JP2024033190A - インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インダクタの直流抵抗を低減し得る構成を実現する。【解決手段】インダクタは、導線が巻き回された巻回部を有するコイル導体と、コイル導体を埋設するコアと、を含む素体を備え、素体は、略直方体であって、対向する一対の主面と、主面に隣接して対向する一対の側面と、主面および側面に隣接して互いに対向する2つの端面と、を有し、巻回部の外周上の2つの引出点のそれぞれから引き出された2つの引出部は、それぞれ、引出点と素体の2つの端面から露出する露出点とを繋ぐ遷移部と、端面から露出した露出部とを有し、2つの露出部は、それぞれ外部電極に接続され、少なくとも一つの露出点は、主面の法線方向から視て、引出点における巻回部の外周の接線を、巻回部との間に挟んだ位置にある。【選択図】図5

Description

本発明は、インダクタに関する。
特許文献1には、導線を巻回して形成したコイル導体を磁性粉と樹脂とを含有するコアに埋設した素体(成型体)を備える、表面実装インダクタが開示されている。上記コイル導体は、当該コイル導体の引き出し端部(以下、引出部)の表面が素体の表面に露出する様に埋設される。素体表面のうち上記引出部が露出した部分に、レーザ照射等がおこなわれた後、めっきにより外部端子が形成される。
特開2016-058418号公報
上記コイル導体のうち、巻回部と、引出部のうち素体の表面から露出した部分と、の間のコイル導体の長さが長いほど、インダクタの直流抵抗が大きくなり易いという課題がある。
本発明は、インダクタの直流抵抗を低減し得る構成を実現することである。
本発明の一態様は、導線が巻き回された巻回部を有するコイル導体と、前記コイル導体を埋設するコアと、を含む素体を備え、前記素体は、略直方体であって、対向する一対の主面と、前記主面に隣接して対向する一対の側面と、前記主面および前記側面に隣接して互いに対向する2つの端面と、を有し、前記巻回部の外周上の2つの引出点のそれぞれから引き出された2つの引出部は、それぞれ、前記引出点と前記素体の2つの前記端面から露出する露出点とを繋ぐ遷移部と、前記端面から露出した露出部とを有し、2つの前記露出部は、それぞれ外部電極に接続され、少なくとも一つの前記露出点は、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線を、前記巻回部との間に挟んだ位置にある、インダクタである。
本発明によれば、インダクタの直流抵抗を低減し得る構成を実現することができる。
本発明の実施形態に係るインダクタを上面の側から視た斜視図である。 インダクタを底面の側から視た斜視図である。 インダクタの内部構成を示す透視斜視図である。 インダクタの製造工程の概要図である。 上面の側から視たコイル導体の平面図である。 主面に平行な断面におけるコイル導体の要部断面図である。 インダクタを端面の側から視た側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係るインダクタを上面12の側から視た斜視図であり、図2はインダクタを底面10の側から視た斜視図である。
本実施形態のインダクタは、表面実装型の電子部品として構成されており、略六面体形状の一態様である略直方体形状の素体2と、当該素体2の表面に設けられた一対の外部電極4とを備えている。
以下、素体2において、実装時に図示しない実装基板に向けられる第1の主面を底面10と定義し、底面10に対向する第2の主面を上面12と言い、底面10に直交する一対の第3の面を端面14と言い、これら底面10、及び一対の端面14に直交する一対の第4の面を側面16と言う。
図1に示すように、底面10から上面12までの距離を素体2の厚みTと定義し、一対の側面16の間の距離を素体2の幅Wと定義し、一対の端面14の間の距離を素体2の長さLと定義する。また、厚みTの方向を厚み方向DTと定義し、幅Wの方向を幅方向DWと定義し、長さ距離の方向を長さ方向DLと定義する。厚み方向DTは、上面12および底面10の法線方向である。幅方向DWは、側面16の法線方向である。長さ方向DLは、端面14の法線方向である。
