JP2024075831A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】突切り加工時にワークが切り離されていないと判別されて、第1及び第2主軸の回転を停止させる際に、ワークがワーク保持部内で滑ることを抑制することができる工作機械を提供する。【解決手段】工作機械1は、主軸11,21が同期回転した状態でワークWの突切り加工を行う制御ユニット300を備え、制御ユニット300は、モータ制御部301と、突切り加工の後に、第2主軸21のモータ21mの出力トルクがゼロに低下されてから減速待ち時間が経過したときに、主軸11,21の回転が同期している場合には突切り加工が正常に行われていないと判別する突切り判別部302と、を備え、モータ制御部301は、突切り加工が正常に行われていないと判別されると、モータ21mの出力トルクをゼロから増加させたうえで、主軸11,21が同期回転状態を保ったまま、主軸11,21の同期回転速度をゼロとする。【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械に関する。
特許文献1に記載の数値制御自動旋盤は、主軸台及び対向主軸台によりワークの両端部を把握した状態でワークを回転させつつ、刃物台の突切工具によってワークを切り離す突切り加工を施した後、突切り加工が正常に行なわれたか否かを判別する判別手段を具備する。
この判別手段は、ワークに突切り加工を施した後、主軸台を停止又は所定の回転速度で回転させる旨の指令を出力する。そして、この判別手段は、一定時間を経過したときに、主軸台が指令通りに停止又は所定の回転速度で回転しているときには、主軸台がワークを介して対向主軸台の回転の影響を受けていないとして、突切り加工が正常に行なわれたと判別する。一方、このときに、主軸台が指令通りに停止又は所定の回転速度で回転していないときには、主軸台がワークを介して対向主軸台の回転力の影響を受けているとして、突切り加工が正常に行なわれていないと判別して旋盤を非常停止させる。
特開平6-39603号公報
上記特許文献1に記載の構成において、突切り加工が正常に行なわれていないと判別されると、非常停止される。非常停止とは、主軸台及び対向主軸台それぞれの回転速度がゼロまで低下、つまり減速させられることにより、主軸台及び対向主軸台それぞれの回転を停止させることである。この非常停止時の減速の際、主軸台及び対向主軸台の回転は同期していないため、主軸台及び対向主軸台それぞれが停止するまでに要する時間が互いに異なる。この原因としては、主軸台と対向主軸台で把握するワークの部分の長さ、ひいては、慣性モーメントが異なること、また、主軸台及び対向主軸台で構造が異なるため主軸台及び対向主軸台で回転力が異なること等が挙げられる。これにより、上記の減速の際にも、主軸台及び対向主軸台はそれぞれ異なる速度で回転するため、ワークが主軸台及び対向主軸台の何れかのコレットチャック内で滑るおそれがあり、これに伴い、コレットチャック内にワーク滑りによる傷が付くおそれがある。また、コレットチャック内の傷により、次にワークを加工したときのワークの加工精度が低下するおそれがある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、突切り加工時にワークが切り離されていないと判別されて、第1及び第2主軸の回転を停止させる際に、ワークがワーク保持部内で滑ることを抑制することができる工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る工作機械は、ワークを保持する第1ワーク保持部と、第1モータを有し、前記第1モータの回転により前記第1ワーク保持部とともに回転する第1主軸と、ワークを保持する第2ワーク保持部と、第2モータを有し、前記第2モータの回転により前記第2ワーク保持部とともに回転し、前記第1主軸の回転軸方向に前記第1主軸と対向するように位置する第2主軸と、前記第1主軸及び前記第1ワーク保持部を前記第2主軸及び前記第2ワーク保持部に対して前記第1主軸の回転軸方向に相対的に移動させる主軸移動機構と、突切り工具を前記第1主軸の回転軸方向に交わる方向に移動させる工具移動機構と、前記主軸移動機構を介して対向する位置に移動した前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部とがワークにおける前記第1主軸の回転軸方向に異なる部位を同時に保持しつつ、前記第1主軸及び前記第2主軸がワークとともに互いに同期して回転した状態で、前記工具移動機構を介して前記突切り工具の刃先をワークの外面からワークの中心軸に向けて移動させることによりワークを前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部との間で切り離す突切り加工を行う制御ユニットと、を備え、前記制御ユニットは、前記第1モータ及び前記第2モータそれぞれの回転速度を制御