JP2024013607A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フライホイールのイナーシャ量を大きくする。【解決手段】動力伝達装置100は、フライホイール10とダンパ装置30とを備える。フライホイール10は、本体部11、取付部12、及び第1突出部13を有する。取付部12は、本体部11に対して径方向外側に配置される。第1突出部13は、取付部12に対して径方向外側に配置される。第1突出部13は、取付部12に対して軸方向第1側に突出する。ダンパ装置30は、本体部11に対して軸方向第1側に配置される。ダンパ装置30は、取付部12に取り付けられる。【選択図】図4
Description
本発明は、動力伝達装置に関する。
動力伝達装置は、エンジンのトルク変動を吸収するように構成されている。この動力伝達装置は、フライホイール及びダンパ装置を有している。
トルク変動をより吸収するために、フライホイールのイナーシャ量を大きくすることが要望されている。そこで、本発明の課題は、フライホイールのイナーシャ量を大きくすることのできる動力伝達装置を提供することにある。
第1態様に係る動力伝達装置は、フライホイールとダンパ装置とを備える。フライホイールは、本体部、取付部、及び第1突出部を有する。取付部は、本体部に対して径方向外側に配置される。第1突出部は、取付部に対して径方向外側に配置される。第1突出部は、取付部に対して軸方向第1側に突出する。ダンパ装置は、本体部に対して軸方向第1側に配置される。ダンパ装置は、取付部に取り付けられる。
この構成によれば、フライホイールは、ダンパ装置が取り付けられる取付部の径方向外側において軸方向第1側に突出する第1突出部を有しているため、そのイナーシャ量を大きくすることができる。
第2態様に係る動力伝達装置は、第1態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。第1突出部は、周方向に延びる環状である。
第3態様に係る動力伝達装置は、第2態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。第1突出部は、軸方向第1側に向かって外径が小さくなる。
第4態様に係る動力伝達装置は、第1から第3態様のいずれかに係る動力伝達装置において、次のように構成されている。第1突出部は、軸方向第1側に向かって厚さが薄くなる。
第5態様に係る動力伝達装置は、第2又は第3態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。第1突出部は、第1内周面と、第2内周面とを有する。第2内周面は、第1内周面に対して軸方向第2側に配置される。第2内周面は、第1内周面よりも内径が小さい。
第6態様に係る動力伝達装置は、第1から第5態様のいずれかに係る動力伝達装置において、次のように構成されている。取付部は、本体部に対して軸方向第1側に突出している。
第7態様に係る動力伝達装置は、第1から第6態様のいずれかに係る動力伝達装置において、次のように構成されている。取付部は、取付面と溝部とを有する。取付面は、軸方向の第1側を向く。溝部は、取付面の外周端部に形成される。溝部は、周方向に延びる。
第8態様に係る動力伝達装置は、第1から第7態様のいずれかに係る動力伝達装置において、次のように構成されている。フライホイールは、第2突出部を有する。第2突出部は、取付部に対して径方向外側に配置される。第2突出部は、取付部に対して軸方向第2側に突出する。
第9態様に係る動力伝達装置は、第1から第8態様のいずれかに係る動力伝達装置において、次のように構成されている。ダンパ装置は、ダンパユニットと、トルクリミッタユニットとを有する。ダンパユニットは、トルク変動を吸収するように構成される。トルクリミッタユニットは、所定値以上のトルクの伝達を規制するように構成される。トルクリミッタユニットは、ダンパユニットに対して径方向外側に配置される。トルクリミッタユニットは、取付部に取り付けられる。
第10態様に係る動力伝達装置は、第9態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。ダンパユニットは、第1入力プレートと、第2入力プレートと、第1締結部と、出力プレートと、弾性部材とを有する。第2入力プレートは、第1入力プレートに対して軸方向の第2側に配置される。第2入力プレートは、第1入力プレートと一体的に回転する。第1締結部は、第1入力プレートと2入力プレートとを締結する。弾性部材は、出力プレートと第1及び第2入力プレートとを弾性的に接続する。第1締結部は、軸方向視において、トルクリミッタユニットと重複する。
第11態様に係る動力伝達装置は、第10態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。トルクリミッタユニットは、摩擦プレートと、第2締結部とを有する。第2締結部は、摩擦プレートと第1入力プレート又は第2入力プレートとを締結する。第2締結部は、第1締結部に対して径方向内側に配置される。
