JP2024059431A - 生体音伝送システム - Google Patents

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ひとみ 鈴木
香菜子 竹本
大輔 坂田
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Abstract

Figure 2024059431000001
【課題】装着端末と、装着端末の近くに配置される通信端末と、さらに遠隔地に配置される通信端末との間で、煩雑な操作を必要とすることなく生体音や音声等を伝送することができる生体音伝送システムを提供する。
【解決手段】生体音伝送システムは、母体に装着して使用される装着端末10と、近くに配置される第1通信端末20と、遠隔地に配置される第2通信端末30とを備え、装着端末入力部12から入力される生体音は生体音信号に変換され、第1通信端末出力部23および第2通信端末出力部33に伝送され、それぞれ生体音として出力される。第1通信端末入力部22から入力される第1入力音および第2通信端末入力部32から入力される第2入力音も、それぞれ第1入力音信号および第2入力音信号に変換、伝送され、装着端末出力部13、および第2通信端末出力部33または第1通信端末出力部23から出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は装着端末により取得される胎児の心音等を、装着端末の近くに配置される通信端末に加えて遠隔地に配置される通信端末にも伝送することができ、さらに遠隔地の通信端末により取得される音声等を装着端末等に伝送することができる生体音伝送システムに関する。
特許文献1には、母親と胎児のコミュニケーションのため、胎児信号を検出する胎児信号検出手段と、胎児に向けて可聴周波音響信号を放射する可聴周波音波放出手段とが配置されている筐体を母体腹壁上に装着して使用する双方向性胎児信号装置が開示されている。
特許文献1に開示されている装置は、例えば超音波振動子等からなるマイクロホンにより胎児心拍信号を検出してイヤホンや、テレメータ発信器を介してやや離れたところに配置されている装置に胎児信号を伝送する構成とされている。また、この装置はマイクロホンに接続されている信号源からオーディオ信号が胎児に向けて放出される構成とされている。
特開平08-173415号公報
特許文献1に開示されている装置は、胎児信号検出手段により検出される胎児信号を、装置に備えられているイヤホンに伝送するだけでなく、やや離れたところに配置されている装置に伝送することができる構成とされている。一方、可聴周波音波放出手段から放射されるオーディオ信号等は、装置に直接入力される構成とされている。このような構成の装置を用い、例えば遠隔地にいる単身赴任中の父親や祖父母の声や遠隔地から送る音楽などの音を胎児に聞かせるためには、スマートホン等のスピーカーから音声等を出力し、装置の集音器に入力する必要があった。また胎児の心音を遠隔地にいる父親等に聞かせるためには、スピーカーから心音を出力し、スマートホン等により送信する必要があり、煩雑な操作を行わなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、装着端末と、装着端末の近くに配置される通信端末と、さらに遠隔地に配置される通信端末との間で、煩雑な操作を必要とすることなく生体音や音声等を伝送することができる生体音伝送システムを提供することを課題とする。
本発明の生体音伝送システムは、母体の腹部に装着して使用される装着端末と、第1通信端末と、第2通信端末とを備え、前記装着端末は、生体音を生体音信号に変換する装着端末入力部と、有線または近距離無線通信により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号を送受信する装着端末通信部と、前記装着端末通信部により受信される前記第1入力音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ第1入力音および第2入力音に変換して出力する装着端末出力部とを含み、前記第1通信端末は、前記第1入力音を前記第1入力音信号に変換する第1通信端末入力部と、前記装着端末および前記第2通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第1通信端末通信部と、前記第1通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第2入力音に変換して出力する第1通信端末出力部とを含み、前記第2通信端末は、前記第2入力音を前記第2入力音信号に変換する第2通信端末入力部と、電気通信回線により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第2通信端末通信部と、前記第2通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第1入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第1入力音に変換して出力する第2通信端末出力部とを含む構成とされている。