するモータ制御部と、前記突切り加工の後に、前記モータ制御部により前記第1モータ又は前記第2モータの出力トルクがゼロに低下されてから予め設定される減速待ち時間が経過したときに、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期していない場合には前記突切り加工が正常に行われたと判別し、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期している場合には前記突切り加工が正常に行われていないと判別する突切り判別部と、を備え、前記モータ制御部は、前記突切り判別部により前記突切り加工が正常に行われていないと判別されると、出力トルクがゼロとされた前記第1モータ又は前記第2モータの出力トルクをゼロから増加させたうえで、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期した状態を保ったまま、前記第1主軸及び前記第2主軸の同期回転速度をゼロとする停止処理を行う。
本発明によれば、突切り加工時にワークが切り離されていないと判別されて、第1及び第2主軸の回転を停止させる際に、ワークがワーク保持部内で滑ることを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械の概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械の概略側面図である。 本発明の一実施形態に係る突切り加工が正常に行われたときの第1及び第2主軸の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る突切り加工が異常であるときの第1及び第2主軸の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る突切り加工処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る突切り加工が正常に行われたときの第1及び第2主軸の回転速度の変化を示すグラフ、同期完了信号及び出力トルクの状態を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る突切り加工が異常であるときの第1及び第2主軸の回転速度の変化を示すグラフ、同期完了信号及び出力トルクの状態を示すタイミングチャートである。
本発明の一実施形態に係る工作機械について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、工作機械1は、ワークWを加工するNC(Numerical Control)旋盤である。詳しくは、工作機械1は、工作機械1の各構成を支持する台であるベッドSと、第1主軸ユニット10と、第1主軸移動機構13と、第2主軸ユニット20と、第2主軸移動機構23,24と、第1工具ユニット30と、第1工具移動機構32,33と、第2工具ユニット40と、支持台65と、制御ユニット300と、を備える。
図4に示す第1主軸ユニット10は、円柱状のワークWを把握し、把握したワークWをZ軸方向に沿う回転軸を中心に軸回転させる。第1主軸ユニット10は、ワークWを把握するコレットチャック11aと、コレットスリーブ11dと、図示しないエアシリンダと、コレットチャック11a及びコレットスリーブ11dとともに回転可能な第1主軸11と、第1主軸11を回転可能に支持する第1主軸台15と、を備える。
第1主軸台15は、第1主軸11の外周側を囲む形状をなす。
第1主軸台15は、第1主軸11を回転可能に支持する軸受15aを備える。
図1に示すように、第1主軸11は、第1主軸11の回転力を出力トルクとして発生させるモータ11mを備える。モータ11mは、第1主軸台15に内蔵されている。モータ11mの出力トルクがゼロであるとき、第1主軸11の回転は規制されずに、第1主軸11は自由に回転可能な状態となる。
第1主軸移動機構13は、制御ユニット300による制御のもと、第1主軸ユニット10をZ軸方向に移動させる。
図4に示すように、コレットチャック11aは、Z軸方向に延び、ワークWの周囲を把握可能に形成され、周方向に複数の部位に分割された略円筒状をなす。コレットチャック11aの先端側(図4の右側)の外周面には傾斜面11kが形成されている。傾斜面11kは、コレットチャック11aの先端側に進むにつれてコレットチャック11aの径方向外側に向かうように傾斜して形成されている。
コレットスリーブ11dは、円筒状をなし、コレットチャック11aの外周側に位置する。コレットスリーブ11dは、エアシリンダの動作により、Z軸方向に進退可能である。コレットスリーブ11dが第2主軸21側に移動することにより、コレットスリーブ11dの先端部が傾斜面11kを径方向内側へ押し込み、コレットチャック11aを縮径させる。コレットチャック11aは、縮径することによりワークWを把握する。反対に、コレットスリーブ11dが第2主軸21から遠ざかる方向に移動することにより、コレットチャック11aが開き、ワークWを把握しない状態となる。
