JP2018205519A - カートリッジユニット - Google Patents

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博貴 ▲高▼山
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Abstract

【課題】装置本体に対して不適合なドラムカートリッジの誤挿入を防止可能なカートリッジユニットを提供する。
【解決手段】カバー部材200が取り付けられたドラムカートリッジ100を装置本体1aの挿入口部から装置本体1aに挿入した場合に、カバー部材200の支持部301による第1の距離の案内を許容又は制限するカバー誤挿入防止部30を備え、カバー誤挿入防止部30は、ドラムカートリッジ100に取り付け可能なカバー部材200に対して、支持部による第1の距離の案内を許容し、ドラムカートリッジ100と機能的に異なる他のドラムカートリッジに取り付け可能なカバー部材に対して、支持部301による第1の距離よりも短い第2の距離を超える範囲での案内を制限する。
【選択図】図18

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等で、カートリッジ化した感光体を利用するカートリッジユニットに関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像に、着色料等を包有した樹脂等を現像させて可視画像化する。このような画像形成装置では、画像形成部材として、例えば感光体である感光ドラムをカートリッジ化(ユニット化)し、プロセスカートリッジ、あるいはドラムカートリッジとして装置本体に着脱可能とし、ユーザ自身が交換可能としたものが普及している。尚、本明細書では、感光ドラムをカートリッジ化したプロセスカートリッジ、あるいはドラムカートリッジを、総称してドラムカートリッジと呼ぶ。
このようなドラムカートリッジの交換時の作業性を向上するために、以下のようなドラムカートリッジに装着可能な画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。画像形成装置に装着する前の新品のドラムカートリッジには、感光ドラムを保護するカバー部材が取り付けられている。ドラムカートリッジを装置本体に第1の距離だけ挿入すると、カバーのストッパが装置本体に当接し、カバーはそれ以上挿入できなくなり、装置本体に係合して保持される。カバー部材及び装置本体のそれぞれには、ドラムカートリッジのスライド移動をガイドするガイド部が設けられている。カバー部材が装置本体に係合して保持されることによって、カバー部材側のガイド部と装置本体側のガイド部が整合する。この状態で、ユーザがカバー部材に保持されたドラムカートリッジを装置本体側に押し込むことでカバー部材側のガイド部から装置本体側のガイド部にドラムカートリッジが受け渡され、装置本体へのドラムカートリッジの装着が完了する。装置本体へのドラムカートリッジの装着が完了した後に、ユーザはカバー部材を装置本体から取り外す。これにより、ドラムカートリッジの交換作業中にカバー部材に覆われた状態となるため、ドラムカートリッジの交換作業中における感光ドラムの不要に露光及び感光ドラムと装置本体との接触を抑制することができる。
特開2016−130816号公報
ところで、この種のドラムカートリッジでは、例えばプロセススピード等の機能を異にする異なる種類のドラムカートリッジにおいて、コスト削減等のためにケースを共用化する場合がある。しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像形成装置では、ケースの形状が同一で装着可能なドラムカートリッジであれば、機能が不適合なドラムカートリッジであっても装着されてしまう虞がある。ユーザが装置本体に不適合なドラムカートリッジを誤って挿入して装着してしまった場合、正常な動作は実行されず、ユーザビリティが悪かった。
本発明は、装置本体に対して不適合なドラムカートリッジの誤挿入を防止可能なカートリッジユニットを提供することを目的とする。
本発明のカートリッジユニットは、第1の装置本体の第1の案内部に対して形状が適合することにより前記第1の案内部によって案内されて前記第1の装置本体に対して挿入方向に挿入可能で、かつ前記第1の装置本体から前記挿入方向と反対方向の抜出方向に抜出可能であり、画像形成を行うための感光ドラムを収容し、前記第1の装置本体に機能的に適合した第1のドラムカートリッジと、前記第1の装置本体の第1の保持部に対して形状が適合することにより前記第1の保持部によって案内されて保持されることが可能であり、前記第1のドラムカートリッジが前記第1の装置本体に挿入される前には前記第1のドラムカートリッジに取り外し可能に取り付けられ、前記感光ドラムを遮光する第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材が取り付けられた前記第1のドラムカートリッジを前記第1の装置本体の第1の挿入口部から前記第1の装置本体に挿入した場合に、前記第1のドラムカートリッジは前記第1の案内部により案内されると共に、前記第1のカバー部材は前記第1の保持部により案内され、前記第1のカバー部材が第1の距離挿入された場合に、前記第1のカバー部材の更なる挿入を制限するストッパと、カバー部材が取り付けられたドラムカートリッジを前記第1の挿入口部から前記第1の装置本体に挿入した場合に、前記カバー部材の前記第1の保持部による前記第1の距離の案内を許容又は制限する第1のカバー誤挿入防止部と、を備え、前記第1のカバー誤挿入防止部は、前記第1の装置本体とは機能的に異なる第2の装置本体に設けられ前記第1のドラムカートリッジと機能的に異なる第2のドラムカートリッジに取り付け可能な第2のカバー部材を前記第2の装置本体の第2の挿入口部から前記第2の装置本体に挿入した場合に前記第2のカバー部材に対して形状が適合することにより前記第2のカバー部材を案内して保持する第2の保持部に形状が適合すると共に、前記第2の装置本体の第2のカバー誤挿入防止部により前記第2の保持部による案内を制限される前記第1のカバー部材に対して、前記第1の保持部による前記第1の距離の案内を許容し、前記第2の保持部と前記第1の保持部とのそれぞれに形状が適合すると共に、前記第2のカバー誤挿入防止部により前記第2の保持部による案内を許容される前記第2のカバー部材に対して、前記第1の保持部による前記第1の距離よりも短い第2の距離を超える範囲での案内を制限することを特徴とする。
本発明によれば、第1のカバー誤挿入防止部は、第1の装置本体とは機能的に異なる第2の装置本体に適合する第2のドラムカートリッジのカバー部材に対し、第1の保持部による第1の距離よりも短い第2の距離を超える範囲での案内を制限する。これにより、装置本体に対して不適合なドラムカートリッジの誤挿入を防止することができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 実施形態に係るドラムカートリッジを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 実施形態に係るドラムカートリッジを示す側面図である。 実施形態に係るカバー部材を示す図であり、(a)は側方から視た斜視図、(b)は挿入方向先端側から視た斜視図である。 実施形態に係るカバー部材を示す図であり、(a)は挿入方向先端側から図4(b)とは異なる角度から視た斜視図、(b)は挿入方向先端側の一部を拡大して示す側面図である。 実施形態に係るドラムカートリッジにカバー部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。 実施形態に係るドラムカートリッジにカバー部材が取り付けられた状態を示す図であり、(a)は断面図、(b)はドラムカートリッジとカバー部材とのロック状態を示す縦断面図である。 実施形態に係る装置本体の一部を示す図であり、(a)は前カバーを開放した状態を示す斜視図、(b)は装置本体からドラムカートリッジを取り出す状態を示す斜視図である。 実施形態に係る装置本体の一部を示す図であり、(a)はドラムカートリッジがガイドレールに設置された状態を示す斜視図、(b)はガイドレールからドラムカートリッジを取り外した状態を示す斜視図である。 実施形態に係るドラムカートリッジとレールとのロック機構を示す断面図である。 実施形態に係る装置本体の一部を示す図であり、(a)はドラムカートリッジがカバー部材を介して挿入位置にセットされた状態を示す斜視図、(b)はドラムカートリッジが装置本体に挿入された状態を示す斜視図である。 実施形態に係る装置本体におけるドラムカートリッジの収容部を示す斜視図である。 実施形態に係るドラムカートリッジを装置本体に装着する揺動板の係合部と装置本体の突部との関係を示す縦断面図であり、(a)は第1工程、(b)は第2工程の状態である。 実施形態に係るドラムカートリッジを装置本体に装着する第3工程の状態の図であり、(a)は揺動板の係合部と装置本体の突部との関係を示す断面図、(b)は揺動板の突出部と装置本体のロック部との関係を示す側面図である。 実施形態に係るドラムカートリッジを装置本体に装着する第4工程の状態の図であり、(a)は揺動板の係合部と装置本体の突部との関係を示す断面図、(b)は揺動板の突出部と装置本体のロックガイド部との関係を示す側面図である。 実施形態に係るドラムカートリッジを装置本体に装着する第5工程の状態の図であり、(a)は揺動板の係合部と装置本体の突部との関係を示す断面図、(b)は揺動板の突出部と装置本体のロック解除ガイド部との関係を示す側面図である。 