JP2024076210A - エアバッグドアおよび車両用の内装パネル - Google Patents

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幸希 近末
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Abstract

【課題】エアバッグドアにおいてエアバッグ装置の作動時に形成されるドア部の曲げ剛性を高めつつ軽量化を図る。【解決手段】エアバッグドア(10)は、表面が表皮層(7)からなるインストルメントパネル(1)に破断予定部(12)とヒンジ部(14)とで区画して設けられる。破断予定部(12)が破断して形成されるドア部(16)の裏面には、複数の凹部(44)を区画するハニカム状の補強リブ(42)が設けられる。凹部(44)の開口形状は、六角形における互いに対向する一対の角部のそれぞれを外方へ凸状に拡張した形状とされる。補強リブ(42)における凹部(44)の内面には、当該凹部(44)の拡張部分(44a)を構成する一対の欠肉部(46)が、ヒンジ部(14)の回転軸線(RA)に沿う方向において互いに対向するように形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、エアバッグドアおよび車両用の内装パネルに関する。
従来から、自動車の衝突時にエアバッグ装置の作動で開くエアバッグドアが、インストルメントパネルなどの車両の内装パネルに備え付けられる。内装パネルは、例えば、樹脂製の表皮層が基材の表側に一体に積層されて構成される。エアバッグドアは、破断予定部とヒンジ部とで区画して設けられる。
エアバッグドアは、内装パネルの裏側に配置されるエアバッグ装置の作動により膨張しようとするエアバッグから押圧力を受けると、破断予定部が破断してドア部を形成し、そのドア部がヒンジ部を支点にして表側へ回転して開くようになっている。エアバッグドアの構造としては、ドア部の裏面にハニカム状の補強リブを設けて、当該ドア部の剛性を高めることが知られている。
このようなエアバッグドアの一例は、特許文献1に開示される。
特開2002-225662号公報
上述したドア部の補強構造を有するエアバッグドアでは、ドア部の重量が補強リブを設ける分だけ増加する。このため、エアバッグ装置が作動してドア部が開くときに、ヒンジ部にかかる負荷が大きくなり、ヒンジ部が破壊されるおそれがある。さりとて、補強リブを低くしたり幅狭にしたりすると、ドア部の剛性を高める効果が低減してしまう。ドア部の剛性が十分に得られない場合、低温時において、エアバッグ装置が作動したときに、低温によって伸びが悪くなった表皮層にドア部の変形で亀裂が生じ易い。
本発明の目的は、エアバッグドアにおいてエアバッグ装置の作動時に形成されるドア部の曲げ剛性を高めつつ軽量化を図ることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、ドア部の裏面にハニカム状の補強リブを設け、その補強リブの形状を工夫した。
具体的には、第1の発明は、エアバッグドアを対象とする。第1の発明のエアバッグドアは、表面が表皮層からなる内装パネルに破断予定部とヒンジ部とで区画して設けられる。そして、当該エアバッグドアは、前記内装パネルの裏側に配置されるエアバッグ装置の作動により、前記破断予定部が破断してドア部を形成し、該ドア部が前記ヒンジ部回りに表側へ回転して開くように構成される。前記ドア部の裏面には、複数の凹部を区画するハニカム状の補強リブが設けられる。前記凹部の開口形状は、六角形における互いに対向する一対の角部のそれぞれを外方へ凸状に拡張した形状とされる。そして、前記補強リブにおける前記凹部の内面には、当該凹部の拡張部分を構成する一対の欠肉部が、前記ヒンジ部の回転軸線に沿う方向において互いに対向するように形成される。
第2の発明は、第1の発明のエアバッグドアにおいて、前記欠肉部が形成する前記凹部の内面が、アーチ状に形成される、エアバッグドアである。
第3の発明は、第1または第2の発明のエアバッグドアにおいて、前記破断予定部が、中央破断予定部と、該中央破断予定部の両端から延びる一対のサイド破断予定部と、を有するH字形状に設けられる、エアバッグドアである。前記ヒンジ部は、前記一対のサイド破断予定部の間で前記中央破断予定部を挟む位置に、該中央破断予定部に沿う方向に回転軸線を対応させて一対に設けられる。前記ドア部は、各々、前記中央破断予定部を長辺とする長方形状に形成される一対のドア部であり、両開き式に構成される。