インダクタの大きさは、例えば、長さL寸法が2.0mm、幅W寸法が1.6mm、厚みT寸法が1.1mmである。
図3は、インダクタの内部構成を示す透視斜視図である。
素体2は、コイル導体20と、当該コイル導体20が埋設された略六面体形状のコア30と、を備え、かかるコイル導体20をコア30に封入したモールドインダクタとして構成されている。
コア30は、磁性粒子と樹脂を混合した混合粉を、コイル導体20を内包した状態で加圧及び加熱することで略六面体形状に圧縮成型された成型体である。
また、本実施形態の磁性粒子は、平均粒径が比較的大きな大粒子の第1磁性粒子と、平均粒径が比較的小さな小粒子の第2磁性粒子との2種類の粒度の粒子を含んでいる。これにより、圧縮成型時において、大粒子の第1磁性粒子の間に、小粒子である第2磁性粒子が樹脂とともに入り込むことでコア30における磁性粒子の充填率を大きくし、また透磁率も高めることができる。
本実施形態において、第1磁性粒子および第2磁性粒子の金属粒子の平均粒径はそれぞれ24.4μmおよび1.7μmである。なお、第1磁性粒子の平均粒径は7μm以上60μm以下が好ましく、第2磁性粒子の平均粒径は1μm以上4μm以下が好ましい。また、磁性粒子が第1磁性粒子および第2磁性粒子と異なる平均粒径の粒子を含むことで、3種類以上の粒度の粒子を含んでもよい。
第1磁性粒子及び第2磁性粒子はいずれも、金属粒子と、その表面を覆う数nm以上数十nm以下の膜厚の絶縁膜とを有した粒子である。金属粒子が絶縁膜で覆われることで、絶縁抵抗と耐電圧とが高められる。
本実施形態の第1磁性粒子では、金属粒子には、Fe-Si-Bアモルファス合金粉が用いられ、絶縁膜には、厚み10nm以上50nm以下のリン酸亜鉛ガラスが用いられている。また、本実施形態の第2磁性粒子では、金属粒子には、カルボニル鉄粉が用いられ、絶縁膜には5nm以上15nm以下のシリカ膜が用いられている。
また、本実施形態の混合粉において、樹脂の材料には、フェノールアルキル型エポキシ樹脂を主剤としたエポキシ樹脂が用いられている。
本実施形態では、混合粉の組成は、第1磁性粒子が75±10wt%、第2磁性粒子が25±10wt%、樹脂が2.7wt%以上3.5wt%以下である。
コイル導体20は、図3に示すように、導線20aが巻回された巻回部22と、当該巻回部22から引き出された一対の引出部24とを備える。
コイル導体20は、導線20aと、導線の表面に形成された被覆層とで構成される。導線20aは、銅を材質とする断面が矩形の帯状導線(いわゆる、平角導線)であり、その厚みは、18μm以上90μm以下、幅は、240μm以上340μm以下である。被覆層は帯状導線の表面上に形成された絶縁層20bと、絶縁層20bの表面に形成された、巻回部22において重なりあう帯状導線どうしを接着するための融着層20cと、で構成される。絶縁層20bは、ポリイミドアミド樹脂から成り、厚みは、6±2μmである。また、融着層20cは、ポリイミド樹脂から成り、厚みは、2.5±1.0μmである。なお、コイル導体の厚み面は、曲面であってもよく、導線の幅は、厚みの曲面部を含む。
コイル導体20の巻回部22は、帯状導線(以下、単に導線ともいう)の両端が外周に引き出され、かつ内周で互いに繋がるように導線20aを渦巻き状に巻回して形成される。素体2の内部において、コイル導体20は、巻回部22の中心軸が素体2の厚み方向DTに沿う姿勢でコア30に埋設されている。引出部24は、巻回部22から一対の端面14のそれぞれまで引き出され、その一方の主面が素体2から露出し、他方の主面が素体2に埋設されている。引出部24の、素体2から露出した上記一方の主面は、外部電極4に電気的に接続されている。
一対の外部電極4は、素体2の端面14のそれぞれから底面10に亘って延びるL字状部材で構成された、いわゆるL字電極である。外部電極4はそれぞれ、端面14においてコイル導体20の引出部24と接続され、また底面10に延出した部分4A(図2)がはんだなどの適宜の実装手段によって回路基板の配線に電気的に接続される。