図1及び図2に示すように、第2主軸ユニット20は、第1主軸ユニット10にZ軸方向に対向して位置し、ワークWを把握し、把握したワークWをZ軸方向に沿う回転軸を中心に回転させる。
図4に示すように、第2主軸ユニット20は、ワークWを把握するコレットチャック21aと、コレットスリーブ21dと、図示しないエアシリンダと、コレットチャック21a及びコレットスリーブ21dとともに回転可能な第2主軸21と、第2主軸21を回転可能に支持する第2主軸台25と、を備える。第2主軸21、第2主軸台25、コレットチャック21a、コレットスリーブ21d及び図示しないエアシリンダは、それぞれ第1主軸11、第1主軸台15、コレットチャック11a、コレットスリーブ11d及び図示しないエアシリンダと同様に構成される。すなわち、第2主軸21は、第2主軸21の回転力を出力トルクとして発生させるモータ21m(図1参照)を備える。モータ21mの出力トルクがゼロであるとき、第2主軸21の回転は規制されずに、第2主軸21は自由に回転可能な状態となる。第2主軸台25は、第2主軸21を回転可能に支持する軸受25aを備える。コレットチャック21aは、傾斜面11kと同様の傾斜面21kを有する。コレットチャック21aは、上述したコレットチャック11aと同様に、コレットスリーブ21dとエアシリンダの動作により、縮径することによりワークWを把握した状態となり、開くことによりワークWを把握しない状態となる。
図2に示すように、第2主軸移動機構23は、制御ユニット300による制御のもと、第2主軸ユニット20をZ軸方向に移動させる。第2主軸移動機構24は、制御ユニット300による制御のもと、第2主軸移動機構23及び第2主軸ユニット20をX軸方向に移動させる。
図1に示すように、支持台65は、第1主軸ユニット10と第2主軸ユニット20の間に位置し、ベッドSに対して不動となるように設けられている。支持台65には、回転ガイドブッシュ装置60(図1参照)又はガイドブッシュレス装置90(図4参照)の何れかが取り付けられている。
回転ガイドブッシュ装置60は、第1主軸11の先端側に位置し、第1主軸11により保持されたワークWを保持しつつ第1主軸11と同期して回転する。
なお、回転ガイドブッシュ装置60は、本実施形態では、ダイレクト駆動ガイドブッシュ装置であるが、本実施形態に限らず、その他の種類のガイドブッシュ装置、例えば、静止型ガイドブッシュ装置、ケレ式回転ガイドブッシュ装置、ベルト駆動ガイドブッシュ装置等であってもよい。
図4に示すように、ガイドブッシュレス装置90は、第1主軸11の外周側に位置する円筒部91を備える。円筒部91には、Z軸方向に貫通する貫通孔が形成されている。円筒部91の貫通孔には、第1主軸11の先端側が通過可能に構成されている。
図2に示すように、第2工具ユニット40は、第2主軸ユニット20により把握されたワークWを加工するときに使用される。
第2工具ユニット40は、工具41と、工具41が装着可能な刃物台43と、を備える。工具41は、回転工具及び固定工具等からなる。刃物台43は、ベッドSの上面に設けられ、図示しない工具移動機構によりY軸方向に移動可能に構成されている。
図3に示すように、第1工具ユニット30は、第1又は第2主軸ユニット10,20(主に第1主軸ユニット10)により把握されたワークWを加工するときに使用される。第1工具ユニット30は、複数の工具31,35と、工具台34と、クロスドリル装置80と、後駆動装置85と、を備える。
図1に示すように、第1工具移動機構33は、制御ユニット300による制御のもと、工具台34をY軸方向に移動させる。図2に示すように、第1工具移動機構32は、制御ユニット300による制御のもと、工具台34をX軸方向に移動させる。
図3に示すように、工具台34は、第1主軸ユニット10により把握されたワークWの外周を囲む枠部からなる。工具台34のX軸方向の一方側にはクロスドリル装置80が固定されている。工具台34のX軸方向の他方側には後駆動装置85が固定されている。クロスドリル装置80及び後駆動装置85は、工具台34の上部に位置する。クロスドリル装置80及び後駆動装置85には、それぞれ、刃先の向きが互いにX軸方向に対向するように工具35が配置されている。クロスドリル装置80及び後駆動装置85には、また、ドリル等の回転工具である複数の工具35が回転可能に装着されている。
工具台34の下部には、バイト等の固定工具である複数の工具31が取り付けられている。各工具31は、ワークWに向かってX軸方向に沿って延び、Y軸方向に並べられている。複数の工具31の一つは突切り工具31aである。突切り工具31aは、複数の工具31のうち工具台34の最も下側に位置する。なお、突切り工具31aの取り付け位置は、これに限らず、どの位置であってもよい。