第4の発明は、車両用の内装パネルを対象とする。第4の発明の車両用の内装パネルには、第1~第3の発明のいずれか1つのエアバッグドアが設けられる。
第1の発明によれば、ドア部の裏面にハニカム状の補強リブが設けられるので、ドア部の曲げ剛性を高めることができる。また、補強リブにおける凹部の内面には、一対の欠肉部が設けられるので、ドア部の重量を、欠肉部が設けられた分だけ軽減できる。そして、一対の欠肉部が、ヒンジ部の回転軸線に沿う方向において互いに対向するように形成されることで、エアバッグ装置の作動により、ドア部において回転軸線に沿って曲げる力が付加されたときには、補強リブが、欠肉部に生じる圧縮応力によりその曲げに抵抗し得る。これにより、ヒンジ部の回転軸線に沿う方向におけるドア部の曲げ剛性が、補強リブに欠肉部を設けることに起因して低下するのを抑制できる。したがって、ドア部の曲げ剛性を高めつつ軽量化を図ることができる。
第2の発明によれば、欠肉部で形成される凹部の内面がアーチ状に形成されることで、エアバッグ装置の作動により、ドア部に対し回転軸線に沿う方向において曲げる力が付加されたときに、欠肉部に生じる圧縮応力を分散させることができ、その曲げ力に対して好適に抵抗し得る。このことは、ドア部の曲げ剛性を確保するのに有利である。
第3の発明によれば、一対のドア部が、H字形状の破断予定部のうち中央破断予定部を長辺とする長方形状に形成されるので、エアバッグ装置が作動したときに、各ドア部の長辺に沿う方向での変形が大きいと、低温時において、表皮層に亀裂が生じ易い。本発明では、ドア部の長辺に沿う方向がヒンジ部の回転軸線の方向に対応するので、一対のドア部の剛性を高めつつ、エアバッグの作動時に、それら各ドア部の長辺に沿う方向での変形を効果的に抑制して、低温時においても、表皮層に亀裂が生じるのを抑制できる。
第4の発明によれば、第1~第3の発明のいずれか1つのエアバッグドアが設けられるので、エアバッグ装置の作動時にドア部が開くのに伴って表皮層が飛散したり、ヒンジ部が破壊されたりするのを防止できる、車両用の内装パネルを実現できる。
図1は、実施形態のインストルメントパネルを例示する斜視図である。 図2は、実施形態のインストルメントパネルにおけるエアバッグドアおよびその周辺を例示する平面図である。 図3は、図2のIII-III線におけるエアバッグドアおよびその対応部分の断面図である。 図4は、エアバッグシュートを裏面側から例示する斜視図である。 図5は、図4のVで囲んだ部分を拡大して示す平面図である。 図6は、エアバッグ装置の作動時にドア部に生じる圧縮力を示す概略図である。 図7は、図6のVII-VII線におけるバッグ圧がかかる前と後のドア部の状態を例示する断面図である。 図8は、荷重試験に用いるエアバッグシュートサンプルを説明するための図である。 図9は、実施例のエアバッグシュートサンプルに設けられた補強リブの構造を示す図である。 図10は、比較例1のエアバッグシュートサンプルに設けられた補強リブの構造を示す図である。 図11は、比較例2のエアバッグシュートサンプルに設けられた補強リブの構造を示す図である。 図12は、比較例3のエアバッグシュートサンプルに設けられた補強リブの構造を示す図である。 図13は、実施例のエアバッグドアのエアバッグ展開初期の様子を例示する斜視図である。 図14は、比較例のエアバッグドアのエアバッグ展開初期の様子を例示する斜視図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」と称し、車両前方を向いて車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称し、車高方向における上側を「上」、下側を「下」と称する。
《実施形態》
図1に示すように、この実施形態のエアバッグドア10は、インストルメントパネル1に設けられる。インストルメントパネル1は、車両用の内装パネルの一例である。インストルメントパネル1は、各種の計器類を搭載する樹脂製の計器板であって、自動車の車室の前部に配置される。本例のインストルメントパネル1は、右ハンドル仕様車用のものである。
-インストルメントパネル-
インストルメントパネル1は、アッパパネル部2と、ロアパネル部3とを有し、断面略L字状に形成される。アッパパネル部2は、車幅方向に略水平に延びる。ロアパネル部3は、アッパパネル部2の後端から下方に延びる。アッパパネル部2の右寄り(運転席側)には、メーターフード部4が上側に膨出するように形成される。