実施形態に係る装置本体の一部を示す図であり、(a)ドラムカートリッジを装置本体に装着した状態を示す斜視図、(b)前カバーを閉じた状態を示す斜視図である。 実施形態に係る装置本体と適合なドラムカートリッジ及びカバー部材との係合部を示す図であり、(a)はカバー部材側の断面図、(b)はドラムカートリッジ側の断面図である。 実施形態に係る装置本体と不適合なドラムカートリッジ及びカバー部材との係合部を示す図であり、(a)はカバー部材側の斜視図、(b)はドラムカートリッジ側の断面図である。 実施形態の変形例に係る装置本体とカバー部材との加工前の係合部を示す断面図であり、(a)は装置本体、(b)はカバー部材である。 実施形態の変形例に係る装置本体とカバー部材との係合部のリブのパターンを示す断面図である。(a)は、第1の溝部の第1のリブ及び第2のリブを除去し、カバー側突起の第3のリブ及び第4のリブを除去した第1のパターンである。(b)は、第1の溝部の第1のリブ及び第3のリブを除去し、カバー側突起の第2のリブ及び第4のリブを除去した第2のパターンである。(c)は、第1の溝部の第2のリブ及び第3のリブを除去し、カバー側突起の第1のリブ及び第4のリブを除去した第3のパターンである。 実施形態の変形例に係る装置本体とカバー部材との係合部のリブのパターンを示す断面図である。(a)は、第1の溝部の第1のリブ及び第4のリブを除去し、カバー側突起の第2のリブ及び第3のリブを除去した第4のパターンである。(b)は、第1の溝部の第2のリブ及び第4のリブを除去し、カバー側突起の第1のリブ及び第3のリブを除去した第5のパターンである。(c)は、第1の溝部の第3のリブ及び第4のリブを除去し、カバー側突起の第1のリブ及び第2のリブを除去した第6のパターンである。
以下、本発明の実施形態の画像形成装置1を、図1乃至図19を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置1の一例としてタンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。あるいは、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1は、中間転写ベルト61を有し、感光ドラム11から中間転写ベルト61に各色のトナー像を一次転写した後、各色の複合トナー像をシートSに一括して二次転写する方式としている。但し、これには限られず、シート搬送ベルトで搬送されたシートに感光ドラムから直接に転写する方式を採用してもよい。また、本実施形態では、現像剤として、非磁性のトナーと磁性のキャリアとの混合物である二成分現像剤を使用している。また、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
[画像形成装置]
画像形成装置1は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色の画像形成部10を備える。本実施形態の画像形成装置1は、これら各色の画像形成部10を中間転写ベルト61の回転方向に並べて配置した所謂タンデム型の構成である。各色の画像形成部10では、次のように画像形成が行われる。像担持体である感光ドラム11は、帯電ローラ12によって表面を一様に帯電された後、伝送された画像情報の信号に基づいて駆動されるレーザスキャナ13によって、表面に潜像が形成される。尚、本実施形態の画像形成装置1は、画像読取装置2を備えており、上述の画像情報としては、画像読取装置2により読み取られた原稿の画像情報や画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部端末から送られる画像情報がある。
上述のように感光ドラム11上に形成された潜像は、現像器14によってトナー像として顕在化され、感光ドラム11上に各色に対応したトナー像が形成される。即ち、現像器14は、感光ドラム11と対向する位置に現像剤担持体としての現像スリーブ14aを備えている。現像スリーブ14aは、現像器14内の現像剤を担持して回転し、現像スリーブ14aと感光ドラム11との間に所定の現像バイアスが印加されることで、トナーを感光ドラム11に供給し、潜像をトナーにより現像する。
各色の感光ドラム11上にそれぞれ形成されたトナー像は、一次転写ローラ17により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスを付与されることで、中間転写ベルト61に順次転写される。転写後、感光ドラム11上に残った僅かな残トナーは、クリーニングブレード15によって除去回収され、再び、次の画像形成に備える。このような画像形成により現像器14内のトナーが消費されるため、トナーカートリッジ19から現像器14にトナーを補給するようにしている。
一方、シートSは、給送カセット4から1枚ずつ給送され、レジストローラ対5に搬送される。シートSは、先端をレジストローラ対5のニップ部に倣わせてループを形成されることで、斜行が修正される。その後、レジストローラ対5は、中間転写ベルト61上のトナー像と同期を取って、シートSを中間転写ベルト61と二次転写外ローラ35との間に搬送する。中間転写ベルト61上のトナー像は、対向配置された駆動ローラ62及び二次転写外ローラ35のニップ部において、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが付与されることで、シートSに転写される。転写後、中間転写ベルト61上に残った僅かな残トナーは、クリーニングユニット63によって除去回収され、再び次の画像形成に備える。
シートS上に転写されたトナー像は、定着器40の加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部で加熱加圧されることでシートSに定着される。トナー像が定着されたシートSは、記録材搬送部6により搬送され、排出ローラ対50により排出トレイ51上に排出される。本実施形態の画像形成装置1は、上述の画像形成部10、中間転写ベルト61、定着器40等が配置される装置本体1aと画像読取装置2との間に排出トレイ51を設けた所謂胴内排出の構成を有する。
[ドラムカートリッジ]
本実施形態の場合、画像形成を行うための画像形成部材でもある感光ドラム11を収容する第1のドラムカートリッジ(以下、カートリッジという)100を、装置本体(第1の装置本体)1aに対して着脱自在として、交換できるようにしている。図2(a),(b)に示すように、カートリッジ100は、感光ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を備えており、これらはハウジング101によって一体的に支持されている。また、感光ドラム11及び帯電ローラ12は、ハウジング101に対して回転可能に支持され、帯電ローラ12及びクリーニングブレード15は、それぞれ感光ドラム11に押圧した状態で支持されている。ここで、カートリッジ100は、装置本体1aに機能的に適合している。即ち、このカートリッジ100が有する感光ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15等は、装置本体1aに装着して使用されて適正に機能して画像形成可能なものである。
感光ドラム11と、帯電ローラ12と、クリーニングブレード15とは、画像形成を行うと劣化していくため、カートリッジ100はプリント量に応じて交換する必要がある。したがって、カートリッジ100は、装置本体1aの前後方向、即ち奥側に向けて挿入、手前側に向けて抜出可能になっており、寿命になった場合等に交換できるようにしている。尚、装置本体1aの手前側とは、画像形成装置1をユーザが操作する側である。
ここで、以下、挿入方向とは、カートリッジ100を装置本体1aに挿入する方向、即ち、図2(a)及び図3に矢印で示す挿入方向D1とする。また、抜出方向とは、カートリッジ100を装置本体1aから抜き出す方向、即ち、図2(a)及び図3に矢印で示す挿入方向D1の反対方向の抜出方向D2とする。即ち、カートリッジ100は、装置本体1aに対して挿入方向D1に挿入可能で、かつ装置本体1aから抜出方向D2に抜出可能である。尚、これら挿入方向D1及び抜出方向D2に水平に直交する方向を、幅方向Wとする。
カートリッジ100は、装置本体1aに装着されることで、感光ドラム11が、装置本体1a側の不図示の駆動源であるモータの駆動伝達部とカップリングを介して駆動連結される。これにより、感光ドラム11がモータにより回転駆動される。帯電ローラ12は感光ドラム11に押圧されているため、感光ドラム11に従動して回転する。即ち、第1のカップリングは、カートリッジ100を装置本体1aに装着した場合に、装置本体1aに設けられた第1の駆動源とカートリッジ100の感光ドラム11とを連結する。
カートリッジ100のハウジング101には、図2(a),(b)及び図3に示すように、装置本体1aへの挿入時にカバー部材200に案内されるリブ102及びガイド103が形成されている。リブ102は、図2(a),(b)に示すように、ハウジング101の一方の側面101L(図2(b)の左側面)のカートリッジ100の挿入方向D1及び抜出方向D2のそれぞれの部分で側方に突出するように形成されている。ガイド103は、図2(b)及び図3に示すように、ハウジング101の他方の側面101R(図2(b)の右側面)に挿入方向D1と略平行に形成された溝である。
