JP2024048488A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024048488000001
【課題】ドロワに装着しやすいプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、本体筐体10と、ドロワ90と、プロセスカートリッジ50とを備える。プロセスカートリッジ50は、プロセス筐体54と、感光体ドラムと、ドラムカップリング55と、現像ローラと、現像カップリング56と、カラー572とを有する。現像カップリング56は、第2方向におけるプロセス筐体54の一端部に位置する。カラー572は、第2方向に延びている。カラー572は、現像カップリング56の少なくとも一部を覆う。カラー572は、現像カップリング56の少なくとも一部が露出されることを許容するカラー開口572Hを有する。プロセスカートリッジ50は、ドロワ90に装着されるとき、カラー572がドロワ90の一部に接触することで、ドロワ90に対して装着位置に向けて案内される。
【選択図】図11

Description

本開示は、本体筐体から引出可能なドロワを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、ドロワと、ドロワに装着可能なカートリッジと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、カートリッジは、ドロワに着脱可能である。ドロワは、カートリッジが装着された状態で画像形成装置の本体筐体に装着される。
特開2020-154204号公報
感光体ドラムと現像ローラとを有するプロセスカートリッジをドロワに装着する場合、ドロワにプロセスカートリッジが装着しやすいことが求められている。特に、プロセスカートリッジを大容量にした場合には、プロセスカートリッジが重くなり、ドロワに装着しにくくなってしまうことが予想される。
そこで、本開示は、ドロワに装着しやすいプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本開示に係る第1態様の画像形成装置は、本体筐体と、ドロワと、プロセスカートリッジと、を備える。
ドロワは、本体筐体内に装着される。ドロワは、本体筐体に対して第1方向に引き出し可能である。プロセスカートリッジは、ドロワの装着位置に装着される。プロセスカートリッジは、プロセス筐体と、感光体ドラムと、ドラムカップリングと、現像ローラと、現像カップリングと、カラーと、を有する。感光体ドラムは、第2方向に延びるドラム軸について回転可能である。ドラムカップリングは、第2方向におけるプロセス筐体の一端部に位置する。ドラムカップリングは、第2方向に延びるドラムカップリング軸について回転可能である。ドラムカップリングは、感光体ドラムを回転させる。現像ローラは、第2方向に延びる現像軸について回転可能である。現像カップリングは、第2方向におけるプロセス筐体の一端部に位置する。現像カップリングは、第2方向に延びる現像カップリング軸について回転可能である。現像カップリングは、現像ローラを回転させる。
カラーは、第2方向に延びている。カラーは、現像カップリングの少なくとも一部を覆う。カラーは、現像カップリングの少なくとも一部が露出されることを許容するカラー開口を有する。
プロセスカートリッジは、ドロワに装着されるとき、カラーがドロワの一部に接触することで、ドロワに対して装着位置に向けて案内される。
第1態様の画像形成装置によれば、プロセスカートリッジがドロワに装着されるとき、カラーがドロワの一部に接触することで、プロセスカートリッジがドロワに対して装着位置に向けて案内されるため、プロセスカートリッジをドロワに装着しやすい。
また、第2態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジを複数備え、複数のプロセスカートリッジは、ドロワに装着された場合に第1方向に並ぶ構成としてもよい。
また、第3態様の画像形成装置は、第2態様の画像形成装置において、現像ローラは、感光体ドラムと接触する接触位置と、感光体ドラムから離間する離間位置と、に移動可能であってもよい。プロセスカートリッジは、現像ローラを離間位置にロックするロック位置と、現像ローラが離間位置から接触位置に移動するのを許容するアンロック位置と、の間で移動可能なロック部材をさらに有する構成としてもよい。
また、第4態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジは、ロック部材をロック位置からアンロック位置に移動可能であり、第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に延びるレバーをさらに備えていてもよい。レバーは、プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、ドロワが本体筐体内に装着された場合に、ロック部材を押圧してロック位置からアンロック位置に移動させることが可能になる構成としてもよい。
また、第5態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、ドロワは、プロセスカートリッジを装着位置に向けて案内する第1ガイド面であって、第1方向に対して斜めに延びる第1ガイド面と、第1ガイド面から連続して延び、プロセスカートリッジが装着位置に位置した場合にカラーの外周面に沿って延びる第2ガイド面と、を有する構成としてもよい。
また、第6態様の画像形成装置は、第5態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジは、ドロワに装着される過程において、カラーが第1ガイド面に接触することで装着位置に向けて案内された後、プロセスカートリッジがドラム軸を中心に回動することで、装着位置に位置する構成としてもよい。
第6態様の画像形成装置によれば、カラーが第1ガイド面に接触することで装着位置に向けて案内された後、プロセスカートリッジがドラム軸を中心に回動することで、装着位置に位置するため、プロセスカートリッジをドロワに装着しやすい。