図3に示すように、インストルメントパネル1の少なくともアッパパネル部2は、基材5、クッション層6および表皮層7からなる三層構造を有する。基材5は、インストルメントパネル1の裏側部分を構成する。表皮層7は、インストルメントパネル1の表面部分を構成する。すなわち、インストルメントパネル1の表面は、表皮層7からなる。クッション層6は、基材5と表皮層7との間に設けられる。
基材5は、ポリプロピレン(PP)やアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂などの樹脂材料からなり、射出成形によって成形される。表皮層7は、ポリ塩化ビニル(PVC)などの樹脂材料からなり、スラッシュ成形や真空成形、射出成形により成形される。クッション層6は、ポリウレタン(PU)などの発泡樹脂材料からなり、例えば独立気泡と連通気泡とが約半分ずつ分布する半硬質構造を有する。
-エアバッグドア-
図1に示すように、エアバッグドア10は、インストルメントパネル1の左寄り(助手席側)のアッパパネル部2に備え付けられる。図2に示すように、エアバッグドア10は、破断予定部12とヒンジ部14とで区画して設けられる。本例のエアバッグドア10は、破断予定部12がインストルメントパネル1の表側からは識別できない、いわゆるシームレスタイプである。
破断予定部12は、後述するエアバッグ装置50の作動時に破断する部分であり、破断されることでドア部16の外縁を形成する。エアバッグドア10は、エアバッグ装置50の作動により、破断予定部12が破断してドア部16を形成し、そのドア部16がヒンジ部14周りに表側へ回転して開くように構成される。ドア部10は、長辺を突き合わせる態様で一対に設けられる。本例のエアバッグドア10は、両開き式(観音開き式)に構成される。
破断予定部12は、H字状に形成される。具体的には、破断予定部12は、中央破断予定部12aと、一対のサイド破断予定部12bとを有する。中央破断予定部12aは、車幅方向に直線状に延びる。一対のサイド破断予定部12bは、中央破断予定部12aの両端から前後方向に延びる。ヒンジ部14は、一対のサイド破断予定部12の車幅方向に対応する両端間で中央破断予定部12aを挟む位置に一対に設けられる。
図3に示すように、基材5のエアバッグドア10に対応する部分には、矩形状の嵌合凹部18が設けられる。嵌合凹部18の底面部分における中央部分には、開口20が形成される。嵌合凹部18の底面部分における開口20の外周部分には、複数の挿通孔22が、開口20の周方向に互いに間隔をあけて形成される。この嵌合凹部18には、エアバッグシュート部材24が、基材5の表側から嵌め込まれる。
エアバッグシュート部材24は、エアバッグドア10のベースとなる部分を構成する。エアバッグシュート部材24の表側には、クッション層6および表皮層7が積層される。エアバッグドア10は、クッション層6および表皮層7をエアバッグドア10の外周りのインストルメントパネル1の部分と共有する。図4にも示すように、エアバッグシュート部材24は、枠状部26と、一対のフラップ部32とを有する。
枠状部26には、複数の取付ボス28が周方向に互いに間隔をあけて設けられる。複数の取付ボス28はそれぞれ、エアバッグシュート部材24の裏側に突出する。各取付ボス28には、ナット30が圧入される。枠状部26は、嵌合凹部18の各挿通孔22に取付ボス28を挿通させた状態で、嵌合凹部18の開口20の外周部分に支持される。
一対のフラップ部32はそれぞれ、長方形状に形成される。一対のフラップ部32は、枠状部26の内側に前後方向に並べて配置される。両フラップ部32は、枠状部26と一体に設けられ、基材5の開口20を閉塞する。各フラップ部32は、ドア部16の裏側部分を構成する。枠状部26と各フラップ部32との境目には、一対のヒンジ部14と、一対のサイド破断予定部12bとが形成される。
一方のヒンジ部14は、前側のフラップ部32の前縁に沿って延びる。他方のヒンジ部14は、後側のフラップ部32の後縁に沿って延びる。これら両ヒンジ部14はそれぞれ、中央破断予定部12aに沿う方向に回転軸線RAを対応させて設けられる。本例では、各ヒンジ部14の回転軸線RAと中央破断予定部12aとは互いに平行または略平行とされる。
一方のサイド破断予定部12bは、両フラップ部32の左縁に沿って延びる。他方のサイド破断予定部12bは、両フラップ部32の右縁に沿って延びる。これら両サイド破断予定部12bはそれぞれ、各フラップ部32の短辺(各ドア部16の短辺)を形成する。一対のフラップ部32の境目には、中央破断予定部12aが形成される。中央破断予定部12aは、各ドア部16の長辺を形成する。