また、外部電極4の範囲を除く素体2の表面には、素体保護層(図示せず)が形成されている。素体保護層は、例えば、フェノキシ樹脂およびノボラック樹脂であり、フィラーとしてナノシリカを含む。素体保護層は、素体2の表面上に、10μm以上30μm以下の厚みで形成されている。
かかる構成のインダクタは、磁性粒子に軟磁性材料を用いることにより、直流重畳特性を改善できるので、大電流が流れる電気回路の電子部品、DC-DCコンバータ回路や電源回路のチョークコイル導体として用いられ、また、パソコン、DVDプレーヤー、デジカメ、TV、携帯電話、スマートフォン、カーエレクトロニクス、医療用・産業用機械などの電子機器の電子部品に用いられる。ただし、インダクタの用途はこれに限られず、例えば、同調回路、フィルタ回路や整流平滑回路などにも用いることもできる。
図4は、インダクタの製造工程の概要図である。
同図に示すように、インダクタの製造工程は、コイル導体形成工程、予備成型体形成工程、熱成型・硬化工程、バレル研磨工程、及び、外部電極形成工程を含んでいる。
コイル導体形成工程は、導線20aからコイル導体20を形成する工程である。当該工程において、コイル導体20は、「アルファ巻」と称される巻き方で導線20aを巻回することにより、上述した巻回部22、及び一対の引出部24を有した形状に形成される。アルファ巻とは、導体として機能する導線20aの巻始めと巻終わりの引出部24が外周に位置するように渦巻き状に2段に巻回された状態を言う。コイル導体20のターン数は、特に限定されるものではない。
予備成型体形成工程は、タブレットと称される予備成型体を形成する工程である。
予備成型体は、素体2の材料である上記混合粉を加圧することで、取り扱いが容易な固形状に成型したものであり、本実施形態では、コイル導体20が入り込む溝を有した適宜形状(例えばE型など)の第1タブレットと、この第1タブレットの溝を覆う適宜形状(例えばI型や板状など)の第2タブレットとの2種類のタブレットが形成される。
熱成型・硬化工程は、第1タブレット、コイル導体、及び第2タブレットを成型金型にセットし、熱を加えながら、第1タブレットと第2タブレットの重なり方向に加圧し、これらを硬化させることとで、第1タブレット、コイル導体、及び第2タブレットを一体化する。これにより、コイル導体20をコア30に内包した素体2が成型される。
バレル研磨工程は、この成型体をバレル研磨する工程であり、当該工程により、素体2の角部へのR付けが行われる。
外部電極形成工程は、外部電極4をコア30に形成する工程であり、素体保護層形成工程と、表面処理工程と、めっき層形成工程と、を含んでいる。
素体保護層形成工程は、この成型体の全表面を絶縁性の樹脂でコーティングする工程である。
表面処理工程は、コア30の表面の電極予定箇所にレーザ光を照射することで電極予定箇所の表面を改質する工程である。ここで、電極予定箇所とは、コア30の表面のうち外部電極4を形成すべき範囲をいい、引出部24が露出されている部分を含む。具体的には、レーザ光を照射することにより、電極予定箇所の範囲において、コア30の表面の素体保護層およびコイル導体20の引出部24の被覆層を除去すると共に、コア30の表面の樹脂を除去し、且つ、コア30から露出している磁性粒子の表面の絶縁膜を除去する。これにより、コア30の表面のうち電極予定箇所の部分は、コア30の他の表面部分に比べて、コア30の表面の単位面積あたりの磁性粒子の金属の露出面積が大きくなる。なお、レーザ照射を後に、電極予定箇所の表面を清浄するための洗浄処理(例えばエッチング処理)を行っても良い。
めっき層形成工程では、コア30の表面に銅をバレルめっきすることにより、レーザ光が照射された電極予定箇所に銅めっき層を形成する。これに加えて、めっき層は、銅めっき層の上に、さらにNiめっき層およびSnめっき層を設けて形成されるものとしてもよい。
上記の外部電極形成工程により、上記めっき層で構成される外部電極4が形成される。