また、第7態様の画像形成装置は、第6態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジは、ドラム軸が正しい位置に位置した後に、プロセスカートリッジが回動することで現像軸が正しい位置に位置する構成としてもよい。
第7態様の画像形成装置によれば、プロセスカートリッジがドロワに装着される過程において、ドラム軸が正しい位置に位置した後に、現像軸が正しい位置に位置するため、プロセスカートリッジをドロワに装着しやすい。
また、第8態様の画像形成装置は、第7態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジは、ドラム軸を中心に円弧状に延びる円弧面を有してもよい。ドロワは、プロセスカートリッジが装着位置に位置した場合に、円弧面と接触する当て面をさらに有してもよい。プロセスカートリッジは、ドロワに装着される過程において、カラーが第1ガイド面に接触した状態で円弧面が前記当て面に接触することで、ドラム軸が正しい位置に位置し、ドラム軸が正しい位置に位置した後で、円弧面が当て面に接触した状態でドラム軸を中心に回動することにより、現像軸が正しい位置に位置する構成としてもよい。
また、第9態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、プロセスカートリッジは、第2方向の一方側から感光体ドラムおよび現像ローラを覆う第1サイドカバーであって、ドラムカップリングを回転可能に支持する円筒部を有する第1サイドカバーをさらに有してもよい。カラーは、現像カップリングの外周面を覆い、円筒部よりも第2方向の一方側に突出している構成としてもよい。
また、第10態様の画像形成装置は、第9態様の画像形成装置において、第1サイドカバーは、平面部と、平面部から第2方向の他方側に凹む凹部であって、円筒部の周りに位置する凹部を有する構成としてもよい。
第10態様の画像形成装置によれば、プロセスカートリッジがドロワに装着される過程において、平面部よりも凹部が先にドロワに入り込むことで、プロセスカートリッジをスムーズの装着することができる。
また、第11態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、現像カップリングは、カラーよりも第2方向の前記一方側に露出している構成としてもよい。
本開示によれば、ドロワに装着しやすいプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 ドロワが本体筐体から引き出された状態を示す図である。 ドロワの斜視図と、ドロワに装着されるプロセスカートリッジを示す図である。 プロセスカートリッジの第2方向の一端部の斜視図(a)と、他端部の斜視図(b)である。 レバー、ロック部材および第1サイドカバーの斜視図である。 第1サイドカバーを内側からみた斜視図である。 離間機構を示す図であり、レバーが第1位置に位置する状態を示す図(a)と、レバーが第2位置に位置する状態を示す図(b)と、レバーが第3位置に位置する状態を示す図(c)である。 第1当て面および第2当て面を示す斜視図(a)と、第3当て面および第4当て面を示す斜視図(b)である。 プロセスカートリッジが装着されたドロワを上から見た図である。 プロセスカートリッジをドロワに装着する過程において、プロセスカートリッジがガイド突起に接触した状態を示す図である。 プロセスカートリッジをドロワに装着する過程において、カラーが第1ガイド面に接触した態を示す図である。 プロセスカートリッジがドロワの装着位置に装着された状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、カラープリンタである。画像形成装置1は、本体筐体10と、本体カバー11と、シート供給部20と、画像形成部30とを備える。
以下の説明において、ドロワ90が引き出される方向を第1方向という(図2参照)。本実施形態では、第1方向は、複数のプロセスカートリッジ50が並ぶ方向である。また、感光体ドラム51の軸方向を第2方向という。また、第1方向および第2方向に直交する方向を第3方向という。また、図面における各方向を示す矢印は、各方向における「一方側」を指すこととする。
本体筐体10は、第1方向の一方側に、開口10Aを有する。開口10Aは、ドロワ90が引き出される開口である。本体カバー11は、開口10Aを開閉する部材である。本体カバー11は、開口10Aを覆う閉位置(図1参照)と、開口10Aを開放する開位置(図2参照)とに移動可能である。
シート供給部20は、本体筐体10内に位置する。シート供給部20は、シートトレイ21と、供給機構22とを有する。シートトレイ21は、シートSを収容する。供給機構22は、シートトレイ21からシートSを画像形成部30に供給する。
画像形成部30は、スキャナSCと、プロセスユニットUと、転写ユニット70と、定着装置80とを備えている。
スキャナSCは、複数の感光体ドラム51を露光する装置である。スキャナSCは、図示しないレーザダイオード、偏向器、レンズおよびミラーを有している。
プロセスユニットUは、複数のプロセスカートリッジ50と、ドロワ90と、を有する。本実施形態では、プロセスユニットUは、4つのプロセスカートリッジ50と、ドロワ90と、を有する。
プロセスカートリッジ50は、感光体ドラム51と、帯電ローラ52と、現像ローラ53と、を有する。感光体ドラム51は、第2方向に延びるドラム軸51Xについて回転可能である。帯電ローラ52は、感光体ドラム51と向かい合って位置する。現像ローラ53は、第2方向に延びる現像軸53Xについて回転可能である。現像ローラ53は、感光体ドラム51と向かい合って位置する。4つのプロセスカートリッジ50内には、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの各色のトナーが収容されている。
プロセスカートリッジ50は、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの各色のトナーが入った50K,50C,50M,50Yの符号で示すものが第1方向の一方側からこの順で並んでいる。なお、本明細書および図面において、トナーの色に対応した部材を特定する場合には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのそれぞれに対応させて、K,C,M,Yの記号を付することとする。
