JP2024039913A - 送電コイルユニット - Google Patents

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勝也 小林
Katsuya Kobayashi
俊哉 橋本
Toshiya Hashimoto
真二郎 三枝
Shinjiro Saegusa
修 山下
Osamu Yamashita
直樹 岩田
Naoki Iwata
ソンミン ジョ
Seon Min Jo
晋平 瀧田
Shimpei Takita
英介 高橋
Eisuke Takahashi
宜久 山口
Yoshihisa Yamaguchi
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

【課題】送電コイルユニットの寄生インダクタンスを低く抑えることができるようにする。【解決手段】送電コイルユニット1は、送電コイル2と、電源及び送電コイル2のそれぞれと電気的に接続され、電源から供給された電力を送電コイル2に供給する電力供給部材3と、を備える。電力供給部材3は、絶縁層34を介して絶縁された第1金属板31及び第2金属板32を備え、電源から電力が供給されたときに、第1金属板31又は第2金属板32の一方を介して送電コイル2に電流が流れ、送電コイル2を流れた電流が、第1金属板31又は第2金属板32の他方を介して電源に戻るように構成されると共に、第1金属板31を流れる電流の向きと、第2金属板32を流れる電流の向きとが逆向きになるように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、送電コイルユニットに関する。
特許文献1には、非接触給電用の従来の給電マット(送電装置)として、車両に対して電力を非接触で伝送することができるように構成されたシート状の複数の送電コイルユニット同士を接続したものが開示されている。
特開2014-236540号公報
前述した従来の給電マットのように、送電コイルユニット同士を接続することによって給電マットの拡張を図る場合、その拡張規模が大きくなるにつれて、各送電コイルユニット内の内部電力配線の配線長の合計値が大きくなるため、電力配線の寄生インダクタンスによる影響も大きくなる。そのため、寄生インダクタンスの影響により、送電コイルユニットの共振周波数が予め設定された所望の共振周波数(例えば移動体などの給電対象が有する受電コイルユニットの共振周波数)からズレてしまい、伝送効率が低下するおそれがある。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、送電コイルユニットの寄生インダクタンスを低く抑えることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様による送電コイルユニットは、送電コイルと、電源及び送電コイルのそれぞれと電気的に接続され、電源から供給された電力を前記送電コイルに供給する電力供給部材と、を備える。電力供給部材は、絶縁層を介して絶縁された第1金属板及び第2金属板を備え、電源から電力が供給されたときに、第1金属板又は第2金属板の一方を介して送電コイルに電流が流れ、送電コイルを流れた電流が、第1金属板又は第2金属板の他方を介して電源に戻るように構成されると共に、第1金属板を流れる電流の向きと、第2金属板を流れる電流の向きとが逆向きになるように構成される。
本発明のこの態様によれば、第1金属板又は第2金属板の一方を流れる電流によって形成される磁界を、第1金属板又は第2金属板の他方を流れる電流によって形成される磁界によって打ち消すことができる。そのため、送電コイルユニットの寄生インダクタンスを低く抑えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態による給電マットの概略斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態による送電コイルユニットの概略分解斜視図である。 図3は、本発明の第1実施形態による基板型バスバーの概略斜視図である。 図4は、図3のIV-IV線に沿う基板型バスバーの概略断面図である。 図5Aは、本発明の第1実施形態による基板型バスバーの一部の部品を示す概略斜視図である。 図5Bは、本発明の第1実施形態による基板型バスバーの一部の部品を示す概略斜視図である。 図6は、送電コイルユニット同士が連結される様子を示す図である。 図7は、第1金属板を流れる電流の向きと、第2金属板を流れる電流の向きとが逆向きになっている様子を示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態による基板型バスバーの概略斜視図である。 図9は、図8のIX-IX線に沿う基板型バスバーの概略断面図である。