なお、外部電極4は、L字電極に限らず、端面14の全面から、当該端面14に隣接する底面10、上面12、及び一対の側面16のそれぞれの一部に亘って設けられた、いわゆる5面電極でもよい。なお、5面電極を導電性樹脂に浸漬して付与する場合は、素体保護層形成工程は、必ずしも必要でない。
図5は、厚み方向DTから視たコイル導体20の平面図である。すなわち、図5は、コイル導体20の中心軸に沿った方向から視たコイル導体20を示す。
以下では、2つの端面14を区別して、それぞれ端面14a、14bと呼称する。また、以下では、2つの引出部24を区別して、それぞれ引出部24a、24bと呼称する。
図5に示すように、引出部24a、24bは、遷移部24a1、24b1と、露出部24a2、24b2と、を有する。遷移部24a1、24b1は、引出部24a、24bのうち、巻回部22の外周において弧状に湾曲した部分から引き出される部分である。遷移部24a1、24b1は、遷移部24a1、24b1が巻回部22から引き出される点から、端面14a、14bまで延びる。換言すれば、遷移部24a1、24b1は、巻回部22と露出部24a2、24b2とを繋ぐ。遷移部24a1、24b1の長さは、インダクタ1の直流抵抗に影響を与える。すなわち、遷移部24a1、24b1の長さが短いほど、コイル導体20の直流抵抗が低減されるので、インダクタ1の直流抵抗が低減される。
露出部24a2、24b2は、引出部24a、24bにおいて、それぞれ端面14a、14bから露出した部分である。露出部24a2、24b2は、引出部24a、24bの先端24a3、24b3側の一部が、それぞれ巻回部22の湾曲に沿った方向に折り曲げられることによって形成される。露出部24a2、24b2は、端面14a、14bに沿うように延存する。露出部24a2、24b2は、それぞれ外部電極4によって覆われる。露出部24a2、24b2は、インダクタ1の直流抵抗に影響を与える。すなわち、露出部24a2、24b2が端面14a、14bから露出する面積が大きいほど、外部電極4とコイル導体20との間の直流抵抗が低減されるので、インダクタ1の直流抵抗が低減される。また、露出部24a2、24b2が端面14a、14bから露出する面積が大きいほど、外部電極4とコイル導体20との間の接続が強固になる。
以下では、遷移部24a1、24b1が巻回部22から引き出される点を、引出点Da、Dbと呼称する。引出点Da、Dbは、遷移部24a1、24b1の巻回部22側の端部の点である。なお、図3に示したように、巻回部22は、厚み方向に2段に巻回されており、引出部24aは、巻回部22の上段から引き出され、引出部24bは、巻回部22の下段から引き出される。図5において、巻回部22の下段は巻回部22の上段よりも紙面奥側に位置するため、引出点Db付近の導線20aの輪郭を、破線で示している。また、露出部24a2、24b2が端面14a、14bから露出し始める点を、それぞれ露出点Ea、Ebと呼称する。露出点Ea、Ebは、遷移部24a1、24b1において、引出部24a、24bの先端24a3、24b3側の端部の点であり、且つ、露出部24a2、24b2の巻回部22側の端部の点である。なお、引出点Da、Dbおよび露出点Ea、Ebについての詳細な定義は、後述する。
図5には、引出点Da、Dbにおける、巻回部22の外周に対する接線L3、L4がそれぞれ図示されている。また、図5には、引出点Daと露出点Eaとを結んだ直線L1、および、引出点Dbと露出点Ebとを結んだ直線L2がそれぞれ示されている。
図5に示すように、引出部24a、24bの遷移部24a1、24b1は、引出点Da、Dbの近傍において、巻回部22から離れる方向に屈曲する。換言すれば、遷移部24a1、24b1は、引出点Da、Dbの近傍において、巻回部22における湾曲とは逆方向に屈曲している。そのため、遷移部24a1は、接線L3よりも端面14aに向かって開いた角度方向に延在する。また、遷移部24b1は、接線L4よりも端面14bに向かって開いた角度方向に延在する。遷移部24a1、24b1は、コイル導体形成工程において、巻回部22から引き出された引出部24a、24bが、巻回部22から離れる方向、すなわち、巻回部22が巻回される方向とは逆の方向に曲げられることにより屈曲する。