ドロワ90は、本体筐体10内に装着される。ドロワ90は、本体筐体10の開口10Aを通して、本体筐体10に対して第1方向に引き出し可能である。詳しくは、ドロワ90は、本体筐体10に収容される収容位置(図1参照)と、収容位置から本体筐体10の外側へ引き出された引出位置(図2参照)との間で移動可能となっている。
ドロワ90は、4つのプロセスカートリッジ50が装着される。プロセスカートリッジは、ドロワ90の装着位置に装着される。4つのプロセスカートリッジ50は、ドロワ90に装着された場合に第1方向に並ぶ。ドロワ90は、4つのプロセスカートリッジ50が装着された状態で本体筐体10内に装着される。
転写ユニット70は、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、中間転写ベルト73と、4つの一次転写ローラ74と、二次転写ローラ75と、を有する。中間転写ベルト73は、エンドレスベルトである。駆動ローラ71および従動ローラ72は、中間転写ベルト73を回転させるローラである。各一次転写ローラ74は、対応する各感光体ドラム51との間で中間転写ベルト73を挟んでいる。二次転写ローラ75は、駆動ローラ71との間で中間転写ベルト73を挟んでいる。
定着装置80は、シートSにトナー像を定着させる装置である。定着装置80は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを有する。加熱ローラ81は、内部にヒータを有する。加圧ローラ82は、加熱ローラ81に向かい合って位置する。加圧ローラ82は、加熱ローラ81とともにニップ部を形成する。
画像形成部30では、まず、各感光体ドラム51の表面が、対応する帯電ローラ52により帯電された後、スキャナSCで露光される。これにより、各感光体ドラム51上に静電潜像が形成される。その後、現像ローラ53によって、プロセスカートリッジ50内のトナーが、感光体ドラム51上の静電潜像に供給されることで、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。
次に、各感光体ドラム51上に形成されたトナー像が一次転写ローラ74によって中間転写ベルト73に転写される。そして、供給されたシートSが駆動ローラ71と二次転写ローラ75との間を通過することで、中間転写ベルト73上に形成されたトナー像がシートS上に転写される。そして、シートSが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、シートS上に転写されたトナー像が熱定着される。
定着装置80から排出されたシートSは、排出ローラ16によって本体筐体10の上面の排出トレイ13に排出される。
図3に示すように、プロセスカートリッジ50は、プロセス筐体54と、ドラムカップリング55と、現像カップリング56と、現像筐体U1と、ドラム筐体U2と、メモリ59と、有している。
プロセス筐体54は、現像筐体U1と、ドラム筐体U2と、第1サイドカバー57と、第2サイドカバー58と、を有する。現像筐体U1は、内部にトナーを収容する筐体である。現像筐体U1は、現像ローラ53を回転可能に支持する。ドラム筐体U2は、第1サイドカバー57と、第2サイドカバー58との間に位置する。ドラム筐体U2は、第1サイドカバー57と、第2サイドカバー58と、を連結する。第1サイドカバー57および第2サイドカバー58は、感光体ドラム51を回転可能に支持する。第1サイドカバー57および第2サイドカバー58は、現像筐体U1を回動可能に支持する。
ドラムカップリング55は、本体筐体10に設けられる駆動部材(図示省略)から駆動力を受けることにより、感光体ドラム51を回転させる部材である。ドラムカップリング55は、第2方向におけるプロセス筐体54の一端部に位置する。ドラムカップリング55は、第2方向に延びるドラムカップリング軸について回転可能である。本実施形態では、ドラムカップリング軸は、ドラム軸51Xと同じ軸である。
現像カップリング56は、本体筐体10に設けられる駆動部材(図示省略)から駆動力を受けることにより、現像ローラ53を回転させる部材である。現像カップリング56は、第2方向におけるプロセス筐体54の一端部に位置する。現像カップリング56は、第2方向に延びる現像カップリング軸について回転可能である。本実施形態では、現像カップリング軸は、現像軸53Xと同じ軸である。
図4(a)に示すように、第1サイドカバー57は、第2方向の一方側から感光体ドラム51および現像ローラ53を覆うカバーである。第1サイドカバー57は、平面部571と、カラー572と、凹部573と、円筒部574と、円弧面の一例としての第1円弧面E1と、第1位置決め面E2と、を有する。平面部571、第1円弧面E1および第1位置決め面E2は、第1サイドカバー57の外面の一部である。
平面部571は、第2方向の一方側を向く平面である。
カラー572は平面部571から第2方向の一方側に突出している。すなわち、カラー572は、第2方向に延びている。カラー572は、現像カップリング56の少なくとも一部を覆う。本実施形態では、カラー572は、現像カップリング56の外周面を覆っている。カラー572は、現像カップリング56の少なくとも一部が露出されることを許容するカラー開口572Hを有する。プロセスカートリッジ50は、ドロワ90に装着されるとき、カラー572がドロワ90の一部に接触することで、ドロワ90に対して装着位置に向けて案内される。
現像カップリング56は、カラー572よりも第2方向の一方側に露出している(図9も参照)。言い換えると、現像カップリング56は、カラー572よりも第2方向の一方側に突出している。
図5に示すように、凹部573は、平面部571から第2方向の他方側に凹む面である。凹部573は、円筒部574の周りに位置する。
図6に示すように、円筒部574は、円筒形状を有する。円筒部574は、凹部573から第2方向の他方側に延びている。円筒部574は、カラー572よりも第2方向の他方側に位置する。すなわち、カラー572は、円筒部574よりも第2方向の一方側に突出している。円筒部574は、ドラムカップリング55が入り込むドラムカップリング開口574Hを有する。ドラムカップリング55がドラムカップリング開口574Hに入り込むことで、円筒部574は、ドラムカップリング55を回転可能に支持する。円筒部574は、突起574Tを有する。突起574Tは、円筒部574の外周面から第3方向の他方側に突出している。