第12態様に係る動力伝達装置は、第10又は第11態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。トルクリミッタユニットは、第1サイドプレートと、第2サイドプレートと、摩擦プレートと、第1摩擦材とを有する。第1サイドプレートは、環状である。第2サイドプレートは、第1サイドプレートに対して軸方向の第2側に配置される。第2サイドプレートは、環状である。摩擦プレートは、第1及び第2入力プレートと一体的に回転する。第1摩擦材は、摩擦プレートと第1サイドプレートとの間に配置される。第1突出部の先端面は、第1サイドプレートに対して軸方向第1側に位置する。
第13態様に係る動力伝達装置は、第12態様に係る動力伝達装置において、次のように構成されている。第1入力プレートの外周端部は、第1サイドプレートの内周端部に対して軸方向の第1側に配置される。第1入力プレートの外径は、第1サイドプレートの内径よりも大きい。第1締結部は、第1サイドプレートに対して軸方向の第1側に配置される。
本発明によれば、フライホイールのイナーシャ量を大きくすることができる。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る動力伝達装置100の正面図であり、図2は、図1のII-II線断面図である。図2において、O-O線は動力伝達装置100の回転軸である。図2において、動力伝達装置100の左側にエンジンが配置され、右側に電動機や変速装置等を含む駆動ユニットが配置される。
図1は、本実施形態に係る動力伝達装置100の正面図であり、図2は、図1のII-II線断面図である。図2において、O-O線は動力伝達装置100の回転軸である。図2において、動力伝達装置100の左側にエンジンが配置され、右側に電動機や変速装置等を含む駆動ユニットが配置される。
なお、以下の説明において、軸方向とは、動力伝達装置100の回転軸Oが延びる方向である。軸方向第1側とは、後述する第1突出部13が突出する側を意味し、軸方向第2側とは軸方向第1側の反対側を意味する。具体的には、軸方向の第1側とは、図2の右側を意味し、軸方向の第2側は図2の左側を意味する。すなわち、本実施形態では、軸方向の第1側は、出力側を意味し、軸方向の第2側は入力側を意味する。また、周方向とは、回転軸Oを中心とした円の周方向であり、径方向とは、回転軸Oを中心とした円の径方向である。なお、周方向とは、回転軸Oを中心とした円の周方向に完全に一致している必要はなく、また、径方向とは、回転軸Oを中心とした円の直径方向に完全に一致している必要はない。
図1及び図2に示すように、動力伝達装置100は、フライホイール10と、ダンパ装置30とを有している。フライホイール10とダンパ装置30とは、基本的に、互いに一体的に回転する。
[フライホイール]
フライホイール10は、回転軸Oを中心に回転可能に配置されている。フライホイール10は、本体部11、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14を有している。本体部11、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14は、一つの部材として互いに一体的に構成されている。なお、本体部11は、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14と別部材として構成されていてもよい。この場合、本体部11をフレキシブルプレートとすることができる。また、フライホイール10は、第2突出部14を有していなくてもよい。
フライホイール10は、回転軸Oを中心に回転可能に配置されている。フライホイール10は、本体部11、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14を有している。本体部11、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14は、一つの部材として互いに一体的に構成されている。なお、本体部11は、取付部12、第1突出部13、及び第2突出部14と別部材として構成されていてもよい。この場合、本体部11をフレキシブルプレートとすることができる。また、フライホイール10は、第2突出部14を有していなくてもよい。
本体部11は、円板状である。取付部12は、本体部11に対して径方向外側に配置されている。取付部12は、周方向に延びる環状である。取付部12は、本体部11に対して軸方向第1側に突出している。
図3に示すように、取付部12は、取付面121を有している。取付面121は、軸方向第1側を向く面である。軸方向視において、取付面121は、環状である。取付部12は、取付面121上に、複数のネジ孔122を有している。複数のネジ孔122は、周方向に配列されている。また、取付部12は、複数のノックピン(図示省略)を有している。複数のノックピンは、周方向に配列されている。ノックピンは、取付面121から軸方向第1側に突出している。このノックピンを、ダンパ装置の外周部に形成されたノックピン用穴に挿入することによって、ダンパ装置30は、フライホイール10に対して位置決めがされる。