本発明の生体音伝送システムによれば、生体音から変換される生体音信号、第1入力音から変換される第1入力音信号、および第2入力音から変換される第2入力音信号が、装着端末と第1通信端末との間で送受信され、さらに第1通信端末と第2通信端末との間で送受信され、受信される生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号をそれぞれ生体音、第1入力音、および第2入力音に変換する構成とすることで、装着端末と、装着端末の近くに配置される通信端末と、さらに遠隔地に配置される通信端末との間で、煩雑な操作を必要とすることなく生体音、第1入力音および第2入力音を伝送することが可能となる。
本発明の一実施形態である生体音伝送システム(実施形態1)の説明図である。 実施形態1の生体音伝送システムにおける装着端末を説明する断面模式図である。 本発明の別の実施形態である生体音伝送システム(実施形態2)における装着端末を説明する断面模式図である。
本発明の生体音伝送システムによれば、生体音から変換される生体音信号、第1の入力音から変換される第1入力音信号、および第2入力音から変換される第2入力音信号は、装着端末と第1通信端末との間で送受信され、さらに第1通信端末と第2通信端末との間で送受信され、装着端末、第1通信端末、または第2通信端末において受信される生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号をそれぞれ生体音、第1入力音、および第2入力音に変換する構成とすることで、装着端末により取得される生体音を、装着端末の近くに配置される第1通信端末とさらに遠隔地に配置される第2通信端末との双方から煩雑な操作を必要とすることなく出力することが可能となる。また第1通信端末により取得される第1入力音を装着端末に加えて遠隔地に配置される第2通信端末から煩雑な操作を必要とすることなく出力することが可能となる。さらにまた第2通信端末により取得される第2入力音を装着端末に加えて装着端末の近くに配置される第1通信端末から煩雑な操作を必要とすることなく出力することが可能となる。
本発明の生体音伝送システムについて、図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に説明する部材、材料等は、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。また図面において同一符号は同等あるいは同一のものを示し、各構成要素間の大きさや位置関係などは便宜上のものであり、実態を厳密に反映したものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の生体音伝送システムの実施形態1の説明図である。図1に示す本実施形態の生体音伝送システムは、装着端末10と、第1通信端末20と、第2通信端末30とを備える構成とされている。ここで、第1通信端末20は、装着端末10の近くに配置される通信端末であり、第2通信端末30は、遠隔地に配置される通信端末である。
装着端末10は、有線または近距離無線通信により第1通信端末20との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信される装着端末通信部11と、心音等の生体音が入力されて生体音信号に変換して出力する装着端末入力部12と、装着端末通信部11により受信されて出力される第1入力音信号および第2入力音信号を入力し、それぞれ第1入力音および第2入力音に変換して出力する装着端末出力部13とを含む構成とされている。
図2は、実施形態1の生体音伝送システムにおける装着端末を説明する断面模式図である。図2に示すように本実施形態の装着端末10は、筐体14に集音空間15と、集音空間15に入力される生体音を生体音信号に変換する例えば容量型マイクロホンや圧電型マイクロホンで構成されるマイクロホン16と、例えば圧電型スピーカーやダイナミック型スピーカーで構成されるスピーカー17と、生体音信号に対して増幅等の信号処理や生体信号の送受信のための信号処理を行う信号処理回路18とを備えている。このような構成の装着端末10においては、図1で説明した装着端末入力部12は集音空間15およびマイクロホン16で構成され、装着端末出力部13はスピーカー17で構成され、装着端末送信部11は信号処理回路18で構成されることになる。
第1通信端末20は、装着端末10および第2通信端末30との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信される第1通信端末通信部21と、音声や音楽などの第1入力音が入力されて第1入力音信号に変換して出力する第1通信端末入力部22と、第1通信端末通信部21により受信されて出力される生体音信号および第2入力音信号を入力し、それぞれ生体音および第2入力音に変換して出力する第1通信端末出力部23とを含む構成とされている。
第1通信端末20は、スマートホンや携帯電話、タブレット端末等で構成することができる。第1通信端末通信部21は、例えば一般的なスマートホン等に備えられている通信部で構成され、有線または近距離無線通信により装着端末10との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信され、電話回線やインターネット回線等の電気通信回線により第2通信端末30との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信される。第1通信端末入力部22はマイクロホンで構成され、第1通信端末出力部23はスピーカーで構成される。
