図2に示されるように、制御部7は、清掃処理部61、転写処理部62、検出処理部63、取得処理部64、伸長処理部65、報知処理部66、及び調整処理部67を含む。
具体的に、制御部7のROM12には、制御部7のCPU11を上述の各部として機能させるための動作制御プログラムが予め格納されている。そして、制御部7のCPU11は、ROM12に格納された前記動作制御プログラムを実行することにより、上述の各機能部として機能する。なお、制御部7に含まれる一部、又は全部の機能部は、電子回路で構成されていてもよい。また、前記動作制御プログラムは、複数のプロセッサーを制御部7に含まれる各機能部として機能させるためのプログラムであってもよい。
清掃処理部61は、定着部材28Aにおけるシートと接触する接触面を清掃する。
例えば、清掃処理部61は、前記接触面と接触する側の面にトナーが転写されていないシートを定着部材28Aを経由して搬送させることにより、前記接触面を清掃する。つまり、清掃処理部61は、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに前記接触面の汚れを移転させる。なお、画像形成装置100は、前記接触面と接触して前記接触面を清掃する第1位置と前記接触面から離間する第2位置との間で移動可能に設けられた清掃部材を備えていてもよい。この場合、清掃処理部61は、前記清掃部材を用いて前記接触面を清掃してもよい。
例えば、清掃処理部61は、給紙カセット41から排紙トレイ29へ反転搬送路47を経由することなく白紙のシートを搬送させる。なお、清掃処理部61は、給紙カセット41から排紙トレイ29へ反転搬送路47を経由して白紙のシートを搬送させてもよい。また、清掃処理部61は、片面のみにトナー像が転写された前記反転後シートを定着部材28Aを経由して搬送させてもよい。
転写処理部62は、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに予め定められた検出用トナー像T10(図5参照)を転写させる。検出用トナー像T10は、本発明の特定トナー像の一例である。
例えば、転写処理部62は、清掃処理部61によって前記接触面が清掃された場合に、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに検出用トナー像T10を転写させる。なお、転写処理部62は、清掃処理部61によって前記接触面が清掃されたタイミングとは異なるタイミングで、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに検出用トナー像T10を転写させてもよい。
例えば、転写処理部62は、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに、4つの画像形成ユニット21~24(図1参照)に対応する4つの検出用トナー像T11~T14(図5参照)を転写させる。具体的に、検出用トナー像T11は、予め定められた濃度を有するY(イエロー)のトナー像である。また、検出用トナー像T12は、予め定められた濃度を有するC(シアン)のトナー像である。また、検出用トナー像T13は、予め定められた濃度を有するM(マゼンタ)のトナー像である。また、検出用トナー像T14は、予め定められた濃度を有するK(ブラック)のトナー像である。なお、転写処理部62は、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに、4つの検出用トナー像T11~T14のうちのいずれか一つのみを転写させてもよい。
ここで、図5を参照しつつ、検出用トナー像T10について説明する。図5には、排紙路46(図1参照)に沿って搬送される、検出用トナー像T11~T14が転写された反転前シートSH1が示されている。なお、図5では、4つの検出用トナー像T11~T14のそれぞれにハッチングが施されている。
検出用トナー像T10は、第2搬送方向D7のサイズが定着部材28Aの周長X1(図5参照)以下であるトナー像である。例えば、図5に示されるように、検出用トナー像T10各々は、第2搬送方向D7のサイズが周長X1を4等分した分割周長X2(図5参照)よりも短いトナー像である。なお、検出用トナー像T10各々は、第2搬送方向D7のサイズが分割周長X2と同じであるトナー像であってもよい。また、転写処理部62によってシートに転写される検出用トナー像T10の数が一つである場合に、その一つの検出用トナー像T10における第2搬送方向D7のサイズは、周長X1と同じであってもよい。
例えば、図5に示されるように、検出用トナー像T10各々は、矩形状のトナー像である。なお、検出用トナー像T10各々は、矩形状とは異なる形状のトナー像であってもよい。
図5に示されるように、4つの検出用トナー像T11~T14は、反転前シートSH1における第2搬送方向D7の下流側の端部よりも第2搬送方向D7の上流側に転写される。また、4つの検出用トナー像T11~T14は、第2搬送方向D7に沿って並んで転写される。また、4つの検出用トナー像T11~T14は、4つの検出用トナー像T11~T14によって形成される第2搬送方向D7に沿った列の距離が周長X1以下となるように転写される。以下、反転前シートSH1における第2搬送方向D7の下流側の端部と4つの検出用トナー像T11~T14のうち第2搬送方向D7の最下流に位置する検出用トナー像T11との間の領域を、基準領域R11(図5参照)と呼称する。
画像形成装置100では、転写処理部62によって4つの検出用トナー像T11~T14が転写された反転前シートSH1が前記定着ニップ部を通過する。これにより、反転前シートSH1に転写された4つの検出用トナー像T11~T14が反転前シートSH1に定着する。また、定着部材28Aの前記接触面における4つの検出用トナー像T11~T14と接触した4つの検出対象領域のそれぞれに前記離型剤が付着する。
検出処理部63は、定着部材28Aにおける検出用トナー像T10と接触した前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量を検出する。
例えば、検出処理部63は、前記検出対象領域とシートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を、前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量として検出する。なお、検出処理部63は、前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量を検出可能なセンサーを用いて、前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量を直接検出してもよい。