取付部12は、取付面121の外周端部に、溝部123を有している。溝部123は、周方向に延びている。軸方向第1側から見ると、溝部123は、環状である。
第1突出部13は、取付部12に対して径方向外側に配置されている。第1突出部13は、周方向に延びる環状である。第1突出部13は、取付部12に対して軸方向第1側に突出している。すなわち、第1突出部13の先端面130は、取付部12の取付面121に対して軸方向第1側に位置している。なお、第1突出部13の先端面130は、軸方向第1側を向いている。
第1突出部13は、軸方向第1側に向かって厚さtが徐々に薄くなっている。第1突出部13は、軸方向第1側に向かって外径が徐々に小さくなっている。なお、第1突出部13は、外径が一定であってもよい。
第1突出部13は、第1内周面131と、第2内周面132とを有している。第2内周面132は、第1内周面131に対して軸方向第2側に配置されている。第2内周面132は、第1内周面131よりも内径が小さい。第2内周面132は、ダンパ装置30の外周面と当接している。なお、第1内周面131は、ダンパ装置30と径方向において間隔をあけて配置されている。
第2突出部14は、取付部12に対して径方向外側に配置されている。第2突出部14は、周方向に延びる環状である。第2突出部14は、取付部12に対して軸方向第2側に突出している。すなわち、第2突出部14は、第1突出部13と反対側に突出している。第2突出部14の先端面141は、本体部11に対して軸方向第2側に位置している。なお、第2突出部14の先端面141は、軸方向第2側を向いている。
第2突出部14は、軸方向第1側に向かって外径が徐々に小さくなっている。なお、フライホイール10の外径は、軸方向第1側向かって徐々に小さくなっている。また、第2突出部14は、軸方向第1側に向かって内径が徐々に小さくなっている。
[ダンパ装置]
図1及び図2に示すように、ダンパ装置30は、フライホイール10と駆動ユニットの入力シャフト111との間に設けられている。ダンパ装置30は、エンジンと駆動ユニットとの間で伝達されるトルクを制限するとともに、回転変動を減衰するように構成されている。
図1及び図2に示すように、ダンパ装置30は、フライホイール10と駆動ユニットの入力シャフト111との間に設けられている。ダンパ装置30は、エンジンと駆動ユニットとの間で伝達されるトルクを制限するとともに、回転変動を減衰するように構成されている。
ダンパ装置30は、フライホイール10に対して、軸方向の第1側に配置されている。詳細には、ダンパ装置30は、本体部11に対して軸方向第1側に配置されている。
ダンパ装置30は、フライホイール10に取り付けられている。詳細には、ダンパ装置30は、その外周端部において、フライホイール10の取付部12に取り付けられている。ダンパ装置30は、第1突出部13に対して、径方向内側に配置されている。ダンパ装置30は、ダンパユニット2と、トルクリミッタユニット5と、を有している。
[トルクリミッタユニット5]
トルクリミッタユニット5は、フライホイール10に取り付けられるように構成されている。詳細には、トルクリミッタユニット5は、その外周部において、フライホイール10の取付部12に取り付けられている。
トルクリミッタユニット5は、フライホイール10に取り付けられるように構成されている。詳細には、トルクリミッタユニット5は、その外周部において、フライホイール10の取付部12に取り付けられている。
トルクリミッタユニット5は、ダンパユニット2に対して径方向外側に配置されている。トルクリミッタユニット5は、フライホイール10とダンパユニット2との間で伝達されるトルクを制限するように構成されている。すなわち、トルクリミッタユニット5は、所定値以上のトルクの伝達を規制するように構成されている。
図4及び図5に示すように、トルクリミッタユニット5は、第1サイドプレート51、第2サイドプレート52、プレッシャプレート53、コーンスプリング54、第1摩擦材55a、第2摩擦材55b、摩擦プレート56、及び第2締結部57を有している。
<第1サイドプレート>
第1サイドプレート51は、環状である。第1サイドプレート51は、フライホイール10の取付部12に取り付けられる。このため、第1サイドプレート51は、フライホイール10からトルクが伝達される。なお、第1サイドプレート51は、その外周部において、取付部12に取り付けられている。また、第1サイドプレート51は、ボルト102によって、取り付けられる。第1突出部13の内周面は、ボルト102と対向している。
第1サイドプレート51は、環状である。第1サイドプレート51は、フライホイール10の取付部12に取り付けられる。このため、第1サイドプレート51は、フライホイール10からトルクが伝達される。なお、第1サイドプレート51は、その外周部において、取付部12に取り付けられている。また、第1サイドプレート51は、ボルト102によって、取り付けられる。第1突出部13の内周面は、ボルト102と対向している。