第2通信端末30は、第1通信端末20との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信される第2通信端末通信部31と、音声や音楽などの第2入力音が入力されて第2入力音信号に変換して出力する第2通信端末入力部32と、第2通信端末通信部31により受信されて出力される生体音信号および第1入力音信号を入力し、それぞれ生体音および第1入力音に変換して出力する第2通信端末出力部33とを含む構成とされている。
第2通信端末30も、スマートホンや携帯電話、タブレット端末等で構成することができる。第2通信端末通信部31は、電話回線やインターネット回線等の電気通信回線により第1通信端末20との間で生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号が送受信される。第2通信端末入力部32はマイクロホンで構成され、第2通信端末出力部33はスピーカーで構成される。
以下、本実施形態の生体音伝送システムにおいて、生体音として装着端末10を装着する母体から入力される胎児の心音、第1通信端末20から入力される第1入力音として音声(音声1)、および第2通信端末30から入力される第2入力音として音声(音声2)が伝送され、装着端末10と第1通信端末20との間の生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号の送受信は、近距離無線通信により行われ、第1通信端末20と第2通信端末30との間の生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号の送受信は、電話通信回線により行われる場合について説明する。
(心音の送受信)
まず、装着端末10において入力される胎児の心音の伝送について説明する。装着端末10が母体の腹部に装着されると、図1に示すように装着端末入力部12に、胎児の心音(生体音に相当)が入力され、入力される心音は心音信号(生体音信号に相当)に変換され、この心音信号が装着端末通信部11に出力される。
装着端末通信部11は、第1通信端末20との間で近距離無線通信を行うことができる構成とされている。一例としては、装着端末通信部11から第1通信端末通信部21へBluetooth(登録商標)によって信号が送信される。この場合、装着端末通信部11と第1通信端末通信部21がペアリングされた後、装着端末通信部11と第1通信端末通信部21の接続が確立されるため、装着端末通信部11と第1通信端末通信部21には、それぞれ認証鍵と承認鍵を記憶する記憶部を備える構成とされる。
装着端末通信部11は、装着端末入力部12から出力される心音信号を入力し、この心音信号を近距離無線通信により第1通信端末20の第1通信端末通信部21に送信する。
第1通信端末通信部21は、装着端末通信部11から送信される心音信号を受信し、この心音信号を第1通信端末出力部23に出力する。第1通信端末出力部23は、第1通信端末通信部21から出力される心音信号を入力し、この心音信号を心音に変換して出力する。第1通信端末出力部23がスマートホンなどのスピーカーで構成されると、第1通信端末20において心音を聞くことが可能となる。
さらに第1通信端末通信部21は、第2通信端末30と電話回線を介して信号を送受信することができる構成とされている。第1通信端末通信部21は、心音信号を第2通信端末30の第2通信端末通信部31に送信し、第2通信端末通信部31が心音信号を受信する。この心音信号の送受信は、スマートホン間などの通常のデータ通信により行うことができる。
第2通信端末通信部31は、第1通信端末通信部21から送信される心音信号を受信し、この心音信号を第2通信端末出力部33に出力する。第2通信端末出力部33は、第2通信端末通信部31から出力される心音信号を入力し、この心音信号を心音に変換して出力する。第2通信端末出力部33がスマートホンなどのスピーカーで構成されると、第2通信端末30において心音を聞くことが可能となる。
このように装着端末10に入力される心音は、第1通信端末20から出力可能となり、さらに電話回線により通信可能な第2通信端末30から出力可能な構成とすることで、遠隔地等においても胎児の心音を聞くことが可能となる。
(音声1の送受信)
次に、第1通信端末20において入力される音声(音声1)の伝送について説明する。図1に示すように、第1通信端末入力部22は、音声1(第1入力音に相当)が入力され、入力される音声1を音声信号1(第1入力音信号に相当)に変換し、この音声信号1を第1通信端末通信部21に出力する。
第1通信端末通信部21は、第1通信端末入力部22から出力される音声信号1を入力し、この音声信号1を装着端末10の装着端末通信部11に送信し、装着端末通信部11が音声信号1を受信する。この音声信号1の送受信は、上記心音信号の送受信同様、近距離無線通信により行われる。