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による給電マット100の概略斜視図である。
給電マット100は、例えば外部電源などの電源から供給された電力を、給電対象に対して非接触で伝送することができるように構成されたマットであって、少なくとも1つのシート状の送電コイルユニット1を備える。給電対象は、送電コイルユニット1に対応する受電コイルユニットを有していれば、特に種類が限られるものではなく、車両やマイクロパレットなどの移動体であってもよいし、通信機器や家電製品などであってもよい。
送電コイルユニット1は、図1に示すように、互いに連結することができるように構成されており、これにより、給電マット100を自由に拡張することができるようになっている。以下、送電コイルユニット1の詳細について、図2から図6を参照して説明する。
図2は、送電コイルユニット1の概略分解斜視図である。なお以下の説明では、便宜上、送電コイルユニット1の表裏両面のうち、給電対象が配置される側を表側といい、その反対側を裏側という。
送電コイルユニット1は、一又は複数の送電コイル2と、送電コイル2の下側に配置される基板型バスバー3と、カバー4と、を備える。この際、送電コイル2と基板型バスバー3の間に例えばシート状のフェライトを介在させることもできる。
送電コイル2は、例えばキャパシタ(図示せず)などと共に共振回路を形成し、送電コイルユニット1の上に配置された給電対象に対して、磁界共振結合(磁界共鳴)による非接触電力伝送を行う。なお電力伝送方式は磁界共振結合に限らず、磁界結合(電磁誘導)や、電界結合、電界共振結合(電界共鳴)などのその他の電力伝送方式でもよい。図2には、9個の送電コイル2が図示されている。
基板型バスバー3は、電源(図示せず)及び送電コイル2のそれぞれと電気的に接続され、電源から供給された電力を送電コイル2に供給する。基板型バスバー3の詳細については、図3から図6を参照して後述する。
カバー4は、送電コイル2の表側及び基板型バスバー3の裏側にそれぞれ配置され、送電コイル2及び基板型バスバー3を保護する。本実施形態ではカバー4は、送電コイルユニット1をロール状に巻いたり又は折り曲げたりすることができるように、可撓性を有する部材により構成される。
図3は、基板型バスバー3の概略斜視図である。図4は、図3のIV-IV線に沿う基板型バスバー3の概略断面図である。図5A及び図5Bは、それぞれ基板型バスバー3の一部の部品を示す概略斜視図である。
図4に示すように、基板型バスバー3は、第1金属板31と、第2金属板32と、第1金属板31の表側に配置される表側絶縁板33と、第1金属板31と第2金属板32との間に配置される中間絶縁板34と、第2金属板32の裏側に配置される裏側絶縁板35と、を備える。図5Aは、基板型バスバー3から表側絶縁板33、第1金属板31及び中間絶縁板34を取り除いた状態を示す斜視図(すなわち、裏側絶縁板35及び第2金属板32が積層された状態を示す斜視図)であり、図5Bは、基板型バスバー3から表側絶縁板33のみを取り除いた状態を示す斜視図(すなわち、裏側絶縁板35、第2金属板32、中間絶縁板34及び第1金属板31が積層された状態を示す斜視図)である。
基板型バスバー3は、表側絶縁板33によって、基板型バスバー3の表側に配置される部品(本実施形態では送電コイル2)と絶縁され、同様に裏側絶縁板35によって、基板型バスバー3の裏側に配置される部品(本実施形態ではカバー4)と絶縁される。第1金属板31及び第2金属板32は、それらの間に配置される中間絶縁板34によって互いに絶縁される。
また図3に示すように、基板型バスバー3は、電源からの電力を基板型バスバー3に供給するための一対の電力供給用端子6と、基板型バスバー3に供給された電力を基板型バスバー3の表側に配置された送電コイル2に供給するための一対の送電コイル接続用端子7と、を備える。図3には、2組の電力供給用端子6と、9組の送電コイル接続用端子7と、を備える基板型バスバー3が一例として図示されている。
電力供給用端子6は、基板型バスバー3、ひいては送電コイルユニット1を電源と電気的に接続するための端子として使用されると共に、送電コイルユニット1同士を連結する際には、互いの送電コイルユニット1を電気的に接続するための端子としても使用される。