第1サイドプレート51の外周面は、第1突出部13の内周面と対向している。第1サイドプレート51の外周面は、第1突出部13の第2内周面132と当接している。また、第1サイドプレート51の外周面は、第1突出部13の第1内周面131と間隔をあけている。第1突出部13の先端面130は、第1サイドプレート51に対して軸方向第1側に位置している。
<第2サイドプレート>
第2サイドプレート52は、環状である。第2サイドプレート52は、第1サイドプレート51に対して、軸方向の第2側に配置されている。第2サイドプレート52は、第1サイドプレート51とともに、フライホイール10の取付部12に取り付けられる。なお、第2サイドプレート52は、リベット(図示省略)などによって、第1サイドプレート51に固定されていてもよい。この場合、第2サイドプレート52は、フライホイール10に取り付けられていなくてもよい。
第2サイドプレート52は、環状である。第2サイドプレート52は、第1サイドプレート51に対して、軸方向の第2側に配置されている。第2サイドプレート52は、第1サイドプレート51とともに、フライホイール10の取付部12に取り付けられる。なお、第2サイドプレート52は、リベット(図示省略)などによって、第1サイドプレート51に固定されていてもよい。この場合、第2サイドプレート52は、フライホイール10に取り付けられていなくてもよい。
第2サイドプレート52の外周面は、第1突出部13の内周面と対向している。第2サイドプレート52の外周面は、第1突出部13の第2内周面132と当接している。なお、第2サイドプレート52の外周面は、第1突出部13の第2内周面132と当接していなくてもよい。
第2サイドプレート52は、第1サイドプレート51と軸方向において間隔をあけて配置されている。詳細には、第2サイドプレート52は、外周部521と、内周部522とを有する。そして、第2サイドプレート52の内周部522は、第1サイドプレート51と軸方向において間隔をあけて配置される。なお、第2サイドプレート52の外周部521は、第1サイドプレート51の外周部と接触している。第2サイドプレート52の外周部521は、フライホイール10の取付部12に取り付けられている。
第2サイドプレート52の内径は、第1サイドプレート51の内径よりも大きい。第2サイドプレート52の板厚は、第1サイドプレート51の板厚よりも薄い。
<摩擦プレート>
摩擦プレート56は、環状である。摩擦プレート56は、第1及び第2入力プレート21,22と一体的に回転するように構成されている。摩擦プレート56は、第2入力プレート22に対して、軸方向の第2側に配置されている。摩擦プレート56は、第2入力プレート22よりも薄い。摩擦プレート56は、軸方向において、第1サイドプレート51と第2サイドプレート52との間に配置されている。
摩擦プレート56は、環状である。摩擦プレート56は、第1及び第2入力プレート21,22と一体的に回転するように構成されている。摩擦プレート56は、第2入力プレート22に対して、軸方向の第2側に配置されている。摩擦プレート56は、第2入力プレート22よりも薄い。摩擦プレート56は、軸方向において、第1サイドプレート51と第2サイドプレート52との間に配置されている。
<第2締結部>
第2締結部57は、摩擦プレート56をダンパユニット2に締結している。詳細には、第2締結部57は、摩擦プレート56と第2入力プレート22とを締結している。なお、第2締結部57は、摩擦プレート56と第1入力プレート21とを締結していてもよい。第2締結部57は、後述する第1締結部26に対して、径方向内側に配置されている。なお、第2締結部57は、例えばリベットである。
第2締結部57は、摩擦プレート56をダンパユニット2に締結している。詳細には、第2締結部57は、摩擦プレート56と第2入力プレート22とを締結している。なお、第2締結部57は、摩擦プレート56と第1入力プレート21とを締結していてもよい。第2締結部57は、後述する第1締結部26に対して、径方向内側に配置されている。なお、第2締結部57は、例えばリベットである。
<摩擦材>
第1及び第2摩擦材55a、55bは、環状である。第1摩擦材55aは、軸方向において、摩擦プレート56と第1サイドプレート51との間に配置されている。第2摩擦材55bは、軸方向において、摩擦プレート56と第2サイドプレート52との間に配置されている。詳細には、第2摩擦材55bは、軸方向において、摩擦プレート56とプレッシャプレート53との間に配置されている。
第1及び第2摩擦材55a、55bは、環状である。第1摩擦材55aは、軸方向において、摩擦プレート56と第1サイドプレート51との間に配置されている。第2摩擦材55bは、軸方向において、摩擦プレート56と第2サイドプレート52との間に配置されている。詳細には、第2摩擦材55bは、軸方向において、摩擦プレート56とプレッシャプレート53との間に配置されている。