カートリッジ100は、装置本体1aに装着される前には感光ドラム11を遮光するカバー部材200が取り外し可能に取り付けられて感光ドラム11を覆っている(図6(a)参照)。本実施形態では、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100をカートリッジユニットとしている。ハウジング101の他方の側面101Rには、ガイド103に隣接して溝状に形成されたロックガイド部104が挿入方向D1に沿って形成されている。ロックガイド部104は、カバー部材200に設けられた揺動板210に形成された突出部211(図14(b)等参照)と係合自在に形成され、突出部211に係合して案内するようにしている。図3に示すように、ロックガイド部104の挿入方向D1の先端部(図3の右端)には、上下方向の溝の幅がロックガイド部104よりも広く形成され、ロックガイド部104との間に段差が形成されるロック部105が形成されている。また、ロックガイド部104の抜出方向D2の先端部(図3の左端)には、ロックガイド部104よりも抜出方向D2の先側に向かう程、上方に傾斜した溝状のロック解除ガイド部106が形成されている。これらロック解除ガイド部106と、ロックガイド部104と、ロック部105とは、挿入方向D1に沿って順に連続して形成され、突出部211と係合することで揺動板210の回転位相をそれぞれ所定位置に位置決めする(図14乃至図16参照)。
また、カートリッジ100のハウジング101には、図2(a),(b)に示すように、挿入方向D1の先端部に形成された第2の突起部22が設けられている。第2の突起部22と後述する第2の溝部21とは、第1のカートリッジ誤挿入防止部20を構成する(図13乃至図14(b)参照)。第1のカートリッジ誤挿入防止部20の詳細な構成については、後述する。
[カバー部材]
カートリッジ100を装置本体1aに装着する前は、感光ドラム11等の部材を遮光して保護するために、少なくとも感光ドラム11をカバーする第1のカバー部材200(以下、カバー部材という)をカートリッジ100に装着している。カバー部材200は、図4(a)に示すように、カートリッジ100の挿入方向D1に長く、挿入方向D1の先端側及び下方側が開放した略箱状に形成されている。尚、以下の説明では、カバー部材200についても、カートリッジ100と同様に方向の指標として挿入方向D1及び抜出方向D2を用いるが、これはカバー部材200をカートリッジ100に装着した状態での方向である。
このようなカバー部材200は、図4(a)乃至図5(a)に示すように、天板部201と、第1側板部202と、第2側板部203とを有する。第1側板部202及び第2側板部203は、それぞれ天板部201の幅方向Wの両端部からそれぞれ下方に突出するように設けられている。本実施形態では、第1側板部202の上下方向の長さは、第2側板部203よりも長くされている。これにより、現像器14に対向する第1側板部202が、感光ドラム11の広い範囲で露出する側を適切に覆うことができる。
第1側板部202は、図4(b)に示すように、その内側面に挿入方向D1に沿って形成された溝状のドラムガイド202aが形成されている。第2側板部203は、図5(a)に示すように、その内側面の挿入方向D1の両端寄り部分にそれぞれ保持リブ203aが突出して形成されている。
また、カバー部材200の挿入方向D1の先端部には、装置本体1aの所定位置に挿入される挿入部204が設けられている。挿入部204は、上方を向いた当接面204a及び係合リブ204bを有する。挿入部204の抜出方向D2側には、装置本体1aへの挿入時に装置本体1aの一部に当接する当接部(ストッパ)205が形成されている。カバー部材200の挿入方向D1の先端側は、図4(b)及び図5(a)に示すように、装着されたカートリッジ100を挿抜可能な開口部213が設けられている。カバー部材200の抜出方向D2側は、図4(a)に示すように、第2側板部203の長さの範囲内で第2側板部203と第1側板部202の後端部を連結するように後側板206により覆われている。
また、挿入部204の当接面204aには、第2の形状部として、カバー側突起部33及びカバー側溝部34が、幅方向Wに並んで設けられている。カバー側突起部33と後述する第1の溝部31とは、カバー誤挿入防止部(第1のカバー誤挿入防止部)30を構成する(図18(a)参照)。カバー側溝部34と後述する本体側突起部32とも、カバー誤挿入防止部30を構成する(図18(a)参照)。即ち、カバー側突起部33及びカバー側溝部34は、カートリッジ100に取り付けられたカバー部材200の外側に設けられている。カバー誤挿入防止部30の詳細な構成については、後述する。
また、図4(a)及び図5(b)に示すように、第2側板部203の挿入方向D1の先端側には、第2側板部203の幅方向Wの外側に揺動板(移動部材)210が配置されている。揺動板210は、幅方向Wを軸方向とする不図示の揺動軸を中心として第2側板部203に対して、図5(b)の揺動方向Rに揺動自在(移動自在)に設けられている。尚、図5(b)中、左回転方向をロック解除方向R1、右回転方向をロック方向R2とする。揺動板210は、挿入方向D1の先端側の上下方向の幅が小さく先端部を構成し、抜出方向D2側の上下方向の幅が大きく基端部を構成するように形成されている。
揺動板210の先端部には、カバー部材200の内部に向けて、即ち、カバー部材200によりカバーされたカートリッジ100に向けて突出する突出部211が設けられている(図14(b)参照)。第2側板部203には、揺動板210の挿入方向D1の先端部に対応する領域に、揺動板210の揺動方向Rに沿って貫通孔203bが形成されている。そして、図4(b)及び図5(a)に示すように、揺動板210の先端部に形成された突出部211が貫通孔203bを通じてカバー部材200の内部に突出している(図14(a),(b)参照)。これにより、揺動板210は、突出部211が貫通孔203b内で移動できる範囲で揺動可能となる。また、図5(b)に示すように、揺動板210の抜出方向D2の先端寄り上端部には、第2側板部203と反対側、即ち幅方向Wの外側に突出する係合部212が設けられている。即ち、カートリッジ100は、装置本体1aに装着される前には感光ドラム11を遮光するカバー部材200が取り外し可能に取り付けられ、装置本体1aに機能的に適合している。
[ドラムカートリッジのカバー部材への装着]
装置本体1aに装着する前のカートリッジ100には、図6(a)乃至図7(b)に示すように、カバー部材200が装着されている。カートリッジ100は、カバー部材200の挿入方向D1の先端側の開口部213(図4(b)参照)から挿入される。このとき、図7(a)に示すように、カートリッジ100のハウジング101の一方の側面101Lに形成されたリブ102が、カバー部材200の第1側板部202の内側面に形成されたドラムガイド202aに係合する。また、ハウジング101の他方の側面101Rに形成されたガイド103が、第2側板部203の内側面に形成された保持リブ203aに係合する。
ガイド部としてのこれら各ガイド及び各リブがそれぞれ係合することで、カートリッジ100が抜出方向D2に沿ってカバー部材200内にガイドされる。このようにカートリッジ100がカバー部材200に装着された状態で、感光ドラム11等が配置された空間が、天板部201と、第1側板部202と、第2側板部203とにより覆われ、感光ドラム11等が外部に露出しないように遮蔽される。
図7(b)に示すように、カートリッジ100とカバー部材200との装着状態で、カバー部材200の揺動板210の突出部211が、カートリッジ100のハウジング101に形成されたロック部105と係合する。このため、カートリッジ100とカバー部材200とは、装着状態でそのままでは分離できないようにロックされ、カートリッジ100が、カバー部材200の挿入方向D1の先端側の開口部213から抜き出ることが防止される。即ち、カートリッジ100は、カバー部材200に対して挿入方向D1に相対移動不能となる。尚、カバー部材200の抜出方向D2の先端側は、後側板206により覆われているため、カートリッジ100が抜出方向D2側から抜き出ることはない。
[ドラムカートリッジの交換]
次に、本実施形態のカートリッジ100の装置本体1aにおける交換の動作について説明する。まず、装置本体1aに装着されたカートリッジ100を抜き出す動作について、図8(a)乃至図10を用いて説明する。
[ドラムカートリッジの抜き出し]
図8(a),(b)は、本実施形態の画像形成装置1の各色のカートリッジ100を装着する部分の構成を抜き出して簡易的に示した模式図である。装置本体1aは、手前側に前カバー400が開閉自在に設けられており、図8(a)に示すように、前カバー400を方向OPに開放することで、各色のカートリッジ100にアクセス可能である。装置本体1aは、図8(a)の左からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で複数のカートリッジ100を並べて配置して有している。本実施形態では、これら複数のカートリッジ100は、互いに共通の構成を有する。また、各色のカートリッジ100をカバーするカバー部材200についても互いに共通している。尚、図8(a)では、各色のカートリッジ100のそれぞれに隣接して各色の現像器14が配置されている。
以下の説明では、シアン(図8(a)の左から3番目)のカートリッジ100の交換について説明するが、他の色のカートリッジについても同様である。画像形成装置1の不図示の表示部(例えば操作パネル)や接続された外部端末に、シアンのカートリッジ100の交換サインが通知されたとする。この場合、ユーザやサービスマン等の操作者が、図8(a)に示すように、前カバー400を開放する。次いで、図8(b)に示すように、該当するカートリッジ100を装置本体1aから抜き出す。