図1に示すように、制御ユニット300は、工作機械1の各部の動作を制御する。制御ユニット300は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等からなる。
制御ユニット300は、各主軸11、21のモータ11m、21mの出力トルクを制御するモータ制御部301と、突切り加工が正常に行われたか否かを判別する突切り判別部302と、各モータ11m、21m(各主軸11、21)の回転速度を検出する回転速度検出部303と、各主軸11、21の回転が同期しているか否かを検出する同期検出部304と、を備える。
回転速度検出部303は、回転速度検出センサ(図示略)からの検出信号を受けて、各モータ11m、21mの回転速度を検出し、その検出結果をモータ制御部301及び突切り判別部302に出力する。回転速度検出部303は、モータ11m(第1主軸11)の回転速度がゼロであるか否かを示す主軸速度ゼロ信号S0をモータ制御部301及び突切り判別部302に出力する。主軸速度ゼロ信号S0は、モータ11mの回転速度がゼロであるとき、つまり、モータ11mの回転が停止しているときにオン(1)となり、モータ11mの回転速度がゼロでない、つまり、モータ11mが回転しているときにオフ(0)となる。
なお、これに限らず、主軸速度ゼロ信号S0は、モータ11mの回転が停止しているときにオフ(0)となり、モータ11mが回転しているときにオン(1)となってもよい。
同期検出部304は、各主軸11、21の回転が互いに同期しているか否かを示す同期完了信号S1をモータ制御部301及び突切り判別部302に出力する。同期完了信号S1は、第1主軸11と第2主軸21とが同期、即ち、同期回転速度にて等速で回転しているときにオン(1)となり、第1主軸11及び第2主軸21が同期して回転していないときにオフ(0)となる。
同期検出部304は、図7に示すように、第1主軸11の第1回転速度と第2主軸21の第2回転速度の差分(=第1回転速度-第2回転速度)である速度差ΔVが閾値Th以下であるときには同期完了信号S1をオンとし、速度差ΔVが閾値Thを超えたときには同期完了信号S1をオフとする。
なお、これに限らず、同期完了信号S1は、第1主軸11と第2主軸21とが同期回転しているときにオフ(0)となり、第1主軸11と第2主軸21とが同期回転していないときにオン(1)となってもよい。
モータ制御部301は、回転速度検出部303の検出結果に基づき各モータ11m、21mの回転速度を監視しつつ、各モータ11m、21mの回転速度をフィードバック制御する。モータ制御部301は、各モータ11m、21mの回転を同期制御するときには、各モータ11m、21mの回転速度を同期回転速度にて等速となるように制御する。モータ制御部301は、第1主軸11をマスタ軸、第2主軸21をスレーブ軸として、マスタ軸の回転にスレーブ軸の回転を同期させる同期制御を行っている。
なお、本例とは反対に、第2主軸21をマスタ軸、第1主軸11をスレーブ軸としてもよい。
次に、制御ユニット300により実行されるワーク加工処理について説明する。制御ユニット300は、予め設定されたNCプログラムに沿ってこのワーク加工処理を実行する。
まず、図示しないワーク供給装置からワークWが第1主軸ユニット10に供給される。制御ユニット300は、供給されたワークWを第1主軸ユニット10(コレットチャック11a)で把握し、把握したワークWに対して第1工具ユニット30を使用して第1の加工を行う。
この第1の加工が完了すると、制御ユニット300は、後で詳述する突切り加工処理にて、第1主軸ユニット10と第2主軸ユニット20により把握されたワークWを第1主軸11と第2主軸21の間で突切り工具31aを使用して切り離す。これにより、図4の下部に拡大して示すように、突切り加工が正常に行われていれば、第1工具ユニット30により把握されていたワークWのうち第1加工が施された部位が切り離され、この切り離されたワークWaが第2主軸ユニット20により単独で把握された状態となる。
次に、制御ユニット300は、第2主軸ユニット20で把握したワークWaに対して第2工具ユニット40の工具41を使用して第2の加工を行う。この第2の加工が完了すると、制御ユニット300は、図示しないワーク排出装置を利用して加工済みのワークWaを工作機械1の外部へ排出する。
以上で、ワーク加工処理が終了となる。このワーク加工処理は、ワークWの供給毎に繰り返し実行される。
次に、図6のフローチャートを参照しつつ、上記ワーク加工処理のサブフローとしての突切り加工処理について説明する。
モータ制御部301は、第1主軸ユニット10がワークWを把握した状態で、第1主軸11及び第2主軸21を同期した状態で回転させる(ステップS101)。