装着端末通信部11は、第1通信端末通信部21から送信される音声信号1を受信し、この音声信号1を装着端末出力部13に出力する。装着端末出力部13は、装着端末通信部11から出力される音声信号1を入力し、この音声信号1を音声1に変換して出力する。装着端末出力部13が図2に示すスピーカー17で構成されると、装着端端末10において音声1を出力することが可能となる。装着端末出力部13は母体の腹部に装着されており、出力される音声1は胎児に向けて出力されることになる。
さらに第1通信端末通信部21は、音声信号1を第2通信端末30の第2通信端末通信部31に送信し、第2通信端末通信部31が音声信号1を受信する。この音声信号1の送受信は、上記心音の送受信同様、スマートホン間などのデータ通信により行うことができる。
第2通信端末通信部31は、第1通信端末通信部21から送信される音声信号1を受信し、この音声信号1を第2通信端末出力部33に出力する。第2通信端末出力部33は、第2通信端末通信部31から出力される音声信号1を入力し、この音声信号1を音声1に変換して出力する。第2通信端末出力部33がスマートホンなどのスピーカーで構成されると、第2通信端末30において音声1を聞くことが可能となる。
このように第1通信端末20に入力される音声1は、装着端末10から出力可能であり、さらに第2通信端末30からも出力可能な構成とすることで、遠隔地等の第2通信端末30と会話しながら音声1を胎児に聞かせることが可能となる。
(音声2の送受信)
次に、第2通信端末30において入力される音声(音声2)の伝送について説明する。図1に示すように、第2通信端末入力部32には、音声2(第2入力音に相当)が入力され、入力された音声2が音声信号2(第2入力音信号に相当)に変換され、この音声信号2が第2通信端末通信部31に出力される。
第2通信端末通信部31は、第2通信端末入力部32から出力される音声信号2を入力し、この音声信号2を第1通信端末20の第1通信端末通信部21に送信し、第1通信端末通信部21が音声信号2を受信する。この信号の送受信は、上記心音信号および音声信号1の送受信同様、スマートホン間などのデータ通信により行うことができる。
第1通信端末通信部21は、第2通信端末通信部31から送信される音声信号2を受信し、この音声信号2を第1通信端末出力部23に出力する。第1通信端末出力部23は、第1通信端末通信部21から出力される音声信号2を入力し、この音声信号2を音声2に変換して出力する。第1通信端末出力部23がスマートホンなどのスピーカーで構成されると、第1通信端末20において音声2を聞くことが可能となる。
さらに第1通信端末通信部21は、音声信号2を装着端末10の装着端末通信部11に送信し、装着端末通信部11が音声信号2を受信する。この音声信号2の送受信は、上記心音信号および音声信号1の送受信同様、近距離無線通信により行われる。
装着端末通信部11は、第1通信端末通信部21から送信される音声信号2を受信し、この音声信号2を装着端末出力部13に出力する。装着端末出力部13は、装着端末通信部11から出力される音声信号2を入力し、この音声信号2を音声2に変換して出力する。装着端末出力部13が図2に示すスピーカー17で構成されると、装着端端末10において音声2を出力することが可能となる。装着端末出力部13は母体の腹部に装着されているから、出力される音声2は胎児に向けて出力されることになる。
このように第2通信端末30に入力される音声2は、装着端末10から出力可能であり、さらに第1通信端末20からも出力可能な構成とすることで、遠隔地等から第1通信端末と会話しながら音声2を胎児に聞かせることが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明の生体音伝送システムの別の実施形態について説明する。上記実施形態1で説明した生体音伝送システムは、装着端末10において装着端末入力部12への心音の入力と、装着端末出力部13からの音声1または音声2のいずれかの出力とが同時に行われる可能性がある。この場合、装着端末出力部13から出力される音声1等が、装着端末入力部12に心音とともに入力される。この音声1等を含めた心音が変換されて心音信号として上記実施形態1で説明したように伝送されると、第1通信端末出力部23および第2通信端末出力部33から心音とともに音声1等(装着端末出力部13より出力された音)を含んだ音が出力されてしまい好ましくない場合がある。そこで、装着端末出力部13から音声1または音声2のいずれも出力されていない状態で装着端末入力部12から心音が入力され、心音信号に変換して伝送されるように制御すればよい。
このような制御の一例として、装着端末入力部12と装着端末出力部13は、いずれか一方のみが動作状態となるように制御することで、心音のみを心音信号に変換して伝送することが可能となる。例えば装着端末入力部12をオン状態、装着端末出力部13をオフ状態とすると、装着端末出力部13から音声1および音声2が出力されない状態で、装着端末入力部12に心音が入力され、この心音が心音信号に変換されて伝送される。逆に装着端末入力部12をオフ状態、装着端末出力部13をオン状態とすると、装着端末出力部13から音声1または音声2が出力されているが、装着端末入力部12に心音が入力されないか、または入力された心音が心音信号に変換されて出力されることはなく何ら問題はない。