図9(a)乃至図10に示すように、装置本体1aには、カートリッジ100を案内するガイドレール(第1の案内部)410が設けられている。ガイドレール410は、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100を装置本体1aの後述する挿入口部3から装置本体1aに挿入した場合に、カートリッジ100に対して形状が適合することにより、カートリッジ100を案内する。
ガイドレール410の一部には、図9(b)に示すように、上下方向に弾性変形により移動可能に支持されて、先端が上方に突出したロック爪411が設けられている。一方、図10に示すように、カートリッジ100のハウジング101の下面には、係合孔16aが形成されている。カートリッジ100は、ガイドレール410に載置されて、装置本体1aの所定の装着位置に装着された状態で、カートリッジ100の係合孔16aにロック爪411が係合する。これにより、カートリッジ100は、装置本体1aの所定の装着位置から抜け出ないようにロックされている。
図10に示すように、係合孔16a内には、ロック解除部材16bが配置されている。ロック解除部材16bは、上下方向に形成された係合孔16a内に沿って移動自在であり、カートリッジ100の前面に露出して操作者により操作可能な操作レバー16cを有する。操作者がこの操作レバー16cを図10の下方向D3に押し下げると、ロック解除部材16bの全体が下がって下端部によりロック爪411が押し下げられ、ロック爪411と係合孔16aとの係合が解除される。これにより、カートリッジ100のガイドレール410へのロックが解除され、ユーザは、カートリッジ100を装置本体1aから抜出方向D2に抜き出すことができる。
カートリッジ100を引き抜いた後、カートリッジ100は使用済であるため、カートリッジ100の取り扱いは挿入時と比較して慎重である必要はない。引き抜いた後のカートリッジ100は、サービスマン等が回収する。尚、カートリッジ100を引き抜く際に、カバー部材200を装置本体1aの後述する挿入口部3(図8(b)参照)に装着し、カートリッジ100をカバー部材200の内部に案内するようにしても良い。この場合、例えば、感光ドラム11等にトナー等が付着していても、そのトナー等によって操作者が汚れてしまうことを抑制できる。
[ドラムカートリッジの装着]
次に、カートリッジ100を装置本体1aに装着する動作について、図11(a)乃至図12を用いて説明する。まず、操作者がカバー部材200によりカバーされた新たなカートリッジ100を、図11(a)に示すように、装置本体1aの挿入口部(第1の挿入口部)3に挿入する。そして、図11(b)に示すように、カートリッジ100をカバー部材200に対して挿入方向D1に相対移動させることで、装置本体1aの内部に挿入する。
ここで、図12に示すように、装置本体1aは、挿入口部3から挿入されたカートリッジ100を収容するように、挿入口部3から挿入方向D1に向けて形成された収容部300を有している。収容部300は、カバー部材200の挿入方向D1の先端部に設けられた挿入部204(図6(a)参照)に係合自在に形成された支持部(第1の保持部)301を有している。支持部301は、カバー部材200により覆われたカートリッジ100を装置本体1aの挿入口部3から所定距離挿入した状態で、カートリッジ100の挿入方向D1におけるカバー部材200及びカートリッジ100の挿入方向D1の下流側の端部を支持する。尚、図11(a)の状態においてユーザがカバー部材200あるいはカートリッジ100から手を離すと、カバー部材200及びカートリッジ100は自重により落下してしまう。そのため、図11(a)の状態においては、挿入部204よりも挿入方向D1の上流側のカバー部材200あるいはカートリッジ100の一部をユーザが掴むというユーザの補助が必要である。
支持部301は、収容部300の上方に凹むように、且つ、挿入方向D1に所定の長さを有するように形成されている。支持部301は、上面に設けられた支持面302と、支持面302の幅方向Wの両端部に設けられた側壁303と、側壁303に挿入方向D1に沿って形成されたガイドリブ304と、を有する。また、支持部301の片側(図12の右側)のガイドリブ304の抜出方向D2の端部(図13(a)の左端部)には、下方に突出するように形成された突部(被係合部)305が設けられている。支持面302及び側壁303の抜出方向D2側の端面は、カバー部材200の当接部205が当接可能な当接面306としている(図14(a)参照)。
また、支持面302の抜出方向D2側には、第2の形状部として、第1の溝部31及び本体側突起部32が、幅方向Wに並んで設けられている。本実施形態では、第1の溝部31及び本体側突起部32は、当接面306に露出している。即ち、第1の溝部31及び本体側突起部32は、収容部300の抜出方向D2の先端部に配置されている。第1の溝部31とカバー側突起部33とは、カバー誤挿入防止部30を構成する(図18(a)参照)。本体側突起部32とカバー側溝部34とも、カバー誤挿入防止部30を構成する(図18(a)参照)。
一方、カバー部材200の当接面204aは、カバー部材200を装置本体1aに挿入した状態で、支持面302と当接する。カバー部材200の係合リブ204bは、当接面204aの幅方向Wの両側において、それぞれガイドリブ304上に載置されてガイドリブ304と係合可能である。
カバー部材200によりカバーされたカートリッジ100は、装置本体1aの挿入口部3から挿入位置に向けて挿入される際に、カバー部材200の挿入部204が装置本体1aの支持部301に挿入される。この状態で、当接面204aが支持面302に当接すると共に、係合リブ204bがガイドリブ304に支持される。即ち、挿入部204は、当接面204aとガイドリブ304とによって上下から挟まれるため、図11(a)に示す状態において、カバー部材200の上下方向への移動は当接面204a及びガイドリブ304によって規制される。また、図11(a)に示す状態において、カバー部材200の幅方向Wへの移動は側壁303によって規制される。この状態で、ユーザがカバー部材200及びカートリッジ100を挿入方向D1に押し込むことで、カバー部材200が挿入位置に向けて案内される。
[カバー誤挿入防止部の構成]
以下、カバー部材200と装置本体1aとに設けられたカバー誤挿入防止部(第1のカバー誤挿入防止部)30の構成について、図12及び図18(a)を用いて説明する。カバー誤挿入防止部30は、カバー部材200と装置本体1aとの間に設けられ、本実施形態では2組設けられている。但し、2組設けることには限られず、1組だけ設けてもよい。一方のカバー誤挿入防止部30は、装置本体1aに設けられた第1の溝部(第1の形状部)31と、カバー部材200に設けられたカバー側突起部(第2の形状部)33と、を有している。他方のカバー誤挿入防止部30は、装置本体1aに設けられた本体側突起部(第1の形状部)32と、カバー部材200に設けられたカバー側溝部(第2の形状部)34と、を有している。
尚、本実施形態では、カートリッジ100とカバー部材200との間には誤挿入防止部を設けていない。このため、カートリッジ100及びカバー部材200の装着部分については機能の違いによらず共通化することができる。これにより、カートリッジ100及びカバー部材200の製造コストの増加を抑えることができる。また、カートリッジ100及びカバー部材200は、通常は工場で組み付け作業を行い、そのまま出荷するので、ユーザ等がカートリッジ100及びカバー部材200を誤って取り付けてしまう可能性は低い。
第1の溝部31は、装置本体1aの収容部300の内側に設けられている。第1の溝部31は、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100を挿入口部3から第1の距離Y1よりも短い第2の距離Y2挿入した場合に、カバー側突起部33に当接することなくカバー部材200を装置本体1aに対して更に挿入可能にする。一方、本体側突起部32は、装置本体1aの収容部300の内側に設けられている。本体側突起部32は、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100を挿入口部3から第2の距離Y2挿入した場合に、カバー側溝部34に当接することなくカバー部材200を装置本体1aに対して更に挿入可能にする。
ここでは、このカートリッジ100と装置本体1aとは機能的に適合するカートリッジ(第1のカートリッジ)100であるため、カバー誤挿入防止部30により制限されることなくカバー部材200及びカートリッジ100を挿入することができる。即ち、カバー誤挿入防止部30は、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100を挿入口部3から第2の距離Y2挿入した場合に、カートリッジ100に取り付けられたカバー部材200に対して更なる挿入を許容する。このとき、挿入方向D1に直交するいずれかの方向から視た場合に、第1の溝部31及び本体側突起部32の抜出方向D2の端部は、カバー側突起部33及びカバー側溝部34の挿入方向D1の端部にそれぞれ一致するように配置されている。また、このとき、挿入方向D1から視た場合に、第1の溝部31及び本体側突起部32と、カバー側突起部33及びカバー側溝部34とは、それぞれ重ならないように配置されている。