そして、制御ユニット300は、第1主軸11及び第2主軸21が同期して回転した状態で、第2主軸ユニット20にてワークWの端部を把握する(ステップS102)。詳しくは、このステップS102において、制御ユニット300は、第2主軸移動機構23を介して、第2主軸21を第1主軸11に対向する位置まで移動させ、コレットチャック21aを開き、コレットチャック11aにより保持されたワークWの端部をコレットチャック21a内に挿入する。そして、制御ユニット300は、コレットチャック21aを閉じてワークWの端部を把握する。これにより、ワークWは、コレットチャック11a,21aにより把握された状態で回転する。
なお、上記では、第1主軸11と第2主軸21を対向させるにあたって、第2主軸21を移動させていたが、これに限らず、第1主軸11を移動させてもよいし、第1主軸11と第2主軸21の両方を移動させてもよい。
そして、制御ユニット300は、加工に使用する工具として突切り工具31aを選択し、図3の下部の拡大図の矢印Ar1で示すように、突切り工具31aの刃先がY軸方向においてワークWの中心軸と同じ高さとなるように、第1工具移動機構33を介して工具台34をY軸方向に移動させる(ステップS103)。
その後、制御ユニット300は、選択された突切り工具31aを使用して、ワークWを切り離す突切り加工を行う(ステップS104)。このステップS104では、制御ユニット300は、図4の下部の拡大図の矢印Ar2で示すように、突切り工具31aの刃先が、第1主軸11及び第2主軸21とともに回転するワークWの外周面からワークWの中心軸を超える位置まで到達するように、第1工具移動機構32を介して工具台34を移動させる。
突切り判別部302は、突切り加工が完了すると、ステップS105~S112に従って、突切り判別処理を実行する。なお、ステップS105~S110においては、第1主軸11の回転速度は、突切り加工時の第1主軸11の回転速度に維持されている。以下、突切り判別処理について説明する。
まず、モータ制御部301は、第2主軸21のモータ21mの出力トルクを突切り加工時の値からゼロとする(ステップS105)。仮に、突切り加工が正常に行われていた場合には、図7に示すように、モータ21mの出力トルクがゼロとされたとき(時刻t1)から、第2主軸21は慣性力により自由に回転を継続するが、軸受25aの摩擦、及び空気抵抗等により、第2主軸21の回転速度は時間経過とともに低下する。このとき、第1主軸11のモータ11mは駆動され続けているため、第1主軸11の回転速度は一定速度に維持される。
次に、突切り判別部302は、図示しないタイマを利用して減速待ち時間Taの経過を待つ(ステップS106;NO)。減速待ち時間Taは、第2主軸21の回転速度が低下することにより、第1主軸11と第2主軸21の速度差ΔVが閾値Thを超える時間(時刻t3)に設定される。突切り判別部302は、減速待ち時間Taが経過したと判別すると(ステップS106;YES)、同期完了信号S1がオフであるか否かを判別する(ステップS107)。
ここで、突切り加工が正常に行われたか否かと同期完了信号S1のオンオフ状態の関係について説明する。
突切り加工が正常に行われた場合には、図4に示すように、第1主軸11と第2主軸21の間でワークWが切り離される。この場合、第2主軸21は、第1主軸11の回転の影響を受けない。このため、図7に示すように、第2主軸21の回転速度が時間経過とともに低下していき、速度差ΔVが徐々に大きくなって、閾値Thを超えたとき(時刻t2)、同期完了信号S1がオンからオフに切り替わる。
一方、突切り工具31aの欠損等の理由により、突切り加工が正常に行われていない、つまり、突切り加工が異常である場合には、図5の下部に拡大して示すように、第1主軸11と第2主軸21の間でワークWが切り離されず、ワークWの切り残し部Wbが残存する。このため、第1主軸11と第2主軸21の間でワークWが連結された状態が保たれる。このため、第2主軸21のモータ21mの出力トルクがゼロであるのにも関わらず、図8に示すように、第2主軸21がワークWを介して第1主軸11の回転に伴い回転し、速度差ΔVがゼロに維持され、同期完了信号S1がオンに維持される。
このように、減速待ち時間Taの経過時の同期完了信号S1のオンオフに応じて、突切り加工が正常に行われたか否か判別可能である。
図6のフローチャートに戻って、突切り判別部302は、同期完了信号S1がオフであると判別すると(ステップS107;YES)、突切り加工が正常に行われたと判別し(ステップS108)、この突切り加工処理を終了し、メインフローであるワーク加工処理に戻る。その後、ワーク加工処理において、制御ユニット300は、第2主軸ユニット20がワークWaを把握した状態で、第2主軸移動機構23を介して第2主軸21を第1主軸11からZ軸方向に退避させ、上述したように、ワークWaに対して第2の加工を行う。
一方、突切り判別部302は、同期完了信号S1がオンであると判別すると(ステップS107;NO)、突切り加工が異常であると判別する(ステップS109)。突切り加工が異常であると判別されたとき(図8の時刻t3)、モータ制御部301は、第2主軸21のモータ21mの出力トルクをゼロから突切り加工時の元の値に戻す(ステップS110)。そして、第1主軸11及び第2主軸21の回転を同期させた状態を保ったうえで、第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度をゼロまで低下させる(ステップS111)。