図4(a)に戻り、第1円弧面E1は、第1サイドカバー57の第3方向の一端に位置する。第1円弧面E1は、ドラム軸51Xよりも第1方向の一方側に位置する。第1円弧面E1は、ドラム軸51Xを中心に円弧状に延びる面である。第3方向において、ドラム軸51Xは、現像軸53Xと第1円弧面E1との間に位置する。
第1位置決め面E2は、凹部573の第1方向の他端に位置する。第1位置決め面E2は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の一方側に向かうように延びている。第1位置決め面E2は、第1方向に対して斜めに延びている。第1方向において、ドラム軸51Xは、第1円弧面E1と第1位置決め面E2との間に位置する。また、第3方向において、ドラム軸51Xは、現像軸53Xと第1位置決め面E2との間に位置する。第1方向において、第1位置決め面E2は、ドラム軸51Xと、現像軸53Xの間に位置する。
図4(b)に示すように、第2サイドカバー58は、第2方向の他方側から感光体ドラム51および現像ローラ53を覆うカバーである。第2サイドカバー58は、第2円弧面E3と、第2位置決め面E4と、第1当接面581と、第3円弧面581Rと、第2当接面582と、を有している。第2円弧面E3、第2位置決め面E4、第1当接面581および第2当接面582は、第2サイドカバー58の外面の一部である。
第2円弧面E3は、第2サイドカバー58の第1方向の一端に位置する。また、第2円弧面E3は、第2サイドカバー58の第3方向の一端に位置する。第2円弧面E3は、ドラム軸51Xを中心に円弧状に延びる面である。第2円弧面E3は、第1円弧面E1と同一形状である。第2円弧面E3は、第2方向から見て、第1円弧面E1と重なる。
第2位置決め面E4は、第2サイドカバー58の第3方向の一端に位置している。第2位置決め面E4は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の一方側に向かうように延びている。第2位置決め面E4は、第1方向に対して斜めに延びている。第2位置決め面E4は、第2円弧面E2と同一形状である。第2位置決め面E4は、第2方向から見て、第2円弧面E2と重なる。
第1当接面581は、第2サイドカバー58の第1方向の他端に位置する。第1当接面581は、第3方向の一方に向かうにつれて第1方向の一方に向かうように延びている。第1当接面581は、第3方向に対して斜めに延びている。第2当接面582は、第2サイドカバー58の第1方向の一端を構成する面である。第2当接面582は、第3方向に延びている。第2当接面582は、第3方向の一端に角部582Pを有する。
第3円弧面581Rは、第2サイドカバー58の第3方向の一端に位置する。第3円弧面581Rは、第1当接面581より第3方向の一方側に位置する。メモリ59は、プロセスカートリッジ50に関する情報が記憶されている。メモリ59は、第2サイドカバー58に取り付けられている。メモリ59は、第2サイドカバー58の第3方向の他端に位置する。
図7(a),(b),(c)に示すように、プロセスカートリッジ50は、感光体ドラム51と、現像ローラ53とを離間させるための離間機構60をさらに備える。本実施形態では、現像ローラ53は、感光体ドラム51と接触する接触位置と、感光体ドラム51から離間する離間位置とに移動可能である。すなわち、離間機構60は、現像ローラ53を接触位置から離間位置に移動させる。図5に示すように、離間機構60は、レバー61と、ロック部材62と、引張コイルバネ63と、を備えている。なお、現像ローラ53は、図7に示す圧縮コイルバネ64の付勢力によって、常に感光体ドラム51に向けて押圧されている。
レバー61は、現像ローラ53を接触位置と離間位置との間で移動させるためのレバーである。レバー61は、図7(a)に示す第1位置と、図7(b)に示す第2位置との間で、第2方向に移動可能である。また、レバー61は、図7(b)に示す第2位置と、図7(c)に示す第3位置との間で回動可能である。レバー61は、ロック部材62をアンロック位置からロック位置に移動可能である。レバー61が第1位置または第2位置に位置する場合、ロック部材62はロック位置に位置する。レバー61が第3位置に位置する場合、ロック部材62はアンロック位置に位置する。レバー61は、プロセスカートリッジ50がドロワ90に装着された状態で、ドロワ90が本体筐体10内に装着された場合に、ロック部材62を押圧してロック位置からアンロック位置に移動させることが可能になる。
レバー61は、第3方向延びている。レバー61は、第3方向に長い形状を有する。レバー61は、長孔61Aと、突起61Bと、切欠き61Cとを有する。長孔61Aは、レバー61の第3方向の他端に位置する。突起61Bおよび切欠き61Cは、レバー61の第3方向の一端に位置する。
ロック部材62は、現像ローラ53を離間位置にロックするための部材である。ロック部材62は、図7(a),(b)に示すロック位置と、図7(c)に示すアンロック位置との間で移動可能である。ロック部材62がロック位置に位置した場合、ロック部材62は、現像ローラ53を離間位置にロックする。ロック部材62がアンロック位置に位置した場合、ロック部材62は、現像ローラ53が離間位置から接触位置に移動するのを許容する。
ロック部材62は、第1部分62Aと、第2部分62Bと、第3部分62Cとを有する。第1部分62Aは、孔62Dと、突起62Eとを有する。第2部分62Bは、突起62Eに対して孔62Dの反対に位置する。第3部分62Cは、レバー61の切欠き61Cに入る。図7(a)に示すように、ロック部材62がロック位置に位置するとき、第1部分62Aおよび第2部分62Bは、第1方向に延びる。ロック部材62がロック位置に位置するとき、第3部分62Cは、第1部分62Aと第2部分62Bの間から第3方向の一方側に延びる。
引張コイルバネ63の一端は、レバー61の突起61Bに引っ掛かる。引張コイルバネ63の他端は、ロック部材62の突起62Eに引っ掛かる。