これに対し、カートリッジと装置本体とが機能的に不適合である場合は、そのようなカートリッジに取り付けられたカバー部材を挿入できないようにする。このため、そのような場合には、第1の溝部31及びカバー側突起部33、又は本体側突起部32及びカバー側溝部34の少なくとも一方が干渉するようになっている。本実施形態のカートリッジ100を、例えば機能の異なる不適合な不図示の装置本体へ誤挿入した場合、カバー部材200のカバー側突起部33及びカバー側溝部34の少なくとも一方が、装置本体の当接面306に干渉する(図19(a)参照)。これにより、カートリッジ100が不適合な他の装置本体の内部に挿入されてしまうことを防止できる。即ち、カバー誤挿入防止部30は、装置本体に機能的に不適合なカートリッジ100に取り付けられたカバー部材200に対して更なる挿入を制限する。尚、本実施形態では、カバー誤挿入防止部30は突起部と溝部とを有する場合について説明したが、互いに干渉可能な形状はこれらの組み合わせには限られない。例えば、カバー誤挿入防止部30が突起部のみを有し、互いに通過もしくは干渉することで、カートリッジ100が不適合な他の装置本体の内部に挿入されてしまうことを防止するようにしてもよい。
[カートリッジ誤挿入防止部の構成]
次に、カートリッジ100と装置本体1aとに設けられたカートリッジ誤挿入防止部(第1のカートリッジ誤挿入防止部)20の構成について、図12及び図18(b)を用いて説明する。カートリッジ誤挿入防止部20は、装置本体1aのフレーム307に設けられた第2の溝部21と、カートリッジ100に設けられたユニット側突起部22と、を有している。第2の溝部21は、図12に示すように、収容部300の内側、かつ収容部300の抜出方向D2の先端部に配置されて、抜出方向D2側に開放されている。ユニット側突起部22は、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を挿入口部3から第5の距離Y5挿入した場合に、第2の溝部21に当接することなくカートリッジ100を装置本体1aに対して更に挿入可能にする。尚、第5の距離Y5は、第1の距離Y1よりも長く設定されており、本実施形態では第3の距離Y3から第4の距離Y4の間の長さとしている。即ち、挿入口部3からの距離は、第2の距離Y2,第1の距離Y1,第3の距離Y3,第5の距離Y5,第4の距離Y4の順に配置されている。
ここでは、このカートリッジ100と装置本体1aとは機能的に適合するカートリッジ100であるため、カートリッジ誤挿入防止部20により制限されることなくカバー部材200及びカートリッジ100を挿入することができる。即ち、カートリッジ誤挿入防止部20は、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を挿入口部3から第5の距離Y5挿入した場合に、カートリッジ100に対して更なる挿入を許容する。このとき、挿入方向D1に直交するいずれかの方向から視た場合に、第2の溝部21の抜出方向D2の端部とユニット側突起部22の挿入方向D1の端部とが一致するように配置されている。また、このとき、挿入方向D1から視た場合に、第2の溝部21とユニット側突起部22とは重ならないように配置されている。
これに対し、カートリッジと装置本体とが機能的に不適合である場合は、カートリッジを挿入できないようにカートリッジ誤挿入防止部20の第2の溝部21とユニット側突起部22とか干渉するようになっている。本実施形態のカートリッジ100を、例えば機能の異なる不適合な不図示の装置本体へ誤挿入した場合、カートリッジ100のユニット側突起部22が装置本体に干渉する(図19(b)参照)。これにより、カートリッジ100が不適合な他の装置本体の内部に挿入されてしまうことを防止できる。即ち、カートリッジ誤挿入防止部20は、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を挿入口部3から第5の距離Y5挿入した場合に、装置本体に機能的に不適合なカートリッジ100に対して更なる挿入を制限する。尚、本実施形態では、カートリッジ誤挿入防止部20は第2の溝部21及びユニット側突起部22を有する場合について説明したが、互いに干渉可能な形状はこれらの組み合わせには限られない。例えば、カートリッジ誤挿入防止部20が突起部のみを有し、互いに通過もしくは干渉することで、カートリッジ100が不適合な他の装置本体の内部に挿入されてしまうことを防止するようにしてもよい。
次に、上述したカートリッジ100を装置本体1aに挿入する手順について、図13(a)乃至図17(b)に基づいて詳細に説明する。
[第1工程]
図13(a)に示すように、カバー部材200及びカートリッジ100が、装置本体1aの抜出方向D2側の挿入口部3から所定距離Yだけ挿入される。このとき、揺動板210の突出部211はカートリッジ100のロック部105と係合しており、カートリッジ100はカバー部材200にロックされている(図7(b)参照)。そして、カバー部材200に設けられた揺動板210の係合部212が、ガイドリブ304に形成された突部305の前面と当接する。尚、突部305の前面とは、突部305の抜出方向D2を向いた面、即ち装置本体1aの手前側の面である。また、突部305の後面とは、前面の裏側であり、突部305の挿入方向D1を向いた面、即ち装置本体1aの奥側の面である。
支持面302とガイドリブ304の上面との間隔X(図18(a)参照)は、挿入部204の当接面204aと係合リブ204bの下面との間隔よりも僅かにだけ大きく形成されており、挿入部204と支持部301とのがたつきは小さい。このため、挿入部204が支持部301に所定距離Yだけ挿入された状態で、カバー部材200によりカバーされたカートリッジ100が、装置本体1aに対して支持される。これにより、操作者がカバー部材200及びカートリッジ100から手を放しても、カバー部材200及びカートリッジ100が装置本体1aから脱落することはない。
[第2工程]
図13(a)の状態から更に、カバー部材200及びカートリッジ100を挿入方向D1に挿入すると、図13(b)に示すように、カバー部材200の揺動板210が係合部212と突部305との当接によりロック解除方向R1に回動し始める。
[第3工程]
カバー部材200及びカートリッジ100を更に挿入方向D1に挿入すると、図14(a)に示すように、揺動板210が更にロック解除方向R1に回動し、係合部212が突部305の下方を挿入方向D1に通過する。このとき、カバー部材200及びカートリッジ100の挿入方向D1の先端は、挿入口部3から第1の距離Y1だけ挿入されたものとする。そして、カバー部材200の当接部205が装置本体1aの一部である支持部301の当接面306に当接し、カバー部材200がそれ以上挿入されないようになる。尚、このときのカバー部材200及びカートリッジ100の位置を基準位置とする。また、図14(b)に示すように、突出部211とロック部105との係合が外れ、カバー部材200とカートリッジ100とのロックが解除される。このため、カートリッジ100がカバー部材200に対して、挿入方向D1に移動可能となる。
本実施形態では、カバー部材200によりカバーされたカートリッジ100を基準位置(図14(a)の位置)に配置すると、カートリッジ100とカバー部材200とのロックが解除される。このように、画像形成装置1は、カートリッジ100とカバー部材200とのロック及びロック解除を行うユニットロック手段としてのユニットロック機構500を有する。ユニットロック機構500は、係合部212と、被係合部としての突部305と、移動部材としての揺動板210と、突出部211と、ロック部105とを備える。
上述したように、係合部212は、カバー部材200に設けられている。被係合部としての突部305は、装置本体1aに設けられて係合部212と係合自在である。揺動板210は、係合部212が設けられて、カバー部材200に対して移動自在(揺動自在)に配置されている。突出部211は、揺動板210に設けられ、カバー部材200にカバーされたカートリッジ100に向けて突出する。ロック部105は、突出部211と係合自在で、突出部211と係合した状態でカートリッジ100とカバー部材200とをロックする。ロック部105は、カバー部材200にカバーされたカートリッジ100を基準位置に配置すると、係合部212が突部305と係合することで揺動板210が移動して、突出部211との係合が解除される。
ロック部105の上方には、図14(b)に示すように、ロックガイド部104よりも上方に凹んだ解除部105aが形成されている。このため、突出部211がロックガイド部104の位置よりも上方に移動可能となり、その分、揺動板210もロック解除方向R1に揺動可能となる。この結果、係合部212の位置を突部305に対してより下げることができ、係合部212及び突部305の係合の解除をより確実に行える。
突出部211とロック部105との係合が解除されることで、カバー部材200とのロックが解除されたカートリッジ100は、カバー部材200に案内されつつ、装置本体1aに挿入可能となる。図7(a)に示すように、カートリッジ100のリブ102が、カバー部材200のドラムガイド202aと係合し、カートリッジ100のガイド103が、カバー部材200の保持リブ203aに係合している。このため、これらの係合により、カートリッジ100がカバー部材200に案内されつつ、装置本体1aに挿入可能となる。
[第4工程]
図14(a)に示す基準位置からカートリッジ100のみを、装置本体1aの奥側に向けて挿入口部3から第3の距離Y3だけ挿入する。このとき、解除部105aによりロックガイド部104よりも上方に位置した突出部211が、図15(b)に示すように、解除部105aとロックガイド部104の上面との間に形成された傾斜部105bに案内されることで、ロックガイド部104と係合する。これにより、揺動板210は、図15(a)に示すように、ロック方向R2に揺動し、先に突部305の下方を通過した係合部212が突部305の後面と係合可能な高さまで上昇する。このため、カバー部材200を抜出方向D2に移動させようとしても、係合部212が突部305の後面に当接することで制限される。また、カバー部材200を挿入方向D1に移動させようとしても、当接部205が装置本体1aの当接面306に当接しており、それ以上挿入されない。これにより、カバー部材200は装置本体1aに対して挿入方向D1及び抜出方向D2にロックされ、カバー部材200が装置本体1aから取り外せなくなる。