このような制御は、例えば図2に示す装着端末を用いる場合には、マイクロホン16とスピーカー17の何れか一方が動作するように制御すればよい。
また装着端末を図3に示す構成とすることもできる。図3は、実施形態2の生体音伝送システムにおける装着端末を説明する断面模式図である。図3に示すように本実施形態の装着端末10Aは、筐体14に圧電体素子19を備えている。この圧電体素子19は、上記実施形態1で説明したマイクロホンと、スピーカーの両方の動作が可能な素子で構成されている。圧電体素子19は、信号処理回路18によりマイクロホンまたはスピーカーのいずれかとして動作するように制御することができる。
このように構成することで、マイクロホンとして動作するように制御される圧電体素子19は、音声1または音声2のいずれも出力されない状態で、心音を入力し、心音信号に変換して伝送することができる。
また別の例として、装着端末通信部11の生体音信号等の出力と入力を制御することでも装着端末出力部13から出力される音声1等を装着端末入力部12に入力される心音に混在させない制御を行うことが可能となる。例えば装着端末通信部11から音声信号1または音声信号2のいずれも装着端末出力部13に出力されていない状態で、装着端末通信部11は装着端末入力部12から心音信号を入力し、この心音信号を伝送させる。逆に装着端末通信部11から音声信号1または音声信号2の少なくともいずれかが装着端末出力部13に出力されている状態では、装着端末出力部13から音声1または音声2の少なくともいずれかが出力される状態となるので、装着端末通信部11は装着端末入力部12から心音信号を入力しないように制御すればよい。なお同様の制御は、装着端末通信部11の受信と送信を制御することでも実現可能である。
以上のように構成することで、第1通信端末20の第1通信端末出力部23および第2通信端末30の第2通信端末出力部33から出力される心音には音声1および音声2を含まず、心音のみが伝送される構成とすることができる。このように装着端末出力部13から音声1および音声2が出力しない状態としても、第1通信端末20と第2通信端末30との間の音声1および音声2の伝送は可能であるので、第1通信端末20と第2通信端末30との間で、心音を聞きながら会話することも可能となる。
(実施形態3)
次に、本発明の生体音伝送システムのさらに別の実施形態(実施形態3)について説明する。上記実施形態2で説明した生体音伝送システムは、装着端末10において装着端末入力部12へ入力する心音に、装着端末出力部13から出力される音声1等が含まれてしまう問題を解決する構成とされている。同様の問題は、第1通信端末20および第2通信端末30においても発生する。
第1通信端末20において、第1通信端末入力部22への音声1の入力と、第1通信端末出力部23からの心音または音声2のいずれかの出力とが同時に行われる可能性がある。この場合において、スマートホンなどのスピーカーで構成される第1通信端末出力部23から、いわゆる「スピーカーモード」で心音等が出力されると、第1通信端末入力部22に音声1とともに入力されてしまう。この音声1と心音等を含む生体音が変換されて音声信号1として上記実施形態1で説明したように伝送されると、装着端末出力部13および第2通信端末出力部33から音声1とともに心音等(第1通信端末出力部23より出力された音)を含んだ音が出力されてしまい好ましくない場合がある。
そこで、上記実施形態2同様、第1通信端末入力部22と第1通信端末出力部23は、いずれか一方のみが動作状態となるように制御することで、音声1のみを音声信号1に変換して伝送することが可能となる。例えば第1通信端末入力部22をオン状態、第1通信端末出力部23をオフ状態とすると、第1通信端末出力部23から心音または音声2が出力されない状態で、第1通信端末入力部22に音声1が入力され、この音声1が音声信号1に変換されて伝送される。逆に第1通信端末入力部22をオフ状態、第1端末出力部23をオン状態とすると、第1端末出力部23から心音または音声2が出力されているが、第1通信端末入力部22に音声1が入力されないか、または入力された音声1が音声信号1に変換されて出力されることはなく何ら問題はない。
このような制御は、スマートホンなどのマイクロホンとスピーカーのいずれか一方が動作する状態に制御すればよい。
また別の例として、第1通信端末通信部21の生体音信号等の出力と入力を制御することでも第1通信端末出力部23から出力される生体音等を第1通信端末入力部22に入力される音声1に混在させない制御を行うことが可能となる。例えば第1通信端末通信部21から心音信号または音声信号2が第1通信端末出力部23に出力されていない状態で、第1通信端末通信部21は第1通信端末入力部22から音声信号1を入力し、この音声信号1を伝送させる。逆に第1通信端末通信部21から心音信号または音声信号2が第1通信端末出力部23に出力されている状態では、第1通信端末出力部23から心音または音声2が出力される状態となるので、第1通信端末通信部21は第1通信端末入力部22から音声信号1を入力しないように制御すればよい。なお同様の制御は、第1通信端末通信部21の受信と送信を制御することでも実現可能である。
以上のように構成することで、装着端末10の装着端末出力部13および第2通信端末30の第2通信端末出力部33から出力される音声1には心音および音声2を含まず、音声1のみが伝送される構成とすることができる。