図7(a)は、画像形成装置1の本体筐体10から取り外された状態のプロセスカートリッジ50を示す。本体筐体10から取り外された状態のプロセスカートリッジ50では、レバー61が第1位置に位置し、ロック部材62がロック位置に位置し、現像ローラ53が離間位置に位置する。
図7(b)は、本体筐体10にプロセスカートリッジ50がドロワ90を介して装着され、かつ、印刷が実行されていないときのプロセスカートリッジ50の状態を示す。言い換えると、プロセスカートリッジ50が装着されたドロワ90が、本体筐体10の外側から内側に移動したときのプロセスカートリッジ50の状態を示す。ドロワ90が本体筐体10の内側に位置した状態で、レバー61の第3方向の他端が本体筐体10の一部に押圧されることで、レバー61が第1位置から第2位置に移動する。
図7(b)に示すように、本体筐体10にプロセスカートリッジ50が装着され、かつ、印刷が実行されていないときにおいては、レバー61が第2位置に位置し、ロック部材62がロック位置に位置し、現像ローラ53が離間位置に位置する。レバー61は、第2位置に位置するとき、第1サイドカバー57から第3方向の一方側に突出する。レバー61が第2位置に位置するとき、引張コイルバネ63は、レバー61が第1位置に位置するときよりも、伸びた状態となる。
図7(c)は、本体筐体10にプロセスカートリッジ50が装着され、かつ、印刷が実行されたときのプロセスカートリッジ50の状態を示す。画像形成装置1は、第1サイドカバー57から第3方向の一方側に突出したレバー61の端部を、第1方向の一方側と他方側の両方に押圧可能な押圧部材を備えている(図示省略)。
押圧部材がレバー61の端部を第1方向の一方側に押圧すると、レバー61は、第2位置から第3位置に回動する。
レバー61が回動すると、レバー61の切欠き61Cがロック部材62を第1方向の一方側に押圧する。これにより、ロック部材62が、ロック位置からアンロック位置に回動して、ロック部材62の先端が突起574Tから外れる。
ロック部材62が突起574Tから外れると、圧縮コイルバネ64の付勢力により、現像ローラ53が離間位置から接触位置に移動する。つまり、現像ローラ53が感光体ドラム51に接触する。
一方、現像ローラ53を感光体ドラム51から離間させる場合、押圧部材によって、レバー61の先端を第1方向の他方側に押圧する。これにより、図7(b)に示すように、レバー61は、第3位置から第2位置に回動する。
レバー61が回動すると、レバー61が引張コイルバネ63を介してロック部材62をロック位置に向けて引っ張る。これにより、ロック部材62が、アンロック位置からロック位置に回動して、ロック部材62の先端が突起574Tに接触する。
ロック部材62が、アンロック位置からロック位置に回動する際、圧縮コイルバネ64の付勢力に抗して、現像筐体U1が回動し、現像ローラ53が接触位置から離間位置に移動する。
レバー61が第2位置に位置した状態で、本体筐体10の一部によるレバー61への押圧が解除されると、引っ張りコイルバネ63の付勢力によって、レバー61は、第2位置から第1位置に移動する。
図3、図9に示すように、ドロワ90は、第1壁91と、第2壁92と、第3壁93と、第4壁94と、第5壁95と、第1リブ96と、第2リブ97と、第3リブ98と、を有する。
第1壁91は、第1方向に延び、第2方向の一方側に位置する壁である。第1壁91は、第1端面911と、4つの切欠きREと、4つの第1穴部915と、を有する。
第1端面911は、第1壁91の第3方向の他端に位置する。第1端面911は、第1方向に延び、第3方向の他方側を向いている。切欠きREは、第1端面911から第3方向の一方側に凹む切り欠きである。切欠きREは、第1ガイド面912と、第2ガイド面913と、第3ガイド面914と、を有する。第1穴部915は、プロセスカートリッジ50がドロワ90に装着された場合にドラムカップリング55を露出させるための穴である(図12参照)。
第1ガイド面912、第2ガイド面913および第3ガイド面914は、プロセスカートリッジ50を装着位置に向けて案内するガイド面である。第1ガイド面912は、第1端面911から第1方向に対して斜めに延びている。詳しくは、第1ガイド面912は、第1端面911から第1方向の他方側に向かうにつれて第3方向の一方側に向かうように斜めに延びている。
第2ガイド面913は、第1ガイド面912から連続して延びている。第2ガイド面913は、プロセスカートリッジ50が装着位置に位置した場合に、第1サイドカバー57のカラー572の外周面に沿って延びる円弧面である。第3ガイド面914は、第3方向に延びる。第3ガイド面914は、第1端面911と第2ガイド面913との間に位置する。第3ガイド面914は、第1端面911と第2ガイド面913を連結している。
第2壁92は、第1方向に延び、第2方向の他方側に位置する壁である。第2壁92は、第2端面921を有する。第2端面921は、第2壁92の第3方向の他端に位置する。第2端面921は、第1方向に延び、第3方向の他方側を向く面である。
第3壁93は、第2方向に延び、第1方向の一方側に位置する壁である。第3壁93は、第1壁91の第1方向の一端と、第2壁92の第1方向の一端を連結する。第3壁93は、把持部931を有する。把持部931は、第3壁93における第2方向の中央に位置する。把持部931は、第3壁93における第1方向の他方側に位置する。把持部931は、ドロワ90を本体筐体10に装着するときに、ユーザに把持される部分である。
第4壁94は、第2方向に延び、第1方向の他方側に位置する壁である。第4壁94は、第1壁91の第1方向の他端と、第2壁92の第1方向の他端を連結する。
第5壁95は、ドロワ90の底部を形成する壁である。第5壁95は、第3方向の一方側に位置する。第5壁95は、第1壁91の第3方向の一端と、第2壁92の第3方向の一端と、第3壁93の第3方向の一端と、第4壁94の第3方向の一端と、を連結する。第5壁95は、プロセスカートリッジ50を位置決めするための当て面を有している。
具体的には、第5壁95は、1つのプロセスカートリッジ50に対して、第1当て面F1と、第2当て面F2と、第3当て面F3と、第4当て面F4と、4個の当て面を有している。すなわち、本実施形態では、第5壁95は、16個の当て面を有している。