上記のように、第1主軸11及び第2主軸21の回転を停止させる際にも、第1主軸11及び第2主軸21の回転が同期するように制御される。このため、第1主軸11と第2主軸21で回転が停止するまでの時間が同一となる。また、同期しているため、第1主軸11と第2主軸21で回転力が等しくなり、ワークWが捻れることが抑制され、また、ワークWがコレットチャック11a,21a内で滑ることが抑制される。
そして、制御ユニット300は、主軸速度ゼロ信号S0がオフからオンに切り替わることにより第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度がゼロとなったことを確認すると、工作機械1の各部の動作を停止(アラーム停止)させ(ステップS112)、この突切り加工処理を終了し、メインフローであるワーク加工処理を中断する。作業者は、この停止を受けて、突切り工具31aの交換等の不具合を取り除く作業を行った後に、この停止状態を解除して、ワーク加工処理を再開する。
減速待ち時間Taは、工作機械1の機種ごとに異なる長さに設定される。以下、減速待ち時間Taの設定方法について説明する。
まず、制御ユニット300は、上述したステップS101~S105と同様に、第1主軸11及び第2主軸21を同期回転させつつ突切り加工にてワークWを切り離した後、第2主軸21のモータ21mの出力トルクをゼロとする。そして、制御ユニット300は、出力トルクをゼロとしてから、第1主軸11と第2主軸21の間の速度差ΔVが閾値Thとなるまでに要する減速時間を計測する。この減速時間に余裕時間を足し合わせることにより減速待ち時間Taを設定する。工作機械1の機種によって、第2主軸21の重さ及び動摩擦係数が異なるため、第2主軸21が停止するまでに要する時間が異なるが、上記のように、減速待ち時間Taを設定することで、工作機械1の機種に適した減速待ち時間Taを設定することが可能となる。このため、過度に長い減速待ち時間Taが設定されることが抑制され、これにより、突切り加工処理に要する時間が長くなることが抑制される。
なお、上記の余裕時間は省略可能であり、計測した減速時間が減速待ち時間Taとして設定されてもよい。
(効果)
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)工作機械1は、ワークWを保持する第1ワーク保持部の一例であるコレットチャック11aと、第1モータ11mを有し、第1モータ11mの回転によりコレットチャック11aとともに回転する第1主軸11と、ワークWを保持する第2ワーク保持部の一例であるコレットチャック21aと、第2モータ21mを有し、第2モータ21mの回転によりコレットチャック21aとともに回転し、第1主軸11の回転軸方向の一例であるZ軸方向に第1主軸11と対向するように位置する第2主軸21と、第1主軸11及びコレットチャック11aを第2主軸21及びコレットチャック21aに対してZ軸方向に相対的に移動させる主軸移動機構の一例である第1主軸移動機構13又は第2主軸移動機構23と、突切り工具31aをZ軸方向に交わるX軸方向又はY軸方向に移動させる工具移動機構の一例である第1工具移動機構32,33と、第1主軸移動機構13又は第2主軸移動機構23を介して対向する位置に移動したコレットチャック11a及びコレットチャック21aがワークWにおけるZ軸方向に異なる部位を同時に保持しつつ、第1主軸11及び第2主軸21がワークWとともに互いに同期して回転した状態で、第1工具移動機構32,33を介して突切り工具31aの刃先をワークWの外面からワークWの中心軸に向けて移動させることによりワークWをコレットチャック11aとコレットチャック21aの間で切り離す突切り加工を行う制御ユニット300と、を備える。
制御ユニット300は、モータ11m,21mそれぞれの出力トルク及び回転速度を制御するモータ制御部301と、突切り加工の後に、モータ制御部301によりモータ21mの出力トルクがゼロに低下されてから予め設定される減速待ち時間Taが経過したときに、第1主軸11及び第2主軸21の回転が同期していない場合には突切り加工が正常に行われたと判別し、第1主軸11及び第2主軸21の回転が同期している場合には突切り加工が正常に行われていないと判別する突切り判別部302と、を備える。
モータ制御部301は、突切り判別部302により突切り加工が正常に行われていないと判別されると、出力トルクがゼロとされたモータ21mの出力トルクをゼロから増加させたうえで、第1主軸11及び第2主軸21の回転が同期した状態を保ったまま、第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度をゼロとする停止処理を行う。