同様に、第2通信端末30において、第2通信端末入力部32への音声2の入力と、第2通信端末出力部33からの心音または音声1のいずれかの出力とが同時に行われる可能性がある。この場合において、スマートホンなどのスピーカーで構成される第2通信端末出力部33から、いわゆる「スピーカーモード」で心音等が出力されると、第2通信端末入力部32に音声2とともに入力されてしまう。この音声2と心音等を含む生体音が変換され音声信号2として上記実施形態1で説明したように伝送されると、装着端末出力部13および第1通信端末出力部23から音声2とともに心音等(第2通信端末出力部33より出力された音)を含んだ音が出力されてしまい好ましくない場合がある。
そこで、上記実施形態2同様、第2通信端末入力部32と第2通信端末出力部33は、いずれか一方のみが動作状態となるように制御することで、音声2のみを音声信号2に変換して伝送することが可能となる。例えば第2通信端末入力部32をオン状態、第2通信端末出力部33をオフ状態とすると、第2通信端末出力部33から心音または音声1が出力されない状態で、第2通信端末入力部32に音声2が入力され、この音声2が音声信号2に変換されて伝送される。逆に第2通信端末入力部32をオフ状態、第2端末出力部33をオン状態とすると、第2端末出力部33から心音または音声1が出力されているが、第2通信端末入力部32に音声2が入力されないか、または入力された音声2が音声信号2に変換されて出力されることはなく何ら問題はない。
このような制御は、スマートホンなどのマイクロホンとスピーカーのいずれか一方が動作する状態に制御すればよい。
また別の例として、第2通信端末通信部31の生体音信号等の出力と入力を制御することでも第2通信端末出力部33から出力される生体音等を第2通信端末入力部32に入力される音声2に混在させない制御を行うことが可能となる。例えば第2通信端末通信部31から心音信号または音声信号1が第2通信端末出力部33に出力されていない状態で、第2通信端末通信部31は第2通信端末入力部32から音声信号2を入力し、この音声信号2を伝送させる。逆に第2通信端末通信部31から心音信号または音声信号1が第2通信端末出力部33に出力されている状態では、第2通信端末出力部33から心音または音声1が出力される状態となるので、第2通信端末通信部31は第2通信端末入力部32から音声信号2を入力しないように制御すればよい。なお同様の制御は、第2通信端末通信部31の受信と送信を制御することでも実現可能である。
以上のように構成することで、装着端末10の装着端末出力部13および第1通信端末20の第1通信端末出力部23から出力される音声2には心音および音声1を含まず、音声2のみが伝送される構成とすることができる。
以上の実施形態1~3において、図2に示す装着端末10のマイクロホン16およびスピーカー17、図3に示す装着端末10Aの圧電体素子19の配置や数は、適宜変更可能である。なおマイクロホンとスピーカーの両方の動作が可能な素子は、圧電体素子19に限らない。また装着端末10と第1通信端末20との間の生体音信号の送受信は、近距離無線通信に限らず、有線によってもよい。さらにまた、実施形態2および3を組み合わせることも可能である。
(まとめ)
(1)本発明の生体音伝送システムの一実施形態は、母体の腹部に装着して使用される装着端末と、第1通信端末と、第2通信端末とを備え、前記装着端末は、生体音を生体音信号に変換する装着端末入力部と、有線または近距離無線通信により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号を送受信する装着端末通信部と、前記装着端末通信部により受信される前記第1入力音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ第1入力音および第2入力音に変換して出力する装着端末出力部とを含み、前記第1通信端末は、前記第1入力音を前記第1入力音信号に変換する第1通信端末入力部と、前記装着端末および前記第2通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第1通信端末通信部と、前記第1通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第2入力音に変換して出力する第1通信端末出力部とを含み、前記第2通信端末は、前記第2入力音を前記第2入力音信号に変換する第2通信端末入力部と、電気通信回線により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第2通信端末通信部と、前記第2通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第1入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第1入力音に変換して出力する第2通信端末出力部とを含む構成とすることができる。