遷移部24a1が接線L3よりも端面14aに向かって開いた角度方向に延在することにより、露出点Eaは、厚み方向DTから視て、接線L3を、巻回部22との間に挟んだ位置にある点となる。同様に、遷移部24b1が接線L4よりも端面14bに向かって開いた角度方向に延在することにより、露出点Ebは、厚み方向DTから視て、接線L4を、巻回部22との間に挟んだ位置にある点となる。これにより、露出点Eaと引出点Daとの間の距離は、引出点Daと交点Ea1との間の距離よりも短くなる。ここで交点Ea1は、厚み方向DTから視て、露出部24a2と接線L3とが交わる点である。同様に、露出点Ebと引出点Dbとの間の距離は、引出点Dbと交点Eb1との間の距離よりも短くなる。ここで、交点Ea2は厚み方向DTから視て、露出部24b2と接線L4とが交わる点である。従って、遷移部24a1、24b1の長さが短くなる。
より具体的には、遷移部24a1は、厚み方向DTから視て、接線L3よりも角度A3だけ端面14aに向けて開いた方向に沿って延在する。また、厚み方向DTから視て、引出点Daおよび露出点Eaを結んだ直線L1と、接線L3とは、なす角度を角度A3として交わる。一方、遷移部24b1は、厚み方向DTから視て、接線L4よりも角度A4だけ端面14bに向けて開いた方向に沿って延在する。また、厚み方向DTから視て、引出点Dbおよび露出点Ebを結んだ直線L2と、接線L4とは、なす角度を角度A4として交わる。本実施形態において、角度A3および角度A4は、それぞれ0度よりも大きく、また、互いに異なる角度であってもよい。
図5に示すように、直線L1および直線L2は、コイル導体20の中心軸に沿った方向に視て、第1角度A1をなす角度として交わる。上述したように、遷移部24a1、24b1は、接線L3、L4よりもそれぞれ端面14a、14bに向けて開いた角度に向けて延在する。そのため、第1角度A1は、コイル導体20の中心軸に沿った方向に視て、接線L3および接線L4がなす角度である第2角度A2よりも大きい。
第1角度A1が大きいほど、遷移部24a1、24b1が端面14a、14bに向けてより大きく開くこととなる。このため、第1角度A1が大きいほど、遷移部24a1、24b1はそれぞれ短くなる。また、第1角度A1が大きいほど、露出部24a2、24b2をそれぞれ長くなる。ただし、第1角度A1が大きいほど、露出部24a2、24b2を形成する際に、引出部24a、24bを巻回部の湾曲方向に向けて曲げる角度が大きくなり、コイル導体20の加工が難しくなる。そのため、第1角度A1は、75度以上180度未満であることが望ましい。また、第1角度A1は、85度以上105度以下であることが更に望ましい。本実施形態において、第1角度A1は、95度である。
図6は、上面12に平行な断面におけるコイル導体20の要部断面図であり、引出点Daの近傍を示す。
図6に示すように、引出部24aが巻回部22から引き出されることにより、引出部24aと巻回部22との間には、楔型の隙間である剥離部23が形成される。剥離部23には、コア30を形成する混合粉が充填される。剥離部23は、巻回部22の外周にある導線20aおよび被覆層と、遷移部24a1の導線20aおよび被覆層と、の間で融着層20cが二股に分岐することによって形成される。
上述したように、引出点Daは遷移部24a1が巻回部22から引き出される点であるが、引出点Daのより具体的な定義は、巻回部22の外周の導線20aにおいて、剥離部23の先端23aに最も近い点である。引出点Daの位置は、巻回部22および引出部24aを含む上面12に平行な任意の断面における、剥離部23の先端23aに最も近い巻回部22の外周の導線20a上の点の位置であると見做せる。