例えば、検出処理部63は、メディアセンサー48(図1参照)の光センサー51を用いて、前記検出対象領域とシートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を検出する。
具体的に、画像形成装置100では、反転搬送路47が用いられて、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転前シートSH1が反転される。そして、片面に4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)がメディアセンサー48を経由して搬送される。
図6には、給紙路45に沿って搬送される、検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2における光センサー51と対向する側の面が示されている。
検出処理部63は、反転後シートSH2(図6参照)における第4領域R24(図6参照)が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、検出処理部63は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第4領域R24で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。ここで、第4領域R24は、反転前シートSH1(図5参照)における、検出用トナー像T14に対応する前記検出対象領域と最初に接触した領域である。つまり、反転前シートSH1において、第4領域R24は、検出用トナー像T14から第2搬送方向D7の上流側へ周長X1だけ離間した領域である。
また、検出処理部63は、反転後シートSH2(図6参照)における第3領域R23(図6参照)が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、検出処理部63は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第3領域R23で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。ここで、第3領域R23は、反転前シートSH1(図5参照)における、検出用トナー像T13に対応する前記検出対象領域と最初に接触した領域である。つまり、反転前シートSH1において、第3領域R23は、検出用トナー像T13から第2搬送方向D7の上流側へ周長X1だけ離間した領域である。
また、検出処理部63は、反転後シートSH2(図6参照)における第2領域R22(図6参照)が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、検出処理部63は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第2領域R22で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。ここで、第2領域R22は、反転前シートSH1(図5参照)における、検出用トナー像T12に対応する前記検出対象領域と最初に接触した領域である。つまり、反転前シートSH1において、第2領域R22は、検出用トナー像T12から第2搬送方向D7の上流側へ周長X1だけ離間した領域である。
また、検出処理部63は、反転後シートSH2(図6参照)における第1領域R21(図6参照)が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、検出処理部63は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第1領域R21で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。ここで、第1領域R21は、反転前シートSH1(図5参照)における、検出用トナー像T11に対応する前記検出対象領域と最初に接触した領域である。つまり、反転前シートSH1において、第1領域R21は、検出用トナー像T11から第2搬送方向D7の上流側へ周長X1だけ離間した領域である。
また、検出処理部63は、反転後シートSH2(図6参照)における基準領域R11(図6参照)が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、検出処理部63は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
そして、検出処理部63は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第1領域R21で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差(以下、「第1検出値」と呼称する。)を、第1領域R21に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。つまり、検出処理部63は、前記第1検出値を、検出用トナー像T11に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、検出処理部63は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第2領域R22で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差(以下、「第2検出値」と呼称する。)を、第2領域R22に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。つまり、検出処理部63は、前記第2検出値を、検出用トナー像T12に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、検出処理部63は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第3領域R23で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差(以下、「第3検出値」と呼称する。)を、第3領域R23に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。つまり、検出処理部63は、前記第3検出値を、検出用トナー像T13に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、検出処理部63は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第4領域R24で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差(以下、「第4検出値」と呼称する。)を、第4領域R24に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。つまり、検出処理部63は、前記第4検出値を、検出用トナー像T14に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