エアバッグシュート部材24は、第1樹脂層34と、第2樹脂層36とで構成される。第1樹脂層34は、枠状部26および各フラップ部32を構成する。第1樹脂層34は、ガラス繊維が入ったポリプロピレン(PPGF)などの樹脂材料からなる。第2樹脂層36は、枠状部26とフラップ部32との間で第1樹脂層34から表裏両側に露出する部分を有し、ヒンジ部14を構成する。第2樹脂層36は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)などの比較的軟質な樹脂材料からなり、可撓性を有する。エアバッグシュート部材24は、例えば二色成形により成形される。
第1樹脂層34の裏面には、V字状の溝38が、中央破断予定部12aおよび各サイド破断予定部12bに対応するようにH字状に形成される。中央破断予定部12aおよび各サイド破断予定部12bは、溝38に対応する薄肉部分(脆弱部分)により構成される。また、表皮層7の裏面には、切込み40が、中央破断予定部12aおよび各サイド破断予定部12bに対応するようにH字状に形成される(図3に中央破断予定部12aに対応する切込み40のみを図示)。切込み40は、エアバッグシュート部材24の溝38と上下方向において互いに対応する。
そして、各フラップ部32の裏面には、ハニカム状の補強リブ42が設けられる。補強リブ42は、複数の凹部44を区画する。複数の凹部44は、千鳥状に配置される。各凹部44の開口形状は、正六角形(図5に二点鎖線で捕捉した形状)をベースの形状として、その正六角形における互いに対向する一対の角部のそれぞれを外方に凸状に拡張した形状とされる。凹部44の各拡張部分44aは、優弧状の外周面を持つ円の一部のような形に設けられる。
補強リブ42における各凹部44の内面には、一対の欠肉部46が形成される。一対の欠肉部46は、当該凹部44の拡張部分44aを構成する部分であって、ヒンジ部14の回転軸線RAに沿う方向(以下、軸線方向という)において互いに対向するように形成される。各欠肉部46は、補強リブ42の高さ方向に延び、凹部44の内方に開放された溝状をなす。各欠肉部46が形成する凹部44の内面は、円弧(本例では優弧)をなすように湾曲したアーチ状に形成される。
補強リブ42は、軸線方向において隣り合う凹部44の拡張部分44aが互いに対峙し、軸線方向と直交する方向において隣り合う凹部44の両辺が互いに平行となるように形成される。そして、各凹部44は、欠肉部46の開放端同士が軸線方向において互いに対向する向きに形成される。このような補強リブ42の構造によれば、ドア部16の曲げ剛性を高め、且つドア部16の回転軸線に沿う方向における曲げ剛性をなるべく損わないように軽量化を図ることができる。
-エアバッグ装置-
図3に示すように、インストルメントパネル1における左寄り(助手席側)のアッパパネル部2の裏側には、エアバッグ装置50が配置される。エアバッグ装置50は、エアバッグドア10と上下方向において対応する。エアバッグ装置50は、車両衝突時などに前後方向の衝撃から助手席の乗員を保護するものであって、ケース52と、エアバッグ58と、インフレータ60とを備える。
ケース52は、鋼鉄製の部材である。ケース52の上端は、基材5の開口20に対応するように開口しており、基材5の開口20直下に位置する。ケース52の開口は、エアバッグドア10の裏面(厳密にはエアバッグシュート部材24における一対のフラップ部43の裏面)に向けられる。ケース52の周壁部は、エアバッグ58の膨出を案内するガイドとして機能する。
ケース52の上端寄りの部分には、外周側に突出したブラケット片54が設けられる。ケース52は、ブラケット片54に挿通させたボルト56を取付ボス28内のナット30に締結することで、エアバッグシュート部材24に固定される。エアバッグ58は、折り畳まれてケース52に収容される。インフレータ60は、エアバッグ58を膨張させるためのガスを発生するガス発生器であって、ケース52の底面に組み付けられる。
このようなエアバッグ装置50は、図示しないが、車体のサイドパネルに橋絡されたインパネレインフォースメントにブラケットで支持される。
-エアバッグ装置の動作とエアバッグドアの挙動-
車両の衝突によってエアバッグ装置50のインフレータ60が作動すると、エアバッグ58が膨張し始めてケース52の周壁部に案内されながら展開し、その膨張圧がエアバッグドア10の裏面、具体的には各フラップ部32に作用する。