また、上述したように、接線L3は、引出点Daにおける、巻回部22の外周に対する接線である。より具体的には、接線L3は、導線20aについての引出点Daおける接線である。接線L3は、それぞれインダクタ1を上面12の法線方向から透視した図、または、巻回部22および引出部24aを含む上面12に平行な任意の断面図において、それぞれ特定される。
引出点Daと同様に、引出点Dbは、引出部24bと巻回部22との間に形成される剥離部23の先端23aに最も近い、巻回部22の外周の導線20a上の点である。また、接線L3と同様に、接線L4は、導線20aについての引出点Dbにおける接線である。
図7は、端面14a側から視たインダクタ1の側面図である。
図7に示すように、露出点Eaは、露出部24a2において、引出部24aの先端24a3から、側面16の法線方向に最も離れた点である。
図7に示すように、露出部24a2は、長さ方向DLから視て、辺13aの二等分点および13bの二等分点を通る端面14aの二等分線Cwを横切ることが望ましい。換言すれば、引出部24aの先端24a3は、長さ方向DLから視て、露出点Eaとの間に、二等分線Cwを挟んだ位置にあることが望ましい。これにより、巻回部22から露出部24a2までを繋ぐ導線の長さは短くなり、そのため、インダクタ1の直流抵抗を低減できる。
上述したように、露出部24a2、24b2が端面14a、14bから露出する面積が大きいほど、インダクタ1の直流抵抗が低くなり、且つ、外部電極4とコイル導体20との間の接続が強固になる。そのため、露出部24a2、24b2の長さW1は可能な限り長いことが望ましい。インダクタ1の直流抵抗を低減し、外部電極4とコイル導体20との間の接続を強固にするためには、具体的には、長さW1は、一対の側面16の間の幅Wの1/7以上1/2以下であることが望ましい。1/7より小さいとインダクタ1の直流抵抗に悪影響が生じ、1/2より大きいと、コイル導体20を金型にセットし難くなる。
露出点Ebは、露出点Eaと同様に、露出部24b2において、引出部24bの先端24b3から、側面16の法線方向に最も離れた点である。また、露出部24b2は、露出部24a2と同様に、長さ方向DLから視て、上面12と端面14bとの間の辺の二等分点、および、底面10と端面14bとの間の辺の二等分点を通る、端面14bの二等分線を横切ることが望ましい。また、露出部24a2と同様に、露出部24b2の、上面12と端面14bとの間の辺および底面10と端面14bとの間の辺に沿った方向における長さは、一対の側面16の間の幅Wの1/7以上1/2以下であることが望ましい。
[他の実施形態]
上述した実施形態では、一例としてインダクタ1を示したが、本発明は、コイル導体20と同様の構造を有する配線層を含む、インダクタ以外の任意の電子部品にも同様に適用され得る。
また、上述した実施形態では、剥離部23は、融着層20cが二股に分岐することによって形成されていたが、剥離部23はこれに限られない。剥離部23は、巻回部22の外周にある導線20aと、遷移部24a1、24b1の導線20aと、の間に形成される隙間のうち、コア30の混合粉が充填される、または、空隙となる部分であればよい。
上述した実施形態では、直線L1と接線L3とがなす角度である角度A3は、直線L2と接線L4とがなす角度である角度A4と同じ大きさの角度であったが、角度A3および角度A4の構成はこれに限られない。例えば、角度A3は角度A4よりも大きい角度であってもよい。また、角度A3は、角度A4よりも小さい角度であってもよい。すなわち、インダクタ1において角度A3と角度A4とが異なる角度であり、引出部24aと引出部24bとは非対称であってもよい。
上述した実施形態では、遷移部24a1は接線L3に対して端面14aに向けて開いた角度に延在し、遷移部24b1は接線L4に対して端面14bに向けて開いた角度に延在していたが、遷移部24a1、24b1の構成はこれに限られない。例えば、遷移部24a1は、接線L3に対して端面14aに向けて開いた角度に延在し、遷移部24b1は接線L4に対して端面14bに向けて開いていない角度に延在する構成であってもよい。すなわち、2つの遷移部24a1、24b1のうち、少なくともどちらか一方が接線L3、L4に対して端面14a、14bに向けて開いた角度であればよい。この場合、2つの露出点Ea、Ebのうち、どちらか一方は接線L3、L4上または接線L3、L4よりも巻回部22側にあり、他の一方は接線L3、L4を挟んで巻回部22から離れた側にある。