第1及び第2摩擦材55a、55bは、摩擦プレート56に取り付けられている。第1摩擦材55aは、第1サイドプレート51と摩擦係合する。また、第2摩擦材55bは、プレッシャプレート53と摩擦係合する。所定値以上のトルクが入力されると、第1摩擦材55aは、第1サイドプレート51と摺動し、第2摩擦材55bは、プレッシャプレート53と摺動する。この結果、第1サイドプレート51と摩擦プレート56とは相対回転する。なお、第1摩擦材55aは、第1サイドプレート51に固定されており、摩擦プレート56と摩擦係合していてもよい。また、第2摩擦材55bは、プレッシャプレート53に固定されており、摩擦プレート56と摩擦係合していてもよい。
<プレッシャプレート>
プレッシャプレート53は、環状である。プレッシャプレート53は、軸方向において、第1サイドプレート51と第2サイドプレート52との間に配置されている。詳細には、プレッシャプレート53は、軸方向において、第2摩擦材55bとコーンスプリング54との間に配置されている。
プレッシャプレート53は、環状である。プレッシャプレート53は、軸方向において、第1サイドプレート51と第2サイドプレート52との間に配置されている。詳細には、プレッシャプレート53は、軸方向において、第2摩擦材55bとコーンスプリング54との間に配置されている。
<コーンスプリング>
コーンスプリング54は、軸方向において、第2サイドプレート52とプレッシャプレート53との間に配置されている。コーンスプリング54は、プレッシャプレート53を軸方向の第1側に向かって付勢している。これにより、プレッシャプレート53と第1サイドプレート51とによって、摩擦プレート56、並びに第1及び第2摩擦材55a、55bを挟み込む。
コーンスプリング54は、軸方向において、第2サイドプレート52とプレッシャプレート53との間に配置されている。コーンスプリング54は、プレッシャプレート53を軸方向の第1側に向かって付勢している。これにより、プレッシャプレート53と第1サイドプレート51とによって、摩擦プレート56、並びに第1及び第2摩擦材55a、55bを挟み込む。
[ダンパユニット2]
図6に示すように、ダンパユニット2は、第1入力プレート21、第2入力プレート22、スプラインハブ23、複数の弾性部材24、及び複数の第1締結部26を有している。また、ダンパユニット2は、ヒス発生機構25を有している。ダンパユニット2は、トルク変動を吸収するように構成されている。
図6に示すように、ダンパユニット2は、第1入力プレート21、第2入力プレート22、スプラインハブ23、複数の弾性部材24、及び複数の第1締結部26を有している。また、ダンパユニット2は、ヒス発生機構25を有している。ダンパユニット2は、トルク変動を吸収するように構成されている。
<第1及び第2入力プレート>
第1入力プレート21及び第2入力プレート22は、ともに中心孔を有する環状の部材である。第1入力プレート21は、第2入力プレート22よりも大きい外径を有している。なお、第1入力プレート21は、第2入力プレート22よりも小さい外径を有していてもよいし、第2入力プレートと同じ外径を有していてもよい。
第1入力プレート21及び第2入力プレート22は、ともに中心孔を有する環状の部材である。第1入力プレート21は、第2入力プレート22よりも大きい外径を有している。なお、第1入力プレート21は、第2入力プレート22よりも小さい外径を有していてもよいし、第2入力プレートと同じ外径を有していてもよい。
第1入力プレート21と第2入力プレート22とは、軸方向において互いに間隔をあけて配置されている。第2入力プレート22は、第1入力プレート21に対して軸方向の第2側に配置されている。第1入力プレート21と第2入力プレート22とは、互いに一体的に回転する。また、第1入力プレート21と第2入力プレート22とは、軸方向に相対的に移動不能である。
第1入力プレート21は、複数の第1窓部211を有している。なお、本実施形態では、第1入力プレート21は、4つの第1窓部211を有している。各第1窓部211は、周方向において配列している。
第2入力プレート22は、複数の第2窓部221を有している。なお、本実施形態では、第2入力プレート22は、4つの第2窓部221を有している。各第2窓部221は、周方向において配列している。各第2窓部221は、軸方向視において、各第1窓部211と重複する位置に配置されている。
図1に示すように、第1入力プレート21は、第1プレート本体212と、複数の第1取付部213とを有している。なお、本実施形態では、第1入力プレート21は、4つの第1取付部213を有している。
第1プレート本体212は、環状である。第1取付部213は、第1プレート本体212の外周面から径方向外側に突出している。各第1取付部213は、周方向において、間隔をあけて配置されている。
第1入力プレート21の外周端部は、第1サイドプレート51の内周端部に対して、軸方向の第1側に配置されている。軸方向視において、第1入力プレート21の外周端部は、第1サイドプレート51の内周端部と重複している。なお、第1入力プレート21の外周端部とは、第1プレート本体212の外周端部を意味する。