エアバッグドア10が膨張圧を受けると、エアバッグシュート部材24の中央破断予定部12aおよび各サイド破断予定部12bが破断すると共に、各フラップ部32がヒンジ部14を支点として表側へ回転するように変位する。その過程で、中央破断予定部12aおよび各サイド破断予定部12bに対応するクッション層6の部位と表皮層7の切込み40とが開裂することにより、一対のドア部16が形成される。そして、一対のドア部16が引き続きエアバッグ58の膨張圧を受けて開き、エアバッグドア10が開放状態となり、エアバッグ58が助手席へ向かって大きく膨張する。
上述したように、エアバッグ装置50の作動時には、エアバッグシュート部材24の各フラップ部32の裏面に対してエアバッグ58の膨張圧が作用する。このため、各フラップ部32には、長辺に沿う方向において曲げる力が付加される。その際、図6および図7に白抜き矢印で示すように、各フラップ部32の裏面側では、軸線方向において圧縮する力が生じる。ここで、補強リブ42の欠肉部46では、圧縮力が支配的となり(図6の拡大部分に示す矢印参照)、その圧縮に対する圧縮応力が生じる。そのことにより、ドア部16がエアバッグ58の膨張圧による曲げに抵抗し得る。これによって、ドア部16の曲げ変形が抑制され、低温時においても表皮層7に亀裂を生じ難い。
-実施形態の特徴-
この実施形態のエアバッグドア10では、ドア部16の裏面にハニカム状の補強リブ42が設けられる。そのことで、ドア部16の曲げ剛性を高めることができる。また、補強リブ42が区画する凹部44の開口形状は、六角形の互いに対向する一対の角部のそれぞれを外方へ凸状に拡張した形状とされる。補強リブ42における凹部44の内面には、凹部44の拡張部分44aを構成する一対の欠肉部46が設けられる。これにより、補強リブ42の重量、ひいてはドア部16の重量を、欠肉部46が設けられた分だけ軽減できる。
そして、一対の欠肉部46は、ヒンジ部14の回転軸線RAに沿う方向において互いに対向するように形成される。これによれば、エアバッグ装置50の作動により、ドア部16において回転軸線RAに沿って曲げる力が付加されたときには、補強リブ42が、欠肉部46に生じる圧縮応力によりその曲げに抵抗し得て、補強リブ42に欠肉部46を設けることに起因してドア部16の曲げ剛性が低下するのを抑制できる。したがって、ドア部16の曲げ剛性を高めつつ軽量化を図ることができる。
この実施形態のエアバッグドア10では、欠肉部46で形成される凹部44の内面がアーチ状に形成される。そのことで、エアバッグ装置50の作動により、ドア部16に対し回転軸線RAに沿う方向において曲げる力が付加されたときに、欠肉部46に生じる圧縮応力を分散させることができ、その曲げ力に対して好適に抵抗し得る。このことは、ドア部16の曲げ剛性を確保するのに有利である。
この実施形態のエアバッグドア10では、一対のドア部16が、H字形状の破断予定部12のうち中央破断予定部12aを長辺とする長方形状に形成される。エアバッグ装置50が作動したときには、各ドア部16の長辺に沿う方向において曲げ変形が大きくなるため、低温時において、表皮層7に亀裂が生じ易い。本実施形態では、ドア部16の長辺に沿う方向がヒンジ部14の回転軸線RAの方向に対応するので、エアバッグ装置50の作動時に、各ドア部16の長辺に沿う方向での曲げ変形を効果的に抑制して、低温時においても、表皮層7に亀裂が生じるのを抑制できる。
この実施形態のインストルメントパネル1には、エアバッグドア10が設けられる。このエアバッグドア10によれば、エアバッグ装置50の作動時にドア部16が開くのに伴って表皮層7が飛散したり、ドア部16が重い余りに開き動作でヒンジ部14が破壊されたりするのを防止できる。よって、このインストルメントパネル1は、車両用に好適である。
-機械的性質の評価試験-
実施例に係るフラップサンプルEと、比較例1~3に係るフラップサンプルC1~3とを準備し、それらの機械的性質を評価する荷重試験を行った。なお、以下では、便宜上、実施例および比較例1~3のフラップサンプルE1,C1~3について、単にサンプルと称し、上記実施形態のエアバッグシュート部材24のフラップ部32と同様な参照符号を付して説明する。
実施例および比較例1~3のサンプルE,C1~3はいずれも、図8に示すような長方形状の板状物である。これら各サンプルE,C1~3は、長方形状が同じサイズのものである。各サンプルE,C1~3の長辺の長さaは200mmであり、短辺の長さbは120mmである。また、各サンプルE,C1~3は、ガラス繊維が入ったポリプロピレン(PPGF)によって形成される。