本実施形態の生体音伝送システムによれば、生体音から変換された生体音信号は、装着端末と第1通信端末との間で送受信され、さらに第1通信端末と第2通信端末との間で送受信されるため、装着端末により取得される生体音を装着端末の近くに配置される第1通信端末に加えて遠隔地に配置される第2通信端末にも、煩雑な操作を必要とすることなく伝送することが可能となる。また第1通信端末により取得される第1入力音および第2通信端末により取得される第2入力音を装着端末に、煩雑な操作なしで伝送することが可能となる。
(2)また別の実施形態によれば、上記(1)の生体音伝送システムにおいて、前記装着端末入力部は、入力される前記生体音を前記生体音信号に変換して前記装着端末通信部に出力し、前記装着端末通信部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記第1通信端末通信部に送信し、前記第1通信端末通信部は、前記生体音信号を受信し、前記生体音信号を前記第1通信端末出力部に出力するとともに前記第2通信端末通信部に送信し、前記第1通信端末出力部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記生体音に変換して出力し、前記第2通信端末通信部は、前記生体音信号を受信し、前記生体音信号を前記第2通信端末出力部に出力し、前記第2通信端末出力部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記生体音に変換して出力し、前記第1通信端末入力部は、入力される前記第1入力音を前記第1入力音信号に変換して前記第1通信端末通信部に出力し、前記第1通信端末通信部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記装着端末通信部および前記第2通信端末通信部に送信し、前記装着端末通信部は、前記第1入力音信号を受信し、前記第1入力音信号を前記装着端末出力部に出力し、前記装着端末出力部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記第1音声に変換して出力し、前記第2通信端末通信部は、前記第1入力音信号を受信し、前記第1入力音信号を前記第2通信端末出力部に出力し、前記第2通信端末出力部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記第1入力音に変換して出力し、前記第2通信端末入力部は、入力される前記第2入力音を前記第2入力音信号に変換して前記第2通信端末通信部に出力し、前記第2通信端末通信部は、前記第2入力音信号を入力し、前記第2入力音信号を前記第1通信端末通信部に送信し、前記第1通信端末通信部は、前記第2入力音信号を受信し、前記第2入力音信号を前記第1通信端末出力部に出力するとともに前記装着端末通信部に送信し、前記第1通信端末出力部は、前記第2入力音信号を入力し、前記第2入力音信号を前記第2入力音に変換して出力し、前記装着端末通信部は、前記第2入力音信号を受信し、前記第2入力音信号を前記装着端末出力部に出力し、前記装着端末出力部は、前記第2入力音信号を入力し、前記2入力音信号を前記第2入力音に変換して出力する構成とすることができる。
(3)また別の実施形態の生体音伝送システムによれば、上記(2)の生体音伝送システムにおいて、前記装着端末は、前記装着端末出力部から前記第1入力音および前記第2入力音が出力されていない状態で前記装着端末入力部に入力される前記生体音を前記生体音信号に変換して伝送する構成とすることができる。
上記(3)の実施形態の生体音伝送システムによれば、第1通信端末の第1通信端末出力部および第2通信端末の第2通信端末出力部から出力される生体音には生体音以外の音を含まず、生体音のみを伝送することが可能となる。
(4)またさらに別の実施形態の生体音伝送システムによれば、上記(2)または(3)の生体音伝送システムにおいて、前記第1通信端末は、前記第1通信端末出力部から前記生体音および前記第2入力音が出力されていない状態で前記第1通信端末入力部に入力される前記第1入力音を第1入力音信号に変換して伝送し、かつ前記第2通信端末は、前記第2通信端末出力部から前記生体音および前記第1入力音が出力されていない状態で前記第2通信端末入力部に入力される前記第2入力音を第2入力音信号に変換して伝送する構成とすることができる。
上記(4)の実施形態の生体音伝送システムによれば、装着端末の装着端末生体音出力部および第2通信端末の第2通信端末出力部から出力される第1入力音には第1入力音以外の音を含まず、第1入力音のみが伝送され、かつ、装着端末の装着端末生体音出力部および第1通信端末の第1通信端末出力部から出力される第2入力音には第2入力音以外の音を含まず、第2入力音のみを伝送することが可能となる。
10、10A 装着端末
11 装着端末通信部
12 装着端末入力部
13 装着端末出力部
14 筐体
15 集音空間
16 マイクロホン
17 スピーカー
18 信号処理回路
19 圧電体素子
20 第1通信端末
21 第1通信端末通信部
22 第1通信端末入力部
23 第1通信端末出力部
30 第2通信端末
31 第2通信端末通信部
32 第2通信端末入力部
33 第2通信端末出力部

Claims (4)

  1. 母体の腹部に装着して使用される装着端末と、第1通信端末と、第2通信端末とを備え、
    前記装着端末は、
    生体音を生体音信号に変換する装着端末入力部と、