一対の電力供給用端子6のうちの一方の端子(以下「第1電力供給用端子」という。)6Aは、第1金属板31と導通しており、送電コイルユニット1を電源と接続するときには、電源が有する電圧印可用の一対の出力端子のうちの一方の出力端子と例えば給電線などを介して電気的に接続される。また、例えば図6に示すように、第1電力供給用端子6Aは、送電コイルユニット1同士を連結する際には、連結される他の送電コイルユニット1の基板型バスバー3の第1電力供給用端子6Aと例えば薄い導電性の締結具8などを介して電気的に接続される。
一方で、一対の電力供給用端子6のうちの他方の端子(以下「第2電力供給用端子」という。)6Bは、第2金属板32と導通しており、送電コイルユニット1を電源と接続するときには、電源が有する電圧印可用の一対の出力端子のうちの他方の出力端子と例えば給電線などを介して電気的に接続される。また、例えば図6に示すように、第2電力供給用端子6Bは、送電コイルユニット1同士を連結する際には、連結される送電コイルユニット1の基板型バスバー3の第2電力供給用端子6Bと例えば薄い導電性の締結具8などを介して電気的に接続される。なお本実施形態では、図3や図6に示すように、電力供給用端子6を基板型バスバー3の左右の両端部に設けているが、これに加えて上下の両端部に設けても良い。このようにすることで、送電コイルユニット1を左右のみならず、上下にも接続することができるので、給電マット100を上下左右に拡張することができる。
送電コイル接続用端子7は、基板型バスバー3を送電コイル2と電気的に接続するための端子として使用される。
一対の送電コイル接続用端子7のうちの一方の端子(以下「第1送電コイル接続用端子」という。)7Aは、第1金属板31と導通しており、送電コイル2の一端部と電気的に接続される。
一方で、一対の送電コイル接続用端子7のうちの他方の端子(以下「第2送電コイル接続用端子」という。)7Bは、第2金属板32と導通しており、送電コイル2の他端部と電気的に接続される。
このような構成により、電源から第1電力供給用端子6Aを介して第1金属板31に電流が供給された場合、その電流は、第1金属板31を流れて第1金属板31から第1送電コイル接続用端子7Aを介して送電コイル2に供給される。そして、送電コイル2を流れた電流は、第2送電コイル接続用端子7Bを介して第2金属板32に流れ込み、第2金属板32を流れて第2金属板32から第2電力供給用端子6Bを介して電源に戻ることになる。当然、電源から第2電力供給用端子6Bを介して第2金属板32に電流が供給された場合、電流の流れはこの逆となる。
そしてこの際、本実施形態では、図7に示すように、第1金属板31を流れる電流の向きと、第2金属板32を流れる電流の向きと、が逆向きとなるように、一対の電力供給用端子6の位置が基板型バスバー3上において決定されている。これにより、以下の作用効果を得ることができる。
すなわち図7に示すように、それぞれ幅を持つ第1金属板31及び第2金属板32の間に絶縁層(本実施形態では中間絶縁板34)を設け、第1金属板31を流れる電流の向きと、第2金属板32を流れる電流の向きと、を逆向きにすることで、第1金属板31を流れる電流によって形成される磁界の向き(図7の例では反時計周り)と、第2金属板32を流れる電流によって形成される磁界の向き(図7の例では時計周り)と、を逆向きにすることができる。
これにより、第1金属板31又は第2金属板32の一方の金属板を流れる電流によって形成される磁界を、第1金属板31又は第2金属板32の他方の金属板を流れる電流によって形成される磁界によって相殺することができる。そのため、送電コイルユニット1の寄生インダクタンス、すなわち、電源の電力を送電コイル2に供給するための送電コイルユニット1の内部の電力経路のインダクタンスを小さくすることができる。
なお、第1金属板31と第2金属板32との厚さ方向の距離が短いほど、すなわち中間絶縁板34の厚さが薄いほど、磁界の相殺効果は大きくなる。そのため、中間絶縁板34の厚さは、第1金属板31と第2金属板32との絶縁性を図れる範囲内で可能な限り薄くすることが望ましい。
以上説明した本実施形態による送電コイルユニット1は、送電コイル2と、電源及び前記送電コイル2のそれぞれと電気的に接続され、電源から供給された電力を送電コイル2に供給する基板型バスバー3(電力供給部材)と、を備える。基板型バスバー3は、中間絶縁板34(絶縁層)を介して絶縁された第1金属板31及び第2金属板32を備え、電源から電力が供給されたときに、第1金属板31又は第2金属板32の一方を介して送電コイル2に電流が流れ、送電コイル2を流れた電流が、第1金属板31又は第2金属板32の他方を介して電源に戻るように構成されると共に、第1金属板31を流れる電流の向きと、第2金属板32を流れる電流の向きとが逆向きになるように構成される。