以下、前記第1検出値、前記第2検出値、前記第3検出値、及び前記第4検出値を総称して、「検出値」と呼称することがある。
なお、画像形成装置100において、光センサー51と同様の構成を有する他の光センサーが、排紙路46(図1参照)における定着部材28Aよりも第2搬送方向D7の下流側に設けられていてもよい。この場合、検出処理部63は、前記他の光センサーを用いて、前記検出対象領域とシートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を検出すればよい。また、検出処理部63は、シートに付着した前記離型剤の量を検出可能な、光センサー51とは異なる種類のセンサーを用いて、前記離型剤の量を検出してもよい。
取得処理部64は、検出処理部63による検出結果に基づいて、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
具体的に、取得処理部64は、検出処理部63によって取得される前記第1検出値に基づいて、Y(イエロー)の前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
また、取得処理部64は、検出処理部63によって取得される前記第2検出値に基づいて、C(シアン)の前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
また、取得処理部64は、検出処理部63によって取得される前記第3検出値に基づいて、M(マゼンタ)の前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
また、取得処理部64は、検出処理部63によって取得される前記第4検出値に基づいて、K(ブラック)の前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
例えば、取得処理部64は、前記定着制御温度ごとに設けられる、前記検出値と前記トナーにおける前記離型剤の含有量との対応関係を示すテーブルデータを用いて、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
ここで、前記テーブルデータは、互いに前記離型剤の含有量が異なる複数の前記トナーのそれぞれについて取得される、前記トナーにおける前記離型剤の含有量と、当該トナーを用いて取得される前記検出値とが対応付けられたデータに基づいて作成可能である。前記定着制御温度ごとに作成される前記テーブルデータは、予め記憶部6に格納されていればよい。
なお、取得処理部64は、前記定着制御温度ごとに設けられる、前記検出値と前記トナーにおける前記離型剤の含有量との関係を示す関係式を用いて、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得してもよい。
伸長処理部65は、取得処理部64によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた第1閾値(本発明の閾値の一例)以下である場合に、シートの先端における余白領域を伸長させる。
例えば、伸長処理部65は、少なくとも一色の前記トナーについて前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下である場合に、シートの先端における余白領域を伸長させる。なお、伸長処理部65は、複数色の前記トナーについて前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下である場合に、シートの先端における余白領域を伸長させてもよい。
例えば、伸長処理部65は、前記転写ニップ部へのシートの搬送タイミングを早めることにより、シートの先端における余白領域を伸長させる。なお、伸長処理部65は、シートにおける印刷対象画像のレイアウトを変更することにより、シートの先端における余白領域を伸長させてもよい。
なお、前記第1閾値は、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を段階的に増加又は減少させるとともに、各段階において紙詰まりの発生の有無を確認する実験の結果に基づいて設定されればよい。
報知処理部66は、取得処理部64によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた特定範囲外である場合に、その旨を報知する。
例えば、報知処理部66は、前記離型剤の含有量が前記特定範囲外の前記トナーごとに、当該トナーが予め定められた特定種類のトナーではないことを指摘する旨のメッセージを操作表示部5に表示させる。例えば、前記特定種類のトナーは、予め定められた製造者によって製造されたトナーである。なお、制御部7は、前記離型剤の含有量が前記特定範囲外の前記トナーごとに、当該トナーが前記特定種類のトナーではないことを指摘する旨のメッセージを画像形成装置100と通信可能に接続された外部の情報処理装置の表示部に表示させてもよい。
なお、前記特定範囲は、前記特定種類のトナーにおける前記離型剤の含有量のバラつきに基づいて設定されればよい。
調整処理部67は、取得処理部64によって取得される前記離型剤の含有量に基づいて、定着部材28Aの温度を調整する。
例えば、調整処理部67は、少なくとも一色の前記トナーについて前記離型剤の含有量が前記第1閾値よりも高い第2閾値を超える場合に、前記定着制御温度を予め定められた値だけ低下させる。なお、調整処理部67は、複数色の前記トナーについて前記離型剤の含有量が前記第2閾値を超える場合に、前記定着制御温度を低下させてもよい。
なお、調整処理部67は、少なくとも一色又は複数色の前記トナーについて前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下である場合に、前記定着制御温度を予め定められた値だけ上昇させてもよい。この場合、伸長処理部65は、シートの先端における余白領域を伸長させなくてもよい。
[含有量取得処理]