本実施形態では、画像形成装置1は、装置本体1aとカバー部材200とのロック及びロック解除を行うロック手段としての本体ロック機構600を有する。本体ロック機構600は、係合部212と、被係合部としての突部305とを備える。そして、本体ロック機構600は、カートリッジ100を挿入口部3から第3の距離Y3挿入した場合に、係合部212と突部305とを係合させ、カバー部材200と装置本体1aとをロックする。一方、後述するように、本体ロック機構600は、カートリッジ100を挿入口部3から第4の距離Y4挿入した場合に、係合部212と突部305との係合を解除し、カバー部材200と装置本体1aとのロックを解除する。
本体ロック機構600は、移動部材としての揺動板210と、突出部211と、ロックガイド部104と、ロック解除ガイド部106とを備える。ロックガイド部104は、カートリッジ100が第3の距離Y3から第4の距離Y4までの間で第4の距離Y4となる位置を含まない位置まで、カバー部材200に対して移動する範囲において、挿入方向D1と略平行に形成されている。そして、ロックガイド部104は、カートリッジ100がこの範囲で移動する際に、係合部212と突部305とが係合する係合位置に揺動板210が保持されるように、突出部211を係合案内する。一方、ロック解除ガイド部106は、カートリッジ100が第4の距離Y4となる位置に移動した場合に、係合部212と突部305との係合が解除される係合解除位置に揺動板210を移動させるように、突出部211を係合案内する。この点については後述する。
このように本実施形態では、本体ロック機構600は、ユニットロック機構500に対して、係合部212と、突部305と、揺動板210と、突出部211との構成が共通している。また、ロックガイド部104及びロック解除ガイド部106は、ロック部105と連続して形成された溝である。このため、本体ロック機構600とユニットロック機構500とは、機構として共通の構成を有する。
ここで、カバー部材200が装置本体1aに対してロックされた状態でカバー部材200を装置本体1aから引き抜こうとしても、カバー部材200を装置本体1aから引き抜くことはできない。即ち、この状態では、図15(b)に示すように、突出部211とロックガイド部104との係合により揺動板210の揺動が規制されているため、図15(a)に示すように、係合部212と突部305の後面との係合状態が維持される。このため、カバー部材200を装置本体1aから引き抜くことはできない。
一方、挿入口部3から第3の距離Y3以上挿入されたカートリッジ100を基準位置に戻した場合には、装置本体1aとカバー部材200とのロックが解除される。即ち、カートリッジ100を基準位置に戻した場合、図14(b)に示すように、突出部211がロックガイド部104よりも挿入方向D1の先端側のロック部105の領域まで移動する。この結果、揺動板210がロック解除方向R1に揺動可能となり、図14(a)に示すように、係合部212と突部305との係合が外れて、装置本体1aとカバー部材200とのロックが解除される。従って、カートリッジ100を基準位置に戻せば、カバー部材200及びカートリッジ100を装置本体1aから取り外すことができる。
尚、本実施形態では、挿入口部3から第3の距離Y3以上挿入されたカートリッジ100を基準位置に戻した場合には、装置本体1aとカバー部材200との本体ロック機構600が解除されるとしたが、これには限られない。例えば、カートリッジ100を基準位置に戻しても、装置本体1aとカバー部材200とのロックが解除されないようにしてもよい。
尚、挿入口部3からの第3の距離Y3は、図14(a)に示す基準位置よりもカートリッジ100がカバー部材200に対して挿入方向D1に実質的に移動した距離であればよい。即ち、操作者がカートリッジ100及びカバー部材200を基準位置にセットした状態から、カートリッジ100のみを押し込むことでカバー部材200と装置本体1aとがロックされればよい。但し、操作者がカートリッジ100及びカバー部材200を基準位置にセットしたときの勢い等により、カートリッジ100のみが僅かに挿入方向D1に移動する場合があり、このような場合にまでロックされるのは好ましくない。このため、第3の距離Y3としては、カートリッジ100のこのような僅かな移動の場合には、カバー部材200と装置本体1aとがロックされない程度の長さとする。従って、第3の距離Y3は、例えば、ロック状態のカートリッジ100とカバー部材200との挿入方向D1のがたつきよりも大きくなるように設定する。
[第5工程]
図15(a)に示す状態から、更にカートリッジ100のみを装置本体1aの奥側に向けて挿入する。カートリッジ100を挿入口部3から第3の距離Y3よりも長い第4の距離Y4だけ挿入すると、図16(b)に示すように、揺動板210の突出部211がカートリッジ100に対して相対移動して、ロック解除ガイド部106に案内される。ロック解除ガイド部106は、ロックガイド部104よりも抜出方向D2に向かう程、上方に傾斜しているため、突出部211がロック解除ガイド部106に係合して案内されることで、揺動板210がロック解除方向R1に回動する。図16(a)に示すように、揺動板210の係合部212が突部305の下方(係合解除位置)で突部305と係合しない位置に移動して、装置本体1aとカバー部材200とのロックが解除され、カバー部材200を装置本体1aから取り外すことが可能となる。
また、カートリッジ100のハウジング101の他方の側面101Rに形成されているガイド103及びロック解除ガイド部106は、他方の側面101Rの抜出方向D2側に開放している。ここで、ハウジング101の両側面101L,101Rは、図2(a)に示すように、それぞれ抜出方向D2側の端面に対して、傾斜面101aにより連続している。一対の傾斜面101aは、抜出方向D2側に向かう程、互いの間隔が狭くなる方向に傾斜している。従って、ガイド103及びロック解除ガイド部106は、その深さ分、傾斜面101aまで侵入して設けられている。
これにより、ガイド103及びロック解除ガイド部106のそれぞれに係合する保持リブ203a及び突出部211が、ガイド103及びロック解除ガイド部106から抜出方向D2側に抜け出ることが可能となっている。また、図4(b)及び図5(a)に示すように、カバー部材200に形成されたドラムガイド202aも、カバー部材200の抜出方向D2側に開放している。このため、ドラムガイド202aと係合するカートリッジ100のリブ102が、ドラムガイド202aから抜出方向D2側に抜け出ることが可能である。以上より、カバー部材200を装置本体1aから取り外す際に、カートリッジ100からもカバー部材200を取り外せる。即ち、カバー部材200は、カートリッジ100を挿入口部3から第4の距離Y4だけ挿入すると、装置本体1a及びカートリッジ100から取り外し可能である。
尚、挿入口部3からの距離は、第2の距離Y2,第1の距離Y1,第3の距離Y3,第5の距離Y5,第4の距離Y4の順に配置されている。第4の距離Y4は、カートリッジ100が装置本体1aの所定の装着位置に挿入されるまでの距離とすることが好ましい。所定の装着位置では、図10に示すように、カートリッジ100の係合孔16aに装置本体1aのロック爪411が係合して、カートリッジ100が装置本体1aに対してロックされる。このため、カバー部材200が装置本体1aから取り外された際に、カートリッジ100が不用意に引き出されてしまうことを防止できる。
但し、第4の距離Y4は、カートリッジ100が装着位置に挿入されるまでの距離であることには限られず、例えば、カートリッジ100の重心が装置本体1aに入った位置までの距離としてもよい。カートリッジ100の重心が装置本体1aに入った位置とは、例えば、カートリッジ100の重心が装置本体1aのガイドレール410に乗る位置である。カートリッジ100の重心が装置本体1aのガイドレール410上にあれば、カバー部材200を取り外しても、カートリッジ100が装置本体1aから脱落することを抑制できる。また、本実施形態のように、カートリッジ100が内部に感光ドラム11を有する場合は、第4の距離Y4は、感光ドラム11が装置本体1aに収まる位置であってもよい。即ち、感光ドラム11が装置本体1aの内部に収まっていれば、カバー部材200を取り外しても感光ドラム11が外部に露出しにくくなり、挿入時に感光ドラム11が損傷したり、感光しにくくなる。
カートリッジ100を挿入口部3から第4の距離Y4だけ挿入した以降に、カバー部材200を装置本体1a及びカートリッジ100から取り外す。本実施形態では、カートリッジ100を所定の装着位置まで挿入してからカバー部材200を取り外している。この結果、図17(a)に示すように、カートリッジ100が所定の装着位置に装着され、その後、図17(b)に示すように、前カバー400を方向CLに閉じることで、カートリッジ100の交換作業が完了する。
[装置本体への機能の異なるドラムカートリッジの挿入]