実施例のサンプルEの要部を図9に示す。また、比較例1~3のサンプルC1~C3の要部を図10~図12に示す。実施例および比較例1~3の各サンプルE,C1~3の片面には、ハニカム状の補強リブ42が設けられる。実施例のサンプルEと比較例1~3の各サンプルC1~3とは、補強リブ42の形状(凹部44の開口形状)が互いに異なる。比較例1~3のサンプルC1~3は、補強リブ42の高さまたは幅が互いに異なる。
〈実施例〉
図9に示すように、実施例のサンプルEの厚さ(補強リブ42を除く部分の厚さ;以下同じ)は、3mmである。補強リブ42は、上記実施形態と同様な形状の凹部44を複数区画するように形成される。補強リブ42は、凹部44が内部に設けられた仮想の正六角柱を複数、凹部44周りの辺部分を共有させて並べたような態様を採る。このことは、比較例1~3のサンプルC1~C3においても同様である。実施例のサンプルEにおいて、補強リブ42の高さは8mmであり、補強リブ42の幅は5mmである。実施例の補強リブ42に係るその他の寸法は、図9に示す通りである。
〈比較例1〉
図10に示すように、比較例1のサンプルC1の厚さも、3mmである。比較例1のサンプルC1では、補強リブ42によって区画される各凹部44の開口形状が実施例のサンプルEと異なる。比較例1のサンプルC1における凹部44の開口形状は、正六角形に形成される。つまり、比較例1のサンプルC1は、実施例のサンプルEにおいて欠肉部46が設けられていない物に相当する。比較例1のサンプルC1において、補強リブ42の高さは8mmであり、補強リブ42の幅は5mmである。比較例1の補強リブ42に係るその他の寸法は、図10に示す通りである。
〈比較例2〉
図11に示すように、比較例2のサンプルC2の厚さも、3mmである。比較例2のサンプルC2では、補強リブ42によって区画される各凹部44の開口形状が、比較例1のサンプルC1と同様に正六角形に形成される。比較例2のサンプルC2において、補強リブ42の高さは6.35mmであり、補強リブ42の幅は5mmである。つまり、比較例2のサンプルC2は、比較例1のサンプルC1において補強リブ42の高さを低くした物に相当する。比較例2の補強リブ42に係るその他の寸法は、図11に示す通りである。
〈比較例3〉
図12に示すように、比較例3のサンプルC3の厚さも、3mmである。比較例3のサンプルC3では、補強リブ42によって区画される各凹部44の開口形状が、比較例1のサンプルC1と同様に正六角形に形成される。比較例3のサンプルC3において、補強リブ42の高さは8mmであり、補強リブ42の幅は4mmである。つまり、比較例3のサンプルC3は、比較例1のサンプルC1において補強リブ42の幅を狭くした物に相当する。比較例3の補強リブ42に係るその他の寸法は、図12に示す通りである。
荷重試験では、実施例および比較例1~3の各サンプルE,C1~C3の四隅を固定した状態で、補強リブ42が設けられた側の面全体に470kPaの荷重を加え、各サンプルE,C1~C3について、長辺での変形量(以下、長辺変化量という)Aと、短辺での変化量(以下、短辺変化量)Bと、中央位置で最大に撓んだ箇所の変化量(以下、最大変化量という)Cとを測定した。
この荷重試験の結果を各サンプルE,C1~C3の体積と共に表1に示す。表1に示す各サンプルE,C1~C3の体積は、それら各サンプルE,C1~C3の重量に比例する。また、表1には、最大変形量Cと長辺変形量Aとの差(C-A)の値、および最大変形量Cと短辺変形量Bとの差(C-B)の値も併せて示す。
Figure 2024076210000002
最大変形量Cと長辺変形量Aとの差(C-A)は、サンプルの短辺に沿う方向における曲がり易さを示し、この値が大きくなるほど短辺に沿う方向における曲げ剛性が低いことを意味する。また、最大変形量Cと短辺変形量Bとの差(C-B)は、長辺に沿う方向における曲がり易さを示し、この値が大きくなるほど長辺に沿う方向における曲げ剛性が低いことを意味する。
表1に示すように、実施例のサンプルEの体積は、比較例1のサンプルC1の体積よりも小さい。つまり、実施例のサンプルEの重量は、比較例1のサンプルの重量よりも減少している。この重量の減少は、補強リブ42に欠肉部46を設けたことによるものである。このように、実施例のサンプルEは、比較例1のサンプルC1と比べて軽量化されている。