以下、図7を参照しつつ、画像形成装置100において制御部7により実行される含有量取得処理の一例とともに、本発明の取得方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部7により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。例えば、前記含有量取得処理は、画像形成装置100の電源が投入された場合に実行される。なお、前記含有量取得処理は、操作表示部5におけるユーザーの操作に応じて実行されてもよい。また、前記含有量取得処理は、いずれかのトナーコンテナ36が交換されたと判定された場合に実行されてもよい。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部7は、定着部材28Aの前記接触面を清掃する。ここで、ステップS11の処理は、制御部7の清掃処理部61により実行される。
具体的に、制御部7は、給紙カセット41から排紙トレイ29へ反転搬送路47を経由することなく白紙のシートを搬送させる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部7は、給紙カセット41から排紙トレイ29へ反転搬送路47を経由してシートを搬送させる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部7は、ステップS12の処理によって搬送される反転前シートSH1に検出用トナー像T10(図5参照)を転写させる。ここで、ステップS13の処理は、制御部7の転写処理部62により実行される。ステップS13の処理は、本発明の転写ステップの一例である。
具体的に、制御部7は、画像形成ユニット21~24、光走査装置25、中間転写ベルト26、及び二次転写ローラー27の各部の動作を制御して、反転前シートSH1に4つの検出用トナー像T11~T14(図5参照)を転写させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部7は、定着部材28AにおけるステップS13の処理によって反転前シートSH1に転写された検出用トナー像T10と接触した前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量を検出する。ここで、ステップS14の処理は、制御部7の検出処理部63により実行される。ステップS14の処理は、本発明の検出ステップの一例である。
具体的に、制御部7は、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)における第4領域R24が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、制御部7は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第4領域R24で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
また、制御部7は、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)における第3領域R23が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、制御部7は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第3領域R23で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
また、制御部7は、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)における第2領域R22が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、制御部7は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第2領域R22で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
また、制御部7は、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)における第1領域R21が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、制御部7は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、第1領域R21で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
また、制御部7は、4つの検出用トナー像T11~T14が定着した反転後シートSH2(図6参照)における基準領域R11が射出光L1の照射位置を通過するタイミングで、光射出部51Aに射出光L1を射出させる。また、制御部7は、光射出部51Aによる射出光L1の射出に応じて受光部51Bから出力される、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値を取得する。
そして、制御部7は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第1領域R21で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差である前記第1検出値を、検出用トナー像T11に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、制御部7は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第2領域R22で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差である前記第2検出値を、検出用トナー像T12に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、制御部7は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第3領域R23で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差である前記第3検出値を、検出用トナー像T13に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
また、制御部7は、基準領域R11で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値と、第4領域R24で反射された反射光L2に対応する前記第1電気信号の信号値との差である前記第4検出値を、検出用トナー像T14に対応する前記検出対象領域に付着した前記離型剤の量を示す値として取得する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部7は、ステップS14の処理による検出結果に基づいて、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。ここで、ステップS15の処理は、制御部7の取得処理部64により実行される。ステップS15の処理は、本発明の取得ステップの一例である。