この構成によれば、突切り加工時にワークWが切り離されていないと判別されて、第1主軸11及び第2主軸21の回転を停止させる際に、モータ11m,21mの両方から出力トルクが出力されつつ第1主軸11及び第2主軸21の回転が同期した状態から、第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度を低下させて停止する。このため、第1主軸11と第2主軸21との回転速度の差がない状態で停止することができ、ワークWがコレットチャック11a,21a内で滑ることを抑制することができる。これにより、ワークWがコレットチャック11a,21a内で滑って、コレットチャック11a,21a内にワーク滑りによる傷が付くことが抑制される。また、これに伴い、次にワークWを加工したときのワークWの加工精度が低下することが抑制される。
(2)制御ユニット300は、コレットチャック11aにより保持されたワークWを工具31,35を使用して加工した後に、コレットチャック21aにてワークWの端部を保持したうえで突切り加工を行う。モータ制御部301は、第1主軸11の回転速度に合わせるように第2主軸21の回転速度を制御することにより、第1主軸11及び第2主軸21の回転を同期させる。突切り判別部302は、突切り加工の後に、モータ制御部301を介して第2主軸21のモータ21mの出力トルクをゼロとしてから減速待ち時間Taの経過を待つ。
この構成によれば、第1主軸11の回転に第2主軸21の回転を同期させ、かつ、第2主軸21の回転に第1主軸11の回転を同期させない制御を行っている。このため、仮に、第1主軸11のモータ11mの出力トルクをゼロとすると、それに同期して、第2主軸21のモータ21mの出力トルクがゼロとなり、第1主軸11と第2主軸21の間で速度差ΔVを出すことができない。よって、突切り加工が正常に行われていないことの判別が困難となる。一方、実施の形態では、第2主軸21のモータ21mの出力トルクをゼロとし、第1主軸11のモータ11mの回転速度を維持する。このため、第1主軸11と第2主軸21の間で速度差ΔVを出すことができ、突切り加工が正常に行われていないことの判別が可能となる。
(3)モータ制御部301は、上記の停止処理を行う際、取得した主軸速度信号の一例である主軸速度ゼロ信号S0に基づき第1主軸11の回転速度がゼロとなったと判別したときに、第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度がゼロとなったと判別する。
この構成によれば、第1主軸11及び第2主軸21の同期回転速度がゼロとなったことが確実に判別可能となる。
(4)モータ制御部301は、第1主軸11の回転速度を、突切り加工時から、突切り判別部302による判別時にわたって一定速度に維持し、突切り判別部302による判別の際には第2モータ21mの出力トルクをゼロに低下させる。
この構成によれば、突切り加工から突切り判別にわたって、第1主軸11の回転速度を変化させる必要がないため、突切り加工から突切り判別へスムーズに移行することができる。また、第1主軸11の回転速度の制御も簡単となる。
(変形例)
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
上記実施形態において、クロスドリル装置80及び後駆動装置85の何れか一方、又はクロスドリル装置80及び後駆動装置85の両方が省略されてもよい。
上記実施形態において、第1主軸ユニット10と第2主軸ユニット20の間に、回転ガイドブッシュ装置60又はガイドブッシュレス装置90がない構成であってもよい。
上記実施形態における突切り判別処理は、Mコードで一連の処理として行われてもよい。これにより、NCプログラム中に、Mコードを指令するだけで、簡単に、突切り判別処理を行うことができる。
上記実施形態において、突切り加工処理の各ステップS101~S112の間に待ち時間を入れてもよい。各ステップS101~S112の順番は適宜入れ替え可能であり、また、各ステップS101~S112のうち何れかの複数のステップが同時進行されてもよい。また、各ステップS101~S112のうち何れかのステップが省略されてもよいし、新たにステップが追加されてもよい。
上記実施形態においては、モータ制御部301は、第1主軸11の回転速度を、突切り加工時から、突切り判別部302による判別時にわたって一定速度に保っていたが、これに限らず、突切り加工時から判別時に移行するとき、第1主軸11の回転速度を上昇又は低下させてもよい。
上記実施形態においては、図6のステップS110にて、モータ制御部301は、第2主軸21のモータ21mの出力トルクをゼロから突切り加工時の元の値に戻していたが、ゼロから増加していれば元の値以外の値に設定してもよい。