次に、本実施形態の装置本体1aのカバー誤挿入防止部30及びカートリッジ誤挿入防止部20について、図19(a),(b)を用いて説明する。通常、感光ドラムの感光層、トナーなどは、画像形成速度に応じて異ならせる必要がある。また、クリーニングブレードの感光ドラム表面に対する接触角、感光ドラムを回転させるためのカップリングなどの耐久性能を画像形成速度に応じて設計する必要がある。そのため、速度の異なる画像形成装置に対しては、それぞれの装置に適合するカートリッジを装着する必要がある。そして、カートリッジのケースの共用化のために、ケースの形状は同様でありながら、上述したような観点で機能的に異なるカートリッジが存在し得る。例えば、カートリッジは装置本体にガイドレールに案内されて挿入可能であるものの、挿入したとしてもカートリッジが有する感光ドラム等が装置本体の仕様に適合せず、適正に動作しない場合が発生し得る。そこで、機能的に異なる複数のカートリッジ間で同様のケースを共用し、機能的に異なる複数の装置本体に装着可能になってしまう場合について、説明する。
即ち、上述した装置本体1aとは異なる装置本体1bは、第2のカバー部材を装置本体1bの第2の挿入口部から装置本体1bに挿入した場合に、第2のカバー部材に対して形状が適合することにより第2のカバー部材を案内して保持する第2の保持部を有する。カバー部材200は、第2の保持部に形状が適合すると共に、装置本体(第2の装置本体)1bの第2のカバー誤挿入防止部により第2の保持部による案内を制限される
図19(a)に示すように、カートリッジ100を挿入口部3から挿入方向D1に第2の距離Y2だけ挿入した場合、カートリッジ100のカバー側突起部33が装置本体1bの当接面306に干渉する。ここでは、本体側突起部32とカバー側溝部34とは、干渉することなく通過する。これにより、カバー部材200及びカートリッジ100はそれ以上挿入できなくなり、装置本体1bに装着することができない。この結果、カートリッジ100を機能の異なる装置本体1bへ挿入する際、誤挿入を防止するという非互換を実現させることができる。即ち、カバー誤挿入防止部30は、装置本体1bに機能的に不適合なカートリッジ100に対して更なる挿入を制限する。即ち、カバー誤挿入防止部30は、カートリッジ100を挿入口部3から第2の距離Y2挿入した場合に、カバー側突起部33が当接面306に当接することでカートリッジ100を装置本体1bに対して挿入不能にする。これにより、本体ロック機構600が動作する前の第2の距離Y2においてカバー誤挿入防止部30が動作するので、カートリッジ100が装置本体1bから取り外しできなくなる状態を防止することができる。即ち、装置本体1bは第4の形状部を有し、装置本体1bに適合する第2のドラムカートリッジに適合する第2のカバー部材の外側には、第3の形状部が設けられている。カバー側突起部33及びカバー側溝部34は、装置本体1bの第4の形状部に当接することで、挿入が制限される。
ここで、通常は、装着前のカートリッジ100にはカバー部材200が取り付けられているが、ユーザの誤操作等によってユニットロック機構500のロックが解除されカバー部材200がドラムカートリッジ100から外されてしまう可能性がある。この場合、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を装置本体1bに挿入しても、カバー誤挿入防止部30は機能しないため、そのままでは不適合なカートリッジ100を装置本体1bに装着できてしまう。
これに対し、本実施形態では、カートリッジ誤挿入防止部20が設けられているため、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を装置本体1bに挿入されても、カートリッジ100の誤挿入を防止することができる。即ち、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100は、挿入口部3から挿入され、第2の距離Y2を通過してもカバー誤挿入防止部30は機能せず、第1の距離Y1を通過する。このとき、カバー部材200は設けられていないので、装置本体1bにカバー部材200がロックされることはない。そして、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100が第5の距離Y5挿入されると、ユニット側突起部22とフレーム307とが当接することでカートリッジ100を装置本体1bに対して挿入不能にする。第5の距離Y5は第4の距離Y4より短いので、ドラムカートリッジ100のみで装着を試みた場合、ドラムカートリッジ100を完全に挿入する前に装着が防止される。その状態では前カバー400は閉まらないので、図17(b)に示すような、前カバー400を閉めて交換作業を終わることができないので、ユーザ等に不適なドラムカートリッジ100であることを知らせることができる。
即ち、第2の案内部は、第2のドラムカートリッジを装置本体1bの第2の挿入口部から装置本体1bに挿入した場合に第2のドラムカートリッジに対して形状が適合することにより第2のドラムカートリッジを案内する。カートリッジ100は、第2の案内部とガイドレール410とのそれぞれに形状が適合するが、装置本体1bの第2のカートリッジ誤挿入防止部により装置本体1bへの挿入を制限される。装置本体1aの第1のカートリッジ誤挿入防止部20は、第2のカートリッジ誤挿入防止部により装置本体1bへの挿入を許容される第2のドラムカートリッジに対して、装置本体1aへの挿入を制限する。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、カバー誤挿入防止部30は、装置本体1aとは機能的に異なる装置本体1bに適合するドラムカートリッジのカバー部材に対し、第1の距離Y1よりも短い第2の距離Y2を超える範囲での案内を制限する。これにより、装置本体に対して不適合なドラムカートリッジの誤挿入を防止することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、カバー部材200が取り付けられたカートリッジ100を装置本体1aに挿入後、装置本体1aとカバー部材200とがロックされる前の第2の距離Y2挿入した場合に、以下のように動作する。この場合、カバー誤挿入防止部30は、適合なカートリッジ100に取り付けられたカバー部材200に対して更なる挿入を許容すると共に、不適合なカートリッジに対して更なる挿入を制限する。これにより、装置本体1bに対して不適合なカートリッジ100を誤って装着しようとした際に、カバー誤挿入防止部30により挿入できなくなっても、カートリッジ100及びカバー部材200を装置本体1bから容易に取り外すことができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100は、挿入口部3から挿入され、第2の距離Y2を通過してもカバー誤挿入防止部30は機能せず、第1の距離Y1を通過する。これに対し、カートリッジ誤挿入防止部20が設けられているため、カバー部材200が取り外されたカートリッジ100を装置本体1bに挿入されても、カートリッジ100の誤挿入を防止することができる。しかも、カバー部材200は設けられていないので、装置本体1bにカバー部材200がロックされることはない。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、カバー誤挿入防止部30及びカートリッジ誤挿入防止部20は、いずれも溝部と突起部との組み合わせにより構成されている。このため、簡易な形状でカートリッジの誤挿入を防止できるので、装置の大型化や製造コストの増加を抑えることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、カートリッジ100を挿入口部3から第3の距離Y3だけ挿入すると、装置本体1aとカバー部材200とがロックされる。カートリッジ100が第4の距離Y4だけ挿入されるまで、カバー部材200と装置本体1aとのロックが外れない。このため、カートリッジ100の挿入作業時に不用意にカバー部材200が装置本体1aから外れることがなく、カートリッジ100をカバー部材200により挿入案内しつつ、所定の装着位置まで装着できる。
ここで、カバー誤挿入防止部30が第3の距離Y3よりも挿入方向D1の奥側で作動するように設けられている場合は、カートリッジ100を機能の異なる不適合な装置本体に対して第3の距離Y3以上を誤挿入してしまう。この場合、カバー部材200と装置本体とに本体ロック機構600が動作してしまい、本体ロック機構600を解除できなくなり、カートリッジ100が装置本体から取り外しできなくなってしまう可能性がある。これに対し、本実施形態の画像形成装置1によれば、カートリッジ100の挿入口部3からの関係は、第2の距離Y2,第1の距離Y1,第3の距離Y3,第5の距離Y5,第4の距離Y4の順に配置されている。これにより、カバー部材200と装置本体の本体ロック機構600とが動作する前の第2の距離Y2においてカバー誤挿入防止部30が動作するので、カートリッジ100が装置本体から取り外しできなくなる状態を防止することができる。
ここで、カバー部材200と装置本体1aとのロックを常時解除可能とした場合、操作者がカートリッジ100の挿入動作中に、誤ってカバー部材200を装置本体1aから外してしまう可能性がある。このように、カートリッジ100の挿入動作中に、カバー部材200を装置本体1aから外してしまった場合、カートリッジ100がカバー部材200に案内されないため、挿入動作を円滑に行えなくなる。これに対し、本実施形態では、少なくとも第4の距離Y4をカートリッジ100の重心が装置本体1aに入った位置としている。このため、この状態でカバー部材200と装置本体1aとのロックが解除されてもカートリッジ100が脱落することを抑制できる。そして、その後は、カートリッジ100を装置本体1aのガイドレール410により案内して、挿入動作を円滑に行うことができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、カバー部材200及びカートリッジ100を基準位置に配置することで、カバー部材200とカートリッジ100とのロックが解除される。このため、別の動作を行うことなく、カバー部材200とカートリッジ100とのロックを解除できる。