具体的に、取得処理部64は、現在の前記定着制御温度に対応する前記テーブルデータを用いて、前記トナーの色ごとに、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された前記離型剤の含有量が前記特定範囲外であるか否かを判定する。
具体的に、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された複数の色に対応する複数の前記離型剤の含有量のうちの少なくとも一つが前記特定範囲外である場合に、取得された前記離型剤の含有量が前記特定範囲外であると判定する。
ここで、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記特定範囲外であると判定すると(S16のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記特定範囲外ではないと判定すると(S16のNo側)、処理をステップS18に移行させる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された前記離型剤の含有量が前記特定範囲外である旨を報知する報知処理を実行する。ここで、ステップS17の処理は、制御部7の報知処理部66により実行される。
具体的に、制御部7は、前記離型剤の含有量が前記特定範囲外であると判定された前記トナーごとに、当該トナーが前記特定種類のトナーではないことを指摘する旨のメッセージを操作表示部5に表示させる。これにより、画像形成装置100のユーザーに、使用中の前記トナーが前記特定種類のトナーではないことを認識させることが可能である。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下であるか否かを判定する。
具体的に、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された複数の色に対応する複数の前記離型剤の含有量のうちの少なくとも一つが前記第1閾値以下である場合に、取得された前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下であると判定する。
ここで、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下であると判定すると(S18のYes側)、処理をステップS19に移行させる。また、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記第1閾値以下ではないと判定すると(S18のNo側)、処理をステップS20に移行させる。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部7は、シートの先端における余白領域を伸長させる伸長処理を実行する。ここで、ステップS19の処理は、制御部7の伸長処理部65により実行される。
具体的に、制御部7は、前記転写ニップ部へのシートの搬送タイミングを早めることにより、シートの先端における余白領域を伸長させる。これにより、シートの先端がシートの先端側に転写された前記トナーとともに定着部材28Aに張り付くことによる紙詰まりの発生を抑制可能である。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された前記離型剤の含有量が前記第2閾値を超えるか否かを判定する。
具体的に、制御部7は、ステップS15の処理によって取得された複数の色に対応する複数の前記離型剤の含有量のうちの少なくとも一つが前記第2閾値を超える場合に、取得された前記離型剤の含有量が前記第2閾値を超えると判定する。
ここで、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記第2閾値を超えると判定すると(S20のYes側)、処理をステップS21に移行させる。また、制御部7は、取得された前記離型剤の含有量が前記第2閾値を超えないと判定すると(S20のNo側)、前記含有量取得処理を終了させる。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部7は、定着部材28Aの温度を調整する。ここで、ステップS21の処理は、制御部7の調整処理部67により実行される。
具体的に、制御部7は、前記定着制御温度を予め定められた値だけ低下させる。これにより、紙詰まりの発生確率を高めることなく、定着装置28における消費電力を低減可能である。
このように、画像形成装置100は、定着部材28Aを経由して搬送されるシートに検出用トナー像T10を転写させる転写処理部62と、定着部材28Aにおける検出用トナー像T10と接触した前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量を検出する検出処理部63と、検出処理部63による検出結果に基づいて、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得処理部64とを備える。これにより、前記トナーにおける前記離型剤の含有量を取得可能である。
また、画像形成装置100では、シートの種類の判定に用いられるメディアセンサー48に含まれる光センサー51が用いられて、シートに付着する前記離型剤の量が検出される。これにより、光センサー51とは別に前記他の光センサーを備える構成と比較して、センサーの数を低減させることが可能である。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材と、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる転写処理部と、前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する検出処理部と、前記検出処理部による検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得処理部と、を備える画像形成装置。
<付記2>
前記検出処理部は、前記検出対象領域と前記シートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を、前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量として検出する、付記1に記載の画像形成装置。
<付記3>