図8(a)、図11に示すように、第1当て面F1は、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着する過程において、第1サイドカバー57の第1円弧面E1に接触する面である。第1当て面F1は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の他方側に向かうように延びている。第1当て面F1は、第1方向に対して斜めに延びている。
第2当て面F2は、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着する過程において、第1サイドカバー57の第1位置決め面E2に接触する面である。第2当て面F2は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の一方側に向かうように延びている。第2当て面F2は、第1方向に対して斜めに延びている。
図3、図8(b)に示すように、第3当て面F3は、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着する過程において、第2サイドカバー58の第2円弧面E3に接触する面である。第3当て面F3は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の他方側に向かうように延びている。第3当て面F3は、第1方向に対して斜めに延びている。第3当て面F3は、第1当て面F1と同一形状である。第3当て面F3は、第2方向から見て、第1当て面F1と重なる。
第4当て面F4は、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着する過程において、第2サイドカバー58の第2位置決め面E4に接触する面である。第4当て面F4は、第1方向の一方側に向かうにつれて第3方向の一方側に向かうように延びている。第4当て面F4は、第1方向に対して斜めに延びている。第4当て面F4は、第2当て面F2と同一形状である。第4当て面F4は、第2方向から見て、第2当て面F2と重なる。
第1リブ96は、第2方向に延びるリブである。第1リブ96は、第5壁95から第3方向の他方側に突出している。第1リブ96は、4つのプロセスカートリッジ50がドロワ90に装着された場合に、ブラックに対応するプロセスカートリッジ50Kと、シアンに対応するプロセスカートリッジ50Cの間に位置する。第1リブ96は、プロセスカートリッジ50K,Cをドロワ90に装着する過程において、プロセスカートリッジ50K,Cを案内するための第1突起961を有している。
第1突起961は、第1リブ96の第2方向における他端に位置する。第1突起961は、第3方向の他方側に向けて突出している。第1突起961は、第1面961Aと第2面961Bを有している。第1面961Aは、ブラックに対応するプロセスカートリッジ50Kを装着する場合に、第2サイドカバー58Kの第1当接面581Kに接触可能な面である(図4参照(b))。第2面961Bは、シアンに対応するプロセスカートリッジ50Cを装着する場合に第2サイドカバー58Cの第2当接面582Cに接触可能な面である(図4(b)参照)。
第2リブ97は、第2方向に延びるリブである。第2リブ97は、第5壁95から第3方向の他方側に突出している。第2リブ97は、4つのプロセスカートリッジ50がドロワ90に装着された場合に、シアンに対応するプロセスカートリッジ50Cと、マゼンタに対応するプロセスカートリッジ50Mの間に位置する。第2リブ97は、プロセスカートリッジ50C,Mをドロワ90に装着する過程において、プロセスカートリッジ50C,Mを案内するための第2突起971を有している。
第2突起971は、第2リブ97の第2方向における他端に位置する。第2突起971は、第3方向の他方側に向けて突出している。第2突起971は、第1面971Aと第2面971Bを有している。第1面971Aは、シアンに対応するプロセスカートリッジ50Cを装着する場合に、第2サイドカバー58Cの第1当接面581Cに接触可能な面である(図4参照(b))。第2面971Bは、マゼンタに対応するプロセスカートリッジ50Mを装着する場合に第2サイドカバー58Mの第2当接面582Mに接触可能な面である(図4(b)参照)。
第3リブ98は、第2方向に延びるリブである。第3リブ98は、第5壁95から第3方向の他方側に突出している。第3リブ98は、4つのプロセスカートリッジ50がドロワ90に装着された場合に、マゼンタに対応するプロセスカートリッジ50Mと、イエローに対応するプロセスカートリッジ50Yの間に位置する。第3リブ98は、プロセスカートリッジ50M,Yをドロワ90に装着する過程において、プロセスカートリッジ50M,Yを案内するための第3突起981を有している。
第3突起981は、第3リブ98の第2方向における他端に位置する。第3突起981は、第3方向の他方側に向けて突出している。第3突起981は、第1面981Aと第2面981Bを有している。第1面981Aは、マゼンタに対応するプロセスカートリッジ50Mを装着する場合に、第2サイドカバー58Mの第1当接面581Mに接触可能な面である(図4参照(b))。第2面981Bは、ブラックに対応するプロセスカートリッジ50Yを装着する場合に第2サイドカバー58Yの第2当接面582Yに接触可能な面である(図4(b)参照)。
次に、図10~図12を参照してプロセスカートリッジ50をドロワ90の図12に示す装着位置まで装着する手順について説明する。
図3に示すように、プロセスカートリッジ50をドロワ90の装着する場合には、プロセスカートリッジ50を上方からドロワ90に近づけていく。ここでは、代表してマゼンタに対応するプロセスカートリッジ50Mを装着する場合を説明する。
本実施形態では、図10に示すように、感光体ドラム51がプロセスカートリッジ50の第1方向の他方側に位置するため、プロセスカートリッジ50を装着する過程において、傾きやすい。
例えば、プロセスカートリッジ50における第3方向の他端が第1方向の他方側に傾くと、第2サイドカバー58の第3円弧面581Rが第3突起981の第1面981Aに接触することがある。第3円弧面581Rが第3突起981の第1面981Aに接触すると、その後、第1当接面581が第3突起981の第1面981Aの角981Pに接触する。第1当接面581が第3突起981の第1面981Aの角981Pに接触すると、プロセスカートリッジ50Mは、第1方向の他方側に移動される。