また、上述した実施形態では、露出部24a2、24b2はともに、長さ方向DLから視て、幅方向DWについての端面14a、14bの二等分線を横切るとされたが、露出部24a2、24b2の構成はこれに限られない。例えば、長さ方向DLから視て、露出部24a2、24b2のどちらか一方が幅方向DWについての端面14a、14bの二等分線を横切り、もう一方は横切らない構成としてもよい。また、露出部24a2、24b2は幅方向DWに平行でなくても、傾いていても良い。傾きは、15度以下が好ましい。
また、上述した実施形態および変形例に示す特徴構成は、任意の電子部品において相互に組み合わせて用いることができる。例えば、電子部品は、上述したインダクタの任意の組み合わせを備えるものとすることができる。
上述した全ての実施形態および変形例は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に変形及び応用が可能である。
また、上述した実施形態における水平、及び垂直等の方向や各種の数値、形状、材料は、特段の断りがない限り、それら方向や数値、形状、材料と同じ作用効果を奏する範囲(いわゆる均等の範囲)を含む。
[上記実施形態によりサポートされる構成]
上述した実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)導線が巻き回された巻回部を有するコイル導体と、前記コイル導体を埋設するコアと、を含む素体を備え、前記素体は、略直方体であって、対向する一対の主面と、前記主面に隣接して対向する一対の側面と、前記主面および前記側面に隣接して互いに対向する2つの端面と、を有し、前記巻回部の外周上の2つの引出点のそれぞれから引き出された2つの引出部は、それぞれ、前記引出点と前記素体の2つの前記端面から露出する露出点とを繋ぐ遷移部と、前記端面から露出した露出部とを有し、2つの前記露出部は、それぞれ外部電極に接続され、少なくとも一つの前記露出点は、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線を、前記巻回部との間に挟んだ位置にある、インダクタ。
構成1のインダクタによれば、引出部のうち、巻回部から露出部までを繋ぐ導線の長さが短くなる。そのため、インダクタの直流抵抗を低減できる。また、露出部が長く形成されるため、外部電極と露出部との間の直流抵抗が低減され、インダクタの直流抵抗を低減できる。
(構成2)少なくとも一方の前記露出部の、前記主面と前記端面との間の辺に沿った長さは、対向する2つの前記側面の間の距離の1/7以上1/2以下である、構成1に記載のインダクタ。
構成2のインダクタによれば、露出部と外部電極との間の直流抵抗が低減されるため、インダクタの直流抵抗を低減できる。また、露出部と外部電極との間の接続を強固にできる。
(構成3)少なくとも一方の前記露出部は、前記端面と前記主面との間の辺の二等分点を通って前記端面上に延在する前記端面の二等分線を横切る、構成1または2に記載のインダクタ。
構成3のインダクタによれば、露出部と外部電極とは、端面の中心付近において接続される。従って、巻回部から露出部までを繋ぐ導線の長さは短くなり、そのため、インダクタの直流抵抗を低減できる。
(構成4)それぞれの前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ2つの直線が前記主面の法線方向から視て互いになす第1角度は、75度以上180度未満であって、かつ、2つの前記引出点における前記巻回部の外周の2つの接線が前記主面の法線方向から視て互いになす第2角度より大きい、構成1から3のいずれかに記載のインダクタ。
構成4のインダクタによれば、引出部のうち、巻回部から露出部までを繋ぐ導線の長さは短くなり、露出部は長くなる。そのため、インダクタの直流抵抗を低減できる。