第1入力プレート21の外径は、第1サイドプレート51の内径よりも大きい。このため、軸方向の第1側から見た場合、第1サイドプレート51の内周縁は、第1入力プレート21に覆われており見えない。なお、第1入力プレート21の外径とは、第1プレート本体212の外径を意味する。
図6及び図7に示すように、第2入力プレート22は、第2プレート本体222と、複数の延在部223と、複数の第2取付部224とを有している。なお、本実施形態では、第2入力プレート22は、4つの延在部223と、4つの第2取付部224とを有している。
第2プレート本体222は、環状である。延在部223は、第2プレート本体222の外周部から軸方向の第1側に延びている。各延在部223は、周方向において、間隔をあけて配置されている。
第2取付部224は、延在部223から径方向外側に延びている。詳細には、第2取付部224は、延在部223の軸方向第1側端部から、径方向外側に延びている。各第2取付部224は、周方向において、間隔をあけて配置されている。
第2入力プレート22の外径は、第1サイドプレート51の内径よりも小さい。また、第2入力プレート22の外径は、第1入力プレート21の外径よりも小さい。なお、第2入力プレート22の外径は、第1入力プレート21の外径よりも大きくてもよいし、第1入力プレート21の外径と同じでもよい。ここで、第2入力プレート22の外径とは、第2プレート本体222の外径を意味する。
<第1締結部>
第1締結部26は、第1入力プレート21と第2入力プレート22とを締結している。詳細には、第1締結部26は、第1入力プレート21の第1取付部213と、第2入力プレート22の第2取付部224とを締結している。第1締結部26は、例えばリベットである。
第1締結部26は、第1入力プレート21と第2入力プレート22とを締結している。詳細には、第1締結部26は、第1入力プレート21の第1取付部213と、第2入力プレート22の第2取付部224とを締結している。第1締結部26は、例えばリベットである。
第1締結部26は、第1サイドプレート51に対して、軸方向の第1側に配置されている。また、第1締結部26は、軸方向視において、第1サイドプレート51と重複するように配置されている。
<スプラインハブ23>
図6及び図8に示すように、スプラインハブ23は、第1及び第2入力プレート21,22からのトルクを出力側の装置に伝達するように構成されている。スプラインハブ23は、ボス部231、フランジ部232(出力プレートの一例)、及び複数の収容孔233を有している。ボス部231とフランジ部232とは、1つの部材によって一体的に構成されているが、別部材によって構成されていてもよい。
図6及び図8に示すように、スプラインハブ23は、第1及び第2入力プレート21,22からのトルクを出力側の装置に伝達するように構成されている。スプラインハブ23は、ボス部231、フランジ部232(出力プレートの一例)、及び複数の収容孔233を有している。ボス部231とフランジ部232とは、1つの部材によって一体的に構成されているが、別部材によって構成されていてもよい。
ボス部231は筒状であり、第1入力プレート21及び第2入力プレート22の中心孔内に配置されている。ボス部231の内周部には、軸方向に延びるスプライン孔が形成されている。このスプライン孔に出力側の部材である入力シャフト111がスプライン係合可能である。
フランジ部232は、ボス部231の外周面から径方向に延びている。フランジ部232は、環状に形成されている。フランジ部232は、軸方向において、第1入力プレート21と第2入力プレート22との間に配置されている。フランジ部232は、第1サイドプレート51に対して、軸方向の第1側に配置されている。
収容孔233は、フランジ部232に形成されている。なお、本実施形態では、4つの収容孔233を有している。各収容孔233は、周方向において配列している。各収容孔233は、軸方向視において、各第1窓部211及び各第2窓部221と重複する位置に配置されている。
スプラインハブ23は、複数のストッパ部234を有している。本実施形態では、スプラインハブ23は、4つのストッパ部234を有している。ストッパ部234は、フランジ部232の外周面から径方向外側に突出している。このストッパ部234に、第2入力プレート22の延在部223が当接することによって、第1及び第2入力プレート21、22のスプラインハブ23に対する相対回転が規制される。
<弾性部材>
図1及び図6に示すように、弾性部材24は、第1及び第2入力プレート21,22とフランジ部232とを回転方向に弾性的に連結するように構成されている。弾性部材24は、例えば、コイルスプリングである。
図1及び図6に示すように、弾性部材24は、第1及び第2入力プレート21,22とフランジ部232とを回転方向に弾性的に連結するように構成されている。弾性部材24は、例えば、コイルスプリングである。