    有線または近距離無線通信により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、第1入力音信号、および第2入力音信号を送受信する装着端末通信部と、
    前記装着端末通信部により受信される前記第1入力音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ第1入力音および第2入力音に変換して出力する装着端末出力部とを含み、
    前記第1通信端末は、
    前記第1入力音を前記第1入力音信号に変換する第1通信端末入力部と、
    前記装着端末および前記第2通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第1通信端末通信部と、
    前記第1通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第2入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第2入力音に変換して出力する第1通信端末出力部とを含み、
    前記第2通信端末は、
    前記第2入力音を前記第2入力音信号に変換する第2通信端末入力部と、
    電気通信回線により前記第1通信端末との間で前記生体音信号、前記第1入力音信号、および前記第2入力音信号を送受信する第2通信端末通信部と、
    前記第2通信端末通信部により受信される前記生体音信号および前記第1入力音信号をそれぞれ前記生体音および前記第1入力音に変換して出力する第2通信端末出力部とを含む
    生体音伝送システム。
  2. 前記装着端末入力部は、入力される前記生体音を前記生体音信号に変換して前記装着端末通信部に出力し、
    前記装着端末通信部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記第1通信端末通信部に送信し、
    前記第1通信端末通信部は、前記生体音信号を受信し、前記生体音信号を前記第1通信端末出力部に出力するとともに前記第2通信端末通信部に送信し、
    前記第1通信端末出力部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記生体音に変換して出力し、
    前記第2通信端末通信部は、前記生体音信号を受信し、前記生体音信号を前記第2通信端末出力部に出力し、
    前記第2通信端末出力部は、前記生体音信号を入力し、前記生体音信号を前記生体音に変換して出力し、
    前記第1通信端末入力部は、入力される前記第1入力音を前記第1入力音信号に変換して前記第1通信端末通信部に出力し、
    前記第1通信端末通信部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記装着端末通信部および前記第2通信端末通信部に送信し、
    前記装着端末通信部は、前記第1入力音信号を受信し、前記第1入力音信号を前記装着端末出力部に出力し、
    前記装着端末出力部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記第1音声に変換して出力し、
    前記第2通信端末通信部は、前記第1入力音信号を受信し、前記第1入力音信号を前記第2通信端末出力部に出力し、
    前記第2通信端末出力部は、前記第1入力音信号を入力し、前記第1入力音信号を前記第1入力音に変換して出力し、
    前記第2通信端末入力部は、入力される前記第2入力音を前記第2入力音信号に変換して前記第2通信端末通信部に出力し、
    前記第2通信端末通信部は、前記第2入力音信号を入力し、前記第2入力音信号を前記第1通信端末通信部に送信し、
    前記第1通信端末通信部は、前記第2入力音信号を受信し、前記第2入力音信号を前記第1通信端末出力部に出力するとともに前記装着端末通信部に送信し、
    前記第1通信端末出力部は、前記第2入力音信号を入力し、前記第2入力音信号を前記第2入力音に変換して出力し、
    前記装着端末通信部は、前記第2入力音信号を受信し、前記第2入力音信号を前記装着端末出力部に出力し、
    前記装着端末出力部は、前記第2入力音信号を入力し、前記2入力音信号を前記第2入力音に変換して出力する、
    請求項1記載の生体音伝送システム。
  3. 前記装着端末は、前記装着端末出力部から前記第1入力音および前記第2入力音が出力されていない状態で前記装着端末入力部に入力される前記生体音を前記生体音信号に変換して伝送する、
    請求項2記載の生体音伝送システム。
  4. 前記第1通信端末は、前記第1通信端末出力部から前記生体音および前記第2入力音が出力されていない状態で前記第1通信端末入力部に入力される前記第1入力音を第1入力音信号に変換して伝送し、かつ
    前記第2通信端末は、前記第2通信端末出力部から前記生体音および前記第1入力音が出力されていない状態で前記第2通信端末入力部に入力される前記第2入力音を第2入力音信号に変換して伝送する、
    請求項2または3記載の生体音伝送システム。
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