前記定着部材を通過した前記シートにおける前記被転写面へ向けて射出光を射出する光射出部を含み、前記光射出部から射出される前記射出光のうち前記シートで反射された反射光の光量を検出する光センサーを備え、前記検出処理部は、前記光センサーを用いて、前記検出対象領域と前記シートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を検出する、付記2に記載の画像形成装置。
<付記4>
前記定着部材における前記シートと接触する接触面を清掃する清掃処理部を備え、前記転写処理部は、前記清掃処理部によって前記接触面が清掃された場合に、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに前記特定トナー像を転写させる、付記3に記載の画像形成装置。
<付記5>
前記清掃処理部は、前記接触面と接触する側の面にトナーが転写されていない前記シートを前記定着部材を経由して搬送させることにより、前記接触面を清掃する、付記4に記載の画像形成装置。
<付記6>
前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた閾値以下である場合に、前記シートの先端における余白領域を伸長させる伸長処理部を備える、付記1~5のいずれかに記載の画像形成装置。
<付記7>
前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた特定範囲外である場合に、その旨を報知する報知処理部を備える、付記1~6のいずれかに記載の画像形成装置。
<付記8>
前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量に基づいて、前記定着部材の温度を調整する調整処理部を備える、付記1~7のいずれかに記載の画像形成装置。
<付記9>
シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材を備える画像形成装置で実行される取得方法であって、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる転写ステップと、前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する検出ステップと、前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得ステップと、を含む取得方法。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 操作表示部
6 記憶部
7 制御部
21 画像形成ユニット(Y)
22 画像形成ユニット(C)
23 画像形成ユニット(M)
24 画像形成ユニット(K)
25 光走査装置
26 中間転写ベルト
27 二次転写ローラー
28 定着装置
28A 定着部材
45 給紙路
46 排紙路
47 反転搬送路
48 メディアセンサー
51 光センサー
61 清掃処理部
62 転写処理部
63 検出処理部
64 取得処理部
65 伸長処理部
66 報知処理部
67 調整処理部
100 画像形成装置

Claims (9)

  1. シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材と、
    前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる転写処理部と、
    前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する検出処理部と、
    前記検出処理部による検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得処理部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記検出処理部は、前記検出対象領域と前記シートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を、前記検出対象領域に付着する前記離型剤の量として検出する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着部材を通過した前記シートにおける前記被転写面へ向けて射出光を射出する光射出部を含み、前記光射出部から射出される前記射出光のうち前記シートで反射された反射光の光量を検出する光センサーを備え、
    前記検出処理部は、前記光センサーを用いて、前記検出対象領域と前記シートとの接触により当該シートに付着する前記離型剤の量を検出する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着部材における前記シートと接触する接触面を清掃する清掃処理部を備え、
    前記転写処理部は、前記清掃処理部によって前記接触面が清掃された場合に、前記定着部材を経由して搬送される前記シートに前記特定トナー像を転写させる、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記清掃処理部は、前記接触面と接触する側の面にトナーが転写されていない前記シートを前記定着部材を経由して搬送させることにより、前記接触面を清掃する、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた閾値以下である場合に、前記シートの先端における余白領域を伸長させる伸長処理部を備える、
    請求項1~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量が予め定められた特定範囲外である場合に、その旨を報知する報知処理部を備える、
    請求項1~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記取得処理部によって取得される前記離型剤の含有量に基づいて、前記定着部材の温度を調整する調整処理部を備える、
    請求項1~5のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. シートにおけるトナー像が転写された被転写面と接触して当該被転写面に転写された前記トナー像を当該被転写面に定着させる定着部材を備える画像形成装置で実行される取得方法であって、
    前記定着部材を経由して搬送される前記シートに予め定められた特定トナー像を転写させる転写ステップと、
    前記定着部材における前記特定トナー像と接触した検出対象領域に付着する離型剤の量を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記トナー像の形成に用いられるトナーにおける前記離型剤の含有量を取得する取得ステップと、
    を含む取得方法。
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