これにより、第1金属板31又は第2金属板32の一方の金属板を流れる電流によって形成される磁界を、第1金属板31又は第2金属板32の他方の金属板を流れる電流によって形成される磁界によって打ち消すことができる。そのため、送電コイルユニット1の寄生インダクタンス、すなわち、電源の電力を送電コイル2に供給するための送電コイルユニット1内の電力経路のインダクタンスを小さくすることができる。また、送電コイルユニット1同士を接続して給電マット100の拡張を図った場合であっても、寄生インダクタンスの影響が小さいため、送電コイルユニット1の共振周波数が予め設定された所望の共振周波数(例えば移動体などの給電対象が有する受電コイルユニットの共振周波数)からズレるのを抑制して伝送効率が低下するのを抑制することができる。
本実施形態による基板型バスバー3は、詳細には、電源からの電力を基板型バスバー3に供給するための一対の電力供給用端子6と、基板型バスバー3に供給された電力を送電コイル2に供給するための一対の送電コイル接続用端子7と、を有する。一対の電力供給用端子6の一方の第1電力供給用端子6Aは、電源の一方の出力端子と電気的に接続するための端子として使用されると共に第1金属板31と導通しており、他方の第2電力供給用端子6Bは、電源の他方の出力端子と電気的に接続するための端子として使用されると共に第2金属板32と導通している。また、一対の送電コイル接続用端子7の一方の第1送電コイル接続用端子7Aは、送電コイル2の一端部と電気的に接続するための端子として使用されると共に第1金属板31と導通しており、他方の第2送電コイル接続用端子7Bは、送電コイル2の他端部と電気的に接続するための端子として使用されると共に第2金属板32と導通している。そして、第1金属板31を流れる電流の向きと、第2金属板32を流れる電流の向きと、が逆向きとなるように、一対の電力供給用端子6の位置が基板型バスバー3上において決定されている。
また本実施形態では、基板型バスバー3の一対の電力供給用端子6は、別の送電コイルユニット1を電気的に接続するための端子としても使用される。これにより、送電コイルユニット同士を接続して給電マット100の拡張を容易に図ることができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、送電コイルの熱を放熱するための放熱材36を基板型バスバー3に設けた点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図8は、本実施形態による基板型バスバー3の概略斜視図である。図9は、図8のIX-IX線に沿う基板型バスバー3の概略断面図である。
図8及び図9に示すように、本実施形態による基板型バスバー3は、基板型バスバー3の表面側から裏面側までを貫通する放熱材36を備える。放熱材36としては、例えばアルミニウムなどの熱伝導率の高い金属を用いることができる。
本実施形態では放熱材36は、第1金属板31及び第2金属板32との絶縁性を確保した上で、基板型バスバー3の中央部の4か所に取り付けられている。しかしながら放熱材36は、第1金属板31及び第2金属板32を流れる電流の流れを阻害しない範囲で、基板型バスバー3の任意の位置及び範囲に取り付けることができる。
このように、基板型バスバー3にその表面側から裏面側までを貫通する放熱材36を設けることで、基板型バスバー3の表面側に配置される送電コイル2の熱を、放熱材36によって基板型バスバー3の裏面側、ひいては送電コイルユニット1の裏面側に放出することができる。
以上説明した本実施形態による送電コイルユニット1の送電コイル2は、基板型バスバー3(電力供給部材)の表面側に配置され、基板型バスバー3は、基板型バスバー3の表面側から裏面側までを貫通する放熱材36を備える。
具体的には基板型バスバー3は、第1金属板31の表側に配置される表側絶縁板33と、第1金属板31と第2金属板32との間に配置される中間絶縁板34と、第2金属板32の裏側に配置される裏側絶縁板35と、を備え、放熱材36は、表側絶縁板33、第1金属板31、中間絶縁板34、第2金属板32及び裏側絶縁板35を貫通して送電コイル2の熱を基板型バスバー3の裏面側に放熱するように基板型バスバー3に取り付けられている。
これにより、基板型バスバー3の表面側に配置される送電コイル2の熱を、放熱材36によって基板型バスバー3の裏面側、ひいては送電コイルユニット1の裏面側に放出することができる。