一方、プロセスカートリッジ50における第3方向の他端が第1方向の一方側に傾くと、第2サイドカバー58の角部582Pが第2突起971の第2面971Bに接触する。第2サイドカバー58の角部582Pが第2突起971の第2面971Bに接触すると、プロセスカートリッジ50Mは、第1方向の一方側に移動される。
また、プロセスカートリッジ50における第3方向の他端が第1方向の他方側に傾いた場合には、プロセスカートリッジ50の第1サイドカバー57の平面部571よりも凹部573が先にドロワ90に入り込む。凹部573が先に入り込むことで、平面部571も凹部573に続いて入り込んでいく。
図10の状態からプロセスカートリッジ50Mをドロワ90に近づけていくと、図11に示すように、第1サイドカバー57のカラー572が切欠きREの第1ガイド面912に接触する。これにより、プロセスカートリッジ50Mは、ドロワ90に装着される過程において、カラー572が第1ガイド面912に接触することで図12に示す装着位置に向けて案内される。
プロセスカートリッジ50Mは、カラー572が第1ガイド面912に案内されると、第1サイドカバー57の第1円弧面E1がドロワ90の第1当て面F1に接触し、第1位置決め面E2が第2当て面F2に接触する。同様に、第2サイドカバー58の第2円弧面E3がドロワ90の第3当て面F3に接触し、第2位置決め面E4が第2当て面F4に接触する(図示省略)。これにより、プロセスカートリッジ50Mのドラム軸51Xが正しい位置に位置する。なお、このとき、現像軸53Xは、正しい位置に位置していない。
プロセスカートリッジ50Mは、ドラム軸51Xが正しい位置に位置した後で、第1円弧面E1および第1位置決め面E2が第1当て面F1および第2当て面F2に接触した状態でドラム軸51Xを中心に回動することができる。図12に示すように、プロセスカートリッジ50Mがドラム軸51Xを中心に回動すると、カラー572が第2ガイド面913および第3ガイド面914に接触する。これにより、プロセスカートリッジ50Mがドロワ90の装着位置に位置決めされる。このように、プロセスカートリッジ50Mは、ドラム軸51Xが正しい位置に位置した後で、第1円弧面E1が第1当て面F1に接触した状態でドラム軸51Xを中心に回動することにより、現像軸53Xが正しい位置に位置する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
プロセスカートリッジ50は、ドロワ90に装着されるとき、第1サイドカバー57に形成されたカラー572が、切欠きREの第1ガイド面912に接触することで、ドロワ90に対して装着位置に向けて案内される。このように、カラー572がドロワ90の一部に接触することで装着位置に向けて案内されるため、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着しやすい。
また、プロセスカートリッジ50は、プロセスカートリッジ50がドロワ90に装着される過程において、カラー572が第1ガイド面912に接触することで装着位置に向けて案内された後、プロセスカートリッジ50がドラム軸51Xを中心に回動することで、装着位置に位置する。このように、プロセスカートリッジ50のドロワ90に対する位置の調整と角度の調整を別々に行うことで、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着しやすい。
また、プロセスカートリッジ50は、プロセスカートリッジ50がドロワ90に装着される過程において、ドラム軸51Xが正しい位置に位置した後に、プロセスカートリッジ50が回動することで現像軸53Xが正しい位置に位置する。このように、ドラム軸51Xの位置決めと現像軸53Xの位置決めを別々に行うことで、プロセスカートリッジ50をドロワ90に装着しやすい。
また、プロセスカートリッジ50がドロワ90に装着される過程において、平面部571よりも凹部573が先にドロワ90に入り込むことで、プロセスカートリッジ50をスムーズの装着することができる。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
上述した実施形態では、カラー572が現像カップリング56の外周面の全周を覆っていたが、この形態に限定されない。例えば、カラー572は、現像カップリング56の外周面のうち、少なくとも一部を覆っている構成であってもよい。
上述した実施形態では、カラー572が第2ガイド面913および第3ガイド面914に接触することで、プロセスカートリッジ50がドロワ90の装着位置に位置決めされていたが、他の部分で最終的な位置決めをしてもよい。例えば、第5壁95に位置決め部材を設けることにより、プロセスカートリッジ50の最終的な位置決めをしてもよい。この場合には、カラー572が第2ガイド面913および第3ガイド面914に接触しなくてもよい。
上述した実施形態では、ドラムカップリング軸とドラム軸が同じ軸であったが、ドラムカップリング軸とドラム軸が異なる軸であってもよい。
上述した実施形態では、現像カップリング軸と現像軸が同じ軸であったが、現像カップリング軸と現像軸が異なる軸であってもよい。
上述した実施形態では、カラープリンタに本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、モノクロプリンタ、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに適用してもよい。
上述した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 画像形成装置
10 本体筐体
50 プロセスカートリッジ
51 感光体ドラム
51X ドラム軸
53 現像ローラ
53X 現像軸
54 プロセス筐体
55 ドラムカップリング
56 現像カップリング
57 第1サイドカバー
58 第2サイドカバー
60 離間機構
61 レバー
62 ロック部材
90 ドロワ
572 カラー
572H カラー開口
573 凹部