1…工作機械、10…第1主軸ユニット、11…第1主軸、11a,21a…コレットチャック、11d,21d…コレットスリーブ、11k,21k…傾斜面、11m,21m…モータ、13…第1主軸移動機構、15…第1主軸台、15a,25a…軸受、20…第2主軸ユニット、21…第2主軸、23,24…第2主軸移動機構、25…第2主軸台、30…第1工具ユニット、31,35,41…工具、31a…突切り工具、32,33…第1工具移動機構、34…工具台、40…第2工具ユニット、43…刃物台、60…回転ガイドブッシュ装置、65…支持台、80…クロスドリル装置、85…後駆動装置、90…ガイドブッシュレス装置、91…円筒部、300…制御ユニット、301…モータ制御部、302…突切り判別部、303…回転速度検出部、304…同期検出部、S…ベッド、S0…主軸速度ゼロ信号、S1…同期完了信号、ΔV…速度差、W、Wa…ワーク、Ta…減速待ち時間、Wb…切り残し部、Th…閾値

Claims (4)

  1. ワークを保持する第1ワーク保持部と、
    第1モータを有し、前記第1モータの回転により前記第1ワーク保持部とともに回転する第1主軸と、
    ワークを保持する第2ワーク保持部と、
    第2モータを有し、前記第2モータの回転により前記第2ワーク保持部とともに回転し、前記第1主軸の回転軸方向に前記第1主軸と対向するように位置する第2主軸と、
    前記第1主軸及び前記第1ワーク保持部を前記第2主軸及び前記第2ワーク保持部に対して前記第1主軸の回転軸方向に相対的に移動させる主軸移動機構と、
    突切り工具を前記第1主軸の回転軸方向に交わる方向に移動させる工具移動機構と、
    前記主軸移動機構を介して対向する位置に移動した前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部とがワークにおける前記第1主軸の回転軸方向に異なる部位を同時に保持しつつ、前記第1主軸及び前記第2主軸がワークとともに互いに同期して回転した状態で、前記工具移動機構を介して前記突切り工具の刃先をワークの外面からワークの中心軸に向けて移動させることによりワークを前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部との間で切り離す突切り加工を行う制御ユニットと、を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記第1モータ及び前記第2モータそれぞれの回転速度を制御するモータ制御部と、
    前記突切り加工の後に、前記モータ制御部により前記第1モータ又は前記第2モータの出力トルクがゼロに低下されてから予め設定される減速待ち時間が経過したときに、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期していない場合には前記突切り加工が正常に行われたと判別し、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期している場合には前記突切り加工が正常に行われていないと判別する突切り判別部と、を備え、
    前記モータ制御部は、前記突切り判別部により前記突切り加工が正常に行われていないと判別されると、出力トルクがゼロとされた前記第1モータ又は前記第2モータの出力トルクをゼロから増加させたうえで、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転が同期した状態を保ったまま、前記第1主軸及び前記第2主軸の同期回転速度をゼロとする停止処理を行う、
    工作機械。
  2. 前記制御ユニットは、前記第1ワーク保持部により保持されたワークを工具を使用して加工した後に、前記第2ワーク保持部にてワークの端部を保持したうえで前記突切り加工を行い、
    前記モータ制御部は、前記第1主軸の回転速度に合わせるように前記第2主軸の回転速度を制御することにより、前記第1主軸及び前記第2主軸の回転を同期させ、
    前記突切り判別部は、前記突切り加工の後に、前記モータ制御部を介して前記第2主軸の前記第2モータの出力トルクをゼロとしてから前記減速待ち時間の経過を待つ、
    請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記モータ制御部は、前記停止処理を行う際、前記第1主軸又は前記第2主軸の回転速度を検出する回転速度検出センサから出力された主軸速度信号に基づき、前記第1主軸又は前記第2主軸の回転速度がゼロとなったと判別したときに、前記第1主軸及び前記第2主軸の同期回転速度がゼロとなったと判別する、
    請求項1又は2に記載の工作機械。
  4. 前記モータ制御部は、前記第1主軸の回転速度を、前記突切り加工時から、前記突切り判別部による判別時にわたって一定速度に維持し、前記突切り判別部による判別の際には前記第2モータの出力トルクをゼロに低下させる、
    請求項1又は2に記載の工作機械。
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