弾性部材24は、フランジ部232の収容孔233に収容されている。また、弾性部材24は、第1入力プレート21の第1窓部211に収容されるとともに、第2入力プレート22の第2窓部221にも収容されている。
<ヒス発生機構>
ヒス発生機構25は、第1及び第2入力プレート21,22と、スプラインハブ23とが相対回転したときに、ヒステリシストルクを発生させるように構成されている。
ヒス発生機構25は、第1及び第2入力プレート21,22と、スプラインハブ23とが相対回転したときに、ヒステリシストルクを発生させるように構成されている。
[動作]
エンジンからフライホイール10に伝達されたトルクは、トルクリミッタユニット5を介してダンパユニット2に入力される。ダンパユニット2では、第1及び第2入力プレート21,22にトルクが入力され、このトルクは、弾性部材24を介してスプラインハブ23に伝達される。そして、スプラインハブ23から、入力シャフト111を介して、出力側の電動機、発電機、又は変速機等に動力が伝達される。
エンジンからフライホイール10に伝達されたトルクは、トルクリミッタユニット5を介してダンパユニット2に入力される。ダンパユニット2では、第1及び第2入力プレート21,22にトルクが入力され、このトルクは、弾性部材24を介してスプラインハブ23に伝達される。そして、スプラインハブ23から、入力シャフト111を介して、出力側の電動機、発電機、又は変速機等に動力が伝達される。
また、例えば、エンジン始動時においては、出力側からエンジンに過大なトルクが伝達される場合がある。このような場合は、トルクリミッタユニット5によってエンジン側に伝達されるトルクが所定値以下に制限される。
[変形例]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。また、下記の変形例は同時に適用することができる。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。また、下記の変形例は同時に適用することができる。
(a)上記実施形態では、第1突出部13は、連続して周方向に延びているが、第1突出部13の形状はこれに限定されない。例えば、第1突出部13は、断続的に周方向に延びていてもよい。
(b)上記実施形態では、取付部12が本体部11に対して軸方向第1側に突出していたが、取付部12の構成はこれに限定されない。すなわち、取付部12は、本体部11に対して軸方向第1側に突出していなくてもよい。
2 :ダンパユニット
21 :第1入力プレート
22 :第2入力プレート
24 :弾性部材
26 :第1締結部
5 :トルクリミッタユニット
51 :第1サイドプレート
52 :第2サイドプレート
55a :第1摩擦材
56 :摩擦プレート
57 :第2締結部
10 :フライホイール
11 :本体部
12 :取付部
121 :取付面
123 :溝部
13 :第1突出部
130 :先端面
131 :第1内周面
132 :第2内周面
14 :第2突出部
30 :ダンパ装置
100 :動力伝達装置
21 :第1入力プレート
22 :第2入力プレート
24 :弾性部材
26 :第1締結部
5 :トルクリミッタユニット
51 :第1サイドプレート
52 :第2サイドプレート
55a :第1摩擦材
56 :摩擦プレート
57 :第2締結部
10 :フライホイール
11 :本体部
12 :取付部
121 :取付面
123 :溝部
13 :第1突出部
130 :先端面
131 :第1内周面
132 :第2内周面
14 :第2突出部
30 :ダンパ装置
100 :動力伝達装置
Claims (13)
- 本体部、前記本体部に対して径方向外側に配置される取付部、及び前記取付部に対して径方向外側に配置され前記取付部に対して軸方向第1側に突出する第1突出部、を有するフライホイールと、
前記本体部に対して軸方向第1側に配置され、前記取付部に取り付けられるダンパ装置と、
を備える、動力伝達装置。
- 前記第1突出部は、周方向に延びる環状である、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記第1突出部は、軸方向第1側に向かって外径が小さくなる、
請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記第1突出部は、軸方向第1側に向かって厚さが薄くなる、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記第1突出部は、
第1内周面と、
前記第1内周面に対して軸方向第2側に配置され、前記第1内周面よりも内径が小さい第2内周面と、
を有する、
請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記取付部は、前記本体部に対して軸方向第1側に突出している、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記取付部は、
軸方向の第1側を向く取付面と、
前記取付面の外周端部に形成され、周方向に延びる溝部と、