574 円筒部
574H ドラムカップリング開口
912 第1ガイド面
913 第2ガイド面
914 第3ガイド面
E1 第1円弧面
E2 第1位置決め面
E3 第2円弧面
E4 第2位置決め面
F1 第1当て面
F2 第2当て面
F3 第3当て面
F4 第4当て面

Claims (11)

  1. 本体筐体と、
    前記本体筐体内に装着されたドロワであって、前記本体筐体に対して第1方向に引き出し可能なドロワと、
    前記ドロワの装着位置に装着されるプロセスカートリッジであって、
    プロセス筐体と、
    第2方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、
    前記第2方向における前記プロセス筐体の一端部に位置するドラムカップリングであって、前記第2方向に延びるドラムカップリング軸について回転可能であり、前記感光体ドラムを回転させるためのドラムカップリングと、
    前記第2方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラと、
    前記第2方向における前記プロセス筐体の前記一端部に位置する現像カップリングであって、前記第2方向に延びる現像カップリング軸について回転可能であり、前記現像ローラを回転させるための現像カップリングと、
    前記第2方向に延び、前記現像カップリングの少なくとも一部を覆うカラーであって、前記現像カップリングの少なくとも一部が露出されることを許容するカラー開口を有するカラーと、
    を有するプロセスカートリッジと、
    を備え、
    前記プロセスカートリッジは、前記ドロワに装着されるとき、前記カラーが前記ドロワの一部に接触することで、前記ドロワに対して前記装着位置に向けて案内されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記プロセスカートリッジを複数備え、
    複数の前記プロセスカートリッジは、前記ドロワに装着された場合に前記第1方向に並ぶことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像ローラは、前記感光体ドラムと接触する接触位置と、前記感光体ドラムから離間する離間位置と、に移動可能であり、
    前記プロセスカートリッジは、前記現像ローラを前記離間位置にロックするロック位置と、前記現像ローラが前記離間位置から前記接触位置に移動するのを許容するアンロック位置と、の間で移動可能なロック部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセスカートリッジは、前記ロック部材を前記ロック位置から前記アンロック位置に移動可能なレバーであって、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に延びるレバーをさらに備え、
    前記レバーは、前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記ドロワが本体筐体内に装着された場合に、前記ロック部材を押圧して前記ロック位置から前記アンロック位置に移動させることが可能になること特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ドロワは、
    前記プロセスカートリッジを前記装着位置に向けて案内する第1ガイド面であって、前記第1方向に対して斜めに延びる第1ガイド面と、
    前記第1ガイド面から連続して延び、前記プロセスカートリッジが装着位置に位置した場合に前記カラーの外周面に沿って延びる第2ガイド面と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジは、
    前記ドロワに装着される過程において、前記カラーが前記第1ガイド面に接触することで前記装着位置に向けて案内された後、
    前記プロセスカートリッジが前記ドラム軸を中心に回動することで、前記装着位置に位置することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセスカートリッジは、前記ドラム軸が正しい位置に位置した後に、前記プロセスカートリッジが回動することで前記現像軸が正しい位置に位置することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記プロセスカートリッジは、前記ドラム軸を中心に円弧状に延びる円弧面を有し、
    前記ドロワは、前記プロセスカートリッジが前記装着位置に位置した場合に、前記円弧面と接触する当て面をさらに有し、
    前記プロセスカートリッジは、前記ドロワに装着される過程において、
    前記カラーが前記第1ガイド面に接触した状態で前記円弧面が前記当て面に接触することで、前記ドラム軸が正しい位置に位置し、
    前記ドラム軸が正しい位置に位置した後で、前記円弧面が前記当て面に接触した状態で前記ドラム軸を中心に回動することにより、前記現像軸が正しい位置に位置することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記プロセスカートリッジは、前記第2方向の一方側から前記感光体ドラムおよび前記現像ローラを覆う第1サイドカバーであって、前記ドラムカップリングを回転可能に支持する円筒部を有する第1サイドカバーをさらに有し、
    前記カラーは、前記現像カップリングの外周面を覆い、前記円筒部よりも前記第2方向の前記一方側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1サイドカバーは、平面部と、前記平面部から前記第2方向の他方側に凹む凹部であって、前記円筒部の周りに位置する凹部を有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記現像カップリングは、前記カラーよりも前記第2方向の前記一方側に露出していることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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