(構成5)前記第1角度は、85度以上105度以下である、構成4に記載のインダクタ。
構成5のインダクタによれば、引出部のうち、巻回部から露出部までを繋ぐ導線の長さは短くなり、露出部は長くなる。そのため、インダクタの直流抵抗を低減できる。
(構成6)一方の前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ直線が、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線となす角度は、他方の前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ直線が、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線となす角度と異なる、構成1から5のいずれかに記載のインダクタ。
構成6のインダクタによれば、一対の引出部が互いに非対称な場合であっても、インダクタの直流抵抗を低減できる。角度の差は、例えば、15度以下である。
1 インダクタ
2 素体
4 外部電極
10 底面(主面)
12 上面(主面)
14 端面
14a 端面
14b 端面
16 側面
20 コイル導体
20a 導線
22 巻回部
24 引出部
24a 引出部
24a1 遷移部
24a3 先端
24b 引出部
24b1 遷移部
24b3 先端
30 コア
A1 第1角度
A2 第2角度
A3 角度
A4 角度
Cw 二等分線
Da 引出点
Db 引出点
Ea 露出点
Eb 露出点

Claims (6)

  1. 導線が巻き回された巻回部を有するコイル導体と、前記コイル導体を埋設するコアと、を含む素体を備え、
    前記素体は、略直方体であって、対向する一対の主面と、前記主面に隣接して対向する一対の側面と、前記主面および前記側面に隣接して互いに対向する2つの端面と、を有し、
    前記巻回部の外周上の2つの引出点のそれぞれから引き出された2つの引出部は、それぞれ、前記引出点と前記素体の2つの前記端面から露出する露出点とを繋ぐ遷移部と、前記端面から露出した露出部とを有し、
    2つの前記露出部は、それぞれ外部電極に接続され、
    少なくとも一つの前記露出点は、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線を、前記巻回部との間に挟んだ位置にある、
    インダクタ。
  2. 少なくとも一方の前記露出部の、前記主面と前記端面との間の辺に沿った長さは、対向する2つの前記側面の間の距離の1/7以上1/2以下である、
    請求項1に記載のインダクタ。
  3. 少なくとも一方の前記露出部は、前記端面と前記主面との間の辺の二等分点を通って前記端面上に延在する前記端面の二等分線を横切る、
    請求項1に記載のインダクタ。
  4. それぞれの前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ2つの直線が前記主面の法線方向から視て互いになす第1角度は、75度以上180度未満であって、かつ、2つの前記引出点における前記巻回部の外周の2つの接線が前記主面の法線方向から視て互いになす第2角度より大きい、
    請求項1に記載のインダクタ。
  5. 前記第1角度は、85度以上105度以下である、
    請求項4に記載のインダクタ。
  6. 一方の前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ直線が、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線となす角度は、
    他方の前記引出部について、前記露出点と前記引出点とを結んだ直線が、前記主面の法線方向から視て、前記引出点における前記巻回部の外周の接線となす角度と異なる、
    請求項1に記載のインダクタ。
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