また基板型バスバー3の表面側に送電コイル2が配置されて、表側絶縁板33、第1金属板31、中間絶縁板34、第2金属板32及び裏側絶縁板35の順でそれらが表面側から配置されているため、送電コイル2が発生させる磁界のうち、送電コイルユニット1の裏面側に向かう磁界を、第1金属板31及び第2金属板32によって遮断することができる。そのため、送電コイルユニット1、ひいては給電マット100の使用時に、地中に埋め込まれた何らかの部品を誤って加熱したりしてしまうのを抑制することができる。そして、第1金属板31及び第2金属板32に双方の厚さの合計値を大きくするほど、磁界の遮断効果を大きくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 送電コイルユニット
2 送電コイル
3 基板型バスバー(電力供給部材)
6 電力供給用端子
6A 第1電力供給用端子
6B 第2電力供給用端子
7 送電コイル接続用端子
7A 第1送電コイル接続用端子
7B 第2送電コイル接続用端子
31 第1金属板
32 第2金属板
33 表側絶縁板
34 中間絶縁板
35 裏側絶縁板
36 放熱材

Claims (5)

  1. 送電コイルと、
    電源及び前記送電コイルのそれぞれと電気的に接続され、前記電源から供給された電力を前記送電コイルに供給する電力供給部材と、
    を備える非接触給電用の送電コイルユニットであって、
    前記電力供給部材は、
    絶縁層を介して絶縁された第1金属板及び第2金属板を備え、
    前記電源から電力が供給されたときに、前記第1金属板又は前記第2金属板の一方を介して前記送電コイルに電流が流れ、前記送電コイルを流れた電流が、前記第1金属板又は前記第2金属板の他方を介して前記電源に戻るように構成されると共に、前記第1金属板を流れる電流の向きと、前記第2金属板を流れる電流の向きとが逆向きになるように構成される、
    送電コイルユニット。
  2. 前記電力供給部材は、
    前記電源からの電力を前記電力供給部材に供給するための一対の電力供給用端子と、前記電力供給部材に供給された電力を前記送電コイルに供給するための一対の送電コイル接続用端子と、を有し、
    一対の前記電力供給用端子の一方の第1電力供給用端子は、
    前記電源の一方の出力端子と電気的に接続するための端子として使用されると共に前記第1金属板と導通しており、
    一対の前記電力供給用端子の他方の第2電力供給用端子は、
    前記電源の他方の出力端子と電気的に接続するための端子として使用されると共に前記第2金属板と導通しており、
    一対の前記送電コイル接続用端子の一方の第1送電コイル接続用端子は、
    前記送電コイルの一端部と電気的に接続するための端子として使用されると共に前記第1金属板と導通しており、
    一対の前記送電コイル接続用端子の他方の第2送電コイル接続用端子は、
    前記送電コイルの他端部と電気的に接続するための端子として使用されると共に前記第2金属板と導通しており、
    前記第1金属板を流れる電流の向きと、前記第2金属板を流れる電流の向きと、が逆向きとなるように、一対の前記電力供給用端子の位置が前記電力供給部材上において決定されている、
    請求項1に記載の送電コイルユニット。
  3. 一対の前記電力供給用端子は、別の前記送電コイルユニットを電気的に接続するための端子としても使用される、
    請求項2に記載の送電コイルユニット。
  4. 前記送電コイルは、前記電力供給部材の表面側に配置され、
    前記電力供給部材は、前記電力供給部材の表面側から裏面側までを貫通する放熱材を備える、
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の送電コイルユニット。
  5. 前記電力供給部材は、
    前記第1金属板の表側に配置される表側絶縁板と、
    前記第1金属板と前記第2金属板との間に配置される前記絶縁層としての中間絶縁板と、
    前記第2金属板の裏側に配置される裏側絶縁板と、
    を備え、
    前記放熱材は、
    前記表側絶縁板、前記第1金属板、前記中間絶縁板、前記第2金属板及び前記裏側絶縁板を貫通して前記送電コイルの熱を前記電力供給部材の裏面側に放熱する、
    請求項4に記載の送電コイルユニット。
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