を有する、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記フライホイールは、
前記取付部に対して径方向外側に配置され、前記取付部に対して軸方向第2側に突出する第2突出部、
を有する、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記ダンパ装置は、
トルク変動を吸収するように構成されるダンパユニットと、
所定値以上のトルクの伝達を規制するように構成されるトルクリミッタユニットと、
を有し、
前記トルクリミッタユニットは、前記ダンパユニットに対して径方向外側に配置され、前記取付部に取り付けられる、
請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記ダンパユニットは、
第1入力プレートと、
前記第1入力プレートに対して軸方向の第2側に配置され、前記第1入力プレートと一体的に回転する第2入力プレートと、
前記第1入力プレートと前記2入力プレートとを締結する第1締結部と、
出力プレートと、
前記出力プレートと前記第1及び第2入力プレートとを弾性的に接続する弾性部材と、
を有し、
前記第1締結部は、軸方向視において、前記トルクリミッタユニットと重複する、
請求項9に記載の動力伝達装置。
- 前記トルクリミッタユニットは、
摩擦プレートと、
前記摩擦プレートと前記第1入力プレート又は前記第2入力プレートとを締結する第2締結部と、
を有し、
前記第2締結部は、前記第1締結部に対して径方向内側に配置される、
請求項10に記載の動力伝達装置。
- 前記トルクリミッタユニットは、
環状の第1サイドプレートと、
前記第1サイドプレートに対して軸方向の第2側に配置される環状の第2サイドプレートと、
前記第1及び前記第2入力プレートと一体的に回転する摩擦プレートと、
前記摩擦プレートと前記第1サイドプレートとの間に配置される第1摩擦材と、
を有し、
前記第1突出部の先端面は、前記第1サイドプレートに対して軸方向第1側に位置する、
請求項10に記載の動力伝達装置。
- 前記第1入力プレートの外周端部は、前記第1サイドプレートの内周端部に対して軸方向の第1側に配置され、
前記第1入力プレートの外径は、前記第1サイドプレートの内径よりも大きく、
前記第1締結部は、前記第1サイドプレートに対して軸方向の第1側に配置される、
請求項12に記載の動力伝達装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022115821A JP2024013607A (ja) | 2022-07-20 | 2022-07-20 | 動力伝達装置 |
US18/336,763 US20240026950A1 (en) | 2022-07-20 | 2023-06-16 | Power Transmission Device |
CN202310729346.4A CN117432750A (zh) | 2022-07-20 | 2023-06-19 | 动力传递装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022115821A JP2024013607A (ja) | 2022-07-20 | 2022-07-20 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024013607A true JP2024013607A (ja) | 2024-02-01 |
Family
ID=89555958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022115821A Pending JP2024013607A (ja) | 2022-07-20 | 2022-07-20 | 動力伝達装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20240026950A1 (ja) |
JP (1) | JP2024013607A (ja) |
CN (1) | CN117432750A (ja) |
-
2022
- 2022-07-20 JP JP2022115821A patent/JP2024013607A/ja active Pending
-
2023
- 2023-06-16 US US18/336,763 patent/US20240026950A1/en active Pending
- 2023-06-19 CN CN202310729346.4A patent/CN117432750A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
---|---|
CN117432750A (zh) | 2024-01-23 |
US20240026950A1 (en) | 2024-01-25 |
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