実施例のサンプルEにおける最大変形量Cと長辺変形量Aとの差(C-A)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と同等である。また、実施例のサンプルEにおける最大変形量Cと短辺変形量Bとの差(C-B)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と比べてやや大きくなるに留まる。これらのことから、実施例のサンプルEの曲げ剛性は、短辺に沿う方向において比較例1のサンプルC1の曲げ剛性と同等であり、長辺に沿う方向において比較例1のサンプルC1の曲げ剛性と比べると少しだけ低下すると言える。
比較例2のサンプルC2の体積は、実施例のサンプルEの体積と同程度であり、比較例1のサンプルC1の体積よりも小さい。つまり、比較例2のサンプルC2の重量は、比較例1のサンプルC1の重量よりも減少している。この重量の減少は、補強リブ42の高さが相対的に低いことによるものである。このように、比較例2のサンプルC2は、比較例1のサンプルC1に比べて軽量化されている。
比較例2のサンプルC2における最大変形量Cと長辺変形量Aとの差(C-A)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と比べて大きい。また、比較例2のサンプルC2における最大変形量Cと短辺変形量Bとの差(C-B)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と比べて大きく、実施例のサンプルEの同値と比べてもかなり大きい。これらのことから、比較例2のサンプルC2の曲げ剛性は、長辺に沿う方向においても短辺に沿う方向においても比較例1のサンプルC1の曲げ剛性に対して比較的大きく低下すると言える。
比較例3のサンプルC3の体積は、実施例のサンプルEの体積と同程度であり、比較例1のサンプルC1の体積よりも小さい。つまり、比較例3のサンプルC3の重量は、比較例1のサンプルC1の重量よりも減少している。この重量の減少は、補強リブ42の幅が相対的に狭いことによるものである。このように、比較例3のサンプルC3は、比較例1のサンプルC1に比べて軽量化されている。
比較例3のサンプルC3における最大変形量Cと長辺変形量Aとの差(C-A)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と比べて大きい。また、比較例3のサンプルC3における最大変形量Cと短辺変形量Bとの差(C-B)の値は、比較例1のサンプルC1の同値と比べて大きく、実施例のサンプルEの同値と比べてもかなり大きい。これらのことから、比較例3のサンプルC3の曲げ剛性は、長辺に沿う方向においても短辺に沿う方向においても比較例1のサンプルC1の曲げ剛性に対して比較的大きく低下すると言える。
以上より、比較例2および3のサンプルC2,C3では、比較例1のサンプルC1に対して軽量化できるものの、比較例1のサンプルC1と比べて曲げ剛性が長辺に沿う方向においても短辺に沿う方向においても損なわれる。よって、エアバッグドア10において、比較例2および3のサンプルC2,C3の補強リブ42が各フラップ部32に設けられる場合、図14に示すように、エアバッグ装置50の作動によりエアバッグ58が展開し始めて両ドア部16が開くときに、ドア部16の長辺に沿う方向における曲げ変形が比較的大きく生じ易く、低温時においては表皮層7に亀裂100が生じることが想定される。表皮層7に亀裂100が生じると、その後のドア部16の開放に向けた回転動作により、表皮層7がちぎれて飛散するおそれがある。
これに対して、実施例のサンプルEでは、比較例1のサンプルC1に対して軽量化できる上、比較例1のサンプルC1と比べて長辺に沿う方向においても短辺に沿う方向においても遜色ないレベルの曲げ剛性を実現できることが分かる。よって、エアバッグドア10において、実施例のサンプルEの補強リブ42が各フラップ部32に設けられる場合、図13に示すように、エアバッグ装置50の作動によりエアバッグ58が展開し始めて両ドア部16が開くときに、ドア部16の長辺に沿う方向における曲げ変形が生じ難くなり、低温時においても表皮層7に亀裂が生じるのを抑制できることが想定される。
《その他の実施形態》
上記実施形態では、凹部44の各拡張部分44aが優弧状の外周面を持つ円の一部のような形に設けられるとしたが、これに限らない。凹部44の各拡張部分44aは、半円弧状または劣弧状の外周面を持つ円の一部のような形に設けられてもよい。また、凹部44の各拡張部分44aは、長円形状や楕円形状、矩形状など、その他の形状に設けられてもよい。