上述した実施形態の画像形成装置1では、装置本体1aの第1の溝部31と第2の溝部21とを異なる形状として誤挿入防止を図る場合について説明したが、これには限られない。例えば、カバー部材200やカートリッジ100を異なる形状にして、誤挿入を制限するようにしてもよい。
また、上述した実施形態の画像形成装置1では、カバー側突起部33及び第1の溝部31がいずれも1本である場合について説明したが、これには限られない。例えば、図20(a)及び(b)に示すように、第1の溝部31に4つのリブを設けると共に、1つのカバー側突起部33を4つに区画して、それぞれ不要な部分を除去するようにしてもよい。この場合、例えば、図21(a)〜図22(c)に示すように、それぞれ4箇所のうち2箇所を除去することで6つの組み合わせのパターンを形成することができる。これによれば、6種の異なる機能を有するカバー部材及び装置本体の組み合わせについて、他種との組み合わせを防止することができ、多種のカートリッジについてケースの共用化を図ることができる。
1…画像形成装置、1a…装置本体(第1の装置本体)、1b…装置本体(第2の装置本体)、3…挿入口部(第1の挿入口部)、11…感光ドラム、20…カートリッジ誤挿入防止部、30…カバー誤挿入防止部、31…第1の溝部(第1の形状部)、32…本体側突起部(第1の形状部)、33…カバー側突起部(第2の形状部)、34…カバー側溝部(第2の形状部)、100…ドラムカートリッジ、104…ロックガイド部、105…ロック部、106…ロック解除ガイド部、200…カバー部材、205…当接部(ストッパ)、210…揺動板(移動部材)、211…突出部、212…係合部、300…収容部、301…支持部(第1の保持部)、305…突部(被係合部)、306…当接面(第2の形状部)、307…フレーム(第2の形状部)、410…ガイドレール(第1の案内部)、500…ユニットロック機構(ユニットロック手段)、600…本体ロック機構(ロック手段)、D1…挿入方向、D2…抜出方向、Y1…第1の距離、Y2…第2の距離、Y3…第3の距離、Y4…第4の距離、Y5…第5の距離。

Claims (9)

  1. 第1の装置本体の第1の案内部に対して形状が適合することにより前記第1の案内部によって案内されて前記第1の装置本体に対して挿入方向に挿入可能で、かつ前記第1の装置本体から前記挿入方向と反対方向の抜出方向に抜出可能であり、画像形成を行うための感光ドラムを収容し、前記第1の装置本体に機能的に適合した第1のドラムカートリッジと、
    前記第1の装置本体の第1の保持部に対して形状が適合することにより前記第1の保持部によって案内されて保持されることが可能であり、前記第1のドラムカートリッジが前記第1の装置本体に挿入される前には前記第1のドラムカートリッジに取り外し可能に取り付けられ、前記感光ドラムを遮光する第1のカバー部材と、
    前記第1のカバー部材が取り付けられた前記第1のドラムカートリッジを前記第1の装置本体の第1の挿入口部から前記第1の装置本体に挿入した場合に、前記第1のドラムカートリッジは前記第1の案内部により案内されると共に、前記第1のカバー部材は前記第1の保持部により案内され、前記第1のカバー部材が第1の距離挿入された場合に、前記第1のカバー部材の更なる挿入を制限するストッパと、
    カバー部材が取り付けられたドラムカートリッジを前記第1の挿入口部から前記第1の装置本体に挿入した場合に、前記カバー部材の前記第1の保持部による前記第1の距離の案内を許容又は制限する第1のカバー誤挿入防止部と、を備え、
    前記第1のカバー誤挿入防止部は、
    前記第1の装置本体とは機能的に異なる第2の装置本体に設けられ前記第1のドラムカートリッジと機能的に異なる第2のドラムカートリッジに取り付け可能な第2のカバー部材を前記第2の装置本体の第2の挿入口部から前記第2の装置本体に挿入した場合に前記第2のカバー部材に対して形状が適合することにより前記第2のカバー部材を案内して保持する第2の保持部に形状が適合すると共に、前記第2の装置本体の第2のカバー誤挿入防止部により前記第2の保持部による案内を制限される前記第1のカバー部材に対して、前記第1の保持部による前記第1の距離の案内を許容し、
    前記第2の保持部と前記第1の保持部とのそれぞれに形状が適合すると共に、前記第2のカバー誤挿入防止部により前記第2の保持部による案内を許容される前記第2のカバー部材に対して、前記第1の保持部による前記第1の距離よりも短い第2の距離を超える範囲での案内を制限する、
    ことを特徴とするカートリッジユニット。
  2. 前記第1のカバー誤挿入防止部は、前記第1のカバー部材が取り付けられた前記第1のドラムカートリッジを前記第1の装置本体に挿入する場合に、前記第1の保持部に設けられた第1の形状部に当接することなく前記第1の保持部による案内を許容する第2の形状部を、前記第1のカバー部材の外側に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジユニット。
  3. 前記第2の形状部は、前記第1のカバー部材が取り付けられた前記第1のドラムカートリッジを前記第2の装置本体に挿入する場合に、前記第2のカバー部材の外側に設けられた第3の形状部に当接することなく前記第2の保持部による案内を許容すると共に前記第2の保持部に設けられた第4の形状部に当接することで、前記第1のカバー部材に対して前記第2の保持部による案内を制限する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジユニット。
  4. 前記第2の形状部は、前記第1のカバー部材の前記挿入方向の先端部に配置され、前記第1の保持部の前記抜出方向の先端部に配置された前記第1の形状部に当接することなく前記第1の保持部による案内を許容する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のカートリッジユニット。
  5. 前記第1のカバー部材は、
    前記第1の保持部により保持された状態で、前記第1のドラムカートリッジを前記第1の装置本体に前記第1の挿入口部から前記第1の距離より長い第3の距離挿入した場合に、前記第1の装置本体のロック手段により前記第1の装置本体にロックされ、
    前記第1のドラムカートリッジを前記第1の挿入口部から前記第3の距離よりも長い第4の距離挿入した場合に、前記ロック手段による前記第1の装置本体へのロックが解除される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカートリッジユニット。
  6. 前記第1のドラムカートリッジは、
    前記第2のドラムカートリッジを前記第2の装置本体の第2の挿入口部から前記第2の装置本体に挿入した場合に前記第2のドラムカートリッジに対して形状が適合することにより前記第2のドラムカートリッジを案内する第2の案内部に形状が適合すると共に、前記第2の装置本体の第2のカートリッジ誤挿入防止部により、前記第2の装置本体への挿入を制限され、
    前記第2の案内部と前記第1の案内部とのそれぞれに形状が適合すると共に、前記第2のカートリッジ誤挿入防止部により前記第2の装置本体への挿入を許容される前記第2のドラムカートリッジに対して前記第1の装置本体への挿入を制限する前記第1の装置本体の第1のカートリッジ誤挿入防止部により、前記第1の装置本体への挿入を許容される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のカートリッジユニット。
  7. 前記第1のドラムカートリッジは、前記第1のカートリッジ誤挿入防止部により、前記第1の挿入口部から前記第1の距離より長く、前記第3の距離よりも短い第5の距離を超える範囲で前記第1の装置本体への挿入を制限される、
    ことを特徴とする請求項6に記載のカートリッジユニット。
  8. 前記第1のドラムカートリッジと前記第1のカバー部材とのロック及びロック解除を行うユニットロック手段を備え、
    前記ユニットロック手段は、前記第1のカバー部材によりカバーされた前記第1のドラムカートリッジを前記第1の挿入口部から前記第1の距離挿入すると、前記第1のドラムカートリッジと前記第1のカバー部材とのロックを解除する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のカートリッジユニット。
  9. 前記ユニットロック手段は、
    前記第1のカバー部材に設けられた係合部と、
    前記第1の装置本体に設けられて前記係合部と係合自在な被係合部と、
    前記係合部が設けられて、前記第1のカバー部材に対して移動自在に配置された移動部材と、
    前記移動部材に設けられて前記第1のカバー部材にカバーされた前記第1のドラムカートリッジに向けて突出する突出部と、
    前記突出部と係合自在で、前記突出部と係合した状態で前記第1のドラムカートリッジと前記第1のカバー部材とをロックし、前記第1のカバー部材にカバーされた前記第1のドラムカートリッジを前記第1の挿入口部から所定距離挿入すると、前記係合部が前記被係合部と係合することで前記移動部材が移動して、前記突出部との係合が解除されるロック部と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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