上記実施形態では、各凹部44の開口形状が正六角形を一部拡張した形状であるとしたが、これに限らない。各凹部44の開口形状は、互いに異なる長さの辺を含む等角六角形や、互いに異なる角度の角を含む六等辺六角形など、正六角形以外の六角形をベースの形状として一部拡張した形状であってもよい。
上記実施形態では、エアバッグドア10の各ヒンジ部14がエアバッグシュート部材24の他の部分と異なる樹脂材料からなる態様を例に挙げて説明したが、これに限らない。各ヒンジ部14は、エアバッグシュート部材24の他の部分(枠状部26および各フラップ部32)と同一の樹脂材料によって一体に成形され、それら他の部分に比べて薄い薄肉部分によって構成されてもよい。
上記実施形態では、エアバッグドア10が両開き式に構成されるとしたが、これに限らない。例えば、エアバッグドア10は、ドア部16が前後両側のメインドア部と両サイドのサブドア部とに四区画される四方開き式に構成されてもよく、一枚のドア部16からなる片開き式に構成されてもよい。
上記実施形態では、本発明に係るエアバッグドア10をインストルメントパネルに適用した場合を例に説明したが、これに限らない。本発明に係るエアバッグドア10は、例えばセンターピラーガーニッシュやドアトリムなど、エアバッグドアを備え付けることが可能な内装パネルに適用することができる。
以上のように、本発明の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。上記実施形態について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においてさらに色々な変形が可能なこと、またそうした変形も本開示の技術の範囲に属することは、当業者に理解されるところである。
以上説明したように、本発明は、エアバッグドアおよび車両用の内装パネルについて有用である。
RA 回転軸線
1 インストルメントパネル(内装パネル)
7 表皮層
10 エアバッグドア
12 破断予定部
12a 中央破断予定部
12b サイド破断予定部
14 ヒンジ部
16 ドア部
42 補強リブ
44 凹部
44a 拡張部分
50 エアバッグ装置

Claims (4)

  1. 表面が表皮層(7)からなる内装パネル(1)に破断予定部(12)とヒンジ部(14)とで区画して設けられ、
    前記内装パネル(1)の裏側に配置されるエアバッグ装置(50)の作動により、前記破断予定部(12)が破断してドア部(16)を形成し、該ドア部(16)が前記ヒンジ部(14)回りに表側へ回転して開くように構成されたエアバッグドアであって、
    前記ドア部(16)の裏面には、複数の凹部(44)を区画するハニカム状の補強リブ(42)が設けられ、
    前記凹部(44)の開口形状は、六角形における互いに対向する一対の角部のそれぞれを外方へ凸状に拡張した形状とされ、
    前記補強リブ(42)における前記凹部(44)の内面には、当該凹部(44)の拡張部分(44a)を構成する一対の欠肉部(46)が、前記ヒンジ部(14)の回転軸線(RA)に沿う方向において互いに対向するように形成される、
    ことを特徴とするエアバッグドア。
  2. 請求項1に記載のエアバッグドアにおいて、
    前記欠肉部(46)が形成する前記凹部(44)の内面は、アーチ状に形成される、
    ことを特徴とするエアバッグドア。
  3. 請求項1または2に記載のエアバッグドアにおいて、
    前記破断予定部(12)は、中央破断予定部(12a)と、該中央破断予定部(12a)の両端から延びる一対のサイド破断予定部(12b)と、を有するH字形状に設けられ、
    前記ヒンジ部(14)は、前記一対のサイド破断予定部(12b)の間で前記中央破断予定部(12a)を挟む位置に、該中央破断予定部(12a)に沿う方向に回転軸線(RA)を対応させて一対に設けられ、
    前記ドア部(16)は、各々、前記中央破断予定部(12a)を長辺とする長方形状に形成される一対のドア部(16)であり、両開き式に構成される、
    ことを特徴とするエアバッグドア。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のエアバッグドア(10)が設けられる、
    ことを特徴とする車両用の内装パネル。
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